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今日はマシュマロにいただいたご質問に回答していきたいと思うんですが、
昨日、私がやっているオンラインサロン、服装心理ラボの月1回のライブ配信の日で、
それは喋りまくるわけなんですけど、いつもだったらそれぐらい平気なんですけど、
季節の変わり目、気温の上下に弱くてですね、喉がガラガラになっております。
なので、今日はいつにも増して低めの声でお届けしておりますが、
ちょっとお聞き苦しかったら申し訳ありませんが、それでもラジオは更新したいということでやっております。
ということで、読んでいきたいと思います。
マシュマロにいただいたご質問です。
久野先生、こんにちは。いつも楽しく拝聴させていただいております。
私がこのラジオを聞く理由の一つに、久野先生の喋り方が好きというのがあります。
迷路を解括してテンポ良く、理論的にお話しされる中にも、
聞いている人への寄り添いや、相手のことを想像した言葉選びなどが聞いていて心地よく、
これは実際に生で人と向き合う接客をされていた久野さんならではと勝手に思ったりしています。
私も仕事でプレゼンや商談をする機会が多く、久野さんのようにお話しできるようになりたいと思っているのですが、
久野さんはご自身の喋りのテンポやリズムを確立するまでに何か気をつけていたことがありましたら、
ご教示いただきたいです。また話し方講座やコーチングのようなものは受けられたのでしょうか。
ぜひお伺いできればと思います。よろしくお願いします。
ということで、ラジオネーム矢野さかなさんからいただきました。ありがとうございます。
何か時々こういうすごい褒めてくださるメッセージいただいて非常に嬉しいんですけど、
それを自分で読み上げるという気恥かしさが何度もありますし、
この話し方を褒めていただく回、それにお答えする回に私の声がガラガラというですね、
運命の皮肉も感じつつ、めげずにやっていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。オシャレなノロイトクラジオ、本日で551回目の配信でございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールオシャレの呪いをバーサバーサと解いていきます。
服装心理学をベースにオシャレをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
はい、ということでね、話し方についてご質問いただいたんですけれども、
もともと話するのが好きというか、そんなに不得意な方ではなく、うまいかどうかは別として苦手意識はそんなになかったかなと思うんですよね。
なので私も就職して、まずはじめがマーチャンダイザーという仕事でね、
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自分のブランドだったり企画内容だったりをプレゼンする機会がすごく多かったんですけど、
その時も新入社員にも関わらずよく喋るねって言われてたので、
それもなんかよくそんな自信満々で喋るよねって言われたんですよね、先輩たちに。
だからこの辺はちょっとね、私のもともとの図太さみたいなところは当然あるんだと思うんですけども、
まあでもそうは言ってもやっぱり喋りが生業ではなかったので、今思うとだいぶ拙い部分が多くてですね。
で、起業してからある種喋りが仕事っていう部分にはなったんですよね。
パーソナルスタイリングもお客様にファッションのノウハウを教えするっていうことでは喋ることが仕事ですし、
私の場合はそれに加えてこの起業研修だったり講演会だったりっていう仕事も多かったので、
まさにこの喋るっていうことがメインの仕事になった時に、やっぱりこうちょっとちゃんと見直さなきゃなっていうことは思いました。
で、その時にやったこととか気をつけるべきことみたいなことをちょっと今日は3つご紹介していこうかなと思います。
まず一つは、さかなさんもメッセージの中に書いてくださったんですけども、
話し方講座やコーチングのようなものを受けられましたかってことなんですけども、
こちらに関しては明確にその話し方講座って名を打った講座に通ったりとかスクールに通ったりとかはしていないんですけれども、
起業した時にそのコンサルタントみたいな人にはついてもらったんですよ。
なのでその話し方に特化したコンサルティングではないですけれども、
仕事の仕方全般ですよね。
集客だったりビジネスモデルの構築だったりみたいなことにアドバイスをもらうコンサルティング契約みたいなのは、
2、3ヶ月ぐらい結んでみっちりマンツーマンでやってもらったっていう経験もあります。
その中で自分の話す講演会にも同伴してもらって、
その時の立ち振る舞いとか喋り方についていろいろ指摘をもらったっていうのはすごく生きたかなと思っています。
特別にその話し方の先生じゃなかったとしても、
やはりその客観的に見てもらってわかることって非常に多いと思うんですね。
具体的に言うと、私の場合、非常にサラリーマン時代は自分の癖なんですけど、
すごくペコペコペコペコおでぎしちゃうっていう頭下げちゃうっていう体の癖があったんですよ。
名刺交換する時にも何回もペコペコペコペコ赤べこのように首をペコペコ揺らしながらする癖があったようなんですが、
それがすごく先生として依頼している人がする立ち振る舞いじゃないっていうふうに指摘をされて、すごく安っぽく見えるというか、
無理に偉そうにする必要はないんですけども、やっぱり先生として呼ばれたからには、
依頼者の方にすごいちゃんとした人に来てもらったなって思ってもらわなきゃいけないと、
そういう意味ではあんまりペコペコペコペコして安っぽい仕草をするっていうこと自体はクライアントさんのためにはならない、喜ばれないことなんですね。
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その辺立ち振る舞いとか喋っている最中に特定の言葉が多い。
なんかよくあーとかえーとか、なんかそういう特定の音を発してしまうってことって癖としてある方多いと思うんですけども、
そういうのを指摘してもらう、そういったことを汚なく指摘してもらったっていうところですね。
気を使わずに率直に指摘してもらったっていうところがすごくためになったなっていうところとしてはあります。
ボイトレみたいなものも受けてないんですよ。だからこんなガラガラ声になっちゃったりするんですけど、
以前仕事で一緒だったボイトレの先生に、よくそんな発声でここまで研修とか講演とか声の仕事やってくれたねって言われるくらい多分発声はなってないので、
ここはちょっと自分のどの強さに感謝するしかないところではありますけれども、そんなところですかね。
それ以外にやっぱりその自分のその話し方を自覚するっていうのがまず一つ目のポイントとしてあると思うんですけど、
それはコンサートを受けたことと、プラスやっぱり自分の話したものを聞くことですよね。
だからやった研修も必ず録画して見るようにしましたし、こんなに初めのうちは気持ち悪かったんです。
自分の声、たぶん今もあんまり自分の声を録音して聞く機会がない方はたまにされるとちょっとうえってなったりすると思うんですけども、
それがすごかったんですけど、今はもう自分の話している他の方が聞いている声が自分の声だと思えるぐらい全然自分の声に違和感がなくなったので、
この辺も慣れの部分もあるかと思うんですけど、話しているものを聞いて直していくというところも大事かなと思います。
一つ目は自分の今の話し方の現状を知るっていうことですかね。
二つ目はやっぱりそのロールモデルを見つけるというか、サンプルというか真似するっていうことかなと思ったんです。
私の場合は特に話し方講座みたいなことに通わなかったっていうこともあって、このモデルを見つけて真似するっていうことが実質その話し方を学んでいったステップになるのかなと思うんですけど、
その二つ目のその話し方を学ぶっていうところで言うと、私の場合は落語がもともとすごく好きで、落語をよく聞いていたっていうのはすごく自分の話し方の身になっているかなと、
もう全然落語家さんに比べたらさ、まあ仕事にも及ばないしゃべり方ではあるんですけれども、やっぱりその緩急の大事さとか、緩急をつけることの大事さとか、
あとはその間の取り方、間を取ることって怖いんですよね。やっぱりそれが間を取ることの重要さとか、
抑揚のつけ方とか話の展開の仕方とか、そういったことは非常に勉強になるので、これは今でも好きなこともあるんですけどね、好きっていうこともあってすごく聞いていますし、
あとラジオですね。もともとラジオもすごくよく聞くタイプなので、無意識にそこで学ばせてもらっている部分も多いのかなというふうに思います。
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最後は三つ目のポイントとしては、それをやった上で、はじめは真似でしかないんですけど、最終的には自分の得意なスタイルを見つけることかなと思っていて、
話すこともそうなんですけど、話すための準備とかスタイルっていうのも向き不向き、自分に合ったものっていうのがやっぱりあると思うんですね。
私の場合には細かく台本を書いてそれ通りに喋るっていうことがまあ向かない人間でして、台本がちゃんとしてればしてるほど噛むっていう非常に迷惑な人間なんですよ。
なのでテレビとかに出る時も結構しっかり台本作ってくださったりもするんですけど、必ずはじめにディレクターさんとかに台本書いていただいて申し訳ないんですけど、
この内容通りに進めば細かい語尾とか話す内容とか言葉選びとかはこちらでアレンジさせてもらってもいいですかって必ず聞くんですけど、
私台本通りに喋んなきゃって思うほど噛んじゃったり緊張したったりするタイプなんですね。
むしろ過剰書きレベルで全然十分で、考えながら喋った方が考えることに集中できるので緊張しないし、考える間がうまいこと喋る間にもなるっていうこともあったりして、
私はそのスタイルが向いている。なのでこのラジオを収録する時もほぼほぼ過剰書きぐらいでしか書いてなくって台本は一切ないという状況でやっているんですね。
だからそういう自分なりの喋りやすいスタイルみたいなものもあると思うので、それは色々試行錯誤しながらやってみて見つけていくものなのかなと思うんですけど、
それが見つかるとすごく楽になるんじゃないかなというふうに思います。
まだまだ私も全然喋りのプロでは、喋り自体のプロではないので、まだまだの部分があると思いますが、今後も精進していきたいと思います。
さかたさんありがとうございました。ということでこの番組では皆さんからのお悩みご質問お待ちしております。
番組概要欄にありますマシュマロカラーですと匿名でお気軽に投げることができますので、ぜひぜひお気軽に。
シニーのことでもねファッションのことでも何でも結構ですのでお気軽にお寄せください。
そしてこの番組の更新情報は各ポッドキャストでは登録をするとラジオトークでフォローすると受け取ることができます。
毎晩一応9時前後にお送りしようと思っているんですが、前後することもありますのでね、
ぜひフォローしていただいてお聞き逃しのないようにしていただけると嬉しいです。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。