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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。本日で552回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。本日もよろしくお願いいたします。
ちょっと配信間開いちゃいましてね、バタバタしてるんですよね。どれくらいバタバタしてるかっていうと、
お昼の休み時間というか、スキマ時間に晩御飯の仕込みまで済ませようと思って、
慌ててスライサーで買ったばかりの、それはもうよく切れるスライサーで人参スライスしてましたら、指までスライスしまして、
痛い!もう超痛くて。ザクッとね、そぎ切るまでは、こんな話言ったくて嫌だね。耳元でされてね。ごめんなさいね。
そぎ切るまでは行かなかったんで、体をずっとペロペロってくっついてる状態でね、さすがに指先ってめちゃめちゃ血も出るし、
きれいに直したいしと思ってね、すぐ形成外科ですか?行って、すごい来て偉いねなんて言われて、処置してもらったんで、何ともないんですけど。
で、痛いなーこれと思って、でなんか、そういえば痛いなーっていう話って盛り上がるよなーなんて思って、
で、私がやってるオンラインサロンの服装心理ラボの会員専用チャットに、全然ファッションに関係ないんだけどさ、関係ないんだけど、
そういう話をしてね、今実はスライサーで指を切ったと、削いだと、で皆さんの痛い話を教えてくださいって言ったら、
まあ痛い話が結構集まるんだけど、やっぱり痛い話って誰でも鉄板は1個ぐらい持ってる人が多いと思うんですよ。
でも思ったんですけど、やっぱりそれを読んで、自分が経験したことない怪我でも痛いって思えるのって、
やっぱり自分の中にある程度、別の種類の怪我だったとしても、痛い記憶が蓄積されてるからなんだなーって思ったんですよね。
だからまあ、その痛い話を痛いって思えるのは経験の賜物なんだなっていうか、だから大人になればなるほど痛い話って盛り上がるんだなーって、
みんないろんなほら痛い経験を積んできてるから、この間もね、結構前ですけど、
その服装新ラブの月1回のライブ配信の後に毎回、アフター飲み会みたいな感じでズーム飲み会やってるんですけど、
その時も何か何かの表紙でその痛い話で痛い思い出で盛り上がって、昔学生の頃こんな怪我したとか、それ痛そうみたいな盛り上がったんですけど、
あの盛り上がりって大人ならではなんだなって思うんですよね。
なんでかって言うと、うちの息子に、もうすぐ6歳になる息子に、
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ママさー今日手切っちゃってさーって言っても、一応詳しく刃物でね、切っちゃってさーって言っても、はーん?
で、指どれくらい切れたの?みたいな。
なんか指が第一関節から上全部切れたと思ってたらしくて、どれくらい切れたの?みたいなこと言ってて、
これはやっぱりそんなに怪我したことないから全然わかんないんだなーっていうね。
その違いがちょっと面白くて、やっぱり痛い話っていうのは大人の娯楽なんだなーなんていうふうに思った今日この頃ですが、
皆さんの中にも一つぐらい痛い思い出あるんでしょうかね。
それはいいんですけど、そんな秋冬なんですよ。秋冬は毎年ね、そういう感じでバタバタするんですよね。
でも秋冬ってファッション自体はね、一番面白い季節なんで、お客様のスタイリングも非常に、春夏が面白くないっていうのはないんですけど、
秋冬も面白くてやりがいがあるし、自分のおしゃれも楽しいんで、バタバタしつつもその辺で楽しませてもらってるんですけど。
ただ秋冬って私、似合う色っていうことで言うと、私ね明るい色が似合うタイプなので、
実は秋冬のシーズンっていうのは、店頭に販売されているものなんかは似合わない色が多いんですよ。
でも全然似合うように着こなすことができるっていうのはあるんですよね。
お客様から相談が多いのが、やっぱり私と同じように明るい色が似合うタイプの方が、
秋冬になるとどうもおしゃれうまくいかないんですっておっしゃるお悩みはよく聞く。
私自身は全然おしゃれ楽しめるんですけど、そういう悩みはすごくよく聞く。
っていうのは、たぶんやっぱりそのおしゃれの入り口が、皆さん色なんだなっていうのをそれで実感するんですよね。
でも実はその色って、おしゃれとか洋服の3つの要素の1つにしか過ぎなくて、
それ以外の要素じゃないかっていうと、質感。洋服の質感とあと形っていう要素があるので、
その2つの要素さえ似合わせておけば、色が似合わなくたってトータルとしては全然似合う服に見えるわけなんですけど、
でもやっぱり、さあおしゃれ始めようって思ったりする時に、色から始める人も多いし、
プロのスターリスト以外の方は、皆さんまず服を選ぶ時に色が目につく。
まず色で選ぶっていう方が非常に多いんだなと。
だからこそ、自分に似合う色とか自分がしっくりくる色がなかなかない、見つからにくい季節になっちゃうと、
すごくおしゃれに難しさを感じちゃうんだなっていう風に思うんですよね。
でもやっぱり色以外の2つの質感と形っていう要素を使っておしゃれをしていくっていうことは、
似合わない色も見合わせられるようになるので、おしゃれの幅を広げることにもなるし、
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やっぱり色以外の質感と形っていう要素でも遊べるようになることで、
よりおしゃれをまた違った角度から奥深く楽しめるようになる秘訣なんだと思うんですよね。
だからスターリストが作るスタイリングって、色はベーシックなのにどことなくこじゃれてるじゃないですか。
それって結局色に頼らなくても、質感とか形で十分こじゃれて見せることができるからなんですよね。
なかなかそれを実感する機会がないんだろうなっていうふうに改めて思ったので、
この間の私がやってるオンラインサロンの服装心理ラボの月1回の総会が先週の金曜日にありましたので、
実演してみたんですよ。
私が生着替えじゃないですけど、私グレーがあんまり似合わないので、
グレーのニットワンピース1枚でまず登場して、そこから色んな小物をつけたりすることで、
どんどん似合うスタイリングに変えていくっていうのを実演したんですよね。
その時にどうやったかっていうと、まず基本的には私は明るい色が本来は似合うタイプで、
色で賑やかにすればするほど、色んな色を入れた方が似合うタイプなんですけども、
ちょっとわかりやすく色は使わないということで、
白、黒、グレーぐらいしか使わないっていうふうに縛りを決めて、
その代わりどうするかっていうと、質感で賑やかにする。
色んな質感を取り入れることで賑やかにすると、だいぶ似合うように見えるよねっていう実例をお見せしたんですね。
だからグレーの、まずニットワンピースベラント1枚着てるところから始まって、
下にシアートップス、スケルトップスですよね。
ハイネックのトップスを仕込んでおいて、それをおもむろに隠しておいて、
おもむろに首元から、ニットワンピースがタートルネックなんですけど、
そのタートルニットの首元からシアーのタートルネックのトップス、
カタソーを覗かせて、引っ張り出してきて、
白地にちょっとコンとかの細かく花柄が入っているシアートップスなんですけど、
コンの色を使ってあったんですけど、だいぶ色味としては青っぽい色なので、
黒とかに近いということで、そこはお許しいただいたんですけど、
シアートップスを覗かせて、袖口からもそれを見せるっていうことで、
そうするとここで既に分厚いニットと透け透けの薄いチュール素材のカット層っていう、
分厚いと薄いっていう素材の対比が生まれて、まずここで少し賑やかになるんですよね。
そこからさらにキラキラ光るようなイヤーカフをつけてみたり、
あとは胸元に何かアクセサリーが欲しいなっていうことで、
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ピアスをブローチ代わりに使うテクニックなんかもご紹介しつつ、
そのピアスがクリア素材なんですけど、ちょっと偏光になっていて、
オーロラっぽい光を当てるとオーロラっぽく光るものになっていて、
それをつけると今度はさっきは分厚いと薄いっていう素材の対比でしたけど、
今度は光らないマットなニットと偏光にオーロラに光るピアスっていう、
光とマットっていう対比を作ったりとか、
あとは足元にはファーのサンダルを履いて、
今度は毛足が短いニットと毛足が長いファーとっていう対比を作って、
最後はカバンを持って、
そのショーダーバッグが硬いレザーがベースになっているので、
ニットの柔らかさとレザーの硬さっていう対比を作りつつ、
バッグの表面にプードルニットっていうクルクルクルっていう毛足が、
本当に犬のプードルみたいな毛足のニットがついているので、
同じニットなんだけどクルクルしてる毛足としてない普通のニットとっていう対比を作ったりして、
そうすると本当に白とグレーとちょっと紺しか使ってないんですけど、
でも色んな素材が入ることですごい賑やかになって、
私がグレーのワンピース1枚だったらすごいお地味な感じになったのが、
全然お出かけ行くのかなっていうコーディネートになるんですよね。
だからそういう感じで暗い色が似合わないタイプだったら、
色んな素材を入れることで賑やかにしたり、
ちょっと素材を軽やかにしていったり、
逆に春夏の明るい色が苦手な方であれば、
明るい色なんだけど素材に統一性を持たせて、
その明るさをちょっと落ち着かせてみたりとか、
明るい色なんだけど分厚い素材で統一して、
ちょっと大人っぽい雰囲気にしたりとかで似合わせることもできるので、
素材を使ってあげるとだいぶ色に頼らなくてもまたオシャレができるようになると思うんですよね。
特に今秋冬の切り替わりでちょっと暗い色が苦手だなって思ってらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんので、
そんな形で色んな素材を入れてみて、
賑やかにするというテクニックも覚えていただきたいなと思って、
今日説明してみました。
今月10月中にこの服装シンデレラにご入荷いただければ、
今私がコートで実演した、
月1回のライブ配信のアーカイブ動画を、
10月いっぱいのご入荷でも見ることができますので、
ちょっと詳しく動画で説明聞きながら見たいという方は、
ぜひ服装シンダボに入荷いただければというふうに思います。
ということで、また次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。