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2021-02-01 11:48

183.おたより「おしゃれ能力が高い東京の若者を見ると、なぜか苦しくなる・・・」 from Radiotalk

リスナーさんのお悩みに回答!試行錯誤を重ねてアラサーになっておしゃれになることができたリスナーさん。でもふと東京の若者を見ると、驚くほどおしゃれで、なんだかモヤモヤ・・・。これってなぜ?!

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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ラジオネームはない方ですね。また、マシュマロをあてにお悩みをいただきましたので、早速読んでいきたいと思います。
いつも楽しく聞いています。私は高校まで部活一変等で、制服やスポーツウェア以外をほぼ持たないような、おしゃれ度ゼロの人間だったのですが、
大学入学を機に上京し、争うの今に至るまで試行錯誤を重ね、少しずつ自分のファッションを好きになり、
友達や会社の人からもおしゃれとたまに言われるようになりました。なので、おしゃれを楽しめている部分もあるのですが、
最近、SNSや街中で若い子を見ると、おしゃれすぎて苦しいような気持ちになることがあります。
例えば、「これは素敵!」と憧れの気持ちを持って購入したファッションアイテムの着こなしをSNSで検索したりすると、
20歳前後の子が自分と同じものをさらっと身につけていたりします。
こういったことは、手頃な価格帯のものに限らず、ハイブランドでも起こります。
東京の街を歩いていても、自分よりずっとトレンドをうまく取り入れた着こなしの、とても若そうな子を見かけたり、
美容室で、「わあ、あの子かっこいい!」と思った子が話を聞いていると、かなり年下だったり、ということがよくあります。
おしゃれは競うものでないとわかってはいても、東京の文化をたっぷり吸収して育っている若者にはかなわないという気持ちになってしまいます。
私のこのモヤモヤは何が原因なのでしょうか?
また、最近の東京の若者は、一体いつどこで学んだの?というぐらいおしゃれ能力が高いように感じるのですが、
東京の若者って昔からそうなのでしょうか?
何かヒントをいただけますと幸いです。
ということで、今日はこのお悩みに回答していきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで放送事故かっていうぐらい音楽までの間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。
2月になりましたね。早いもんですね。
おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で183回目でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いいたします。
さあ、ということで、今日もマシュマロにお悩みいただいておりますので、こちらの回答をお届けしていきたいと思うんですけれどもね。
まあ、おしゃれですよね。東京の人、東京の若い子、東京に限らないかな。
私がアパレル業界に入った20年前は、どっちが良し悪し、優劣というわけではなくて、そうとは限らず、東京と他の地域のファッションって結構違いがあったんですよ。
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差ではなく違いね。雰囲気が違う、ジャンルが違うっていう感じで、やっぱり大阪はかなりカジュアルで、東京はちょっと綺麗目だったりとか、
あとは福岡は意外と尖ったファッションが多かったりとか、地域の匂いに結構違いがあったんですけど、それがだんだんなくなってきましたね。
これやっぱりインターネットの発達と結構同じ同時期、比例してるんじゃないかなと思うんですけど、情報が瞬時に広がってね、他のエリアのファッションスナップなんかも簡単に見られるようになったので、その分あまり地域による雰囲気の違いなんてなくなってきたなと思うんですが、
それでもやっぱり東京にいる子は、そもそもファッションが好きな子が多いっていうのもありますし、人口が多いんですよね。なのでおしゃれな人の人数が母数が多いですからね、人数が多いっていうのもあるんじゃないかなとは思うんですけども、さあこの質問者さんですね。
質問としては、まず一つ目はこの若者、東京のおしゃれな若者を見たときのモヤモヤの原因。そして二つ目の質問が、なんで東京の若者ってこんなおしゃれなのっていうこの二つだったと思うんですけれども、まず一つ目このモヤモヤ、気持ちのモヤモヤって言ってるときは、だいたいどんな悩みであれ、自分がその気持ちの正体を突き止められてない状態のときにだいたい皆さんモヤモヤって言いますよね。
前の配信のときにもお話ししたんですけど、やっぱり自分が今感じている感情、特にネガティブ感情っていち早く解決したいじゃないですか。ですから解決するためにはその自分のネガティブな感情がどこから来るのかっていう正体を突き止めたい。これを一時感情って呼ぶよって言いました。
大元ですね。その感情の大元になっている本当の感情というか、感情の起源、由来というか、それを突き止めたいなって思うんですけど、なかなか気づくの難しいんですよ。自分一人では。そういうときにやっぱり書き出すのってすごい有効なんですよ。
実は皆さんこういうふうに私にお悩みを送っていただくことを通じて、自分の悩みを書き出してくださっているわけですよね。これよくセルフカウンセリング、自分で自分をカウンセリングするときにもやっぱり書き出して整理する。書き出すと客観的に自分の悩みが地面として見えてくるので、すごく主観的なモヤモヤから客観視することができて、一時感情を突き止めるのにすごく役立ったりするんですけどね。
なので、この質問者さんもぜひ改めて自分が書いたこのお悩みの字面、投稿残ってると思うので、投稿の記録がね、それを見ていただきたいと思うんですけども、私がこの字面を見てみると、叶わないとか競うっていう言葉、こういうどういう言葉を使ってるかっていうところからも、モヤモヤの正体って結構見えてくるもんなんですよね。
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叶わないとか競うっていう言葉が使われてるということは、おそらく自分の若い頃と、今東京で見かける20歳前後の子と比較をしてしまっていて、あの頃の自分はこの子たちには到底叶わないなというふうに感じてしまうことが苦しい。
その負けているっていうことを認める、自分が劣っているっていう感情が刺激されて苦しいっていう可能性が一番高いんじゃないかなと思うんですが、どうでしょうか。
もし質問者さんが結構負けん気が強かったり、私もそうなんですけどね、どんなジャンルにおいても負けず嫌いだった場合に、例えば大学入学を機に上京して、今に至るまで試行錯誤を重ねているのも、周りのおしゃれな子に少しでも負けないように追いつけ追い越せみたいな、こう負けん気精神で頑張ってきたという自覚があるのであれば、
きっと自分の若い頃と今見かける若い子、私の頃はこんなじゃなかったな、みたいな感じで自分の中で勝手に比較して、劣等感を刺激されちゃって苦しんでる可能性が高いんじゃないかななんて思うんですが、どうでしょうかね。
で、この負けん気って私もすっごく負けず嫌いなので気持ちわかるんですけど、大事なんですよね。負けん気があるから今この質問者さんは頑張ってきて、会社や友達とか会社の方からおしゃれって言われるまでになったわけじゃないですか。
それぐらい自分を向上させてくれるんだけど、その反面発動しなくていいところまで競争心が出ちゃって勝手に苦しくなっちゃうってことが結構あるので、なんかその競争スイッチを切れるようにオンオフうまくできるようになるといいんじゃないかなと思いながらね、私もまだまだ弱い40を超えてますがまだまだですよ。
世教が足らないなと思ってますけどね。まあそういうふうに性格って良いところも悪いところもあるなぁみたいな感じでね。また負けん気発動してるよっていう感じで、自分でちょっとくすって笑うことができればもう少し今より苦しさも取れるんじゃないかななんて思うんですけどね。
でですよ2つ目の質問。なんで東京の最近の若者はこんなにおしゃれなんだって思う。まず1つはこの質問者さんがおしゃれに興味があるので、おしゃれな若者に目が行っちゃってるっていうこともあると思いますよ。
完全にフラットな目線で、例えば統計でもとってね。おしゃれ度合いなんてなかなか測るの難しいですが、仮に東京の20代の若者全員の統計をとってみたら意外とそのおしゃれ度合いが高い人ばかりじゃないってことに気づく可能性もあるんですが、やっぱり質問者さんがおしゃれが気になるので、おしゃれな人が目についてる。だからたくさんいるように見えるっていうのはまずあると思います。
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それ以外としてはやっぱり単純に人間って進化するんですよね。人類って進化するんですよ。一世代前より今の世代の方がいろんな面で進化するんですよ。
例えば昔のね、最近YouTubeで昭和40年代の生活の様子を捉えた動画がちょっとバズってて、私も見て興味深く見たんですけど、そういうの見てても東京の街中で今よりも車のクラクションの音がすごいうるさいんですよ。もうあっちこっちでパーパーパーパーって鳴らしてるんですよ。
今を生きるね、私から見るとそんな鳴らさなくてもいいんじゃないのって思うんですよ。やっぱりちょっと野蛮というか、今って鳴らすのにも結構気を使うじゃないですか。でもその当時はそうだったわけですよね。これもやっぱり今そんなに鳴らさないってことは人類の進化だと思うんですよ。
今、若い子は生まれつきたくさんのファッション情報が目にできる環境にあって、そしてこれまでのファッションの歴史が積み重なってきたおしゃれな人を見てからのスタートなので、もうそもそものスタートが違うんですよね。
なので、多少底上げされた状態、自分よりも底上げされた状態からスタートしてるから、それは自分の同じ年の時と比べたらおしゃれが上手いのは当然だなって思ってもいいんじゃないかなっていう気がしますけどね。どうでしょうかね。
ぜひ、自分のお悩みを感じていること、ここに書けなかったこともあるかもしれないので、いろいろまた書いてみて気づいたことがあったら教えてくれると嬉しいです。
ということで、引き続きこの番組では皆さんからのお悩みを募集しております。番組概要欄にありますマシュマロからお送りいただけますか。もしくはTwitterのリプとかインスタのDMとか何でも結構ですので、お気軽にお寄せください。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。今週も一週間頑張りましょう。おやすみなさい。
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