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2021-01-30 11:49

181.おたより「エキセントリックな服装の人に、服を褒められた…センスが近いってこと?!」 from Radiotalk

リスナーさんからのご質問に回答!全然違う系統のファッションを着ている人に褒められて、疑問・・・?私って自分がシックと思っているだけであの人のジャンルに近いってこと?!

◆今回取り上げたお悩み全文はこちら https://marshmallow-qa.com/messages/1f04cf29-1c2b-4295-9335-f8dc9bdf0e32

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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今日は土曜日ということで、私たちのフォースタイル、パーソナルスタイルとスクールの授業ということで、
引き続きコロナ禍なので、オンラインZoomを使った授業が続いているわけなんですが、
私たちもともとZoomでずっと配信したので、そういう意味では変わらずということなんですけど、
今開講している第10期は、いよいよ基礎講座という講座に入りまして、
うちでいう顔パーツ診断とか体型診断という似合う服を選ぶうち独自のロジックがあるので、
それを勉強してモニターさんに診断をして、それに基づいたスタリングを作るみたいなことを延々と毎授業毎授業やっているわけですけども、
やっぱり集団授業ではあるんですけど、うちってちょっと変わっていて、
一人一人性格診断とか服装心理診断も含めて受けてもらって、
それに合わせた指導をするということで結構個別性が高い、集団授業なんですけど個別性が高い指導をしていて、
こういうスタイリングを作るときって本当にその人の性格とか手癖みたいなのが出るんですよね。
なのでそれがすごく興味深くて、時にそれを指摘して大笑いしながら授業をやったりしていて非常に面白いなと思うんですがね。
さあ、それで今日はまた引き続きマシュマロからいろんなお悩みをお寄せいただいていますので、また今日も取り上げていきたいと思います。読みます。
久野さんこんにちは。私は無地であったり黒や白のシックな装いが好きなのですが、
最近会社のとあるエキセントリックな服装の女性の方がよく私の服装が可愛いと褒めてくれます。
彼女は夏はビーチサンダルに虎が何匹もかかれたエスニックなパンツ、タンクトップで出社し人事部にその格好はちょっとと注意されるなど、
ファッションにおいては社内でも有名な方なんですが、仕事でも直接関わりがなく、系統も全く違うように思える彼女が直接私に言うだけでなく、
まるまるさんの服装が今日も可愛かったなどと他の人にまで私のことを話していると知り、とても不思議です。
全く違う系統に惹かれたりすることってあるんでしょうか。はたまた私は自分でシックと思っているだけで、実は彼女とセンスが違うのでしょうか。
私は彼女の服装については思いっきり好きなものを着れそうでいいなと思っています。ということでご質問ありがとうございます。
今日はこのお話、好きな服と好きなジャンルのお話かなについてしていきたいと思います。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。本日で181回目の配信でございます。おしゃれの呪いとくラジオでございます。
この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装新年学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
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お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装新年学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いいたします。ということでおかげさまですごくたくさんマシュマロとかラジオトークのお便り機能とかでご質問いただいてまして、
ちょっと回答するまで時間かかっちゃうかもしれませんが、ゆっくり回答していきますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思うんですけれども、
さあ今日のご質問ですね。全然自分とはジャンルが違う服を着ている人、エキセントリックって書いてありますけどね。
そういう人から服装褒められてびっくりというお話ですよね。
この服に対する態度というか、服に関する好みっていうのは個人差が非常に大きい。
これは皆さんね、実感としてもある。よく理解されているところだと思うんですけど、
好みに対する個人差、好みが違うっていうのは、その好むジャンルが違う。
例えばあの人、そのエキセントリックな人、Aさんとしましょうか。
Aさんは虎柄が好きで、私は黒とシックな服が好きであるっていうその服の種類、好むジャンルが違うよっていうだけではなくて、
どういう視点で好きになるかっていうことも含めて、好みっていうのは個人差があるんですよ。
どういうところを見て、どういう理由でいいなと思うかっていうその視点が考え方自体も個人差があるわけなんです。
なので、もしかしたらこのリスナーさんは、その人が自分の服を好きっていうときは、私もその服を着たいという意味とほぼイコールだっていう思い込みがもしかしたらあるのかもしれないですよね。
あの人、白や黒のチックな服なんか全然着てないのに、私の着る服が好きなんてどういうこと?って不思議に思うってことはそういうことじゃないですか。
好きな服イコール着たい服ではない人がたくさんいるわけですよ。
で、おそらくこのエキセントリックなAさんは、その相手の服を褒めるときに、それは自分も着たいなっていう意味で褒めるのではなくて、
その人がその人らしい服を着ている状態、その状態込みで愛おしく思うというか、いいなって思ってるんじゃないでしょうかね。
そういう意味では、リスナーさんも、このリスナーさんもそうじゃないかなと思うんですよ。
一番最後の文章で、私は彼女の服装については思いっきり好きなもの着てそうでいいなって思っている。
人事部なんかの人はその格好ちょっとっていうことで、けげんに思ってる人とか、あの格好ないよねって思ってる人も多分いるっていうことだと思うんですよね。
でもそれに対してこのリスナーさんは、Aさんのあの格好は好きなもの着てるんだからいいじゃんって思えている。
この服に対する態度っていうのは、実はAさんと近いんじゃないかって思うんですね。
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だからそういうところで引き合ってるっていうか、共通なものを感じられてるっていう部分もあると思うんですけど、
このリスナーさんの着る服と、このAさんの着てる服にどこかに共通性があるっていうことではないと思うんですよ。
この二人の共通点っていうのは、服のジャンル、見た目に共通点があるわけじゃなくて、
内心に興味が共通点がある。つまり、自分に合った服を着ているっていうその姿勢に共通点があるっていうことじゃないかなって思うんですよね。
そこにそのAさんも惹かれてるんじゃないかなって思います。
と言ったように、このリスナーさんはもしかしたら服の服に対して可愛いって言った時に、それがイコール着たいという意味であるかもしれないですが、
決してみんながそういうわけではないんですよね。
特に私もそのタイプで、私なんかはもうこの世の中にある服、すべからく全部素晴らしい、大好きっていうタイプなので、
服箱推し、服オタなわけですけれども、なので結構このエキセントリックなAさんに近いと思うんですけど、
でもその中でもやっぱり自分の着るべき服とそうではない服っていうのはやっぱり分かれてるわけです。
全部好き、全部愛おしいけど、でも私の着る服はこれだっていうのはそれとは別にあるわけですよ。
なので、これは私のためのものではないっていうことと、これは嫌いであるっていうことはイコールではないっていうことね。
ひっくり返して考えると。
これって今すごく叫ばれているダイバーシティの観点、多様性を受け入れるっていうところで、すごい大事な考え方だと思うんですよね。
このエキセントリックなAさんは、人事部の人からいろいろ言われてるかもしれないですけど、やっぱり多様性を受け入れるっていうことを体現してる人なんじゃないかなって思うんですよね。
これは私のためのものではないっていうのと、これは嫌いであるっていうことを両立させないというか、そうではないっていうこと。
つまり、私のものではないけどいいよね。私のためのものではないけど好きだなって思えるっていうのって、やっぱり多様性を認めるってことに結局はつながっていくんじゃないかなと思うんですよね。
私の意見とその意見は違うけど、でもそれもいいよねってお互いに言い合えるっていう社会って素晴らしいなって思うんですよね。
ちょっと話が大きくなりすぎた。
でも本当にそうだと思うんですよ。
だから、全然みんなが一人一人自分に合った、それは自分の外見に似合うっていうことだけではなくて、そういう狭い意味だけではなくて、自分が着たい服、自分を表す服っていう意味も含めて、自分が着たい服、自分のための服と、そうじゃない服がたくさんある。
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で、いろんな服を着た、いろんなジャンルの服を着た人がそれぞれ自分が思うものを着ていて、でもあなたの服もいいね、君の服も素晴らしいよ、私のもいいでしょって言い合えている状態が保てるということは、やっぱり多様性のある社会を作っていくことに引いてはつながっていくと思うので。
だから私が結局アパレルを飛び出してパーソナルなサービス、パーソナルスタイリングっていう方に行ったのも、やっぱり私がそういう社会が好きなんですよね。そういう社会であってほしいなって、服に限らず思っているんですよね。
だから、このリスナーさんもリスナーさんで、そのエキセントリックな彼女の服装についてはいいなって思えているっていう、この関係性って素晴らしいなって思うんですよね。お互いに違うレールの上というか、違う道を走ってるんだけど、何かひょっとした時に同じ会社ということで、何かたまたまそれぞれの道が重なり合って、でその重なり合った瞬間に、
一瞬重なっただけでまた向かっていく方向は違うんだけど、重なり合った瞬間に手を振り合ってにこやかに分かれていくみたいな、美しいなと思って。いい話だななんて思って読んでましたね。どうでしょう?答えになっているのかな?
なんかね、そうだから、服が好きっていうのは別にそれが自分が着たいよってことではないし、それは私の意見ではないがイコール、それは私の意見ではないからこの世の中に存在してはならないとか否定すべきではないっていう、この距離感というかこういう考え方がすなわち大人ということではないだろうかって思います。
だからきっとエキセントリックなAさんは格好からすると大人っぽい雰囲気とは程遠い見え方なんだろうけど、きっと内面はすごく大人な自立した人なんじゃないかなって思いますね。なんかこれを機会に仲良くなったら面白いかもしれませんよ。
ぜひぜひちょっともうちょっと交流してみてください。それではぜひまた私に教えていただければとても嬉しいです。お便りありがとうございました。ということでまだまだ皆さんからのお便りご相談お悩みお待ちしておりますので、番組概要欄にありますマシュマロからお送りいただきますか、もしくはラジオトークでお聞きの方はお便り機能を使ってお気軽に投げてください。
そしてこの番組ではね番組の更新情報が各ポッドキャスターサービスで登録をすると、もしくはラジオトークでフォローすると受け取ることができますので、ぜひぜひ登録フォローの方してお聞き逃しのないようよろしくお願いいたします。それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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