1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 463.勢い余って昨日の続き・・・..
2022-04-28 12:00

463.勢い余って昨日の続き・・・やりたくない仕事を断ったその先は。 from Radiotalk

今回は、昨日配信したお悩み回答の続きです。フリーランスや起業家として、「やりたくない仕事」に出会ったときどうするか?16年前、まさにその岐路に立たされた私は「やらない!」を選択しました。その結果は・・・・・・?

◆服装心理学が学べるオンラインファッションサロン「服装心理lab.」 https://community.camp-fire.jp/projects/view/208757

◆今月からKindleunlimited 対象に!顔パーツ・体型・カラー診断で、あなたに似合うものがセルフ診断できる書籍「最高にしっくり似合う服選び」好評発売中! https://www.amazon.co.jp/dp/4058012390/

◆for*styleパーソナルスタイリストスクール、第13期は満席となりました。次の開講まで今しばらくお待ちください!
https://www.forstyle.biz/personalstylist-school/

ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:05
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で463回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。服装心理学をベースにおしゃれを持って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで公認心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ今日は、昨日取り上げた462回の配信お便り、起業したてのフリーランスは仕事を選ばず頑張るべき?というタイトルでご紹介したお悩みとその回答の続き。
やっぱりさ、このテーマは本当に私も16年前起業したばかりのとき同じように悩んでたから、ちょっとね、1回で話し切れないと思って、なんか一応コンパクトにまとめたつもりだったんだけど、なんかこれも話せばよかったとかいろいろ思っちゃって、なので続き話していいですか?
どういうお悩みだったかというとね、ラジオネームペンギンさんという方のね、駆け出しのフリーランスでいらっしゃるということなんですけども、セミナーに参加したときの講師の人が気にかけてくれて何度か仕事を送れたんだけど、考え方が合わなかったりとか、仕事内容も自分になりたいこととずれてきてるし、後は気のせいかもしれないけど、SNSとかで自分に当てたような苦言があったりとかして、なんかもうめいっちゃうなっていうね。
なんかオンビにフェードアウトしたいけど、何でもやるべきなのかなっていうね、そういう質問。まあこれはあるあるなんですよ、あるあるなんだけどさ、相談できないんですよね、なかなかね、っていうさ。私はそうじゃないと思うよってね、仕事の18中の関係というのは基本的にはフェアであるべきだし、
自分のやりたい仕事内容とずれているものをやる時間があったら、ちゃんと自分のやりたい仕事内容の仕事を受注できるように頑張った方がいいなどなら、フリーランスは一人しかいなくて、一人仕事で、時間が本当にかけられているからっていう回答をしたんですけど、
まあそれだけでちょっとなんか説得力ないかなというか、まあ私もせっかくね16年前の同じ悩みがあったわけなので、具体的にどういうことがあって、で結果どうしたかみたいな、まああくまで一つの事例でしかないんですけどね、それもお話しすると参考になるのかななんて思いまして、はい、そんなお話を今日はしようと思うんですけど、まあ思い出話ですわ。
私の場合はね、これをつまりそのペンギンさんがメッセージくださったね、リスナーさんペンギンさんが思っていらっしゃるような、その起業して仕事もらった時にどんな仕事も我慢してやらなきゃいけないのかなって思った瞬間はいくつかあったんですけど、一番思ったことがあって、まあこれもそれこそ起業したのは16年前の話なので事故でしょうということで、そんなにフェイク入れずに話そうと思うんですけど、
03:06
あのですね、16年前ぐらい、15、6年前に私パーソナルスタリストとして起業したんですけれども、結構文章を書くのも得意で、オールアバウトというところでね、ファッション専門家としてコラムの連載をさせていただいたりとか、割と起業当初からファッションコラムの執筆のお仕事もかなりいただいてやってたんですよね。
で、ひょんなことから、ある大手出版社の編集の方から声をかけいただきまして、スーツのね、ムック本って言うんですけど、この体裁、見た目は雑誌なんだけど、雑誌ってほら、ファッション雑誌とかさ、月刊とかじゃないですか、そうじゃなくて、雑誌みたいな見た目なんだけど、新書のようにある程度長い期間、店頭に置いて販売する本のことで、
ムックって言ったりするんですけど、そのムック本、スーツのムック本を出すので、その大半を執筆してくれないかとついては、その大手の主要なオーダースーツをやっているセレクトショップに取材をして、もうがっつりどういうスーツが買えるのかとかを取材をして、写真もしっかり撮って、それをね、執筆してほしい。
だから、どのショップを取り上げるのかというところから、一緒に作っていこう、みたいな公園のお話をいただいて。
私は当時、パーソナルスタリストとして、メンズのスーツのスタイリングもかなりたくさんやっていて、女性でメンズスーツのスタイリングをやっている人って結構少なかった。しかも文章を書ける人も少ないっていうこともあって、そういうお仕事をいただいたのかなっていうのもあるんですけど。
で、じゃあということで、この辺りのショップがいいんじゃないですかねっていうことで、取材依頼をかけていったわけですね。取材依頼をするのもライターの仕事なのでかけていったんですけど、そしたら大手のメーカーさんというかブランドばっかりだったんですが、あるブランドに取材依頼をしたときに、非常に反応が悪かったというか、
お電話をして、こうこうこういう企画ですと企画書もお送りして、なかなかその候補をご担当の本人に電話を取り付いてもらえなくて、電話してもいいまいません。で、じゃあ恐れますが折り返しって言っても折り返しが来ないから何度もかけても繋がらないというか取り付いてもらえないと。
で、やっと取り付いてもらえて、まあその取材を受けるかわかりませんが、まずはじゃあお会いしましょうって言った形でお会いをしたらですね、私のことを見て、ライターさん女性なんですねと。で、女性にスーツなんてわかるはずがないですよねって言われたんですよ。だから男性だったら取材を受けてもいいですけどって。
06:00
そもそもさ、怒ってんの?怒りが出てきた。そもそもですよ、この取材は無料なんですよね。その経済費を取るようなものでないわけですよ。っていうのが一つなので、そのライターの注文なんかはできないんですよ。その広告案件ではないので。
だし、大前提としてよ、これさ、今のこの令和のご時世にそんなこと言ったらさ、もう本当に大現状するよっていうね。いうような、まあもう度直球のジェンダー差別を受けたわけですよ。女性だからスーツわかんないですよねみたいなね。
ワオと。これは大変だと思ったわけですよ。で、方やみんなそう思ってるのかなと思ったら、超大手セレクショップの超有名プレスさん、候補の方がいて、その方は取材を受けしてくださってあったら、全然違ったんですよね。
ありがとうございます。本当に光栄ですみたいな、もうめちゃめちゃ有名な人なんですっごい腰低くて。で、女性でスーツですか、女性スタリッジさんでライターもできてスーツって珍しいですよねと確かに言われたんですけど、勉強、どんな勉強されたんですかみたいなことを聞いてくださって、いやー僕も頑張んなきゃなみたいな。素晴らしいですねみたいな感じで。
これは売れっ子になるわこの方みたいな感じで。だから私の対応が悪かったわけではないんだなってその時思ったわけですよね。そういうふうに言ってくださる方もいて、でもそんなひどい対応を受けたのはその一つのブランドだけだったんですよ。
その時にそれでも、こんなやな思いをしてもここに頭を下げて取材をさせていただいて書くべきなのかなって考えた時に、私が担当であることによって多分いい対応をしてくれないので、いい取材ができないだろうと思ったんですよね。
私もそこまでして取材をしたくないなと思ったんです。そんな人たちが作るものに愛情を持てないので、やりたくないなと思ったんです。
ただこれは私のわがままであるかもしれないけど、でも一度それを編集さんにお伝えしようと。それでじゃあこの仕事に今この仕事から降りてもらうと思われたらそれでしょうがないなと思って。
その辺で正直に言ったんですよね。そういう扱いを受けてまともな取材ができるとは思えないので、私はこのブランドを取り上げることは私からお勧めできないですと。
ただもし編集さん的にこのブランドが絶対必要ということであれば、私を下ろしていただいたかもしれませんってことを言ったら、編集さんがそれはひどいし、
久保さん的には別に他のブランドでこの本が成り立つって思ってるんだよねって言われて思ってます。それでいいよ、久保さん信じるよって言われてやってもらったんですよ。
で、結果それ以降私はそのブランドをしばらく、もうね子供の時にファッションライティングの仕事時間なくてできなくなっちゃったんで、ほとんど儲けなくなっちゃって今あんまり書いてないんですけど、
09:03
そこから10年弱ぐらいはファッションライターの仕事をやりましたけど、1回もそれ以降そのブランドを取り上げたことないですけど、何の問題もなく回った。
何ならそのブランドを結構低迷した。だから良かったんですよね。我慢しなくてと思いました。
良い結果にしようと思ったんです、その時に。私がこの仕事をやりたくないって思った時に、やりたくないって思って仕事を選んだ以上はその選んだ本の仕事、残っている本の仕事、つまりここはこのブランドを取材して書いてこのブランドだけでいいよって言ってくれた編集さんのためにも
死ぬ気で頑張ろうと思ったんですよ。絶対良いものにしようと思ったんですけど、そういうエンジンというか原動力になったなって思うんですよね。
私がやりたくない仕事を断ることで、もっと他の仕事を頑張ろうと思ったし、やりたくない仕事をやらないっていう決断をした以上、これは私の仕事だっていう仕事が来たら死ぬほど頑張って120%の結果を残そうって思ったし、
やりたい仕事をくれる人にも頼んで良かったなって絶対思ってもらいたい仕事をしようっていう頑張る力に変えられたんですよね。
やりたくない仕事とか、付き合いたくない人と付き合って仕事をするっていうところに無駄なエネルギーをかけなかったおかげで、そっちの方にエネルギーを回したっていうのもあると思うし。
なので、もしペンギンさんが疲弊してしまう仕事を断るっていう決断をしたなら、ぜひその決断をやりたい仕事をやるんだっていうね。
やりたい仕事をくださったお客さんに120%で返すんだっていう方のエネルギーに抜けてほしいなと。
そうすれば絶対後悔することはないと思うんですよね。
なので、逆にそういう頑張る力になると思うんですよ。
あ、そこであの仕事断っちゃったからこっち頑張んなきゃだみたいなさ。
やっぱりフリーランスって自分で自分に火をつけるっていうことも大事で、誰もお尻叩いてくれないし、
だから自分で自分のモチベーションを上げていってやる気を出させるっていうのもすごい大事なことなので、
そのやる気を出すきっかけにすればいいんじゃないかなって思うんですよね。
だから自分のことを客観的に見て、そして自分に火をつけて、全部自分でやらなきゃいけないからすごく大変だけど、
でもやりたい仕事だけをできるっていうのが本当にフリーランスのいいところだと思うので、
ぜひそれを諦めずにね、早々に諦めたりせずに、まずはやりたいことだけ頑張ってやる。
その代わりにやりたいことが起きたら、もう誰にも負けないぐらいいいもの残してやるぞってぐらいの気持ちで頑張ってほしいなと思いますね。
はい、ということで2週に渡って熱く語ってしまいましたが、ご質問ありがとうございました。
ということでまだまだ皆さんからのご質問もお待ちしております。
番組概要欄のマシュマロからお気軽にお送りください。
それではまた明日。
12:00

コメント

スクロール