史上初のM-1連覇という偉業を成し遂げて大きな話題となっている令和ロマン。実は衣装の点でも注目されていたの、知っていましたか?「ラスボス感すごい」と言われたその衣装に見られるセルフブランディングの戦略を分析しました。
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サマリー
M-1グランプリでの令和ロマンの二連覇を受けて、衣装の観点から彼らのセルフブランディングが分析されています。特に車さんのスーツは、その肩のラインや襟の形状がラスボス感を演出しており、視覚的なインパクトが強いです。令和ロマンはM-1での衣装選びについて語り、特にユナイテッド東京やサンローラン、グッチといったブランドの影響が分析されています。彼らのスーツは伝統的なスタイルを取り入れつつも個性的で、戦略的なセルフブランディングが印象的です。
ポッドキャストの配信不具合
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で876回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサ解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもって楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで公認心理師の久野梨彩です。本日もそして今週もよろしくお願いいたします。
さて本日が876回目なんですけど、この間手違いで874、875って続くべきところを先に875回目をアップしてしまうという手違いが起こりまして、リスナーさんの中からもタイトル
スポティファイだったり、いろんなアップルポッドキャストだったりに表示されているタイトルと配信の中で読み上げているタイトルと回数が違うというふうにご指摘いただきましてすみませんでした。
比較的すぐ、すぐではないか、半日経ったくらいでいただいたメッセージに気づいて修正したので、今は反映されていると思うんですけども、ただ並び順がちょっと逆になっちゃって875回が先に上がっちゃって、その次が874回になっているということで大変失礼しました。
スポティファイでの配信に変えてから収録して、音声とかをちょっと整えてもらってからアップするという、私が取って出しじゃなくなったので、こういうことが起こり得るということで、またお気づきのことがありましたらすみません。メッセージ等いただけると本当に助かります。ありがとうございます。
ということで、順番的には875回、874回、そして今回の876回という順番でお届けしております。失礼いたしました。
ということで、またもう一個不具合があって、今頭を抱えちゃってるんですけど、このポッドキャスト、スポティファイにまず一番初めにアップして、スポティファイからRSSフィードという仕組みを通して、他のポッドキャストのプラットフォーム、アップルとか、あとはYouTubeポッドキャストとかに配信してるんですけど、
YouTubeポッドキャストは、ポッドキャストなんで動画じゃないので、私のこのジャケット写真というのかな、ジャケ写というか、ポッドキャストの規定のサムネイルがずっと表示された状態で、でも動画と同じYouTubeのアプリで聞けるっていうふうに変わったんですよね。
その前までは、Googleポッドキャストって別のサービスだったんですけど、それが統合されて、ポッドキャストもYouTubeの中で見るというか、聞けますよっていう感じに変わって、そのYouTubeポッドキャストにもスポティファイから直接RSSで流してるんですけど、なんかね、やっぱりうまく読み込めないことがあるらしくて、
それこそ873回、その回数がテレコになっちゃう前の873回までは、比較的タイムラグなくYouTubeにもアップできたんですけど、それ以降がアップされなくて、原因わかんないんですけど、結構そういうケースあるらしくて、
一回スポティファイからの接続を切って、もう一回接続したら、一応過去の回は動画としては残ってるんだけど、そのポッドキャストの中に再生リストみたいな感じで勝手にリスト化してくれてたのが全部消えちゃって。
だから、ポッドキャスト、うちのYouTubeにあるポッドキャストだけをまとめた再生リストができてたのが、その再生リストが空っぽになっちゃって。
ただ単に1動画としてアップされてるだけになっちゃって。
で、「あー!」と思って、「聞いてない!」と思って、その接続切ったら、動画は残りますって書いてあったからさ。
聞いてないと思って、もう一回手作業で再生リストに入れ直したら、なんか再生リストの中に同じ動画が2個できちゃったりとかして。
今、はちゃめちゃです。なので、普通にね、うちの私のYouTubeチャンネル見てもらえれば、上がってるんですけど、上がると思うんですけど、今後もね。
ちょっとね、今、私のチャンネルの中のオシャレな呪いとくラジオっていう再生リストからいこうと思うと、ちょっと同じ動画が2個表示されたりすることもあるかもしれないので。
ちょっとその辺、表示はね、おいおい整えていきたいと思っております。
何かまたお気づきのことがありましたら、ぜひSpotifyのお聞きの方はコメント機能で、それ以外の方はね、番組概要欄のマシュマロとか、私のSNS、XとかインスタのDMでも構いませんので、ぜひお知らせいただけると嬉しいです。
M-1グランプリの魅力
ということでね、前置き事務連絡、長くなりましたが、皆さん見ましたか?
昨日、昨日だよね。日曜日のね、22日日曜日に行われたM-1グランプリ。
うちね、家族はね、みんなお笑い好きなんで、結構ね、ここ数年は割とリアルタイムで見れているかなという感じで、
昨日はね、しっかりリアルタイムで無理なので見てましたけどね、まさか、まさかまさか、令和のマン2連覇。
ええ、あんな死にそうに大変そうなM-12連覇って、すごいなと思うんですけど、
私、別にお笑いはプロではないので、ちょっとね、このラジオらしく、衣装の観点から、ちょっと令和のマンについて今回語ろうかなと思うんですけど、結構ね、衣装話題になってたんですよ。
車さんっていうね、あのメガネかけてる方の方ですね、車さんの衣装がすごい見た目が、なんかすごいラスボス感があるって言って、結構そのM-1の決勝当日以前から、割と同じ衣装でね、ずっと決勝を決勝ってくるので、割と話題になってたんですよね。
で、なんでラスボス感があるかっていうと、ポイントはやっぱりね、今回の車さんの衣装は肩のラインと襟の形、これがそのラスボス感っていうね、ちょっとヒール、悪役っぽさもあるっていうか。
もともとほら、基本的にこれまでの常識で言うと、M-1って優勝したら、もう次の年から出ないじゃないですか。
こう真に道を譲るっていうね、のもあるでしょうし、まあしんどいんでしょう。やっぱりね、だから一回やっぱりもうトップ取れたら、それで終わりっていうのがこれまででしたけど、レイワロマンはもう一回出るっていう、すごく異例のことで潰してやるみたいな感じのことを言ったので、
ちょっと悪役、ヒールっぽい感じも演出しつつ、非常に強いラスボス感っていう感じを、衣装でもね、すごくセルフブランディングに長けた方たちだと思うので、演出してるんだろうなっていうのはあったんですけど、
やっぱりスーツのイメージを作るのはやっぱりね、肩回りなんですよ。だから肩そのもののシルエットと、あと襟、それに伴うシャツの襟の形とネクタイの太さ、ここでほぼほぼやっぱりスーツの印象って決まってしまうので、
私もビジネスマンの方、テレビ出る方含めてスーツのスタイリングすることもめちゃめちゃ多いので、ほぼほぼここでイメージ作っていくっていうのは、芸人さんもそうですけど、芸人さんまだ全身見られる機会も多いと思うんです。今回のM-1だって、だいぶ引きのショット、全身見えるショット、当然ね、漫才コントみたいな場合には動きも出てくるので、
引いたショットもありますけど、でもクローズアップしてのショットも多いじゃないですか。そうすると、やっぱりね、結局胸から上、バストアップって言いますけど、胸から上が見えているシーンっていうのが圧倒的に多いですよね。
芸人さんまだ全身見えますけど、ビジネスマンとかほとんどバストアップしか相手に見えていないと言っても過言じゃないですよね。商談なんかの時にも基本的には机に座ってテーブル挟んでやるわけですから、見えても腰から上じゃないですか。立ち話してあんまり商談しないですしね。立ち話しも距離が近いから、そんな全身見えないじゃないですか。
イメージ作りってバストアップ、プロフィール写真なんかも基本的にはバストアップのものがメインで使われていくわけなので、ここでほぼほぼ決まっちゃうので、ここに命をかける。バストアップ、胸から上。具体的にはスーツの肩と襟と、プラスその中にスタイリングするシャツの襟とネクタイ。ここで衣装をどう決めていくかなんですけど、
今回の車さんのラスボス感はもうここで完璧に形作られているんですけど、要は肩のラインがよく我々が目にする機械の多いビジネススーツに比べてかなり怒り型なんですよね。肩のラインが垂直で、肩先がぴょこっと飛び上がるぐらい結構角張ったライン、パタパタがしっかり入っているようなラインが非常に特徴的なんですよね。
引いてみると、その肩のラインをより強調するかのように、結構ウエストラインは絞り込みがあって、またヒップラインは広がるというかなり攻めた、デザイン性の強いシルエットのジャケットスーツを着ていたんですね。
これも結構SNSで出ていたので、見た方も多いと思うんですけど、このスーツがサン・ローランのものだったんですよ。もうめちゃめちゃパッと見からサン・ローランっぽいなという肩のラインなので、見る人が見れば肩を見ただけでわかるんですけど。
そのサン・ローランのスーツを着ていて、その肩のラインと比例するように比較的ラペルって、スーツの襟のことはラペルって言いますが、ラペルも非常に広い形のスーツですよね。
ピークドラペルより、そこまで尖っていないけど、下襟の口端のような襟の部分がありますよね。上襟と下襟がくっついているところね。あそこの下襟の角が上を向いている形、これピークドラペルなんですけど。
この下襟の形が上を向いていて、かつ肩のラインが光っていると、非常に強そうに見えるし、それがラスボス感につながるし、通常のビジネススーツにはない形なので、ちょっとヒールっぽさというか、なんか特殊な感じがするっていうね。
この辺は、ヘアスタイリングも今回ね、結構車さんバーっとオールバックにしたので、結構ヘアスタイリングまで通ずるトータルコーディネートが非常にうまくされていたかなというところで。
それに対してシャツの襟は結構小さめで、これもちょっとサンローランっぽいスタンディングなんですけど、シャツの襟はすごい小さめで、割とVゾーンっていうね、このシャツとネクタイが見えるラインっていうのはちょっと狭めで、それに対してスーツの肩が光っていて、このコントラストっていうのが非常に特徴的なのが、サンロランっぽいなっていう感じでしたね。
衣装選びの戦略
去年はちなみに、ユナイテッド東京っていう日本のブランドのスーツを着ていたようで、ここのブランドもユナイテッド東京も決してビジネススーツのブランドではないので、やっぱりちょっと変わった雰囲気はあったんですけど、より価格帯もデザイン性も上がったことしということで。
さすが去年の王者で、2冠取りに行くだけはある、ちゃんと価格帯のステップアップもしてるなってところがね、素晴らしいなと思ったんですけど。
芸人さんってね、結構お衣装ね、割と個性的な方多いですけど、ネゾンブランド、こういうサンローランとか、そういうブランドの衣装を衣装として選ぶ方って比較的珍しいかなと。
他で私がパッと思いつくのは女性ですけど、カエルテイの岩倉さんの衣装が、気化学模様のモノトーンの印象的な、だけど結構シックで素敵な感じのワンピースなんですけど、あれがグッチなんですよね。
っていうのがパッと思いつくぐらいで、一番多いのは男性はオーダースーツが非常に多いですよね。なので比較的メゾンブランドのサンローランとかグッチとか、そういう有名なメゾンブランドの衣装って結構珍しいんじゃないかなと思いましたけど、すごいセルフブランディングできてるなと思いました。
なんでこれ成功してるかっていうと、実はその隣にいらっしゃるケムリさんのスーツとの対比もしっかりできてるからこそすごく印象に残るんですよね。ケムリさんのスーツ、今回ブラウンの茶色のスーツで、シャツはブルーでっていう感じの比較的シックなスタイリングでしたけど、ケムリさんのスーツの形っていうのは非常にトラジショナルなスーツ。
ビジネスシーンに着てもおかしくない形はね。茶色っていう色はね、やっぱりビジネスシーンで着られる人って結構限られてるのであれですけど、形と素材だけ撮ってみたら非常にトラジショナルな伝統的なビジネススーツらしいオーソドックスな美しいスーツ。
こっちもね、結構カッチリとちゃんと仕立てられてるスーツですけど、車さんとは違って非常にオーソドックスなトラジショナルなスーツっていう感じですね。
こちらもね、ちょっと調べてみたらテーラーさんがオーダーで作られてるようなんですけども、非常にベーシックなビジネスシーンでも着られるようなスーツですよね。
比較してみると肩のラインも全然違いますし、ラペルもピークトラペルじゃなくてノーストラペルっていう、いわゆるよく見る普通の形ですけど、
ちゃんと煙さんの体型に合わせて、ちょっと普通のつるしのスーツって言い方しますけど、既製品のスーツよりはちょっとやっぱり襟は広めではあると思うんですけど、
でもね、襟の広さってその方の体型に合わせるべきで、まず肩幅をその方の体型に合わせるじゃないですか。
それに合わせて襟幅って決めていくので、肩幅が広いのに襟だけ細かったらバランス悪くなっちゃうんでね。
煙さん結構肩幅がいいので、自然と襟も広くなるねっていうだけで、やっぱりその、なんだろうな、襟の形だけ、襟の幅だけ測ったら多分車さんのサンローランの幅と同じぐらいあるんですけど、
その比率ですよね、体に対しての。煙さんの方が肩幅がいいので、煙さんの肩幅に対してのラペル幅、おそらく12、13センチぐらいと、車さんの肩幅での12、13センチって全然比率で話が変わってくるので、同じぐらいのラペル幅ですけど、非常に煙さんはとりあえずどんな感じ、伝統的な感じになりますね。
シャツの襟も車さんの方が狭いんですよね。煙さんの方がワイドスプレッドで、この襟幅が割と広い感じですね。この辺も非常に今のいわゆるビジネススーツ的っぽい感じの着こなし、仕立てをされてたなっていうところで。
そうすると、実は煙さんと車さんのスーツのシルエットがパズルのようにパチンってはまるんですよ、横に並ぶと。煙さんは上が一番幅が広くて、こうウエストに向けて絞られていってまた膨らむみたいな形で。
一方、車さんは図形にしたら丸みたいな、肩もそんなにイカってなくて比較的ナチュラルストルダーで、カップ服がいいからちょっと胸枝も厚くて丸々感じ。この丸い形と真ん中がへこんだ形っていうのがカチンとはまるっていう、これが横に並ぶとすごく同じようなシルエットで並ぶっていうのも調和が取れていいんですけど、
真逆なシルエットがパズルのようにはまってる並びっていうのもすごく面白くて、そういう丸みのある非常にカップ服のいいスーツが似合う体型の車さん、丸になる車さんの横にラスボスカーがある、煙さんですね、横にラスボスカーがある肩がイカった車さんがはまると、そのコントラストもすごく面白くて、
だからこそより車さんのイカったスーツが目立つっていう、この並びの妙みたいなのも非常に面白かったなというふうに思いますね。
そんな目線でM-1見てみると、結構スーツ着てる方多いので、面白いかなと思いますのでね。
割と芸人さんのオーダースーツって、特に関西勢の方は結構細身のスーツで細いネクタイでっていう感じのスタイリングが多かったので、そういう意味でも、割と令和ロマンは東京芸人っぽい感じだし、
これまでのいわゆるザ芸人さんのスーツっていうのとは、また一線を隠す、車さんも煙さんも両方一線を隠すスーツで、その点も非常に去年、今年引き続いてですけど目新しさがあったんだなと思います。
結構スーツ着てセルフブランディングしたいっていうご依頼がかなり私はスタイリッシュとして多くいただく方だと思うんですけどね。
セルフブランディングの重要性
今みたいな感じで、肩と襟、特にバストアップって言われるところを中心にブランディングしてますので、ぜひ他のいろんな人のスーツのバストアップどんな感じになっているのか見て、ご自身のセルフブランディングを参考にしていただければと思います。
あとね、スタリストとしてスーツのスタイリングね、今私が語っちゃいましたけど、すごい面白いので、興味がある方はね、ぜひぜひ4スタイルパーソナルスタリストのパーソナルスタリストスクールの方ではね、スーツスタイリングをしっかり教えていますので、興味ある方はぜひ。
現在募集中の第18期、残り残席2つになりましたので、年内にはちょっと埋まっちゃうかなという感じもありますので、締め切りは1月11日なんですけどね、ぜひお早めにご入学申し込みいただけると嬉しいです。
ということで、M1みなさんどうでしたでしょうかね。気になる衣装とかあったらね、ぜひぜひまたSpotifyのコメント機能、もしくは番組概要欄にありますマシュマロ機能からメッセージ送っていただけると嬉しいです。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
20:04
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