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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いトークラジオ。
本日で452回目の配信でございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれを思って楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師のヒサノリサです。
今週もよろしくお願いいたします。
いやー、ちょっとね、放送中はあまり触れてなかったんですけど、朝ドラにどっぷりハマる時とハマらない時ってありますね。
比較的、大阪製作の朝ドラにハマるパターンが多くて。
とはいえね、一番初めの私の朝ドラデビューというか、一番初めにハマったきっかけってアマちゃんなので、
それは東京製作だったと思うんですけど、それ以降は結構大阪製作にハマることが多く、
この間終わったね、カムカムエブリバディはドハマリしましたね。
この間言ったと思うんですけど、火事の合間にしかテレビ動画を見ないんですが、
NHKはね、NHKプラスっていうスマホアプリで見れるので、15分っていう時間がちょうどいいんだ、また。
毎日見てたんですよね。
なんかすごく見てない方にもね、簡単にご説明すると、
3人ヒロインがいるっていう珍しいパターンで、
ヒロインが途中交代していって、全部で100年のファミリーヒストリーみたいなね、
そういう話で、100年の中で3世代のヒロインが交代していきつつ、その繋がりを描くみたいなね。
もちろん戦争も深く絡んできて、テーマはNHKのラジオ会話講座、英語講座なんですけど、
それ以外にもいろんなモチーフがテーマがあってっていう話なんですけど、
でもなんかファミリーヒストリーって一応なんかそういうキャッチコピーというかだったんですけど、
なんか私すごく先進的なアサドラマだったなと思って、アサドラとしては。
3人交代っていうその形式、表面的な形式ではなくね、脚本として、
その世代の繋がり、まあ血縁の繋がりを描くのかと思いきや、
実はその前の世代のものを受け継いで発展させていくのは必ずしも血縁しなくていいっていう描き方がすごく強かったんですよ、今回。
それはあんまり全面にフィーチャーはしてないんですけど、脚本家さんは多分そのことをすごく強く意識して描いてるなっていう感じで、
例えば初代のヒロインがやっていた和菓子屋さん、お家がやっていた和菓子屋さんは結局途絶えてしまうんだけど、
そのことをしたきっかけでその味を知った少年が、その和菓子屋さんの名前を継いで、全く関係ない赤の旅の少年が、
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その和菓子屋さんの名前を継いで、実はその名前で和菓子屋さんを起こしていたりとかね。
あとは出てくる時代劇のヒーローが、スターがいるんですけど、
その時代劇スターも最終的に後を継いだのは、血縁関係にある人ではなく、その時代劇に敵役として登場した赤の旅人が、
3代目なんたらって就名したりとか、結構そういうのがあったり、あと3代目のヒロイン、かわいいりなさんがやってましたけどね、
最終的になんか新しい声が始まったかなみたいに似合わせ終わったんですけど、結婚せずに、子供を思わずに終わったりとか、
なんか別に、前の世代のことを引き継いでやっていくのは、別に血で繋がってなくてもいいよねみたいな、
そういうことを強く感じて、すごく新しいなというか、逆に数十年後見た時に、すごくジンとくるというか、
なんか新しかったなって思う朝ドラなんじゃないかなっていうふうに思いましたね。
それが全然わざとらしくなくて、自然ですごく練られた、こういうわざとらしくなさって、
そういう多様性とか、血縁関係じゃなくてもいいみたいなことが、本当に腹に落ちてないと書けないんだと思うので、
非常にフラットなものの見方をされる方なんだなって、結婚した子さんのことを思いましたね。
そんな非常に面白かった朝ドラなんですけど、実は一番初めの初代ヒロインのところで、後半で一回脱落してるんですよ。
視聴を見るのを。なぜかというと非常に辛い展開だったんですよ。厳しい展開だったんですね。
そういう最近、どんどん年を追うごとに、辛いドラマとか辛いコンテンツ、
心情的に辛くなっちゃうコンテンツが見られなくなってるんですよ。昔はそれも含めてエンタメとして楽しめたのに、
最近どんどん見れなくなってることに気づいて、今同じNHKのタイガドラマにも私とハマりしていて、
それもね、先週までは非常にコメディタッチの部分が多くて、笑いながら見てたんですけど、
今って兵器討伐して現地の話なんで、人がバサバサ死ぬわけですよ。裏切り裏切られないわけですよ。
この先もめちゃめちゃ辛い展開が待ってることは、歴史の場合にはネタバレしてますから、すでに歴史決まってますので、
分かり切ってるんですけど、今週あたりからその兆候が、匂いがしてきて、ちょっとね、私これも脱落したんじゃないかなっていう感がしてきてるんですよね。
なんかよくね、鬱映画ってあるじゃないですか。見ると鬱になるぐらい辛い展開の、スティーブン・キング原作のミストとかさ、
ああいうの私、今初見だとしたら、見るっていうことができないかもしれないなって思っちゃうんですよね。
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そういうことを考えるときに思い浮かぶ心理学の言葉が、エイジングパラドックスっていう言葉があって、これどういう意味かっていうと、
人間って年をとればとるほど、そのネガティブな状況が増えるじゃないですか。体が動かないとか、これまでやってきたことができないとか。
となると、普通に考えると、年をとればとるほど気持ちが落ち込んでいく、幸福感が減っていくはずなのに、調べてみると実は、
そのネガティブな状況が増えてるのに、高齢者のシニアの幸福感はそれほど低くないっていうことが分かってるんですよ。
これ、エイジングパラドックスって言うんですけど、これに関してはいろんな要因が考えられているんですけれども、
その中の一つが、その幸せ感を維持していく、キープしていくことそのものが、そのシニアにとっての目標になっていくからだと。
つまり、幸せ感をキープするために逆算していろいろやっていくっていうふうに、自然にそうしていっているから、幸せ感がキープされる。
つまり、今言ったように、悲しくなるような、つらくなるようなコンテンツは見ないとかですね。
そういうことをやっているから幸せ感がキープできる。
例えば、つらくなりそうなものには手を出さないとかね。
それから若い頃なら、例えばちょっとした試練に立ち向かうことも、先を考えればいつか自分の糧になるかもって手を出すけど、
もうね、年老いてきたら、先が短いのにわざわざ修行するメリットもないわけで、幸せなことだけ味わってよって無意識に選択していって、
結果、幸福感がそれほど下がらないっていう、非常によくできた人間の心理の本能的な部分だなって思うんですけど、
それがいよいよこの年でもう感じ始めたなという気がするんですよね。
やっぱり心理的な安定を年を重ねば重ねることを強く求めるものなんだなと。
だから、ことさら自分をつらい気持ちに追いやるようなコンテンツはいくらエンタメとはいえ、ちょっと本能的に避けてしまうものなんだなっていうことを非常に感じましてですね。
だからやっぱりつらいコンテンツ、でもつらいコンテンツの面白さもやっぱりありますよね。
なので、そういうのは本当は若いうちに見ておいた方がいいよっていう謎の老婆心がそれを伝えたいというですね、皆さんに。
私と同性の方もいらっしゃればわかるって思っている方もいると思うんですけど、私の場合には結構ね仕事でガシガシチャレンジングなことしちゃうので、
そこで心のエネルギー使ってるっていうのもあると思うんですよね。
だから余計にこの余暇の時間でそのつらいコンテンツを消費するほどのエネルギーが残ってない。
そのエネルギーを減っていくにも関わらずっていうところももちろんあると思うので、人より症状が早く出る可能性はかなり高いんですけど、
だとすればね、同年代の人にもぜひ知っておいていただきたい。
この先、つらいコンテンツはどんどん消費しがたくなると。
これはね、よく言いますけど、歳をとって時間ができたらたくさん本を読もうと思っていたら、歳をとったら文字が見えなくなって本を読めなくなったって話と一緒で、
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歳をとって余暇ができたらって思っていることでできなくなることって結構多いので、やっぱり今のうちやっとくべきだなって思いますよね。
と同時に、やっぱりね、そのコンテンツ以外にもね、苦手なこととかコンプレックスなことって人間あるじゃないですか。
例えば、オンラインサロンの服装心理ラボなんかやってると、おしゃれがずっと苦手で大人になってしまったと。
目を背けてきたけど、やっぱりちゃんと克服したくて入りましたって方多いんですけど、
そういうコンプレックスの克服も、そういう意味では早ければ早いほどいいってことになるんですよ。
一時的に辛いことに目を向けて、修行のように頑張ることが必要になってくることも多いので、
そうすると、やっぱり年齢を重ねるほどそのエネルギーがなくなっていく、そのやる気がなくなっていっちゃうってことにもなりますし、
ましてやね、そのコンプレックスを解消することなんていうのは、人生の残り時間が長ければ長いほど後が得になりますからね。
なのでやっぱりそういうことこそ早めにやったほうがいいんだなっていうふうには思うんですよね。
本当にね、辛いコンテンツとかコンプレックスの克服とか、体力使うけど楽しいっていうことは、やっぱり若いうちにやっておくのが一番ですからね。
なので、いつかおしゃれを見直そうとかね、おしゃれはもちろん一生楽しめるものではあるんですけど、
いつか見直そうとかね、思っていらっしゃる方は、本当に今が一番若い時なので、早めに味わっといたほうがいいなと。
私も今慌ててね、文字が小さい小説とかね、時間なんとか見つけて読み始めてますけど、本当に早いほうがいいなと。
時間ができたらと思っててもできないんですよね、時間ってね。
だから早ければ早いほどいいんだななんていうふうに思いました。
そんなことで、ドラマの話からだいぶ脱線しちゃいましたがね、皆さんの今見ているドラマとか、また春にいろいろドラマ始まるので、
お勧めのドラマの話とかもね、ちょっとファッションからずれますけども、ぜひマシュマロなどでメッセージで送っていただけると嬉しいです。
それ以外にもファッション心理に関するお悩みご質問、引き続きお待ちしておりますので、
こちらの番組概要欄にありますマシュマロからお気軽にお送りください。
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ぜひぜひよろしくお願いいたします。
さあ、あさってはね、副葬神ラムの総会、月1回のライブ配信ですので、今入会すればね、このライブ配信にも間に合いますので、
気になってた方はできるだけ早いほうがいいですよということでね、ご入会ご検討いただけると嬉しいです。
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ではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。