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2022-09-06 11:56

534.「オン・オフを切り替えなきゃ!」という呪いを解く from Radiotalk

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在宅ワークも長くなってきて、オン・オフの切り替えに悩んでいる人は増えているかも知れません。これからの時代、1つの仕事だけで食べていくのが難しく「複業」が普通になるかも…ということも考えると、どう切り替えるかは大きな課題になりそう。でもそもそも「切り替え」って必要なんでしょうか?

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
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はい、ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で534回目の配信でございます。
この番組は、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、バッサバサと解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、公認心理師の岐山のりさです。
本日もよろしくお願いいたします。
さあ今日はちょっと前のデータなんですけど、インターネットでね、ちょっと気になったアンケート調査があったので、
ちょっとね、だいぶ取り上げるの遅くなってしまったんですけど、ちょっと見ていきたいと思うんですけど、
在宅ワークに関するアンケート調査、皆さん今どうですかね。
またこの8月はね、結構感染状況悪化したので、また在宅ワークに切り替わったって方も多いでしょうし、
もうコロナ禍に入ってから、もう完全に在宅できる人はしていいよっていう風になったっていう人もいるでしょう。
また一方、その一方で仕事の内容的に、もう在宅ワークがもうそもそも難しいという方もいらっしゃいますよね。
あの、出社しなければ、会社に、職場に行かなければ成り立たないお仕事の方も結構いらっしゃると思うので、
その方たちはね、在宅ワークっていうのはなかなか難しいわけですけれども、
その在宅ワークっていう言葉とか働き方に関するその認知度というのかなっていうのは、
そういうふうに働いている人もいるんだなっていうその働くスタイルとしては定着してきた感じはありますよね。
で、その在宅ワークに関する調査なんですけど、パラソニックがやった調査ですね。
なんですけれども、これね、7月末のね、ちょっと記事になったんですけど、
在宅ワークはオン・オフの切り替えが難しいというふうに約8割が回答したというね、そういう結果が出てるんですけども、
具体的には朝仕事モードになれない、やる気をかけないと感じることがあるとか、
仕事の集中力が続きにくいとかね、オフィスワークの時よりも長く仕事しちゃうとか、
ちょっとオン・オフの切り替えができないことで、ちょっと仕事の生産性に影響してるんじゃないかとか、
生活の満足度に影響してるんじゃないか、みたいなふうに回答した人が多かったよっていう結果だったんですね。
で、このオン・オフの切り替えって結構、私の周りでも話題になることが多くて、
っていうのも、私がやってるフォースタイルパーソナルスタイリストスクールっていうね、
FPSSっていうスタイリスト養成スクールに通ってる生徒さんって、現状何らかのお仕事を持っていて、
家庭もあって、さらにそこにプラスアルファで、まずは副業としてスタイリストだったり、
イメコンだったりを始めようとされている人が多いんですよ。
なので、オン・オフはもちろんなんですけど、副業と本業の切り替えとか、時間配分とかが結構課題になることが多いので、
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そういうことに関する質問をすごくいただくことがあります。
私自身も、会社員としての顔を持っているわけじゃなくて、私は完全にこの会社経営で、
一本で仕事としてはやっているわけなんですけども、この会社を経営する中では、
仕事の種類っていくつかあるので、いろんな職業を兼業しているような形にも結構近いんですよね。
マン・ツー・マンのパーソナルスタイリングがあったり、あとは企業さん向けのコンサルティングとか、
身だし並み研修みたいなのがあったり、あとはスクール運営があったり、
オンラインサロンがあったり、いろんな文章を書いたりとか、いろんな仕事があるので、
あとは心理カウンセリングというファッションと一旦切り離された仕事もありますしね。
なので、そういう意味でのいろんな仕事の切り替え、そしてプラス私はまだ子供が小さいので、
育児もあるし、当然家庭もあるしということで、オン・オフという2分割ではなくて、
もっと細かく分割されている感覚を私自身にもすごくあるわけです。
子供を産まれたのはここ5、6年のことだとしても、それ以前から家庭はありましたので、
オン・オフの切り替えというのもずっとやってきたしということもあるので、
その経験の中でどうですかというふうに聞かれることもすごくよくあります。
オン・オフの切り替えというのは結構向き不向きがあると思うんですが、
まずオン・オフの切り替えが難しいなと思っている方に、
そういう相談を受けた時に私が言うことは、
オン・オフをそもそも切り替えなきゃいけないのか、
切り替えるものなんだという思い込みから一回疑ってみた方がいいよというのをよく言っています。
オン・オフを切り替えないとうまくいかない人ももちろん性格、性質的にいらっしゃいます。
休みは休みで完全に仕事のことを頭から出さないと、
そもそも疲れてしまって仕事に向き合えないという人もいますが、
別にそんな性格ではないのに、
世の中がオン・オフの切り替えってすごくお題目のように言うから、
オン・オフを切り替えなきゃいけないんだって思っている手段が目的化しちゃってる人も結構いるわけですよ。
そもそもオン・オフの切り替えって、
それぞれの時間を充実させる、集中するっていう目的のための手段だったわけで、
じゃあどう切り替えようかっていうことのはずなのに、
オン・オフを切り替えること自体が目的化してしまって、
本来別にそんなに切り替えなくてもそれぞれに集中できるはずなのに、
切り替えることに一生懸命になっちゃって、
じゃあ一人暮らしで部屋数が少ないのに無理やりワークスペースとプライベートスペースを分けてみたりとかして、
それぞれ狭くて窮屈だなみたいなことになっている方も結構いらっしゃるんですね。
だからオン・オフを切り替えなきゃいけないって思い込みすぎて辛くなっている人も結構いるので、
それは別にしなくてもいいんだよっていうところからスタートする。
した方が良ければすればいいし、しなくてもいいんだよっていうところからスタートするっていうのも大事なんじゃないかなと。
これはオン・オフの切り替えに限らず結構こういうことってあって、
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世の中でした方がいいって言われてるからしなきゃいけないと思い込んだけど、
しなくてもいいんだってことって結構あるんですよ。
例えばファッションで言うと着回し。
着回しっていうのは少ない服でいろんなコーディネートが作れるように、
いろいろにコーディネートを作ってアレンジするテクニックのことを総称して着回しって言われることが多いですが、
別にいろんな感じのコーディネートが着たくなければいいわけですよ。
それこそ制服のように同じアイテムを同じような着方しかしない、
それをずっと毎日繰り返してもいいわけですよね。
だけど世の中的に着回しテクニックが必要とか着回しをするにはっていう着回しすることが前提として語られてるから、
いつの間にかそれが刷り込まれてしまって、それこそ呪いになっちゃって、
着回しせねばみたいな、必要ないので着回しせねばみたいな風になってる方もいらっしゃる。
そんなようにオンオフの切り替えっていうのが、
自分にとって本当に必要なことではなくて呪いになっちゃってないかっていうのは考える必要があるよっていうのはいつも言ってます。
私自身でいうとオンオフの切り替えが必要ないタイプです。
あまり切り替えないと生産性が落ちるっていうのはあまり考えたことがなくて、
むしろごちゃ真似にしておいた方が飽きなくていいっていうタイプっていうんですかね。
なので切り替えずにシームレスにオンオフを混在させて、
洗濯機回してる間に原稿一本書いてとか、
子供見ながら頭の中で次の企画のアイディアを練るとか、
子供と遊んでる最中に企画のアイディアが浮かぶとかっていうのも結構あったりするタイプなので、
あんまりオンオフを切り替えなきゃいけないっていう、
切り替えた方が心地いいなっていう感覚はあんまりないんですね。
なのでよく土日とかも取引先さんとかお客様にメール返したりするので、
休んでくださいねって言われるんですけど、
私にとってはできるときに送る方がストレスがなくて、
土日休みなさいって言われることの方が結構ストレスだったりするので、
そういう意味でもオンオフの切り替えがいらない私のようなタイプもいると思います。
だからもしオンオフを切り替えなきゃいけないんだろうなと思ってやってみたけどうまくいかなかったのであれば、
切り替えずにやってみたらどうなるかってぜひ一回試してほしいなと思うんですよね。
オンオフを切り替えずにいけるのであれば、
その方がこれからの時代もしかしたらいいかもなって思う理由もいくつかあるんです。
それはこれからしばらくは不景気っていうこともあって、
一つの仕事だけで満足いく収入が得られないことってすごく多いと思うんですよ。
そうするといろんな仕事を兼任して副業をしてやっていかなきゃいけないっていうこともあったりします。
あとはそうでなくてもただいさえ寿命が伸びていく中で100年生きるとしたら、
今60歳65歳で定年来ちゃうけれども、その後も絶対もう一回就職して働くことになるはずなんですよね。
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定年っていう制度もどうなるか分からないっていうことがありますよね。
そうなっていくと1個の仕事だけでずっとやっていくってこともないわけで、
そうするとオン・オフっていうさっき言った2つの区分で済まなくなるんですね。
オンが4区分あってとかね、オフもいろんな顔を持ち始めると思うんですよ、100年も生きるようになったら。
なのでそういう意味ではそれをすべてをきれいに切り替えて、
今日はこの日、今日はこれだけの日っていうことはなかなか難しいんじゃないかと思うんですね。
なのでシームレスにいろんな顔を持った自分を自分の中に持っておく。
それをシームレスにあることを心地よく感じられるようになっておいた方が、
これから先は生きやすくなるんじゃないかなっていう気がします。
あとはオン・オフを切り替えたい方ってやっぱりオンはすごく張り詰めちゃうから、
オフのリラックスした時間がないと体が持たない、頭が持たないっていう方も多いと思うんですね。
であればそのオフの時に感じるようなリラックス感を感じながらできる仕事を見つける。
その時間を増やすっていうのも一つの手なんじゃないかなっていうふうには思うんですよ。
そうしておかないとオン・オフの切り替えにこだわっていくと、
やっぱりリラックスした時間、オフの時間が減ってしまうとすごい損した気持ちになりますよね。
でもこれからの時代もっと働かなきゃいけなくなるかもしれない。
って考えるとオン・オフって切り替えて、
オンの時間が延びれば延びるほど損したのは私の人生なんだろうって思うぐらいであれば、
オンでもオフのような心地よさを感じられるような仕事を見つけていくっていうのも一つの方法なんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
そう考えると私がオン・オフあんまり切り替えなくてもストレスがたまらないのは、
そもそもオンの時間にやってる仕事が好きなことしかなくて、
気持ちをすり減らして張り詰めてやらなきゃいけない仕事からはできるだけ離れるように。
そうじゃない仕事で生きていけるようにやってきたからこその今なんじゃないかなっていうふうには思うんですね。
FPSSの受講生もそれを目指してきてるっていうところもあるので、
そうであれば別にオン・オフっていう切り替えはあまり意識しすぎなくても、
全部オフみたいに感じるような仕事で人生を埋め尽くすっていう発想もあるんじゃないかなっていうふうにはお話しています。
だからそういう意味では好きなことを仕事にできるようにした方が、
オンもオフの時間みたいな心地よさを感じやすくなるとは思いますので、
もしファッションが好きっていう方がいたらね、そのファッションを仕事にしてみるっていうのは、
すべてをオフで満たすような人生への近道ということで考えてみてもいいんじゃないかなと思います。
番組概要欄にFPSSのリンク貼っておきます。
それではまた次回。
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