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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか。
そんない理科の時間B、第427回。
そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、
よしやすと、
かおりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、9月の最初の回で、
暗号試算とかね、仮想通貨とかね、
そんなような話をしようと思っています。
結構最近ね、ビットコインとか、
これまでの通貨と違うもので取引ができるっていうのが始まってますけど、
結局それって何なの?とか。
わかんない。
PayPayとか、エディとか、スイカとかと何が違うの?みたいな話が、
わかるといいかなって思っていて。
聞けばわかるようになりますか?
結構複雑なので、
だいたいこんな感じよっていうのが、
説明できるといいかなと思っているのと、
あとはちょっとね、技術的な複雑なところも、
説明はしようかなと思っています。
で、オープニングではですね、ちょっとだけ、
私たちの配信先っていうのの話をしようと思っていて。
配信先?
そうそう。
今この番組って、ポッドキャストっていうので大半の方が聞いてると思うんですね。
ポッドキャストっていうのを配信するのって、
私たちのウェブサーバーから、
あっちこっちのアプリケーションを通して、
皆さんのお耳に届いてると思うんですけど、
ウェブサーバーに直接来て、ソンライドットコムっていうところに来て、
ぽちぽちやっていくと、MP3ファイルがあったりするのよ。
それをね、再生ってやればウェブブラウザ上で再生もできるんだけど、
ポッドキャストっていう仕組みを使って、
皆さんはソンライリカの時間っていうシリーズになった番組の最新回を聞くっていうのができるようになっていて。
ウェブにあるのは、全てのファイルがあったとしても一つ一つ独立しているから、
一個終わったら一個、また次を聞くんだったらまた次っていう風にしていかないといけないのが、
特殊なアプリケーションを利用することによって、一つのグループとして認識して、
それなりのいくつかの利便的な使い方ができるようになるってことですね。
そうそう。ブログとかと同じで、
だいだらさんが書いてるなんとかブログっていうのは、第1回、第2回、第3回ってあるじゃないですか。
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それを1回から100回までのやつをまとめて、
タイトルと本文へのリンクみたいなのをくっつけて、まとめたっていうファイルがあって、
それをみんなが読むと、
私たちの場合だったらMP3ファイル、音声ファイルにアクセスができて、
さもラジオの今週来週とか先週の回みたいな感じで、
順番に並んで聞けるっていうふうになってるんですけど。
Podcastっていうのを配信するときに、私が何やってるかっていうと、
自分のウェブサイトで新しいブログ記事みたいのを書いて、
MP3ファイルを貼り付けるってやって、更新ってやると、
さっき言ったリストの新しいところに最新回タイトルホニャララ、
このファイルっていうのが付いたのがあって、それをあちこちのサービスが読みに来てくれて、
SpotifyとかApple PodcastsとかGoogle Podcasts、
あとはAmazon Music Primeとかで見に来てくれて、
最新回を表示してくれるっていう仕組みになってる。
昔ブログがまだメジャーになってなかった頃、
まだウェブ普通のホームページがメインで、
そこのコンテンツとして日々更新したのがあったとしても、
それは一つのページでしかなかった頃、
その頃に更新されたかどうかを見に行くアプリケーションってできたんですよね。
巡回アプリ。
それ巡回アプリ用のコメント、いついつ更新しましたよっていうのを、
ホームページのHTMLの一番上あたりに入れておくと、
そうすると、その巡回アプリがそこを読んで、
自分のパソコンにあるものとそこの日付を比べて新しいものがあったら、
そこのページを読み取ってくれる。
だから自分のパソコンに巡回して保存しておいてくれると。
だから次に簡単にどれが更新されたかが分かって、
すぐ見れるよっていうのが、
そのうちブログという、一つのツールというか形式が少し出来上がったわけですよね。
そうそうそう、それにRSSっていう木字みたいなやつを配布するっていう機能がくっついて、
それを使って音声を配布するのがPodcastなんですけど。
なるほど、そういえばあったな。
それで、あちこちのサービスってSpotifyは音楽とPodcastがコミで聞ける感じ。
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Amazon Primeもちょっと似てるんですけど、
一方でAppleのPodcastは音楽配信とPodcastは全然別だけどとか、
こっちではお金を払って月々契約ができたりとかっていろんなパターンがあって、
私たちのところでは、オトバンクっていう会社のオーディオブックっていうところにも配信をしてるのね。
で、そこは私の仕事というかですね、作業はちょっと違って、
音声ファイルを作ったら、オトバンクさんのサーバーに登録するんだよ。
自分のホームページではなくて、
それはオトバンクのサーバーにまずアップ、だから2箇所にアップしなきゃいけないってことね。
そう。で、新しい音源ですよっていうのを、専用の自分のIDとパスワードを入れて自分のページに行って、
新しいコンテンツアップロードっていうのを選んで、ファイルを選んでってやって、
タイトルつけてっていうのをやってアップロードが終わると、
オトバンクのところに出てくる聞き放題の新しいエピソードとして追加されるっていう仕組みになっていて、
で、オトバンクはオトバンクで、今度はオーディオブックとポッドキャストっていうのが一緒に売ってるというか、
っていうサイトで、無料でも聞けるものはあるんだけど、有料コンテンツばっかりなんだよね。
みたいな感じで、いろんなところで私たちの音声は配られていて。
オトバンクさんは、そもそもオーディオブック。
本の朗読をたくさん出してるところなので、
すごいたくさん市販の本屋さんに並んでるような本の朗読したコンテンツが並んでいて、
耳で本が楽しめるっていうやつなんですけど、
そこのお仲間に私たちは入れてもらっていて、
なので、プロの声優さんが朗読をしている本と競合しながら聞いてもらってるってわけですよ。
実は私、オトバンクというかオーディオブック、そんなにたくさんは利用していなくて。
紙で読むのがいいなって思うことがあるというか。
何ページか戻って確認してとかっていうのをやっていくのは、
音だとめんどくさいというか大変なんだよね。
とか、耳で聞いても集中しないとやっぱり聞けなくて。
ながら聞きができますっていうのが売りになってるけど。
どうしても聞きたいわけですね、しっかりと。
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だからどちらかというと、吉谷さんが見たい聞きたいものは知識を得たいものだから、
しっかりと集中したいわけですね。
例えば音楽みたいな感じで流しておくっていうのを求めてるわけではない。
っていうのと、私たぶんダメなんです。
ダメなんですか。
何々しながら聞くっていうのって、音楽だったら別にいいんだけど、
何か作業しながら聞くのも、何にも考えない作業だったら聞けるんだけど、
ちょっとでも考えるような作業と、意味のある音声っていうのは両立できなくて。
だから電車に乗ってるときに聞くんだったらいいんだけど、
でも電車に乗ってるんだったら本読めるじゃない。ある意味。
たぶん運転しながらだったら聞けるのかもしれない。
ただ知らない道をどっちに行くんだろうって考えながらだと、たぶんダメだっていうぐらい。
いつも通っている道とか、高速道路で降りるインターチェンジだけを覚えてればいいみたいなときだったらたぶん聞けるんだけど、
次はどこで曲がるんだっけなって思いながらのときにはたぶん聞けないんじゃないかと思っていて、
そんなに聞けてないんですが。
最近そこから、けんぽん?本をいただくっていうのがオファーがやってまいりまして、いただくことができたんですけど。
けんぽんって言うんだ。
そうそう。本をあげますよってやつね。
で、私とかおりさんに、理科の話題の本が新しくリリースされるので、お読みになりますかって言って、
お聞きになりますかって言って。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
私自身はね、実は紙ですでに購入済みの本だったので、紙で自分で読みますっていう感じで。
まだ読んでないの?つんどく?
つまみ読みで7割ぐらいは読んだはず。
ちなみに吉田さんって、いっぱい本読んでて、図書館とかでも借りては来てるけど、
結構買ってみるじゃないですか。
買ってますよ。
読んだ本どうなってんですか?
それがもう大変なんですよ。あふれて。
ねえ、吉田さんのうちに行ったらどうなってんだろう。
大変なんです。本があふれて。
よねえ。はい、まあいいや。
とかがあって、いろんな本とか音声の楽しみ方が増えているなっていうふうに思ってるんですよね。
そうそう、今オープニングで、暗号通貨の話にはまだ行かないですよ。
12:05
ちょっとね、音声配信の話を少しだけしたくて。
私たちのグループのリーダー竹内さんが会社を辞めまして、
喋りをするので世紀を立てていくっていうのを始めていて、
ラジオトークっていうところや、
ボイシーやグノシーとかでコンテンツが配信できるように拡作をしてまして。
一通り音声コンテンツなのね。
みなさんのライフスタイルの中に、
どうやって音声コンテンツを挟み込んでいくかっていうところじゃないですか。
人々はみんな24時間しか時間がない中で、
テレビを見る時間の代わりに音声聞いてもらうとか、
あとは何かのときにながらで聞いてもらうとかっていうふうに、
こうしていかないといけないんだけど。
今も行っている生活にどうやって割り込むかですよね。
そうそう。
で、さっきも言ったとおり、
自分自身が音声を割り込めるところってそんなにたくさんないわけ。
通勤ぐらいしかなくて。
暇な時間あるでしょっていうときには、
本読んじゃえばいいじゃないかと思っちゃうんで。
特にながらがあんまりできない。
そうそう。私はね。
とかがあって、竹内さんも心配になるけど、
私はみなさんが音声コンテンツをどうやって生活の中で活かしているのかみたいな話は気にもなるし、聞いてほしいし。
あ、そうそう。大事なことを言うの忘れちゃった。
オーディオブックで私たちの番組を聞いていただくと、
私たちのところに報酬が入るようになっていますので、
オーディオブックの聞き放題サービスでこの番組を聞いてくれると嬉しいです。
それだけ言っとかないと。
ということで。
すごいね。それで生計立てるのか。
っていう意気込みで始めていますよ。
なので、そんない竹内を応援してあげてください。
なるほど。
がんばれがんばれリーダーって感じ?
そうですね。
で、今日の本題を少しオープニングで話すと、
ビットコインとかね、暗号通貨とか、
仮想通貨とかって皆さん聞いたことあるんじゃないかと思うんですよ、最近。
15:00
最近というか、ビットコインは1年だか2年ぐらい前にぶわーっと話題になって、
話題がなくなったなー、消えたかなー、消えることはないんでしょうけど、
消えたかなーと思ったら、また最近ちょっと聞くようになって、
あるんだっていうぐらい私には遠慮いそうな存在なんですけど。
何がすごいのかってなんとなくわかりそうでわかんないよね。
わかんない。
そもそもなんで暗号資産っていうのが作られたかっていう話をオープニングで少しして、
本編では仕組みの話をしようと思うんですけど、
そもそもお金ってどうやってスタートしたかっていう話、前もした気がするな。
ぶつぶつ交換からお金になったっていうのがあるじゃないですか。
渋沢栄一がやってたじゃないですか。
やったっけ。
私が読んだ資料によると、昔々何かを誰かにあげるときに、
ぶつぶつ交換もあっただろうけど、
後で、この借りは返しますっていう証文を書くじゃないけど、
そういうのがお金の始まりだっていう説があって、
何が言いたいかっていうと、
南の島でバカでかい石がお金だっていうのって聞いたことないですか。
なんか聞いたことがあるというか、
小学校の頃にそういう漫画があったような気がする。
そんなの財布にも入んないし。
ゴロゴロゴロゴロ転がしていくっていうようなやつね。
下手すると転がらなくて。
要は、その石に所有者が書いてあるわけですよ。
で、新しく掘るわけ。所有者が変わると。
で、何々の代金としてこれを渡すみたいな感じであるんだけど、
結局は、お金っていうのは、
所有権、お金っていうものを持っていたら、
何か他のものに変えられるっていう権利のことなわけですよね。
何十年か前までは、国の中央銀行っていうところが、
この紙幣、千円札を日本銀行に持ってきたら、
千円分の金と交換しますよっていうので、
金を準備して、それを持ってるから、
みなさんはこの紙幣は信じられるんですよって言って、お金を回してきた。
紙幣は大倉庄印刷局で印刷したやつしかないから、
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偽造ができないっていう建前で流通するわけですよね。
そうすると、私が千円札を誰かに渡して物をもらうってやると、
その千円札はどこかで誰かが最終的に金に交換してくれるっていう保証があるからこそ、
お金として存在してきたんだけど。
お金だから金ですもんね。
ある日、もうみんな金とかなくても信じれるってことにするよねっていう日が来るわけですよ。
金本位制の崩壊が来て、それでもお金は回っていて、
っていうふうに今なっているんですけど、
結局は誰かがこの通貨を責任を持って保護しよう、
つまり価値をキープしようという努力をするかしないかっていうところにかかってきてしまっているわけで、
それがいい加減になると、お金の価値がどんどんなくなるっていうことが発生するわけ。
だから超インフレみたいなところでは、お金の価値がどんどんなくなってくる。
だってこの紙持ってても何が買えるかどうかわからないってなってくると価値はどんどん下がるから、
今日と明日、今週と来週でお金の価値がどんどん下がるから、
物を持ってたほうが得るみたいな感じで、
お金をもらって次に払いに行くときにはたくさんお金払わなきゃいけない。
効果ではなくて、物のほうが。
通貨ではなくて。
そうね。
っていうのがあって、っていう話で、
ビットコインを発明というか発案した人は。
あれ結局まだわからないんですよね、誰だか。違ったっけ?
わかってるの?ビットコインを作った人って。
ビットコインの論文っていうのがありまして、日本人っぽい名前の論文がありまして、
佐藤仲本さんっていう名前の著者が2008年に書いたビットコインの論文っていうのがあって、
ピアトゥーピアで行う電子的通貨のシステム、ビットコインっていうのがあるんです。
それ以前ってそういうのはなかったんですか?
たくさんアイデアはあったんですけど、
自律的に回っているっていうのが、ビットコインが一番実績があるやつで。
そこが一つ大きいポイントなんですけど、
デジタル的にお金のやり取りをするとなると、
お金っていうかデータネットをするとなると、
21:02
私はあなたにいくら払いますっていう証文を作るとするじゃないですか。
自生活だったら、私は来月あなたに100万円あげますって書いて、ピッて渡せば、
それを持ってこられたら渡すみたいなことでお金的に使えるよね。
でもデジタルでそれを作っちゃうと、
それってあちこちにコピーされて、他の人も請求してくるかもしれないっていう問題がある。
二重払いが可能になるっていうのがデジタルっぽいところだよね。
その証文自体もコピーできちゃう可能性があるってことですね。
現物ってコピーしにくいじゃないですか。
サインを真似て、ペンを使ってサインを真似て書くみたいなことしなきゃいけないんだけど。
あとは、結局お金のやり取りをするときには、
第三者の信用がおけるところを買いするっていうふうになってるんだよね。
今や銀行がそれを専業的にやってるんだけど。
そこが効率が悪いんじゃないかっていう話と、
さっきも言った信用っていうのが誰が作ってるかよくわからないまま、
通貨が行ったり来たりするけど、
それってそのままだとインフレしちゃう?
お金の価値って実はなくなっちゃうんじゃないかっていう心配があるよねっていうのを解決したいっていうのがポイントなんですよ。
よくわかんないでしょ。
わかんない。
でもデジタルだとそれってやりにくいはずなんだけど、
それをデジタルでやる方法っていうのを考えたのが、
里市仲本さんっていう人なんです。
結局、実生活で行われていた紙、紙幣という、
もともとは金本一世だったものが、
金本一世ではなくなって、信用があるから行われてるようなことを、
コピーがいとも簡単にできるデジタルという媒体で、
できるような仕組みを考えた。
それ以上のことができるようになりましょうっていうのがあるんですけどね。
それ以上のことができるんですか。
普通の紙のやりとり。
っていう話も少しします。
ということで本編では、どうやってその問題を解決するかって話と、
どんな技術が使われるかって話と、
その先どういうふうに繋がっていくかっていう話をしていきたいと思います。
はーい。
Hello everyone.
バイリンガリオでは、兄弟博士のナオトと、東大大学院生のキアヌが、
英語を交えて科学ニュースをお届けします。
日本とアメリカにバックグラウンドを持つ2人が、
最新の科学情報をお伝えしているので、
英語の勉強にもなるし、最新の科学ニュースも学べるお得な番組となっています。
24:05
ぜひ一度バイリンガリオを聞いてみてください。
See you in the podcast.
じゃあ話していきますね。
そもそも発端は、
国が、ドルとか円とか、国が提供している通貨じゃなくても、
価値のやりとりができる仕組みを作りたいっていうのが元々発端です。
なぜそこで国じゃないところにしたいんですか?
それは国が例えば、極端なこと言っちゃえばクーデターが起きて、
そうするとお金の価値が簡単に上がったり下がったりするっていうリスクがあるから、
そういうものから独立させたいってことですか?
それが一つと、もう一つは、
銀行みたいなところを介してお金のやりとりをするっていうのは効率も悪いし、
あとは権威主義だし民主的ではないっていう考え方があって。
一応公的なものだから、銀行は独立してるような感じがするけど、
それでもやっぱりそうではない可能性があるっていうことですか?
そう。でもこれまではお金のやりとりをするって言ったら、
第三者が信用がおけるっていう人。
銀行とかがAさんからBさんにお金がいくらいくら移動しましたよっていう、
口座間の移動をやるとお金のやりとりができるっていうふうにしてるけど、
そこの人が信じられるかどうかの話もあれば、
効率がそもそも悪いんじゃないかとか、あとは匿名性がないとかね。
そうでしょ。別に脱税をしたいわけじゃないけど、
私がいくら持ってるか、私っていうのを個人間でできればいいじゃないかっていうのが、
もともとの発想としてあるわけですよ。
銀行に知られたくないってこと?
銀行とかに管理されずにできるっていうのができてもいいんじゃないか。
でもそういうことをやりたい人たくさんいても、デジタル化して二重払いをしない。
私は誰々にいくらいくら送りますっていうのに対して、
27:03
それを唯一無二のこととして、他の人がアプリをしないっていう仕組みを作らないと、
実際には使えないものにならないじゃないですか。
その仕組みがビットコインで実現できてるっていうのがすごいところなんですね。
どっちから先に言うのがいいかわかんないんだけど、
仕組みを先に説明してどんなふうに使われてるかっていう話をしようかと思ったんですけど、
多分香里さんは、それっておいしいのって話を先にしたほうが良さそうなんで。
はあ、おいしいの?
そもそも何のためにビットコインがあるのかがわかんないんですよ。
少なくとも私はビットコインをやっていないし、
周囲でやってるってことを公言してる人がいないんですね。
ネットとかの情報とかだと、ビットコインが暴落したとか、すごく価値が上がったっていうような話は聞くけど、
それっていかにも投資をする人にとって価値が下がった、価値が上がったっていうことにしか聞こえないので、
投資目的の人しか興味がないのかなと思うし、
もしビットコインがお金だとしたら、
そんなに簡単に価値が上がったり下がったりすると、使いづらいんじゃないかなと思う?
本当は投資目的ではなく開発されてるんですけど、
普通のお金としてってことね、使ってほしいわけね。
一番わかりやすい例でいくと、逆説的なんだけど、
今、私がアメリカから何かを買いたいとすると、
誰かがどこかで円とドルを返還しなきゃいけないじゃないですか。
そこで手数料が取られたり、
会社と会社の間で大きいお金を動かすときには、
実は国際取引ができる銀行を通さなければいけないってことになっていまして、
税金の話とか、国と国との収支に報告するとかってのがあって、
個人では大きいお金を動かせないんですよ。
なんですけど、世界中の誰もが同じ通貨を使って取引ができたらいいじゃないかっていうのが、
ビットコインのわかりやすいポイントの一つで。
なので、ビットコインをいくら分で払いますよ、だったらこれをちょうだいねっていうのが、
誰でも、地球上の誰でもできるっていうのが一番の売りです。
逆に言うとそれに尽きるんです。
それがうまくいき始めたんで、まるでどこかの国の通貨のようになっちゃったわけね。
円でもドルでもない、1ビットコインっていうのを通貨になったわけ。
30:00
地球という大きな国の通貨。
ビットコインワールドっていうところの通貨になって、
1ビットコインはいくらだったら買いますよ、いくらだったら売りますよっていう、
結局は為替市場みたいなものができてしまうと、
ビットコインがドルとか円じゃない、何でもいいんですけど、
ペソでもウォンでもマルクでもいいんだけど、
そんなのと同じようになっていて、
難しいのは、多くの通貨はそこで暮らしてる人がいるじゃないですか。
ポンドだったりマルクだったりは、そこでその通貨で暮らしてる人がいて、
生活の中に染み込んでいるから、
為替のレートが上がっても急に上がったり下がったりしないわけ。
為替のレート自体はちょこちょこ動いてはいますよね、何千何千っていう、
ほんのちょっとの単位かもしれないけど、
でも実際に何千程度しか基本的にはそんなに動かない。
時々ババッと変わるけど。
何年かかけて倍になったり半分になったりはするけれども、
生活してる人がいるからそこが変わると、
輸入するものとか輸出するものの値段が変わるから、
すごい営業が大きいので変わってもそんなにたくさんではないのね。
もちろん暴落して価値がなくなっちゃうってことはあっても。
一方でビットコインは、それで日々の生活をしてるっていう人がほとんどいないから、
まるで登記対象のような動きをしてしまうわけ。
欲しいって思う人がたくさんいると値段が上がって、
みんなあんま欲しくないって言うと値段が下がっちゃうっていう、
人々の気持ちだけで値段がつくようなものに今なってしまっているんで、
登記対象、投資とかのものになっていて、
どんどんどんどんそれで物が買えるようになって、
それで生活する人がいるようになると乱工業しなくなるっていうのが、
流れとしてはそういうふうになってるはず。
実際ビットコインを使って買い物ってできるんですか?
ビットコインで買い物ができるっていうサービスもあります。
ビットコインって当然コインでもないし紙幣でもないですよね。
アプリ上でクレジットカードみたいな感じ?
ビットコインっていうのは誰々さんから誰々さんに、
ビットコインの世界の中のユーザーIDの誰々さんから、
ユーザーIDの誰々さんにお金を送りました。
ビットコイン何本送りましたっていうのが書かれているっていう台帳だけです。
通帳ってことね。
だから本当に通帳だけでやり取りしてる通帳っていうか、それをお金の。
33:03
だからそれを端から端までちゃんと見れば、
私はビットコインをいくら分所有しているっていうふうに、
主張ができるっていうふうになってる。
それがビットコインの本質であり、それだけでもあるんですけど。
ビットコイン上の取引っていうのは、
第三者を介さずに二重取り、または二重払いがないように、
AさんからBさんにビットコインの所有権が移るっていうのが、
しっかり記録できるっていうのを保証するっていうだけなんです。
それは国も関係ないわけですね。
アメリカのものを買いたいって言っても買わせるのも関係なく、
ビットコインという一つの共通の価格ってことですよね。
で、買い物ができる。
買い物というか、その時に物が動く話とまた別で、
AさんからBさんにビットコイン何本移しますよっていうのが確認できたら、
BさんはAさんに物を送ったりサービスを与えたりするってことですよね。
お金って一緒でしょ。
一緒。
そういうふうになってます。
今後これって広まるんですか?
いろんな意味で広まるっていう話があって、
今現金が一番簡単っていう言い方をするじゃないですか。
でも実は現金ってすごいコストがかかるんですよ。
印刷もしなきゃいけないし、管理もしなきゃいけないし、
それが電子化される。
ビットコインと同じじゃなくてね。
電子化された通貨っていうのは、
実は効率が良くて支払いや受け取りが楽ちんで、
管理コストがぐぐっと下がるというメリットがあるから、
将来は国が出している通貨も電子化されるんじゃないかっていうので、
中国が先駆けて実験を始めていて、
日本やアメリカの通貨を発行している機関も、
自分の国の通貨がデジタル化できないかっていう検討を始めています。
お金のやり取りの電子化っていうのは、
それは来るべきものとしてあるんですよ。
実はみんなは現金が一番簡単で、
コストもかからないだろうって言ってるけど、
裏のコストはたくさんかかっていて、
銀行ではお金の勘定が合わなくて、
現金が足りなければ残業になっちゃうし、合うまで。
36:00
それが全部電子化されればそんな心配もないし、
お金を運ぶために3億円事件があって、
あれは東芝府中の人の給料だったんだよね。
それを現金で配ってたんで、
現金輸送者が襲われちゃったんだけど、
あの3億円事件っていう後に銀行振り込みが増えた。
つまりみんな電子化したかったんですよ。
確かに、電子化をすればそういうコストはグッと…。
要はだからクレジットと同じ感覚で使えるようになるわけか。
だよね?
違う?
クレジットカードは最終的には円で決済するとか、
ドルで決済するっていうのがあって、
ビットコインはビットコインのやり取りしか記録しない。
だから極端なこと言ってしまえば、
世界が全部日本円で生活してるって考えればいいってことですよね。
それを言うとまた話が…。
だからビットコインっていうお金で…。
コインやお札があるから、円の話をするとこんがらがあるんで、
その費用はやめたほうがいいと思います。
結局もう絶対に物の紙幣とかコインはないわけね?
ビットコインの中では紙幣やコインはありません。
全部ネット上の数字というか、それでやり取りするわけよね?
話がどんどん横道逸れていってるんだけど。
むちゃくちゃ。
結局今の日本って結構いろいろキャッシュレスが進んできてるじゃないですか。
正直いろんなサービスが乱立しすぎてしまってはいるとは思うんだけど、
それも結局最終的に、
日本円という紙幣に行き着いちゃうからダメってこと?
別にダメとか言ってないです。
ダメというかビットコインとは違うってこと?
ビットコインは円と違うのは、
日本円はいくらどこまで行っても円で、
1円の信用を担保してくれてるのは最終的には日本政府なわけですよね。
それがないのがビットコインっていうのが大きい違い。
それだけ聞くとすごく、
結局中間の銀行とかそういうものがないわけだから。
39:00
ないです。
手数料がかからないってことでしょ?
そこはまた問題が起きる。
若干システムの管理とかそういうのにお金は必要だとは思うけど。
みんなでそれを負担することになっているっていうのがあって。
ただ、あっちの銀行とこっちの銀行というのではなくて、
ほとんどが電子上の問題になってくるわけだから、
だいぶ人件費的なものは削減できるわけだよね。
人件費というか、通貨の管理費っていうのは削減できるわけです。
通貨、そもそも日本の国が保証してくれてるって言ってるけど、
今やそんなこと誰も根本的なこと考えずに、
これがあれば何か買い物できるっていうものじゃないですか、千円札って。
最終的に誰が保証するかじゃなくて、
みんなが認めてくれたら通貨として流通するよねってことですよ。
っていうのと同じようにビットコインも、
私はビットコインの所有権何本持ってるっていうのがあれば、
誰かに対価として所有権を渡すってことがあれば、
ものだったりサービスだったりが受けられるっていうのはまさに通貨ですよね。
そこに人々にとっては、
最終的に金に代わるとかっていうのがなくてもいいっていう世界なんだから、
ビットコインでもいい。
でもそれを管理するのに、これまでのやつは銀行みたいなところが、
Aさんの講座からBさんの講座でお金を送るっていうのがあったり、
あとは物理的に印刷した紙を使って偽造ができないってやってるけど、
それをみんなでズルしないようにねってやるのが大変だったっていうのを解決したのが、
ビットコインのすごいところなのです。
話だけ聞くとむちゃくちゃいいような感じはするのね。
なぜそれが普及しない?
だから普及はどんどんし始めていて、
ビットコインの今暗号飛散とか仮想通貨って呼ばれたやつって、
いくつも種類があるんですけど、
少なくともビットコインはとても小額で、小さい額ね。
すぐに決済したいみたいなところには向いてないんですよ。
それはみんなで負担する手数料っていうのがかかってきちゃうから。
仕組みの特徴として、
全部の取引を全員が持ってる台帳に記録するっていうのが根本的なシステムなのね。
だからAさんがBさんに1ビットコインの所有権を渡しますって書いてあるっていうのをやるとするじゃないですか。
42:04
その取引は全員が最終的に、
全員のところにある台帳にそれをメモるっていうのが仕組みになってるんです。
AさんとBさんの通帳だけに記載されてるのではなくて、
見れるか見れないかともかくとして、
全員がその情報を持つ。
そこに銀行とかがなくても取引が成立するっていう特徴があって、
みんなで同じ台帳をメンテしましょうねっていう約束にします。
そこにAさんがBさんに1ビットコインの所有権を渡しますっていうのを書いて、
これを皆さんのところに書いてくださいお願いしますって言って、
それを何個か集めて、
一か所になったらそれをみんなが台帳の最後に足して書き込むっていうのをやって、
それを全員がコピーを持つっていうのをやると、
私はAさんから1ビットコインもらったんだから、
私に所有権があるはずだって言えるわけです、Bさんは。
っていうのが基本的な仕組みなの。
だから銀行とかはいらないんだけど、
全員が全ての取引の記録を持つっていう仕組みに、
ビットコインっていうのはしてるんで、
だからちんけな取引はやってほしくないわけ。
さっき言ったとおり、AさんがBさんに送ったっていうのだけだとすごくちっちゃいんで、
台帳にちまちま書くのがあれなんで、いくつかまとめて、
ドーンって足す、ページというかブロックを足すことになるんだけど、
そのブロックが確定するまで時間がかかるんです、最終的に。
ブロックチェーンっていうかビットコインは。
基本的には10分以内に決済がされるんですけど、
その決済が全員がちゃんと合意するっていうのには最長1時間かかるっていうのがあって、
なのでちょろっとした支払いには向いてないっていう特徴があったりもします。
仕組み上便利だけど何でもできるっていう感じではない。
っていうのがビットコインの基本的な話で、
ブロックチェーンって聞いたことあります?
ないです。
そうですか。
使われている技術にブロックチェーンっていう技術が入ってるって必ず書いてあって、
それはさっき言ったみんなの取引をまとめたブロックっていうのを作って、
それを台帳の推しに足していくっていうのをみんなでやりましょう。
っていうのがブロックチェーンの仕組みです。
みんながみんな同じ台帳をメンテしていって、
それを見ることで所有権が保証されるっていうのが、
45:06
ブロックチェーンを使ったビットコインっていうものの正体なんだけど、
それだけだとなんかうまくいきそうでうまくいかないわけ。
悪いことしようとする人がいたりするときに、
それを防げなくなっちゃうから。
っていうところでいくつかの技術が登場して、
偽造ができなかったり二重払いができないような仕組みを作るっていうのが肝になってきます。
その仕組みはすごく難しいだろうし、画期的ですごくいいものだからこそ、
ビットコインは流行ってるというか動いてるわけなので。
じゃああと5年は無理かな。
10年とかするとビットコインで、
コンビニでちょっとジュースっていうのにはあれかもしれないけど、
例えば車を買うとかね。
例えば改善を買うと車を買うとか、
簡単に言っちゃえば10万円以上の買い物ではビットコインのほうがいいよって感じになると、
そういうようなふうに普通の人が普通に使うようになってくるんですかね。
そこでもうひとつまた問題があって、
ビットコインってみんなのところに台帳を持って記録するっていうのをやるって話しましたよね。
もうひとつ、新しい台帳にブロックを足すっていうのをやるときに、
参加者で計算合戦っていうのをするんですよ。
合戦?
つまりCPUパワーをたくさん使って、
新しいブロックを足すっていうのの争奪戦をするの。
争奪戦?
そう。
何を争奪するんですか?
新しいビットコインの取引のブロックを足すっていうのができると、
ビットコインの報酬がもらえるっていう仕組みになっていて、
だから全然お金がない、円1円も持ってない人でも、
コンピューターを使ってビットコインのブロックを足すっていうのをやれば、
1ブロック分足すと、ぺけぺけビットコインをもらえるっていう仕組みがある。
これポイントなんですけど。
中央銀行がお金を発行するじゃないですか。
市場にお札をばらまくよね。
それと同じようなことが、ビットコインのブロックを足していくっていう中で、
48:04
新しいコインが生まれるっていうことが発生。
新しいコインが発生するっていうことが起こってるのね。
なんだけど、それずっとやってるとビットコインが暴落しちゃうんで、
いくらでもなっちゃうんで、
だんだん一つのブロックを作ったときに、得られる報酬ってのが減ってくるんですよ。
なんですけど、ビットコインのやり取りをするときに、
私がその台帳の新しいブロックを作ってくっつけますよっていうのが成功すると、
ビットコインが無、ゼロのところからもらえるっていう仕組みがあるんで、
それにはコンピューターでたくさん計算しなきゃいけないよね。
そのために、ビットコインの新しいブロックを足すための
プログラムだけ走らせるっていうコンピューターをたくさん作って倉庫に入れて、
そこでビットコインから金庫を掘り出すようなことをやるっていう人たちが現れて、
つまり何が言いたいかっていうと、
コンピューターを用意して電気代を使わないと、
ビットコインの取引って成り立たなくなってしまってるわけね。
さっき言っていた現金、コインとかお札はコストがかかるっていう話をしたじゃないですか。
実はビットコインは取引をするときに電気代がとてもかかるんです。
テスラモーターの社長さんが、
うちの車をビットコインで売るよっていう話をしたときに、
ビットコインの相場がドーンと上がったのね。
ビットコインがみんなの買い物に使えるようになるってことは、
ある程度の価値が出るはずだと。暴落しないはずだと。
っていうのがドーンと上がったんだけど、
テスラのイーロンマスクが、
でもビットコイン使いすぎると、
みんなが電気を使って地球に優しくないらしいから、やっぱやめたっていう話をして、
ビットコインがドーンと暴落するっていうのが今年起きたんですよ。
いつのまに?
いつのまに起きてるんです。
っていうのがあって、
ビットコインは便利でいろんなことができるけど、
実は参加者が薬気になって新しいブロックを足すっていうのをやって、
たくさんの電気を使って、
倉庫に新しい電気を引いて、
コンピューターを何百台も突っ込んで、
ゼロからビットコインを得るだけのために、
コンピューターと電気を使うっていうことをやり始めて、
なかなか面倒なことになってるっていう現象も起きてます。
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なので実は便利だけど、
コンピューターのCPUタイムとそれに対応する電気代がかかるっていうのが、
実は問題になってる。
このままでいくと、仕組みの話までいきませんね。
よくわかんないよ。
一番大きいお話は、
みんなが同じ台帳をしっかりメンテするっていう約束をしなきゃいけないわけじゃないですか。
それを誰かが、みんなで台帳をメンテするんだから、
全然知らない人が私にいくらいくらくれるっていうのを書いちゃえばいいっていうのができるとまずいよね。
っていう話と、
あっちの台帳とこっちの台帳が違ってるとまずいよね。
とかっていうのを防止するような仕組みがいくつか入っていて、
そのために使われるのが公開鍵暗号方式っていうのと、
あとハッシュ関数っていうこの2つの技術が使われています。
この話をしようと思っていたんですけど、
たぶん時間が足りないんで、
どんなことができるかだけ話をすると、
一つ目、
ハッシュ関数っていうのがあって、
ハッシュタグのハッシュ?
ハッシュはコマ切れにするっていう感じね。
縦縦横横に切るんですけど、
ある計算式があって、
そこにデジタルデータを突っ込むと、
必ず固定された数字が出てきます。
例えば100桁の数字とかが出てくる。
突っ込むもの、デジタルデータを変えると、
その100桁の数字もちょっと変わるっていう風になっていて、
ポイントは元のデータをほんの少し変えても、
100桁はガラガラって変わっちゃうし、
たくさん変えても同じようにガラガラって変わるっていう特徴がある。
つまり必ず100桁なものができるんだけど、
元々のデジタルデータが違っていたら、
その違いがその100桁を比べると分かるっていうのがあって、
その100桁から元のデータの復元はできないっていう特徴があるっていうのが
ハッシュ関数ね。
これ計算としてあるんです。
それと、
暗号化の方式で公開鍵暗号化方式っていうのがあって、
これは自分で持っているデジタル的な鍵と、
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もう一つみんなに公開するデジタル的な鍵っていうのが
組で存在するっていうタイプの暗号方式で、
普通の鍵はガチャって閉める鍵と開ける鍵が
同じものを使うじゃないですか。
なんですけど、公開鍵暗号方式っていうのは
ちょっとだけ数学的トリックがあって、
自分の秘密に持っている鍵で暗号化をしたやつは、
ペアになっている鍵でしか開けられないのね。
なので、どういうことをするかっていうと、
自分で、私はかおりさんに100万円あげますっていうのを書くとするじゃん。
でもそれってかおりさんが勝手に書くこともできるよね。
よしやすさんがかおりさんに100万円あげますって書いて、
よしやすさんの口座から引き出すってこと?勝手に。
それをさっき言った台帳にペタって貼り付ければ、
私に権利があるって言えるようになっちゃうじゃないですか。
でもそれはあげるほうの人、私がお金を、
権利を渡すほうの人が一通だけ書くっていうことが
保証されないと話は回っていかないから偽造ができちゃうんですよ。
そのときどうするかっていうと、
私はかおりさんに、よしやすはかおりに100万円分の権利をあげますっていうデジタルで作ります。
それをハッシュ関数っていうのを通すと、100桁の数字が出てきます。
これは私のこの書類からしか出てこないのね。
1個でも、例えば100万円っていうのを1000万円に変えたら、
このハッシュから出てくるやつは大きく変わっちゃうのね。
それを私が持っている秘密鍵っていうので暗号化します。
さっきの100万円渡しますっていうのと、
ハッシュしたやつを秘密鍵で暗号化したものをくっつけて台帳に書き込みます。
っていうのをやる。
私の秘密鍵っていうのを公開しておいて、
ここからがちょっとだけゆっくり聞いてほしいんですけど、
検証する人たちは私の本文を見て、
私が秘密鍵で暗号化したものを公開している、公開鍵で複合する、暗号を解くと、
あるハッシュが出てきて、
それは私が作ったハッシュ値を暗号化したものを複合化したやつだから、
同じやつが出てくるのね。
それと同じハッシュ関数を使って、
元のメッセージからハッシュっていうのを作って100桁のやつが出てきて、
同じだったら私が書いたに違いないってことが分かる。
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元のやつをハッシュにするのはできるけど、
それを偽造することはできないっていう話と、
元のやつをハッシュするのはでも吉安さんだけですよね。
それはみんな同じようにできるよね。
ただの計算だから。
元のメッセージを。
ただそのハッシュ値を秘密鍵で暗号化するっていうのは私にしかできないから、
それをみんなは検証するってやって、
本人がだれだれさんに所有権をあげるって書いたんだなっていうふうに検証ができるようにやってるわけ。
それをみんな集めて、
新しいブロックにして台帳に書き込むっていうのを順番にやっていくっていうふうにやっていきましょうっていうのがポイントで、
それをやることで私の書いたやつは、
だれだれさんがだれだれさんにいくら送るっていうのが書いてあるから、
例えば送り先を変えるとか、
同じものを2通作るとかっていうのをされなくて、
なおかつ私が書いたっていう保証がついて、
他の人が改ざんできないっていうのが出来上がりますっていうのが、
書名付きの書書ねっていうのができます。
今度それを新しい台帳にみんなが足していくっていう作業をするんだけど、
その時にも本当の台帳かどうかの保証しなきゃいけないわけ。
つまり、
嘘の台帳を作ってこれがみんなの取引の記録だよっていうのを主張するとごまかせるんだけど、
それを防ぐためのやり方が2個あって、
一つはみんなで同じものをコピーして使いましょうっていうのと、
もう一つはさっき言った1方向関数、
ハッシュを作るっていうのを使って、
これまでの台帳の最後のページのハッシュ値を使って、
新しい台帳の新しいページを作るっていうふうにやると、
正当に前のやつを継続してきたっていう保証ができるっていうのを使って、
正当性を担保するっていう話と、
みんなで同じものを持つっていうふうに決め事にするから、
ちょっとだけあっちこっちを改ざんしてもうまくいかないし、
それが正当じゃないって言ってはじかれる。
もしかすると、今あるビットコインのグループよりも大きいグループが攻めてきて、
嘘の新しいビットコイン台帳を、こっちが本モードだって言い始めると問題になるかもしれないけど、
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そういうのが起こらなければ、ビットコインは正常につながっていくっていうのがあるのと、
もう一個が、新しいページを足すと報酬がもらえる、ビットコインがもらえるっていう仕組みで、
みんながこぞって新しいページを作るっていうのに、
CPUとか電気台を使ってくれるっていう、ボランティアだけど報酬が出るっていうので、
新しいページをみんなが作るっていう努力をするっていうのと、
みんなお金をかけて、要はCPUパワーを使ってビットコインを得てきたわけだから、
こいつが暴落するの嫌じゃないですか、みんな。
なので正しく守っていこうってみんなが思う、参加者が思うっていう仕組みとかを使って、
ビットコインっていうのはうまく回っていってるっていう状況です。
なので最初に言った通り、ビットコインの仕組みは新しいページを作ると、
ちょっとだけビットコインの本物がゼロから作られて、それが自分のものになるっていうインセンティブね。
やる気をさせるための報酬と、その中にAさんがBさんにいくら分の所有権を渡すっていうのが延々と書いてあるっていう台帳を、
みんなで持って、それを一緒にメンテするっていうので、銀行とかがなくてもビットコインに賛同しているコミュニティの中で、
正しい権利のやり取りができるっていうことが起きてますよっていうのがビットコインの話。
本当はね、発祥関数の話と公開化ギャン号方式をもう少し細かく話すつもりだったんだけど、
それはだいたい概念だけ。
ポイントはここまでではなくて、今言ったように、みんなで同じ台帳をメンテして、それが誰でも見られるようにするっていうのをやって、
そこに、さっきはビットコインの取引を書いてるよね。
だいだらさんに何とかっていうのをあげるとかって書いてあるんだけど、
ここに書くものを変えれば、いろんなことがコントロールできるわけ。
例えば何かの所有権を台帳に残すっていうのも、同じような仕組みを使ってやるとか。
この家は誰の?とかそういうことね。この車は誰の?っていうものを、
結局お金というものを、お金というかそういう価値をやったけど、
これはお金という数字じゃなくても、物であっても同じように動かすというか、
所有権を管理することはできる。
っていうのだったり、偽造できなくて1つだけしかないっていうデジタルデータが保管できるんだから。
そこがポイントなのね。偽造だけできる?
そうそう。契約書をそこに載っけるとかできるわけ。
その保証役場の人のように、ちゃんと契約がありましたよっていうのを。
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みんなで保証してくれると。
契約書の内容については、みんなが見られちゃいやっていうときもあるじゃないですか。細かいわ。
保証はしてほしいけど契約の内容については秘密にしたいみたいなときには、
暗号化したデジタルデータを置いておくとかってして、
誰々さんのいついつの契約だよっていうのはわかるけど、
その契約の細かい内容、条件とかについては暗号化しておいておくっていうのができたりとか。
そういうので、権利の取引だったり、不動産の討議だったり、
あとは学歴や資格の記録だったりっていう、
そういったものもいろんなものをデジタルデータで偽造されなくて、
周りが検証できるっていう仕組みを、ブロックチェーンっていう仕組みを使ってできるようになるよねっていうのが、
一つ未来につながるお話で。
今は仮想通貨とか暗号資産っていうのに多く使われてるけども、
ブロックチェーンっていう技術を使うと、デジタルデータを改ざんされずに、
みんなと共有しながらメンテしていけるっていうのができるようになりますよっていう技術を、
いろんなところに使おうっていうのが出てきています。
そうすると、絵画作品は現物を誰々が所有するっていうふうにできるけど、
デジタル作品になった途端、すぐにコピーされてしまうっていうのが出てきている中で、
少なくともあるデジタルデータの塊については、
私が所有権を持ってるっていうのが主張できるようになる。
つまり、あなたが持っているデジタルデータのそのビット列っていうのは、
この機械にかけると私が所有権を持ってるっていうのがピラッとわかりますよねっていう。
裏を見ると署名が書いてあるというか、
誰々さんが持ってるよっていうのが見えるよねっていうのができて、
それを持って、たとえば上映するとか、どっかで貸し出すとかっていうときにお金を取るっていうのができたり、
っていう仕組みが増えたりしていて、
ただ単にビットコインっていうハイテクのものがお金の代わりとして使えたり、
投機として対象で使えるのではなくて、
銀行的な中央集権的なものや通貨を発行するっていう機関がなくても、
新しい通貨のやり取りができそうになるよって話とか、
いろんなデジタルデータを複製せずに、
やり取り、契約書みたいなものを含めて記録しておけるっていう仕組みができつつありますよっていうのがポイントになってきます。
ビットコインの使いにくかった小口の決済をするとか、
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すぐに決済が確定するとかっていう工夫をした仕組みとかっていうのもあったりして、
小口のものは小口のもので、
ちっちゃいものを作って、それをサマリーしたものをもう一回登録するみたいな、
いろんなところを組み合わせて使いやすいようにアレにするんですけど、
そんなことが行われています。
10年後のお金の動きとかはどうなってるんでしょうかね。
今はペイペイとか、そういったものって日本円の決済に使われているけれども、
小口のやり取りがうまく、そういった暗号したみたいなのに乗ると、
本当にどっかのQRコードを読み込むみたいなもので決済が終わって、
それは日本の円ではなくて、
時には地方通貨。
その地方だけでやり取りできる通貨かもしれないし、
ビットコインみたいな世界に通用するときには、
価値が乱高下するようなものかもしれないし、
一方で、もしかしたらいろんな人がめんどくさくなって、
やっぱりドルでいいんじゃねえのって戻って行ったり来たりするんじゃないかと思いますけどね。
広がりきってしまえば便利そうですね。
個人はここで暗号がされてではなくて、
ただ単に自分が持っている資産を意識して、
いくら分ぐらいを何かの対価で払うっていうことには変わりはないわけですよ。
一番初めにビットコインの所有権、結局購入するっていうのかな?
っていうのはやっぱりでもお金なんだよね?
なのでビットコインを手に入れる方法が2つあって、
商品取引所じゃないけど為替取引所みたいなところに円を払って、
新しいビットコインのアカウントを自分で作って、
そこに2本円を払うっていうのに対して、
ビットコインの所有権をもらうっていう手続きをしてもらう。
それがビットコインを買うってことね。
それはドルを買ったりユーロを買ったりするような感じ。
もう一つはマイニングっていう言い方をするんだけど、
計算に参加をしてCPUパワーを使って、
ビットコインをゼロからシステムに協力したっていうことで、
ビットコインをもらうっていう2種類があります。
そういうことです。いいですか?
はい。よく分かるような、よく分かんないような。
まあ、使うときになったらお金代わりに使うようになるかな?
このあかなことは分かんなくても。
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でも多くの人が1000円札は何で1000円の価値があるかって、
あまり気にせず使っているのと同じようになるかもしれませんよね。
それがもっともっと普及すれば、
いわゆる今のアプリで決済するものと同じような感覚で使える可能性もありますよね。
しかもそれでと海外とかもあんまり気にしないで。
そこはいろいろ運用がある。
海外にも広がっているものがあれば、
逆に地域だけで使えるものにも実現できるだろうし。
私たちは今、プリペイドカード式っていって、
スイカっていうのにチャージすると、
乗り物だけにしか使えない仮想コインを持ってるわけでしょ。
それを使って仮想コインを引き落としてもらって電車に乗ったりするし、
その仮想コインのここからここまでの間だったら乗り降りができるっていう権利を買って、
そこで乗り降りするには素通りができるっていう、
昔で言うところの定期券っていうのを使ってるわけだよね。
それが他のものにも通用するっていう通貨として、
ビットコイン的なものがスイカチャージと同じように使うっていう時代が来るかもしれないし、
スイカがコンビニで使えるように、
袖が他のところの決済にも使えるようになってくるかもしれないし、
とかっていうのはいろんなバリエーションが考えられるんじゃないかと思います。
ただ、行政機関は税金が取りにくくなるんで、
国の通貨を電子化して、
税金も取りやすいようにシステムを構築するっていうのがしたいんじゃないかと思うけどね。
なるほど、確かにそうか。
ビットコインっていうのは、
かおりさんが言ったように、投資対象としての商品として扱われるんで、
株を買ったりとか証券を買ったような感じで、
あとで日本円に直したときに差額に税金がかかってるんですよね。
でも通常アメリカの円をドルに変えたりドルを円に変えたときには、
そういうのって出てこなくて、買わせの手数料は取られるけど、
そこでドルが上がってとか円が上がってとかで利益が出ても、
それについては税金は取られないわけ。
そこが通貨と投資の商品の違うところなんだけど。
みたいなところも含めて、いろんな税金をどう取るかっていう話とかとの関わりも含めて、
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議論がされていくことになると思います。
一方でさっきちょっと言ったデジタル契約書の保証の仕方?
みたいなもののほうにもお話がいくかもしれないし、
それはまた国が出す通貨とは違った点で、
技術の検討とかされていくんじゃないかと思います。
ということで今日は暗号通貨、暗号資産とブロックチェーンの話をしてきました。
謎がたくさん増えたら調べてみてください。
分かるような、分かったような、分かってないような。
ということで今日はこのへんにしたいと思います。
そんな理科の時間では皆様からのメッセージを募集しております。
メールの宛先はrica.jp、rika.jpです。
また私たちの番組、「そんな理科の時間」は
ソンナイプロジェクトというグループで配信しているポッドキャスト番組の一つです。
sonnai.comというウェブサイトからソンナイプロジェクトで配信している番組がすべて聞けますし、
皆さんが使っているプラットフォーム、
ポッドキャストとかスポーティファイみたいなところでも
ソンナイとかソンナイプロジェクトとかで検索していただくと見つかるんじゃないかと思います。
現在配信しているのは我々の番組のほかに
そんなことないっしょ、ソンナイ美術の時間、ソンナイ雑貨店の番組を配信しております。
またボイシーとラジオトーク、あとYouTubeなどで
それぞれのメンバーが配信をしていたりするところもあるので、
ソンナイプロジェクトなどで探してみてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
来週はメールの回かな。
8月は結構たくさんメールをいただいているので、
長くなりそうなのをうまく整理して、
来週の収録に臨みたいと思っています。
ということで、ソンナイ理科の時間第427回、
お送りいたしましたのは、よしやすと。
かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。