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Kaori
こんにちは。自分でデザインする鍛冶リスト、リセッターリストの山本香織です。あの人の毎日は鍛冶や暮らしをテーマにしたポッドキャスト番組です。
さて、今日は毎月のパートナーゲストをお迎えしています。タスクシュート開発者の大橋悦夫さんです。大橋さん、こんにちは。
大橋 悦夫
こんにちは。
Kaori
はい、今日はよろしくお願いします。
大橋 悦夫
はい、お願いします。
Kaori
1ヶ月ぶりのご登場ということなんですけれども、前回、寅さんのお話が結構面白かったという声が届いておりました。
大橋 悦夫
それはよかったです。
Kaori
その後どうなったのかなというあたりも含めて、近況をぜひお聞かせください。
大橋 悦夫
まさにこの引き続き、男はつらいよ、寅さんの映画を見てまして、前回のお話をしたとおり、全部で50作あるんですよね。
ネットフェリックスに全話公開されているので、粛々と日々見ておりまして、現在ですね、第16話目を見てまして、残り34話と。
Kaori
先は長そうな道のりですね。
大橋 悦夫
この第16話というのは公開年が1975年で、僕が1974年生まれなので、ようやく自分生まれた年を超えたかと。
Kaori
そうか。
大橋 悦夫
そうなんですよ。
いずれは息子の三尾くんが成長していって、ほぼ三尾くんが寅さんを脅かすというか、ほぼ三尾くんの恋愛が中心になっていくんですけど、
でもまだ寅さんが恋愛の中心で、三尾くんは子役で、まだ大人を演じる人は登場していないんですけど、そういうのも見る、成長していく楽しみみたいなものもありますね。
Kaori
なんか長く続くと、やはりその出てる方自身のリアルタイムでの成長もそこに反映されていくから、面白いですね。
子役で出てた方がそのまま成長して、役の中でも成長していくみたいな。
大橋 悦夫
北の国からとかもそうですよね。
Kaori
そうですね。
大橋 悦夫
最近はですね、1話を見終えるたびに、その回のウィキペディアをね、全話、きちんと詳しく解説されているので。
ウィキペディアを。
Kaori
1話ずつ解説があるんですか。
大橋 悦夫
そうなんです。ページが分かれてるんですよ。
だから男は辛いよという総合ページがあり、各話ごとにですね、きちんと用意されていて。
でもすごいですね、きちんと調べてる人が関連書籍を調べて、それを元に書いてと。
それを見返すと、あのシーン見忘れてたとか、こんなことがあったんだと思ってもう1回見てしまうことも多々ありまして。
これに飽きたらずですね、そのウィキペディアに書いてあるのは必ず引用書籍、関連書籍が書いてあるので、その書籍を買って読んでみたりするところまで行っていて。
なんかもうね、男は辛いよの論文を私は書いているんだろうかというくらいの勢いですね。
Kaori
もう寅さん博士になりつつありますね。
大橋 悦夫
寅さんカルトがあったら答えられるみたいな。
今のところ読んでいる本をちょっとちなみに紹介しますと、知識ゼロからの寅さん入門っていうね、これはもうカラフルなMOOC本みたいな本で、写真付きでいろいろと書かれている本ですね。
あともう1つがですね、男は辛いよ魅力大全というね、これはKindle版なんですけど。
この2冊をですね、読みながら、まだ見てない回についてのところは読まずにとっておくという感じで。
こういうふうに平方に超えて、この書籍とかを読んでいると当然ながら解像度がアップするので、より深くですね、この映像を楽しめるということがありまして。
もう見ているだけで終わってしまうともたないので、気づいたことはリアルタイムにですね、スクラップボックスというメモツールがありますので、こちらにメモをしていくと。
これやっていくうちにですね、だんだんこの、当然回ごとにページを分けて作っているので、
その中でですね、これってタスクシュートに通じるものがあるじゃないかということをですね、ふと気づきまして。
それはどういうことかというのをですね、ちょっとこの後お話しできればというふうに思います。
Kaori
楽しみ。なんかその、おはしさんがハマり始めた、見始めたよって言ってたトラさんを深掘っていくと、タスクシュートにつながってたってすごい面白い。
大橋 悦夫
そうなんですよ。これはこれがあるからやってるわけじゃなくてね。
こういうふうに行き当たりぴったりで何かが見つかるということは面白いですね。
Kaori
確かにこれがタスクシュートの考え方の一つの行き当たりぴったりがここでも体現できているわけですね。
大橋 悦夫
いやーまさにそうですね。
Kaori
面白い。なるほど。じゃあちょっとまた後ほど本編の方というか、メインのトークテーマでもうちょっとお聞きしたいなと思います。
私の方は今月、9月のあの人の毎日のゲストにタスクシュート協会理事のジェイ松崎さんが遊びに来てくださいまして、じっくり前編後編合わせて結構長めにしっかりお話しさせていただきました。
大橋 悦夫
バイエルンからわざわざね。
Kaori
なんかいつもボイシーでジェイさんの発信聞かせていただいたりとか、100日チャレンジの方でジェイさんの講座とかお話聞く機会っていうのはこれまでもあったんですけど、
独特の視点で家事についてもいっぱいお話ししていただいて、なんかめちゃめちゃなるほどそんな風に考えたらいいのかとか、私もすごく発見がたくさんあって楽しい会になりました。
で、なんかあのやっぱりこう男性にもねリセッターリスト使ってほしいなって思ってはいたんですけど、そうそうなんかジェイさんが男性にこそおすすめだっていう風に言ってくれていて、
なんかそのなんていうのかなこうマインドフルネスと家事みたいな切り口でお話もされたりしていて、今後ねまだ今リセッターリストはほぼ女性の受講生さんが多いんですけど、なんか男性からの男性がメインで参加していただくと、
実は大橋さんもこの半年間、毎月ご一緒していただいてたんですけれども、今回でね6回目ということで、1回目のリセッターリストは女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さんが女性の受講生さん
一区切りになるんですけれども、Jさんが来てくださったりとか、あとタスクシュート認定トレーナーの久美さんが来てくださったりとか、結構こうタスクシュート一色の半年だったなっていうふうに私は思っていて、すごくそれも私自身もすごく使い始めてから毎日の時間の過ごし方とか色んな物が変わったなというところもあって、なので今日ちょっと一区切りではあるので
改めて もう1回タスクシュートについて 大橋さんとお話できたらなというふうに
思っているところです
はい わかりました
Kaori
まず ちょっとおさらい的なところには なるんですけれども
大橋さんから見て タスクシュート どんな方にお勧めしたいなとかっていうふうに
思われてるかなっていうのを まず聞いてもいいですか?
大橋 悦夫
はい 一言で言うとですね
これは次から次へと仕事が舞い込んでくる現状に 追いうまくられているという方で
これを言うとですね 会社で仕事してる人というふうに 捉えられるかもしれないんですけど
実は自宅にいる方であってもですね 自宅で例えば家事をしているという方であっても
家事ってね 舞い込んでくるわけじゃないですか
誰かが依頼してくるわけではなくて
なんか汚れてるな こそ押しなきゃとかっていう何か
そういう発見から その仕事が発生するわけなので
そういった舞い込んでくる現状っていうのは 仕事でも家庭でもあるんじゃないかなというふうに
思ってますんで 私は次々と舞い込んでくる仕事に
追いうまくられてるなという方は お勧めかなというふうに思ってます
Kaori
確かに だからお仕事だけに タスク管理的な切り口で語ると
仕事を連想されるけど 家事とかももちろんそうだし
家庭内でのタスク運用というか そういうところでも
毎日 次々にタスクが舞い込んでくるっていう方は
子育て中の方とかも特にたくさんあるだろうなと思うので
そういう方にぜひお勧めということなんですけど
今のタスクシュート じゃあ始めたいなって思った方は
タスクシュートクラウドっていうアプリが 無料でダウンロードできるかなと思うんですけれども
そこから始めるのが今は一番簡単というか 手っ取り早い
大橋 悦夫
そうですね
Kaori
うん 入り口としてはいいかなって思ったりするんですけど
まず ダウンロードしたからといって 取扱説明書があるというわけでもなく
自由に使い始めていいよっていう状態だと思うんですけど
そこは自由にどうぞという感じかもしれないんですけど
大橋さんからアドバイスをもらえるとしたら 何から始めるのがお勧めでしょうか
大橋 悦夫
こういうアプリ コロシとは最初に設定画面を開いて
最初からいきなり使い始める前に設定を自分に合わせて カスタマイズしようというふうに考えてしまう人もいると思うんですけど
そうするとタスクシュートクラウドの場合は プロジェクトとかモードとかいろんな設定項目があるので
それ 使ってみないことにはどう設定していいか分からないはずなのに それを設定したくなっちゃうんですよね
なので それを設定してしまうと 分かんないうちにそれをやってしまうとまた難しくなってしまうので
お勧めはそういった設定は一旦置いておいて いきなり何をすればいいかというと
今日 どうしても取り組みたいと思っている3つタスクを登録すると
この3つというのは厳密に3つである企業はないんですけれども
あれもこれもというふうに6個 20個と登録しても多分やりきれなかったりしてしまうと
またそれで嫌になってしまうかもしれないので 絶対この3つはやるでしょうということを
3つに絞って登録すると 3つもないなという方は1つでもいいので
とにかく今日 絶対にこれやりたいということを登録して それを始めたら開始時間を入れると
Kaori
そういったタスクシュートクラウドに慣れてもらうための 3つを登録するといいんじゃないかなというふうに思っています
なるほど 確かにちょっと設定何があるのかなって見てしまいがちだし
見ちゃうとしたくなるっていう気持ちもわかるけど
そこは最初はちょっと我慢してタスクだけを登録することの方がおすすめなんですね
大橋 悦夫
そうですね はい
Kaori
で そのタスクの内容というのは仕事に限らず 家事でもいい
大橋 悦夫
そうですね それこそ朝食でもいいわけですよ
朝ごはん食べるのは必ずやるので 朝ごはん食べ始めたら開始と 食べ終わったら終了と
そうするとまず得られるのは朝食に20分かかるんだと 20分なんだねという当たり前なんですけど測ってるんでね
でもそれによってタスクシュートって こういうふうに時間を記録することができるんだねということを
その事実を目の当たりにできて そこから何段階ずつ慣れてくるんじゃないかなということがありますね
Kaori
だからその時間をちゃんとログを残していくとか その記録を残すことにまず慣れるっていう方が
タスクをこなしていくことに慣れるよりも まず先っていう感じですかね
大橋 悦夫
そうですね はい
Kaori
なるほど なるほど
Kaori
大平さんが今おっしゃったみたいなお風呂とか クーラーのフィルター エアコンのフィルターとかっていうのは
ほんと気づいたときにはキャーみたいなことが 結構皆さんあると思うので
そうなる前のタイミングがいつなのかっていうのを探すのにも ログを取っておくことで見つけやすくなるっていうのは
ほんとそうだなと思うので そういうものから始めていくのも すごくいいなというふうに思いました
大橋 悦夫
はい これタスクシュートで家でやった家事を 一つ一つ記録していくと
多分ほぼ1ヶ月ぐらい続けると ほとんどの家事がデムタスクシュートに記録に残ると思うんですよ
そうなると 自分がやってる家事って この一覧にあるタスクだけなんだなということが
一覧で把握できるようになりまして これは多分 河井さんがやってらっしゃるリセッタリストも
一覧にまとめてらっしゃるじゃないですか
そういうふうに自分の家事レパートリーというのが 把握できるようになると
自分の家事ってこれをやればいいんだなという 全貌を把握できる状態になって
そうすると 突然やってくるわけじゃなくて 彼らが入れ替わり差し替わり
それぞれの頻度に沿って払われるだけなんだなというふうに 先が読めるようになるんですよね
そうなると 日本語で浮き身一方だったのが こちらから適応的に先にこれをやっておこうとか
しばらく旅行に行くから これはしばらくやらなくていいよなというふうな調整ができるようになって
非常に英語で言うとプロアクティブと言いますよね プロアクティブというのは事前に対処できるようになると
逆の言い方がリアクティブといって 何か起こってからリアクションですね
反応的に何かしなきゃいけないと 汚れが入ってから掃除をするみたいな
いやいややらなきゃいけなくなるので できればリアクティブをプロアクティブに直せるといいよね
ということがこの一覧を把握することでできるのかな
この辺りの今レパートリーという言葉を使ったんですけど 冒頭にトラさんの話で
これはタスクシュートに通じるなということを 発見があったという話をしたことがこの辺りにつながるんですけど
アコールさんもトラさんの登場人物 何人かご存知かもしれないんですけど
トラさんという主役のほかに トラさんの妹のサクラという妹がいて
あとサクラの旦那さんのヒロシさんと あと裏の会社の社長のタコ社長という
こういうレギュラーキャストというのは 当然いるわけなんですけど
このレギュラーキャストに加えて毎回 書くは入れ替わりのマドンナですね
トラさんが声に落ちるマドンナの女性が 入れ替わりに登場するんですけど
こういう感じのラインナップで 物語が進行していくんですけど
一方でレギュラーキャストは不動なのかなと思いきや 実は入れ替わることがあって
まずおいちゃんおばちゃんという サクラのおじさんおばさんですね
この方が最初8話まである方がやってたんですけども
その方が途中でお亡くなりになってしまったので 急遽代役として松村辰夫さんという方が引き継いだんですよ
この松村さんという方が実は ちょっと前の話数の中で エピソードの中でお医者さん役をやってたんですね
なのでお医者さん役をやってた人が 急においちゃん役になってあれ何でこれって思って
同じ作品世界なのに 前は別の役をやってたのに 急においちゃん役になってこれ大丈夫なのかと
これ第8話からなんですけど おばちゃんもそれから サクラもみんな全く違和感なく
いや前からこの人だったよね ぐらいの勢いでやってるので そういうことだねと
なんていうのかな 転生した感じですね おいちゃんがね
面白いのは松村さんがですね 13話ぐらいでまた別の人に入れ替わって
今度はまた汗で終わりかと思いきや また今後のシーズンでも 配役としてまた登場したりするので
そういう同じ配役がシリーズの中で 別の役として出てきたりするのがすごく面白くて
あともう一人ですね これ読み方難しいんですけど 米倉朝金さんっていう方がいて
この方もですね 最初の方のエピソードで 大学の女教授の方がやってたんですけど
その後しばらく出なかったのが 急にこの純才役として 小回りさんの役としてまた出てきたりするので
それなんかこの人どっかで見えたなと思って あれ大学の女教授じゃんっていうね
そういう同じ俳優が変役で登場するというところが 非常に独特なところというかね
大橋 悦夫
みんながそれを何事もなかった後に 受け入れるというのが面白くて
何が言いたいかというと 結局同じ役者が別の役をやるというのは
結局見てる側にとっては おなじみの役者なわけですよね
なのでこのおなじみの役者がいるということは おなじみなので非常に近しいと親しみがあるということで
見てる側としてもですね なんか嬉しかったりするわけですよね
当然新しいキャラクターが出てきてくれるのか それはそれで嬉しいんですけど
あんまり毎回毎回全く違う人たちが 全部入れ替わってしまうと
多分なかなか愛着が持てないと思うので そういう意味では同じようなリパートリーの人がいろんな役をやると
多分僕あんまり見に行かないですけど 電劇を見に行く人たちって
同じ俳優の人がいろんな役をやるのを 楽しんでるところもきっとあると思うんですよね
なのでそういった楽しみ方っていうのが きっとこの寅さんのシリーズにも通じるんだろうなというふうに思ってまして
これをですね レパートリーキャストというふうな呼び方がありまして
例えば岩井俊治監督とかね あと伊丹次郎監督とか あと三谷光輝監督とか
こういった方々の作品に登場する役者って ほとんど変わらないというかね
おなじみの役者が登場したりするんですけど そうなるとこの役者は毎回三谷作品出てくるなということを
皆さんやっぱり何気に楽しんでたりするわけなので 今回どんな役をやるのかなと
三谷さんはどんな演出をするのかなということを 楽しんだりしてると思うんですよね
それと同じようにですね タスクシュートに登場するリピータスクっていうのも そういう側面があると思っていて
このリピータスクをやっておくと 例えばエアコンの掃除っていうのを2週間に1回やってるけども
こういうやり方って他の家事にも通じることが あるんじゃないかなと
つまり同じ役者が別の役をやるというのに似ていて 同じようなタスクを別の場面でも
このやり方が通じるんじゃないかなというふうにすることで 全く新しいタスクに挑戦するというよりは
これまでやってきた経験をもとにして 活かして新しい家事にも取り組むんじゃないかなと
そういうことができることをこの記録を通して タスクシュートにタスクを登録していくことで
見えてくることもあるのかなということを この入れ替わってる役者を見ながら
これはタスクシュートと一緒じゃないかということを 思いついたということで
なかなかこれとそれを結びつけるのは特徴なのかなと 思ったんですけど そう感じてしまったわけですよね
Kaori
なるほど 冒頭の寅さんの話から タスクシュートにどんなふうに繋がるんだろうと思っていたら
今のお話聞いてるだけですごい引き込まれて 寅さん面白いなと思って聞いてたら
ちゃんとタスクシュートに話が繋がってて おーっとなりました 面白い そんなふうに
そうか なるほど レギュラーキャストが入れ替わることが タスクの習慣としていつもやってることを
たまに入れ替えてみるとか そういうこととすごく似てるんだっていうのは
思いつきもしなかったので めっちゃ面白い
なるほど
大橋 悦夫
もちろんこのレギュラーキャストは不動で さすがに寅さんいなくなるわけにはいかないんですけど
でも時折レギュラーキャストが一部入れ替わることによって 新陳代謝という
あんまり今長いとさすがに飽きてくるわけですよ
なのである人物が旅に出たりとか そういうことをいろんなシーズラマでも起こるわけなんですけど
その中でどれぐらいのバランスで入れ替えをするのかというところが やっぱり腕の見せどころというか
というのもあるので 結局それをするためには全役柄を把握しておく必要があるわけですよね
そのためにもまずは自分がやってる課事を全部把握しておいて そのバランスを入れ替えていくということをやっていくと
たぶん一部だけ入れ替えてもそんなに変わらないんですけど これとこれとこれを入れ替えるとこういうふうに変わるよねという経験を重ねていくことによって
自分がこうしたいと思ったらこうすればいいというのが だんだん反応が良くなっていくというか
何をすればどうなるかというコントロールが効きやすくなるので それをするのも結構楽しいと思いますし
結局トラさんが何で面白いかというと その入れ替えの妙というかね そのバランスの取り方が非常に巧みなんですよね
なのでそういったことをですね たぶん2回か3回ぐらい見てしまう回があるんですけど
それはですね たぶん2回目は1回目に気づかなかったですね 入れ替えのタイミングとかね
そういうのを見てるんじゃないかなというふうに僕は思ってますね
Kaori
なるほど そうか だからそこがうまく入れ替わらずにやると やっぱりそこに面白さを感じ続けて こんな長く続くということがやっぱり難しくて
そこのバランスがうまく取れているからこそ長く こんなに前何話でしたっけ
大橋 悦夫
50話ですね
Kaori
それだけ続くっていうのは そこがポイント鍵の一つなんだっていうのがなるほどですね
確かに家事とかに関しても 家事キャストみたいなものが同じでも
実行する時間帯とかを組み替えるとか 平日にするのか週末にするかを入れ替えるとか
それだけでも結構流れが変わったりとか 毎日の流れに変化をつけるとか
こっちのほうがうまくいくなとかっていう発見って
同じ人がやっててもやっぱり季節によって変わったり お子さんの成長によって変わったりもするので
それがタスクシュートだと割と気軽に試せるところがあるなっていうふうに思うので
その入れ替えとかも なのでそういうところもいいポイントなんだろうなって今聞いてて思いました
大橋 悦夫
まさにトラさんでもこのマドンナと呼ばれる人が 開始から何分で登場するかっていうのも調べてるデータがあるんですよ
Kaori
面白い
大橋 悦夫
それでこんなに遅いタイミングでマドンナが登場するのは稀であるとか そういういろんな研究があって
そのマドンナの登場タイミングによって全体の面白さがどう変わるかみたいな
結局これは山田監督は試してると思うんですよね
当然内容とかシナリオによって そのタイミングでしか出せないっていうこともあると思うんですけど
やっぱりいろんなテストができることによって 最初に登場させすぎると一生懸命学びしてしまうとかね
でも最初に登場させて少し間を置いてから後で出すといいとかね
そういういろんなパターンをですね このまだ十何話ですけども
ある程度僕はパターンをモーラできたなって自分では思っていて
一体これはどういう試行錯誤を脚本作るときにやってるのかなっていうことに思いを馳せるのも実に興味深いんですよね
Kaori
面白い
大橋さん一冊トラさんとタスクしようとか書いてほしい
大橋 悦夫
そうですね
大量にメモ書いているので何かしら思いつくことはあるかなと思ってますね
Kaori
めちゃめちゃ面白いですね
なるほどなるほど
そこがタスク3つ最初から始めるといいよって言ったところとレギュラーの部分につながってくるってことですか
大橋 悦夫
そうですね
新しいキャストを登場させるのは結構リスクなので最初は3つから始めるように言ったんですけど
これはドラマで言えば登場人物3人から始めましょうということで3人だったら把握しきれますし
面白いのが全員がそのままその3人がレギュラーキャストになるとは限らなくて始めたうち1人はドラマの都合でいなくなってしまうとかってのがよくあるじゃないですか
そういうふうにして自分とっての常に心地よいレギュラーキャストで固めるということをするための最初の核になるのが最初の3人かなと
その中で作り手のほうつまりこのタスクを実行する人はある種の脚本家になるので
登場人物たちに教えてもらいながら自分も成長して良い結果を脚本が書けていくようになるということにつながるんじゃないかなということですね
Kaori
なるほどなんかその3つの選び方っていうか残っていくのはやっぱり自分が実行して心地よく
なんかこう暮らしの中に核となるものだなっていうのをやってれば見えてくるという感じなんですかね
大橋 悦夫
そうですねあのやっぱりですねそこにわざわざ登録するんであれば登録するぐらいの熱量があったりとかあるわけですね思い入れがね
なので核ということだけでですねそういうフィルターがかかるというか
何かやってるけどでもこれはねわざわざタスク集団に登録するまでもないよなというものは当然登録されないので
そういうふうにして自分のこの思いというのを確かめられるっていうのはありますよね
Kaori
なるほどなるほど
そうですねでその3つを毎日取捨選択しながら残っていったものを繰り返しやってることが
満足感につながったりとか今日1日を終えるときに気持ちよく終えられるなっていうふうな
なんていうのかなそういうふうなフィードバックがタスク集団から自分の気持ちに受け入れられるようになってくるとまたますます楽しくなっていくなっていう感じが私もあるので
なんかその3つをねまず最初にやっていくといいなっていう話を私もすごく賛成というかはい共感です
じゃあまずはその3つを探してやりながら自分にとっての3つは何かなっていうのをいろいろ試していくっていうのが初心者さんにはお勧めっていう話なんですけれども
タスクシュートそのものはまたこれからいろんな展開が待ってるよみたいなお話もあるのかなって思うんですけれども
今後はどんなことをご予定されてたりするんでしょうか
大橋 悦夫
まず一つはですね新しいバージョンっていうのがタスクシュートクラウドの新しいバージョンが今開発中でこれはあの前回Jマッサージスも登場されたということでそのJさんが開発を担当しているんですけれども
ゼロから作り直しているということが一つありましてもともとタスクシュートクラウドはですね2016年に出たんですよね
そこからもう4年7年経ってますのでこれは技術的塞いって言うんですけど要するにその当時の技術で作られてるわけですよ
当然7年経てばですねいろいろと新しい技術が登場してきていて当時の技術というのはですねもう古くなっていると
これは技術的塞いと呼ぶんですけどつまりこの当時の技術をベースにそれを壊すことなくですね家でいったら増築を重ねていくことによって
どんどん家を建てましていくと多分根本的な建て直しをしようとしたら大変じゃないですか
廃築が難しくなるということがあると思うんですけどそうなったらどうしたらいいかというとやっぱり1からスクラッパーのビルドをするしかないので
それはまさに今やっているという感じですねゼロから作り直しをしていると
新しいバージョンが出る近々
タスクシュートクラウド2ですね
あとは今のアプリの話なんですけれどもこれから別にですね今タスクシュート協会というのは昨年の11月に立ち上げたんですけれども
その中でですねこれは本当に毎回この協会で例のミーティングをやっているんですけどこの時に思うことはですね
もともと僕が1人でタスクシュートという考え方でタスクをやっていくぞというふうに決めたわけじゃなくて
追われるようにしてですねこの仕事をやるたびに自分のためのツールとして作ったものなので
ある意味自分のためのツールだったんですよねそれがいろんな人に使っていただくことによってだんだんこの
いろんな人に合うような感じでこの考え方の方がですね変わってきたと
この改善されてきたとこれも同じようにですねこの僕が作った1998年の当時からもう25年半し半世紀経っているので
そうすると当然この増築を重ねていくやり方では難しくなると
だったら改めてですねタスクシュートって何なんだろうねということをですね
日夜この定例会で話を重ねてきてこれを人に教えるときにはどういうふうに伝えたらいいんだろうねということも
みんなで考えているんですよねなのでその考え方に沿った形でアプリにも反映していきますし
教えるときにもですねその教え方ってのをみんなで考えてこういうふうに教えていきましょうということを決めているので
もはやですねもう僕だけのタスクシュートじゃなくなってしまっているというところがあるんですけど
でもですねより多くの方によりおかえりなく使っていただけるような形でどんどんプラスアップしていきたいなというふうに思っているのと
あとはですね今後特にタスクシュートクラウド2はですね日本人の方以外にも使っていただけるように
つまり英語版とかねいろんな言語で使えるようにしていきましょうということを考えているので
これまで日本人だけしか使ってなかったものがですね海外の人にも使ってもらえるようになるのかなということも一部考えております
Kaori
めちゃくちゃこれ楽しみだなと私も思っているところで英語版が出たらきっと本当にこのタスクシュートクラウドを使って
助かる方いっぱいいるだろうなというふうに思っているのではいこれはリリースめちゃくちゃ楽しみ
あとそのアプリ自体は技術的不細っていうのはなんか理解できるって感じなんですけど
タスクシュートの考え方も同じなんですねそうやってスクラップ&ビルドが必要な状況というか
大橋 悦夫
25年という歴史がいやーびっくりですよね
さっきねあの最初にタスクシュート始めた方が何をしたらいいですかっていう川尾さんの問いかけがあって
で初めの頃はですねまずは1日の記録から始めましょうっていうことをお伝えしたんですよ
なのでそのとにかくまずはタスクを登録するんじゃなくてやったことを記録に残していきましょうねということをお伝えしたんですけど
でもそうするとなんか記録取るのとかやったことないしなんかめんどくさいし付け忘れるしみたいなことでなかなかですね定着しないと
それで僕行った人もいるんですけど僕行かない人もいるという現状に対してこれはもうちょっとやっぱり考え方変えなきゃいけないねということで
そこからですね3つだけ登録するっていう新しいやり方に切り替わったということがあるのでこんな風にですねやっぱり変わっていってるんですよね
Kaori
なるほどなるほど確かに全部記録しようと思うとかなりハードルが上がるというか
完璧にやっぱりやりたくなっちゃうからちょっと抜けちゃうともうダメだってなっちゃうかもしれないけど
人によりけりだと思うんですけどでも3つからだったらもうかなり誰でも挑戦できるしそこだったら私もできるかなっていう気持ちにやっぱりなると思うので
わりとこう私はタスクシュートってなんかこう男性のイメージ男性がよく使ってるんじゃないかなっていうイメージが勝手にあったんですけれども
3つから始められるとか家事とかにも使えるよとかっていう風にもうちょっとこう仕事寄りだけじゃなくて暮らしにも活用していけるっていう風な切り口でお話を伺っていると
もっと女性のユーザーもぐんと増えるそうだなっていう印象がありますなので楽しみにまたしております
あとなんかもう一つ新しく変わることとして