This is Reina Moro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is Reina Moro. 皆さんこんにちは、ニューヨークと東京、シンガポールを拠点にするグローバルイノベーションファーム I&CO 共同創業パートナーのレイ・イナモトです。
目まぐるしいスピードで世の中が変化する中、この番組は日本人が世界で必要不可欠な存在となるためのヒントを探ります。
今回は、Mind Shift 発想の転換をお届けします。
このコーナーでは、ビジネスシーンで実際にクリエイティブ思考を使って問題を解決した実例をご紹介します。
今日もこの番組のプロデューサー、竹村一子さんと一緒にお届けしたいと思います。
はい、レイさんよろしくお願いします。
今回、Mind Shift 発想の転換でお話を伺うのは、ASICS の常務執行役員、マーケティング統括部長の甲田智子さんです。
ASICS は海外にも1970年代から進出をしていて、グローバルの展開はかなり早いブランドであります。
実は、ASICS さんは弊社のクライアントでもありまして、2017年からほぼ毎年お仕事をさせていただいています。
そうなんですね。今回はブランド復活の日はをテーマにお届けします。
はい、では早速お話を伺いましょう。
甲田さん、今日はどうもありがとうございます。
いえいえ、お招きいただきましてありがとうございます。
多分、僕が全職で、甲田さんも全職もしくは全全職ぐらいの時に、ナイキさんでマーケティングをやっていらっしゃった時ですね。
ワールドカップ、日韓終わった後で。
2002年ですか?
2002年です。後で。
後で。
一気にデジタルにシフトしますみたいな。お金の使い方もみんなこう結構デジタルにって言ったところで、ちょっとレイさんの名前がちらほら出始めたっていう2004年ぐらいですかね。
ちょっとリスナーの皆さんにも背景を共有するために、僕はその時はですね、クリエイティブエージェンシーのRGAというところで、ニューヨークでナイキのデジタルマーケットの担当をさせていただいていて。
東京にオフィスはなかったんですけども、その時僕がアメリカでお付き合いあったクライアントのジョー・ポラードさんが日本のトップで来られて、彼女に会いに来た時に多分その時に河田さんと会ったのが一番最初なんじゃないかなっていう。
なるほど。
ジョー・ポラードさんが私をブランドコミュニケーションなんですよ。
なので、彼女結構いろいろ改革してですね。
わかりました。
じゃあそこから早送りして、そしてまた再開するのが2016年か17年かと思うんですけども、僕が独立をしたのが、前職を辞めて発表したのが2016年の頭で。
その1年後ぐらいにアシックスさんのメンバーの方から打診をいただいて、初めてのミーティングに来た。
ミーティングって言っても紹介みたいな感じで、別に具体的な案件があったというわけじゃないんですけども、その時に。
私たぶん同席して。
イレイ・イナモトさんみたいな感じで。
でも本当に巡り合わせてまた違ったブランドで。
違ったブランドで。
そうなんですよ。状況も全然違いましたしね。
状況も違いましたし。
エスタブレッシュのところから、ちょっとブランドをまた変えていこうみたいな。
グローバルに、みたいな書き声をかけているタイミングですから。
今日話したいところは、ここ数年のアシックスさんの新潟あかりの業績も含めて、その背景にどういうことがあったのかということを。
僕が知っている範囲でもありますし、僕が知らない範囲でもあると思うんですけども。
それ以前に、2017年、18年くらいにどういう状況だったかということを、ちょっと軽く教えていただけますか。
2017年、18年。私が16年に入ったので。
入った時は、ちょっとこうアシックスといえばみたいなハイパフォーマンスシューズで結構ランニング強くてみたいな。
その状況がちょっとこう、やっぱりもうちょっと拡大していくっていうところで。
本当のコアのアスリートから、もうちょっとエヴェルデイアスリートみたいな。
もうちょっと簡単にスポーツしている人にも物を提供していこうみたいな大きな、ちょっとカジキリがあったタイミングで。
ちょうどだからこう、ライフスタイルとかスポーツインスパイアみたいな言葉が出てきて。
そこがだから17年くらいですかね。
そこでこう、ちょっと何個かイノベーティブな新しい企画の商品とか出してきたんですけど。
ちょっとあんまりうまくいかなくて。
で、そこでちょっとリーダーシップのチェンジが17、18年ですかね。
あって、そこからこう一気にまた新しい経営の方針というか始まって。
そこからちょっと大きなやっぱり改革が始まって。
で、コロナがあって一回ちょっとまたしゃがんで。
21年からまた戻って、そこから一気にアクセレレーションが今かかっている段階ですかね。
そこで一つ大きなきっかけがメタスピードというライニングのシューズの発表なんですけど。
それも走り方、大きく分けて2パターンがありますと。
それに対しての少し違うシューズを提供されるわけなんですけども。
具体的に中から見た時の成功した理由っていうのは何なんですかね。
実はメタスピードを出す前に2、3スタイルあったんですけど。
それちょっとうまくいかなくて。
やっぱりどっちかというとうちのASICSのメンバーはどっちかというとサイエンスにすごい走りがちというか。
選手のフィードバックをもらってというところよりも結構サイエンスで固めていくみたいなところが結構大きかったんですけど。
そこから本当に選手の声を反映してというところに一気に。
カジキリじゃないんですけどサイエンスプラスというところでできたのがメタスピード。
今レイさんおっしゃっていただいたようにFIND YOUR SPEEDというところでやはり一つのシューズで1フィットオールってなかなか難しいと。
やっぱり歩幅の広い選手、ピッチ双方の選手、軽ダンス&ストライドという2種類のシューズを出してそこの履き分けというのも一つちょっと新しいレーシングシューズというところで。
競合の方たちが一足で勝負していたところをうちは2つの走行スタイルで提案したというのが新しい打ち出しの仕方。
本当にそれのトリガーになったのは大きなお正月の時限とかあるじゃないですか。
そこでもう本当に皆さんも気になる人は気になるかもしれないんですけど、
アシックスが始まって以来の着用選手ゼロっていう、なかなか会社の中でもすごい衝撃だったんですよね。
やっぱりそこで、ただもうそこの段階で準備ができてたんで、ちゃんと選手に履いていただいて試してもらえればある程度は戻ってくるっていうのはそこはちょっと自信があったというところがありますけどね。
それもこの中の話ではあるんですけども、長城Cプロジェクトというのを社長寛太さんの直下でチームを作って、
そしてそのチームが今おっしゃられたみたいにアスリートとリアルタイムでフィードバックをどんどんいただいて、サインスというところもありながらそこを反映した。
あと結構ブランドさんでキャンプ構えてるところありますけど、うちもやっぱり今ってどうしても選手がやはりアフリカ勢とかすごく強いので、
うちも長城キャンプっていう、まさにキャンプをアフリカに2カ所、ヨーロッパ1カ所、北米に1カ所持って、やはりそこで選手のそばでものづくりっていうところで、
Cプロジェクトなんですけど長城キャンプっていうのも作って、今でも日々選手との会話の場所としては活用してますね。
そこでちょっと1つ聞きたかったのは、どこまでお客さんの声を聞くかっていうのって判断しなきゃいけないのかなと思うんですけど、
古い話で、例えば自動車業界の王様であったヘンリー・フォードがお客さんに欲しいものを何かって聞いたら、その当時まだ車が出る出ないの時代ですけども、
どういう移動手段が欲しいですかっていうと、もっと速く走る馬をくださいみたいなことを言うんだけども、それをそのまま鵜呑みにして作るんじゃなくて、
お客様が想像しないようなことででも問題を解決するとかっていうデザインだったりとか、イノベーションだったりとか商品開発の過程があると思うんですけども、
どこまでアスリートの声を聞いて、どこまでどう反映されるかみたいなそういう判断とかで内部でどうされてたんですか?
そうですね、でも1秒でも速く走りたいっていうのは絶対解決してあげなくちゃいけないこと。
ただやっぱり言葉として出てこないけれども潜在的なものとしてアスリートが絶対持ってる怪我をしたくない。
だからやっぱりそういうところは私たちはパフォーマンスは絶対なんですけど、1秒でも速く走らせてあげたいっていう意味もあるんですけど、
やっぱり安心・安全っていうのはなかなかもう選手もすごいもう本当に興奮状態で1秒でもっと持ってるんですけど、
選手生命をやっぱり長くしてあげたいっていう思いもすごくあるので、そこはやっぱりなかなか言葉としては出てこないですけれども、
やっぱり安心・安全に走るっていうのは私たちはもうそこは絶対にこう省くことのできないものづくりの設計方針として持ってる。
なのでただ単に選手の声だけ聞いてると1秒でもだけなんですけどそれだけじゃダメっていうところはやっぱりありますね。
それはブランドとして選手をやっぱり長い間一番にしてあげたいっていう、そこはありますね。
今結構選手寿命というかですね伸びてきてる。マラソン選手でも今30代とかでやっぱり世界新記録とか出してるんで、
今テニスでもね30代で全然皆さん活躍してるんで、そういう意味では本当にブランドとしてメーカーとしてやっぱりいかにシューズでそれをサポートしてあげられるかっていうところは、
選手が走りたいとか2,000秒でも早くたまにも着きたいだけじゃないところもやっぱり見てあげなきゃいけないっていうのはありますね。そこはすごい多分うちのブランドはこだわりがすごく強い。
物作りのところで言うと、もちろん選手の人たちと直接やり取りしたりとか、あとその駅伝とかマラソンに出る選手とか、それもトップクラスでマラソンに出る人とかだと、
アシックスさんが直接サポートしてるか、もしくはその人たちがどういう靴を履いたら早く走れて長く走れるかみたいなことすごく気にされると思うんですね。
サンドマインドサウンドボディってやっぱりうちの創業哲学みたいなところで、スポーツを持って心と体の健康って言ってるところで勝ち負けだけじゃないっていうところ、スポーツをしているっていう、
そこはもうやっぱりうちの選手は、何があっても私たちはあなたとともにっていうのは、もうみんなで社内でずっと言ってたことなので、
勝っても負けてもちゃんとメッセージ出そうねっていうのは言ってましたね。
別にだから本当に商業的にやってるんじゃなくって、私たちも本当にピュアな気持ちで応援したいっていう、
負けてもこの選手をみんなちゃんと覚えててねっていう気持ちがすごい強いんですけど、
負けてもこんなにみんながちゃんと反応してくれるんだっていうのがすごいいい驚きでした。
実は負けた方がお客様とのエンゲージメントがめちゃめちゃ高い。
もうそこは、本当に3倍ぐらい。
そうなんですか。
エンゲージメントというと、例えばどんな、リプライしてきたりとか。
リプライとか、要するに反応して、いいねをしたりとか、共有したりとかっていうところで、そうなんですよ。
そこからちょっと結構会社の中で勝っても負けてもで、やっていこうねっていうのはすごい、今でもすごい言ってますけど。
やっぱり勝つだけって、勝つって結構本当にそんなにたくさんないっていうか。
やっぱり選手生長くても負けてることの方が多いしとか、試合負けちゃったりとか、やっぱり活躍できなかったっていうの多いじゃないですか、トップの選手でも。
やっぱりその勝つことだけにスポットライト当てちゃうと、
あとやっぱり私たちがさっき言ってるサンダマイサンボで言ってるところで、やっぱり子供とか。
やっぱり勝つことだけが選手のあるべき姿みたいなよりも、スポーツ楽しいっていうのって難しいんですけど、やっぱりああいうハイエンドの大会になっちゃうと、やっぱり勝ったらみんな嬉しいし。
だけどやっぱりスポーツやってるっていうことの喜びみたいなものを、ちょっとシープな言い方かもしれないけど、やっぱりそこをちゃんと伝えていかなきゃいけないっていうのはありますよね。勝つことだけじゃない。
他には何か商品以外でこういうことが実は役に立ってたとか効果があったとかっていうのはあります?
サウンドマインド、サウンドボディって私さっき何回か言いましたけど、創業哲学が健全な精神、健全な身体、あれかしという鬼塚貴八郎の言葉があって、それをラテン語に直してアニマサナ、インコープレスサナ、頭文字を取ってアシックス。
アシックス。
これをみなさん、アシックスは明日からって言われてる方多いんですけど、アニマサナ、インコープレスサナ。
それを英語に直したのがサウンドマインド、サウンドボディで、それをブランドのプラットフォームに、メッセージのプラットフォームに実はしたのは2021年なんですよね。
やっぱりお客様のインサイトを深掘れば深掘るほど、先ほどものづくりもアスリートの声、やっぱりアシックスにちょっと足りなかったところってそこだったのかなと思うので。
それをあえて1つの商品を2パターンに分けて、こういう走り方をする人はこっちの商品、こういう走り方をする人はこっちの商品っていうのを微妙な違いがあったではあるんですけども、それが意外と結構大きな違いで、で、それが非常に当たったっていうところなんで、それも発想の転換かなと思います。
ね、その目の付けどころは本当に発想の転換、マインドシフトですね。2個出してもいいんだみたいな、すごいなと思いました。
そうですね。だからASICSの中にISSっていうInstitute of Sports Scienceっていうところがあるんですね。そこはそれこそ神戸市のまたさらに奥にある、すごく秘密の基地みたいなところなんですけど、僕も行ったことがあるんですが、いろんなタイプの科学者の人たちがいて、日々そこで研究されてるんですよ。
それはその人の走り方の研究もあれば、どういう材質がいいかとか、どういう材質を開発したらクッショニングがよくなるかとか、そういうのを常日頃研究しているところがあるんですが、そこの人が、じゃあ例えばその一歩一歩を1ミリでも2ミリでも3ミリでも長くできれば、やっぱり2時間とか2時間半とか走るマラソンだと、それってかなりの違いになるよねっていうのが、
蓋を開けてみると結構当たり前のことかもしれないんですけども、そういうことをやって、じゃあそうするためにはどうしたらいいかっていうふうに調査と研究とインタビューをして、で、たどり着いたところは、こう実際に2つの商品を作って、ちゃんとこう選手たちに寄り添った、ランナーに寄り添ったものを出していくっていうプローチをしてたのが、
まあ後になって話すと当たり前かなと思うんですけども、そこにたどり着くのは意外と難しい観点じゃないかなと思います。
森 私が今回のお話を聞いて一番印象的だったのは、パーソナルベストについてのマインドシフト、発想の転換です。
なんかやっぱりパーソナルベストっていうと、とにかく勝つこととか、早く走った記録、世界記録とか日本記録とか、そういうことをイメージしてしまうんですけれども、高田さんは、勝っても負けても結果だけではなくて、それまでベストを尽くしてきた努力を認めようというブランドとしてのメッセージをご紹介してくださいました。
森 これはまさに発想の転換だなと思いました。一般の人でもどんな人にもやっぱりパーソナルベストってありますもんね。
森 その話を聞いて、我々がアシックスさんのお手伝いをさせていただいて、そして高田さんのお手伝いをさせていただいていて、まず一番最初に課題だなと思ったのは、そのブランドの立ち位置がどこにあるかっていうのが、
森 ここまで長く存在している企業でも、やっぱりその企業も進化するし、競争相手も進化するし、お客さんも進化するし、そして市場も進化するので、立ち位置っていうの、そのブランド立ち位置っていうのは常に変わるんだなと思うんですね。
森 で、我々が仕事をし始めたときに、そのブランドの存在意義が何なのかとか、どういう立ち位置なのかっていうのが、実は結構、あやふやではないんですけど、内部の人たちに話したときに、皆さん同じようなことは言うんですけど、なんか足並みが揃ってなかったところがあるんですね。
森 で、高田さんチーム、そして今は会長になられたんですけども、ひろた会長だったりとか、その当時は社長だったんですけども、皆さんとこう仕事を一緒にさせていただいていて、誰もが一生涯アスリート、英語で言うとthe lifetime athlete in all of usという、まあこう蓋を開けてみるとすごくシンプルでふーんっていう言葉なのかもしれないんですけど、その言葉が実はすごく重要になったんですね。
森 で、ここがさっき竹村さんがおっしゃっていた、勝っても負けても結果だけではなくて、ベストを尽くした努力を認めようっていうところにつながるんですけど、そのアスリートっていうと、なんかそのきらびやかな舞台で、オリンピックが2020年にありましたけども、金メダルを取ったりとか、そういう人たちがアスリートっていうイメージが一般的だと思うんですけども。
森 そうですよね、プロ選手とか選抜メンバーみたいなイメージですよね。
森 そう、で、これもそのブランドの立ち位置っていうところで考えると、競合であるナイキは、ナイキってあれ、ギリシャの女神の勝利を意味したナイキっていう女神がいるんですけども、勝利っていう意味なんですよ、ナイキって言葉は。
森 アシックスっていうのは、これは造語で、ラテン語のアニマサーナインコーポレサーノっていう、1,2,3,4,5個の言葉の頭文字を取ってアシックスっていう風につけてるんですね。
森 これどういう意味かっていうと、健全な心と健全な体っていう意味なんですけども、まず、やっぱり体を動かすことで健全な心になろうっていうことが、ブランドのコアのコンセプトとしてあるんですよ。
森 だから結構そこってナイキと対照的で、ナイキは勝つことが目的になっているブランドに対して、アシックスは心を健全にするために体を動かすっていう結構対照的な意味を持っていて、そういうところから考えると、もちろんその大きい大会、オリンピックのような大会に出るときに勝つことはすごく大切なんですけども、
森 それってほんの0.001%ぐらいの人たちが出れるわけで、そしてまた勝つって、またそのうちの何%じゃないですか。でもスポーツっていうのは人を選ばずに、誰にでも公平に対応して誰でも楽しむことができる。
森 なのでその物理的に優れているからスポーツに勝つとかっていうことではなくて、そのアスリート的な精神っていうのは誰もが心の中に持っていれるものなんだよっていうことで、誰もが一生涯アスリート、the lifetime athlete in all of us、自分の中にあるアスリートっていう言葉を提案させていただいたんですけども、そこがやっぱりそのブランドの立ち位置っていうことを明確にするために、まあ誰のために何をしているのかっていうのがすごく基本的なところではあるんですが、
やっぱりその企業が長く続けば続くほど周りの影響だったりとか社内の変化で、そこはちょっとこうブレちゃうところもあるので、そういうのは意外とシンプルなことなんですが、すごく大事なところだなと思います。
この誰もが一生涯アスリートっていうフレーズは、レイさんの会社がみんなから聞き取って見つけた言葉みたいな感じなんですか?
そうですね、もともと英語で lifetime athlete in all of us っていう言葉を我々が書かせていただいたんですけども。
へえ、そうなんだ。
うん。
じゃあ、レイさんのお仕事は企業のメッセージを明確にするっていうところにもあったりするんですね。
そうですね。ただですね、この言葉はもちろん外部には出してはいる言葉ではあるんですが、別にマーケティング活動でこの言葉を明確に言うとか、何かブランディングの活動でこれが書かれてるってわけでは全くないんですね。
へえ。
っていうよりかは、内部でちゃんと目線を揃えるためにこういう言葉ではっきりしようとかっていうのはあるので、そのブランディングとかマーケティングっていうのは別に、もちろん外部に対して発信することはそれはそれですごく重要なことではあるんですけども、その前にやっぱりその社内マーケティングっていうんですかね、社内ブランディングっていうのがこれも意外と置いてけぼりにしがちな活動ではあるんですけども、実はそこが一番大事だったりします。