今からQ&Aセッションを始めますので、今日の話の内容の中で気になったことでもいいですし、またそこから派生してこんなこと思いついたんだけど、ちょっと聞いてみたいなーなんていうことがある方、ぜひ手を挙げていただけないでしょうか。
アメリカ人とか英語がすごい上手な海外の人、かつ強気なアメリカ人と交渉する時のコツみたいなところがあれば聞きたいなと思ってます。
今実際ちょっと仕事で最近アメリカの方と関わることがすごい多いんですけど、ちょっとやっぱり私もコンサルタントとして企業にご支援させていただいていて、海外拠点の方とお仕事してるんですけど、
日本の大企業の方とは全然違うコミュニケーションのスタイルというか、推しに押されまくってすごい負けててですね。
先週もすごい怒られて、明日もちょっと海外若干憂鬱なんですけど。
リアルな、すごいリアルな。
私が元々は全然海外経験もすごく少なくて、独学でなんとか英語を勉強してもやってて、英語が下手っていうのは前提はあるんですけど、何かしらそういう中で意識されてること。
アメリカ人に限らずなんですけど、英語が上手な方でかつ強気な方と交渉するときに何か気をつけてることがあればちょっとお伺いしたいなと思ってます。
いやー、ミーティングがちょっと嫌だなぁみたいな気持ちになっているというのが、この答えを聞けば解消するぞみたいな答えを期待してます。
レイさんどうでしょう。
篠野さん、何をやってらっしゃる方なんですかって聞かれた時に、なんて答えるんですかって聞いたら、篠野さんが困った時には電話くださいっていうふうにおっしゃったんですね。
なので、まず篠野さんに電話かけていただければ、困った時のスケットがここにいらっしゃるっていうのがまず一つで。
篠野 そういうふうにやったらしい。
英語も足したりして。話せる範囲でいいんですけど、どういうお仕事ですか。
篠野 僕今サイバーセキュリティが専門なんですけど、サイバーセキュリティの日本で確立しているサイバー攻撃を受けた時のフローをアメリカ拠点で同じことをさせる。
日本で整備したフローをアメリカで移しましょう。海外間のプロジェクトをやっています。
その中でフローを合意しなきゃダメなんですけど、その際にこのフローは納得がいかないとか、結構会議の序盤ですごい頑張って資料を作っていたのに、
This is unacceptableって大声で言われて終わるみたいな。何がそんなにあれなんだろうみたいな順番に聞きながらやっていくんですけど、ざっくり言うとそんな感じですね。
カード高いですね。This is unacceptableっていうふうに言われる前に、多分いろいろヒアリングとかがあったと思うんですけども、そこでなんか抜けてるんじゃないかなと思うんですよね。
日本だと空気を読むみたいな言葉があるんですけど、英語だとread between the linesっていう言い方があって、文章の行の間に何があるかって読めっていう言葉があるんですけど、多分何か言ってないことがあるんじゃないかなっていう、それが一つ。
二つ目にしてたんですけども、後藤さんが多分情報を渡されてるんですけども、伝わってないと思うんですよね。
僕の友達で、17、18ぐらいからずっと海外にいて、20年後ぐらいにまた仕事をして、すごい仲のいい友達なんですけど、クライアントになったんですね、僕の。
英語は全然達者で、僕のチームのメンバー、アメリカ人のメンバーといろいろやってて、彼がちょっといろいろこれ違う、これ違うみたいなことで、なかなかとこう言って。
見て終わった後にチームメンバーが彼に言ってることがわかんない。英語達者なんですよ、20年もいるんで。
でも説明する情報を渡すっていうことと伝えるっていうのは実は微妙なんですけど結構違うことで、だから何が伝わってないのか、そしてどう伝えるのかっていうのをできるだけ迷ったところ削って、
図とか目に見える可視化をして、あともう一つ強いのはこういうデータがあるからっていうふうにデータを持っていくと、データは結構白黒はっきりしてるから、そこには意義がつけれないっていうところがあると思うんで、その辺なんじゃないかなっていうのは思いますね。
一つ駅を越えるごとに、例えばチャイナタウンがあったらもうまるでここは何かテーマパークが突然始まったんですかっていうぐらいすごくオーセンティックななんか中国の香りみたいなのがしますし、逆に最近ニュースなどでも
ジュイシュの正統派のユダヤ教の方のニュース伝えることありますけれども、ブルックリンの一角に行けばもう本当に揉み上げ切ったことありませんみたいなトラディショナルなオールドジューの方たちがいっぱいいて、またここは何別の国が始まったのっていういろんな国が一つの町にぎゅーっと集まっているのがニューヨークなので、やっぱりすごくインスピレーションはわーっていう風になりますね。
野村さんどこですか?
私結構旅好きで海外よく、今は家族連れですけど、昔よくバックパックとかで旅行してたことがありまして、いまだに体と記憶に残っているのが、うちモンゴルの草原を馬で100キロ走るっていうツアーに、しかも現地の方々のゲルに泊まりながら走るっていうツアーに参加したことがあったんですよ。
馬って結構その肉体的に過酷でずっと乗ってると、下半身をずっと閉めてなきゃいけないし、結構簡単に走ってくれるかと思ったらそんなことはなくてですね、こっちの呼吸と馬の呼吸、なんかこいつだったら走ってもいいなっていう気分が合わないと走ってくれないんですよね。歩きはしてくれるけどみたいな。
その時に結構思ったのは、目に見えない流れっていうのが結構キャリアというか生きる上では大事で、今この乗っている彼、彼なのか彼女なのか知んないですけど、彼は今行こうとしてるっていう時に行くよっていう風に言うと走ってくれる。これは実は結構ポッドキャストとか取材とかでも同じだなと思っていて、流れがあるんですよね。流れがあって、今この方すごい乗ってるからこういう風に行こうとか。
ちょっと今空気が少し停滞しているから、ちょっとガラッと変えようとか。あとは人生の勝負どころっていうのも同じかなと思っていて、今すごい流れがいいから攻めていった方がいい。今はちょっと停滞してるからやり方を変えた方がいいみたいな風に、そういう目に見えないものが結構大事だなっていうのをその旅で学びました。
なんか本能的なものを学んできちゃったんですね。
そうですね。内モンゴルで学んできました、それを。
すごい。
っていうのが1個ありました。
塩野さんどうです?
素敵な場所は世界中にたくさんあると思うんですよね。ニューヨークも好きですし。
今ちょっと皆さん行くことがなかなか難しいんですけども、あえて言うならテルアビブ。
イスラエルですね。
そうですね。エレサレムとか。やっぱりエレサレムとか、イスラエル、パレスチナのああいう感じのところって、行かれた方は若いと思うんですけども、環境が素晴らしいんですよ。
ビーチで非常に乾いた地中海っぽいような風で、ちょっとそこら辺にオリーブがなってたりレモンがなってたりみたいな、すごく良いところで、まさに何となく思うところのオアシスなんですよね。
でもやっぱりオアシスだったからこんだけ取り合ったんだなっていう感じもして、そこにイスラム、ユダヤ、キリストと、みんなが聖地にするってどれだけって思うじゃないですか。みんなのですからね。
それが入り混じっているみたいな。ある時はそれなりに入り混じっても暮らしてたみたいなこともあったり、今回のガザの風装みたいなお話もあるわけで、そういうのって多分日本に暮らしてるとすごく直接的には感じない部分なんですけど、
やっぱり行くとその匂いとか、人々の違いとか、空気感で、こういう場所ってやっぱりあるんだなとか、ここに宗教性が出てくるんだなみたいな。
おそらく子供の頃に読んだクリスマスの物語、3人の東宝の博士みたいなのって、こういうところに行ったんだなとかっていうのがいろいろ来るわけですよね。そういうのって全然違うものってあるんだなっていう、よくわからないけど、そういう存在っていうのは知ることができるのかなと思いますね。
私も行ったことないので、なかなか行けないんですけど、やっぱり行かないとわからないものなんだなっていうのが、今のトークですごくわかったので、ぜひ行ってみたいと思います。
壁を越えてパレスチナの方に行ったら、男たちがみんなアマトウだったっていうのが覚えてます。
レイさんはどうでしょう?
最初に残っているのはアイスランドですね。何にもないんですよ。自然しかないんですよ。火山だったりとか、温泉もブルーラグーンっていう青の温泉があったりとか、マグマがあるところがあったりとか、木が背が低いんですよね。育たないんですよ、大きい木に。
だから日本とかでは見ない、全部苔があったりとか。
ここからはライトニングクエスチョン1問1答です。ゲストの方に直感的に10個の質問に答えていただきます。
もし、星野さんがこの仕事をしていなかったら、何を他にやっていらっしゃると思いますか?
アイドルのスカウトですかね。
アイドルのスカウト?いきなり深掘りしたくなるような。
アイドルのスカウトはいいです。
それはどういう意図ですか?どういう背景で?
私は男女問わず人を見ると勝手にこの人こうしたらもっと良くなるのにって考えちゃうんですよね。
またはこんな良いところがあるからこう出したほうがいいなとか、この人こんな形で世に出たらいいなとかいうことをすぐ妄想しちゃうんですよね。
じゃあ人のプロデュースってことですね、ある意味。
そうですね、人のプロデュースもそうですし、それがビジュアルなのかその人の内面的なものなのかそれ両方あるんですけども、そんなに人となりが分からないときはビジュアルが多いじゃないですか、外見が。
外見でこの人もっとこっちの方が似合うんじゃないとか勝手に思うのは好きですよね。
わかりました。
2番目、もし世界でどこでも住めるとしたらどこに住むと思いますか?
どこでも住めるとしたら、それは国ですか都市ですか?
都市ですね。
都市だったら東京ですかね。
東京。なるほど。
3番目、次にプライベートで旅行したいところは?
なんか無人島とかですかね。
無人島、はい。
4番目、清野さんの一番好きな食べ物は?
食べ物、私あるんですよ、人間と食べ物に好き嫌いがないんですよ。
ちょっと笑いながら言っちゃいましょう。
でもそうですね、お寿司が好きですね。
お寿司、はい。
5番目、一日の中で一番好きな時間は?
夕暮れ時ですかね。
夕暮れ時。
6番目、この質問はですね、清野さんと野村さんがやってらっしゃる番組の一番最後のコーナーに結構つながるんですけども、
清野さんが一番好きな歌もしくは音楽のジャンル、アーティストでもいいです。
それは極めて難しいですね。
音楽で私ほんと雑食なので、そんなに一つ一つが深いというより、
何でもポップスからクラシックからジャズから何でも弾きますし、
日本のものも他のものも、もっと民族的なやつとかも好きだったりするんで、
その時の気分で一番好きなものは、今日はこれみたいな感じで変わってきます。
なるほどね。
7番目、人生の中の一番のターニングポイントは?
それは多分明日来ると思いますね。
明日?
常に未来で、未来に来るんじゃないかなと思って生きてます。
でもじゃああえてもう一回聞くんですけど、過去でここがあったから今の自分があるとか、
これがあったから人生の方向が決まったとか。
私、自分が投資家としても、例えばスタートアップの人に、
あなたの現体験は?とか聞かないんですよね。
どうせ嘘つかれるから。
その現体験作ったでしょ?みたいな感じがしていて、
なので割と私の見ている景色っていうのは、
私自身は何かですごく変わるっていうよりは、どんどん積み重なる。
または積み重なったものがどんどんどんどん減っていって、
純化されていってるっていうか。
どんどんどんどんいらないものがなくなってるイメージですかね。
じゃあしつこく聞きますけど。
一番印象に残った出来事とか。
今私がこうやっていられるっていう意味では、
2006年に東京知見特装部に捜査を受けましたけども、
それで捕まらなかったことですかね。
分かりました。それは初耳なんで後で調べておきます。
8番目、ご自分の気持ちが沈んでる時とかダウンしてる時とかって、
どうやって切り替えますか。
呼吸を整えますね。
それはなんか瞑想とかするってことですか?
深呼吸的に、一旦呼吸を整えて、
一旦頭を空にするというか、
頭を空にすると一瞬で寝ちゃうっていう問題があるんですけど、
私本当になんか今から寝るぞみたいな、
iPhoneに15分後にアラームって喋って、
パタッと置いたらもう寝れるイメージなんで。
9番目、志野さんのご自分のスーパーパワーは?
あんまり打たれ強いわけじゃないんですけど、
多分すごい鈍感なんで、
人がストレスだと思うこととか、
これってストレスだよねって言われることが、
それほどあんまりストレスに感じてないと思うんですからね。
じゃあ最後に、志野さんにとってクリエイティビティとは何ですか?
クリエイティビティは優しさですね。
やっぱり想像力って、本当は絶対に知り得ることのない他者。
他人の考えてることは絶対にわからないはずなのに、
それに対して、ある意味勝手に自分で想像して、
この人こうしたら嬉しいんじゃないとか、
こうしたらこっち向いてくれるんじゃないとか、
いうことを考える行為だと思いまして、
そうすると本当は分かり合えないっていう地獄があるくせに、
この人はこうしたら嬉しいかもと思い続ける優しさが
クリエイティビティだと思います。
なるほど。
さて、ここまでお送りしてきました
レイナムとの世界のクリエイティブ思考。
今回はニュースコネクトとのスペシャルコラボバージョンの後編をお送りしました。
イベントでリスナーの皆さんと直接お話しされてみていかがでしたか?
イベント自体は夜の7時から、そして2時間ぐらいたっぷり収録をしたので、
9時過ぎまでいて、平日の週のど真ん中の水曜日の夜で、
その日は雨も降っていて足もあんまり良くなくて、
早く帰らないとっていう場面だったと思うんですけども、
ほとんどの方が残ってくださって。
皆さんとの交流会ということで、ビールを飲んだりカツサンドを食べたりお茶を飲んだり、
いろんな方と直接お話しする機会がありましたけど、いかがでしたか?
取り上げた質疑応答の質問も限られていたので、
追加のご質問をいただいたりとか、
本当に皆さんの話したいという、いろんな話を聞きたいという熱意が伝わってきて、
こんだけデジタルの世界で非常に便利になって、
人と人とつながるチャンスっていうのは、いろんな形でできると思うんですけども、
やっぱりこのリアルの力はすごいなっていうのを改めて思わされました。
なんかアイコンタクトのパワーですよね。
一緒におしゃべりしながら、目と目を合わせてお話しするって、やっぱり全然違いますよね。
そうですね。
なんかその辺が今ではAIがどうのこうのとか、数年前はメタバラシがどうのこうのって騒がれていまして、
もちろんそれで世の中が大きく変わるきっかけにもなりますし、
今までできなかったことが可能になるっていう世の中は、世界はできてくると思うんですけども、
その一方、もう人間が何百年、何千年としている直接会って話すっていう行為は、
これはどれだけ技術が進んでも、こうやってズームとかいろんな道具で瞬時に直接話すことはできるんですが、
リアルではやっぱりその場の雰囲気だったりとか、その空間だったりとか、
視覚的だけではない効果っていうのが、実際の場でお会いしてお話をして握手をすることで作られる。
ただの経験ではなくて体験っていうのが記憶に残っていくっていうのは、
やっぱりイベントだったりとかリアルの場は、人間の在り方の一つのすごくコアなところなんじゃないかなと思います。
2年前に番組を始めた頃は、こんな大規模なイベントを番組でできるとはレイさん全く思ってなかったので、
いやー長く続けてきてよかったなって思いましたよね。
番組でイベントをやるっていうことを全く想定してなかったので、
とりあえず立ち上げていろんな人に話をしていろんなことを探っていこうという番組の趣旨で始めたんですけども、
こうやっていろんなチャンスだったりとか機会が広がっていくことで、
新しいことにつながっていくなっていうのが実感できるので非常に嬉しいです。