This is ReinaMoro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is ReinaMoro. 皆さんこんにちは、ニューヨークと東京を拠点にするグローバルインベーションファーム、I&CO、共同創業パートナーのReinaMoroです。
目まぐるしいスピードで世の中が変化する中、この番組は変革の伴奏者として、日本人が世界で必要不可欠な存在となるためのヒントを探ります。
今回は、ニュースコネクトとのスペシャルコラボバージョンです。 今日も番組を一緒にお届けするのは、この番組のプロデューサー、竹村一子さんです。
竹村さん、よろしくお願いします。 はい、レイさん、よろしくお願いします。 イベントに参加してくださったのは、ニュースコネクトの野村孝文さん、そして日曜版でおなじみの経営競争基盤共同経営者の塩野誠さんです。
今回は私たちが主催した初めてのイベントでしたが、レイさんいかがでしたか?
はい、ニュースコネクトさんとは、実は去年の年末にコラボをさせていただいて、僕がニュースコネクトさんの番組に出演させていただいたりとか、あと野村さんにもこちらの番組に遊びに来ていただいて、
Ask Me Anythingのコーナーでいろいろご質問いただいたという経験があったんですけども、それから半年以上経った今年の夏にこういう企画をするということになって、それも竹村さんにたくさんいろいろ動いていただき、こういうリアルなイベントが実現したわけですけども、もう本当思った以上にとっても良くて、
年齢も若い方から結構高齢の方、そして男女比率もゴブゴブだったりとか、ダイバーシティーがリアルに見れて良かったなと思います。
あと地方の方も少なくなくて、岡山県からわざわざ新幹線で何時間もかけてきてくださった方だったりとか、あれは山口県でしたっけ?から差し入れを持ってきてくださった方で、我々も番組の事前にそれをいただいて、すごく嬉しくそして温かい気持ちになったりとかって、そういうの全く予想もしてなかったんですが、非常に幸せな時間でもありました。
そうですね、会場の中で地方からいらした方いますか?ということでお声掛けしたら、10人以上ですよね。手が挙がりまして、平日の水曜日、しかも夜という、なかなか地方からは来づらい時間ではあったんですけれども、皆さん熱心に私たちに会いに来てくれたのかなと思うと、すごく嬉しかったです。
親子で参加してくださっている方とかもいらして、家族で聞いてくれているなんて嬉しいなあなんていうふうに思いました。
うーん、嬉しいですね。
今回のイベントの全体のテーマは、日本を世界に売り込む方法ということで、私たちの番組の収録では野村さん、塩野さんと一緒に、世界に売って出るためのキャリア論ということで、日本人が世界に出ていくためにはどんなマインドセットで挑めばいいのか、そんなお話をさせていただきました。
そうですね、では早速お聞きください。
ちょっと自分の背景を話すと、僕が海外に出たのが16歳の時だったんですね。
生まれたのは東京なんですけど、2歳の頃から平高山っていう、またさらにその山奥の清見村、牧川っていうところに住んでたんですけど、そこって牛の数の方が人の数より多いんですよ。
それぐらい敵地のところに住んでました。
うちの家族だけが地元の人間じゃなくて、もう完全にそこで浮いた外国人のような存在だったんですけども、小学生ぐらいの頃から両親に、君たちはもう高校になったら外に出なさいっていうことは言われていて。
中学校2年生ぐらいの頃から、まず東京に行こうかみたいなことを話したんですけども、でもお金をかけるんだったら海外に行っちゃってもっていうことで海外に出たんですね。
16の時にスイスのインターナショナルスクールに行かせてもらったんですけども、一番最初に驚いたのが、そこは250人ぐらいの生徒が高校生でいまして、70カ国から人種の本当に壺だったんですね。
その時に特にアメリカ人が口を揃えて言ってたのが、俺の街が、俺の村が、私の都市が世界一だって言うんですよ。みんなが。
ニューヨークが世界一だとか。
ミラノが世界一だとか。
ミシガンのアナーバーが世界一の街だとか。
テキサスのダラスが一番いいとか。ユッタの聞いたことない街が一番とかってみんな言うんですね。
でも君たち東京来たことないよね。パリ行ったことあんの?ロンドンないよね。ニューヨーク行ったことあんの?みたいに僕思っててそれ不思議だったんですね。
それずっと後に気づいたのが、特に外国人って人くぐり言うのもちょっと間違いかと思うんですけど、特にアメリカ人って根拠のない自信皆さん持ってるんですよ。
自分のアナーバーミシガンが世界一じゃないんですよ。絶対。僕は実はそこで大学行ったんですね。世界一じゃないんですよ。
世界一じゃないです。
あれ違いました?
違うんですよ。悪くないですよ。街としては。
でも絶対世界一じゃないんですよ。申し訳ないですけど。
でも皆さんが自己肯定感、根拠のない自信っていうのが圧倒的にあって、まずそこが僕多分5割ぐらいあるくらい。
名指しじゃないですけども、某ひどい大統領が大統領になっちゃったのも根拠のない自信があって、2016年に投票してまた出ようとしてますけども、ひどいことになっちゃってるわけじゃないですか。
だからそこって意外と強い武器なんだなっていうふうにはちょっと思います。
塩野さん、今の話を聞くとレイさんは日田孝山が世界一とは言わなかったような気がするんですけども、そういう根拠のない自信みたいなところとか愛国心だったりとか土着愛みたいなものって、塩野さんもいろんなところ海外行かれていて感じられたりしますか?
今でもお話聞いて帰りにドンキホーテで根拠のない自信買ってこようなと思うんですよ。ドンキだったら売ってますよ。あそこは何でも売ってる。
あそこは何でも売ってますね、確かに。
そうですね、アメリカ人のその感じはわかりますし、でもミシガンは、マドンナもミシガンが嫌でニューヨークに行ったはずなんで、多分違うかなって。
大学の寮にここがマドンナの部屋だってのがありました。
じゃあ先輩マドンナってことですね。
そうです。
ミシガンはそういうところですね。
例えばですけども、アメリカはシリコンバレーでメイクイットできるまでフェイクイットしろみたいな言い方って、すごい表してるなと思いますね。
だってそれってメイクイットの手前全部フェイクじゃん、それフェイクじゃないのって普通日本人思いますからね。
そこどうですかね。
そうですね、この年になって僕も子供が何人かいて、中学生の子供から一番下の子は3歳の子供がいて、
僕らの40代とか50代とか30代くらいまでの世代と、今の10代とかもっともっと下の子って全然世界が違うので、どう育てていこうかなっていうのはよく日頃考えてはいるんですね。
僕の場合は海外に住んでるので、ちょっと皆さんとは状況が違うかもしれないんですけども、結論から言うと日本の未来は日本にはないんですよね。
というのは、これすごく現実的な、悲観的なことじゃなくて、ちょっと冷静になって客観的に見ると、
日本って国土も狭いですし、資源もないですし、安全とか物がおいしいとかってそういうことがたくさんあるんですけども、すごく限られた場所ですと。
人口で言うと高齢化社会になってしまっていて、人口もどんどんどんどん減っていくから、伸びるかって言うと絶対伸びる要因がないんですよね、残念ながら正直。
だから一番手っ取り早いのは、もう若いうちから外に出ることに僕は尽きるんじゃないかなと思います。
ただ10代に出なきゃいけないとか、大学で出なきゃいけないってことでは全くなくて、40代になってから海外に出てる人って最近数は多くないんですけどもちょこちょこ出てきてはいるんですね。
英語がうまいかって言うと片言英語なんですけども、でもちゃんとやってっているんですよね。
だから別にその若いくないから出れないっていうのは、僕はそれは気持ちの壁なんじゃないかなと思います。
気持ちの壁っていうのはやっぱりありますよね。それを乗り越えるためにはやっぱドンキで根拠のない地震買わなきゃいけないのかなと思うんですけど、
クリエイティブ志向っていう番組で根拠のない地震があれば大丈夫、海を渡れますとかって言っちゃうと一体何の番組なんだみたいな風になっちゃうので、
プラスアルファ海外で需要がある人材になるためにはこういうところ磨いて見せたらいいよっていうところをちょっと教えていただきたいなと思うんですけど、
千代野さんは海外に出たいって言ってる日本人に、企業の方にもそういうアドバイスされる機会あると思いますし、個人の方にもアドバイスされる機会たくさんあると思いますが、どんなことを言ってますか。
でもそうしますとね、寿司職人になっちゃいますもんね。明らかにね。
需要はあるでしょうけど、
いやありますよ。
ただこの会場に寿司職人になって海外で働きたい人が何人いるかなっていうところを考えると、ちょっと違うアドバイスが欲しいなっていう。
それはほら、キャリアは先ほど玲音さんもおっしゃられたように、いつからでもいけるって思いますけども。
40歳からでも寿司職人になると。
40歳からでもいけますしね。
でも今私の数歳下の人間が急に、急にですよ。
ちょっと一回大病して復活した人間なんですけども、急に俺はラーメン王になるって言ってアメリカに行っちゃいましたよね。
ラーメンはまだいけるはずみたいな。これはまだまだ本気出してないみたいな感じで。
結構もうね、海外にラーメン屋さんあって。
そうですね。一風堂とかニューヨークで食べると平気で3,000円5,000円1万円飛んでいきますね。
餃子ビールなんてつけちゃった日にはもう1万円近くお金がなくなって、日本に帰りたいっていう気持ちになりますね、ニューヨークだと。
やっぱり人気が出てる中、本物のラーメンを見せてやるぜみたいな感じで急に思い立っちゃって家族丸ごと行きましたんで。
そういうのはいいなと思いますし、あとは私はどちらかというと、私も東京とか日本愛してますけども、どこに行っても何かできるようにはいたいなと思うっていうのと、
あとちょっと先ほどの話にもありましたけども、根拠のない自信とか自信を持って話すとかは、
例えば私なんかは割と日本語で喋ってる時と英語で喋ってる時ちょっと人格的には違うと思いますし、英語の方が交渉しやすいなと思う時もありますし。
強気に出れるっていうことですね。
強気言語なんでしょうね、あれね。
私も英語の方が喧嘩しやすいです。
結構ね、強気言語で。しかも英語の途中にだからとか混ぜたりする。
見てみたい。
混ぜ込んでね、みたいな。なのでそういう自分のポーズアビリティとか、いろんなものはすごい眉間に視野を寄せて頑張るぞっていうよりは楽しんだほうがいいと思いますし、
あと世界は広いので、なんか日本人みたいな外国人に会うこともあるんですよね。
それ私フィンランド行ってすごい感じたんですよね。この人日本人なんじゃないかなみたいな。
全然違って、口数少ないですし、何かが本当にできるまでできるって言わないですし、できるでしょすごいじゃんとか言ったらそんなことないんですよみたいな。
謙遜。
似た人いるんだなみたいな感じたので、全員がドンキで自信は勝ってないっていうね。
アメリカの人はだいぶ勝ってるかもしれないけど、北欧の人たちは結構シャイだったり謙虚だったり、日本人に近いような方も多いっていうことですか?
そうですよね。フィンランド人ギャグみたいなやつがほぼほぼ日本人ギャグなんですよ。
バス停でちょっと間を分けた人がいっぱいいるみたいな、ちょっと近寄らないじゃないですか。
だから一定間隔のバス停ができるみたいな、そういうジョークがあるんですけども、それまんま日本人だなみたいな。
そういう近さってあるんで、そういうのやっぱり面白がって、いろんなところに行く経験っていうのがあると、また来たねこのパターンみたいなのを思えるのはいいなと思っています。
レイさん、世界で活躍するために、例えば自信を身につけて、英語が下手でも何歳でも関係なくプレゼンテーション頑張ってやるぜみたいな、私もここでプレゼンテーション今頑張ってますけど、このぐらいの強気の感じがもしアメリカでできたとして、
でも必要とされる人材とそうじゃない人材ってやっぱりどうしても仕事がすぐに見つけられなかったりとか見つけやすかったりすると結構海外でやっていくことにまたちょっと自信がさらに持てたりとか違うと思うんですけど、それを分ける次の段階のものって何だと思います。
先ほど竹村さんがおっしゃったみたいに、クリエイティブ思考っていうことを言ってる番組でもあるので、ちょっと具体的にその日本という国境を越えてどうやっていけるかっていうことなんですけど、僕もその16歳の時に海外には出たんですけど、大学に入った時に英語のクラスでエッセイを書く授業があって、
その書いたものをクラスにいる25人ぐらいがみんながその人のあれを読んで、それにコメントをするっていうのが毎週1人1人回ってきて、1人か2人回ってきて、僕の番が来た時にそれを出して、みんなでオープンに感想を述べるっていう時にそのエッセイは匿名だったと思うんですけども、一番最初に来たコメントがこの英語がひどすぎる、知能レベルを疑うみたいなことを言われたんですよ、目の前で。
絶望しちゃいますね、それは。
もう30年前でもここの傷がまだ治ってないんですけど。
実はですね、ネイティブの人が大学生を卒業するまでに言って、言葉の数が10万語ぐらい英語で覚えるんですね、大学生とかで。
でもベストセラーの英語の本って実は2万語ぐらいの言葉で書かれてるんですよ。
はい。
2万語の英語って小学校4年生、5年生ぐらいのレベルなんですね。
つまり、小学校4年生、5年生ぐらいの英語が喋れるようになれば、ベストセラーかける合意はある、極端な論理ですけども、あるんですよ。
で、説明するっていうことと情報渡すっていうことと、伝える、分かってもらうって別々のことで、情報とかっていうことは、難しい言葉も専門的な言葉も知ってなきゃ渡せないと思うんですけども、
伝えるっていうのは、別に難しい言葉が、逆にない方が伝わりやすいんですよね。
さっきの大統領選の話になると、そこもあるとは思うんですけど、難しい言葉を使ってない人が結局勝ったりするんで。
でも何が言いたいかっていうと、小学生、4年生、5年生レベルの英語さえできるようになれば、社会人として通用する力はまずつけます。
それが一つ。
二つ目に、僕もこれ自分で経験して分かったんですけども、やっぱり何らかの形で作れたりとか形にできる技術を持っているのは、それは強いなと思います。
僕はデザイナーという畑から出てきていて、21歳、22歳の時に、まだその時は全然英語ができなくて、一応高校も大学も行ったんですけども、プレゼンできるような自信はなかったんですね。
コツコツと作って、それで分かってもらって徐々に認められてきて、25、26歳になった時に、僕の上司だった人が突然辞めちゃって、いきなりプレゼンしなさいって言われたんです。
最初の何回何十回とかはすごくこけて、全然プレゼンが通らなかったんですけど、どうしたらいいのかなってその時思ったのが、自分の分かる英語で、
たぶんその時って、それこそさっきの小学生4年生5年生の話じゃないですけど、それくらいのレベルの英語だったんですけども、あえて背伸びして難しい英語で説明をしようとしてたのを、
自分が分かるレベルで説明をしようというふうに思って、本当に簡単な言葉で説明をし始めたら、だんだんそれが通るようになってきたんですね。
それでそれが自信につながるんですけども、英語っていう壁は実は意外と低い。何か形にする力っていうのは、特に日本人さっきのものづくりの話なんですけども、言葉を超える強みがある。それが2つ目。
3つ目は、さっきのプレゼンテーション、コミュニケーションっていうところにつながるんですが、コツは迷ったら削るなんですね。
今日も実は朝、某大企業の社長の方にプレゼンがあって、そこの周りの即勤の人たちが何人かいて、これこれこういうことなんですよねっていうことを言って、
その社長の人だったりとか他の人たちが、じゃあここにこの言葉を入れたらとか、これをつけたらもっと意味が広がるからいいですよねみたいなことを言ったんですけども、いや違うんです。
良くするためには削るんです。人間の癖って迷うと足しちゃうっていうところがあるんですね。
さっき吉野さんとこの事前に雑談してたときに、食べ物何が好きでした?お寿司って答えじゃないですか。
お寿司って結構究極の悲惨の食べ物で、お米と味がついてて、お魚があってそれだけじゃないですか。
でもこんだけ人気があるっていうのは、でも料理とかしてても味がおかしいなって思うと足しちゃうじゃないですか。
料理の場合は引き算するのは難しいんですけども、そのコンセプトとか物を作るときって削るのがコツで、削ることによってどんどんどんどん本質に近寄ってくる。
なのでマットエルメルと国境を越えて海の向こうで戦えるようになるには、まず英語は正直必要なんですけども意外とハードルが低い。
2番目、形にする技術力を持っておくとそれは言葉を越える力になる。そして迷ったら削る。そうすることによって本質的なところに行ける。その3つがキーなんじゃないかなと思います。
なるほど。もういろいろ足して足して足して自分を大きく見せて、私こんなにすごいんですよみたいなブランディングっていうのはやっぱりうまくいかないっていうことですね。
ご自身の経験では。
僕はですね、当時働いていたクリエイティブエージェンシーが、
Nikeに強豪で呼ばれてピッチをするっていうのがあって、
それ7社ぐらいあったんですけども、
その時は僕のボスがもう辞めた後だったので、
僕がその26、27の時で、若造で何も分かってないのにリーダーになれって言われて、
Nikeにプレゼン推しに行ってピッチを買ったっていうのが、
多分それが一番今聞かれてちょっと思い出したら、
それなんじゃないかなっていうふうには思いますね。
塩野さんはどんな時に?
いやまだダメですよ。
だってレイさんのお話聞いて全然全然なんかそんなに苦労してないしね。
番頭いっぱい打ってるんじゃないですか?
ホームランだっていっぱい打ってるでしょ?
今もね、番頭職人って呼ばれてます。
いやいやだって。
番頭がね、点を取るあれですからね。
だってイベントやったら2週間でこんなにファンが集まっちゃうぐらい、
ホームラン連発じゃないですか。
だからいつも野村さんに申し訳ない気持ちでいっぱいですって言ってるじゃないですか。
なんですかなんですか。
申し訳ないってね、いつも野村さんにお伝えしてます。
塩野さんから申し訳ないってことを何回聞いたことが。
本当にまだ途中だったと思いますけども、しょうがないなと思ってですね。
例えばロシアのですね、一時ロシアの仕事結構あったんですけども、
ロシアのオリガルヒ。
皆さんが今一番想像する悪い顔を想像していただいて。
その人と狭い部屋で対峙してて、すごい有名なオリガルヒなんですけども。
そういう時に、あれなんでここに俺いるんだっけって思いますもん。
なんかここら辺にメタな感じで、ちょっと上空に自分が見てる感じですよ。
俯瞰してるんですね。
またはただのユータイリーダースなんですけども。
じゃあ逆に変なプライドを持たないことが重要だっていうお話がありましたけど、
やっぱり年齢重ねたり肩書きがえらくなったりすると、
プライドついてきちゃう人ってたくさんいると思うんですけど、
どうしたらその状態をキープできますか?
うーん、わかんないです。
どうなんすかね。でも逆におじさんになって自由になれましたけどね。
昔っていうか、若い時の方がちゃんとしなきゃとか、
もっと大きい時は成功しないととか、
みんなに良いと思ってもらわないととか、色々あった気がするんですけども。
割とそういうのが、あ、ダメだみたいなところで剥がれ落ちてって、
割と純活されていくイメージの方を持ってますけどね。
じゃあ年齢を重ねて気負いが減ってきたことも楽しくやれるし、
海外でビジネスする中でも、そんなに不安だなとかどうしようとか思わなくなってきた。
折りがる人もこんな目力でやりあえるぐらいのところに至った。
目合わせないですから私。
合わせられないですよ。そんなの無理。
面白がるしかないと思うんですよ。まあ平和ですしね。
だからそんなに片ひし張ってもうまくいかないんで、
なんかここの場にいられてラッキーって思ってた方がいいかなと思いますし。
そうやってだんだん純化されて余計なものがなくなったら、
なんかファサって服に、あれなんかここ塩野さんいたっけみたいな。
残ったのが優しさとアルコールだけみたいな感じのイメージを持ってます。
野村さん、この世界のクリエイティブ思考のセッションも、
なかなか濃いお話が聞けましたね。
そうですね。
何を聞けたかっていうと、ドンキで。
ドンキで全部売ってるから。
根拠のない自信をね。
売ってるということですね。
孫子供を売ってるから。
それで終わってしまうとひどい話なんで。
もう少しだけお伝えしますと、先ほどのレイさんのお話いろいろお伺いして、
クリエイティブって何だろうって、ちょうどここに来る手前でもレイさんに、
クリエイティブとはっていうご質問をいただいたっていう経緯もあったんですけども、
私はどっちかっていうと物量派で、
クリエイティブはかなり自分のため込んだ知識っていうかアーカイブっていうか、
それをつなげてポコって出てくるイメージを持ってまして、
じゃあ見た景色でも、読んだ本でも、何でもいいんですけども、
そういうのをためていくタイプなんですけども、レイさんはいかがですか。
僕がそのクリエイティビティというものを出すときの元は何ですか。
クリエイティビティは何ぞやって言われたときに、僕は何に答えるかっていうと力っていうふうに言ってるんですね。
物を進める力だったりとか物を生み出す力だったり、
力っていうのが一番シンプルなあれかなと思うんですけども、
それこそ僕の番組でお呼びしたゲストの一人で、
ジョエル・ポドルニーさんっていう方にインタビューしたことがあるんですね。
その方は教授の人で、イエル大学の大学議員の教育学部の学部長だった人が、
40代ぐらいのときに突然スティーブ・ジョブズに電話が直接来て、
AppleでApple Universityを作ってくれって言われた人なんです。
結局12年間Apple社にいて、スティーブ・ジョブズが亡くなった後も数年いて、
数年前に自分の会社、今50多分半ばぐらいの人なんですけども、
その人に同じ質問、クリエイティビティは何ですかって聞いたときに、
彼の定義が僕は一番すごくシンプルで分かりやすかったのが、
クリエイティビティとは英語で言うと、
オリジナルな考え方かけるスキルフォーアクション、その技術がある実行っていう風に言ったんですね。
だからアイディアを考えてアイディアを生んで、それを何らかの形でエクセキションするっていうのが、
彼にとってはクリエイティビティっていう風に言ったんですけども、
じゃあ今そのしろみさんのご質問で、
じゃあそれを出していくにはどうしたらいいかってことをもうちょっと具体的に考えていって、
これも僕もこの番組を今1年半ぐらいやっていて、
完全な答えではないかもしれないんですけども、
4つのステップがあると思っています。
最終的に物を出すっていうときに、
AIでグッドニュースなのは、
作ることっていうのがどんどん簡単になって、
AIとか機械がどんどん作ってくれるので、
僕がその業界に出たときには、
自分でコツコツ作るんだ、何時間も何十時間もかけて作らなきゃいけなかったことが一瞬でできる。
だから作るっていうところはだいぶ人間がやらなくてもよくなるんですよね。
っていうことだと、その前の段階が必要なわけで、
じゃあその前に何やるかっていうと、
いくつかあるんですけども、まず1つは聞く力をつける。
聞くっていうのは話を聞くっていうことだけじゃなくて、
情報をいろんなところから集めて何があるのかっていうのを聞くっていうことですね。
僕の場合はうちの父親がすごくしゃべる人なんですよ。
誰がいても全部自分の話に持っていって、
うち5人家族で父親母親3人兄弟で、
誰かが何を言ってもずっとたぶん9割ぐらいが父親が話していて、
母親はうんうんって聞いていて、
僕の双子の兄が2番目に話して、
僕と3番目が聞いててっていうことで、
聞く力がついたのかなっていうふうに思うんですけど。
ボール戦に有利する高谷誠さんもいますね。
そうなんです。実はここにいたりするんですけども。
聞く力。2つ目に言葉にする力。
さっきも言ったみたいに迷ったら削るっていうのも、
いかにわかりやすい言葉で、いかにシンプルに言葉にできるかするかっていうのは
ステップとしてすごく重要だと思います。それが2つ目。
3つ目に、これは僕がデザイナーっていう仕事をずっとやってきたので偏見。
自分の手前味噌のところがあるかもしれないんですけども、可視化する力。
これは物を作るとかっていうわけじゃなくて、
その概念とかコンセプトを言葉にした後に、
じゃあそれが何なのかっていうのを何らかの形で絵に起こしたりとか図に起こしたりとかにすると、
100本は一気に敷かずっていう言葉があるみたいに。
さっきも言ったみたいにグッドニュースなのは、今それAIがやってくれるような時代になったので、
でもその前の言葉をちゃんとやらないといい加減なものが出てきちゃうので、