1. 世界のクリエイティブ思考
  2. #002 ユニクロ"フリースブーム..
2022-10-18 33:20

#002 ユニクロ"フリースブーム"の火付け役が語る「日本再生のヒント」

第2回は、クリエイティブ業界のレジェンド的存在であり、レイ・イナモトの長年の友人であるJohn C Jayさん(ファーストリテイリング グローバルクリエイティブ統括)をお招きして、「人生のターニングポイントになった日本でのユニクロのフリースキャンペーンの裏側」、「日本のクリエイティビティが咲き誇っていたバブル期」、「日本のクリエイティビティを世界に再注目させるヒント」について伺いました。

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00:02
This is ReinaMoro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is ReinaMoro.
みなさん、こんにちは。クリエイティブディレクターのReinaMoroです。
この番組では、日本人がクリエイティビティを武器に世界で戦うにはどうしたらよいのかをテーマに、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
この番組を一緒にナビゲートしてくれるのが、滝口ゆれなさんです。滝口さん、よろしくお願いします。
はい、レイさん、よろしくお願いします。
前回はユニクロのグローバルクリエイティブ統括として活躍をしていらっしゃる、
John Jayさんのインタビューの前半をお届けしましたが、
Jayさん、どんなインタビューでしたか?
そうですね、僕も彼のこともう10年くらい知ってたんですが、
知らない裏話をたくさん聞けて、非常に興味深い話でしたね。
どうですか?また全くこういう違う業界の方を見られて。
すごくチャレンジングで、そういった精神的なお話の部分はすごく印象的でしたね。
それでは、このインタビュー後編いきますか。
John Jayさんにご自身の代表作を聞いてみました。
そうしたら返ってきた答えが、ユニクロのフリースのキャンペーンでした。
彼曰く、このキャンペーンは、彼にとっても、ワイランド・ケネディにとっても、
そしてユニクロにとっても、それまでの認識を生かしてくれました。
至ってシンプルなCMで、日本社会に存在する様々な職業の人に登場してもらい、
公平な立場でご自身のことを話してもらったそうです。
まず、画面に質問が出てきて、文字だけで出てきて、
BGMも素振りのようで、このCMを発表してもらったとき、
すごく感動しました。
そしたら、その後に、そのCMを参考にして、
何かのキャンペーンの内容や、それまでにも、
まず、画面に質問が出てきて、文字だけで出てきて、DGMもなく、一般人の人が個人個人、自分の人生をシンプルに語っている、そんなキャンペーンです。
印象的だったのが、このリスペクトという言葉が出てくるんですが、その地域の人を尊重することはすごく大事で、グローバルとはその特定の地域の集まりだともいえる、というふうに彼がおっしゃっています。
商品を売ったり、広告を展開する前に、その地元の人たち、地域の人たちへ敬意を払って、それを証明することがすごく大切なんだと。
これを着れば暖かいとか、値段がお手頃だとか、色が豊富だとか、そういういわゆるコマーシャルっぽいことは一切言ってないんですよね。
03:09
有名人も全然出ていないですし、カメラワークも本当に動かない、普通のコマーシャルとは違う、ただ姿勢と敬意を表現したというコマーシャルなんですと。
このフリースのキャンペーンは商品について何も語っていないにも関わらず、驚異的な売上を達成したそうです。
その映像の中で全ての職業の人に同じように敬意、リスペクトを払うことで、
今、ジョン・Jさんがユニクロでお仕事ができているのも、そういう影響があったからだということでした。
いかがでしたか。このフリースキャンペーンというのは、レイさんにとってはどんな印象でしたか。
このユニクロの元気が良くなってきた、ビジネスがどんどん伸びてきたっていう、引き付け役のキャンペーンがこのフリースのキャンペーンなんですよね。
ユニクロが日本を代表するブランドになったきっかけの一つの鍵でもあるのかなと思います。
では、ここで実際にそのCMの映像を見せていただきたいと思います。
ユニクロが日本を代表するブランドになったきっかけの一つの鍵でもあるのかなと思います。
では、ここで実際にそのCMの映像を見せていただきたいと思います。
俺も変わったよな。
まぁ、いつか文物へ帰るぞ。
私今回初めて実は見たんですよ、このCM。すごく斬新だなぁと思ったんですけど、レイさんこれ初めてご覧になったときはどう感じたんですか。
特にその当時の日本の広告とかコマーシャルで、商品を全く見せずに何かを語るっていうのは、
ほとんど前例がなかったですし、特に派手なことをやってるわけではないんだけども、すごく衝撃的っていうのはその時も受けましたね。
06:05
ただ最初にこのコマーシャルの冒頭にあなたのスタイルについて聞かせてくださいという文字が画面に出て、
今の場合だと建設作業員の若者なんですが、全く有名人じゃない、本当の一般人を起用して本当の話をただ淡々に語る。
フリースを着ているっていうコマーシャルで、こういうのがもういくつも流れて、本当の一般人の人で、
なので、自分を反映しているような感じに皆さん受け止めてくれて、大ヒットしたっていうのもあるんじゃないですかね。
今でこそダイバーシティアンドインクルージョンという言葉とかもよく言われるようになりましたし、
それをこの当時からこういったCMの形で表現されてたのかなと思うと、めちゃくちゃかっこいいなって。
そうですね、だからその格好をつけてないところがかっこいいですよね。
そうですよね。
本当に本質的なところを捉えて、それを直球で表現しているっていうのは、口で言うのは簡単ですし、
この最終的な作品を見ると、なるほどねと思うかもしれないんですが、そういうアイデアを思いつく。
そしてそういうことを、やっぱり大企業なのでプレゼンをして通さなきゃいけないわけじゃないですか。
本当ですよね。
普通だったら、商品のこと全然語ってないでしょっていうふうに経営者の人とか、担当の人が絶対言うと思うんですよね。
そういうところもすごいなと思いますね。
15倍はどういう意味ですか?
2回も使えるからです。
じゃあ、なんで使いたいの?
その人が愚かだとは思うかもしれないけど、
いつもコンサーターの知性を尊重する必要があります。
いつも。
ここでジョン・ジェイさんに、その当時の制作の背景を少し共有していただいたんですが、
その前に、15秒のCMを作って2回流すのが効果的だっていうふうにメディアの人に言われたそうなんですね。
でも、それは彼はすごく反対で、
彼はそのCMを作る前に、
その前に、15秒のCMを作って2回流すのが効果的だっていうふうにメディアの人に言われたそうなんですね。
でも、それは彼はすごく反対で、
なんでそんなことをするんだ?
視聴者はそんなに頭が悪いと思っているのか?
09:00
という、そういう嫌な思いになったそうです。
やっぱり、消費者に対してのリスペクトを払っていないと、
自分たちより消費者の方が頭が悪いっていうふうに思っちゃってる、
馬鹿にしてる。
それが現状で、それは大きな問題ですっていうふうにジョンさんはおっしゃっていました。
リスペクトというキーワードが何度も出てきましたね、レイさん。
そうですよね。
この作品を見てみても、やっぱりその説明をしていないんだけども、
直感的に分かるところ、そして感じるものっていうのがあるじゃないですか。
そこをちゃんと受け止めてくれるんだっていう信頼を見ている人に託して、
こういう表現を作っていらっしゃるっていうのは、
これも口で言うのは簡単なんですが、なかなかビジネスだとか、
特に日本のミーティングの中でそれを説明するのって、
なかなか伝わりにくいんじゃなかったかなとは思うんですよね。
だからそこをちゃんと本質的なところを捉えている強さ、証拠なんじゃないかなと思いました。
消費者の知性に敬意を払う、口で言うのは簡単でも難しいことですよね。
日本の場合は情報を渡すっていうことを結構重要視すると思うんですね。
それはCMとか広告とかだけじゃなくても、ビジネスでのミーティングの場合でも、
相手に情報を渡す、パワポとか資料を作って、
資料にもいっぱい情報が詰まってそれを渡すっていうことが多いなと思うんですけど、
アメリカとか海外で仕事をしてきて思うのは、
情報を渡す以上に何を伝えたいのかを明確にするっていうところに重要視を置くっていうのは、
文化的にも違うのかなと思います。
情報を渡すのか、物語、ストーリーを伝えるのかっていうところが、
作能なのか、情報といえば作能、そしてストーリーといえば心に刺さるかっていうところが違うのかなと。
広告の違いというよりか、コミュニケーションの仕方の違い、
作能でコミュニケーションするか、文能でコミュニケーションするかっていうところなのかなとは思います。
ジョン・Jさんは1998年にワイデン・ケネディ東京を設立されて、
これまで日本の企業ともたくさんのお仕事をされてきました。
なのでユニクロさんだけではなくて、例えばクモンだったりとかソニーのお仕事もされてきて、
日本の企業を日本だけじゃなくて、グローバルの舞台でもどう活躍させていくかっていうところに貢献されてたのかなというふうに思います。
12:02
日本にワイデン・ケネディの東京オフィスを設立しようと決めたのが、
ジョンさん、ご自身の人生のターニングポイントだとおっしゃっています。
東京オフィスでは他の会社には絶対できないような仕事をしていく。
それが目標になっています。
ジョンさん、ご自身の人生のターニングポイントだとおっしゃっています。
東京オフィスでは他の会社には絶対できないような仕事をしていく。
それが目標になっていくわけですね。
ただ彼はアジア人ではあるんですが、もう幼少の頃からアメリカにずっと住んでいるアメリカ人なので、
日本に来ることで彼のものの考え方が、そして視点が大きく変わったそうです。
私はまだ、日本に来る人に、最初に言うことは、
もう一度学べるように、勉強をしないでください。
脳を開いて、あなたが思うことは真実だと、
他の真実があるかもしれないことを、
他の文化の中から見るように、開いてください。
知らない世界に飛び込むことで、学ぶことはたくさんある。
頭を空っぽにして、今、自分が真実だと思い込んでいること以外にも、
違う文化を持つ人の視点に立って、
物事を考えれば、別の真実が浮かび上がっていることがたくさんあります。
日本に来たことで、マーケティングなどを通じて、
アメリカの今の風潮だと、このアメリカファーストだったりとか、
インディヴィジュアルズン、個人主義、そういうところもあって、
アメリカっていう国は、強い国家になったという背景もあり、
個人主義も悪くはないのだが、
アメリカに来たことで、自分が真実だと思い込んだことについて、
改めて考え直した。
個人主義も悪くはないのだが、それだけでは良くない。
自分さえ良ければ良いのではなく、周りの人を思いやることも大切です。
ということを、ジョンさんは東京に来て学んだそうです。
はい、ということで、東京オフィスを設立しようと決めたのが、
人生のターニングポイントだったと、ジョン・ジェスさん語っていらっしゃいましたけれども。
そうですね、ちょうど僕この頃って、
社会人になってホヤホヤの頃だったんですね。
僕まだその時20代前半だったんですが、
彼が大活躍されて、ワイレンド・ケネディ東京が手掛けた、
ナイキのプレストという靴のキャンペーンがあるんですが、
それがその東京オフィスからグローバルキャンペーンとして、
作られたのを今でも覚えていて、東京という、
15:03
世界の中では有名なところですけれども、
なかなかその東京から世界にキャンペーンが出てくるというのは、
今でもほとんど少ないですし、
その時は全くなかったのが、
彼が実践的に実行されていたというのは、
刺激的でしたし、やっぱり憧れの存在でしたね。
日本に来たことで、本当にジョンさんの視点が変わったというお話は印象的でしたよね。
あんだけすごい経歴の方で、
あれだけ素晴らしい作品を世の中に出している方なのに、
常に新しいことを学ぼうという姿勢が伺えて、
今のお年でも、いい意味での貪欲さというか、
新しいことを知りたいという好奇心はすごいなと思いますね。
アメリカ的な個人主義だけが素晴らしいわけじゃなくて、
日本のお互い思いやるような集団主義の考え方も、
すごく今の時代に大事なんじゃないかというような、
そこもすごくしさ深いお話だなと思いましたね。
僕も海外に長くいて、
特にここ20年、25年くらい、日本の海外での存在感というのは、
どんどん薄くなってしまっているのは残念だと思うんですね。
なので、このジョンさんのお話を聞いていて、すごく勇気をもらうのと、
日頃から、英語で言うとMake Japan Matter Again、
日本を世界で必要不可欠な存在にするというのが、
ある一つのミッションでもあるのですが、
そのヒントをジョン・ジェイさんが、今回のお話でくれたような気がします。
欧米の個人主義的な考え方って、ビジネスの上でも大事だったりとかもするじゃないですか。
日本人はなかなか集団主義的だから、
イノベーションとか新しい提案しづらかったりするんじゃないのか、
みたいな話とかも結構出てくるので、
この日本の集団主義的な考え方っていうのは、
やっぱり何か変えていかなきゃいけないのかな、
なんていうふうに思わされる場面が多いんですけど、
いや、そうじゃないよってジョンさんがおっしゃってたので、
そこはもう一度、日本の価値として、
見つめ直すべきところなんだなっていうのをすごい感じました。
ジョンさんに、日本のクリエイティビティについて話を聞かせてもらったんですけど、
日本のクリエイティビティについて話を聞かせてもらったんですけど、
日本のクリエイティビティについて話を聞かせてもらったんですけど、
日本のクリエイティビティについて話を聞かせてもらったんですけど、
日本のクリエイティビティについて話を聞かせてもらったんですけど、
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日本のクリエイティビティについて話を聞かせてもらったんですけど、
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キラキラ輝いてみえたそうです。
バブルが弾ける前、日本は本当にムードが良かったんです。
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今 日本に必要なのは こうした人材です
バブル期に日本のクリエイティビティに 世界が注目した時のように
日本がまた注目を浴びていく イメージがあるわけです
日本のクリエイティビティを 世界にも伝えたいと思っています
日本のクリエイティビティを 世界にも伝えたいと思っています
日本のクリエイティビティに 世界が注目した時のように
日本がまた注目を浴びることは 可能だと思います
今 ジョンさんが一緒に働いている イニコロの柳田幸社長も
そのような先見の明のある人で
そういう人と働くことができるのは すごく幸運だとジョンさんは言っていました
トニーの森田さん デザイナーの一世三宅さんだって
同じ人間なんだから
同じ人間ができるなら 他の人間ができないはずがありません
オハイオからニューヨークに出てきた時
彼は誰に対してもビクビクしていました
ミーティングでも発言することができなかった
自分の考えに自信がなかったので 喋れるわけがないと思っていたんです
それが母国語でなかったら尚更です
よく考えてみれば どんな有名人だって天才だって
みんな同じ人間なんですよね
誰だって同じように優れるところがあるはずです
それを忘れてはいけません
オーバー・コンフィネンス
1980年代 ジョンさんが日本に来られた時には
日本は良くも悪くも経済力がありました
それって自信につながっていたのでしょうか
というふうに僕が聞くんですね
ジョンさんはそれに対してこう答えます
経済力が自信を裏打ちする
そういう部分はあると思います
お金があるからこそ島国を飛び出して
24:00
世界に進出することができ
日本人は広い世界を目にすることになったんです
海外に出て視野が広がりこんな世界があるのか
と学んだことが自信につながったんだと思います
お金に力があるかそれは間違いはありません
ただお金がないとダメなのかというと
それは違うと思います
ジョンさんは言うんですが
彼は恵まれない環境で育った
だからこそクリエイティブになるだ
お金がなくても紙とペンさえあれば
問題は解決できるはずだ
もし自分独自のアイデアやコンセプト
それを表現する方法があれば
奇跡を起こすことができるんです
最後にジョンさんは言います
お金がないのは悪いことじゃありません
クリエイティブは才能を磨く
とても良い機会になると思います
日本のバブル期に
日本のクリエイティビティが
世界で咲き誇っていたというお話で
一世三宅さんやソニーの森田さんの
お名前など出てきましたね
僕はバブルの世代ではなくて
その頃はまだ小さかったので
あんまりリアルタイムで見てはないので
聞いた話でしかわからないんですが
でも確かに世界の中での
日本の立ち位置というのは
もっと強気だったと思うんですよね
その頃の一世三宅さんだったり
ソニーだったりという勢いというのは
お金というのもあったと思うんですが
やっぱり外に出ていくという意欲は
今以上に強かったんじゃないかなとは思いますね
この時の例えば森田さんであったり
一世三宅さんだって同じ人間だから
今だって当時の輝きを
日本人が持つことができるというふうに
すごく断言されてましたね
それは僕個人的にも
すごく勇気をもらった言葉でしたし
クリエイティビティの強み
そして物を作ることの強みというのは
言葉だったりとか人種だったりとか
27:01
文化の壁を越えて
人とつながるということができると思うんですね
世の中には分かりやすい差別だけではなく
潜在的な差別もたくさんある
そのことを垣間見れるエピソードとして
ここでジョンズさんは一つ
過去の出来事を紹介します
彼の知り合いの中国系の女性の建築家が
日本に来たときに
彼女の家に住んでいたときに
彼女の家に住んでいたときに
彼女の家に住んでいたときに
彼女の家に住んでいたときに
女性の建築家がある有名な事務所で
良いポジションの職に就いたそうなんです
その直後
ジョンズさんのブルーミング・デイルズの仕事が決まったときに
彼女とジョンズさんを知っている共通の知人が
ニューヨーク中の良い仕事は
みんな中国人が奪っていく
というふうに罵ったそうです
そのときのニューヨークの建築も含めた
クリエイティビティ業界では
アジア人はまだ少ない時代で
ジョンズさんは半分冗談で
我々2人しかいなかったのに
と思ったというふうにここで言ってました
この些細な出来事ではあるんですが
こういう潜在的な差別意識が
顔を出した瞬間だというふうに
ジョンズさんはこのエピソードを
共有してくれたわけです
これDon't be so naiveって
繰り返されてましたけど
これってどういうふうに受け取ればいいんですかね
これは人種差別が
かなりなくなっているように
思われる社会でも
やっぱりその表面下では
人種差別だったりとか偏見っていうのは
存在するよ
だからそういうところを
ナイブにないと思い込まずに
ちょっと気をつけなよっていう
ジョン・Jさんが
中国系のアジア人としてニューヨークで
そしてこのクリエイティブという業界で
育ってこられて
たぶんすっごい少ない存在だったと思うんですよね
だからある意味
めちゃくちゃ固みが狭い思いをして
お仕事をされてた場面っていうのも
今回のインタビューではあまりそのことは
おっしゃってはなかったですけど
自分がアジア人であるっていうことを
30:01
あまりアピールせずに
その白人の社会に溶け込んで
活動されてきて
たぶん僕も90年代
2000年20年ぐらい前の頃から活動しているので
そっちにちょっと近い傾向があるのかなと思うんですけども
ジョン・Jさんが
マイノリティというハンデキャップを持ちつつも
それを言い訳してなかったのは
僕はすごく印象的でした
えーなるほど
ここまでお送りしてきました
レイナ元の世界のクリエイティブ思考
今回もジョン・Jさんをゲストに迎え
ご自身の人生のターニングポイントや
日本再生の鍵になるようなアドバイス
マイノリティとして避けては取れない
人種差別のことなど
様々なお話を伺ってきました
本当に今回も盛りだくさんでしたね
ちょっとここで付け加えたいんですが
ここ2,3年特に
黒人やアジア人に対する人種差別というのが
かなりいくぶりにされていて
それがBlack Lives Matterや
Stop Asian Hateなどの運動にもつながっています
その時ある有名な
昔のバスケットボール選手だった
カリム・アブドゥー・ジャバーという方が
おっしゃっていた言葉なんですが
アメリカにおける人種差別は
空気の中の埃のようなものだ
普段は息苦しくても目に見えないが
光が射した瞬間に見える
そういうのが人種差別だ
とおっしゃっていたのを思い出しました
光を当てることで
どこに埃があるかが分かり
それを落ちているところを
きれいにすることができると
人種差別というのはなかなかなくならず
かなり根深い問題で
これは日本にも関連する問題なのかなと思います
本当にこのアジア人として
日本人としても考えさせられる部分は
非常に多かったです
この番組ではリスナーの皆さんからの
お便りを募集しています
番組で取り上げてほしいテーマ
レイさんに相談したいことなど
番組の詳細欄にあるリンクから
お寄せください
お待ちしております
番組へのご感想は
ツイッターでも受け付けています
ハッシュタグ
世界のクリエイティブ思考と付けて
投稿してください
また僕に紹介したい
皆さんの注目のクリエイティブ作品があれば
ぜひハッシュタグ
注目のクリエイティブと付けて
教えてください
デザインやアート
テクノロジー
建築
そしてビジネスや映画など
何でもOKです
今後番組でも取り上げていこうと思いますので
ぜひよろしくお願いします
それでは次回もどうぞお楽しみに
お相手は
滝口由里菜と
礼稲本でした
デジタルガレージは
33:21
危険な海に最初に飛び込む
ファーストペンギンスピリットを
創業以来大事にし続けています
これからくる
Web3
オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで
新たなビジネスを生み出す仲間を
募集しています
番組詳細欄にあるリンクより
ぜひご覧ください
私たちもファーストペンギンスに参加してください
33:20

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