1. Ray Wow FM
  2. #31 入社式の意義について
2020-02-25 21:39

#31 入社式の意義について

新しい時代の入社式の意義について。ある実験結果によると新人研修の内容によって大きく離職率が変わったといいます。その実験内容とは?そこからあるべき入社式について考察してみます
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おはようございます、Rayです。
本日も、Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
Ray Wow FMでは、主に株式会社イメミに関する様々なテーマを扱って、
時にはゲストもお招きしながら、ゆるくやっていくラジオとなっております。
はい、今日はですね、入社式、入社式について話をしたいと思います。
入社式、イメミの場合は、今年4月1日に開催される予定だったんですけれども、
新型コロナウイルスの影響もあり、入社式自体は延期にしようとは思っています。
でですね、入社式っていうところに関して、
去年の年末ぐらいから、どういう式にしようかっていうところを、
結構ずっと考えていました。
一つは、今年の新卒の入社、20名ぐらいいるんですけれども、
中途というか、大学とかを中退して入ってきたりして、
途中入社している人も含めて、今回、新卒扱いっていう形で、
入社式をするっていうところもあるんですけれども、
意義ある会や式にしたいなっていうところで、
改めて、どういう意義であるべきかっていうところを考えたんですけれども、
一般的に成人になって大人になってっていうところで、
通過儀礼としていろんな儀式っていうところがあると思うんですけれども、
一つ、儀式っていうところの意味としては、意義としては、過去の、その、
物事の考え方捉え方みたいなところを一旦壊して
新しい考え方に移ると
そういう通過儀礼としての意義っていうところはあると思うんですよね
儀式っていうものは
そう考えた時に入社式っていうところに関しては
いわゆる社会人として
意識を変えるっていうところで
一般的な今までの日本の会社組織で言うと
旧来型の機械型組織ですよね
その会社の大きな組織の中の
ビジネスの業務の中で
一つの部品として振る舞うっていうところを期待される
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っていうところもあるので
没個性であったりとか
不条理を受け入れるっていう形であったりとか
会社の部品となって働くみたいな
人間性をともすると失うようなところであったとしても
そこに従うという意味では
スーツを着て整列して
神妙なももちで公式に向かって
訓示などを聞いて従順に従い
何かあったとしても反論せず受け入れるみたいな
物事を疑わずに
鵜呑みにして従うという
そういう考えですよね
そういう考えに意識を変化させる
学生で自由に何かをやっていたりとか
時にはルールを守らないとか
自分本位で
行動するみたいなところを壊して
社会人としての意識を植え付けるという
そういった意図としては
従来型の入社式っていうのは
効果的に働いてはいたんですけれども
要するにビジネス環境が変化して
当たり前のことを当たり前にやるという効率ではなく
新しい想像をしていくという意味ではむしろ
学生としての
意識、学生意識というか
そういった常識を疑ったりとか
時には自分本位で行動するというところが
共感や新しい創造性を生み出すみたいな
そういったところも価値が出てきているので
従来型の入社式っていうところの意義っていうところが
果たしてどんなのかってところはありましたと
じゃあどういう風な
意識でやるべきかっていうところに関して考えたときに
つまり
どういう意識を破壊して
どういう意識を植え込むかっていう風に捉えたときに
これはなかなか難しいなっていう風に感じてますと
でちょっと悩んでたんですけれども
あるときにちょっと思い出したのが
見た本で
そういえば
その式に参加する中で
どういう風な意識変化があったのかっていうところを
書いた本があったなと思って
ちょっと読み返したんですけども
本の題名は
ザ・カルチャーコード
ザ・カルチャーコードっていう形で
最強チームを作る方という本がありますと
そこの中で
あるコールセンターの事例があったんですけれども
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WIPROですね
WIPROという
インドのバンガロールにある
そのコールセンターの事例なんですけれども
元々そのコールセンターに関しては
結構離職率が高い
そういうコールセンターだったんですけれども
具体的に言うと毎年50%から70%
めちゃくちゃめちゃくちゃ高いんですけども
そういう高い離職率っていうところを解消したいっていうところで
いろんな実験を行ったんですよね
その前に
なんとか離職率を改善したいっていうことで
給料を増やしたりとか
福利構成を
従事させたりっていう形でやったんですけども
なかなか効果が出なかったと
その中で実験をしたらしいんですけれども
数百人の新入社員を
2つのグループに分けたんですね
グループの一方に関しては
新入社員に対して研修を行うんですけれども
通常の会社に関するアイデンティティを学ぶ
1時間の研修を受けますと
その研修の内容っていうところは
会社の成功についての歴史であったりとか
その優秀なスター社員
っていう呼ばれる人に直会ったりとか
あるいは
WIPROっていう会社に関して
どういう印象を持ってますかっていうところを
語ったりとか
最後に社名が入った
パーカーっていうのが
参加者に配られるらしいんですけれども
これが
1つ目のグループですね
2つ目のグループが
同じように
研修を1時間受けるんですけれども
その2つ目のグループっていうところは
どういう研修内容かっていうと
その会社のアイデンティティについて
その学ぶのではなくて
会社のアイデンティティについて
学ぶのではなくて
その社員
新入社員
それぞれのアイデンティティを考えると
いう内容だったらしいんですね
例えば
そのあなたはどんな時に
その幸せを感じますかとか
どういう仕事にやりがいを感じますか
みたいな形で
会社じゃなくて
自分
っていうものに関して
考えるような
研修ですと
その中で
自分
っていうのはこういう
人間なんじゃないか
こういう時に幸せを感じるなとか
こういう仕事をやりたいな
みたいなところを
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考えたり
あるエクササイズでは
その海で溺れた時に
その自分のどういうスキルを
使えば助かるかみたいな
まあそういう機器を
想定して
自分が乗り切ると
いうところを
考えるようなエクササイズをやると
最後に
社名が入ったパーカーではなく
社名と自分の名前も入った
パーカーを受け取るみたいな
そういう形で
1時間の研修が終わるらしいんですね
つまり2つのグループがあった時に
1時間の研修が終わるらしいんですよね
つまり2つのグループがあった時に
つまり2つのグループがあった時に
1時間の研修が終わるらしいんですね
一つ目のグループは会社のアイデンティティについて考える
二つ目のグループは自分というものに向き合うような
そういう研修を行うと
違いとしてはこの1時間の研修の違いでしかなくて
その結果というところに関して
ウィプロという会社もそこまで差が出ることは期待していなかったらしいんですけども
その後ですね
その研修が終わった後の長期間にわたる結果
7ヶ月後
実験から7ヶ月後という期間らしいんですけども
実際にこのグループ1と
グループ2
二つ目のグループによって
離職率が大きく違ったと
具体的には
グループ2ですよね
自分のアイデンティティに関して考えた研修を
1時間だけなんですけども
1時間やったグループの方が
会社のアイデンティティについて考えるグループ1と比べて
会社のアイデンティティについて考えるグループ1と比べて
会社のアイデンティティについて考えるグループ1と比べて
会社に残る率が250%になったというところの結果になったんですよね
実際のところほとんど
それだけしか条件というのは違わずに
他の条件というところはもちろん同じだったので
入社時の研修の違いだけで
変化が起きたというところになるんですけれども
どういう違いがあったのかというふうに
本の中では解説しているんですけども
一つは
貴族のシグナルって書いてるんですね
貴族のシグナル
いわゆる会社というものをどう捉えるかといったときに
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最初のグループでは
会社の成功の歴史であったりとか
こういう優秀な社員がいますよというところで
会社に入れて
おめでとうございますみたいな
そういうある意味会社というものを
もしかすると競争の場とか
すごいなっていう形で
少し憧れの対象であったりとか
そういうふうにもしかしたら捉えてるのかなっていう
一方で二つ目の自分に関する
自分のアイデンティティというところを考えるような
研修をした
そういった人に関しては
自分の個人ですよね
自分というらしさ
自分らしさや自分というものが
この会社にいていいんだよっていう
いわゆるその研修の中で
個性を尊重されるっていうところで
自分らしくいていいんだよっていうような
安全な場所として会社を捉えることができたっていう
それが貴族のシグナル
貴族意識ですね
っていうところに
つながっているのかなとは思うんですけれども
一つ一つのいろんな研修の内容っていうのは
ものすごいインパクトがあるようなものよりは
結構小さいシグナルっていうふうに言われていて
仕事のやりがいとか幸せを感じるときとか
自分のスキルとか
そういう面というと個人の
価値観とかスキルとかそういったものを
会社で出していいんだ
あるいは尊重されているんだっていうところで
一つ一つっていうところは
ものすごいインパクトがあるというよりは
その小さなシグナルなんですけれども
実際の結果としては大きな結果の違いになっていると
こういう小さなシグナルでも
そういう社員ですよね
新しい組織に所属する社員にとっては
非常に重要な結果になると
ここにいていいんだと
ここは安全な場所だっていうふうにも
感じることができるというところで
会社と自分っていうところに関する
その強いつながり
先進的なつながりを持つことができるっていうところが
結構重要だったっていうところらしいんですよね
そういった意味でこう捉えてみたときに
入社式っていうところの重要性っていうところは
改めて会社と自分っていうところの
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つながりっていうところをどういうふうに感じることができるか
特に自分はここにいて安全なんだっていうような
そういうシグナルを受け取るような
そういう内容っていうところがやっぱり
あるべきなんだなっていうふうに感じたんですよね
そういった意味では今までの
昔ながらの入社式っていうところを
の意義っていうところは
ある意味自分の構成とか
自分らしさみたいなところを壊して
壊した上で
会社の価値観に染めるというところで
意義はあったんですけれども
今の時代
いわゆる社員の人が
新入社員の人が
会社に何を求めるかっていうところで
やっぱりやりがいとか
成長とかそういったところを求めるっていうのは
いろんなアンケートで出てるんですけれども
そういった中で
つまり会社に従っていれば
その成長して会社は成長していくので
その恩恵を受けることができるという
そういう時代っていうところは終わり
新しく入社する人も
すごいところに期待はしてないと
経済的な成長
会社に従順になっていれば
経済的な成長を享受できるというふうには
思っていないので
であれば自分らしさみたいな形で
いろんなやり合いを持って仕事をできるかどうかとか
自分らしくいれるかどうかっていう価値
価値観であったりとかを大事にしてくれるとか
価値が共感できるようなミッションとかですね
共感できるような会社で働きたいとか
あるいは先が見えない時代なので
どこでも生きていけるような
その成長できる環境が欲しいとか
そういうことを社員の人も求めてるっていう中で言うと
その個性をなくすような
今までのような入社式ではない
このWiproと呼ばれるコールセンターで
実施されたような
むしろ価値を尊重するような
そういう研修というか
入社式ですね
入社後の研修
というところが重要になってくるんじゃないかな
っていう風に捉えましたね
ということでですね
イメミ自体はですね
入社式4月1日には行わず
延期する予定ではあるんですけれども
改めてそういう会社というものと
自分のアイデンティティというところを
つなぎ合わせるような
そういった研修を行おうと思ってます
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内容自体は
この本の中では
小さなシグナルという形で
一つ一つの
ワークで
研修の内容というところは
非常にインパクトあるというよりは
割と
あっさりかどうか分からないですけども
小さいシグナルという形で
そこまで大掛かりなこと
大げさなことはしてないという風になっていて
実際にその研修を受けた人に
インタビューをしているという風に
その後インタビューをしたときに
どうでしたかみたいな形で
よく覚えてないみたいな感じで答えて
よく覚えてないけど
モチベーション高まったなみたいな感じの
ことは覚えてますみたいな感じで
それぐらい
現体験みたいな形で
強く印象に残っているわけではないけれども
それだけめちゃくちゃ
離職率に
影響があったみたいな感じが
面白いんですけども
イメメ自体の
入社式はもう少し
現体験として
少しインパクトに残るようなものを
やっていきたいなと思ってまして
それもあって
今回どういう取り組みをするかっていうと
実際にそういう
会社と自分のつながりで
自分らしさって表現できるような
体験をする
体験をするっていうのが
一般的な研修だと思うんですけども
体験
ではなく体験
体で表す
体で感じる
ではなく
さらに体で表す
体験の方を
行うようなワークショップを
行いたいなと思っていて
つまり体で感じるというのは
一般的なワークショップだと思うんですけども
自ら内なる
自分の中にあるものを
外に出すっていう形で
表現する
表す
表現できるっていうことは
深く深くその
物事を理解したりとか
っていうことになるので
自分の中から
発言するって形ですよね
つまりそういう
演劇のような
イメージなんですけども
演劇の手法を使った
ワークショップっていうところを行って
体現することで
より自分の中の
その現体験っていうところに
落とし込んで
少し強いインパクトっていうことを
狙ってやろうとは思うんですけれども
実際どういう風に
効果が現れるかっていうところで
今回の実験のように
ある会社さんの実験のように
グループを分けてですね
ABテストをやってもいいんですけれども
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そういうわけにいかないので
心理者に全員に
行うっていう形で
実際のABテストっていうことは
ちょっと難しいんですけれども
試みとしては
そういう演劇の手法を使って
体験だけではなくて
体現していくということで
一つの特別な
現体験っていう形で
ちょっとやってみようと思ってますので
またその結果に関しては
共有できればなと思います
今日は入社式についての話でした
21:39

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