1. うちあわせCast
  2. 第四回:やままさんと『凡人の..
2019-04-12 38:02

第四回:やままさんと『凡人の星』について

第四回:やままさんと『凡人の星』について
00:00
はい、うちあわせCast第4回ということで、今回は山間さんにゲストに来ていただいております。よろしくお願いします。
お願いします。
今回、第3回の時にたくさんお話ししたんですけども、
「凡人の星になる」という電子書籍を出版されて、何日でしたっけ?
3月29ですね。
もう2週間ぐらい経っているんですよね。
はい。
どうですかね、書いた後の反響というものは、想像していたギャップみたいなんてありました?
いやー、もっとダメなこと言われるかと思ったんですよ。
こんなボリューム少ないし、泥棒だみたいなこと言われるかと思ってて。
でも結構早めからAmazonレビュー、星5つ付いてましたよね、確か。
あれニックネームからどなたか推測したいぐらいなんですけど。
わかんなくてですね。
僕も読ませていただいて、出版社さん経由で原本というか原電子書籍をいただいたんですけど、一応買ったんですよ。
それ要ります。
Amazonランキングに貢献しようというのと、
最初メモ取るときって結局Kindleの方が早いんで。
買ったんですけど、想像以上に面白かったですね。
ありがとうございます。
この間のポッドキャストがニヤニヤが止まらなくて。
Amazonレビューの中で、ベックさんという方が、ベック1240さんという方が。
ちょっと見たことがある。
見たことのあるアイコンですけども。
マーケティングという意味で狭い層を狙ってきたなということが書かれてたんですけど。
ある意味期待を裏切られる人は少なかっただろうなと思うんですよね、この本って。
ある程度ヤママさんのこと知ってて、ヤママさんの文体も知っててっていう人が手に取ってる本だと思うんで。
その意味で低評価がこの段階では訪れないのかなと。
まだ低評価が出てきてからが勝負なんですよ。
まだ暖かい空間に。
そうですね。だから広い層にリーチするほど、思ってたのと違ってたっていうのが出てくるんで。
でももう心の準備は多分できてるし、例えば今星が1ついたとしても、割って3ぐらいになるんで。
ダメージ的には多分小さいなとは思うんですけど。
そうですね。最初にだいぶ励ましていただいたんで、もうあとは何言われても大丈夫ですね。
ちなみにこれはよく聞く質問なんですけど、自分でこの本に点数をつけるとしたら、5段階でも100点満点でもいいんですけど、どのぐらいになりますかね。
どうなんでしょうね。何点という感じではないんですけども、赤点にはならなかった。あぶねーっていう感じで。
03:01
自分ではちょっとまだ足りてないというか、もっと上はあったみたいな。
そうですね。もっとうまいことやれたなと。
なるほど。
作り方にしても、企画にしても、やっぱりもう諸手探りだったので。
まあでも最初の質問はそうならざるを得ないっていうのが僕の結論なんですけどね。
そうですよね。だからすごいリベンジ欲はあります。
なるほどなるほど。ちなみにこの本を出しましょうかっていうオファーがどっかから来たんですかね。
これはですね、私がやっぱり一度は出したいなというのがあったのと、
あとそのPV10万、月刊10万っていうのになったのが去年の5月なんですよ。
そういうのがちょっといろいろ節目になって、しかも5月で10万っていうのは全然何か特化型ブログではなく、
私がもう本当にどうでもいいことばっかり書き始めてそうなったので、
いわゆるブログ本って情報特化型だとかグループアナリティクスをよく見ましょうとかそういうのですけれども、
もっとこうどうでもいいこと書いてもここまで行くぜみたいな本があってもいいんじゃないのと。
なので最初は雑記ブログの進めみたいな感じで何かできないかなと思いまして、
それを私がどこか電子書籍とか出せないかなということで、
佐々木翔吾さんにご相談をしまして、金風車さんとおつなぎいただいたんです。
一応もともと書きたいアイディアの本みたいなのはすでに持っておられて、
それを一応出版社さんの方にオファーしたという感じですか。
そうです。ちょっとKDPっていうのが自分では勇気が湧かないというのはわからなかったので、
出版社さんでもしいいよって言ってくれるところがあったらという感じだったんですよね。
で、それは一発でオッケーみたいな話だったんですかね。
そうですね。ちょっといろいろ話をして方向、軌道修正というかはしましたけれども、
ダメですとは一度も言われずいきましたね。
最初に思ってた形と編集者さんとか出版社さんとのやりとりの中で、
軌道修正っておっしゃいましたけど、どう変わりましたかね、最初の段階で。
2段階あって、最初が5月、6月あたりにお会いして持ち込んだあたりですけれども、
その時私が雑記ブログいいよっていう方向性はあったんですけれども、
スタイルとしてレクチャーっぽくいくのかエッセイっぽくいくのか、
その辺があんまり決まってなくて、
モヤモヤしている状態でお持ちして、
レクチャーっぽい感じで進んでいったんですよ、お話を経て。
06:09
いつぐらいだったかな、それで書き進めてたのに、
相当進めてたのに一度ゼロにしたんです。
それが多分10月ぐらいだったんですけど、
全部なし崩しにして、やっぱ山間イコールエッセイじゃないかとお話をしてなりまして、
今の形になったんですよね。
なるほど、大衆図が一度あったと。
ちなみにこの凡人の欲しいっていうキーワードは、どの時点で発生していたんでしょうか。
相当最後です。
相当最後ですか。
最初がレクチャー系でザッキブログの進め、括弧仮で進めてたんですけど、
スクラップしてもう一回立て直すところで、もっとSAっぽく、
私の中ではザッキブロガーの憂鬱、括弧仮でタイトルが進んでたんです。
売れなさそうなタイトルですね、それは。
ずっとすることばっかり、自分の失敗したなーみたいなことを書いていこうと思ってて、
でも最後の方でなんかポッと出てきたんですよね。
これは素晴らしいタイトルだと思いますね。
ラッキーでした。
なるほど。
ちなみに最初に編集者さんと決めて、こういう企画でいきましょうって言って、
最初はレクチャー型でっておっしゃられてましたけど、
一番最初に、例えばメールのやり取りが終わってさ、
進めましょうっていうときにまず何をされました?
最初はアウトラインっていうんですか、目次案っていうんですかね。
目次の素案みたいなのを整えました。
それは例えば、当然招待各省のタイトルみたいなのは当然アウトラインだからあると思うんですけど、
どこまで掘り下げました、そのアウトラインは。
いやもう全然掘り下げてないです。2階層ぐらいです。
だから招待があって、その下の見出しというとこですか。
それにちょっとメモがあるところもあればないところもあるみたいな感じでした。
その作ったのは、とりあえずはこれで良さそうかなという雰囲気にはなったんですかね。
そうですね。
その後、本文の執筆に取り掛かった。
はい。
それはアウトライン上ですかね、別のツールですかね。
アウトライン上です。ダイナリストでやりました。
ダイナリストでそのまま本文をガシガシ書いていった。
はい。
それはそのままずっと、そのままダイナリストで進められました、最後まで。
最後のっていうかその本文完成までは。
ガーッとダイナリストで書いて、これで一つ塊になったなと思ったら、
Googleドキュメントに移してちょっと調整してみたいな。
09:01
そこはちょっと切り出していって、個別のドキュメントとして管理していたと。
そうですね。一節一節まとめて編集者さんに見てもらってってやってましたね。
その時点でも多少編集者さんからのフィードバックは発生していた。
ただ基本方針として好きなようにやらせていただけたんですよ。
はいはいはい。
全然口出しというと嫌な言い方ですけれども、反対意見とかがなく。
はいはいはいはい。
もうほぼ一方的に受理していただいたという感じで、フィードバックちょっとあったぐらいですよ。
で、一応そのスクラップ大転換の前段階までは、一応本文としてはもう完成の量まで言ってたんですかね。
そうですね。今ある多分3万字ぐらいだと思うんですけども、あのくらいには達してましたね。
で、もう納得できなかった。
なんかもやもやすんなと思って、直接もう顔つき合わせてお話の時間いただいて、
で、率直に話し合って、僕じゃあちょっと違うねってなったんです。
うーん、なるほどなるほど。
最初はだってやっぱ写真の補正の仕方とかそういうのもありましたから、
それをあんまり写真がうまくない人がやるっていうところに、
はい。
斬新さを私の中では見出してたんですけれど、ちょっとこれ違うなーみたいな。
斬新ではありますけどね、確かにね。
あー、そうかそうか。
じゃあ一旦、立てたダイナリストがあり、切り出したGoogleドキュメントがあり、それをまあリセットしたと。
はい。
で、その後にやられたことは?
もう一回目次を作り直しました。
目次を、まだダイナリスト上で目次を。今度はレクチャー式じゃないタイプで書こうという形での目次案を。
はい、編集者さんと共有したのは、さくらももこさんのエッセイで、
はい。
全然その1話1話には繋がりがない。
はいはいはい。
ああいう感じでよくて、とりあえずブログを10万pvに至らせるまでの間に起こったことっていうのを、
はい。
特に時間の流れとかを意識せず、
はいはいはい。
1話完結でいいから並べていこうと。
はい。
そういうふうになったので、なのでもう一回自分のブログを読み返したりして、
印象に残っているエピソードっていうのを切り出していきましたね。
おー、なるほどなるほどなるほど。
教えようとかっていう思いを一切取り払って、
はい。
これ語れそうみたいなエピソードを切り出したんです。
それを一応ダイナリスト上に並べていったと。
そうです。
で、そこからまたダイナリスト上で執筆した。
12:03
そこが変えました。
変えた、はい。
これはですね、はとなブログを架空で1つ作ったんです。
それは公開の。
非公開の。
非公開の、なるほど。
で、前回のレクチャーのときの一番の失敗だったのが、
はい。
非常にお行儀のいい文章になっちゃったんですよね。
はいはいはいはいはい。
で、そんなお行儀のいい文でレクチャーだったらもう既に、
私なんかで語る必要ない。
まあそうですね。
そうなんですよ。
なので、これ全く私ある意味ないなと思って。
はい。
でも、ダイナリストとかワードとかそういうのに向き合っちゃうと真面目になっちゃうので。
ああ、そういうことか。なるほど。
で、私が今まで書いてたのってブログだから。
はいはいはいはい。
じゃあもう強制的にブログを書いてるときと同じって自分に言い聞かせる。
言い聞かせる、なるほどなるほど。
そうなんですよ。
それで、ダイナリストに入れてた目次案ですね。
はい。
それをタイトルに入れて、わーっと入力フォームにはとなブログのあれに書いていくと。
その1記事単位はどのぐらいの文字数というか、本でいうとどこに相当するの?
小レベルを1記事、それとももう少し短いレベルが1記事ぐらいなんですかね。
小レベルです。
おお、じゃあ結構ボリュームがある感じですね。
そうです。長い、結構熱量ある記事を1個使ってる感じになります。
ああ、なるほど。
それは1記事あたり、多分覚えてないと思うんですけど、どのぐらいの時間で書かれてました?
1日で書き切るのか、何日間に分けて書き切るのか。
2回には少なくとも分けてましたね。
うーん、なるほど、なるほど、なるほど。
ちなみにそれは最初書き進めた時に、ダイナリスト上で目次を立てた順番通りに書きました?
書きやすいところから書きました。
おお、なるほど。書きやすいところから書いて、全部埋まったと。
はい。
その後、並び替えとかは起こりましたかね。
それが地獄でした。
地獄でした、はい。
これがもう本当に悔やまれることの大きな一つですね。
なるほど。
その、はてなブログ作戦はこうしたんですけれども、結局ブログと同じ感覚なので本にしようという意思が全くないんですよ。
なるほど。
何だろうな、次妻合わせができてない。
いや、わかります。わかります。
なので並べた時に、こう矛盾とか、これさっき聞いたよみたいな話が盛り盛りあって、
その調整はGoogleドキュメントでやったんですけれども、本当に地獄でしたね。
それは、最初に立てたダイナリスト案と出来上がった本の目次の順番が変わっただけですかね。
それも結構中身も変わってます?
順番は一部です。
15:00
順番は一部で、次妻合わせ調整が結構ガリッと入ってる。
そうです。本文の調整が一番多かったですね。
うーん。前回、たくさんとお話ししてて、前半部分のテンションと中盤以降の振り切れ方がだいぶ違うっていうのがあって、
おっしゃってましたね。
あれは書かれた時系実は実はその通りではないんですかね。
でも最後の一番盛り上がってるところは確かに最後の方の慣れた時に書いたかなと思いますね。
うーん。なるほど。多少は影響があるんでしょうね。
そうですね。
やっぱり序盤の部分はね、まだなんというかお行儀の良い部分が多少残ってるというか、
入り口だから仕方がないという感じもするんですけど、
3分の1超えたあたりくらいから、いわゆる山間物資と言ってもいいと思うんですけど、
全開になってて、だから書いてるうちにこれでいいんだっていう振り切れが得られたのかなと思ったんですけど。
そうですね。なんか最初のところでの飛ばし方はちょっとわかんなかったかもね。
まあでもそうでしょうね。どこ探り探りにならざるを得ないというか。
そうですね。でも自分の中では調整も全部踏まえてですけれども、
でも一番最初に書いたのは私多分、お深いのこととか、
あとはライバルの子がいるみたいなお話のところから書いてたんですけども、
あれはでも相当見直しの時に手こいでというか、
荒かったりお行儀が良かったりしたので直しましたね。
なるほどね。
だから本を読む体験に合わせて、感情の起伏というとちょっと大げさですけど、
盛り上がるようにはなっているということですね、きっとあれは。
そうですね。
一番苦労されたのはそこと。
はい。なので最初からもっとアウトラインというか、
全体像ともっとフォーカスした視点と、
鳥の目、虫の目をもっとうまく行き来できるようになっていれば、
最初からもっと面白いものを生み出せたんじゃないかっていう。
それは幻想ですね。
幻想ですか。どうなんですか。倉下さんが言うんだからそうですね。
そんなに簡単に言ったことは一度もございませんので、
同じ気持ち、全く同じ欲求を常に抱えてますけど、結局無理なんですね。
結局なぜ無理かというと、先ほどおっしゃいましたけど、
凡人の星になるっていうのが結構後の方に出てきたっておっしゃいましたけど、
必ずそうなるんですよね。
で、それが出てしまうと全体の構造が変わらざるを得ないんですよね。
その一つのメッセージを共通するために、
18:01
削ったりとか書き足したりするとか出てくるんで、
だからそういう発見なしでもいいよっていう本の作り方であれば、
多分簡単に書けるんですけど、
その本自身が面白くなるためには、そういう発見は必要で、
そういう発見が必要だということは、
どうしてもある程度の大手術は、大手術かせいで中手術ぐらいは必要ですよね。
そうですよね。
で、人によってはアウトラインの段階で、本文に近いものを書いておいて、
詳しい本文ではないけど、本文に近しい文章を書いておいて、流れを揃えておき、
で、より本文、より細かい本文へと進むっていう2段階の書き方があって、
これでできる人もいるんですけど、
そのラフな本文がある時点でもうちょっと書く記憶がわがへんっていう方もいらっしゃって、
あー、そうです。
僕もそうなんですけど、その方法は結局使えなくて、
結局本文を書いてみないとわからないっていう。
そうですよね。その感覚はとてもあるのですよね。
だからここはもうこの苦労はある程度は引き受けざるを得ない。
アウトライナーを使えば多少行ったり来たりが、
その高度を下がったり上がったりするのは楽なんですけど、
その楽になるだけであって、考え、組み替えるめんどくささみたいなのは残るんですよね。
そうですよね。
でもそうだとしてももう一回やりたいですね。
もう一回やればもう少しうまくはなると思いますよ、たぶんそれは。
もうちょい段取り上手になりたいです。
やっぱりブログ記事でも書かれたんですけど、
筆が乗るっていうのが大変重要なことで、
書きたいように書くっていうとちょっと大げさですけど、
筆が乗ってるときの本文がやっぱりその人の文体が一番よく出てくるんで、
それなしだと結局さっきもおっしゃってるけど、
自分がなぜ書いてるのかがもうよくわからなくなってくるんですよね。
だからそれはもう苦痛でしかない。
結局その苦痛がどっかに残るんですよ。
お行儀よく書けば苦痛が残るし、
筆が乗れば大手術で苦痛が残ると。
どっちがより我慢できるかっていう話ですね。
そうですね。でもまだ後者の方がいいですね。
そうですよね。僕もそうです。
最初に出来上がった方がブロガーエッセイみたいな言い方ができる本になってると思うんですけど、
結構これまで出てたブログ本の存在は意識されましたかね?
類似本というか類書とは違う存在になるぞというような意思は。
そういう本をあんまり読んだことがなくて、なので意識はしてないです。
なるほど。
読んだ人にこうなってほしいみたいなメッセージとかってありました?
21:07
そうですね。このクラスで書いていいんだっていうのは思ってほしかったんですよね。
このクラスってどのクラスなのか僕にはちょっとよくわからないんですけど。
肩書きとか最後のプロフィール考えるの大変だったんですよ。
それらしい言葉を並べたくて、私が唯一誇れるKO卒っていうのを思い切り掲げてですね。
十分じゃないですかそれ。
一生懸けて誇れることをよかったです。大学の時作っておいて。
僕一冊目の本書いた時なんてほんまに何もなかったですよ。マジで何もなかったですよ。
困った挙句にパワーポイントとアメリカン。
実はアメリカンっていうところが好きなんですけど。
が好きって言っちゃってちょっとこれは調子に乗ったなとか今反省してるんですけれど。
本当に。
そんな人でも書いていいよというのを伝えたかったんです。
妙に自分を低いところに置きますよね。
だって私情熱大陸とか見るの好きなんですけど見るたび落ち込みますもん。
見るたび落ち込むけど見ざるを得ないという。
そうなんですよ。世の中に素晴らしい人がいることを知りたいと思うんですけど知ると同時にあーってなるんですよね。
複雑ですねそれは。
月刊PV10万って雑記ブロガーっていう括りあろうがなかろうがこれは結構すごいことだと思いますけどね。
そう思ってました昔は私も。
今は思わないですか?
私の周りにすごい人がきっといるんだと思うんですけどこの間もどなたかあったら平気で30万PVだなんだとかっていう話を顔色一つ変えずにしてたんで。
上を見ればキリがない話ではあるんですけど。
上も下もキリがないので今ここにいる自分を誇るしかないんですけれど。
だってRスタイルって多めに見積もっても月刊3万とかですよ。
月刊3万ということは3倍違うわけですよ。
僕が雑誌だとしたら山本さんはシャア雑誌なわけですよね。
赤いですね。
それはもう十分すごいことだと思うんですけどね。
それはすごいです。ララーの一人でも見せたいぐらいですけど。
でもたぶん変にPVにもすがりついてるし、
自分の継続的に読んでくださってる方っていうのも変に意識してるし、
PV数っていうのを捨てきれてないところがよろしくないなとは思いますけどね。
僕がブログを10年続けて考えたことって本を書いたんですけど、
あの本ではPVなんて大したことがないよってちょっとカッコつけて言ってるわけですけど、
24:02
ブロガー10人いたら5、6人は普通ちょっとPV欲しいなって思ってると思うんですよね、おそらく。
それが結構素直に書かれてるのは別に素晴らしいことだと僕は思うんですけど。
あったらあっただけいただきたいですね。そこははっきり申し上げましょう。
少ないより多いほうが嬉しいのは間違いないですよね、それは。
そうですよ、本当に。
なるほど。ちなみにその構成を最後入れ替えられたのが一番苦労されたところという話でしたけど、
逆に一番上手くできたなと思うところってどこかあります?
でもそのブログを書くつもりでって自分に強制的に思わせたのは非常にうまくいったなと。
なるほど、なるほど。
思います。
多分自分が一番乗った瞬間っていうのが、
ブロガーさんのオフ会に行きましたって話を聞いたんですけども、
そこでハテナブログを私が使っているものですから、
ハテナ民、ハテナ村の人たちで悪口とか、悪口って言うんですか、怖いこと言ってくる人、
手斧を投げる人とかいうところを説明してて、
そういえば私ハンマーブロス苦手だったなーとかって思って、
でもそこからハンマーブロスに見立ててずっと書いてきたとか、
ああいうところで私はだいぶ楽しくなっちゃいました。
なるほどね。実にああいう文体はエッセイの感じですよね、実に。
そうなんですよ。桜桃子さんも、
それ趣旨と違うよねっていう妄想の話が深く入っちゃうことがあって、
ああいうところが好きなので、
それが模倣できたというのは楽しかったですね。
もちろんそういう文章の書き方、お行儀良い文章の書き方からエッセイの書き方のシフトっていうのが、
おそらくブログそのものでも多分あったと思うんですよね。
ブログ始めてから今に至るまでにどこかチェンジした瞬間というか、
多分あると思うんですけど、
山本さんのブログの存在って結構前から知ってたんですよね。
ありがとうございます。
タイムラインで誰か、たぶん佐々木さんだと思うんですけど流しておられたと。
見に行ったと。食事のことが書いてあると。
僕に食事に興味はないと。そのまま閉じると。
存在は知ってるけどほとんど読んだことがなかったんですよ。
少し前に東京のイベントでお会いしたじゃないですか。
思ってた人とちょっと違くなったなと思って。
もっと石ちゃんみたいな人だと思ってました。
もっとPVすごい持ってるイケイケな人とかってイメージしてたんですけど。
全然ですよ。
違う人だよなっていうので、
たまたまタイムラインで見たときに印象が結構違かったんですよね。
それ以降フィードリーに登録して呼んでるんですけど。
27:00
恐れ入りました。
僕が最初に見たときと後で見たときのどこかに境界線があるんですよね。
その開き直りに至れたっていうところが多分大きくて、
それはこの本の中にも多分言えるんだなと。
そうですね。最初はちょっと意識はしてましたね。
なんかセオリーみたいな。
こんな人でも書いていいよっていうことではなくて、
開き直っていいんだよっていうメッセージなんですよね。
なるほど。
結局だから自分の持ってる手札で勝負するしかないっていうところで、
その手札でいかに面白くできるかっていう開き直りなんですよね。
そうですね。
だからこう、そういうメッセージで受け取ったら非常に勇気がもらえる本なんですよね。
書評人に書きましたけど、とても凡人とは思えないですが、
世の中には凡人と思っていないすごい人がいっぱいいるんですよね。
じゃあ逆か。自分のことを凡人だと思ってるすごい人がいっぱいいるんですよね。
だから結構開き直りって結構重要なんですよね。
はいはい。
でも本当すごい人がいるな、ああなりたいな、で真似するのは大変結構なんですけれども、
真似したところでやっぱり自分じゃないよねっていうのは出てきますもんね。
僕は逆に感じてて、真似するじゃないですか。
で、どうしようもないじゃないですか。
真似できない部分が自分として残るんですよね。
だからいろいろ試すのがいいと思うんですよ。
で、結局無理やなって諦める?諦めるというか壁にぶつかって、
最終的に残る道こっちしかないよねってわかるっていうのが多分実は良くて。
やらないとわかんないですね。
そう、やらないと何でもできるような気がしている状態でいってしまうんで。
だからそういうのっていいと思うんですよね。
そういう形の挫折は、筆を折るレベルにまでいかへんのであれば別にいいと思うんですよね。
まあでもいろいろやって、確かに全部あれやんなきゃよかったなとはなってないですから。
だから結構そのうよ曲折というか試行錯誤そのものが実はいいんですよね。
ちなみにエッセイストに憧れてたっていうことなんですけど、いつから文章を書くことが好きだったんだね。
小学校の時から好きでしたね。
小学校からガリガリ書いてました?
日記とかは書いてたんですけど、これ自分の引き出しの中にしまっている日記ではなくて、
先生に出さなきゃいけない日記の宿題だったんですよ。
読まれる日記。
結局ずっとその時から人目っていうのを気にしていて、人目に触れるところの文章はめちゃくちゃ頑張ってましたね。
30:02
小学生の頃からということは同年齢を見積もってももう10年選手ということですよね?
そうですね。
よく10年続ければ才能が開けるみたいな話がありますけど、そんなような感覚はありますか?
でも人よりもネガティブなことっていうんですかね。
自分の苦労歴史みたいなこととか失敗しちゃったなみたいなのを文章で消化させるっていうのは、もしかしたら人より上手にできるかなとは思います。
本を読んでても思ったんですけど、自分の感情の動きに非常に敏感というか、
他の人は気にせずスルーしているようなことまでがきちんと描写されてるんで、
ああいう視線ってエッセイを書く人に向いてるなと思うんですよね。
それこそご飯食べに行って、それが美味しかった云々よりも自分が連想したりとかっていうのはめちゃくちゃ大事にしてて、都度メモを取ってますね。
メモはやっぱり取られてる。
メモはどう取られてますかね。メモマニアとして聞きたいんですけども。
私は一時メモは基本的にタスクマニしていて、
佐々木さんと一緒。
そうですね。翌朝私はそれ元に日時レビューを書くので、
その時に適宜ブログに使えそうなことだったらダイナリストのブログメモっていうところに振り分けますし、みたいなことをやってますね。
そのみたいなことの部分が気になったんですけど、つまりダイナリストで放り込まれないものはどこに行くんでしょうか。
放り込まれないものは、日時レビューで残ってるか、エヴァノートですね。
そこには残ってると。
そうですね。行き先としてはダイナリスト化で、タスクっぽいものだったらトゥーズイストに行きますし、
でも日時も決まってたらグーグルカレンダーに行きますし。
ほうほうほう。
そうですね。でもアイディア系は基本的にダイナリストのどこかに振り分けられます。
ブログなのか、本書いてるときだったら本のところなのか。
はいはいはい。
ちなみにそのダイナリストのブログ用のネタ帳みたいなところは活用されてます?
つまりそこに入ったものはネタとして使われます?
使いますが、使わないものがとても多く。
多いですよね。やっぱりそうですよね。
最近ポッドキャスト始めたので、ネタに困ったときにはそこで供養祭りを。
なるほど。
一行メモで終わっちゃったものはそこで読み上げて供養して。
それはちょっとアリかもしれないですね。やっぱりネタ帳のせたネタって大体腐りますよね、あれ。
倉下さんもありますよね。これはきっと使われないであろうみたいな、見かけた気が。
はい、むちゃくちゃいますね。
33:00
そういうタイトルの見かけました。
はい、供養祭です、供養祭。
供養祭ですよね、そうですよね。
やっぱりさっき言った筆が乗る感覚があって、時間が経つとそのネタで筆が乗らないようになってくるんですよね。
本当にわかります。そのとき超面白いネタだって思ったのに、時間は怖いなと思いながら。
まあ仕方がないんですけどね。やっぱりそういうことがある。
発表されてるのかなって話出てこない、聞きたかったんですけど、やっぱ同じことなんですよね。
はい、そうです。もったいない感はでもポッドキャストのおかげでなくなりました。
それはでもちょっといいことかもしれませんね、確かに。
そうやって喋ってるとまた逆に違うことを思いついたりもしますからね。
本当にこれ面白くないなと思ったら、自分でツッコミをその場で言えるっていうメモがあるんですけど、面白くないですねみたいなことを言って終わる。
なるほど、なるほど。まあそれも消化の一つですからね、確かに。
みんな天国に行ったと信じてます。
うーん、なるほど。
ちなみに今現在次の本の話が密かに進んでたりとかは?
いえ。書きたいという欲だけあって、ちょっとどういうふうに作戦練ろうかなっていう感じです。
その本のテーマみたいなのもあるんですか?
本のテーマも、難しいですけれども、この2冊目を書きたい気持ち自体をテーマにできないかとか。
おー、なるほど。
なんですかね、具体的にこれを教えますとかそういうのじゃないので、絶対何にしようかなーって感じです。
なるほど、まあみなさんのフィードバックを見る限りでは、前回のエッセイが多分期待されてるかなという予感はするんですが。
はい。
どのように書けばいいのかまでは僕にも。
まあでも出版社さんのオファーがなくてもKDPという手段があるんで。
そうですよね。
で、まあこの本を読んでくれた方がまた手に取ってくれる可能性も高いんで、チャレンジする価値はあるんではないかなと思いますけどね。
はい。
やりたいですね。
まあやりたいというかやってください。
やります。やりますよー。KDPなのね、もうほんと自分のやる気さえあれば。
そうですね、まあそれが一番難しいっていう話なんですけども。
そう思います。クラスターさんってすごいなーって、もう出版社さんがいて私やっとだんどくかなったから、本当にみなさんすごいなーって思いました、KDPで出してる方。
いやまあ、ものによっては地獄のような苦しみがあるんですけど、逆にあまりこだわらないというか、本の完成度をいいように高めることをしなければそんなに苦労はしないんです。
長めのブログ記事だと思い込めば大丈夫です。
ある程度慣れてくると引き出しみたいなのが増えてくると、編集者さんなしでも構成みたいなことはできるんですけど、それは馬鹿ずふむしかないんでね、そこは。
36:09
なるほど。
では最後になりますけども、本人の星になるという本について、たぶん内容に関してなんですけど、これだけはこれを聞いてる人に言っておきたいみたいなことがあればお願いします。
これだけは言っておきたい。
はい、なんでもいいですよ。
とりあえずもうアンリミテッド会員の人はゆっくりとページをめくってほしいんですけれども、全員漏れなく。
そうですね、何だろう、言っておきたいことか、もうないです、本当に。
本に詰めた、全部。
もう何かいかようにでも受け止めてくださいというか、私から何かそれでどうこうということは本当にない。
なるほど、素晴らしい、それは一つの素晴らしい答えですね。
なんか普通に、本に対して話しかけても何も返事ないですけど、ブログでもツイッターでも何でも普通にそれを読んで何か思ったとか、
そうです、会いに行ける著者っていうことで、誰でもそうか。
まあそうですね。
何だろうな、著者様でない著者っていう。
いやいやいや、それはね、もはや無理ですよ。
本を書いた瞬間に他の人からあの人は本を書いた人がすぐに思われてしまうんで。
そうですか、そういうもんなんだな。
そうなんですよ、ただそういうブログじゃない場所で書いただけで、遊びに来てねっていう感じです。
なるほど、はいわかりました。
今回はありがとうございます。
また別に本のイベントとか関係なくまたゲストに来てください。
ぜひぜひ、何でも話したいです。
はい、では今回はこれまでとします。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
38:02

コメント

スクロール