新版「天翔ける龍」の紹介
ここからは、いせたまボイスのコーナー。 地元の様々な方をゲストにお迎えしてお話を聞いていきます。
本日は、玉村町教育委員会障害学習課の中島さんと、 玉村竜神の鐘の上原さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、新版「天翔ける龍」上映会についてお伺いしていきます。
まずは、上映作品についてお聞きしていきましょう。
今回上映される新版「天翔ける龍」とは、どのような作品なのでしょうか。
今回上映する新版「天翔ける龍」は、1998年、平成10年5月に、 玉村八幡宮教養大の特設会場で上映された野外劇の記録映像です。
この野外劇は、玉村町住民手作り野外劇プロジェクトという、 玉村町文化振興財団5周年に企画されたものです。
出演したのは、63人は舞台の上に立っています。みんな住人です。
その他に、衣装を大道具、小道具さん、 総勢200人の町民が出演しています。
その他に、町の伝統芸能で、私も大好きなんですが、 西木野太鼓さん、横たる温度さん、
あと、角渕祇園林、神神殿地区、四姉妹のみなさんも、 劇の中でみんな演奏したり披露しています。
脚本は原ゆうすけさん、演出・総監督は丸山哲也さんです。
町民の方、総技で作り上げた 企画品ということなんですね。
具体的には衣装とか小道具とか、 どんなものをお作りになったんですか?
これは本格的に監督が褒めてくれましたが、 大道具に至っては本職の大工さん、
僕のメンバーにいたので、大工さんもやってましたし、 衣装も本当に芸術的な、1000年前の衣装もみんな手作りで。
すごいんです。玉村町ってこんなに 芸術家いっぱいいるのかな?
ミシンは使うわ、手類は使うわ、 すごい衣装ができています。
これは映像を見て堪能していただければと思います。
そうですね。天かける龍ということなので、 もちろん龍も登場すると思うんですけれども、
お作りになったんですか?
舞台制作のエピソード
それは業者が大変お金をかけて、 立派な白い白龍を作られたそうです。
今その龍ってまだあるんですか?
その龍は残念ながらも、 私たちがお目にかかることはないそうです。
詳しいことはわからないのですが、 今ただ何台もそれを扱うのに小さくしようということで、
今おそらく女子大に向こうに行かれたのが 4台目かそのくらいになると思いますが、
白龍は確実に玉村町の中にいると思います。
受け継がれているんですね。 すごい素敵です。
新版天かける龍、どのような内容のお話なんでしょうか?
玉村町の町名由来とされる、 超人伝説をモチーフとした物語です。
時空を旅する宇宙飛行士が、 過去1000年前の玉村、西木野の里と言われていますが、
そこの娘に起きる出来事を伝道師としてある、 現代に生きる娘に伝えます。
そこから話が始まります。
平らな真坂殿の襲撃を恐れて、 村の娘を差し出そうとします。
しかし、言い名づけのいる娘は拒んで矢川に身を投げ、 言い名づけの若者も後を追い、死んでしまいました。
その後、村は救われるのですが、 二人は竜となって、村に玉を残します。
玉村町の竜人伝説を通して、 今を生きる人々に問いかける私探し、
それがテーマになった作品と言われています。
素敵なお話ですね。とても楽しみです。
宇宙さんも出演されているんですか?
はい。内緒なんですが、 現代のスナックの場面に出ています。
探してみてください。
ぜひ探してみたいと思います。
作品を上映した時の何か思い出とか、 エピソードとか、個人的に何かあれば、
お話をいただければなと思うんですが、 いかがでしょうか?
そうですね。1年間をかけて準備期間があって 上映しているんですね。
最初、前年の6月にみんな募集があって、 そこで手を挙げてみんなそこに参加しました。
私は、本当に脚本を書かれた原雄介さん、 実は玉村小学校の校長先生をなさっていました。
その時の私は実はPTAの役員でした。
そこで2年間、先生とバトルをしながら いろんなことをたくさん、
初めてっていうようなことをたくさんやりました。
その先生が脚本を書かれるということだったので、
ぜひとも私は先生の本心を知りたい、 そんなことないですけど、
先生のことを応援したいなという気持ちで参加しました。
参加した人は、主婦もいますし、 私も会社員でしたけど、
あと医者もいましたし、大工さんもいました。
あとは一番若い子が3歳の子から、 一番上が78歳だと思いました。
高齢の男性まで、総勢200人集まって、 とてもとても楽しい1年間を過ごしての上演でした。
練習なんかも大変だったんじゃないかなと思うんですけれども、
みなさん全員が集まってできることって ほとんどないと思うんですよね。
どんな感じに練習されてたの?
まずは玉村町のことを知ろうというのがテーマだったので、
わら船祭りだっけ?
あれにみんなでお祭りに行ったりとか、
あと龍の玉があるというお寺を見学に行ったりとか、
歴史を自分たちで調べて発表会をしたり、
あとは発声練習からいろんな表現の仕方とか、
それを本職の丸山監督ですから、とても厳しくやってくださいました。
でも監督が口癖のようにおっしゃってたのが、
全員が主役だよ、1人かけても成り立たないよ、
これの言葉に励まされて、
みんなびっくりするくらい日に日にとても上達していったので、
私も本当は小道具と大道具をやりたくて行ったんですが、
いつの間にか出ることになってしまったという。
ただ見ていただければわかると思うんですが、
みんな本当に楽しそうに生き生きとしています。
それを皆さんに私はぜひとも見てほしい。
その一心で今ここにいますね。
ありがとうございます。
上映会の詳細
さあでは続いて、今回の上映会なんですが、
なぜ開催をされることになったのでしょうか。
上原さんをはじめ、玉村流人の風の会の方から、
この野外劇の映像をぜひ皆さんに見てもらいたいので、
上映会ができませんかと相談を受けました。
そこで町民にまつわる劇なので、
図書館の授業として企画いたしました。
上映会当日はどのようなプログラムで開催されるのでしょうか。
会場は13時、上演は30分後の13時30分からです。
3時ごろに終わりますけれども、
上演後、当時の野外劇関係者によるお話を聞く
アフタートークや交流会を予定しています。
アフタートークにはどなたがいらっしゃるんですか。
アフタートークにはわざわざ長野から駆けつけてくださる丸山監督と、
原先生、それから一番おそらくこの1年間苦労なさった製作の高倉さん、
出演の代表としてはおばば役の阿部さん、
主役の女の子、さやなのお父さんを役にやってくれました片亀さんが出演してくれます。
とても楽しみですね。どんなお話をいただけるのか。ありがとうございます。
ではこの上映会なんですが、参加には申し込みが必要でしょうか。
上映会は申し込み不要、全席自由席になっております。
では開催日時と場所をお願いします。
開催日は2月15日土曜日13時30分から、場所は玉村町文化センターショーホールです。
入場料は必要でしょうか。
入場料は必要ありません。無料です。
では来場にあたっての注意点があればお願いします。
特にありません。詳しくは玉村町図書館、電話番号65-1122、65-1122までお問い合わせください。
ありがとうございます。ここまでたくさんお話を伺ってまいりました。
最後になりますが、ラジオ名前の皆さんにメッセージをお願いします。
そうしました上原の方から申し上げます。
今から27年前に町民200人が一つの目的に向かって歩んだ野外劇
審判天かける龍は観客の方からもとても良かったよという感想をいただきました。
そして何より私たち関わった住民200人がとても大きな喜びを得た作品です。
みんな生き生きしています。ぜひともその生き生きとしたパワーを皆さんにも感じてほしいと思っています。
ぜひともいらっしゃってください。よろしくお願いいたします。
本日は玉村町教育委員会所在学習課の中島さんと、
玉村龍神中出の上原さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。