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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日は、斉藤琴美・三浦弘介ジョイントコンサートに行ってきました。 場所は、秋田市のアトリオン音楽ホールです。
斉藤琴美さんはメゾソプラノ、弘介くんはカウンターテナーで、 琴美さんはインタビュー記事でも登場いただいておりますので、まだ読んでいない方はリンクを貼っておきます。ぜひご覧ください。
琴美さんから事前にお手紙をいただいていて、この度はお忙しいところご友人とご来場いただけるとのこと、本当にありがとうございます。
ぜひいつか弘介くんにもインタビューよろしくお願いいたします。 と書いてありました。
弘介くんがおそらく小学校高学年か、それぶりに歌を聴きました。 その時は私がステージ司会をしていたんですが、ちっちゃかった彼は私のことを覚えているはずもなく、インタビューぜひぜひ実現したいなと思います。
さて、今回のコンサートについて斉藤琴美さんのご挨拶です。 本日は斉藤琴美・三浦弘介ジョイントコンサートにご来場いただき、
誠にありがとうございます。 昨年、弘介くんと私のどちらからともなく秋田の皆さんに喜んでいただけるコンサートを一緒に開催してみたいねという話が持ち上がり、
何度となく話し合いを重ね、今日の日を迎えることができました。 弘介くんは幼少の頃からボーイソプラのカウンターテナーとして秋田県内外において
数多くのステージを経験し、行く先々でたくさんの皆様に愛され、支えていただきながら歌い続けております。
秋田の皆様の前で久しぶりに弘介くんと共演させていただけますこと、私も大変嬉しく思っております。
今回は私たちで選曲いたしました色とりどりの歌曲を、弘介くんのピアノの音士でもあります大谷幸子さんの美しいピアノの音色に乗せてお届けします。
どうぞ最後までごゆっくりご鑑賞くださいませ。 そんな挨拶でした。
このピアノの大谷幸子さんと私も共演したことがあるんですね。もうとっても楽しみに出かけていきました。
帝国になって客伝が徐々に暗くなっていって、それまでざわついていた客席も静かになっていったんですけど、
ピアノの大谷さんとそれから弘介くんが入場してきて、そうしたら静寂にバーッと進まれてシーンっていう、なんか漫画でいうシーンっていう文字が描かれるみたいな、
そんなピーンとした空気になったんです。 そしてその後、琴美さんとスイッチをするんですけど、今度は琴美さんがシルバーのキラキラしたドレスで登場した瞬間にまた空気がパンって変わるんですね。
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本当に一瞬で変わりました。 照明は変わっていないのに、登場するだけで花のような、でも硬い土のような、
それでいて優しい、なんか柔らかな大きなオーラに包まれたのがわかりました。 琴美さんと弘介くんの歌の素晴らしさも力強いのに、歌を邪魔しないピアノの音色も、その場にいた700人、
満席で、立ち見も最終的にはいました。 その満員のお客様一人一人、みんながなんとも贅沢な時間を過ごせたなと思います。
私たちをこうやって包んでくれた、その空気をたっぷり浴びた、なんかそう浴びたっていうのが素直な感想です。
心地よいシャワーで、まだまだ余韻があって、なんかずっと心が本当に洗われるってこういうことなんだろうなっていうか、まだ乾いてない感じがします。
本当にこの空気ってなんだろうっていうことをずっと考えています。 司会はその場のヒーローになる人ではないですし、なるべき人ではないと私は思いながら仕事をしています。
演者が気持ちよくステージが務められるように、またその場でいるお客様がいい時間を過ごせるように、そして戸惑ったりしないように導く人、
そんな役割だと思って私は仕事をしているんですが、その時にこんなに柔らかな空気が作れる人に私もなりたいなと思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。