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2023-11-23 05:57

【0538】2023/11/23 天気図の立体模型作成を試みる

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2023/11/23

サマリー

この配信では、花火や天気に関して話しています。鶴岡慶子さんは、特に秋田の7月15日の天気図を立体的に作って検証したいと思っています。

花火や天気の話
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は天気図のお話です。天気図というか、天気図の模型についてお話をします。
ぜひ私も、この模型を作ってみたいなと思いました。 天気図の模型って、はて何のこと?っていうことだと思うんですが、
天気図って、基本的にはどこに高気圧があって、どこに低気圧があるか、という、いわゆる気圧配置を表現したものです。
低気圧、高気圧というのは、皆さん耳なじみはあると思うんですが、 じゃあ何hPa以上が高気圧なのか、
何hPa以下が低気圧なのか、ご存知ですか? 正解は、しきい値はありません。
つまり何hPa以上が高気圧、何hPa以下が低気圧、という、そういう境目の数字はありません。
じゃあどうやって決めているのかっていうと、周りの空気に比べて高気圧です、っていうところが高気圧なんです。
周りの空気に比べて低気圧なのが低気圧です。
なので、980hPaの高気圧もあれば、980hPaの低気圧も存在するということです。
例えば、海底山脈ってありますよね。
海底ですから、私たち地上に住んでいるよりも、ずっと下の方にあります。
でも、山脈なんですよ。山なんですよね。
その山って、辺りと比べると高いところなんですよね。
同じように、ヒマラヤ山脈の中で、少し下るような場所は谷と言ったりします。
ただ、私たち地上に住んでいて、あそこは高いところだって思ってますよね。
でも、辺りと比べて高いか低いかというところで、山と呼ぶ場合もあるし、谷と呼ぶ場合もあります。
これと全く同じで、気圧配置、気圧も辺りと比べて、気圧が高いと高気圧ですし、低いと低気圧と呼びます。
まるで空飛ぶ絨毯のように、ふわふわしているっていうイメージです。
そして、その絨毯がゆらゆら揺れていて、高くなっているところが高気圧、低くなっているところが低気圧みたいなイメージですかね。
イメージ伝わりますかね。
じゃあ、この模型を作りたいっていう、この模型はどうなっていくかということなんですけど、完成品は立体的になります。
例えば、台風なんかをイメージしていただくと、すごくわかりやすいかもしれないんですけど、中心の気圧がすっごく低くなっているんですよね。
で、同心円状にぐるぐると円が描かれているような天気図を見たことがあるとは思うんですが、それが立体的に表現されるとどうなるかっていうと、
中心の気圧が一番低いので、一番低くなります。高さとして。
そして、次の円のところでちょっと高くなる。また次の円のところでまたちょっと高くなるといって、一番外側の円まで来ると、ラーメンのどんぶりみたいな感じになると思います。
こうやって立体的に天気図を作っていきますと、特にその線がくっついているところって、ものすごく坂道が急になりますので、
例えば、てっぺんから水を流し出すと、キュッとそこまで行きますよね。
本当に急な坂になっているので、そういう急な坂になっているところって、風も強いんですよね。空気の流れが強くなります。
それを立体的に見ると、ああ、ここが急な坂道になっているなっていうのが一目でわかるんですよ。
それを私は作ってみたいなと思っていて、とりわけ秋田の記録的なお雨のあった7月15日の天気図を上空5500メートル、1500メートル、そして地上という3つの天気図について立体的に作ってみたいなと思いました。
これを見て、ここが危ないっていうことがきっとわかると思うんです。
あの時に配信した時も、南西の風が吹いていて、ちょっと風向きによって若干ずれるかもしれないけれど、今まで起きた1.5倍ぐらいの雨は降るだろうっていう話をこの配信の中でもしているんですが、
それを実際に立体的に表してみたらどうなるんだろうっていうことも検証してみたいなと思っています。
なぜこの話になったかというと、この間、この夏に行われた気象予報士試験第60回だったんですが、この第60回で合格した方が、合格発表までの間、1ヶ月半ぐらいあるんですけど、その間に今回の試験で出た天気図の一部を立体化したんです。
合格体験談とともにその模型を紹介していました。
私も作ってみたいってすごく思いました。
そして今後、その天気教室なんかの講座の時にこれを見せたら、とってもみんなわかりやすいし、イメージができやすいし、もしかしたらもっとその模型を見てくださった皆さんがもっと天気に興味を持ってくださったりとか、
あるいはニュースの天気図を見ながらもっとイメージができるようになるんじゃないかなと思って、その導入の時にこの立体の模型があったらとってもいいなと思って。
しかも秋田にとっては7月15日は特別の日になりましたので、その7月15日の天気図の模型を作りたいなと思います。
また完成したらご紹介します。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
05:57

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