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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。毎朝更新しています。
昨日はラジオ取材で、一気に2件収録してきました。 そのうちの1件は湯沢市横堀というところで、もうほとんど山形県です。
そんな県境まで行きました。そしてもう1件は秋田市内で取材をしました。 2つとも同じ番組ではあるんですが、取材先の母体が違うんですね。
1つが、歯医者さんの団体。もう1つが、看護師さんの団体なんです。 このうち、歯医者さんの方はもう1回、3月にも収録があるんですが、看護師さんの方は昨日が最終回でした。
今年度、ピンチヒッターで勤めてきた番組でしたが、いよいよ最終盤に突入です。 2015年まで10年やってきた番組でもあるので、私のことを覚えてくださっていた先生もちょいちょい出会えて、そういう時にはとっても嬉しい気持ちになりました。
看護師さんも今回出演してくださった方は初めての出演だったんですけれども、あら久しぶりと声をかけてくださる方もいて、また一緒にお仕事できたらいいなというふうにも思いました。
昨日行った歯医者さんは、2013年2月に行った場所で、今回は11年ぶりだったんです。 でもこちらの先生も覚えてくださっていて、
前はMDで録音していましたよねって言ってました。 2015年以降、私の公認の方はICレコーダーでの収録だったので、MDという記憶があるということは間違いなく私なんですよね。
長くやっているとこういうことがあるから面白いなあっていうふうにも思いました。 さて最終回の看護師の方のお話です。
専門は訪問看護師さんということで、在宅での見取りについて、そして人生会議についてのお話をしていただきました。
人生会議、ACP、アドバンスケアプランニングと言うんですけれども、これは人生の終わりのための活動です。
よく就活と混同される方もいるんですが、いわゆるその就活、人生の終わりのための活動とは別のものなんですね。
就活は人生の終わりを見越して行う活動なんです。 一方でACP、アドバンスケアプランニングは人生の最後をどのように迎えるかを考えるものです。
就活が人生の終わりを見越して行う活動に対して、ACP、アドバンスケアプランニング、人生会議は人生の最後をどう迎えるかなんです。
微妙なニュアンスの違いで、もちろん重なるところもたくさんあるんですけれども、人生会議の方は例えば人生最終段階の医療について考えたりとか、
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回復が難しい状態になった時に受けたくない医療処置について、例えば延命治療とかということですね。
それから自分で医師決定ができなくなった時に、代わりに医療やケアについて誰に決めてほしいかというようなことですね。
終末期のことについて医師が伝えられなくなった時のための準備と捉えると、もしかしたら分かりやすいかもしれません。
一方で就活の方は何かというと、エンディングノートが代表的な活動として挙げられるように、
死後の手続きのために必要な情報を確認しておく、そんな活動なんですよね。
ですから内容としては身の回りの整理だったりとか、財産の相続を円滑に進めるための計画だったり、
あとは葬儀とかお墓の準備などがそれに当たります。
さらに最近はですけれども、デジタル資産をどうするかということも、ちゃんと身近な人が情報開示できるようにしておかなければいけないなと思います。
就活とACP、就活と人生会議ということですが、微妙な違い、分かりますか?ちょっとニュアンスが違うんですよね。
いずれにせよ、縁起でもないとかタブーな話題ということで、なかなかそういう機会を持てないとは思いますけれども、
どちらもとても大事なことだなというふうにお話を聞きながら思いました。
最後をどんな迎え方をするのか、それから人生が終わった後のことをどう考えるのか、
縁起でもないとかタブーな話題と思わない時期、つまり元気なうちにちゃんと考えておきたいものだなと思いました。
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ではまた明日もお会いしましょう。鶴岡慶子でした。