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はい、おはようございまーす。本日の放送は2024年の12月30日、月曜日です。
本日は第1037回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県小山市在住の特撮アニメ漫画大救い師のピョン吉が響きになったことをダダーと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
一昨日の最後に、小野はるかさんの只見町を舞台にした小説が楽しみですと言っておいて読み終わりました。
星降る宿の恵みごはんというのが正しいタイトルです。公文社文庫で、2023年の9月に書き下ろして出された本です。
今回はその話をしようと思います。 まずですね、物語の舞台となっているターミ町についてです。
ターミユネスコエコパークに指定されているとってもとっても自然豊かな地域です。
小山市から車で2時間15分くらいで着くんですね。 ですがね今の季節はなかなか行こうとしないですね、豪雪地帯なんですね。
今年ですね、青春18×2君へと続く道が公開されまして、その映画のラストにね、ヒロインの国王としてこのターミ町が出てきます。
そんなね、鉄道好きな人、台湾の人たち、雪景色の中を列車が走るのはね、非常に人気らしいです。
そんな街なんですね。最近だとね、ネッカっていう米焼酎が人気なんですよ。 地元のターミでとれたですね、お米、それとれた焼酎なんですね。
普通の米焼酎ですね、ちょっと風味が豊かなんですね。 またですね、羊、マトンが名物ですね。これは美味しいんですよ。
自分もね、行くとね、いつもマトン丼を食べております。 自分が最初にターミ町に興味を持ったのはね、タモカクなんですよ。
元のね、ターミ木材加工組合なんですね。もう35年前の話です。 ターミ町に住んでいる木杉光一さんという方がね、地元のアイデアマンの方なんですかね、その方が書いたですね
草のね、資本主義は何?っていう本をね、たまたま読んだのがきっかけなんですね。 それを読みましてね、地元で何も使えない土地、その小さくですね、都会の人に買ってもらいましたね。
で、都会の人にね、土地の所有者に持ってもらおうという作戦をするんですね。 それでね、個人でですね、町おこしをしようとする。その発想に驚きました。
数年後にですね、それを発展させましてね、 都会ではですね、本を置くためのスペースがもったいない。
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田舎もですね、スペースはあるけどね、本が少ない。 ということでね、都会の古本を送るとね、ターミの土地がもらえるっていうね、そういう仕組みづくりをしちゃうんですね。
その中ですね、田舎町に全国からですね、古本が送られてくるようになったんですね。 それはね、すごい量でね、なんともですね、その古本を入れた建物があるんですよ。
で、初めてね、田舎町に自分が行ったのね、30年くらい前ですかね。 ともかくね、巨大な倉庫を訪れましたね。興味ある古本をね、もう買い漁っていきました。
ですがね、たくさんの塔があるんですが、整理されていてね、入れるのは一部だけだったんですね。 いやぁ、すごい古本の量だなぁと思ったんですね。
そんなですね、数年ごとにね、田舎町を訪れましてね、古本あさりしましたね。 そして、どんどんを食べてたんですね。
で、ふと気づいたらですね、田舎町に昭和図書館青虫っていうのが開店してるんですよ。
教会だった建物をね、改造してね、昔本屋さんのね、漫画、それを集めた図書館を作ったんですね。
コレクターのことがね、個人で作ったものなんですよ。 それがすんごいコレクションの量だったんですね。
で、そのコレクションに魅了されましてね、2年ごとにですね、タイムマッチに通うようになったんですね。
で、2022年に館長が亡くなられまして、日本人の古本保安におしまいながらですね、その青虫は閉館するんですね。
そして今年、2024年2月にですね、多摩郭の木津さんも亡くなられたんですね。 というわけで、多摩郭も休館してるみたいです。
というわけでね、ここ数年、タイムマッチには訪れていません。 その中でですね、個人的にはですね、タイムマッチというですね、古本の街ってイメージがあるんですよ。
これもね、どうなるかと非常に気になるところです。 その中でですね、これまで何度もタイムマッチに行っていたんですが、
これまでしかですね、2時間ちょっとで着いちゃうということ。 それで泊まったり、温泉に入ったりという発想がなかったんですね。
マートンがうまいのね、山菜料理がうまいという印象がなかったんですね。 この小説、星古宿の恵みご飯はですね、都会でリストラになってね、引きこもりになっていた29歳のOLがですね、
心と体のデトックスしませんか?というキャッチフレーズに惹かれましてね、 タイムマッチに旅行するということを決意する。そんなお話なんですね。
実はですね、その彼女ですね、20年くらい前の時にですね、 このタイムマッチを訪れまして、楽しい経験をした記憶があるんですね。
台庁でですね、都会で仕えていたOLがですね、タイムマッチの民宿に着きまして、そこで出された味噌汁。 そこで心がほぐれていく様が描かれています。
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その時にね、食べた味噌汁の具がですね、ジャガイモとエラなんですね。 エラって何だろうと自分も思ったんですが、アイコという植物でしたね。
トゲトゲとした表面のね、アイコをね、調理すると非常に美味しくなる。 なるほど。主人公の心のね、意外が。と、アイコのトゲトゲをね、表すんですね。
なかなか美味いなぁと思いました。 そして第2話でですね、山菜の小込みをおかずにですね、コシヒカリを食べてね、元気になってきてるんですが、
夕ご飯ですね、コシ油とね、しどけの天ぷらで歓迎してね、さらに元気になるって話なんですね。 昔ですね、食べたしどけの天ぷらをですね、もみじの天ぷらと勘違いしていた女性が現れましてね、
実はもみじだと思っていたのがしどけだったっていうね、ちょっとした謎解きがあったりとかします。 そんな感じですね。山菜グルメを紹介しつつ、山菜に関するちょっとしたね、謎解きがあるパターンでね、話が進んでいくんですね。
それが5話分入ってるわけですよ。 ですけどね、ここに出てくる山菜、福島に住んでるとね、それほど珍しくないんですけどね。
でもね、もしかしたら本当に都会の人にとっては驚きなのかもしれませんね。
で、主人公はですね、5日間の民宿でね、生活でね、山菜を食べて、そして熱火を飲んでね、村湯っていう温泉に入りまして、そして元気になっていくという物語なんですね。
都会でね、疲れた人が田舎で癒されていくというパターンのドラマって多いですよね。 このドラマもそのパターンになっております。
そしてその5話ある、それぞれの物語とは別にですね、20年前の過去の出来事とかね、全体の物語をね、形作ってですね。
で、タイトルのね、星古宿っていうのはですね、この地方に星っていう名字の人が多いんですよ。 もしかしたらね、流星群みたいなのがあったから、だから星っていう名字が多いのかなみたいなね、そういうことがタイトル付けられています。
ショートショットの神様、星一さんもですね、自分のルーツがね、あいつの方から来たというので。 で、星っていう名字もね、同じことをね、同じような発想をしてね、エッセイを書いてみました。
星っていう名字はね、流星じゃないかということをね、エッセイで書いてみましたね。 この小説、もったいないんですよね。5話で終わりと。もう少しね、話が出てくれればですね、ターミンマチ、福島県のPRに使えるね、良い小説になるようになるなと思いました。
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ターミンマチ、あるいはですね、街のね、企業の人がね、スポンサーになってくれればですね、そういえばもう少し書いてくれればいいようになるなと思いましたね。
というわけでですね、今回は小野遥さんのね、星古い宿のめぐみご飯を読んでね、ほっこりしたよっていう話でした。 興味がある方はぜひ読んでください。
はい、それではまた次回、よろしければ文気ちゃんオタクの話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。