2022-08-06 07:36

#160 須賀川市を舞台とした小説『空の走者たち』が面白かったですという話

須賀川市の松明通りを舞台にしたファンタジーSF小説『空の走者たち』。増山実さんの本、面白かったです。マラソンの円谷幸吉さんも登場。須賀川の過去と現在、現実と虚構が交錯するあたりが良かったです。須賀川の松明通りを知っていると特に楽しめると思いました。おすすめです。

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はい、おはようございます。本日の放送は、2022年の8月6日、土曜日です。
本日は、第160回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県高梨山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんな親父の一言を聞きなりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい。悪気がなかったんです。
不幸にも、この番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願い致します。
塚川市にある松明通りのですね、大塚屋コーヒー店。
よく行く喫茶店なんですけどね。その喫茶店が舞台として登場する小説があるっていうので、へー、そんなのあるんだと思って購入して読みました。
「空の奏者たち」という本です。著者はね、松山実さんです。
1958年生まれの放送作からね、小説家になった方らしいです。
その方のね、第2作目として書かれた本だそうです。
2014年にね、門川春樹事務所からね、出版された本なんですかね。現在はね、文庫本も出ているみたいです。
タイトルとの表紙からですね、マラソンランナーの話かなと思ったんですが、これがですね、塚川市を舞台としたSFファンタジー小説だったんですよ。びっくりしました。
最近自分の情報がですね、すっかり葛飾から離れていたんでね、こんなに面白い小説がね、出ていたっての知らなかったですね。
この小説が魅力的なのはね、塚川市の松松通りあたりがですね、過去、現在と詳しく描写されていることですね。現在のお店の名前がね、たくさん登場してきます。
この本のね、描写をたどりながらですね、松松通りをね、歩いてみたいなと思いました。
もう一つですね、この本が魅力的なのはですね、実在の人物を登場させているということですね。
塚川市で有名なマラソン選手のね、椿谷幸吉さん、これを登場人物にしています。
それからですね、松尾芭蕉がですね、登場させているんですよ。
それと、椿谷幸吉さん、ゆかりのですね、椿谷義男さんという実在の彫刻家も登場しています。
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そして話題としてですからね、椿谷英二監督もね、話題としては登場してきています。
この小説の中に出てくる時代はですね、この本が書かれた福島原発事故の後の2013年の塚川。
それと東京オリンピックが行われただろう小説一筆では未来の2020年。
それと椿谷幸吉が亡くなる2年前の1965年の塚川。
あと松尾芭蕉が塚川を訪れた時代、などが入り詰められています。
というので、バックトゥーザフューチャーっぽいですね、頭が混乱しそうな展開になってしまいそうなんですが、
基本ストーリーは極めて単純でわかりやすいです。
2013年から2065年にタイムスリップした17歳の少女がですね、椿谷幸吉から指導を受けてね、
そして元の世界に戻ってオリンピック選手になるというお話です。
果たして椿谷幸吉さんにね、指導を受けてですね、オリンピック選手になれるかというのは謎なんですけども、
自分たちはね、明洞宗沢村英二の石を引き継いで超人野球をするアストラ球団を見て育った素材なので、全然問題ないです。
そうしてもですね、今回彫刻家の椿谷幸吉さんという方がね、登場してきたんですが、自分知らなかったんですよね。
この小説によればですね、岡本太郎さんと太陽の塔のデザインをしたという話になってますね。
大阪万博の太陽の塔。どのくらいまで開業したのかですね、あるいはこの作家さんの想像なのかね、わかりませんけどね。
もしそれが本当ならですね、今NHKで太郎マンが話題になってますよね。
岡本太郎がデザインした太陽の塔の顔をした巨大ヒーローです。
それを椿谷プロが作ってるんですね。それをNHKが放送していると。
もし太郎マンがそこまで調べて作られてるとしたらすごいなと思ってるんですよね。
だって椿谷英二監督の親戚に会った人が太郎マンをデザインしたって形になっちゃうんですからね。
たぶん全然考えてないって作ってると思うんですけどね。
椿谷英二監督のお墓の墓碑をデザインした人って言われるとですね、実際あの墓碑を私見てきたわけですけども、
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これは太陽の塔に確かに通じるものだなと思ったわけですね。
ちょっと気になります。
そうしてもこの小説ですね、何よりも一番面白かったのはね、
やっぱり知っている大塚屋コーヒー店の店主の椿谷誠さんがね、作中に登場人物で登場してくるところですよね。
自分が知っている人がね、小説の中で出てくるところは滅多にないですよね。
作品中でですね、特撮に関する話などしてるんですけどね、
たぶん大塚屋さんですけどね、そんなに特撮詳しくないと思うんですけどね。
とりあえず面白い本でした。
NHKあたりでね、少年ドラマシリーズの雰囲気でね、
ドラマ化してくれるとね、面白いんだけどなぁと思ったんですけどね。
無理でしょうかね。
好きな人は読むと特に面白い本だと思います。
ぜひお勧めします。
それではまた次回よろしく。
ぴょん吉とお宅の話をお付き合いくださいね。
本日もお聞き下さいまして、誠にありがとうございました。
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