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はい、おはようございます。 本日の放送は2023年の4月25日、火曜日です。
本日は第422回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県小倉町在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをダラダラあたなしをしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、悪気はなかったです。
不幸にこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願い致します。
昨年のですね、11月の終わりからね、12月の初めにかけましてね、
合図若松市でですね、合図ブックフェアっていうのはね、開催されたそうなんですね。
合図のね、古本屋さんとね、出版社のね、祭典だそうです。
合図でね、営業している古本屋さん5店、それにですね、あの郡山市のね、古書店頭府の応援を得ましてね、で古本の祭典を開いたんだそうですよね。
新聞でですね、古書店頭府の店主のね、熊谷さんが参加されているっていうね、興味あったんですけどね、用事があったんでいけなかったんですよね。
熊谷さんというのはね、古本に関わってですね、約50年以上の方なんですね。
東京でですね、学生時代からですね、古本屋さんでね、10年間ね、古書について勉強したんですよ。
そして郡山市に来まして、ここはね、新幹線が通っているっていうんでね、これが伸びるだろうっていうんでね、
1984年にですね、郡山市の駅からね、少し歩いたところにですね、古書店頭府っていうのを開店したんですよ。
自分がね、初めてね、熊谷さんに出会ったのはですね、それより少し前なんですね。
郡山駅前にありました西部、その古本市なんですよ。
当時ですね、県内のね、古本屋さんがね、数軒集まりましてね、郡山市の西部、それと福島市の中郷、そういったところですね、古本市がね、よく開いていたんですね。
その数ある古本屋さんの中ですね、自分とね、波長が合うですね、古本をね、販売していたのがですね、この古書店頭府だったんですね。
素晴らしい品揃え。
で、ぜひとですね、これはですね、お店に行ってね、見てみなければと思ったんですね。
古本市で貰いましたね、住所、そういったようにですね、自転車をね、行為でね、行ったんですね。
ところがですね、どんどんどんどん住宅街の方に行くんですね。
そして、たどり着いた住所のところにね、どう見ても一軒の民家しかないんですよ。
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えー、これなんだ?ってなったんですね。
で、結局仕方なく帰ったんですよね。
実はですね、熊谷さんですよね、まだ店舗を構えていなかったんですね。
で、自宅にですね、古本をね、積んでおりましてね。
で、軽トラにね、古本を積んでね、古本市はね、そういったところで販売していたんですよね。
ほどなくしてですね、恒例町の駅前のところにね、あの古書店頭を開店したわけですよ。
それを聞きましたね。訪問してびっくりいたしました。
当時ですね、恒例町の駅前にもですね、数店の古本屋さんがあったんですね。
その地方によくある古本屋さんと全然違うんですよね。
都会のですね、古本屋さんの店構えなんですよ。
神田の古本屋のところにあります。そういった風な感じの雰囲気なんですね。
で、その店構えもそうだし、センス、品揃えもそうだったんですね。
例えばの漫画本の画廊だとかね、コムとかね、そういったものを並んでいましたね。
うーん、こういうのね、欲しいという人もいるんだろうなぁという感じね。
そんな感じでしたね。
あと手塚治虫さんとかね、藤子不二雄さんとかね、月刊誌とかね、少年雑誌、そういうのね、古くの漫画誌。
そういうのが飾ってあったんですね。
それはね、あのガラスケースの中に飾ってあるんですよ。
そのガラスケースの中にですね、一緒にですね、早川SFシリーズのね、宇宙人フライデーという小説本が置いてあったんですよね。
この宇宙人フライデーっていうのはですね、既にですね、当時絶売になっておりましてね、このSFシリーズなどが非常に賃品なんですね。
当時ですね、東京の方でね、3万円以上でね、取引されていたという本なんですよ。
まさに地方の都市でですね、早川SFシリーズというのをね、目にすることが非常に珍しいんですね。
これがですね、ガラスケースにあるってことはですね、この古本屋さんのね、古本としての価値をね、適正価格、それを分かっているってことなんですね。
天使の人やるなぁというふうに思ったんですね。
それでね、天使の熊谷さんにね、この本をよく見させてくださいってお願いしましてね、お話を少ししたんですね。
結果的にですね、他の数十冊のね、早川SFシリーズをセットにしましたね。
それで3万円で購入させていただきました。
まあ、そのきっかけとなりましてね、よく話をするようになったんですね。
実は熊谷さんですね、自分と故郷が同じだったんですね。
というわけで、故郷のね、古本屋さんの話などをね、よくしたんですね。
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この天灯符っていうちょっと変わった店の名前ですかね、昔あの文明改革の頃ですね、街にね、街灯を灯されたわけですが、その街灯はですね、ガス灯なんですね。
そういう火をつける人ですね、一つ一つね、火をつけて歩く仕事があったんですよ。
その天灯する夫って書いて天灯符って言うんですね。
というわけで天灯符っていうのはですね、文化を広めるっていう意味があるって言うんですね。
で、本を通じて文化を広めたいっていうのでね、天灯符っていう名付けたっていうんですね。
熊谷さんですけどね、この古本屋さんを営む一方ですね、天灯符社っていうですね、名前でですね、天灯符っていうね、詩に関する本、そういった本をね、出していたんですね。
ああ、こういうふうにですね、本業とは別にですね、本に携わり続けるってこともこうもあるんだなっていうふうにね、その時知ったんですね。
まあ熊谷さんの場合はね、本業もね、本なんですけどね。
非常にですね、人気のね、古本屋さんだったんで、そのうちですね、恒例マションね、中古図書館のすぐそばにですね、二号店を作ったんですね。
で、そちらの方に行ってみますとね、こちらも非常にセンスの良いお店だったんですね。
特にですね、2階のね、京都に関する本だとかね、あの熊谷さんがね、大事にしている本、そういったものを並んでとか非常に良かったですね。
ところがですね、次第次第にですね、どんどん自分の好きな分野の本が減っていくんですよね。
それで自分がね、いつの間にか足が遠のくようになったんですね。
多分ですね、これは店主の方の戦略だったんですね。
地方の小さな古本屋さんではですね、漫画屋とかね、通俗のね、小説などでですね、生き残るのが難しいと思ったんでしょうね。
ブック本屋などでね、新古書店、それはね、進出してきましたんで、それに負けてしまう。どうしても負けてしまう。
というわけで、実際ですね、ここでね、次第にあった古本屋さんのほとんどはね、廃業している状態ですね。
また、古い漫画などですね、マニアが喜ぶのはですね、今度は漫だらけみたいなですね、都会の大きなね、古書店。
それがね、本を集めるようになっちゃいまして、それに負けてしまう。
そういうところがね、参入してこないようなですね、地元に深く関係する本だとかね、あるいは非常に特殊な狭い分野の本だとかね、そういったものを専門にしないとですね、古本屋はね、営業できないということを判断したんでしょうね。
そのため、ちょっと自分にとってはですね、あんまり興味ある本がね、なくなっていったんですね。
また自分の本もですね、結婚しましてね、子育てが始まりまして、以前はですね、自分の趣味でね、数万円の本を買ってたんですけども、でもね、まあそういうふうなことで本を書くわけにはいかないですしね、また本の基盤にも困りますしね。
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ということになりまして、あまり古本屋さんに寄られなくなっちゃったんですね。
2011年東日本大震災ではですね、古本屋さんたちはですね、かなりですね、被害があったようです。
天東風もね、復活させたものですね、4年後にですね、あの店舗をですね、新しく移動しまして、高山市の浅川町の柴宮というところに移動しましてね、そして規模をね、すごく小さくしてね、営業をしているんですね。
まあ今の世の中ですね、インターネットの時代ですからね、大きな店舗は必要ないですからね。
店舗を移動してからですね、これまでできなかったですね、登山などですね、趣味の分野の時間を増やしているようです。
それで久々にですね、先ほど言いましたように新聞でね、アイズブックフェア、そちらの方でね、熊谷さんが出るという記事を目にしたんですね。
熊谷さんもね、いつその前からですね、福島県古書籍組合、その組合長になっていたそうですよ。
時間が経つの早いなあって感じましたね。
まただと、アイズのイベントについてはですね、古本は決して派手ではないが、文化の明かりを消すわけにはいかないというふうに語ったそうなんですね。
それを読んでね、文化を灯すということでね、開店当時の精神ね、それは変わってないなあというね、しみじみ思ったわけですね。
その熊谷さんにもですね、トークショーなどもね、アイズブックフェアで行ったそうなんですよ。
というわけでですね、できるならばですね、今年もね、ぜひね、あのブックフェアを行ってほしいと思うんですよね。
とても期待しております。
またですね、中通りの方でもですね、本に関連したイベント、こういうの誰かですね、やってくれないでしょうかね。
アイズの方でできたんですからね、中通りでもできるはずですよね。
ということでね、これもぜひともね、期待したいなというふうに思ってますね。
どうなったか、ぜひ、やってみませんでしょうか。
はい、それではまた次回よろしくお願いいたします。
本日もご視聴ありがとうございました。