2023-04-27 08:50

#424 郡山市出身の柞刈湯葉さんの『重力アルケミック』面白いですという話

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大学の研究者から専業作家となった郡山市出身の柞刈湯葉(いすかりゆば)さんが、2017年に描き下ろしで書いた『重力アルケミック』が面白いです。 突飛なSF的な設定に目をうばわれがちだけど、理工系の大学に行ったことがある人なら共感できる理工系の青春小説の部分が面白いです。続きがあるなら読みたいですね。

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はい、おはようございます。本日の放送は、2023年の4月27日、木曜日です。
本日は、第424回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんなおやじの人々をお気になりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、悪意はなかったんです。
ピョン吉の番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
本日はですね、仕事の都合でね、ショートバージョンです。
福島県出身のね、主人公がね、登場するSF小説、重力アルケミックをね、採読したんですね。
2017年ね、正解者っていうところからね、出版された本です。
著者はね、イスカリユバさんです。
イスカリユバさんですね、ちょっと前までですね、福島県出身と書いてましたね。
この数年でですね、郡山出身ということをバラしたという作家なんですね。
そのイスカリユバさんがね、2017年に書き下ろしで書いた本なんですね。
イスカリユバさんですね、以前はですね、大学の方でね、分子生物学の研究のね、片わらでですね、小説を書いていたんですよ。
研究者との道もありまして、個人的なね、情報をなるべく出さないようにね、していたんでしょうかね。
またと、研究者によくあるですね、エフォートっていうのがあるんですよ。
自分がね、起きている時間中にね、どれくらいですね、研究にね、時間を割くのかっていうのをね、パーセント表すっていうのがあるんですね。
それに関係もありましてね、多分ね、個人情報を漏らしちゃうと、ちょっと問題が起きるなっていうことではね、漏らしていなかったと思うんですね。
ですけど、2019年にね、専業作家となりまして、出身のね、死を明かした方がね、有利じゃないかってことになったんでしょうかね。
しかしですね、残念ながら神山市の人はですね、イスカリユバさんがね、神山出身ってことはね、まだあんまり知ってない状態なんですね。
ウィキペディアなんかもね、いまだにね、福島県出身って書いてあるけどね、神山出身と書いてないんですね。
ぜひともですね、新刊を出す時にね、神山市の広報などにね、載っていただきたいなと思いますし、福島民報さんとかね、福島民有さんとかね、ぜひともね、記事としてね、載せていただきたいなと思ってるんですね。
イスカリユバさんですね、専業の作家になったことでね、出筆する量もね、非常に多くなりましたね。
というわけで、読者としては非常に嬉しいです。
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作者によればですね、この重力アルケミックはですね、自分の小説でね、最も知られていない小説ってことをね、言ってるんですよね。
いやいや、なかなかですね、読むとね、非常に面白い作品なんですよ。
先ほど言いましたよね、この小説の主人公はですね、福島県出身なんですね。
藍洲若松市出身ってことになってるんですね。
で、お父さんがですね、藍洲若松の公務員でね、お母さんがね、郡山出身ってことなんですね。
そんなわけでですね、この作品のね、前半の方にはですね、藍洲若松市とかね、郡山市が登場してくるんですね。
おばあちゃんがですね、郡山市に住んでいましてね、郡山市にね、機関車が置いてある公園でね、遊んだりとかしてましたね。
というわけで、郡山市民だったらね、どこの場所がよくわかると思います。
またあと、大学に進学した後ですね、夏の暑さを表現するね、藍洲盆地の暑さとかね、それを思い出したりとかね。
またあと、稲葉城のことを思い出したりとかね。
というわけでね、それを読みましたね。
前はまだね、どこ出身っていうね、県までしか分かってなかったのでね。
自分で藍洲若松市出身かななんて思ってたんですね。
ですけどね、この小説の中でね、福島県についての描写はね、主人公が大学進行のためにね、福島県から東京で行くところの家庭、郡山市から都会に行く家庭、そこだけでね、表現されてましたね。
あとはね、あんまり出てこないんですね。
この16アルケミックの世界のお話ですけどね、非常に面白い世界なんですよ。
どんどんですね、地球が膨張し続けている世界なんです。
どうやらですね、第二次世界大戦のあたりですね、重力をね、つかせとる重層っていうね、元素をね、見つけたみたいで、それを採掘するね、採掘したらしいんですね。
それは原因みたいなんです。
それで地球はね、膨張を始めたと。
ですけどね、その表面にいる人とかね、物とかはね、膨張しないっていう世界なんですね。
読んでいてですね、JGバラードの結晶世界、それを何か思い出したんですね。
おー、ニューウェーブとふうに思ったんですけどね。
地面まではですね、地球と一緒にね、膨張しているんでしょうね。
そうじゃないとね、あっという間に地殻を裂けますからね。
そうすると、火山活動が活発っていうか、灼熱の世界になってしまいますからね。
だから、地面を膨張しているんでしょうけども、その割にはね、地球が膨張しているんですよね。
だから、水道管とかね、そういうのはね、できないことになっているみたいです。
実際、この話になるとね、レールが使えないんでね。
ですので、鉄道も、それはね、使えないっていう世界になっていまして。
えーと、輸送はですね、バスの輸送がメインなんですね。
そんな描写がある場合にですね、何とかね、どうにかなっている世界なんですね。
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いろいろとね、問題が発生してそうなんですけどね。
まあ、そういう意味でですね、地球はね、膨張しているんですね。
いろいろとね、問題が発生してそうなんですけどね。
また、そうなりますとね、地面の原子とですね、人間の原子、大きさが違うってことになりますよね。
これも謎なんですね。
というわけでですね、科学的なアラを探せばね、いろいろとね、あるんですが、
それはアラじゃないですね。単にイフの世界ですからね。
それを楽しまなきゃいけないっていう感じですね。
作者はですね、重力を司る重曹っていう元素をね、航空機などでね、利用できるっていうね、
変わった世界を描いています。
さらにですね、かなり簡単にですね、元素転換でね、その重曹を作り出せるってことね。
というわけで、飛行機が発明されなかった世界っていうのをね、表現してですね。
というわけで、これもまた面白いですね。飛行機が存在しなかった世界。
まあ、というわけで、元素転換とかね、それはできますっていうので、
だからタイトルが重力アルケミックっていうんで、重力錬金術なんでしょうね。
ただあの、SFとかそういうふうに読むんじゃなくてですね、
理工系に進学した大学生のね、青春小説っていうふうに読むのが正しいんじゃないかなと思うんですね。
恋愛もね、スポーツもね、バンド活動とかね、そういうふうに打ち込むわけでもなくてですね、
派手さはないですね、大学生たちなんですね。
単にですね、遠くに行きたいっていうので、重曹っていうのを学べばですね、遠くに行けるっていうだけで選んだ。
そんなふうなね、大学生がですね、だんだん技術の面白さに傷つきましてね。
埋もれた技術ってある飛行術、それをですね、発見しまして、それにチャレンジしていこうとする話なんですね。
というわけで、素直に読めば面白い青春小説なんですね。
これもね、いつかゆうかさんにたくさんね、面白い、不思議な世界の話ですね。
それを書いていただきたいなと思っています。
まあね、高山文学の森とか資料館とかにね、高山出身の作家さんですよっていうのをアピールしていきたいなと思っております。
本当に応援しております。
はい、それではまた次回よろしく。ぴょん吉のお宅の話をお付き合いくださいね。
本日も聞きなさいまして、本当にありがとうございました。
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