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2022-06-09 09:27

#102 宮城県塩釜市のガロ編集長の長井勝一漫画美術館を紹介している話

宮城県塩竃市出身の長井勝一さん。多くの漫画家を出した「月刊ガロ」の初代編集長でした。その長井さんの名前を冠した漫画美術館が塩竃市にあります。あまり知られていませんが、ガロ好き、あのころのサブカルチャー好きな人にとってはたまらないマンガ美術館ですよ。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は、2022年の6月9日、木曜日です。
本日は第102回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きウエシのピョン吉が、日々気になったことをダラダラーと話をしているという番組です。
そんな家の一人ごとをお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったらごめんなさい。
悪気はなかったんです。
ここにもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
今回はですね、あんまり知られていない漫画館、こちらの方をご紹介したいと思います。
東北にはですね、石巻市の石森漫画館、それとが富士の石森翔太郎風作記念館、
それから秋田県横手市の増田漫画美術館のように知られた漫画館が結構あります。
それよりもですね、福島県から近いところにある漫画館があるんですよ。
それがあんまりちょっと知られていませんので、ひと紹介したいんですね。
それはですね、永井克一漫画美術館という美術館です。
永井克一さんっていうのはね、欠陥がろの初代の編集長の方です。
欠陥がろっていうとですね、1964年から2002年までですね、サブカルチャーの世界に大きな影響を与えた漫画雑誌です。
もともとはですね、この永井克一さんがね、
カムイゲン、カムイガイデン、サスケ、ワタリなどをですね、生み出しました。
シアトサンペイさん、これにほね込みましてね、
シアトサンペイさんにね、作品を描く場所を与えたいっていうので発刊した雑誌なんです。
それなので、ガロという名前もね、シアトサンペイさんの漫画のキャラクターなんですね。
そして、活躍の場をしなぎつつあった歌詞本漫画家の方々にね、活動する場所を提供するというのと、
新人発掘ということでね、この漫画雑誌を大きく進めていったんですね。
というので、水木茂さんもそうだし、常吉晴さんもそうです。
永島真嗣さん、こういう方もこの雑誌が有名になってきた方々です。
2010年にね、NHKで放映されました漫画家の水木茂さんと奥さんを題材にしてね、
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ゲゲゲの女房っていうのがありましたから、ドラマがありましたけども、
あの作品中でもね、ガロっていう名前じゃなくて、ゼタっていう名前でね、登場しておりました。
そういえば水木茂さんの展示会、6月25日からね、いわき市のほうでね、美術館で行われますね。
ぜひ行きたいと思っているところなんですよ。
ガロを読み出した真嗣さんというとね、
例えば池上隆一さんなんかもそうなんですね。
それから内田俊輔さん、恵比寿よしかずさん、川崎ゆきおさん、佐々木真嗣さん、猫尻さん、根本隆さん、
とか林製衣さん、あと増村博史さんなんかもそうですね。
増村博史さんの展示会も7月15日より山形のほうの美術館で行われますね。
三浦純さんもそうですよね。
あと福島県出身の村野もりんびさんもそうでしょうし。
私が大好きな山田紫さん。
あとこれも出身でね、国際アートデザイン大学校の講師をされています、漫画家さんの羽由加さんもそうですよね。
その美術館なんですが、場所は塩釜駅に近いフレアイエスプ塩釜というところにあります。
フレアイエスプ塩釜というのは子供からお年上げまで多くの人が遊びと学びの場を通して集い交流する地域に開かれた障害学習の館として1998年にオープンしたところです。
この美術館の他にも本の森だという図書館、それとエスプホールというイベントホール、あとアートギャラリーなどがあります。
この漫画美術館の中ですが、ガロンに関係する漫画家さんの作品の一部が鑑賞できるようになっているんですね。
あとガロンの年表が並んでいますので、見てみると面白いと思います。
それから長居さんが病気になった時、応援しようと大勢の漫画家さんが寄せ書きしたんですね。
その寄せ書きなども見ることができます。
先ほど言ったハイユカさんの書き込みなども見ることができました。
それから長居さんがやり取りしていた年賀状も展示されていますので、いろんな漫画家さんのお手紙を見ることができます。
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長居さんと言うと自分を思い出すのは、僕は天使じゃないよという1974年頃に作られた映画なんですね。
先ほど有名になった方で林星一さんという方がいますよという話がありましたが、その方の赤色エレジーという漫画があったんですね。
もちろんガロンから出した漫画なんですが、ストーリーは漫画家を目指すアニメーターの青年一郎とその恋人サチコの同棲生活なんですよ。
そういう人もいるかもしれませんね。赤色エレジーという歌が有名になりました。
その歌を歌っているのが赤田森男さんです。
その赤色エレジーをヒットさせた王国歌手の赤田森男さんが、制作、劇本、監督、主演、音楽を務めた作品が先ほど言った僕は天使じゃないよという作品なんですね。
ちなみに原作の林星一さんはアニメにも非常に関係する方でして、東映動画にアニメーターとして活躍されていた方です。
ですので、狼少年剣とか高畑勲さんのところも仕事を共にしていた方なんですよね。
この先ほど言いました僕は天使じゃないよの作品中に長井克一さんがアニメ会社の社長として登場してくるんですよ。
ちなみに主人公はアニメーターという設定なんで、当時のアニメーターの姿が垣間見えます。
原画がちらりと映りますが、海塚寛さんの柔道参加っぽかったので、東京ムービーのアニメーターという設定だったんじゃないでしょうかね。
この赤田森男さん以外に、緑今子さん、桃井香織さん、大竹栄一さん、泉谷茂さんなど有名な方が出てきますので、見る機会があったら見た方がいい映画ですね。
その中に長井克一さんが動いてお話をしていますので、長井克一マンガ美術館、ガロ好きな人にはたまらない美術館ですので、興味ある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
あともう少し頑張ると夏休みになりますので、その時に行ってみるとどうかなと思っております。
それではまた次回、よろしくはピョン吉のお宅の話にお付き合いくださいね。本日もお聞き下さいまして、本当にありがとうございました。
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