2023-03-24 11:32

#390 『トキワ荘の最後の住人の記録』と『あだち勉物語』が面白かったという話

山内ジョージさんの『トキワ荘の最後の住人の記録』を読みました。赤塚不二夫さん、石ノ森章太郎さんの青春時代がわかって面白かったです。個人的には田村市出身のよこたとくおさんについても多く書いてあってうれしかったです。現在、「サンデーうぇぶり」で連載中のありま猛さんの『あだち勉物語』も読みました。赤塚不二夫さんのフジオ・プロダクション、古谷三敏さんのファミリー企画の様子がわかって興味深いです。あだち充さんがどのようにマンガ家になっていったのかも知ることができて面白いです。

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はい、おはようございます。本日の放送は、2023年の3月24日、金曜日です。
本日は第390回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画、大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そんな親父の一言を聞きになりまして、もしもあなたの心に何か残ってしまったら、ごめんなさい、悪くはなかったんです。
不幸にこの番組気を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
今夜はですね、深谷かおるさんのね、ヨマイネコの放送だったんですね。
というので、録画をしていたんですけどね、なんか国会中継ですかね、なんかそのためですね、なんか時間が遅れるって話がきましたね。
うわー、自分が寝た後に変更かよーと思ったんでね、これで録画失敗してるかなーと思ったんですが、
朝ね、見てみましたね、ちゃんとね、録画されていました。ほっとしました。
本当にね、時間がずれちゃうとかね、もしかして失敗してもかなりいるんじゃないかなと思いますね。
運良く録画できたって感じで、家に帰ってね、あとゆっくり見てみたいと思ってます。
昨日はですね、山内定司さんのね、時和荘の最後の住人の記録っていう本を読んでいました。
結構古くてね、2011年ね、東京出籍よりね、出版された本です。
東京出籍って言うとね、教科書を販売している会社なんですよね。そこがこんなふうな本出してるんだ、ちょっとびっくりしましたね。
副題がですね、若き漫画家たちの青春物語っていうタイトルです。
山内定司さんっていうのはですね、石ノ森翔太郎さんのね、故郷宮城県留市ね、そちらの方で育った方です。
で、小学校5年生の時にね、手塚治虫さんと文通しましてね、そして中学校2年生の時にですね、石ノ森翔太郎さん、そう知り合うんですね。
そして石ノ森翔太郎さんの母校でもある佐野間高校、そちらの本堂に通うんですね。
で、それぞれ卒業と。で、上京後ですね、時和荘、そちらの方で住むんですね。
1960年5月からですね、1962年3月までね、時和荘に住んでいたんです。
そして石ノ森翔太郎さんだとかね、あの赤塚富士夫さんのね、アシスタントを経てですね、そして独立された漫画家さんなんですね。
というわけでこの本にですね、石ノ森翔太郎さんとかね、赤塚富士夫さんのね、若い時の姿が非常にわかって面白いんですね。
特にですね、この本のね、最後の本とかですね、あの山内定司さん以外にですね、横田徳雄さん、高木健一郎さん、その3人のね、対談って言いますか、その本のね、インタビュー記事みたいな、そういったのがあるんですね。
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そこが面白かったんですね。特にね、自分横田徳雄さんについてね、調べてますんで、いろいろと横田さんの新しい情報、横田さんが喋った話、そういうのが収められているので非常にラッキーでした。
例えばですね、時和荘の中でね、互いにピンチの時にですね、漫画をアシスタントし合うというやつがありまして、
で、よく石森正太郎さんのことをですね、赤塚不二雄さんが手伝っていたっていうのはあったんですけども、横田徳雄さんもね、石森正太郎さんの漫画を手伝っていたみたいなんですね。
またあと、赤塚不二雄さんのね、漫画の7つも手伝っていたそうです。また逆に横田徳雄さんの漫画をですね、石森さんとかね、赤塚不二雄さんとかが手伝っていたということもあったみたいですね。
これはちょっと新しい発見でしたね。それからですね、赤塚不二雄さんっていうのはね、非常にですね、プロデュースが上手いっていうかね、容量がいいというかね、そういう風な人だという話でね、ちょっと手伝ってってね、頼まれましてね。
で、赤塚さんのところに行ったらですね、そしたらまだアイディアもなかったと、っていうので、普通はちょっと手伝っていったらちょっとペン入れするとか、ベタ塗りするとかそういう話だと思うんですが、
そう思って行ったらですね、アイディアを出すところからスタートさせられちゃったと。まあそういう風な人を使うのがね、プロデュースして、そして何か作っていくっていうのは上手い人だなっていうようなことを言ってますね。
それからですね、赤塚さんがね、漫画家になろうとしたわけですね。じゃあ誰と一緒にやろうか、どう考えたんですね。
その時にですね、横田徳夫さんを選んだって話したんですね。横田徳夫さんとやっぱ人柄がいいっていうね、って言うんで、組もうとしたら横田さんだって言うんでね、組んだらしいですね。
それから赤塚藤男さんとね、石野文章太さんと横田徳夫さんに約束したそうなんですよ。誰かが売れたらですね、他の二人を雇うことにしようよと。そんな約束もしていたっていうような関係だっていう話ですね。
というわけで、そういう話をね、この本から叱られてきまして非常に嬉しかったですね。
山内定司さんですけどね、実を言いますと、先ほど言いました高井健一郎さん、そちらの方ともコンビを決めましてね、ラザイツトムっていうペンネームで活躍されていたこともあるんですね。
高井さんというとですね、手塚治虫さんのアシスタントをしたりとかですね、あと赤塚藤男さんの漫画のキャラクター、その多くを考えた人なんですね。
例えばイヤミだとかね、そういったキャラクターはですね、高井さんのキャラクターなんですよ、実を言いますと。
赤塚藤男さんの絵はね、丸っこいやつはですね、赤塚藤男さんが得意なんですが、ちょっと角張った感じのキャラクターっていうので、イヤミとか特にそうですよね。
そういったキャラクターとかはね、高井さんの方が関係したキャラクターだそうです。
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1965年にですね、赤塚さんが制作したフジオプロ、そちらの方の作画スタッフのチームとして参加していたんですよね。
ですけども、先ほど言った感じでね、キャラクターの多くがですね、高井さんのものだったんで、共同制作というつもりで発表していたんでね。
さっき言った山内さんと組み合わせて、別の漫画家としても活動していたんですね。
残りのチーム、高井さんはですね、山口六平太という作品だとかね、あるいはプロゴルファー、オリベ金像などね、そういった本を書いた方です。
というわけでですね、山内定司さんがね、知らないはずの赤塚さんの話などもね、結構入ってますね。
というわけで、高井さんだとかね、横田徳夫さんのね、非常に貴重なね、情報の本だなというふうに思いました。
面白かったです。
もう昨日、一昨日になりますかね、ワールドベースボールクラシック、そちらの方で日本がね、世界一になったというね、非常に日本中が大騒ぎしてましたよね。
そしたらですね、メジャーという漫画があるじゃないですか、マンダー拓也さんが書いてる漫画、アニメになってますよね。
それがですね、日本一になった記念でっていうんでね、全78巻、それを無料で見れるようにします、というのをやったんですね。
実は私ですね、このメジャーという漫画ですね、見たこともないしね、アニメも見てなかったんですよ。
それじゃあ無料だっていうんでね、早速ですね、スマホの方にですね、サンデーウェブリっていうね、アプリを入れてね、そしてそれを読み始めたんですね。
なんか期間限定らしいぞっていうんでね、まあそれもゆっくり読んでたんですね。
そして読んでて、そしたらちょっと眠っちゃってね、起きて、さらに続けて読もうと思ったらもう終わってたんですね。
っていうんで1日だけだったみたいですね。
それで結果的にですね、3巻までは無料で読めるんですよ。
その3巻までをですね、読んだところで私ね、結局メジャーのやつ終わっちゃったんですね。
ああ、せっかくのやつね、損したなあと思ったんですね。
それでぷらぷらとそのサンデーウェブリっていうね、そちらの本のところですね、見てみましたね。
とある漫画、本を見つけたんですね。
アダチツトム物語っていう本なんですよ。
アダチツトム物語。
これはあの、アダチミツルさん、タッチだとかね、H2だとかね、木溜り旅行だとか、それで有名なアダチミツルさんのね、お兄さんのね、話なんですね、アダチツトムさんって。
副題がついてましたね。
アダチミツルをマーカーにした男って書いてます。
っていうんで、これを読み始めたんですけど、これは非常に面白かったんですね。
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今のところ28話ぐらいまでですかね。
作者はですね、有馬武さんという方です。
このアダチミツルさんのお兄さん、アダチツトムさんっていうのはですね、実を言いますと赤塚富城さんのところね、富城プロ、そこのところでね、アシスタントされていた方ですね、富城プロにいた方なんですね。
有馬武さんはですね、アダチツトムさんのところにですね、弟子に住んですね。
マーカーやったアダチツトムさんのところに弟子にしたんですね。
ところがですね、アダチツトムさんの方の連載が止まっちゃって、それであとアダチツトムさんがですね、その後富城プロのところに入っちゃうんですね。
っていうので一緒にですね、有馬さんもね、富城プロのところにアシスタントとして配偶になっちゃうんですね。
実録でね、赤塚富城さん関係の、富城プロの関係の人たちがどーっと出てる漫画になってます。
そしてなんといってもですね、アダチミツルさんですね、どういう風な環境でね、こんな風な漫画を描いてきたのかっていうのはね、非常にわかるね、あの漫画内容になってましたね、非常に面白いですね。
もちろん富城プロってことですんでね、横山貴穂さんだとかね、あるいは寺島圭司さんとかね、
福島県出身の漫画家さんもその中にメンバーにいるんですね。そういった方もチラリチラリと出てます。
あと先ほど言いました高井圭司さんもね、ブレンとしてね、時とも現れているなんてシーンもありますね。
この漫画を見ますとね、赤塚富城さんって本当に世話好きなんだなーってことがわかるんですね。
みんないろんな人たちにね、みんな世話して歩いてるんですね、赤塚富城さんね。そういったのも感じられる非常に面白い本でした。
というわけでね、今回はこの2冊、この2冊が非常に面白かったですよっていう話でした。
もしも興味があったらね、アダチつとも物語をね、無料でね、サンデーウェブリ、それを入れると読むことができますんで、興味があったら是非見てくださいね。
はい、それではまた次回よろしく、ピョン吉のお宅の話をお付き合いくださいね。本日も来てくださいまして誠に有難うございました。
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