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2022-01-05 1:25:46

部活動59 LGO2-3

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!

シナリオ:『Life Goes On 〜人生は続く〜』  
シナリオ制作者:ぱぱびっぷ様  
シナリオ公開場所:
BOOTH https://galacticafumble.booth.pm/items/712773

キーパー↓  朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu)

プレイヤー↓  だう(https://twitter.com/namelessyue)
キャラクター:灰掛 依良 (はいかけ えら)  
(https://iachara.com/char/2335841/view)

しまむら(https://twitter.com/shimaarum)  
キャラクター:平野 はな
(https://iachara.com/char/2336322/view)

黒柳小鉄(https://twitter.com/kurotetsu3)  
キャラクター:秋本 洋子 (あきもと ようこ)
(https://iachara.com/char/2336196/view)

(敬称略)

PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。  
やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!

メールアドレス podcast.trpg@gmail.com  
Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​

00:00
洞窟には空気の流れがあり、生臭い匂いが漂ってきています。
地下水が染み出ているのか、足元はびちゃびちゃと濡れていて、地面はとても柔らかいです。
洞窟の中はかなり暗くて、明かりを使わなければ歩くのも難しいような状態です。
明かりがあったとしても、遠くはよく見えません。
足元から機械音がしていて、見るとパイプが数本洞窟内を走っていて、パイプの中から水音がしています。
アイデアを振ってください。
はい。スペシャル。
ぽいーん。
ようこ成功です。
かな失敗です。
エラさんとようこさんは、パイプの中に水が流れているので、地下水をポンプで出しているのではないのかなと思いつきます。
組み上げて排出しているということですかね。
そうですね。
ここが地下水で水没しないようにしているのかな。
これやっぱりさっきの手記と同じ内容だよね。
水を嫌うという話だったからね。
じゃあこの奥に何かいるってこと?
ちなみにもう一回アイデアを振っていいですか。
はい。どうぞ。
成功したので、花ちゃん先輩って耳打ちして、
これ私たちが夢で見たのと同じような状況じゃない?
確かに。
じゃあ大きいあれがいるかもってこと?
あれに会えちゃうかもしれないんだね。
会えちゃうのか。
ちなみにあれの顔はどんな顔だった?
顔は私の顔だったよ。
だよね。どうなっちゃうんだろう。
でも私は夢みたいに二人が食べられてほしくはないかな。
それだとこれから食べられちゃうことになるよね。
どうなんだろうね。
と言いながらじゃあ洞窟の中に目星を振りたいです。
03:00
はい。
成功しました。
さっき出した情報以上には特にはないですね。
スマホのライトで照らしたらさらに情報ゲットとかもないですか?
少しだけ先が見えるなという感じです。
その先の情報は分からない。
分かっている。
聞き耳で何か分かる情報はありますか?
振っていいですよ。
スペシャル出しました。
すごいな。
風が吹いているということと、生臭い匂いが奥から漂ってきているということが分かります。
ここではないんですね。
はい。
あれ、夢見た時って生臭い匂いしてましたっけ?
芋虫が近づいてきた時。
えー、夢の情報はあるはずです。
ないですね。
ないですね。
その芋虫から走っているものかもしれないなっていうのをちょっと思うだけに留めます。
はい。
でも、奥の方から変な匂いするね。
この匂いって奥からなの?
そうなんだ。
奥から匂いがする気がするな。
不気味だけど進むしかないよね。
真夜中は何か行動しないんですか?
ワクワクしてますね。早く進もうかなって。
人の指示なしで動けないような。
陽子も花音もエラちゃんにしがみついている状況なので、エラちゃん次第ですね。
じゃあ3人、何曲だろうねこれ。行こっか。
進みますか?
そうですね。じゃあ陽子ちゃんにスマホのライトを照らしててもらいましょう。
はい。照らします。
お願いします。
では、洞窟を少し進むと少しだけ広く丸い空間に出ます。
すると、そこに一つだけポツンと小さな電灯が灯ります。
そして、その下には渡りが立っていました。
へー。船にいたんか。
こんにちは、委員長さん。
こんにちは。お待ちしていましたよ。
何で待ってたんですか?
06:01
今日1日病院内でいろいろお調べになっていらしたようですね。
何でわかっているんですか?
自分自身のお体のこともお気づきになっていらっしゃるようだ。
じゃあ私が太ももにフェンサーしたのも知ってるんですね。
そんなことしてたんですか?
あれ?知らないの?
そうですね。お気づきの通り、私はあなた方に嘘をついていました。
私はあなたたちがショックによる失神でここに運ばれてきたと言いました。
しかし、本当はあなたたちがここに運ばれてきた時、
あなたたちの体は爆発によって傷つけられ、
大量の湿血によるショック状態でした。
そして、みなさんは死死、
エレアさんは左足、
ハナさんは左腕、
ヨヨコさんは左足を失っていました。
そのままでは命も危ない。
そこで私たちを、私はあなたたちを助けるためにある決断をしたのです。
あなたたちの命を助けるために、私が何をしたかお話しさせていただきます。
私は一つでも多くの命を救う、そのために医者になりました。
しかし、医者になったことにより、
現代医学では救えない患者が大勢いるという現実を突きつけられたのです。
私は、より多くの患者の命を救うため、
無限の回復力を持つ不死身の精霊を召喚しました。
その精霊の力を医学に応用すれば、
現代医学では救えない多くの人々の命を救える。
私はそう考えたのです。
渡りが話し始めると、背後から数十人の人々のうめき声が、
まるで合唱のように聞こえてくるということが、あなたたちにはわかります。
その中に、悪夢の中で聞いたゆずかが食べられるときの
苦しそうなうめき声が混ざっていることに、あなたたちは気がつきます。
うめき声やあなたたちの顔を無視して渡りは続けます。
私は不死身の精霊の大組織を採取し、あなた方に移植したのです。
あなた方の死死はみるみる再生しました。
それは奇跡のような回復でした。
そうしてあなた方の今の体、命があるのです。
精霊の魔力が続く限り、あなた方の肉体もまた不死身なのです。
09:02
あなたたちの後ろにいる彼女たちが、その不死の精霊です。
そう言って渡りは背後を指さします。
あなたたちが背後を見ると、
暗闇の中でわずかな明かりを反射した無数の目が、ぎょろりとあなたたちを見ているということがわかります。
あなたたちの後ろにいたのは、太い円筒形の芋虫のような肉体に何十個もの人間の顔がついた化け物でした。
円筒形の胴体には紫色の血管のような気味の悪い模様がついています。
そこについたたくさんの顔は、それぞれすすり泣いたり、苦しそうにうめいたり泣いたり、うなり声をあげたりしています。
そしてあなたたちは、その顔の中に、あなたたちの見知った少女、橘ゆうずかの顔があることに気がつきます。
ゆうずかは、夢で見たのと同じ声で、苦しそうに痛そうに泣き、うめいています。
そして、その両目からは涙があふれています。
正気ドロールを行います。
成功1D8、失敗2D10です。
失敗2D13です。
失敗2D14です。
失敗2D15です。
失敗2D16です。
失敗2D17です。
失敗2D18です。
失敗2D19です。
では、特に感想もない感じでいいですかね。
感想。
感想?
花は、じゃあ、ゆうずかの顔を見つけて、名前を叫びます。
ゆうずかちゃん、助けてあげなくちゃ。
12:01
渡里さん、これはどういうことなんですか?
あなた方とゆうずかさんがここに運ばれてきた時、あなた方の命は風前の灯火でした。放っておけばいずれ死ぬ状態でした。
特にゆうずかさんは、命のあるままここに運ばれてきたのが奇跡といっていい状態でした。
もはやどのような治療をもってしても、ゆうずかさんを救うことはできませんでした。
しかし、あなた方には可能性があった。
私はこの精霊の大組織をあなた方に移植しました。そして、あなた方は助かったのです。
彼女たち、多くの顔を持つこの精霊の魔力を保つためには、一定の期間ごとに生きた人間を捧げることが必要なのです。
ゆうずかさんは多くの人、そう、あなたたちも含まれますが、多くの人たちを助けるための糧となったのです。
そんなのおかしいよ。だってゆうずかちゃん、泣いてるんですよ。
この精霊とのコミュニケーションは取れません。泣いているのか、悲しんでいるのか、本当のところはわかりません。
ゆうずかちゃんのこんな姿、見たくない。
先生は今この精霊の中で食べられた人たちは生きていると思いますか?
彼女たちはこの精霊の糧となりました。生きてはいないでしょう。
じゃあこの声は何ですか?
それは私にはわかりません。
先生は何がしたくて私たちをここに呼んだんですか?来るのを待っていたんですか?
そうですね。私は私の意志のもとに、一人でも多くの人を救いたいという意志のもとに、あなたたちを助けました。
15:05
あなたたちは今、生きている。ただし、あなたたちの人生は、あなたたちが選択して歩むべきです。
私はその邪魔はいたしません。どうか、後悔しない選択をしてください。
えっと、つまり、精霊に食べられるか、そのまま生きるかっていうことですか?
いえ。あなたたちがそのまま生きると決意したのであれば、それで良いのです。
ん?それって生きるっていう選択肢しかなくないですか?
あなたたちはが生きてほしいです。ただ、エラさんは何もそこまでは思っていないようですが、彼女の方は違うみたいですね。と言って、ハナさんを見ます。
私は、私はユスカちゃんを助けてあげたい。
ハナちゃん先輩はどういう風にすれば助かると思いますか?
うーん、この精霊からユスカちゃんを引きずり出すことってできないんですか?
彼女はもうこの精霊の糧となりました。
そうですか。
精霊に近づくと危ないからな。
地下水。
あー。
地下水で閉じ込めると死んじゃうって。
そうですね。この精霊は死んでしまいます。
死んだら、精霊の力を借りている私たちの体も元々の欠損状態に戻るっていうことでいいんですね?
精霊の体組織を移植したのはあなたたちが初めてです。
あ、そうなんだ。
これまでは、体液と患者の組織を撹拌したものを託していました。
18:01
ですから、他の患者たちにはそこまでの影響はないでしょう。
ただし、あなたたちがこの精霊をなくしたときにどうなるか、それは私にも分かりません。
あれ、私たちは…ん?私たちはどこからどこまでが移植された状態なんですか?
それぞれの欠損部分が移植されて再生されたという状態です。
でも私、右足傷つけたけど治りましたよ?
多分ですが、体組織を移植したということで精霊との繋がりが強くなり、あなたたちは今不死身の状態でしょう。
え?でも私、お腹下しましたよ?
そうですね。この精霊の特徴としては、傷をつけてもすぐにその傷が塞がるというものです。
内臓の部分に関しては、まあその域ではないということでしょう。
外傷に限るっていうことですね?
そうですね。
ああ、そっか。
まあ、私は、うーん、そうだな、私は地下水で殺してみたいな。
でもあの本には、私たちが生きられる保証はないって書いてあったから、もしかしたら私たちも死んじゃうかもしれなくて。
でも元々私たちは死ぬ予定だったんだよね。あれ違うの先生?
そうですね。死んでいたかもしれません。
ならね、自然の節理に沿うのがいいのかな?まあ人為的な事故だったけど。
ん?ゆずかちゃんの方に寄って、ゆずかちゃんに話しかけます。
21:14
はい。
ゆずかちゃんは私たちにどうしてほしい?
特に答えはありません。ゆずかは涙を流しながらうめいています。
うめいてる内容ってどんな内容ですか?
今聞こえてる?
悲鳴ですね。
悲鳴だけですか?
はい。
目とかはうつろな状態だったりするんですか?
そうですね。
うーん、口の中にフクジュソウの根っこを、そうだな、何グラム入れるかな?
やめてあげてもらっていいですか?
ダメ?
うーん。
長い沈黙をしていたよう子が先生に話しかけます。
はい。
私、医者を目指してるんです。
その夢は叶わないかもしれないけど、
こういった形で誰かが苦しんで、誰かが助かるっていうのはおかしいと思うんです。
はい。
先生はそうは思われなかったみたいですけど。
なぜおかしいと思うのですか?
だって、誰かが犠牲になってるってことでしょ?
それがつきかけた命であっても、
自然の摂理に逆らって、今、精霊と一体化してるんですよね?
ええ。
世の中のすべてはトレードオフです。
何かを失えば、あ、何かを得れば何かを失うのです。
何の犠牲もなく得られるものはありません。
例えば、今、世界中に自動車がたくさん走っています。
そして、自動車があることで、多くの人は便利な生活をしています。
一方、その便利さのかげで、日本国内で年間数千人もの人が交通事故で亡くなっています。
それは、便利さのために数千人の命を犠牲にしていると思いませんか?
それら多くの犠牲の上に、今の我々の生活は成り立っているんです。
我々の社会は多数の幸せのために、少数の犠牲を許容する選択を既にしているのではないですか?
確かに、それはそうだと思います。
24:06
でも、目の前で、例えばその車の例えなら、
自分が運転する車で便利だけど、目の前で人を引いて跳ねて亡くなるということが起きてしまえば、
それは、犠牲が自分に関係して伴ってしまったという感じになると思うんです。
私はその犠牲の下に、誰が犠牲を受けたということが分かった状態で、
そのまま自分だけが生き延びたいとは思いません。
ですが、あなたはその車社会を許容していますよね。
したがって、我々の成すべきことは、犠牲を出さない世界を作ることではありません。
犠牲をなるべく少なくし、そして少数の犠牲を無駄にせず、より多数の幸せを作り出すことです。
私は全ての命を救いたいが、どうしても救えない、それでも死んでしまう命があります。
ゆずかさんもそうでした。
その無意に失われる命に、精霊の生贄となってもらえば、さらに多数の命が救われるのです。
わずかな犠牲の下に、救われないはずの命を多数救えば、犠牲になった命も報われると思いませんか。
その言葉を聞いて、夢の中でのあなたたちは生きてというゆずかの声を思い出します。
ゆずかちゃんが、私たちに生きてほしいって願ってるなら、今のこの状態を放棄すること自体が、彼女の願いを裏切ることになるんだろうか。
二人ともどう思う、と呼びかけます。
花は、精霊と一体になって苦しんでいるゆずかに、かなり混乱しているので、答えに迷います。
27:13
私は、はいかけは言葉には出しませんが、産地現象の少なさとかから考えるに多分ですけど、はいかけは、
先生は、ゆずかちゃんがもうすでに死んでいるって思っていると思うんで、今の精霊を生かそうが殺そうが、ゆずかちゃんはもうすでにいないのだから、
この聞こえてる声も何かしらの生態が、刺激されて自然に発作されているものだと、はいかけはちょっと思っていたりしますね。
だから先生に、あ、先生は、先生はなんでこの人たちが死んでいると思っているんですか。
この精霊の糧になり、犠牲になったからです。
え、それって死んでるってことになるんですか。
そうですね。
と言って渡りは、精霊の顔の中央にある一人分の顔に手を当てます。
あなたたちにはその顔が渡りの妻の顔であるとわかるでしょう。
おう。
へえ。
渡り先生のお母さんはなんで死んだんですか。
それには答えないで顔を撫で続けます。
目星で精霊の体に娘がいるかどうか見ていいですか。
はい。
成功しました。
はい。娘の顔はありません。
なるほどな。
先生はお母さんを犠牲にして子供を助けたんですね。
娘は死にました。
じゃあなんでお母さんを犠牲にしたんですか。
この先のエレベーターに乗れば全てがわかります。
30:00
あとはあなたたちが決めてください。
ん?エレベーター?
あなたたちが降りてきたエレベーターがありますね。
うん。
それに乗って上に上がってそこにある部屋を見てみてください。
うーん。
どうする?私だけ行ってくる?
うーん。
花はついて行くかな?
うん。
陽子もついて行きます。
私はここで待っています。
どうぞ上がって行ってください。
マヤさんはどうされます?
行きますよ。行きます。
じゃあ、花ちゃん先輩、陽子ちゃん、目閉じてて。
え?うん。
1M提案なんですが、私が口頭で状況を説明したことにして、ちょっと惨事現象を減らせませんか?この後にありそうな。
じゃあ、あめたいことを言うと、これ以上の惨事現象はありません。
ありませんか。じゃあ、目を開けて行こう。
え?
ただでさえ見えないんだから、ちょっと突然変なこと言うのやめてよ。
いや、なになに。嫌な予感がしただけだよ。行こう。
わかった。
はい、では行きます。
では、上がって行きますか?
はーい。
はーい。
エレベーターで上がって行くと、そこは2畳ほどの狭い空間でした。
エレベーター以外の出入口はないようです。
エレベーターを降りると、左側の壁に小さな棚があり、1冊のファイルと電子部品を組み合わせで作られた、手製のリモコンのような機械が隠してあるのがわかります。
また、その隣には小さな丸いボタンがあります。
ファイルには、実験メモと書いてあります。
なんだろう、ここ。
とりあえず、実験メモを手に取ります。
33:03
はい。読みますか?
はい。
はい。では、読み上げます。
また、患者が死んだ。
さやかが死んで以来、一人でも多くの患者を救おうと努力してきたが、現代医学の限界を感じている。
私は自分の患者の命を一人残らず救いたい。
そのために悪魔に心を打っても構わない。
文献で見つけた不死身の精霊の力が手に入れば。
しかし、そのためには私の目的に賛同し、自ら生贄となるものが必要となる。
ゆうこが。
このレポートは以降破れていて読めません。
また、以上十数枚にわたり意味不明な文字が書き殴られていて、反読不明です。
犠牲を無駄にしないことだけが私にできる唯一のことだ。
起きてしまったことを受け入れ、一つでも多くの命を救うことを考えることにしよう。
精霊の回復力は素晴らしい。
あの精霊の無限の回復力を人間に使えれば、どんな怪我であろうと、
そう、たとえ手足を失っても治せるはずだ。
成功だ。
魔術的な手法を使い、精霊の体液と被験者の体組織を攪拌し、
生成した溶液を塗布すれば、どの部位であっても欠損した組織が再生することがわかった。
精霊の力の届く範囲であれば、少しぐらいの怪我は瞬時に回復するようだ。
なんということだ。
私のミスで患者を殺してしまった。
どうやら大きな機関になると、溶液の塗布では再生が追いつかないようだ。
精霊の組織を直接移植すれば、もっと大きな組織も再生できるのかもしれないが、
精霊の影響も大きくなる。
危険性は溶液の塗布とは比べ物にならない。
続きます。
死死を失った患者が運ばれてきた。放っておけば全員が死ぬ運命だ。
危険性はあるが、精霊の組織の移植を試すべきだろう。
あの少女はもはや精霊と一体となる他に生きる道はないが、
他の患者たちの命は助けることができる。
実験は成功した。
そう、私のしたことは人体実験に他ならない。
彼らは私の選択をどう思うだろう。
いずれ全てを話さなければならない。
彼らの人生は彼ら自身に選択権があるのだ。
危険者ファイルとして探索者とゆずがの身体的特徴及び爆発時の怪我の様子が書かれています。
次のファイルにはそれぞれの怪我、死死の欠損状態が写真として貼られています。
36:03
精霊の創造
この魔力とたくさんの火を持つ精霊は、
自ら進んで最初の犠牲になろうという人間が必要である。
以下に儀式の詳細な手順が書かれています。
この儀式によって呼び出された精霊を育てるには、
生きた人間を生贄として捧げる必要がある。
さらに魔力を保つためには定期的に人間を捧げ続けなければならない。
命を救うために他の命を犠牲にする。
その罪は私が背負う他はない。
それでも一人でも多くの命を救っていくことが私の使命だ。
地下室満一のために、すべてを無に帰す用意だけはしておこう。
あの地下室に地下水を入れればすべては終わる。
パスワード SZBD
ファイルに書いてあることは以上です。
アタリは彼女らと呼んでいました。
今のはエラちゃんが読み上げたということでいいですか?
そうですね。
はい、じゃあペラペラペラ、はい。
読み上げました。
SZBD
Sさんのバースディ
さやかさんの誕生日
写真に書いてあったあれか。
なるほど。
そうだね。
5月10…何日だったっけ?
14日と書いてあげました。
14日。
えっと、これはちょっと読解力がなさすぎて申し訳ないんですが、
自分の今の状態を保持するためには、もっと他に今後も犠牲者が必要だということでよろしいんですかね。
そう書いてあります。
ふんふんふん。
え、でも、えっと…
39:03
でも犠牲者…
犠牲者の同意は得てるってことになるんですかね、これは。
最初の生贄が渡りの妻です。
なるほど。
解説してしまうと、渡りたちの娘が亡くなってショックを受けているところへ、奥さんが勝手に儀式をしてしまいました。
あら。
そういうことか。
渡りはそのままずっと、もう死んでしまうと思った命を勝手として精霊に食べさせています。
ふーん。
そっか。みたいだけどどうする?
たぶんだけど、水流したらあの先生もそのまま水死するつもりだよ。
すべての責任を取ってっていうことね。
そうなるね。
で、それで先生も死んだら、この病院だって、ねえ、回らなくなるかもしれないよね。
まあ、どうするにせよ、先生には生きてもらうけどね、私は。
ふーん。
先生にじゃあ聞いてくる?
もし、水流したら先生が生きてもらうかもしれないけどね、
どうする?
生きてもらうかもしれないけどね、
どうする?
生きてもらうかもしれないけどね、
先生にじゃあ聞いてくる?
もし、水流したら先生もそのまま死にますかって。
それ、なんとかなるのかな。
たぶん、責任を取ろうとすることになれば、自分も死ぬつもりでいると私は思うから、
私、そういう責任の取らせ方だけはしたくない。
そうなんだよね。
だから、今から下に行くんだったら、私はここから動きませんって言っても、
3人、4人で踏ん縛って、上に持っていこうと思う。
ふーん。
ああ、じゃあ陽子ちゃんは、あの精霊は殺したいけど、先生は殺させないってことなのかな。
いや、まだ精霊の生死については全然決めきれてない。
42:02
ちょっと直接もう一回先生と話したいかな。
OK、じゃあ下に行こう。
部屋の他のボタンとかは、あとは特にはないですね。
あ、なるほど。
はい。
じゃあ下に戻ります。
あ、そこに機械があるの?
なんか下の棚にあるっぽいけど、私よく見えなくて。
あれは多分、さやかちゃんの誕生日を入力して、そのままOKをしたら水流れちゃうやつだよ。
ああ、ここから持っていくものではないんですね。
持ってった方がいいのかな。
持っていけます。
持っていけるのか。
え、じゃあ私たちも死ねるってこと?
まあ、そういうことにもなるね。
どっちみち水流したら死んじゃうかもしれないけど。
ああ、じゃあ持っていくか。
はい。では持って地下に戻りますか。
え、はい。
はい。
え?
おや、戻ってこられたのですか。
はい、ファイルの内容を見てきました。
そうですか。
えっと、今スイッチを持ってるのはハイエラちゃん?
ですかね。
ポケットに入れてんの?
ポケットはちょっと危ないんで、手にちゃんと持ってます。
右手にハナちゃんって、左手にヨウコちゃんだけど持てる?
えっと、ヨウコちゃんは手を肩に乗っけてもらってる状態ですね。
なるほど。手は空いてるのか。
左手、左手で持ってますね。
そしたら、肩を貸してもらってるハイエラちゃんに耳元で
ちょっとこっちに来てって言って、
マヤさんが近くにいない方に寄せていきます。
45:02
一応スイッチ気をつけといてって、
マヤさんに聞こえないように言って、
すいません、ちょっとハイエラちゃんにばっかり貸してもらってたんで、
マヤさんちょっと肩貸してもらっていいですかって肩を握ります。
はい、どうぞ。
はい。
って言って、肩を借りるどころか、ちょっと首に手を回してギュッとします。
痛ててててて。
あー、ごめんなさい。力を入れすぎました。
じゃあ、続きの話をしましょうか。
ひとじじ。
違う違う。ちょっと倒れそうになっただけですよ。
大丈夫ですか?
すいません。大人の肩を借りとかないとちょっと倒れそうだったので。
で、そうですね。
まあ、いろいろなことがあってこういうことになったのは分かりました。
正直私まだ決めかねているんですけど、
あの話を聞いて二人はどうするつもりとか決まった?
うーん。
私はもう誰も死んでほしくない。
でもゆずかちゃんがもし苦しんでるんだったら助けてあげたいかな。
はいらちゃんは?
うーん。正直分かんないところ多すぎて判断しかねますね。
確かにね。
私は別にどう転んでもいいかなって思ってる。
じゃあ、ここは私の英語で行かせてもらおうかな。
はなちゃん先輩には悪いけど、この芋虫にはこのまま生きててもらおうかなって思うの。
まあ先生の話次第なんだけどね。
先生、こうやって犠牲になった方ってやっぱりお医者さんの見た目でもどう手を尽くしても絶対に助からない、
とてもひどい状態の方が犠牲になったってことよね。奥様以外は。
48:03
もちろんです。
ということは、
助かる命を無駄にはしません。
ということは、今後もこの病院で、
例えば、なかなか生きているのが難しいって判断した患者さんは、
犠牲になっていただいた上で、
私たちやまだ助かる見込みのある方を助ける糧になっていくっていうことなのね。
そういうことです。
今後その判断がエスカレートすることはないって誓える?
それはもちろんです。
私の願いは、一人でも多くの命を救うことです。
わかったわ。
じゃあ、私は夢の中の彼女の声を信じる。
ゆずかちゃんのね。
ゆずかちゃんは最後、なんて言ってたんですか?先生。
話せるような状態だったのかしら?
ここに運ばれてきたときのことですか?
そうです。
彼女に意識はありませんでした。
ギリギリで命を保っている状態でした。
食べられているときはどういう…
いいのかこれは?聞いていいのか?
じゃあ、渡りに近づいて、
ちょっと内緒話でいいんで教えてください。
ゆずかちゃん、食べられているときどういう反応してました?
そうですね。
私が見ている限り、ここにある顔たちは、
その最後の顔を保っていると感じています。
ゆずかちゃんの顔を見ます。
泣いています。
この涙は何ですか?
私にも分かりません。
食べられている最中も、こう涙を流していたんですか?
そうですね。
運ばれている最中は?
そうですね。
もしかしたら、泣いていたのかもしれません。
先生が最初見たときから泣いていたってことですか?
51:01
意識がある人間に泣こうとか悲しいとか、
意識がない人間にはそれはありません。
すべては人間の反射でしょう。
じゃあ、先生は意識がない状態で、
精霊に食べさせたっていうことですか?
そうです。
じゃあ、ゆずかちゃんの同意を得てないんですね?
そうです。
なるほど。
陽子ちゃん、どうしたいんだっけ?
ん?
このままにして、
先生にはそのまま病院を続けてもらおうと思ってるけど。
じゃあ、私から先生にもう一個お願いなんですけど。
何ですか?
次からは、同意を得てから食べさせてくださいね。
同意が必要だということですか?
そうですね。
それは、意識があるまま食べられるということですね。
それともまた違うんじゃないかな。
うん。
うん。頭働かん。
私は、
そうだな、なんか無許可にこんな気持ち悪い精霊に食べさせるのはちょっと嫌かな。
私だったら、生きてる状態でも、
同意してからこの精霊に食べられたいね。
同意してくれる死にそうな人間を探して選べということですか。
そうですね。
例えばもう、
嫁、
行く場所もない、
人?
とかかな。
ある程度、死への許容ができてる状態じゃないと、
54:05
ねぇ、なかなかかわいそうなんじゃないかなって思いますけど。
なるほど。
では、マヤが助け舟を出します。
なんかそれ、雑木くじみたいっすね。
マヤさんよく知ってますね。
うん、これでも汽車ですからね。
マヤさんはどう思うんですか?
うーん、
そうですね。
確かに、
最大多数の最大幸福って言葉があります。
社会はそうやって成り立っている。
だけど、
雑木くじで、
俺の知っている人が当たったら、
確かに俺は嫌ですね。
じゃあ、その当たった人が、
いや、俺はいい。食べられる。
食べられる?
雑木提供するって言ってたらどうしますか?
それでも嫌だと思うのが、
人間じゃないっすかね。
そうなのかなぁ。
たぶん、そうですよね。
と言って、花子さんの方を見ます。
はい。
私は、
私は、
私は、
私は、
やっぱり、
これから、
たくさんの人が助かるとしても、
おかしいって思います。
この精霊が、
生き続ける限り、
ゆずかちゃんは、
泣き続けるってことですよね。
そんなのやっぱり、
悲しすぎるんじゃないかなって。
うーん、私は、
本当にもうどう転んでも、
いいかなって思ってるから、
こうして、
ボタンを手に持っているし、
うーん、
でも陽子ちゃんは、
生かすんだね。
57:03
そうね。
ってことは、今後も、
無許可に雑木くじみたいにして、
食べさせるってことだよね。
そういうことになるわね。
ほうほう。
じゃあ陽子ちゃんは、
うーん、
陽子ちゃんは今、
精霊の中にいるゆずかちゃんは生きてると思う?
死んでると思う?
うーん、私は亡くなってはいると思う。
じゃあなんで涙流して、
うめき声上げてんのかな?
最後の姿を表してるって言ってたでしょ?
だからそれを再現してる状態だと思う。
なるほどね。
そこに思念が残ってるんじゃないかって言われると、
その可能性もあるからね。
とても心苦しいのだけど。
うーん、
ゆずかちゃんのことはもうどうすることも、
できないとは正直思っちゃってるんだけど、
うん。
うーん、
そのね、今後も、
ね、無許可に、
ね、食べさせるんだーと思って。
なんか殺人鬼の先生が院長ってなかなかすごいね、この病院。
それを言われると辛いわね。
そうそう、だから今後、
医者になろうと思ってる陽子ちゃんに聞いてみたいんだよ。
どういうことなのかなって。
よくはないとは思ってるんだけどね。
ただね、私のね、
暗い感情がね、少し思っちゃうのよ。
全てのことをなしにしてしまう前に、
どうにかあの捕まった爆弾は、
こいつに食べさせられないかなって。
それ、それすごくいいね。
いいな。
そうだよ、そうだよ。
死刑囚に食べさせればいいんだよ。
死刑囚が食べられればいいんだよ。
そっか、この芋虫って食いだめってできるのでしょうかね。
それは無理だと思います。
ですよねー。
え、でも定期的に死刑囚ここに連れてきて食べさせればいいじゃん。
その連れてくる手段だよ。
えー、まあいくらでもできると思うけどな。
1:00:01
でもそれってこの芋虫を公にするってことっすよ。
でも先生はこのことを強要してるんですよ。
なんで先生はいいことだって思っているのに、
なんで先生はいいことだって思っているのに公表しないんですか。
それって悪いことしてるって分かってるってことじゃないですか。
たったの4人でもこれだけ意見が割れるのですよ。
あー、でもそれが資本主義っていうものじゃないかな。
じゃあ国民選挙でもしますか。
ん?それってどういうことですか?
この芋虫を公にし、死刑囚を食べさせることにして、
なるべく多くの命を救う。
それを賛成か反対かを求める選挙をするということですか。
うーん、それは先生に任せるかな。私正直興味ないし。
私は私の信念をそのまま生きているだけです。
あなたたちはあなたたちのあり得る道を選んでください。
じゃあもし先生、ん?
じゃあもし私が今手に持っているこれで水流したとしたら、
先生はそのまま死ぬつもりですか?
私に生きる意味があるのであれば、上に上がりましょう。
ほう、なるほど。だって洋子ちゃん。
まあ、こういった手段を取らなくても、
お医者様として治療を続けることで、
亡くなる方を減らす、そういった治療は続けられるでしょうね、先生。
1:03:00
そうですね。
それでは生きる意味にはなりませんか。
黙って妻の顔を撫でています。
先生は、うーん、先生は、妻、妻、奥さんが好きだったんだね。
そうですね。
まあ、つい私の意見って極端になっちゃうからな。
そもそも最初にオタク君をぶん殴ってこんなことになったきっかけは私だし。
でも、あの時洋子ちゃんが助けなかったら、
まあね、でももうちょっとやり方もあったのかなって、さすがに落ち込んでる。
私たちが見たあの夢って、ゆずかちゃんの本当の言葉だったのかな。
わからないけど、もしこの精霊が悪い精霊で、
ゆずかちゃんに無理やりそう夢の中で言わせてるんじゃないかって。
その可能性もあるのよね。
ゆずかちゃんだったら、私たちにどうしてほしいって言うかな。
自分がもしゆずかちゃんの状態で、他3人とか2人が助かるとかいう状態なら、
それは喜んで私芋虫に食べられると思う。
だからこういうのもあると思うの。
芋虫にもうこれ以上先生に触らせない状態で、
ただ芋虫が栄養を補給できなくて、
1:06:04
生きているまでの間、私たちはその能力を享受して、
それが尽きてしまえば、さらなる犠牲もなく、
今の犠牲を払った人たちが無駄になるわけでもなく、
最後にはその影響を離れてしまって、
私たちがどうなるかはわからないんだけど、
そういう今の状態を最後まで生きるっていう手もあるかなって思ってる。
いいね、それ。
ただ先生は治療を続けられたいだろうから、
そういう決断を私たちがしたとき、それに従ってくれるのかしら。
私たちは最初にも言いましたが、あなたたちの決断を邪魔することはしません。
取り込まれた奥様のその姿だけでも今は残っていますが、
それが失われることは仕方がないということでよろしいんですか。
それがあなたたちの決断であれば。
あと一つ聞いておきたいのだけど、
マヤさん、このことを記事に書く?
大スクープじゃないですか。
記事に書いて無事でいられる可能性があると思う。
スクープだから書きたいんですけど、
今若干首元にかかってる君の手がね、怖いですよね。
脳筋だな。
まあまあ、スクープとしてはいいんだけどさ、
もうちょっと特定ができないようにってできるんじゃないかなって思うんだけど、
内容としてはさ、別に全てのことを暴き立てなくて、
いつものゴシップ記事じゃなくって、事実を書かなくたって雑誌は売れるでしょ。
いつもゴシップとか失礼っすよ。いつも本当ですよ。
オカルト雑誌が何言ってんだか。
手元が怖いっすんで、黙っとくっす。
1:09:00
そうだね。洋子ちゃんの言う通りにすれば、
洋子ちゃんのしてくれたっていうか、
洋子ちゃんの命のおかげで私たちは生きていられるし、
先生の奥さんのしたことだって無駄にならないって先生は思えるのかな。
あなた方の決断であれば従いましょう。
それまで洋子ちゃんは我慢してくれるかな。
それを無理ししてしまうことになってるかもしれないのがすごく気がかりだけど、
それも今の洋子ちゃんの命を使ったところまでで終わるわけだから、
その後もし私たちが尽きるのであれば、また向こうで一緒にごめんなさいしましょう。
私、洋子ちゃんに謝りきれないよ。
謝りきれないことをしてしまったんだけど、でも謝り続けるしかないよね。
それはこれが今尽きたとしても、私たちの犠牲になったことに変わりはないし、
それで全てが償えるということでもないと思う。
そのあたりの償いをなんていう話になっちゃうと、
この今かけてもらってる手をお医者様に首をかけることになってくるんだけどね。
あなたたちに従いますよ。
ただそんなことしちゃうと、また繰り返しでしょ?
だから食べさせるのはこれで終わりってことじゃダメかな?
あたりはそれに従います。
お二人はどうかな?
1:12:02
はい、私もそれに従います。
じゃあ、これからエレベーターに乗る感じですよね?
そうですね。
じゃあその前にハンカチを取り出して、ゆずかの方に駆け寄って涙を拭きます。
拭いたその瞬間だけは涙が途切れるでしょう。
じゃあ自分も腕に巻いてる美科院のカチューシャを、
少しゆずかちゃんの髪にかけてあげて、ごめんねって言います。
私は何もすることができないから、
エンジェルトランペットの葉っぱちょっと口に入れるかな。
ちょっとでも痛い思いしなくなればいいかな。
誰の口に入れるんですか?
ゆずかちゃんの。
言えることはできるかもしれませんが、
食べるかどうかはまた別の問題かと思います。
ごめんね。
早ければまたすぐに会おうねと言って、
陽子をあがろうと思います。
さっきまで汽車にかけてた腕を離して、
ごめんなさいねって言って、ハイエラちゃんの肩を借ります。
じゃあハイエラちゃんもそれに従ってあがろうとします。
先生行きますよ。
はい。
お嬢さん、僕の肩につかまらないんですか?
いやー、あんまりそちらも首がこっちゃ悪いと思って。
できませんね。
1:15:00
おんぶ?
では、とわったりが言い始めます。
私はあなたたちに誓います。
もうこの地下にはおりません。
それでいいのですね。
はい。
はい。
はい、ちなみにどうですか、
数字入力するパッドはまだハイエラちゃん持ってますか?
持ってます。
じゃあこれは募集しておきますね。
と言ってポケットに入れます。
はい。
電池抜くかな、じゃあ。
先生はどうして私たちなんかに意見を仰ぐんですか?
私ちはね、転がった歯車を自分で止められなかったただの弱虫なんですよ。
そうですか。
ゆずかちゃんはショッピングモールでお買い物してすごくキラキラ笑ってて、
それでハッピーセットのおもちゃでこれが幸せなんですねって笑ってたんです。
だからなんて言ったらいいかわからないけど、
私は私でいいのかわからないけど、
そうやって笑ってたゆずかちゃんの分も、
これまで生霊の糧になった人の分も、
先生の奥さんの分も、
せめて幸せに生きようと思います。
そうしてください。
そう言った花ちゃん先輩を、
陽子はぎゅっと抱きしめます。
陽子ちゃん。
じゃあそれに引っ張られる形で、
1:18:02
ハイエラも二人も抱きしめます。
ごめんね。
最後まで精一杯生きようね。
うん。
では病室へ案内します。
精密検査の続きをしましょう。
あなたたちはこのまま生き続けると決めました。
何日かはこの病院で入院しているかもしれません。
ある日、
あなたたちの失った部位が痛み始めました。
精霊の命が尽きていくのかもしれません。
でも、
あなたたちの死地は残りました。
あなたたちはこれからも生き続けるのです。
あなたたちが選んだ道を。
クトゥルフシーンはTRPG。
ライフゴーズオン。
これにて終了です。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
こんなエンドがあるんですね。
他にどんなエンドがあるんですか?
私このパターン初めて見ました。
嘘?
あなたたちはそれに対して何を言っているのですか?
基本的には、精霊が死んでも、
死死が残って、そのまま生き続けることができます。
というエンドしか書いていないので。
あとは、どう反応したかというだけなんですね。
はい。
ダメかもしれないって3人で思い込んでたけど、
体は痛んだけど、結局命は繋がっていくんですね。
そうですね。渡りは結局わからなかっただけですので。
はい。
1:21:04
ほっといて、精霊は死なないかもしれないってこと?
いや、精霊はそのうち死にます。
栄養がないから死んじゃうの。
それは良かった。
その代わり、3人の不死身が続いちゃうってことですかね?
そういうことになりますね。
その間は、精霊の命が尽きれば、
普通の体に戻ります。
なるほど。
じゃあ、その間にエラちゃんが調子こかないように、
ちゃんと寝たくないか。
渡りが入院させてるでしょうね。
うん。
では、もう一時になりますので、
質問をいただいて、
配信を終わりにしたいと思います。
では、だおさんからお願いします。
いやー、声がねえ。
声がねえな。
はい、ありがとうございました。
はい。
なんかすごく、
悩むことがいっぱいあったんですけど、
それはハナというキャラクターを通した考えの結果でもあり、
自分自身の葛藤でもあり、
キャラクターを通した考えの結果でもあり、
自分自身の葛藤でもあり、
結局何が一番いい答えだったのかなっていうのはわからないんですけど、
それでも、多分ハナなりに生きていく道を決めて、
二人を大切にしていくっていうことは決断できたので、
それは彼女なりの成長ができたんじゃないかなと思います。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。では、小鉄さんお願いします。
はい、なかなか悩ましい選択肢ばっかりで、
結構悩んで、割とロールが停滞しちゃうような感じもありましたけど、
なんとかかんとかこういう結末になりましたが、
皆さん楽しんでいただけたでしょうか。
陽子としてはね、
どう考えても、もともとのそもそも事件を起こした人への感情っていうのがぐるぐる渦巻いているので、
もし、医者の道を目指せたとして、
もし、あの患者が精神鑑定なんていうことになって、
1:24:02
もし、担当の患者になったりしたとき、
私は何をしちゃうんでしょうね。
という感じですかね。
独創の入手経路はいっぱいありますからね。
本当に咲いてますからね。
咲かすな。
感傷用の花だよ。
自分の命も繋いだまま彼になり合わせしてしまうのかは、
皆さんの想像にお任せいたします。
どうもありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
長い時間本当にありがとうございました。
まだ5人の方が見に来てくださっています。
ありがとうございます。
遅刻までごめんなさい。
咲かさんの感想が聞きたい。
渡りについてここまで考えて、
渡りに自分の心をトロさせたのも初めてです。
へー。
なるほど。
また詳しくは配信を切ってから。
はい。
ありがとうございました。
ではこれで配信を切りたいと思います。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。
01:25:46

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