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2025-01-22 32:36

【7-1】創業メンバーと古株エンジニアが語る、primeNumberの過去・現在・未来

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この番組は株式会社primeNumberが、primeNumberで働く人や社外のゲストを迎えて、業界や働き方といったビジネスの話はもちろん、その人のプロフィールや趣味についてもカジュアルにお話するポッドキャストです。

前編ではCIOの山本さん、エンジニアの中根さんに、これまでの職歴や現在の仕事の面白さ、primeNumberの歴史やこの先目指したい未来などを聞きました。

  • @yam_dr(山本のXアカウント)
  • @gtnao(中根のXアカウント)

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サマリー

このエピソードでは、株式会社primeNumberのCIOである山本健太氏とエンジニアの中根氏が、同社でのキャリアや役割について話しています。特に、TROCCOの開発における経験や、彼らがどのようにこのプロジェクトに関与しているのかが詳しく説明されています。TROCCOの開発と成長に関する内容が展開され、特に人員の増加や顧客からのフィードバックの重要性が強調されています。また、エンジニアたちの成長やコミュニケーションへの取り組みについても触れられています。プロダクト開発におけるフィードバックの重要性とその効果的な活用法が述べられ、特にデータエンジニアリングを通じた価値の創出が強調されています。また、primeNumberの成長目標、企業理念、そして価値観についても詳しく語られています。

初期の経験と経歴
村島
こんにちは、primeNumberです。この番組は、データ活用支援を行うデータテクノロジーカンパニー、株式会社primeNumberで働く人や社外のゲストを迎えて、業界や働き方といったビジネスの話はもちろん、その人のプロフィールや趣味についてもカジュアルにお話しするポッドキャストです。
今回はCIOのやまけんさん、エンジニアの中根さんにお話しいただきたいと思います。司会は広報の村島が担当します。お二人ともよろしくお願いいたします。
山本
よろしくお願いします。
村島
今回はお二人はお酒をあけながらワイワイ喋りたいということなので、まずは乾杯から始めていきたいと思います。
中根
じゃあ、やっちゃっていいですか?
村島
やっちゃっていいですよ。
山本
乾杯!
村島
喉を少し潤していただいたところで、お二人はCIOのやまけんさんはもちろんのこと、エンジニアの中根さんもかなりprimeNumberの中で古株かなというふうに思っております。
ちょっと簡単に、いつ頃からprimeNumberに入ったのかであったりだとか、その前の経歴であったりをお二人からお話しいただいてもよろしいでしょうか。
山本
はい、じゃあ私の方からですね。CIOの山本と申します。
私はですね、代表の田邊と同じくですね、CoFounderというか創業メンバーになるんですけれども、
もともとのキャリアとしては新卒で広告代理店というか広告系の会社に入りまして、そこからもう初手エンジニアというかエンジニアとして社会人になってからプログラミングを学び始めつつキャリアをスタートしました。
そこで広告テクノロジーといいますか、ウェブ広告の配信システム、配信サーバーみたいなところのフロントエンド開発、バックエンド開発とかプロジェクトマネジメントみたいなそういったところをやっておりまして、
社会人3年目の時ですね、代表の田邊とはもともと一年目というか一緒に仕事をしてたんですけれども、彼が独立するというタイミングで私も同調してといったところでですね、結果的にはそうですね、
創業して以降はですね、最初はprimeNumber自体が受託開発であったりとか、プロダクトなく活動していたところがありましたので、他社さんの開発支援であったりとかコンサルティングというところをやらせていただいてました。
その後ですね、システムエンドだったりとかTROCCOであったりとか、そういったプロダクトが生まれて徐々にそのプロダクトカンパニーとしての色がつき始めてといったところでですね、そこの周辺領域ですね、まさにデータエンジニアリング、データテクノロジーというところに徐々に寄せていって、現在はそこに特化したようなですね、コンサルティングだったり開発支援のところのプロフェッショナルサービスですね、そこの部分を統括しておりますといったところです。
今の役割としてはそこのプロフェッショナルサービスの統括に加えて、新しくデータイノベーション推進室といったところでですね、R&Dの取り組みといったところも並行して立ち上げてといったようなところが今の私の役割になります。
村島
ちなみにやまけんさんは山本健太というフルネームなので、社内ではやまけんさんとして親しまれております。
中根さんの職歴と役割
村島
では続いて中根さんも簡単に自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。
中根
ちょっとやまけんさんが喋り慣れてすぎて、すごい流暢に自己紹介して困っているんですけども。
私は今エンジニアなんですけれども、ちょうどキャリア8年ぐらい経ったあたりなのかなと思います、全体として。
最初はprimeNumberと別の会社で1年半ぐらいいたんですけれども、
そんな中で、これまた後で話すかもしれないですけど、私実はやまけんさんのサークルの後輩、3つ下の後輩でして、
たまたま会った機会にエンジニアやってるんだったらうちで副業してみないみたいなことを言われて、そこから副業で携わるようになりました。
とはいえその時も結構昔でして、2018年の6月ぐらいかな。
副業してるとだいたい入る感じの空気になってくるので、あれよあれよと入社してて、
それがちょうど2018年の11月、半年ぐらい経ったあたりですかね、その時に入社しました。
特徴的なところだと、2018年の11月が確か弊社のメインプロダクトのTROCCOのプレスリリースを打った月だったんですよね。
だからだいたい世間的にTROCCOがリリースされた月というかその月だったので、だいたい同い年ぐらいかなというところです。
私エンジニアなので初期のTROCCO、あんまり今ほど全然機能がないTROCCOにいろんな機能とかを足してきたっていうのがこれまでやってきたことで、
最近はちょっと機能開発からはやや離れて、CTO室というところでこれまでの経験とかを生かして、
もうちょっと全体のスループットを上げたりするためにはどうしたらいいんだろうとかそういうことを考えてる感じですかね。
村島
中根さんが入社された時に、もともとはやまけんさんに誘われて副業を始めてといったところのちょっと経緯のところをもう少し深掘りしてお伺いしたいなと思っているんですけれども。
中根
経緯、なるほど。
もうちょっと深掘りすると、なんか面白いトピックとしては私1回落とされてるんです。
村島
何ですって。
やまけんさんに落とされたんですか。
山本
僕らはそもそも声をかけて、このエンジニアどうだろうってなって、その時だから本当にもう4,5年ぐらいの組織ですよと僕らが。
入社の経緯と成長
中根
で、その時に面接じゃないけど、ソファーでちょっとどういうことやってるんですかみたいなこと聞いて、マッチしそうだったら副業しましょうみたいな感じだったんですけど、
私その時まだエンジニアのキャリアが4ヶ月ぐらいで、もともとやってたわけじゃなくてそのぐらいだったので、どういうことできるんですかとか言われてもそんな答えられることなくて、
普通にちょっとお見送りでって後日やまけんさんからLINEが来ました。
山本
時期尚早でしたということですね。
中根
そうですね、その後1年ぐらい経った時にまたやまけんさんと今度はやまけんさんの同期の結婚式の2次会でバンド演奏するみたいなことがあって、
その時の打ち上げみたいな時に、そういえば最近決まった案件があるからエンジニア足りてないからもう一回副業どうみたいなこと言われて、そこで副業に入った感じですね。
その時はまだTROCCOやってなかったので、やまけんさんがさばいていたような受託の案件とかの開発要員として副業を始めたみたいな感じですかね。
村島
その時、そこの2回目の副業からはすんなり正社員になるという流れなんですかね。
中根
そうですね、そこでやっぱりこの人見送りで1ヶ月で切られたりはしなかったです。
村島
なるほど、なるほど。
中根
一応1年くらいエンジニアの経験を積んできたので、なんとかうまくいったって感じですね。
でもちょっと1回落とされた経験があるので、結構ちゃんとやろうってやって副業してましたけどね。
村島
なるほど、気合の入った副業だったわけですね、1回落とされたからと。
やまけんさんの上から見て、1年経った中根さんはやっぱり違ったんですか。
山本
そうですね、僕自身がそもそもプロジェクトマネジメントにかなり寄っていたところはあったので、
そこまで細かいところまでは測りかねるなみたいなところは正直ありましたと。
本当に当時の話でいくと、その受託の開発を一緒にやっていた業務委託の方だったりとか、
そういった一緒にコードを書いている方とかにリファレンスを取って、
これ普通に裏側の話ですけど、実際その筋が良さそうだみたいなところ、
ある程度確認した上で、お声掛けというかお誘いをしているっていうのが当時の状況になりますと。
ただ実態としては、中根君は入社してからめきめき急成長して、
どんどんエンジニアとしてキャリアを高めていったっていうのが実際のところじゃないですかね。どうですか。
中根
そうですね。実際入社したときとはいえ、まだエンジニアのキャリア的には1年半、2年ぐらいだと思うんで、
簡単なウェブサービス開発はできますが、あんまりAWSとかインフラとか触ったことなかったですし、
もう6年ぐらいいるんで、pNで育ったみたいな感じはあるかなと思います。
村島
なんかそんな風に自分がめきめき成長したなみたいなところのコツとかポイントとかってあるんですか。
中根
どうなんですかね。入社初日から、確かやまけんさんに何か数テラバイトのデータを処理するクエリ効率化してくれ、
Redshiftを使って効率化してくれみたいな無茶振りをされて、
当時AWSもEC2とか立ててちょっと遊んでみるぐらいしかしてなかったんで、無茶振りがきたかと思って、
目の前の業務をしっかりやるというか、120%やるみたいなのが結構自分の考えであって、
目の前の仕事をしっかり120%やる。相手が想像していない以上に気を配って価値を出すみたいなところは、
仕事じゃなくてもいろんなところで意識しているというか、思っているところなので、
そういったところを意識しつつ、いろんなタスクをこなしていたら力がついてきたというのがあるかもしれないですね。
山本
価値を返すですね、8 Elementsというところの。
村島
合いの手が上手すぎてビビるんですけれども。
中根
そうですね、そんな感じです。
村島
とはいえ、副業を始めて入社するまでには、一応面接なり、向こうからの内定出しますというような流れがあったり、
それを内定承諾するというような流れがあったんじゃないかなと思うんですけれども、
そのあたりはどういう経緯だったんですか。
中根
組織的に5人ぐらいしかいなかったのとか、
あとずっと副業で数ヶ月やってることもあって、面接とか一切してないです。
村島
なるほど、当時はそうですね、5人とかのスタートアップだとそうなりますよね。
山本
全員リファラルですからね、その時って。
求人もまともに出してたか出してないかぐらいの感じですね。
中根
なので、すごい面接を乗り越えられてきて入社された最近の方々に、
大変申し訳なくこんな適当に入社してみたいなことを思うんで、あんまり言いたくないんですけど、
そういうところがあります。
あと、田邊さんとのっていうところだと、
副業帰り、出社とかもちょっとしてたんで、当時中目黒だったんですけど、
そこを出社したら田邊さんから飯行こうみたいなこと誘われて、
多分裏側でこいつにオファーを出すみたいなことが進んでたんだと思うんですけど、
その焼き鳥屋みたいなところでちょっと、
当時私週4で業務委託してたんですけど、
中根くん、週5どう?みたいな。
週5通り越して社員どう?みたいなこと言ってきて。
だいたいこういうこと言ってくるときってお互いにマッチしてるというか、
そういう感じだろうっていうところだと思うんですけど、
当時私は副業ってキャッシュは入るじゃないですか。
自分で税金とか確定申告とかしないといけないんで、
結構キャッシュは入るので、その生活、当時24歳ぐらいだったんですけど、
なんか捨てがたいなと。
村島
正直ね。
中根
正直ね、思って。
それ言われて、いや、今のままでいいです。
村島
なるほど、社長直々のお誘いを断ったと。
中根
そうですね、断りました。
その後、たくさんお酒飲んで、
次の日にハンコを押しに中目黒に向かっていたっていうところだけ話しておきます。
村島
中根さんっぽいエピソードが聞けましたね。
山本
中根はprimeNumberから振られてもいるし、振ってもいるんだ。
村島
そんな人いますか。
中根
そこから入社してますと。
村島
今時のややこしい少女漫画でもなかなかない展開ですよ。
中根
そうですね。
山本
運命的ですね、これはね。
村島
運命的ですね。
その裏側では、実際中根さんを雇う、やっぱり雇うのはやめとこうみたいな、
primeNumber側はどうだったんですか、やまけんさん。
山本
当時でいうと、それこそ本当にTROCCOが新規事業として、
TROCCOの開発と背景
山本
ビジネスになるならない抜きにして、そこの開発をやっていこうっていうところと、
コンサルティングや受託っていうところと、
どちらも並行してやっていたっていうような時期ではあったので、
割と受託開発であったりとか、そこを見てた私と、
田邊との中で話して、エンジニアとして、せっかくリファラルであるというとこ、
実力も分かっていてみたいなところの、そういうご縁ってなかなかないじゃないですか。
っていう中で、じゃあもう採用したいよねっていうような話は、
どんどん進んでたっていうのはありました。
当時から、今はCTOの鈴木とかっていうのは、
TROCCOの開発っていうところにある程度コミットしていたような時期ではあったので、
実はそこの仕事としては一緒に絡んでないっていうようなところがあったので、
あんまり判断しようがないっていうところはあったのかなと思いますね。
そこも入って以降、一緒に仕事するようになってみたいな、
そういう進行だったなと記憶してますね。
中根
やまけんさんとはよく仕事してたんですけど、
当時言った3人のエンジニアとは全然一緒に仕事ほとんどしない段階で入社したんで、
やまけんさんのコネで入社してくる人がいるぞみたいな噂になってたらしく。
それもあって、ちゃんと仕事しよう。
村島
そうですね。その志が大事だし、
入社してからのメキメキと成長につながっていくんじゃないかなというふうに思います。
それが当時社員5人くらいだったところから、
今100名規模の会社になっているわけですけれども、
古くを知る2人からここまで来るまでに、
この出来事が大きかったなとか、
この時は大変だったみたいなエピソードがあったら。
中根
人数の増加で言えば、
第一次の波は調達した後ぐらいですかね。
山本
そうですね。シリーズA以降のタイミング、その次の年とか。
というのはやっぱり増えたタイミングでしたね。
僕らってシリーズA調達したタイミングで社員7人とかなんですよ。
よく出資していただけたなというふうに思って本当に感謝しているんですけれども、
それまでのタイミングって要するに外部資本なしでやってましたといったところがある中で、
組織を人数として拡大していくっていう思考自体が最初はそんなになかったですというのがあるんですよね。
少数でやっていくようなイメージをなんとなくみんな持っていて、
そこの中でただSaaSのTROCCOというサービスが立ち上がって、
そこのトラクションが取れてというか、
実際に有償で契約していただけるお客様とかもどんどん増えていて、
かなり僕らが思っている以上にニーズがあるよねといったところも分かってくるというのが一つと、
あとはやっぱり会社の方向性、そこからどうしていく、拡大する、
投資にアクセルを踏み込んでやっていくのかどうかみたいなところの方向性みたいなのを結構1年ぐらいかけて、
当時のメンバーでバーッと話してましたと。
そういうエピソード最近田邊さんとかもよくしゃべってるけど、
そこの中で8 Elementsだったり今のビジョンというところが出てきて、
外部の出資を受けることでよりアクセルを踏むというタイミングがあって、
顧客からのフィードバック
山本
そこから拡大ですね。
人員増加のペースが一気に変わりました。
そういうタイミングがありました。
4年目、5年目のタイミングですね。
村島
どうですか人数増えてみて。
中根
最近感じることは、
私って最初から言うので人が増えていっても、
インクリメンタルというか徐々に、
今月はこのお二方とか言って覚えていけばいいので、
あまり人を覚えられないみたいなことはなかったんですね。
あと個人的によくスペースとかで飲んでたりするんで、
そういうところでお話しさせていただいて知り合いになってて、
あんまり知らない人いないような感じだったんですけど、
最近は月にどのくらい入ってるんですかね。
すごい人数入ってくるんで、
ちょっときつくなってきたなっていうのはありますね。
村島
でも中根さんそれは、
こっち側はその月の人だけでいいけれども、
入った側は100プラスその月の人くらいの人数をね、
いっぺんに覚えないといけないんで。
中根
いろんなことをそういった前提で決めていかないといけないフェーズだろうなって思います。
村島
そうですね。
人数がその5人とかで面接もあまりしないようなフェーズとは今はだいぶ違うのでね、
それは考えていかなきゃいけないところですよね。
私この間は全然別の会社さんでTROCCO、
結構初期から導入していただいてるお客さんと話す機会があって、
なんか新橋の変みたいなものがあったという話を聞きまして、
それは中根さんはいなかった?
中根
僕は中目オフィスで待機してというか、
何か行ってないんであれですね。
やまけんさんですね。
山本
そうですね。
中根
やまけんさんは何か。
山本
当時僕とCTOの鈴木ともう一名エンジニアとみたいな感じで、
プロダクトの説明というかセールスというかに行きましたといったようなところで、
僕ら今こういうサービスを作っていて、
こういうところでお役に立つと思うんですよみたいなところを一通りお話をして、
説明をしてみたいなところをやったんですけれども、
当時対面のデータエンジニアの方とかも日々データの運用とかされてる、
ドメイン知識がちゃんとある方というところになるんですけれども、
こういうところがやっぱり運用上まだまだ全然使い物にならんみたいなところ、
かなり初期のプロダクトなので、
そういったご指摘をバーッと受けてみたいなところがあって、
いやこれはちょっとみたいな、
ただその方の言ってることって全然間違ってないんですよ、
その通りですといったところで、
本当に改善余地しかないようなプロダクトのフェーズですよといったところなんですけど、
さすがにお客様によって結構フィードバックの仕方って違うじゃないですか、
というところがある中で、
かなり具体的に踏み込んだというところで、
量も多くてみたいなところがあったので、
これはちょっと今の状態でお客様に持っていくのって、
僕ら相当甘かったかもねみたいな、
そういったような気持ちにどうしてもなってしまったんですよね、
というところがあって、
当時はやっぱりこれからどうしようみたいなところはかなり落ち込んだというのはあります。
結果としては1年後2年後というか、
その会社さんとはかなり深くお付き合いをさせていただいて、
というようなところは挽回できたところではあるんですけれども、
当時は本当にそういったフィードバックをもらってました。
中根
で、その後落ち込んで新橋で飲んでたら、
当時12月だったのか、
今年の流行語は?みたいな、
やまけんさん取材されたみたいな。
山本
新橋なんで街頭インタビューをよくやってるんですよね。
当時そうですね、もうちょっと今日はもうダメだって言って、
1軒目飲んだ後に駅の近くで2軒目を探しているところに、
そういった街頭インタビューの人が来て、
僕は出たがりなんでぶらぶら喋ったら普通に出たっていう。
村島
確かにやまけんさんはそういうのに移るのがめちゃめちゃうまそうなイメージがあります。
山本
取れ高あるようにいっぱい喋るんですよ。
そしたらちゃんと使いたいとこだけ切り取られて放映されました。
村島
なるほど、やっぱりいっぱい喋っておくのがコツというところですね。
中根
当時DA PUMPのUSAが流行ってたんで、
やまけんさんがこうやってカモンベイベーってやってる映像とかテレビに映ってたんです。
村島
でもそのお客様に私がお話を聞いた時には、
あの時には実はTROCCOというサービスに対してやっぱり来てくれるんだし、
真摯にフィードバックを返さなければいけないから、
社内でもかなりどういったことをフィードバックするべきかみたいなことを話し合って、
丁寧にお返ししようというような気持ちで取り組んでくださっていたということが、
つい3日ほど前に分かりました。
山本
本当にありがたいことですよね。
だって自分たちもプロダクトの営業とか受けた時に全然マッチしてないなと思ったら、
そんな愛を持ったフィードバックってしないですよね。
このミーティング早く終わらないかなとかそんな感じになる人って多いと思うんですよね。
そうではなくて、やっぱり僕らのやろうとしていることにすごく期待をかけてくれて、
そういったコミュニケーションをとってくれたっていうのは、
本当に今考えてもやっぱりありがたいことだなと思いますね。
エンジニアの役割とやりがい
村島
そうですね、そういううちのサービスTROCCO、
特にTROCCOをはじめとする様々なプロダクトには、
愛を持って接してくれるお客様がすごい多いなというのは印象としてありますよね。
エンジニアにもそういう愛の言葉はちゃんと届いていますか?
中根
それでいうとめっちゃ届きますね。
ここは宣伝みたいになって申し訳ないんですけど、
TROCCO開発の面白い、面白いというかいいところだなと思うので、
ぜひエンジニアの方々には届けたいんですけど、
結構Twitter、Xという人もいるみたいなやつなんですけど、
それでTROCCO、結構感想というか、
ポジティブなことを呟いてくださる方々もたくさんいますし、
うちB2BのSaaSなんで、
直接結構すごいポジティブなフィードバックとかをくださることが多いんですよね。
それをCSの担当の方々が開発者向けに、
お客様からこういったフィードバックをもらいましたというのをシェアしてくれるんですよ。
なので実際2週間前に俺が作ったこの機能、
実際めっちゃ使われてるんだみたいな、
そういったのが実際伝わるっていうところがあるかなと思っていて、
ここはやっぱりエンジニアとしては作ったものが使われているのは嬉しいので、
開発者目線で見て嬉しいところかなと思いますね。
村島
中根さんは主にTROCCOを担当されているというところで、
やまけんさんは違うサービスのところを担当されているというところだと思うんですけれども、
こんなところが面白いみたいなところはありますか?
山本
そうですね。まずプロフェッショナルサービスに関してでいくと、
人的な支援をしてきますといったところなので、
当然SaaSはSaaSでプロダクトを通して、
より広くお客様の課題を解決できるっていう良さはあると思うんですけど、
プロフェッショナルサービスでいうと、
プロダクト単体では解決できないようなお客様の課題だったりとか、
ビジネス上の課題により深く入り込んでいって、
そこに直接手を動かして解決に導いていくみたいな、
そういったところの手触り感みたいなのがめちゃくちゃあるようなサービスなので、
そこのやりがいというのは結構あるかなと思います。
かつそれをSaaSのプロダクトベンダーの立場でやっているので、
自分たちがTROCCOやCOMETAのヘビーユーザーになるんですよね。
社内で一番触っているチームですということになるので、
そうなってくると、やっぱり使い倒していただいているユーザーさんと全く同じ目線で、
フィードバックの重要性
山本
ここの部分ってもしかしたらこのフェーズで困るポイントなんじゃないかとか、
そういうめちゃくちゃ解像度の高い改善点だったりとか、
もっとこうしたいみたいなポイントがどんどん出てくるところになるので、
それをそのままにするんじゃなくて、
プロダクトの開発チームが隣にいるんだから、そこに直接フィードバックすればいいじゃんっていうような、
そういう柔軟な動きが取れるっていうところ。
それが実際にプロダクトチームが改善してリリースしました。
それのリリースされてすぐに自分たちがユーザーとして、
ここ良くなった、お客さんにまた提供できる価値が増幅できたみたいな、
そこの実感を目の前で得られるみたいなところも、
両輪に味わえる部分、直接クライアントワークして感謝されるっていう部分と、
プロダクトを自分目線でどんどん良くしていけるっていうところ、
どちらのも味わえるっていうのはかなり貴重な体験だと思うし、
なかなか他のベンダーさんだったりとか、
SIerさんとはまた違った良さなんじゃないかなと思いますね。
primeNumberの成長と価値観
村島
わかりました。ありがとうございます。
山本
さっきシリーズAの時の話で、
そういう拡大もっとしていこうっていう風に舵を切るタイミングで、
当時のメンバー間でずっと僕らってどうなりたい、どうありたいみたいな会話を毎月してましたみたいなタイミングがあったんですけど、
今日収録するんでと思って、さっきちょっとその時のスプレッドシートをちょっと開いてみて、
当時僕ら何て言ってたんだろうっていうのを少し見てみたんですよね。
その時に中根くんがprimeNumberってどうなりたいのっていう風に書いてたことって言うと、
中根
何も覚えてないです。
山本
日本でデータエンジニアリングといえばこの会社といううちの一つになるっていう目標を掲げてますと。
中根
そうなんですね。僕が?
山本
そうなんよ。
僕もちょっと近いというかデータエンジニアリングのデファクトを作るみたいなことを言ってたりとか、
また世界中で使われるプロダクトを提供したりとかいうことを言っていて、
それが2019年ぐらいの話ですよ。
今2025年になって、
それが世界中で使われるプロダクトを僕らが提供できてるかっていうとまだまだ道半ばだと思うんですけど、
そこに確実に近づいていってるなっていうのは、
当時の僕らの目線から言っても何というかブレてないなっていうのは改めて思いましたと。
村島
そうですね。かなりこの5年間というところでデータエンジニアリングといえばprimeNumberみたいなところに大幅に近づいたというような実感は私としてもありますよね。
じゃあそこのところにだいぶ近づいたっていう風になると、
その先にこんなprimeNumberになっていきたいみたいなものはお二人の中にありますか?
山本
やっぱり今話したような世界中で使われるプロダクトを提供し続けるっていうところ、
そういう立場になっていくっていうところは一つ目指すところかなと思いますと。
僕らってやっぱりデータビジネスの力に変えるっていうのを掲げていて、
それってすごく当たり前だけれどもみんながやっぱりいろんな立場の人が日々課題に思ってチャレンジしたいと思っていることそのものでもあるし、
僕らはそこにドストライクに真正面からそこにアプローチするようなプロダクトっていうのを、
プロダクトだったりサービスとかっていうのを提供しているといったところがあるので、
B2C、B2B含めてあらゆる企業さんがうちのやろうとしていることのお客さんになり得るっていうのは、
面白いところに僕ら旗を立てたなっていうふうには思っているんですよね。
だからそこをどんどん広げていきたいし、
データ使って皆さんより働きやすい世の中を作っていきたいなっていうふうに思うし、
そこの恩恵を誰もが受けられるっていうような世界により近づけていけたらいいんじゃないかなと思います。
中根
面白いところに旗を立てたっていうフレーズがあったと思うんですけど、
primeNumberってTROCCOを作るために立ち上げた会社ではないんで、
当時は全然いろんな開発とかをやまけんさんがしていた中で、
たまたまそこに行き着いたってところで、そこに旗を立てたって話かと思うんですけども、
そこが偶然なのか、何なのか知らないですけど、そこは面白いなと思いますね。
村島
primeNumberが大切にしている8つの価値観、8 Elementsの中で、
お二人に自分はこれが好きだよというものを伺いたいんですけれども、
やまけんさんいかがでしょうか。
山本
価値を返す。
これ中根君と全く同じような回答になっちゃいそうな気がするんですけど、
やっぱり相手の期待を満たすだけじゃなくて、それを超え続けるっていったところを繰り返していった先に、
僕らを目指したい世界っていうのがあるんじゃないかなと思うので、
それは個人のレベルでも会社のレベルでも常に忘れてはいけない価値観だなと思います。
中根
僕も価値を返すがすごい良い、それを軸に動いているんですけども、
8 Elementsの好きな趣向を変えると、Coprimeですね。
村島
はい。
中根
Coprimeっていう、8 Elementsの中にいきなり英語が入ってくるCoprimeっていうのが先頭にあるんですけども、
互いに素っていうprimeNumberっていう素数っていうことを表現してるんですけども、
これは好きですね。
何でかっていうと、さっき組織が拡大してきてっていう話があったと思うんですけども、
今100人超えて何人くらいだろう、そのくらいになってきてるんですけども、
結構みんな濃ゆいなって思うんですよ。
村島
なるほど。
中根
毎月10人とか入ってくる時もありますけど、みんな濃いなって思うんで、
拡大してもCoprimeって結構維持されてるんじゃないかなって思っていて、
そこがprimeNumberとしての個性につながってそうだなと思ったので、
ちょっと違う軸でこれは好きかなと思います。
村島
わかりました。ありがとうございます。
Coprime、価値を返すという2つの価値観をご紹介いただきました。
今回はCIOのやまけんさん、エンジニアの中根さんにお話を伺いました。
ありがとうございます。
山本
ありがとうございました。
32:36

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