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2023-10-23 48:55

第百七十三回 映画は目と耳の悦びに奉仕する

最終章第4話が劇場公開中のアニメシリーズ『ガールズ&パンツァー』の魅力について。意味を屈服させる運動の快楽。

00:31
はい、こんにちは、ポイエティークRADIOです。お相手は、私、柿内正午と奥さんです。どうぞよろしくお願いします。
オープニングと同時に救急車っていう感じでしたけど。
ガールパンね。
いきなりだ。
まあね、大事ですよ。
ズバッと本題に入るの。
ズバッと本題に入りましょう。
ガールズ&パンツアー最終章第四話。
面白かった。
面白かった。
面白かったなっていう話をね、したかったんだけど。
で、これ今、前回のやつを撮って、2本目撮るかって撮ってるんだけど、面白かったに尽きるからね。
ガールパンってか、4話に関しては、最終章4話に関しては、もう見てくれとしか言えなくない?
いやそうなんだよ。
あのね、じゃあガールパンについて別に僕が語る必要ない。
でもさ、ガールパンもさ、語るか。
ガールパンが何かっていうのは。
あのね、ガールズ&パンツアーっていうアニメ作品がありまして、
あのー、一回ネットミームになったガールパンおじさんみたいなのとかさ、ガールパンはいいぞみたいなのとかでさ、
なんか祭りになってることは知ってるみたいな人はいるかもしれないけど、
最初の放映がさ、2012年から13年までのクールだったんだよね。
2012年の10月から13年の3月までのクールで、
僕もリアルタイムで知らないんだけど、もう10年経ってるわけ。
10年前の作品についてワーワー言っててさ、
それに対してこう、後から入ってくるのってさ、
もうさ、みんなさ、よくわかんない。
たださ、ガールパンはいいぞしか言ってくれないからさ、
なんていうの、とっかかりがよくわかんないみたいなのあると思うんだよ。
はいはいはい。
なんか好きな人多いよね。
そうそうそうそう。
だから僕本当にさ、この数週間前までさ、コードギアスがガンダムだと思ってた。
思ってたね。
とかさ、だからそういう感じになるわけよ。
なんかみんな好きだよね。あれでしょ、ガンダムでしょみたいなんで、違うよみたいになって。
違うってなると何がいいかって、ガンダムってすごい長いじゃん。
だからなんか一応全部見なきゃいけないのかなとか思うとさ、
もうさ、そこで諦めちゃうでしょ。
だからコードギアスもそういう諦め方してたんだけど、
03:01
あれはそれ単体でも見れるものなんだよね。
私もよく知らないけど。
でもそういうのがわかってくるとさ、
ついこの間ミュージカルになったから配信に来たら見たらいいんじゃないですか。
見たいのね。とりあえずなんかさ、とりあえずとっかかりができてくるわけじゃん。
だけどなんかもうさ、10年も経ってさ、固定ファンがもうすでにいてさ、
正直さ、回せてっちゃうさ、だけの客がついてる作品ってさ、
もうそっからさ、わざわざさ、
ね、ってなるわけじゃん。
知らんけど。
もう、あれだよね。
私たちが、なんで全然リア体勢じゃないのに、だかっていうと、
それこそ、自粛期間?
自粛期間、うん。
あ、でもね、違うと思う。
え、違う?
そう、あのね、僕昨日日記にさ、自粛期間から富士を始めたと書いてたんだけど、
違うんだよ。自粛期間だとしたらそもそもホテルは泊まれないんだよ。
いや、だって、あれの前からガルパンは見てたじゃん。
え、だから2020年より前なんだよ。2019年とかなんだよ。
だって2019年の4月からやばかったんじゃない?
2020年からじゃない?
もう、わかんない。
いや、ガルパン見てるときはまだね。
あれ、そうなんだっけ?
まだだった気がするんだけど。
そっか。
え、すごいな。もうコロナがいつからだったかフワッとしてるのが。
フワッとしてる。
2019年の12月頃だから、やっぱりギリギリ前なんだよ。
で、日本でフワッとなったのは、翌年4月?
そうそう、2020年の3月、4月だった。
私は翌年4月の1日からフルリモートだった。
そうそうそうそう。だよ。
そっか。
うん。
じゃあまだ、まだなん…
だから正直、きっかけがよくわかんない。
なぜか突然みたいな。
やたらアニメ見てた時期だったからね。
てかなんか、なんだっけ?
何かを見て、やっぱりみんながいいって言ってるものっていいんだねみたいになって。
で、じゃあだったらガルパンもすごい好きな人たち多いから、
いいんじゃねって言ってみたら、マジでよかったねってなった。
なったんだよ。
配給とか見てた頃じゃない?
それは実質期間かな?
もうちょっと後の気がするけど。
でも定期的にね、なんか…
やたらアニメ見る時期があるんだよね。
そう。名作アニメ的な。
なんだっけ?あれ?なんだっけ?
ナージャじゃなくて、あなたなんか見てた?
不思議の海のナディアね。
そう、ナディアとかさ、突然見出す時期があるから。
多分その流れでガルパンも見て、お笑いも行って。
06:00
お笑いくぐらいまでハマったからね。
超面白い。
超面白いんだよね。
そう、でもさ、10年前。
最初の放送が10年前ってさ、
でもさ、多分当時から絵柄古いじゃん。
古い。
だからさ、
絵柄古いから牽引してるとかあるよね。
そう、なんか、
やっぱり旬のものを使うっていうのはリスクがあるけど、
もう当時からレトロっぽいものを使うっていうのは、
出した当時はちょっとリスクだけど、
時間経って、長寿コンテンツになっていくと、
もうそれが味であり、
なんか古いとかそういうもんじゃないから、
なんか、ただ実家感がある。
そうなんだよ。
なんかもう安心感がある。
あ、で、そう、
ガルパンのこと全く知らない人は別にいいか。
どちらかというと知ってるけど見てない人にあてにする?
ネットミームとしてしか知らない。
知らない人。
とりあえずね、僕ガルパンに関しては、
一番参入消費が高いところとして、
絵柄ファンの態度。
あらゆるところがにじみ出るおじさん臭だと思うんだよ。
一回めちゃくちゃ概要話しますと、
戦車の話なんだよね。
戦車道の話。
すごい大枠の話からすると、
まずアニメの本放送が全部で12話。
ワンクールのアニメでした。
そのワンクールのアニメ2が面白くて、
そのワンクールのアニメの後にOVAとして1個、
40分くらいかな、中編みたいなのがあって、
その後に劇場版が1本ある。
基本的にワンクールのアニメプラスOVA1個プラス劇場版というのが、
1個のパッケージとして完成していて、
ここに今、映画館でやっているのは、
最終章というのが、
中編の映画として全部で6話作るよというので、
公開が年に1回ぐらいのペースでやっていて、
毎年それでお祭りが始まっているという感じなんだけど、
全部見ようとすると、未来の話まですると、
ワンクール12話のアニメ、OVA1本、劇場版1つ、
劇場の中編として全6話。
だいたい1時間ぐらいのアニメが全6話で構成された最終章というものが、
全部になるよ、意外と多くない。
10年もやっているけど、そんなに頂戴ではないから、
今からでも全然追いつけるというのがまず1つあって、
話としては架空のちょっとSFっぽい平行世界で、
09:06
とはいえだいたい日本っぽい場所での高校生たちが、
戦車道という茶道とか剣道とかと同じようなものとして、
戦車で試合をすることが1つの道としてあるような世界で、
戦車での模擬戦での部活ものなんですよ。
まず、絵柄が古いわけ。
女の子たちが主人公でさ、絵柄が古くて、やたらにスカートが短くて、
グッズ展開がね、謎に水着着てたりアイドルみたいな服着てたり、
なんかすごいね、2010年より前ぐらいの萌え文化みたいなものを引きずっている感じのものが出てたりするんだよ。
だから、たぶん最初に知らないで目にするのはそっちな気がしてるの。
それはそれでなんかすごい、古いオタクのやつね、みたいなイメージ僕は持ってたし、
あともう一個ね、戦車がよくないよね。
よくないっていうか、戦車ってさ、
ミリタリー系のものってさ、特にさ、いい印象ないじゃん。
そう、みたいな戦争の道具にさ、みたいなので、
なんかそんなに別にそこに興味ないですっていう2つの障壁があると思う。
なんかちょっと古い萌え表彰、そして戦車というなんか割と好きな人は好きだけど、
そうでない人にとってはめちゃくちゃノーサン級な、
ミリタリーっぽい感じっていうものがすごいこう、
なんていうのかな、参入障壁としてあるというか、僕はそれを感じてたわけ。
なんか蓋開けてみて一番違うな、イメージと違かったっていうか、
あんまり何のイメージも持ってなかったんだけど、
違うなと思ったのは、キャラ萌えアニメではなく、マジで部活モノで、
だから戦車道と言いつつ、なんだろう、多分イメージにしやすいのはロボコンかなって思った。
なるほどね。
だからその体育会系の部活モノってスポーツモノっていうのはさ、
すごいもう一つの定型となっていて、分かりやすい。
分かりやすいし、その中でどうやって差別化するかっていうのがコンテンツの作り方だけど、
なんか体育会系ともちょっと違う。
12:02
そうだね。
チームプレイであり、個人の技術勝負でもあり、
何よりも戦略を練る人がキャプテンになるっていうところで、
なんかね、そのミリタリー系のカルチャーのいいとこだけ取った感じ。
なんだろう、戦略シミュレーションゲームとかやらないから、本当に。
全然やらないけど、多分こういう面白さなのかなみたいな。
最初のアニメシリーズの頃って多少やっぱり主人公チームに感情移入というか、
愛着を持ってもらうためにキャラ紹介的な時間が結構あるんだけど、
もうね、最終章まで来るとね、ずっと試合してるし、
ずっと戦車しか捨てられない時間が、ほとんど喋らないし。
で、何が大事か。要するに僕が何が言いたいかっていうと、
萌え表彰の素養がない人、戦車に興味がない人も面白いんだよ、ガルパンは。
普通にめっちゃ演出がいい。
めっちゃ演出がいい。だからずっと動いてるからね。
あなたはロボコンって言ったけど、それもすごい言い入れて妙なんだけど、
見てるときの感覚として、要するに基本的には戦車同士の模擬戦の試合がほぼ全部なの。
その配分としてはね、マジでね、排球とかスラムダンクに近い。
ほぼ試合、もう全部試合で語るんだよ。
で、そのさ、戦車となんてさ、みんなルール知らないわけじゃん、最初。
しかも特にあんまり説明されないんだよ。
あまりされないし、戦車の個体さとかもさ、ぶっちゃけさ、知ったことじゃないんだよ。
それでも面白いんだよ。
だから全くルールのわからない、全くそのスペックもよくわからない、
全くその本来凄さも伝わりにくい、
全てにおいて不利な状況しかないはずの試合を
普通にめちゃくちゃ手に汗握る面白い試合として見せてくれちゃうっていうのがね、やっぱりね、凄すぎるのよ。
そこがやっぱり一番感動的で。
でね、全てが試合に奉仕してるんだよね。
僕はあんまり好きじゃない、不要な、可愛いだけのシーンみたいなものがないわけじゃないんだけど、
15:02
でもそれもそんなに露骨じゃないんだよ。
凄い潔癖に全てをダメってするのであればダメなシーンたくさんあるんだけど、
言ってしまえばこういうアニメのお作法としてこういうとこあるよねみたいなぐらいで、
一回目を潰れるレベルないよね。
だから思ったほどそんなにずっとチチ揺れてるとかさ。
チチ揺れないよね。
チチ揺れないしパンツ見えないよね。
短いけど鉄壁スカート。
だからそういうやたらパンツ見えるとかやたらチチが揺れるとかそういうような作り方はしてなくて、
割と単純に、だから結構ね普通にね、どちらかというとガルパンにおいてはミリタリーの話であるっていうところに
男臭さとか酸系な感じ、きつい汚い、なんだっけもう一個。
臭い?
臭いか、みたいな感じをファンタジーとして脱色するための装置として機能してる感じすらあって、
だから逆に純粋に人間の体が過酷であるっていうことを全く綺麗に廃して戦車っていうものだけを使う。
その戦車っていうのはしかも乗っているチームの砲弾を撃つ人と通信をする人と運転をする人と指示を出す人みたいなので、
チームが何人かいる中で動かしていくんだけど、その一つ一つの戦車を。
そこのチームプレイの結果動いているものっていう、そういうかなり抽象化されたものになっているわけで。
その上で具体的には戦車同士のカーチェイスになっていくっていう作りになっていて、
これはすごいね。ある意味泥臭い身体がない。
スポーコンモードから根性を抜いた。
だからその意味であなたにロボコンが近いんだよ。
だけど熱いの。
熱いしチームスポーツだし個人スポーツでもあるっていうところで、
ちゃんとそこの戦車に乗り込んでいる人たちの関係性だったり、
その一人一人の成長がちゃんと戦略として結実していくみたいなところで言っても正しくスポーコンモードなわけよ。
要するにだから、
ルカはパスをくれるかくれないかみたいなさ、ようなところでドラマを作るわけ。
だから人間ドラマじゃない。人間同士のドラマじゃなくて、
その試合の中で結実する、結果としてドラマができていくっていう作りにすごい手を引いていって、
スポーコンの汗と根性をなくして、
メカと基地、地略に振った作品なんだよ。
スポーツ、部活モノでさ、
18:06
それたまににしようって思うのがさ、
試合中に過去回想で思い出パワーで奇跡が起こるとすごいさ、
最悪。
だるって、本当にシーズンに一回にしてくれるみたいな。
だってそれはさ、何ならヤンキー漫画の文脈じゃないですか。
灰狼のやつじゃん、それみたいな。
そういうのがほぼない。
多分、アニメシリーズの最初の主人公の西住美穂のトラウマ的なところに関しては多少あるけど、
でももう本当にそこまで、そこ以降ない。
ざるい人間パートがほぼない。
本当にない。
何だったら最初のアニメ中には見なくていいと思う。
いきなり劇場版だよね。
いきなり劇場版見て、これめっちゃおもろいやんってなると思う。
ガルパンの劇場版のいいところは、めっちゃ正しい怪獣モノなんだ。
めっちゃ正しいアクション映画なんだ。
要するに僕らは殴り合いとか打ち合いとか爆発を見たくて映画を見るんだよ。
だから人間パート少なくていいはず。
長いっちゃ長いんだよ。ちゃんとしっかりあるんだけど、
1時間くらいたっぷり試合見せてくれるから。
そのためのひとつ、プロレスの前のあおり合いみたいな感じで、
最初の方のやつは見とけばいい。
いろいろ落ち込んだりしてるけど、
なんか大変なんだなってことさえわかればいいんだよ、そこは。
この人たちを主人公として見ればいいんだなってことがわかるパートとして、
ちゃんとあるから。
話はよくわからなくていいよ、何だったら。
試合を見ればわかるから。
試合もたぶんどっちがどっちみたいな、今どっちが勝っている場面なのかわからないけど、
とりあえず動きと音の演出がすごい。
それね。
環境がすごいじゃん。
すごいんだよ、それが今日のサビだと思う。
やっぱり要所要所に無言を使うっていうところと、
あと各学校が国のイメージ学校になってるから、
その曲でどこの高校かなんとなくアメリカっぽいとか、
ロシアっぽい。
ロシアっぽいとか、
学校だったらロシアっぽい曲が流れるから、
なんとなくどこ陣営の話をしてるかはわかるし、
たぶんいきなり劇場版を見ると色んな黄色の同じ映画の女の子たちが出てきてワイワイしてるけど、
それが各々どういう子たちかは最初のアニメシーズンを見ればわかる。
21:01
たぶん最初に多少説明というか出てこないんだけど。
それが最高だった。
劇場版のダルいところってそこじゃん。
それが無いの。
だけど無くていいと思う。
劇場版めっちゃ面白い。
劇場版はお笑いの街がめちゃくちゃにされる。
めっちゃ面白いし、
それを劇場版見て面白いなって思って、
アニメシリーズを見てから見ると、
その人間パートというか厚さが変わるから、
より楽しめる。
でもより楽しめるけど、
このより楽しめるのはこの全12話を見たからこそではなくて、
劇場版として一個面白さが各個としてあって、
その上でそこにアニメ版からの積み重ねがあると、
より楽しめるという形だと思うから、
とにかく劇場版を一回騙されたと思ってみてほしい。
というのが今日の言いたいことで、
これを言いたいのは結構すごい大事なことで、
一回厚く語りますわ。
映画において物語とか人間どうだっていいんだよ。
どうだって良くないんだよ。
その12話のキャラクターの積み重ねによって
面白いところもあるんだよ、劇場版は。
だけど本当に面白いところってそこじゃねえんだっていうことを
ガールズ&パンザ劇場版が教えてくれるの。
じゃあなんで映画を見るのってことよ。
動いてて楽しいからでしょ。
音が鳴ってて楽しいからでしょっていうことなの。
目と耳が喜ぶかどうかっていうのが
映像表現の全てなんだよ。
これの喜びっぷりがすごい。
全部楽しい。
全部面白い。動きが。
戦車が回り込んで背後とか側面を撮って撃つところとかの
あの動きの楽しさ。
それを戦車の主観で撮るのか、俯瞰で撮るのか
バリエーションがすごい沢山あるから
それぞれの動きの見せ方がどれだけすごいか。
でね、戦車道においては
撃たれて当たったら負けないわけじゃなくて
その戦車が行動不能になったときに
その戦車は退場。
白旗が上がる。
戦車からシュポッて白旗が上がる。
それは戦車がひっくり返っているときは
後ろからちゃんと側面から上がったりとか
どこからでも不思議な白旗が上がるんだよ。
戦車が撃たれたときに。
あのね、ガルパンの良さはね
戦車からシュポッて
白旗が上がるところの気持ち良さだと思う。
アクション映画において
打撃が当たるところっていうのが
24:02
一個カタレクシスなんだよ。
戦車においては弾道が着弾して
戦車から火が上がる。
で、煙が黒煙が上がるところが
そのクライマックスなんだよ。
で、ボン、ドドドーンって上がって
黒煙がモクモクって上がって
後にちょっと間を置いて
シュポッって白旗が上がる。
このね、シュポッが気持ち良いんだよ。
で、このシュポッはね他のアクション映画にはないの。
他のアクション映画はズドン。
ズドン、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
で終わりになる。
で、これで終わると重たいのよ。
だからなんか
それ重たいのはいい時もあるよ。
重たいのもいい時もあるんだけど
重たくて、そんなにたくさん見れないの。
破壊されるシーンは。
だけどズドンドゴンゴゴゴゴゴ 尻尾があることによって軽いねこのフリッコーみたいな尻尾ってね
なんかね なんていうのこの尻尾がね
口直しになるのあの刺身のツバみたいな でもすごいそれ大事なところで作品の中でもさこれは戦車道ではあって戦争ではない
そうそうそうそうだからこれまでにしましょうっていうような展開がさあるじゃない だからあくまで道で部活で
戦争をしているわけじゃない くて
その なんだっけ先生の時になんか言ってるけど
スポーツマンシップじゃないけど 乗っ取って
正々堂々試合をしましょうっていうさ ものだからだからそこのなんていうのその勝っても負けても恨みっこなしだし
まあリスペクトを持ってだから本当にその関係性が出てできてくるとさ あの
相手高だけどそれリスペクトを持って学び合うみたいなさ 関係性もできてくるわけじゃない
本当そこらへんはめっちゃあの王道の 部活も配給におけるサバレーボールは人知らない誰も知らないからいいよねと同じことが
戦車道に見えるんだよ 誰も知らないから命のやり取りはしてないからね
ただお互い全力を尽くして相手にぶつかっていく まあなんであれで知らないのかちょっとよくわかんないんだけど
普通に首の骨を折れそうっていうところがいっぱいあるけど でもまあ
そうなが身体のリアリティは特に求められてないから
の人たちは人間に見えるかもしれないけど多分特殊な人間ではない そうででそう考えるとあのなんかコテコテの古風の絵でなんかめちゃくちゃ
それぞれにデフォルメされた めちゃくちゃよくある感じのキャラクター造形がそれでいいんだってなるんだよ
規模に過ぎないでいいんだよ ガルパンはアニメーションの快楽にすべてが奉仕しているからキャラクターも音楽も
27:06
映像もすべてが見てて楽しいに奉仕しているから なんかねそこに深いドラマとかはねいらないんだよ
だけどちゃんとドラマもしっかりしているのがすごいところなんだけどいらないんだよ でもだからもう尺としては人間ドラマパートっていうのは
マジでこうそうおまけ程度にそうなる ですほぼ試合してほぼ試合してるすごいんだよ
すごい めっちゃ面白いんだよ
でもやっぱりねだからこの尻尾が好き この尻尾を見たくて見に行ってるんだなっていうのにすごい気づいた
なるほど
いやあれはねだってあのリズムはないんだよ他に しかもなんかね特に劇場版から顕著なんだけどめっちゃね
劇班がねオーケストラのね割とね重厚な音なのだから その往年のね映画のねオケなんだよなり方が
だからすごい大げさなの すごいなんか不穏なシーンになるとデレレレレみたいな感じになるし
なんか行くぞーみたいになるとなんかパパパーンみたいな感じになってすごい華やかな で音がすごいその
なんていうのめちゃくちゃコテコテな劇班に支えられているからこそ そのズドンの着弾するときの音とかその弾
弾がね風を切る音とかそのキャタピラがこう 土煙を巻き起こす音とかのめっちゃ音が気持ちいいので音が気持ちよくてその
その後重たい音たちがこう 奏でる緊張感がずっと持続していく中でずどんってきた時に
しぽーたよこのしぽーが気持ちいい すべてのカタルシスがねもうしぽーにある
でこれねカタルシスなだけじゃなくてほんとそこで1回リセットされる すごいこっちの緊張切れるんだよそうだねこの黒煙がもももってなってそこで終わりだったら
もうさずっと緊張しちゃうんだけど しぽーがあることで1回そこではーって
なるでまぁ普通に試合運びとしても1点取ったそうそうそうそう なるから
このねー 白方のしぽーがすごいっていうのを今日の僕の言いたいこと
すごいそこだったなりきて あれが気持ちいい
だからなんかしかもあれはだから本当にだからなんていうの 本当に殺し合いを書くフィクションにできないんだよね
しぽーは
だからすっごい真剣に戦った後にしかもスポーツ漫画なかなかできない と思う
あるとするとやっぱりスラムダンクの楽しみなんだよ スラムダンクのってかバスケってさゴールした時にさ
あの網がさスポンって上にしょってなるじゃん あの動きってさなんかちょっと間抜ける楽しいじゃん
30:05
あそこでやっぱりちょっと緊張が緩むんだよね このしぽんって感じこのこの気持ちをさこのネットが下から上にこう
跳ねるあの気持ちよさと戦車から白旗がピョンって出てくる あの気持ちはさ一緒
なるほど 一緒一緒
あれはねめっちゃあのスポンがめっちゃ気持ちいい
あの 鼻とかのニキビと角栓がミューって出てくるのに近い子気持ちよさ
でああいう気持ちよさってさなんかさ目からしかさ情報得てないはずのなんかさ ソワソワするじゃん体に来るんだよ
くるよねなんかお腹のあたりソワソワしない それを感じるそのあの
ガルパンの白旗でやっぱりねそのね目から目と耳からしか快楽が入ってきていない はずなのになんか腹の底からムズムズする経験っていうのがやっぱり
映像を見る快楽っていうことだと思うんですよ やっぱりだから映像コンテンツにおいて強いのがエロなのはさ
やっぱりそう大ある意味当たり前のことでさなんか目の前にそういうすごいなんか エッチなものが映ってエッチな雰囲気の音楽が流れてたらなんかムズムズするっていう
ところにやっぱり映像の快楽の結構根っこの部分はあると思うの それは別に映像だけでなくってさ演劇とか株式とかもそうなわけだよ
なんかそのなんかなんか見てるだけのはずなのになんか高速縦見てて釣りそうってなりながら見る 何かがムズムズするっていうのが大
やっぱり映像を見る喜びでさ動いてないはずなのに動きたくなるってかなんか何かが もう隠して動いている
座っているだけなんてるだけで釣りそうそうそうっていうのがすごい 大事だとするともうその快楽に満ちているのでそれの一番の極点が白旗がしぽって上がる
ところだけどそれ以外のところから全部そう いやもうあの戦車の揺れがすごいからずっとお尻が痛くなりそうとか
あと普通に横転とかさあのひっくり返っちゃったりする そのところでさ首が
そうそう首がヤバそうなの 昨日映画館で見てる間ちょっとマリオカートやってる時みたいなそのコントローラー握って
ないんですよ 戦車に合わせて何か体が強い動いちゃう
4話のカーチェイスはすごかったね いやすごかったで
そうであのね今回はYSPだった YSPより良かった
で今回4話なんだよ 最終話の4話でだからマット残り2話を残すのみなんだけどここに来てねそのね
なんかねさらにねそのね目の喜び 目と耳の喜びに奉仕していく
感じがさらにソリッドになっている感じがあったよね すごかったからなんか是非ね見てほしいな
4だけ見ても絶対さすがにさっぱりわかんないと思うから 劇場版見て
33:00
でもまぁ4はそもそも相手コーが今までほぼ出てきてない だからその人間ドラマ的なところはそんなにないけど
普通に今までのシリーズ全部見てても誰やってなってる でも最終話のさ1,2,3 最終章のさ1,2,3話を見てから4話見るのはさ
実は結構ハードル高くてさ3時間だよ だけど劇場版2時間だからとりあえず劇場版見たらもっと見たくなって劇場版繰り返し見るっていうのでも全然いいと思うし
そこから1,2,3話を見た上でなんか4見たくなったら是非ね 映画館でね見るとねとてもいいんじゃないかと思うんだよね
ガルパンは立川とか 音響がいいところで見たら確実に一発でハマると思う
いやすごい もしね4話なりリバイバル上映をやってるところがあれば
いやだからねそうガルパンが好きなのはそういうところだった だがなんか
アニメもよく最近はよく見るし 映画は元から好きだけど
やっぱりねストーリーじゃないんよ ストーリーはねそれこそだから見てるだけで何か
そわそわ ウキウキする気持ちを作る一つの仕掛けではあるけど
それは映画に特権的なものではない そうだね
わざわざ映画にするってどういうことなのって言うとさ もうさ話として何も面白くなかったけどこの部分だけはめっちゃキュンとしたみたいなのがさ
大事なわけだよね やっぱりそのもう
意味じゃない 動き
と運動と音楽って両方ともだからその時間芸術でしかできないこと をの中でどれが気持ちよいかっていうのを
なんかこんなに 素育に追求している作品なかなか
ないからねだって2年半かけて1時間作るんだよ すごいよね
今回の4年4羽はさ 2年半かかっている
3から4で3番から4番 まあかかるよねめっちゃかかるよねっていうさ作りなわけだよ
今回のはちょっとねー 映画館で1時間だけ見に行くちょっともったいないかなとか思ったりもするかもしれないけど
1時間以上ある見れないよもうや見れない すごすぎて
なんかもう何抹茶のエスプレッソみたいなんだよ 見つかりすぎてねー
ねー そうだからもうちょっと誰もがあってもいいぐらいなんだけど
ないからこそ あれだけかっこいいよねそうそう
いやすごい
ですよ めっちゃすごい
36:00
語彙力語彙力ない 僕の語彙力はもうしぽがいいっていうところにすべてが
じゃあもうダメと耳にどれだけ気持ちよくするかっていうところにもっと 映画や
いろんな映画は もっとちゃんとしてほしい
でもそこだけだ そこだけでいいんだよ
ねっ だからあの稽古目を澄ませてさ音と動きの
映画なわけですよあれは 話とかじゃない
音と動きが気持ちよければそれでいいんだよ それでいいってことをさ
それでいいはずなのに それでいいことになかなかいけないんだよねなぜなら人間の意味にとらわれてしまうから
がれば意味わかんないんだね そうだねなんでやったってさ
さっきの説明で割愛したけどさ 学園
高校まあ女子校みんな女子校なんだけど女子校がなぜか船なんだよねそうそう 学園館というのがあって学園館の上に
マザーシップの上にねみんないるそう生徒たちのお家はあって で
それは会場を移動しなくしたり しながら
こう 日々暮らしているというよくわからない
そして船底にはよく知らよくわからない頃月どもが吹き黙ってたりする
わけがわからない わけがわからない
でも本当になんかだからねなんか多分全然その何ストーリーもとか接点をそうだけど 多分組み取ろうと思ったらもっと面白がれる
などこいろいろあるんだけどそういうのは別にすげー日的なものだっていうのがすごい よくてで戦車の動きとかさそのそれぞれのさあその装填したりとかさ
軌道修正するときの動きとかさ知らんけどなんかすげーちゃんとしてる 知らんけど知らんけどなんかちゃんとしてる感が伝わってくる
なんかその一挙所一等足すべてに気が利いている なんかさあやっぱりそこでさあ適当に誤魔化すところってさあわかるじゃん
だけどなんか例えばさあよくわかんないシーンが入ってねガルバン例えばなんか そこのなんか側面の窓パカッて開けてなんか何事かうなずいて
たら動きが格段に良くなるシーンがあるんだけどそこで開けることによって何の信任性が どう上がるかとかっていうのは正直よくわかんない
1回見ただけじゃんだけどなんか説得力がやっぱりそういうところで現れるねそれとの ディテールをちゃんと
そのなんていうの口頭無形であるからこそその中である 物理法則だったりその中で必要な
もの 関しては
39:01
徹底的に リアリズムに徹するからこそ動きのそのそれぞれの積み重ねられた動きに説得力が
増し
ていくっていうさ そこがやっぱりね
素晴らしい ところだと思う
なんか この動きは確かにこうなるほかないって出演性がちゃんとある
ドラマってそういうことじゃんって思うんだよね映像におけるドラマっていうのはさ 別にさどう思ってたかとかじゃなくてさ
こう動いたらこうなるっていうことなんだよな
面白かった そうで今ねウィキペディアをねその説明のために開いてさ開いたくせに特に年号以外は動きが
大事だから特にそういう細かい設定何も 終わらなかったけどさ読んで思ったら書いてあって面白いなと思ったのは
ウィキペディアにね従来アニメでの表現が困難であった戦車 特にその無限軌道の表現を3 dcg の導入により実現しているって書いてあって
なるほどなって手書きのアニメだとにもないそう動きだもんね 大変すぎるそうそうそう
って言うのでそうだからなんかその そうなんだよね
そこもすごいよね 全然違和感ないもんね
ていうのがね本当にさ 細部まで
本当になんかすごい 超絶技法で作られたさなんかちっちゃいさ
仕掛けのなんかすごい成功な仕掛けの箱みたいな感じじゃん もう毎回毎回さ
すごいよ
なんかねやっぱなんかそうちょっと見てみていただきたいですね
要素がちょっといろいろ強すぎてさ なんかちょっとなかなかさこうその
なんていうの作品にたどり着く前のねところがねあるしね なんか万人にすごいその進めやすい作品ではないかもしれないけど
なんかね1回ちょっと見てみてほしい
ででしかもだから意味じゃないからこれがある意味やかんところなんだけど 意味に寄せていくとかその社会的な何かに寄せていくとかモチーフから何かそこを読み
解いていくみたいな見方をしちゃうと なんかいくらでもなんか言えるとこがあるんだよ
でもねなんかね映画ってそうじゃなくて圧倒的に目と耳に 楽しいっていうのがそれそのディ
そういうところ各要素をねじ伏せて いく
ところにやっぱり 良さがあると僕は思うの意味
じゃあないところに屈服したいみたいに欲望がすごいあるわけ僕には 映画見るとやっぱりそこなんだよだからストーリーとして何か何も納得できなくてもいいんだ
42:07
映像が良ければ トリフォーとかさあなたも一緒に見たけどさだいたいそうじゃ
ああああああ 散歩する
h ガチガチガチ めっちゃ不倫してる奴
あーはいはいはいはいはい足フェチ足フェチ 白黒のさあ
わかったリフォーの映画っていうのはさ基本的にくずなさ 男がさなんかさウジウジしてさなんかさ
なんか綺麗なお姉さんに目移りしてさ なんかどうでもいいことになっていくみたいなさ
クッソどうでもいい話じゃん 突然炎のごとくを見たのかな
みたいな クッソどうでもいい話なんだけどめっちゃ面白い
だ何が面白いかっていうとあの最初に何かもうすでにさみ切ってしまった風がさ あの部屋に帰ってくるシーンでさ
歩いて妻が前を歩いて夫がさ後ろありでさ妻がさ電気をさ 消すだかつけるだかでさその部屋上にめちゃくちゃあるスイッチをパチパチ
パチっていちいちつけるっていくんですよこれもしかしたら逆かもしれないけど 電気をつけていくたびに後ろを歩いてるとか
いちいちわざとそれを消していくパチパチ あのついて消えてついて消えてしかもモノクロだから白黒白黒の反転がずっと続くんだよね
あの半分がどれだけ楽しいかとかさそういうもうなんか目に楽しいシーンがあるだけで こっちはもう
あ、いいもの見たなってなるわけでそれは別にその話がどれだけ良かったかとかじゃない ところになるんだよね
その良さを っていうさ
なんかそういうのを見た でなんかこっちのそういうなんかその意味の次元での価値判断っていうのを超えて
なんかすごいものを見たって思いたい っていう欲望を叶えてくれるものとして僕はガルパンが非常に
面白いなって思って毎回見てるんですよ
今調べたら 水嶋監督はプリックの監督もやってるので
あの 影郎で
ずっとノリノリの丸とモロも この人です
そうかなりね キャリア長い人も
面白かったなぁ という形で
45:04
ございますわ どうですかねこんなもんかな
もう大丈夫? 大丈夫 南を 南を ガルパンアリーゾー
結局そこに至る でもだからガルパンアリーゾーに至る理由も分かるよね
なんていうの そのさ 考察とかじゃないんだよ
動き 楽しい
音楽批評とかもさ アーティストの政治的なアタチュードとか カッコイイとかっていうのすごい大事なところなんだけど
文字で言えるのはそこなんだけど 実際のところは聞いてみてさ それでさ 踊れるかどうかが全てじゃん
気持ちいいかどうかが全てじゃん っていうのと似たような感じがする ガルパンは
映像を見るということの良さが
コンソメのように コンソメのように ギュッてなっている
下流のね ギュッてなっているやつですね
だからあれよね 映像でしかできないことをしているものに対して 言葉を尽くすことはできないからさ
そう いいとしか言えない 一生懸命喋ろうとしてさ キャラクターの話や戦車の話をするのはさ
その映像の映像ならではの良さを語る言葉にはならない
だからお願いだから見てくれてしか言えない 結果ガルパンはいいぞと言え
見た後に実はこの戦車とかこの戦略っていうのは こういうようなところから元ネタ拾ってるんだよみたいなうんちくはさ
ちょっと面白いと思うよ それでも作品の面白さにプラスされる
七味みたいなもんだってさ その薬味でしかないからさ その本論には入れてないんだよね
てか別にそれがなくても十分面白いし 知ってるとな面白いのが教養というものなので
そうなの 何にも知らないでいい だからマジで劇場版から見ていいと ストーリーもキャラクターも知らなくていいと
教養がないと面白くないものもあるじゃない でもそういうことじゃないから
全然普通に何も知らんでも見ても面白い 映像だけに関して言えば
もうね情報として何か入れなきゃいけないみたいな そういう面白さではないから
見ても何も語れるようにならないという意味で 何か語るために作品を見る人には向いてないと思うけど
圧倒的に面白いから
見て黙れって思うね
見て黙ると見てくれとかわかんないんだけど
そんな感じですよ
ベイブローは描けるけどガルパンは描けない 論じるもんじゃん 逆に描けるかもしれない
48:07
ここがこういうふうに気持ちよくて白旗が絞ってするのが マジですごい気持ちいいんだっていうことは描ける
そういうのが大事なんだよな やっぱりそこ大事なんだよな
実はこれ全てに落ちそうだ 小説とかでもさ
ここでこの文字列
やばいっていうことじゃん そこでその面白さっていうの
そこをちゃんとずっと言っていきたいなという気持ちになりました
そのところです
というわけでベイブローラジオ お相手は私かけないしょうもと奥さんでした
どうもありがとうございました
48:55

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