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2022-12-11 04:57

Bonus Episode 1 なぜあなたの上司は仕事ができないのか?

12月11日ソロポッドキャストの日の企画で5分間のエピソードです。

職場には無能な人だらけなのには理由があって、あなたもいずれはそうなるって話です。

「人間は能力の限界まで出世する。従って、有能な平社員は、無能な管理職となる。」

参考:ピーターの法則 ローレンス・ピーター

番組リンク:linktr.ee/podscientist

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みなさんこんにちは、ポッドサイエンティスト、番組ホストのこなやです。
あのー、なんかどうしようもない上司っていますよね。
いやまあ、はっきり言ってしまえば、仕事ができない上司っていうのが、
どこの職場もそうだと思うんですけれども、たくさんいるんですよ。
で、まあそういうのを見ていると、なんでそんな人たちが自分よりたくさん給料をもらっているんだ、とか思ってしまいますよね。
というか、そもそもなんでこんな無能な人たちがそこまで出世したんだろう、って疑問に思うわけです。
で、これをですね、説明する考え方っていうのがあって、
知っている人もいると思うんですけれども、ピーターの法則って言うんです。
これ一言で言うと、人間は能力の限界まで出世する。
したがって有能な平社員は無能な管理職になるっていう、そういうものなんです。
で、もう少し具体的に話すとですね、だいたい最初はみんな会社入る時って平社員なんですよ。
平社員ってなんか仕事してて、例えばセールスしてたとします。
で、セールスとして無能だとですね、もうそこから出世しないでずっと平社員のままっていうことになるんですけど、
セールスとして有能だと出世するんですよね。
でも出世すると仕事の内容が変わるんですよ。
売るのが上手だから出世したんだけど、でもそこではチームのマネージメントっていうのが仕事になるわけなんです。
でもそれで選ばれたわけじゃないんで、マネージャーとしては無能な場合の方が多いんですよね。
それで無能な上司になるっていうことなんです。
たまたまそこでもいい結果を出す人っていうのもいるんだけど、そうするとまた出世するんですよ。
そうするとまた仕事の内容が変わって、それを繰り返すうちに必ずどっかで無能になってしまうっていう、そういうレベルがあるんですよね。
だから誰でも時間があればいずれは無能になってしまうっていうのがピーターの法則の考え方なんです。
こう考えればそこら中に無能な人がいるのも当然だなって思えるわけなんです。
このピーターの法則なんですけれども、理論的にはいろんな職種に当てはまるんですよね。
僕大学教員をしているんですけれども、大学教員っていうのもまさにそういう仕事なんです。
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多くの場合ですね、若い頃に研究者として立派な業績を残した人が大学教員になるわけなんです。
でも大学教員になるとですね、仕事の内容が変わるんですよ。
教育であったり大学運営、研究もするんだけれども、研究チームを率いるっていうマネジメントが仕事になってくるわけなんです。
僕も以前は下っ端で研究だけしていればよかったんで、楽しかったしそれにそこそこ有能だったんですよ。
でもありがたいことではあるんですけど、年々出世をしていて、そろそろ自分が無能になるレベルに近づいているなと感じているとこなんです。
それでやっぱりちょっと新しいことをしようと思ってこんなポッドキャストをしているっていう、そんなとこなんです。
このポッドキャストなんですけれども、基本は10分から20分の間で科学っぽいことを話すっていう感じでやってるんです。
なんですけど今日は、おじいさん主催のソロポッドキャストの日の企画ということで、このようなエピソードで話していきました。
でも元々ですね、少し短めとか科学に関係ないようなことを話すエピソードをやろうと思っていたので、こういう話もまたしていこうと思ってるんです。
こういうのもお付き合いいただけると嬉しいなと思います。
じゃあ今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
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