ポッドキャスト配信リレーミニの紹介
お後がよろしいようで。この番組では、落語が大好きなおじさん2人が、落語について話したい放題やっております。
それでは、一緒に聞いてみましょう。
はい、ということで、ここからは、お後がよろしいようでというポッドキャスト番組のコーナーになっていきます。
椿雷道です。
萩原です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、萩原さん。今回のこの収録は、普段のお後がよろしいようでが配信されるところではなくて、
日本ポッドキャスト協会というところがやっている、ポッドキャスト配信リレーミニという、
いろんな30の番組が15分ずつリレー形式で配信されるという、中に我々も入っているという状態になっています。
そして、今回のこのリレーのテーマが3つあって、その1つが音声配信について。
もう1つが新しい挑戦。
そして最後が、配信が4月30日ですので、ゴールデンウィークについてという風になっております。
劇場寄席の情報紹介
ということで、我々新しい挑戦をしないわけでもないですし、音声配信はしているわけなんですが、
やっぱり落語の番組でアプローチしやすかったのがゴールデンウィークかなと思いまして、
落語って寄せという落語をやる専門の小屋が東京に4つとか大阪にもあったりするんですけど、
これは基本的に月1ヶ月を10日ずつで分けているわけですよね。
それで出演メンバーが入れ替わっていく。
10日間は基本同じメンバーでずっとやっていって、10日経つと11日目からまた別のグループが出てくるみたいなね。
そういう流れになっているので、多いところは土日が頭と後ろに土日が入ることもあるんですけど、
基本的には最大そんなもんじゃないですか。
でも圧倒的に休みが多い10日間というのができやすいのが、1つは正月、1つはお盆ですよね。
もう1つあるのがこのゴールデンウィークで、1日から始まるのに3、4、5日確実に休みで、
プラス土日が多分入ってくるってなると、10日のうち半分以上は人がいっぱい来る日が作れる。
ということは呼ぶ側としてもメンバーとしてはかなり強いメンバーを揃えたいわけですよね。
そうですね。ということになるので、去年と一昨年、2021年、2022年の東京河原版という落語の情報がいっぱい載っている雑誌があるんですけれども。
これは落語版ピアっていう説明は通用するんだろうか。
ピアを知っている世代にはそれで一発でわかるって感じなんですけれども。
ピアってチケット売ってる場所でしょって言われたら惜しみですね。
確かにね。それも事実でわかる。
昔は雑誌だったんですよって話がその前に。
東京の専用の建物で毎日落語の講演をやっている建物が4つありまして、そのうちピックアップしていくつかを紹介していくと、
2021年の5月の上関という1日から10日までに、
落語団体と寄席情報紹介
鈴本園芸場という上野にあるところに出ていた人で、
昼の部と夜の部に分かれていて、鳥っていうところが一番最後に出てくる人ってメインですよ。
紅白高瀬の鳥とかと一緒で、その人が代表的な人なんですが、
昼の部の鳥が林谷翔三さん。ある程度以上の人は林谷小部兵といえばわかるかな。
夜の部の鳥が柳谷根太郎さんという人なんですけれども、
これはあんまり知らない人も多いかもしれませんが、落語好きの中では知らない人なんていないっていうような有名人だったりします。
この夜の部には古今亭紀子の嬢さんという人も出ていて、
この人はタイガドラマの伊達の監修をされていた方だったりしますね。
昼の部の方には最近商店メンバーになった旬風邸一之助さんも出てたり、
最近この今配信を聞いている時がリアルタイムぐらいで、
江戸屋子猫から江戸屋猫鉢になった子猫さんも当時出ていたりします。
一方、浅草の方では商店メンバーの林谷紀子夫さんが昼の部の鳥を撮っていて、
柳谷京太郎さんが鳥を撮っていますね。
京太郎さんも大人気ですからね。
こちらの方も掛け持ちで、さっき名前出した紀子の嬢さんであったり、
一之助さんであったりという人も出ていたりします。
あと池袋もあるんですけど、ちょっと拡大しまして、
一方で今話した鈴本園芸場とか浅草園芸ホールに出てたのは、
落語協会という団体の人たちで、もう一つ大きい団体で落語芸術協会というのがあるんですが、
こちらは新宿にある末広邸というところで、
新内広工業というのをやっていまして、
21年の新内広工業、夜の部ですけれども、
旬風邸正商、旬風邸正吉、正福邸右行、三友邸古書ですね。
四人親打ちか。
四人親打ちで、正商正吉の師匠が旬風邸正太さん。
右行さんの師匠が鶴甲さん。
もちろんその人たちが新内初めて取りを取りますよという時には、
広工業というのもありますし、ご挨拶の工場もあるので、
その方たちの師匠たちが出るので、正太さんであったり、
鶴甲さんたちも工場にも並ぶし、落語も移籍やる。
この時なんかで言うと、米介さんとか甲楽さんとかが交互で出たり、
亡くなった縁楽さんもその交互の中に入ってますね。
みたいになっているというような豪華な感じになってますね。
同じ調子で、もう一年ですね。去年の方。
ほとんど変わらないんですよ正直。
落語芸術協会とその他の寄席
結局、鈴本が落語協会で、旬風邸が芸業っていうのは変わらないんですよね。
そうですね。浅草演芸ホールも落語協会で変わらずで、
紹介してないんですけど池袋の方は芸業っていうことですね。
芸業っていうのは落語芸術協会のことですね。
やっぱり鈴本演芸場は鳥羽、林足裕三さんで変わらないですし、
出てるメンバーも前半の方ではお弟子さんたちがたくさん出てて、
中入り後あたりに菊野嬢さんっていうさっき話題に出した人が出てたり。
同じところの夜の部は御太郎師匠が鳥なのも変わらなくて、
中入り後に一之助さんとか、中入り前に京太郎さんが出てたりという感じ。
浅草演芸ホールも菊王さんが昼の鳥、夜の鳥は京太郎師匠。
他に出てる人で言うと誰かいるかな?
菊王師匠が昼の部の中入りっていう休憩時間のすぐ後は息子さんの菊蔵さんが出てたり。
夜の部の方には真ん中ぐらい。
わりと朝目の時間に一之助さんが出てたりとかしてますね。
新宿末廃炉亭は新内廃炉工業なのが変わらないんですけど、
新内廃炉工業は新内が変わってくるので、
1年経てば別の新内が新内になるっていう話になるので。
去年だと松屋さんかな?
そうですね。
旬風亭松屋と旬風亭柳雀の2人新内ですね。
なるほどね。
松屋さんの師匠が翔太さんで、柳雀さんの師匠は滝川理称さんという風になっていて。
普段お後がよろしいようで、普段から聞いてる方はすごいってなるでしょうし、
普段聞いてない人はん?ってなるかもしれないんですけど、そんな形になっていて。
あとちょっと面白いのが、東京には国立園芸場っていうところもありまして、
これもやっぱりゴールデンウィークは書き入れ時なので、
恒例大園芸祭というのをやってます。
これは括り方が全然違くて、
芸協が10日間やりますとかラグオー協会が10日間やりますではないんですよ。
いろんな協会が1日ずつ持ち回りで、
5月1日、講談協会。
2日、ボーイズバラエティ協会というのがあるんですね。
その協会が2日。3日が漫才協会。
ナイツさんとかがいるとこですね。
4日が落語芸術協会の5日が落語協会。
6日が日本記述協会。手品ですね。
園芸界の恒例行事
7日が東京園芸協会。
8日が日本老局協会。
ここの顔ちょっと変わってて面白いんですけど、
日本司会芸能協会というのがあるんですね。
司会者たちの会ですね。
最後が園芸家連合会特選会という形になっています。
これも毎年同じ形でやってるみたいですね。
ということでゴールデンウィークはおそらくどこも込むとは思うんですけれども、
普段皆さんがちょっとなかなか足が向かないと思うんですけどね。
落語が特別好きとかではない人はなかなか足が向かない寄せというところも、
ゴールデンウィークを狙っていくと知ってる人が結構いるかなと。
ちなみに今椿さんがご覧になった参考資料は東京河原版で、
河原版の5月情報が載ってるのは4月の下旬に出るからまだないわけですよね。
今年ものはわかんないんですよ。
スズモトとスイヒロしか調べてないんだけど、やっぱりスズモトは同じですね。
昼席の主任が林家昌三で師匠で、夜の部が御太郎師匠が主任。
スイヒロ邸は清一博工芸ですね。
今回の審議地が桂正丸、春風邸吉子、隆邸明楽という3人審議地なんですよね。
その人たちのお披露目があったり、師匠が出てきたりということになりますね。
やっぱりそういう意味ではコメントを見ても、この人知ってるわっていう人は比較的多い動画なんですよね。
そうですね。本当にこういう時だと思うんですよ。
寄せに行って、楽譜興味はあるけど、それこそ商店メンバーしか名前知らないですみたいな人が初めて行くときは、
混んじゃいますけど、こういう時に行って知らない人をたくさん見て最後に知ってる人が出てきて、
最終的に面白かったなってなるっていうのが一番体験としては楽しいと思うので、
そういう形が一番いいんじゃないかなというふうに思いました。
特に個人的に思うのは、新市披露ってなんて言ったって華やかじゃないですか。
客席もお祝いしてあげようという気持ちがあるし、
もちろん出演者もみんな最後に出てくる新市を応援しよう、盛り上げようという感じでつないでいくし、
何にしろ華やかで楽しくて、新市披露って初めて見る人が行くにはいい場所じゃないかなと。
唯一本当、椿さんがおっしゃる通り、場合によっては混雑して大変な可能性はあるけど、
でも楽しいことは間違いないですね。
ちょっと思い出したというか、脱足になっちゃいますけど、
今年の新市になる小丸さん、かつら小丸さんが、
かつらヨネスケさんがやってるヨネスケチャンネルっていうYouTubeに出演されてまして、
今回の新市3人とも順番に紹介していくみたいなんですけど、
今僕が喋ってる時点では小丸さんのしか出てないんですけど、
小丸さんがちょっと面白いことにチャレンジしてるみたいで、
落語って割と元々あった昭和本っていう笑い話の本に載ってるものを膨らませたり改造したりして落語にしていくんですけど、
新古典落語の創作について
こういうので今落語にはなってないものとか、かつあったかもしれないけどもうなくなってしまってるものっていうのを掘り返して、
それに手を加えて新しい古典落語を作るみたいなことをやってるんですよ。
彼はそれをまさに僕が言ったように引っ張られてるからそういう言い方なんですけど、
新古典と言ってるんですね。
偽古典っていう言葉が他に、新作で江戸時代風のものを作っての偽古典って言うんですけど、
擬似的な古典って言うんですけど。
古典ってそもそも江戸時代とかに作られた落語のことが古典で、
今、令和のように作られているものが新作落語とか創作落語って言うんですけど、
そこの間を取るような形で、今作るけどもともと江戸時代とかにあったストーリーから膨らませてるっていう、
新古典っていうのを2つ目の時から着々とやってて、
新内博工業でもやりたいなと。
確かにその話が後、偽古典じゃないし、新作でもないし、新古典っていうのはなるほどなっていう。
そういう感じですよね。
ライブイベントの紹介とおわりに
知らない落語家さんでもこういう工夫というかチャレンジしてることがあったりするので、
そういう意味でも楽しんでいただけると思いますので、
これを機に、今これをリアルタイムというか配信直後に聞いてる人は4月30日ですから、
4月30日もゴールデンウィークの中ですけど、
でも一番メインの3,4,5とかがこれから来ますので、
予定空いてるなっていう人は東京、近くの人は東京で、
大阪にも名古屋にも仙台にも寄せというものはありますので、
さすがにゴールデンウィークなんでどこもやってると思いますので、
ぜひ足を向けてもらえればと思います。
ということで、お後がよろしいようでからは以上になります。
最後にもう一回名を載っておきましょうか。
ここまでは椿雷道と萩原でした。
お後がよろしいようで。