なおちゃん、20年前は何をしてましたか。
20年前って誰か2004年ってことですよね。
2004年はね、ちょうど私、紅茶教室始めたのが2002年から、違うな、1年です。
2001年から始めて、その3年ぐらい経った頃で、ちょうどね、今の江東園、西宮の江東園にサロンが建って、
サロンで教室を始めたばっかりの頃ですね、ようやく紅茶教室3年一応続いたっていうので、
サロンを構えられて、父が建ててくれたんですけど、
そういうので、まだすごい大きな転換期だった時ではあります。
なるほどね。
うさちゃんは2004年は何をしてました。
そうですね、私も2004年はオランダに完全に引っ越しをして、そして結婚をした年だったので、
やっぱり人生が大きく動いてしまった年でしたね。
そうなんだね。なんか私、そんなとめちゃめちゃ寂しがってたと思う。
なんか結構友達も半信半疑というか、ほんまに行くみたいな、そういう子が結構多かったのは、
それまでもね、イギリスとかオランダ行ったり来たりしていたし、
あまり私自身そんなに大事に考えてなかったんだけど、後から振り返ると、やっぱりかなり長距離の引っ越しをしちゃったんだねっていう風には思いますね。
初めて聞いた時は本当にひっくり返そうになったもんね、私。
え、どういうこと?と思って。
本当ですか?
オランダに行っちゃうの?と思って。
なぜオランダに?
オランダに帰ってくると思ってたのに、帰ってこないんかって思った。
そうやね。
その後も本当は10年ぐらいで帰ってくる予定だったんですけど、
そうなの?本当?
違うからね、違う機会の時に話しとるようにして。
そっかそっか、でもね、大きな転換期。
そう、お互いね。
本当だね。
そんな節目の年だったわけですね。
そんな時にポッドキャストが始まったんですね。
そう、すごいですよね、考えてみたら。
すごいね。
意外と長い歴史があるんだなと思いますけど、
私はそんな風にしてね、オランダとゆかりができたわけなんだけど、
その後なおちゃんもね、ご自身のお仕事でスリランカとすごく縁が深くなって、
スリランカとオランダの関係っていうことをちょっと見てみると、
スリランカ自身がポルトガル、オランダ、イギリスっていう国々に
植民地統治をされていたことから、結構な数のね、オランダ語っていうものが
スリランカの新原語か、新原語に残ってるんですよね。
そうなの、私なんかでそうそう思って、これって英語じゃないよなっていうことを
まるで英語のようにスリランカ人が喋ってたりするの、なんか。
で、よく考えたら、これは英語、特に私が思った一つはパン。
パンって言ってて、パンのこと、食パンのこと。
日本人が言う食パンのことは、多分英語だったらブレッドになると思うんだけど、
だけどパンって言ってたから、え、それってもしかして日本人もパンって言うじゃないですか。
これってオランダ語かもって思ったのから始まって、スニちゃんに、
スニちゃんもしかしてたくさんオランダ語がスリランカにあるかもしれない。
そうそう、私なんかチラッと言ったんだよね。
うんうん、そう。
そしたら調べてくれたんだ。
そうです、もう20日なんで、20個ね、そのような言葉をね。
一応ネットからですけど、ネット検索をして調べたところから、
なんかあり得るかなというものを20個選びましたので、
チャチャチャチャチャッと、
すごい。
羅列していこうかなと思います。
うんうん。
まず、えっと、シンハラ語のね、私読み方がよくわかんないんだけど、バルコーナ?ってあってる?
バルコンって言ってる。
バルコン、OK。
だからバルコン、オランダ語でもバルコンで、バルコニーのことですね。
次がお芋さんなんですけど、オランダ語ではアーダポーって言うんです。
あー、アーダプーって言った、アーダプー。
って言ってる?似てるね、やっぱり。
うん。
すごい。
で、アーモンドのことをオランダ語ではアマンデルって言うんですけど、
ベトナム人はアーモンドはアーモンドかもしれない。
そうなのね。なるほど。
でもね、お菓子にアマンデルってあると思うね。
アマンデルとかってお菓子があったから、
それが、あ、これはアーモンドのことなんやって思ったの、そうそう。
なるほど、なるほど。
そして、あと仕事の自分のボスのことを、英語だとボスだけど、
オランダ語だとバースになるんですね。
ボスはボスってよってる気がするけど、
そうやね。
そっか、なんかここの表記ではさ、新原語にバースって書いてあって、
あーの上に長棒があるから、バースって伸ばして言うのかなって、
そうして言うと本当にオランダ語と一緒だなとは思ったんだけど、
まあ、ガセネタだったってことかね。
そうか、多分スイラン語も時代とともに使わなくなってきてるのあるような気がする。
なるほど、OK。
あとはでも、新原語としてはバースって言うけど、
日常会話に英語がすごい混ざってる国なので、
あー、そうなのね、なるほど、OK。
じゃあ、犬のホンド、ホンド、どうですか?
犬のホンドもあんま聞かへんかな、犬は、
すいません。
えっと、バ、バ、なんかバビブベボーの何かつく言葉なんです、すいません。
今思い出せないですけど。
次がお豆さんのことをボーンチェ言うんですけど、
うん、ボーンチェは言います、ボーンチェ、お豆。
でも実はこのボーンチェのチェって、ちっちゃいものとかにつけるチェなんよ。
ほんとはボーネンなんだけど、でもそれをすごくちっちゃな、
お豆さんとか見たときにはボーンチェってわざわざチェってつけるんだけどね。
多分さ、スイラン語で食べるお豆が基本ちっちゃいのよ。
あー、だからか。
レンズ豆のやつが一番一般的だから、多分それのことだから、
ちっちゃいお豆さんなので、
なるほど。
ね、きっとオランダ人がボーンチェって言ってたんやろうね。
ボーンチェすごい使ってる。
オッケー。
あ、お部屋っていうのがカーマラ。
カーマラですね、カーマラヤって書いてるね。
一緒ね。
じゃあ事務所が関東です。
これちょっとわからないな、オフィスって言ってるからな、みんな。
あ、そっか。ごめん、そうなのね。
では、階段、オランダ語ではトラップって言います。
トラップって言ってる、トラップ。
あ、トラップって言ってるのね。
ちょっと違うけど、まあ似てるね。
そうだ、日本人もさ、トラップって言うよね。
なんか飛行機から降りてくるときはトラップとか言うよね。
確かにトラップって言う、あれのことだよね、だからね。
英語だとでも階段はstairsになるよね。
飛行機のことかな。
わからん、飛行機のやつはトラップかな。
トラップって言ってるでしょ。
そういうイメージができてるよね。
そうだよね、私はトラップは英語だと思ってたからね。
まさかオランダ語だとは思ってないからね。
あとセロリのことをこちらではセルドライって言うんです。
ちょっとこれもね、わからない。
このセロリをあんまり食べないかもしれない。
あ、そうか、なるほど。
通訳のことをトルク。
トルカヤ、トルカヤって言うかな、そうそう。
トルカヤであってる、OK。
ニンジンはウォルトル。
そうかも、ウォルトル。
すごい、似てる似てる。
キャロットよりは全然オランダ語よりよね。
確かに。
ちなみにさ、マクビってなんて言う?
欧米人。
それも欧米人だよ。
欧米人ってでもフランス語だよね、あれって。
なるほど、そうか。
イギリス英語もオボジンって言うかも、ナスのこと。
アメリカ英語がエッグプラとか。
そうだそうだ、そうだね。
オランダ語もオボジンだよね。
じゃあフランス語経由じゃないかもしれないね。
違うかも。
オランダ語ちゃう?
そうかもしれないな。
その可能性ある。
もう調べたくはないけど、たぶん後で調べてしまうと思う。
そうだね。
次がパセリね。パセリのことをここではペタセリって言います。
ペタセル、ペタサルっていうかもペタサイル。
オランダよりはね。
そして粉挽き器とか、精粉器みたいな。
分からへんな。
モーレンって言うのよね。
モーラって言うのよね、シーランカ語、モーラン。
言うかもね、粉挽き器、あんまり日常会話に粉挽き器出てけーへん。
出てけーへん、でも例えばミルだよね、英語だとミルね。
なるほどね、そっかそっか。
コーヒーをグラインドする時のミルとか、そういうのから、小さいバージョンで言うとね、そんな感じかな。
そうだね、確かに確かに。
あとグルーとかノリの意味のやつのことをオランダ語ではライムって言うんだけど。
うん、ライム言う、ライム言ってる。
ラインって言ってるのかな、そうそう、ライン、グルー。
カップのこと、カップオフティーとかカップオフコーヒーのことをオランダ語ではコップって言うのよね。
カーじゃなくてコップ、コピーコピーみたいな言い方するんだけど。
あ、コピーめっちゃ言う、コピーコピーって言ってる。
シーランカ人めちゃめちゃコピー。
なんだコピーと思ってたけど初め。
コピーコピーって言ってる。
ほんと?
で、それは、コピーって何のことを表してるの?
コーヒーのこと、コーヒー。
コーヒーのことを表してるのか。
あ、コップのことコピーって言ってるの?
コピーコピーって言って、コピーコピーがカップオフコーヒーになるだけ。
カップオフコーヒーなんや、なるほど。
そう、コピーコピー。
そうそうそう。
でもね、コップ使ってる、コップ。
カップのことコップって言ってる。
なるほど。
クリーはカスタニエですね。
クーリーもスリランカにないからあんまり聞いたことはない。
確かにそうやろ。
ごめん、なんか例がいまいちなものがいろいろ入ってるんですけど、
次がジャケットとか上着を表す言葉、ヤスって言いますね。
ヤス。
ヤス。
ヤス、ちょっとこれ分かんないな、難しい。
ジャケット着ないかもしれないもんね、暖かい国だから上着とかね。
そうやね、だって暑さばっかりやからね。
そうだよね。
あとネクタイとかのタイ、タイのことをダスって言うんですけど。
ダス、言ってたかもしれない、ネクタイはダスって。
ダス。
シーアって書いてるね、ダッシア、ダッシア、ダッシアかもね。
で、20個目最後ですね、ブリキカン、英語だとティンっていうやつのことを、
はいはいはい。
オランダ語だとブリックって言うんですけど。
言ってる。
言ってる。
ティンも言う、でも。
ティンも言う。
ティンも言う。
ブリックって言うか、ブリックも使ってる。
なるほど。
そうだね、たしかに。
面白い。
結構ね。
やってるのいっぱいあると思うね、本当に。
ね、残ってるんだね。
でもさ、このバルコンは本当によく聞くし、バルコン、
なんかいつもさ、バルコニーってちゃんと発音すればいいのにって思ってたんやけど、
それはオランダから来た言葉だね、なーと思って。
そうやね。
あとさ、お茶のこともテーって言うねん。
それは一緒だね。
インドに近いから、みんなさ、チャイって言うと思ってると思うんだけど、文化が似てそうだから。
でも、参加の人たちにとってお茶のことはテーって言ってて、
なるほど。
チャイって言うと、インド人が飲むスパイス入りのことをチャイっていうシーランカ人が言ってる。
なるほどね。
やっぱり使われる、地域で意味合いが変わってくる?
使う言葉が変わってくるんだね。
あとさ、スイランカの人に聞いたら、アルマリーっていうのもオランダ語やって聞いてんけど。
アルマリーは聞いたことないけど、どういう意味ですか?
アルマリーは洋服ダンスのこと。
洋服ダンスのこと?
そう、私もいつもアルマリーから何か出てきてとか言われて、アルマリーって何やねんと思ってたの、いつも。
洋服ダンスのことは、あ、そうか、それでオランダ語やってその方がおっしゃってたね。
そう、言ってた。
でも、洋服ダンスのことはクレーディングカストって、そのまんま洋服がクレーディングで、
カストが棚やから、タンスとか棚のことやから、クレーディングカスト。
アルマリーって言わないんや。
おばあちゃんとかに聞いてみたら、
オランダ人のおばあちゃんとか。
おばあちゃんもうなくなっちゃったからな。
多分それはポルトガル語ちゃうかな、なんとなく。
なるほど、そうよね、確かに、確かにそうやわ。
なんかもう多分もはやわからないやと思う。
何がオランダ語が語源で、どれがポルトガル語かっていうのがね。
だってね、セイロンっていう言葉自体がね、オランダ語って聞いてんけど、
セイロンっていう言葉がセイラオっていう、なんか赤い土っていう意味やっていう説明されたことがあるんだけど。
そうなんや、セイラオ、赤い土、ちょっと調査班が動きますよね。
多分もう私の中ではポルトガル語ちゃうかなってちょっと思ってる。
だって一番最初に聞いたのはポルトガル人なのよ。
まあそうよね。
その後オランダ人で、なんか昔からセイラオって言われてて、
それでもなんか、え、熱あんの?とか、
昨日なんか変なもの食べた?とか、
言いそうになるんだけど、
でも向こうはさ、もうすっごいすごく真面目に、
瞳うるうるさしたりとかしながら、
いつもそういう感激をしている人なのね。
かわいい。素敵。
だから、なんかまあ私自身が、
そういう人に影響を受けた部分もあるだろうし、
あとは自然と年齢を重ねて、
日常の些細なことがやっぱりありがたいとか、
感謝して泣けてくるっていうことは、
すごく増えてきたなっていうのはあって、
例えばなんか風がすごく気持ちいいとか、
5月ごろ突然新緑の大木がワーッと現れてくるとか、
青空のとこにお月さんがポンと浮かんでるとか、
なんか大地と空がひっくり返ってるぐらい空が大きいとか、
なんかそういう何でもないことに、
めっちゃ感…なんていうのかな?
感動というか、まあ感動かな?
すごい幸せを感じるよね。
私もそういうのすごいたくさん感じる方かもしれない。
それもやっぱりイギリス行ったからかも。
イギリス人もやっぱりそんな感じで周りの人たちが、
本当にちっちゃいことを、いや今日は楽しいわとか、
ちゃんと口に出して言うっていう。
それこそ私も関西人の端くれやからさ、
なんかお願いしたいことあるの?とかになるので、
言っちゃいたくなるんやけど、
なんかイギリスの人って本当に、
こういう朝の太陽の光を浴びながら、
ここでお茶飲むのが一番幸せなのとか、
そういうこと本当によく言うから、
一緒だね、その辺。
幸せって身近にいっぱいあるって、なんか気がつかされたからね。
そうやね。
だから日本帰ってきたら、本当に今日は日差しがいいなとか、
渡り鳥がうちの家の前飛んでくるとか、
あいつはそれぞれこういうのなんだとか、
今はなんかカエルが鳴き出してたりとか、
カエル、今年は多めやねとか、
なんか言いながら、
そういう何気ない会話って、やっぱすごい幸せだなって感じるからね。
すごいなんか、イギリス行ってよかった一つのことではあるかも、それ。
そうね。
あとまあそうやな、私はその、
言い方が難しいんだけど、
なんかまたエリックの話になって悪いんだけど、
彼はすごい生活者なんよ。
なんかもう大地に足をつけて、家庭から仕事までしっかりガッツリ関与しながら、
泥臭く生活してる人間なのね。
だからすごいワークホリックな人なんだけれども、
生活者でもあるから、ほうれん草の昨日の値段と今日の値段の違いも知ってるし、
どこのスーパーがリーズナブルとかも知ってるし、
で、私以上に冷蔵庫のどの部分に何を入れなきゃいけないとかいう細かいこともよく知ってるから、
なんかそういう男の人っていうことに鬱陶しさと、あとまあ敬意を感じているのはいて、
仕事ばっかりにかまけない、なんていうの、ちゃんと生活している人っていうのは、
だからこそ見えてくる小さな喜びとかがあるんやろうなっていうのは感じるね。
確かにそれはそうかもね。
なんか日本の男性って仕事ばっかりってなっちゃったりするもんね。
家のこと何も知らないみたいな感じになるけど。
最近の若い男性はずいぶん変わってきたみたいだけど、
私たちの年代の男の人はまだ結構。
そうだね、確かに。私も今言ったのは、ちょっと父を想像しながら言ってるから。
そうそう、そうだよね。
父の世代は今って感じではあるかな、そうですね。
スリランカとかは結構男性も一緒に関わるかな、なんか。
そうなんやね。
スリランカはあんまやらないけど、お買い物すごいするかな。
奥さんの代わりに買い物する人がすごい多いから。
へー、そうだね。
逆に、私一緒にいるのがイスラム教徒の方と一緒にいるからかもしれないけど、
なんか、買い物に出かけるのは男性だから、
例えば私がミンチがちょっと欲しいって言った時に、
ミンチは奥さんの方はわからないけど、
旦那さんに聞いたら、どこがいいお肉のミンチを作ってくれるか、
出てくれるか、
卵はどこが安いやとか、今は牛乳はあそこがいいやつが出てるとか。
いや、なんか、うちの夫もスリランカ人かもしらんわ、そういう意味で言うと。
いつも私の代わりに買い物行ってあるから。
そうやん。
私のパートナーもさ、日本来たらせっせとここの卵が一番安いやらん。
すごい、ここの食パンがいいと。
いや、その食パンはちょっとあんまり私は好きじゃないからこっちにして。
すごい、揉めるなんか。
面白い、そうなんやね。
そう。
戦場石はコストが高くなるから、違うスーパーに行きなさいとか言われたりする。
私よりすごい経済観念がすごいしっかりしてる。
ほんとやね。
面白いね。
面白い。
なるほどね。スリランカの方は、そっか、男性は買い物に行ってくれるのね。
買い物に基本行くね。奥さんたちも行くけど、全然。
基本的に外でこまごま動き回る男性が多いかな。
でもね、スリランカスーパーに男性いっぱいいるから、別にイスラム教だけじゃないと思う。
そうやね。うちのエリックも行くぐらいだからね。
面白いよね。
面白いね。
言ってる間にこんな時間になっちゃった。
そうしたら、ということで、そろそろお時間になってきたかなと思いますので、本日はこれで終了しようと思います。
概要欄には、なおちゃんの紅茶教室、すしらTのホームページ、私の花とテーブルコーディネート教室、しーじゃのホームページを記載しております。
番組の感想など、旧ツイッターXでハッシュタグ、漢字で花紅茶とつぶやいていただけたらとてもうれしいです。
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