【注目ポイント】
- 政府がこのように日本人の貯金にアプローチしたい
- 日本の新築信仰について
- 【★おもしろ話】新品信仰は日本の特徴?アジアの特徴?実は●●国は新品信仰
- 【★重要】経済財政白書とは何か?のまとめ
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政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2024年10月17日】時点で収録した内容です。ご了承下さい。
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▼番組スケジュール/チャプター▼
前回までのまとめ
政府が考えている4つの現状4:日本国民は世界の中でもトップクラスに貯金(現金)を持ってる
日本は現金割合は50%に対し、欧米諸国は●%
現金割合が高いのは日本だけ?アジア系全体の傾向では?という話
定期預金と国債って実際扱いとしては一緒じゃない?という話
【野村仮説】政府はとにかく株(投資信託)を買ってほしい?なぜ?
日本は新築住宅の割合がすごく高い!日米の住宅市場の違い
中古住宅が流通する文化が根付くと社会に良い影響がある
【飯田野村議論】日米の新築/中古のそれぞれの不動産価格や価格差の影響はないの?市場のシステムの問題では?
【活用】じゃあ新築より中古を有利にするための補助金とかは出してないの?
新築信仰?「何でも新しい物が良い」という日本の価値観
【★おもしろ話】新品信仰は日本の特徴?アジアの特徴?実は●●国は新品信仰
リファービッシュ市場は日本ではどうなってる?
米欧と比べて日本は中古住宅が出てくる割合はどうなってる?
ぶっちゃけた話、現実の新築/中古のそれぞれの不動産価格の差はどのくらい?→【後日きちんと調べ直したデータを概要欄・コメント欄にあります!】
【★重要】経済財政白書とは何か?のまとめ
次回:飯田なら経済財政白書から話題にしたいところ
■政治経済情勢活用会
YoutubeチャンネルURL:https://www.youtube.com/@PESU-G
Podcastは Spotify・Apple Podcast・Amazon music・Pockets Castで配信中。 「政治経済情勢活用ラジオ」で検索
■政治経済情勢活用会とは?
政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、趣味で政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。
普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをなんとなくお伝えします。
政治や経済の情勢は、企業の大小にかかわらず少なからず経営活動に影響を与えるものだと私たちは信じています。しかし、ビジネスパーソンは日々判断するべき情報が多すぎるため、マクロ視点での政治経済情勢の情報を見ることや影響を考える時間は多くはありません。その部分をサポートする存在を目指しています。
■注意事項
株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。
政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2024年10月17日】時点で収録した内容です。ご了承下さい。
■出典記載
- 内閣府ホームページ (https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je24/index_pdf.html)
---野村追記---
【不動産について調べ直したデータ】
1. 日米中の新築/中古の割合の違い
■日本の新築/中古の割合=新築6割:中古4割
出典:一般社団法人不動産流通経営協会「既存住宅流通量の地域別推計について」 ( https://www.frk.or.jp/suggestion/2021chiikibetsu_kisonjyutaku.pdf )
※年度やデータ取得元によって異なる数字が出る。最も少ない推計では中古が約15%、最も多い推計では中古が約70%というものもあり。
■米国の新築/中古の割合=新築1割/中古9割
出典:JETRO「米中古住宅販売戸数は2カ月連続で減少、高金利と在庫不足が重し」 ( https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/08/0bda624e9294e853.html )
※新築住宅の供給そのものが極端に少ない。主な理由は以下の3つと考えられる。
・土地の開発や建物の建築について、州または郡レベルでの非常に厳しい審査があるため。
・DIY文化が根付いていることにより、住宅の古さを気にする人が少ないため。
・ため厳しいゾーニング規制により、新築住宅の供給が制限されている。
■中国の新築/中古の割合=新築5割/中古5割”かなぁ”と言われている
※統計データとして正確なものは(見つけられて)ない。新築販売数と中古販売数の推計データから推計したのが上の割合。
→中古住宅の価格が下落傾向にあり、新築との価格差が広がっているという報告もある。
⇒つまり、元々は価格差は小さかったと推定される。
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2. 日本の新築と中古住宅の価格差
■首都圏の戸建住宅の場合
・新築 4,403万円(建物面積98.31㎡)、中古 4,061万円(建物面積103.71㎡/築年数22.05年)
出典:レインズ「月例速報 Market Watch」 ( http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/MW_202409data.pdf )
■首都圏のマンションの場合
場所によってまちまち。以下の出典をご確認ください。
出典:SUUMO「新築VS中古 マンションを買うなら価格の違いはどれくらい?【首都圏版】路線図で確認しよう」 ( https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_money/map_kanto/ )
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