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東京都北区初の女性区長、山田かなこ。 彼女の描く展望や未来を描くゲストとの対談など、
北区の新たなビジョンを語るこの番組。 今日はどんな北区未来予想図が描かれるのでしょうか。
おはようございます。かなこビジョンパーソナリティの山田かなこです。 8月6日火曜日、今日も元気にお届けいたします。
北区では、毎年秋に北区伝統工芸展が開催されます。
北区の魅力の大きな一つに、私は伝統工芸品があると思っています。 この伝統工芸品を通じた町おこしや地域や産業の活性化に取り組むために、
まず、北区として北区伝統工芸展を開催、毎年させていただき、 ここに大変なお力をいただいているのが、北区伝統工芸保存会の皆様であります。
皆様のお力をいただきながら、展示会を行っております。 今日はですね、この北区伝統工芸保存会の会長、
岩田佳紀様をお迎えいたしまして、一緒に北区の伝統工芸品、 そして伝統工芸品を通じた地域の未来を語っていきたいと思います。
岩田会長、どうぞよろしくお願いいたします。 よろしくお願いいたします。
今年ももうすぐ伝統工芸展の時期ということで、第4回目となる今月のトークテーマは、 伝統工芸と地域の未来について、と題して、
北区伝統工芸保存会会長の岩田佳紀会長にお話を伺っていきたいと思います。 第1話ではですね、岩田会長ご自身のお話も聞かせていただきながら、
北区伝統工芸保存会のご活動などにも触れていきたいと思います。 そして2話ではトークテーマに沿って、伝統工芸品と地域の未来についてお話を伺っていきたいと思っております。
まず岩田会長ご自身のプロフィール、自己紹介をいただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
はい、岩田佳紀です。仏壇を作っております。 私の作っている仏壇は、唐木仏壇と言いまして、仏壇には2つの種類があります。
塗り仏壇と唐木仏壇です。 唐木は東京と大阪が発祥の地でありまして、東京では生産力がありませんので、
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この東京の形をもって静岡、それから徳島といったところの大きな格屋の展開が仏壇に変わって、東京の市場に参入しているわけが現実です。
東京の仏壇というのは、非常に木漫を生かした質素な作りで、耐久性のある仏壇を作っているのが代表と思っております。
仏壇を作られているということで、また併せて、先ほども申し上げた帰宅伝統工芸保存会の会長としても、もう12年目を迎えられると思いますが、私と会長とお会いした頃は、会長は双子さんで、会長と副会長と最初は分かりませんでした。
お二人でお父様の家業を継がれて、続けられてこられたということであります。
そうですね、はい。
まずですね、私、今日伝統工芸品、伝統工芸というものを取り上げさせていただくにあたって、帰宅の大きな魅力の一つでもあるんですが、
国の方々やラジオを聴いてくださっている方々、伝統工芸品ってどんなイメージを持たれているかなって思いました。
私もちょっとですね、調べてみまして、伝統工芸品ってどういったものを言うのか、経済産業省から5つの要件というのが出てました。
一つがですね、日常生活用に供されているもの。そして二つ目が、製造過程の主要部分が手工業的、手作りということですよね。
三つ目が伝統的な技術やまた技法による製造。
そうですね。昔からやっぱり日常製品というのは、昔は手でものを作るというのは修了ですから、当たり前に手で作って、当たり前のごとく商品にしていたわけですよね。
大量生産に入ったらほとんど、戦後ともお客様のニーズが豊かになって、ものを買うことが楽しみになってくるということになってくる。
手作りでは間に合わないところに、大量生産の工業商品が取って変わっていくわけですよ。
ですから手前どもの商品というのは手作りですから、その良さを分かっていただいて、決して高いものではないと思っていただいて、
一品でも二品でも、よく考えてみるとお手元には結構あるんじゃないかなと思うんですけどね。
まさに仏壇もそうですね。その都度買い替えるものではなくて、やっぱり日常的に使えて、逆に言うと長く使えることで安くつくというか、決して高価なものではないという。
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安価なものをすぐ壊れてしまうものよりか、しっかりした手作りなものを高く使っていただくということの方が、我々の思いにかなった商品じゃないかなと。
そうですね、環境にも優しいですね。
そういった5つの要件がありまして、それらの5つの要件を認定されていく、指定された製品というのが経済産業省の方の指定で全国で241品も指定されているということで、
北区では伝統工芸保存会の皆様が約21名の会員の皆様ですね。17品目を北区で作られて、本当に愛されている製品だと思います。
この17品目21名の皆様で北区伝統工芸保存会として、卓とは違った取り組みとか、こういったことを頑張っているんだよ、空してるよ、みたいなお話があったら伺いたいなと思うんですが。
中村さんもね、毎年毎年思うんですけれども、北区の伝統工芸を楽しみにしていただいていることが多いということは、やっぱり他の国に比べてはなんですけれども、やっぱり北区の支援が行き届いているということと、
やっぱり皆さん、会員さんのお客様に自分の仕事を見ていただこうという意気込みが大変高いんだと思いますね。その点において質の高い工業展示会を開催できているということは、やっぱり誇りに思いますね。
なるほど、ありがとうございます。今お話いただきました北区で、毎年秋に北区伝統工芸展を開催させていただいております。ここの場で職人の皆様がその技を披露し、作品の実演だとか、子どもたちも本当に楽しみにして待っている子たちがたくさんいますけれども、作品の実演、展示、そしてそこの場で買える、即売、こういったことを通じて伝統工芸の
素晴らしさを国の方々に知ってもらう、体験してもらうということが、今年で一緒にやらせていただいて、共催をさせていただいて、今年で32年目を迎えます。いかがでしょうか。32年も変わらずやらせていただいて。
32年長くできるということは、先輩方々、一番最初の中城先生、それから早舟先生、そしてまた人間国宝の奥山先生のご努力が、やっぱり実を進んでいるんじゃないかなと思っております。
今、会長からも人間国宝の奥山先生の名前が出ましたが、やっぱり北区の伝統工芸保存会の一番の大きな特徴というか、力の源になっているのは、人間国宝の先生がいらっしゃるというのは、やっぱり他と比べて大きいですよね。
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改めて人間国宝で単金家である奥山宝石先生の存在は大きいですよね。コロナの間もですね、展示会はやっぱり体験が本当に皆さん喜ばれるので、実際に職人の皆様が作られている様子を見れることと体験できること。
これやっぱりコロナ中実際にできなくて、ここで工夫していただいたのが、オンラインでも映像として配信をさせていただけたというのは、ありがたかったなとくとしてもすごく感謝の気持ちでいっぱいなんですが、とにかくやっぱり途絶えさせずに発信し続けていくということの意気込みを保存会の皆様の熱意で実現した会でもありました。
これから年もコロナが明けてどんどん新たな形で続けていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
コロナもそうなんですが、私が会長になった時に、テント工芸というのはやっぱりうちのあるものにずっといてはダメだということで、外に出ようじゃないかといって、いろんなところの力添えで何点か外に行きまして、その何回重ねることによってですね、いろんなところから親指が変わってくるようになってきましたから、
やっぱり外に向けてハッピーリしていこうと思って、これからもそうやっていきたいなとは思っております。
どうしてもやっぱり技術というと内向きなイメージを持たれやすいのかもしれませんし、作っている過程を見るということってなかなか機会がないですね。
そうですね。やっぱり皆さんに広く知ったこの青ということが、やっぱり職人さんたちもそういう意識を持っていただくことが大事ではないかなと思いますね。
岩田会長がご就任されて、本当に広く外に出ていこうという保存会の皆様の発想の中で、北区の子どもたちも大変お世話になっています。北区の未来を担う子どもたちに日本の伝統文化やものづくりの面白さを学んでもらいたいというところで、区内の小学校や児童館で保存会の皆様に出張講座をいただいています。
昨年は475名の子どもたちが参加をし、とっても楽しんで日本の伝統文化、伝統工芸の良さを実感してもらえたということは、私たち区としても大変嬉しいなと思っているのですが、こういったご協力もいただいております。会長いかがですかね。子どもたちの様子なんかも。
とっても子どもというのは正直というか、今の子どもを見ていますと、女の子がやっぱり素晴らしいなと思います。本当に女の子は熱心ですよね。保存会の皆様の中で男性の割合でも多いですよね。
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それはやっぱりね、何て言うんですかね、昔がたぎというか、それが多く引いているというか、これからはやっぱり平等ですからね。女の方もぜひとも入っていただいて。
女性に対する応援の言葉をいただきますが、本当に毎年30年続けて来られている伝統工芸展、それから子どもたちへの出張講座などで、それを通じて伝統工芸品を触れて、その道に歩むというきっかけにつながったら将来いいなあなんてことも思っています。
私もそう思いますね。だから物の質とか物の良し悪し、物の価値観というのを見ていただいて、触っていただいて、感じてもらうという、このことがやっぱりちっちゃな時からできるということが、やっぱり伝統工芸展の良さじゃないですかね。
本当に五感で感じて、普段使わない五感で様々なものを捉えていくということの貴重な体験だと思いますし、また今年はですね、特に渋沢栄一王をテーマに区としてもいろいろ授業を行ってきまして、この点でも北区伝統工芸保存会×渋沢栄一王伝統工芸品開発ということで、渋沢栄一王とコラボした新たな伝統工芸品の開発にも取り組ませていただいて、
本当にありがとうございます。
皆さんもね、提案も身になっているようで大変嬉しく思っています。
ありがとうございます。子どもたちから広く、区民の方々に、北区の伝統工芸品の良さ、こういったものがあるんだよということをどんどん知っていただく機会を増やして、そして触れていただく、ぜひ北区としても頑張っていきたいと思っております。
今回の第32回となる北区伝統工芸展、多くの方にお越しいただいて、伝統工芸品の魅力や職人の皆様の様子を生で見ていただき、体験していただきたいと思いますが、会長、もう今年の伝統工芸展の情報をいただいてもよろしいでしょうか。ここが初出しになると思いますが。
そうですね。では、9月の28日の土曜日と29日の日曜日になります。この2日間、体験、それから実演もご用意しておりますので、どうぞ多くの方に集まっていただきたいと思っております。
はい、ありがとうございます。北区トピアを会場として、今年も第32回北区伝統工芸展開催をいたします。ぜひとも区民の多くの方々、そして区外の方もお越しいただき、職人の皆さんの生の実演を見ていただけたらいいなと思っています。よろしくお願いいたします。
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はい、会長、今日はですね、北区の伝統工芸品や伝統工芸展等、様々な取り組みについても伺ってまいりましたが、今日振り返って何かご感想を一言いただけますでしょうか。
山田区長にね、ここまで北区の伝統工芸の日について語っていただいて、誠に歓迎しております。
恐縮でございます。ありがとうございます。
北区の大きな魅力の一つである伝統工芸品をですね、伝統工芸保存会の皆さんと北区と一緒になって守り、発展、進化させながら、北区の魅力として発信をしていきたいなと思っております。
ありがとうございます。
ありがとうございます。会長、改めまして今日はありがとうございました。
ありがとうございました。