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東京都帰宅初の女性区長、山田カナコ。
彼女の描く展望や、未来を描くゲストとの対談など、
帰宅の新たなビジョンを語るこの番組。
今日は、どんな帰宅未来予想図が描かれるのでしょうか。
おはようございます。帰宅長の山田カナコです。
本日、6月18日火曜日、今月2話目の配信となります。
今月のゲストは、ジモキッズ代表の畑川麻紀子さんをお迎えしています。
麻紀子さん、今週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
1話では、麻紀子さんについて、そしてジモキッズの活動についてお伺いをしてきましたが、
2話では、トークテーマをもとに、ゲストの麻紀子さんとザクバランにお話をしていきたいと思います。
今回のトークテーマは、子どもの未来を社会全体で想像するであります。
私自身、公約で掲げてきた、子どもの幸せNo.1とあるように、
北区も子どもに向けた政策に取り組んでいます。
まだまだ課題は多くあるように感じますが、
様々な活動を通じて、より近くでたくさんの子どもに触れ合う、
麻紀子さんだからこそ見える、現状の課題や北区の政策についての意見交換をさせていただきたいと思います。
そして、それを通じて子どもの未来を、どのようにサポートを公民連携でしていけるのか考えたいなと思います。
どうぞよろしくお願いします。
まず、現状の北区の政策の話をちょっとさせていただきたいと思います。
北区の政策として、今年の一番のトピックスは、4月1日から施行されています。
北区子どもの権利と幸せに関する条例、この条例が施行されました。
この条例を通じて、子どもたちの様々な施策、そして、
区民の方々の意識の醸成を図っていきたいなと思っています。
公約の中でも、子どもの幸せNo.1、そしてこれを掲げて、具体的に2つ、
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1つは、その政策を行っていくための組織の改正を今年いたしました。
それとともに、様々な子どものための政策を行っていく条例を作った、この大きな2つがあります。
条例をもとに、区民、子ども、大人、事業者、そして区が、
それぞれの立場で何をやっていくべきかということを、みんなで考えて、事業に生かしていく。
そんな取組をしていきたいと思っています。
牧子さんから見た、北区の子どもに関する取組、率直な意見、
期待も含めてですね、伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
牧子さん ありがとうございます。まず最初に、今回のテーマ、
子どもの未来を社会全体で想像するというテーマが、本当に嬉しくてですね、
地木っつも同じことを歌っていまして、
この社会全体というところが、今まで見ていたような、教育関係者だけではなくて、
もっと広く取り込めるような仕組みができるといいなというふうに、本当に思っています。
ただ、一つ、私がちょうど地木っつ始めた、6年くらい前かな、と比べると、
かなり北区の子どもの環境って良くなったなって、しみじみ思っているところですね。
そうですか。そういうふうに言っていただけると、嬉しいなと思います。
その社会全体で考える、想像するというのが、やっぱりですね、これだけ少子高齢化、
子どもが減っていく中で、もう北区だけではなく、日本全体で、やっぱり、
子どもを持つ親御さん、子育て世代だけじゃなくて、
それに関わる全ての方々、日本に住む、この北区に住む全ての方が、
子どもたちをみんなで育てていくよっていう思いを、ぜひ持っていただきたいなというのが、
私個人としてもすごく思っていて、自分は子どもを産まないって決めたからっていう、
いろんな思いの中で、辛い思いだとか、本当は欲しかったけども、産まない選択をした方々、
そんな方々にも、ぜひ理解をしていただいて、応援をしてもらいたい。
私たちも、そんなことをですね、区の施策の中で反映していけたらな、
子どもを育てる親の立場だけじゃない、高齢者の皆さん、みんなでぜひ考えていただきたいなっていう思いなんです。
ありがとうございます。ちょうどですね、ジモキッズ2階建ての建物を運営しているんですけれども、
2階がコーワーキングスペースになってまして、ちょうど関わってくれている大人の方たちで、
まさに今お話が上がったような、例えばシニアで、もうリタイアされているけれども、
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IT企業を務めだったから、そういう技術を持っている方ですとか、
まだ子どもはいらっしゃらなくて、結婚もされていないけれども、そういうクリエイティブなことをされている方たちだとか、
そういう今までって子育てって子どもを持っている人たちがっていう意識が強かったように思うんですけれども、
今ちょっと変わってきているかなというふうに思っていて、それがいいなって思ってもらえるような発信ができればいいなというふうに思いますね。
嬉しいですね。1階の子どもたちと2階の大人のスペースと、一世代間交流でいろんなコミュニティが生まれて、
子育てが終わったけど、もう1回関われるっていう喜びを高齢者の方々にも感じてもらえるっていうのは素敵だなというふうに思います。
帰宅の政策、特に子育ての政策の中で、入業時期だとか就学時だとかあるんですけれども、
牧子さんPTA会長も務められて、小学校のPTA会長も務められてきたということもありますし、
入業時の親子というよりは、ちょっと小学生だとか子どもたち、学校に通う子どもたちの子育て支援政策についてお話を伺えたらなと思うんですけども、いかがですか。
そうですね。入業時期もいろんな取り組みをしてくださっている事業者さんいらっしゃるかと思うんですけれども、
たまたま私は自分の課題感が小学生のところにあったので、小学生の活動を主にしているところなんですけれども、特に学校の放課後って子どもたちにとってはまだまだ時間の余裕のある部分で、いろいろ工夫のできるところなのかなというふうに思います。
今、学童保育であったりだとか、別でワクワクという形で子どもたちにとっていろんな居場所が増えてきているかと思うんですけれども、そこの時間帯に地域の方であったりですとか、いろんな大人たちが関わることってできるのかなというふうに思いますね。
屋内のワクワク広場も地域の方々が運営してくださっているところと、また民間事業者に委託をしているワクワクと2つの種類があるんですけれども、その地域の方々が運営をしてくださっているところなどは本当にいろいろな各世代の方々が関わってみんなで見てもらっているというところもありまして、先ほど真彦さんがお話しされていた人材のリソースっていうのでもまだまだ広げられるという。
まだまだ広げられるかなと思っているんですけれども、今の地元キッズさんの取り組みとワクワクだとか学童も含めた交流の仕方、人材の交流の仕方ということはどうですかね。
そうですね、地域っていうキーワードっていろんな意味が含まれる気もするんですけど、ちょうど滝野川の地元キッズのあたりっていうのが新しいマンションなんかもどんどんできていたり。
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そうですね、大きいマンションね。
なった時に、もともと住んでいらっしゃった方以外にも新しい方たちもいろいろと入ってきてくださっているとなると、今までの昔ながらの方たちにプラスアルファで新しく入ってきた方もそこに関わってくださると、さらに層が厚くなるのかなっていう、そんな期待もあったりしますね。
また学校でっていうことがまたポイントになるかなってちょっと思うんですけども、私なんかやっぱり議会議員と議会議員区長っていう立場になる前から、学校の資金って結構高いなってイメージがあったんですね。
独立したやっぱり機関の中でっていう視点があったんですけど、今こういった立場で掛からせてもらっている中では、本当に今の学校は地域の方々を本当に受け入れて地域と一緒に学校を作っていくっていう方向性になっているっていうのがすごく素晴らしいなと思っていて、その担い手である会長、PTA会長もそうですし、ジムキッズの皆さんもそうだろうなっていう意味では、
そういった開かれた学校を作っていくことで子どもたちがいろんな多様性、多様化した関わり方を作っていく。この点についてどうですかね。
そうですね。私もたまたまと言ったら変なんですけれども、PTA会長を3年やらせていただいて、本当に学校の運営ですとか、あとは行政側のつながりっていうのをすごくよく見せていただけたかなというふうに思ってまして、反対にだからこそこういうものが必要なんだったっていうものは見せていただけたなと思ってますね。
学校ってやっぱり地域の人材なんかを求めてくださって、耳を傾けてくださっているので、そういう意味だと、こんな方が地域にいるよっていうのを提案しやすくなったなというふうには思っています。
地域の方が学校に入っていただくことと、あと私はやっぱり今年くっ倒して取り組んでいく、ちょっと学校に行くのが辛いなという不登校の子どもさんたちなんかが、去年までは学校の中で教室にはなかなか行けないけれども、学校の別室、校内フリースクールという形で別室には行けるよとか、その場所を作ったりしました。
今年はですね、児童館を、学校に行くのもちょっとやったけども、熟童館だったらいけるよという子どもたちが来てもらえるような場所を児童館の中に作る。
私将来的にはやっぱり民間のいろんなスペース、場が、学校や公的な場所にはなかなかちょっとハードル高いけど、そのフリースクールとか、またそれよりもうちょっと敷居を下げた、ここには来れる。
ここだったらちょっとコミュニケーション、他の人と取れるっていうような場所もできていくといいなっていう意味では、もう牧子さんの地元さんの取り組みなんかも、そういうスペースになってくれたらすごくいいなというふうに感じたりしています。
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フリースクールっていうふうに名乗らなくても、いろんな形の場所があれば、どこかがその子の居場所になるっていう可能性が多いにあると思うので、いろんな選択肢が生まれたらいいなというふうに思います。
そしてですね、またいろんな取り組みの中で伺いたいなと思っているのが、区としてやっていることとして、やっぱり児童館や学童など小学生、子どもたちが集える場所ということを設けているんですけれども、
この辺の違いだとか、施設活用についての民間の方々や、そしてこういった活用されている牧子さんから見て、どんなふうに感じますか?
私たち、あえて民間だからできることっていうのを大事にしたいなと思っているんですけれども、やっぱり公的な場所だときちんとしたと言ったら変なかもしれない。先生がいて、子どもたちがいてっていう、しっかりしたルールがあるからこそできることっていうのがあるかと思うんですけれども、
私たち大事にしているのは先生というよりはお友達としての大人だったり、師匠のような、いろんなスキルだったりとか得意なことを知らないうちに拾っていけるような、そんな環境っていいなっていうふうに思ってますね。
なるほど。やっぱり先生ってなっちゃうと、子どもも構えちゃう。
そうですね。
なんか肩にはまっちゃうけど、そうじゃない先生でも親でもない大人って、なかなか地域で関わっていくことってチャンス少ないですもんね。
意外とないんですよね。むしろ大人の方が子どもたちの方から学んだりですとか。
ものづくりなんかしていると、子どもたちの発想に隣にいる一緒に作業している大人の方が教えてもらうというか、要素をもらったりですとか。
すごい素敵。いろんな趣味やそういった取り組みを通じて、本当に大人、師匠的な大人との関係性ということを学べるということも子どもたちにとっては本当に大切な貴重な体験だというふうに思ってます。
実際に利用者の方々のお声ってどんなふうに届いているんですか。
そうですね。最近ですと、まさに今週、Webクリエイターさんが作業している横で子どもたちがプログラミングのゲームを作っているとかってなると答えはなくて、横目でお互いに会いながら、それって楽しいねっていうこういう会話ができる、なかなかないかなと。
不思議。そうですよね。なるほど。そういった新しい連携が自然と生まれてくるっていう素晴らしいなと思いますが、これからの今後の自分キッズさんとしての取り組み、今後の展開や、こんなことを目指したいっていうような目標だとか、そういったもの。
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また過去の挫折とか、こんなことやっちゃったな、失敗したなというようなエピソードを通じて、今後はこんなことしていきたいとか、そんな話も伺えたらと思うんですけどいかがですか。ありがとうございます。たくさん出てきそうなんですけれども、今後やってみたいこととしては、今たくさんのクリエイターさんだったり、いろんな方と地域の大人とのネットワークが広がっているところなんですけれども、
やっぱり自分キッズの石倉に来られる子って限られてしまうってなると、そういったせっかくの人的なリソース、どうやって全ての子どもたちに展開できるかなと思うと、やっぱり公的な学童保育だったり、わくわくさんだったり、そういったところにうまく投入できないかなっていうようなことを考えていたりします。
6月から石倉から最寄りの八幡小学校の方にプログラミングの教室が月に1回入ることになりそうで、これはちょっとひとつ、私たちにとっては大きな一歩かなというふうには思っています。
はい、ぜひ人的リソースというお話ありましたけれども、民間の方々が独自に行われている取り組みや、その中で活動されている様々な専門的な技術、知識を持った方々、まさに人的リソースを、私はずっと子育て支援もそうですけれども、
街づくりや高齢者、障害者、いろんな場面で公民連携というひとつのキーワードとして取り組みを昨年来続けておりまして、この公民連携のスキームの中でやっぱり真彦さんが今お話しされた、目指される様々な民間の活力、そして個人個人の個人的なリソース、それをどういった場面で活躍していただけるかということは、
ぜひ連携させていただきたいなというふうに思いますね。
その第一歩として進まれるというのはさすがだなと思いました。私もぜひその取り組みを見守らせていただきたいと思います。
ありがとうございます。意外とと言ったら変かもしれないですけど、民間から公的なところに入りたい個人の方とか地域の方ってたくさんいらっしゃると思うので、どのようにしたらそれがうまくいくかなみたいなことを試行錯誤できればなというふうに思っております。
さまざまな社会全体で子どもたちを育てていく、創造していくという取り組みについて、まだまだ区役所内部もですね、そして民間の方々とも連携していく、そのスキームを今試行錯誤しながらできることを一個ずつやらせていただきたいなというふうに思っています。
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ぜひそういった意味では地域の方々の人材をですね、たくさん広げていただいて、そしてそのスキームができたら連携をさせていただきながら、子どもたちがどのような環境でも生きがいを感じて幸せを感じてくれるような帰宅を作っていきたいというふうに思っておりますので、そういった意味でこれからも連携をさせていただきたいというふうに思っておりますがいかがでしょうか。
ぜひぜひそんなに大きく考えずに気軽な気持ちでお話に対応していただけたらすごく嬉しいなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。ジモキッズ代表畑川真紀子さん、子どもたちの居場所として様々な地域の中でご活動いただいている。ぜひこれからも区役所、帰宅もいろいろな皆さんのお力をいただきながら、みんなで幸せな子どもたちの活動、生活を守っていきたいというふうに思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
はい、今回はいろいろと貴重なお話を伺いました。本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
楽しかったです。ありがとうございます。
今月はジモキッズ代表畑川真紀子さんをお迎えいたしました。いよいよ新一万円札発行の月となります7月は、渋沢栄一王にまつわるプロジェクトにまつわる方をお招きしたいと思っております。
次回もお楽しみに。素敵な一日をお過ごしください。
パーソナリティ山田赤の子でした。