-
-
PitPa_podcast
ポッドキャストの総合プロデュースを行う、 株式会社、PitPaの富山です。
この番組では、企業がブランティングや採用などを 目的として運営するポッドキャスト番組、
オウンドポッドキャストの作り方に 焦点を当てる番組です。
今回はすでにそのオウンドポッドキャストを運営している 企業の担当者にインタビューしていくエピソードになります。
今日はですね、お店のデジタル化支援サービスを 展開されている、STORES株式会社さん。
結構有名ですよね。
のポッドキャスト番組、論より動くものFMを運営している エンジェルさんをゲストにお呼びし、インタビューをしてきました。
このエンジェルさんですね、ニックネームなんですけれども、 STORESさんの技術広報の担当をされております。
技術広報、最近流行りですよね。
その会社がどんな技術的な取り組みをしているのか というところを広報することによって、
最終的にはその会社のエンジニアの採用だったり、 いろんな技術整形をするというところが目的になっているんですけれども、
その技術広報をやられている方です。
確かにですね、特に最近はですね、その採用部分、 優秀なエンジニアさんってなかなか獲得難しいというところがあって、
競争もかなり激化しているかなというふうに思うんですけれども、
そういった中で技術広報をしっかりやっていくという、 このSTORESさんの会社なんか、
やっぱり伸びている会社ってそういうところ かなり力入れていますよね。
その中の技術広報の中の一つとして、 ポッドキャストをやられているというところなんですけれども、
なんでポッドキャストをやり始めたのかというのと、
論より動くものFMっていうその面白い名前のタイトルなんですけれども、 そのタイトルの由来の話でしたり、
ただ実際にそのポッドキャストをやっていた効果の部分ですね、 どんなところが良かったのかとか、
その中でもですね、やっぱりポッドキャストにしかできない効果みたいなのもあった、 という話を聞くことができました。
かなり興味深い面白い話でしたね。
そのあたりいろいろお話をしてもらいましたので、 お聞きいただければなと思います。
STORESさん、かなり有名な会社さんではあるんですけれども、
まずはじめにSTORESさん自体のところを軽くご紹介いただいてもいいですかね。
えんじぇる
STORESはJust for Funというミッションに、 こだわりや情熱楽しみによって駆動される経済の発展というのを目指して、
ネットショップの開設、ポスレジ、キャッシュレス決済、 オンライン予約システム、アプリ開発というお店のデジタル化を支援するサービスを展開しています。
PitPa_podcast
STORESはネットショップをはじめ作るだけかなと思ったら、 そこから金融といいますか、決済の部分とかサポートの部分とかも、
かなり手広くいろんな事業を実はやられているなという印象なんですけれども。
えんじぇる
ありがとうございます。
PitPa_podcast
今、エンジェルさん自体はポッドキャスト番組を作っている、 制作側の担当の方だったりするかなと思うんですけれども、
実際その社内での主な役割とかというのを教えていただいてもいいですかね。
えんじぇる
テクノロジー部門、エンジニアリング室というところに所属しておりまして、 そこで技術広報を担当しています。
PitPa_podcast
技術広報っていうことは、もうエンジニア組織の広報というか、 採用とかも全部含めてという感じなんですかね。
えんじぇる
そうですね。エンジニアの採用につながるような広報も含めた広報活動かなという感じですね。
PitPa_podcast
その広報活動の中の一環として、ポッドキャストもやられているという、 そういう感じなんですかね。
はい、その通りです。
そもそもポッドキャストをやろうとしたのは、 どういうきっかけだったんですかね、社内の中でいうと。
えんじぇる
私が技術広報という職種になる前に、 広報チームにいながら採用広報をやっていたんですね。
その採用広報の一環で、 CTOの藤村をもっと出していこうというのがありまして、
そのために私は、毎週藤村とネタ出し会みたいなのをしていたんですよ。
そのネタ出しで出てきたネタを、 藤村にブログで書いてもらおうとしていたんですね。
実際に書かれたこともあるんですけど、 書かれないネタもめちゃくちゃあったっていう。
シンプルに忙しいじゃないですか、やっぱCTOなんで。
ブログを書くのは時間がかかるので、 それに時間を割くのが結構難しいっていうのがあって、
でも藤村の発信は増やしたいっていうのもありましたってところで、
藤村がツイッタースペースを使って、 社員の人と話すみたいなのを2回くらいやったんですよね。
それをやったときに、藤村とゲストと、 ゲストって社内のメンバーが、
普通に楽しそうに話してるなってことに気づいて、 これはもはやポッドキャストにすればいいのではって思ったんですよね。
PitPa_podcast
ツイッタースペースを始めようと思ったのは、 そもそも藤村さん自体が喋るのが好きだったとか、そういう感じなんですか?
えんじぇる
半分のりみたいなところでやってみようみたいな感じで、 やったら意外と面白いみたいな。
結構聞いてもらえたねみたいな感じだったんで、 3回くらいやったって感じですね。
PitPa_podcast
技術広報でいうと、 広報した後で一番何を成果として求めているっていうと、
多分採用は一つあるかなと思うんですけど、 それ以外の目的観とかってあったりするんですかね?
えんじぇる
技術広報の目的? 難しいですよ。
私は結構コミュニティに対してアピールできるのが いいのかなというのを今仮説として持っているって感じですね。
PitPa_podcast
コミュニティというと例えば?
えんじぇる
プログラミング言語ごとにコミュニティみたいなのがある。
Rubyコミュニティだったり、iOSのコミュニティだったり、 Androidのコミュニティみたいなのがあるので、
そのコミュニティでどういうスタンスなのかを 知ってもらうのが大事なのかなと思っております。
PitPa_podcast
ストアーズさんの中では技術的にこういうことをやっていて、
なんか面白そうだぞとか、採用じゃなくたとしても、
例えばちょっと手伝いたいとか、一緒にこんなのコラボできないか、
みたいなところが将来的につながればいいな、 みたいなところになってくるんですかね?
えんじぇる
はい。言語化いただいてありがとうございます。
PitPa_podcast
いい、とんでもないです。
名前もめちゃめちゃ面白いなと思って。
論より動くものFLということで、
ちょっとポッドキャストの始まりのところも 聞きたいんですけども、
番組名っていうのはこれはどういう流れで この名前になったんですかね?
えんじぇる
これはマストアーズのテクノロジー部門には テックマニフェストとバリューっていうものがありまして、
そのテックバリューのうちの一つなんですけど、 論より動くものっていうのがあって、
このバリューの話もポッドキャストでしてるぐらい、
論より動くものっていうのは結構、 藤村さんにとって思い入れのあるバリューっていうのと、
あと音感がいいっていう。
PitPa_podcast
あー、確かに。
テック的な感じが非常にするところはありますよね。
えんじぇる
他の案もこれにあたって調べたんですけど、
何が広報に上がってたかっていうと、
サンデー開発ブックっていうのと、
ヘイのワクワク動物ランドって、 その頃まだヘイっていう社名だったんで、
ヘイのワクワク動物ランドと、
あと毎週一週っていう。
PitPa_podcast
はいはいはい。語呂合い良さそうですよね。
ワクワク動物ランドは。
えんじぇる
いろんな人が出てくるみたいな意味だったと。
PitPa_podcast
あー、そういうことですね。
実際にポッドキャスト自体やっていて、 効果っていうか反応みたいなのって結構あったりするんですかね。
えんじぇる
効いてますっていうのはやっぱり言われるんですね。
半期ごとに一応、数値とか視聴数とかだったり、文字起こしもしてるんで、
記事のPVだったり、Xに投稿されてるコメントだったりみたいなのをまとめているんですけど、
それで何となくの振り返りをしつつ、
あとカジュアル面談を受けてくださった方に任意でアンケートに答えてもらっていて、
そちらでもどこで知りましたかみたいな、
ストアーズをどうやって知りましたかみたいな項目の一つにポッドキャストを入れていて、ちょいちょいいらっしゃるみたいな感じです。
PitPa_podcast
それはもうポッドキャスト初めて聞いて、ストアーズのことが好きになったっていう、そういう人がいたってことなんですかね。
えんじぇる
そうなんです。認知経路として何をきっかけに知りましたかっていうので聞いていて、
その中の一つにポッドキャストを答えていただけるので。
PitPa_podcast
そうなんですね。話が前後してしまってあれなんですけども、
ストアーズさんって今社員さんって何人くらいおられるんですかね。
えんじぇる
だいたい400名くらいで。
PitPa_podcast
400名くらい。その中でエンジニアさん、エンジニアと言われるようなメンバーは何人くらいとかなんですかね。
えんじぇる
3割くらいがエンジニアになります。
PitPa_podcast
じゃあ120、130人か150人くらいとか。
ちなみにそこから採用で、毎年それなりの数採用もされてる感じですかね、エンジニアも。
えんじぇる
もっと入ってもらいたいですけどね。
PitPa_podcast
肌感覚で全然構わないんですけれども、その中できっかけじゃなかったにしろポッドキャストが採用の決め手、入社の決め手になったみたいな割合ってどのくらいいるっていうのでありますかね。
えんじぇる
入社の決め手になったって言われるとちょっと微妙かもしれないですけど、
入社してくださった方にテクノロジー部門のオンボーディングっていうのをやっていて、
そのマニフェストだったりバリューだったりを説明する時間を取ってるんですけど、
その時に結構な割合で論より動くものFM効いてましたって言ってもらえるので、
PitPa_podcast
今やられて1年半ぐらい継続してやられているところで言うと一番の価値で言うと、将来ストアーズと関係を持ってくれるような人たちに継続的にアプローチ、
タッチポイントが持ててるっていうところが一番の価値かなっていう感じなんですかね。
そう思います。
ありがとうございます。
お運のポッドキャストインタビュー。
はい、いかがだったでしょうか。
ポッドキャストの運営についていろいろ聞いてきたんですけれども、もちろん技術広報の中でポッドキャストをやるっていうことが最優先ではないって言いますか。
順位的には1番がカンファレンスとかイベントですね。
2番目にブログで3番目にポッドキャストというような形でめちゃめちゃ重要だっていうところではないんですけれども、
このラインナップ、カンファレンス、イベント、ブログっていうところを見るとですね、ポッドキャストやっぱり広報の中での順位って結構上がってきてるなっていう風なのが個人的にはちょっとそういう風に思いましたね。
使い方としてはそういったカンファレンスとかでですね、初めてのタッチポイントを作るんですけれども、
ただそこからその場だけだとなかなかやっぱり会社の雰囲気とかっていうのも伝わりづらいっていう中で、
そこでタッチポイントを持った人に対してポッドキャストを提供する。
毎週だったり毎月エピソードを聞いてもらって、継続的なタッチポイントを作っていくっていうところを考えながらやられているというのはかなり戦略的にやられているなというふうに思いました。
そういった活動を1年以上続けているというところで、本編の方では語ってなかったんですけれども、オフのところで話した内容だと、
そういうイベントに出てもですね、このエンジェルさん結構声かけられるらしいんですね。
ポッドキャストもですね、毎回出てるというよりはたまにスポットでゲスト的な形で出てたりはするんですけれども、
ポッドキャストのエンジェルさんですよねみたいな形でイベントの中で声かけられたりするらしいので、
そういった意味でもあながちなかなかポッドキャストでもプレゼンス取れるなというふうには思いました。
そうやって1年以上聞いてきて、その中でたまたま転職の機会があった時の候補に入るという形で、
効果が見れているかなというふうに思うんですけれども、そういった中で入ってきた方たちっていうのはやっぱりカルチャーがかなり浸透しているなという、
カルチャーがマッチした状態で入社してきているというところがもう一つの効果だというふうな話をされていたのはすごい印象的でしたね。
というところですね、ストアーズさんのポッドキャスト番組、技術広報の観点からどういった取り組みをしているのかっていったところのお話をいろいろ聞いてきたんですけれども、
もう1本ですね、今度はその番組の制作面というところで大変だったなというところの話でしたり、
あるいは再生数が伸びる時の話みたいなところも聞くことができましたので、
こちらはですね、また来週の水曜日にアップする予定ですので、お楽しみにお待ちいただければなと思います。
それではエンディングです。
この番組は企業がブランディングや採用などを目的として運営するポッドキャスト番組、オウンドポッドキャストの作り方に焦点を当てていく番組です。
もしインタビューさせていただける企業様がございましたらお気軽にご連絡ください。
また、ポッドキャスト番組を制作したいとお悩みの場合もぜひご相談いただければなと思います。
各種お問い合わせについては番組やエピソードの概要欄のリンク、もしくはピトパのホームページからお問い合わせください。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。