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tazawa
本編の方では笑い論なんて当然語ってなくて、みんながいろいろ言ってることに対するみたいな。
でも僕は編集しながら聞き直して、笑いとかでも音楽とかでもそうですけど、活躍の仕方というか、それをレールに乗っかってしまうと構造が変わらないんだなっていうのはやっぱり感じたし。
自分が先輩と同じ形で活躍していくって方を目指しちゃうと、スキルは上がっていくけど構造の中でってから詰まっちゃうんですよね。
だからそれこそ先輩は先輩でいるけど、どう活躍していくのかっていうのを自分でクリエイティブに考えることが大事なのかなっていうふうには改めて思いましたね。
スピーカー 1
それは今、この本編の方でも話しちゃったかもしれないですけど、テレビの業界が今そうやって行き詰まっちゃってますからね、その構造によってね。
過渡期っていうのもあるし。
tazawa
だからそれはどんな人でもそうなんでしょうね。だから僕はエンジニアで、渡田さんもデザイナーで、どういうふうに活躍していくかっていうことを、そこを自分でクリエイティブに考えていくってことも大事なんでしょうね。
そうですよね。だから例えば自分にとってのお師匠みたいな人がいて、それを流派として受け継ぐのはいいんだけど、そのままコピーすると、結局焼き増し。
上に行こう。
スピーカー 1
そういうことだよね。そのまま行って、構造的にはどんどん劣化していくわけじゃん。
次足し、次足しで受け継いでいっちゃうから、本当はマイナーでもいいからアップデートしていかないといけないっていうね。これ芸術の分野でも確かによく巻き起こる論争なんで、結構近いところがあるのかもなという気はしましたけどね、やっぱね。
tazawa
そんな感じでちょっとまとめてしまいましたけども。
スピーカー 1
結果的にこの本編の方でもね、また同じことまとまってるかもしれないですけども。
ぜひお聴いていただければと。
それではじゃあ出てください。
tazawa
どうぞ。
どうも田沢です。
どうも和田です。
前回のエピソードの冒頭で、和田さんから話してた通り、今週の収録は2人が喋りたかったテーマがかぶってしまったという。
スピーカー 1
おかぶりしちゃってね。
tazawa
そうなんですよ。ので、それを今から話すんですけど。いや、あれですね。低減ね。
スピーカー 1
低減されましたね。
低減するなー。
低減しちゃいましたね、とうとうで。
tazawa
僕が言ってるのはあれですよ。ラバーガールの大水が、商店の審査員の翔太氏の権力が強すぎるっていう話も。
いや、僕もそっちでやってました。なんならその動画しか見てないですもん。
ちゃんと乗っかってきてるなと思ってね。
スピーカー 1
ちゃんと乗っかって、ちゃんと早かったね。もう本当にこんな会い乗りが早いのはね、いいことですよもう。
tazawa
まあ、あれですね。中田敦彦さんの松本人志支援の低減ですね。
いや、すごいなんか話題になってますね。
スピーカー 1
なんか、やっぱりラバーガールの人もそうですけど、他の人もいろいろコメントの動画を出してるんですよね。
tazawa
いろんな人がいろいろ言ってるなと思って。
スピーカー 1
言ってましたね。
tazawa
いろんな人がいろいろ言ってると、僕もなんかムズムズしちゃうんで。
僕の中では過去、こういうシリーズはあるんですよね。親ガチャとかもそうですよ。
スピーカー 1
これ親ガチャシリーズ?
tazawa
みんながいろいろ言ってるから、僕も言いたくなってくるっていう。
スピーカー 1
そうですね。
いろんな論点でみんな。
tazawa
いろんな論点でみんなが言ってるのを見て、ちょっともやもやするのがあるから、
ちょっとみんなが言ってるところとちょっと違う視点で話せたらいいかなと思って。
スピーカー 1
面白いですね。
tazawa
別にね、お笑いに関してはもう全然素人だから、お笑い論なんてとても飾れないから。
みんなが話してる論点とか、そういうところについてね。
どうですか、でも渡さん、この件はなんか初感として。
スピーカー 1
あの、ザ・セカンド面白くなかった。
tazawa
僕見てないんですよね。そうですか。
スピーカー 1
いや、そもそもなんかちょっとそれは感じます。
面白くないっていうと語弊があるかもしれないですけど。
結構でもそういう評判は流れてますよね。
マシンガンズ、ネタ全然用意してこなくて、決勝戦で全然ネタやらなかったみたいな。
まあなんか、なんて言うでしょうね。
いわゆるショーレース的なモデルの、そういうのにちょっとなんかヘキヘキした感じは、
これ僕論点はずれてるので承知の上で。
なんかちょっと勘違いましたね。
tazawa
それはでも僕も、お笑いのショーレース見なくなっちゃったなと思って。
スピーカー 1
見なくなっちゃったね。
なんかね、あの、なんだろうな。
なんかやっぱり消費されちゃってる感じなのかな。
でもコンセプトは一応持ってるじゃん。
一流になれない人たちみたいな。
あれはいいと思うんですよ。
一流になれない奴らが集まってみたいな。
あれはいいなと思うんですけど。
結局だから、でも同じフォーマットに。
これは中田さんが言ってた話にも一部入ってましたけど。
なんか結局やってることは同じみたいなのは感じちゃったんで。
そういうちょっと薄らさぶさは感じたかなっていうのは。
それはちょっとずれてるとね、話として。
ちょっと感じましたけどね。
tazawa
でも中田ちゃんの方がすごい叩かれてますね。
tazawa
でもね、結果ね。
スピーカー 1
叩かれてますね。
あの、フジボリの動画見ました?
tazawa
あの、あのちょっとね。
スピーカー 1
ちょっとの。
tazawa
長かったからね。
スピーカー 1
顔パックして始まるっていう。
あれは正しいかどうか思ってたんですよ。
面白かったですけどね。
tazawa
フジボリのあれ含めての。
繋がってますよね。
スピーカー 1
繋がってる繋がってる。
だから、なんかいいなとコンセプトとして一貫してて。
すごい。
tazawa
なんか僕その、中田ちゃんが叩かれてるっていうか批判されてる構図が、なんかちょっとよくわかんないなと思ってて。
なんか、なんだろう。
なんか結構みんなその、中田敦彦で笑ったことねえとか。
そういうところで話すじゃないですか。
それってあの話と関係なくないって思ってて。
スピーカー 1
確かに確かに。
本人もそれ、動画の中でなんか触れてたよね。
お前で笑ったことねえからみたいなコメントよくもらうがみたいな。
そういう話言ってた気がする。
tazawa
で、やっぱり自分たちは松本さんのお笑いで育ったしとか。
スピーカー 1
まっちゃんのお笑いのレベルの高さを話題に出しつつ、中田ちゃんの方で笑ったことないみたいな論点で話してるような気がしてて。
tazawa
いや、なんかそういうことじゃないかなと思ってて。
スピーカー 1
そうだね。
tazawa
いや、それで言ったら僕、まっちゃん。僕らね、まっちゃん大好きですからね。
スピーカー 1
いやもう、C大好きだよ基本的に。
tazawa
そうそうそうそう。
スピーカー 1
いつも。
tazawa
いや、てか確かに世代的に、やっぱり僕ら以上の世代がだけが知ってるまっちゃんのすごさですよね。
まだ若い人は多分あんまわかんない。
わかんないですよね。
スピーカー 1
だから本当に、そういうことさ、僕はこれあんま言ったことないかもしれないですけど、僕一回本気でダウンタウンに憧れてNSC入ろうと思った。
tazawa
そうです。
スピーカー 1
中学生の頃。だから中学生の頃、本当にちょっと話した。本当に恥ずかしいんで話したことないんですけど。
それで相方を見つけたりして、ちょっと本当にやろうと思った時期があった。
で、親に相談してた時があって、もちろんすごいダメって言われて。
だから当時NSCなんて内々とかが出てくる前だったから、全然そんな何お笑いの学校なんてありえないでしょみたいな言われて。
しかも関西のみたいな。っていうぐらい僕すごい、実はめちゃめちゃ本とか持ってたし、衣装とか。
tazawa
僕はね、まっちゃんが出した本全部読んでたと思います。
スピーカー 1
ね。
tazawa
シネマボーズとか含めて。
スピーカー 1
そうそうそうそうそう。で、これ賛否両論あるけど、映画も僕割と、これはね、告票されてますけど、そんな僕嫌いじゃないですよ。松本さんの作ってる映画とか。
tazawa
僕は一作目しか見てないですけど、あんまり分かんなかった方ですね。
スピーカー 1
あれはね、だから分かるですよ。告票されてるのももちろん分かる。ただあれは松本ひとしの世界観。
tazawa
そうですね。
スピーカー 1
で、僕はやっぱりね、本来あの人コント職人だと僕は思ってるんですね。天才なんだよ、そういう脚本書かせると。
だから、そういう文脈で、お笑いの神様っていうよりも、どっちかっていうとそういうアーティストっぽい感じで僕はちょっと捉えてるとこはあって。
すごいそういう意味でも、いまだに大好きというか。
tazawa
そうなんですよ。僕はどっちかっていうと、スノマッちゃんのフリートークとかで感動した方ですね。
スピーカー 1
ガキツカとか。
tazawa
ツカのトークもそうだし、あとヘイヘイヘイとかも。
ヘイヘイヘイね。
スピーカー 1
神とかもそうだし。
tazawa
面白いですね。
スピーカー 1
神がかってますね。
本当に、これ脱線したかもしれないけど、死んじゃったじゃん、坂本隆一教授。
教授が最近死ぬ直前ぐらいに話題になったんですけど、実演してるんですよね、松本さんと。
そうなんですね。
90年代、ダウンタウンと教授がすごい仲良くて、ガキのスカイも出てたし。
アホアホマン。
スピーカー 1
アホアホマンね。ごっつい感じで、本当にびっちりうんこついたブリフ履いてやってたわけですよ、教授。
芸者ガールズもやってたし、音楽でもね、コラボしたりとかやったんですけど。
教授がめちゃくちゃ、なんかの雑誌でめちゃめちゃ批判してたよ、当時の自分とダウンタウンの笑いを。
要は、これがなんかちょっとその、これでも中田ちゃんっぽい風のことを言ってた節もあって。
なんかある種、ああいう人を見下してどうするっていう一つの型を作っちゃって、それがコミュニケーションの基礎だみたいな風にしたっていう洪罪。
そういうかなり罪深い文化だと、僕は今改めて見た時に、あの時の自分もそう思うみたいなことを言ってて。
案に松本一史を否定してるんですね。
だからそれ以来、2000年代入ってくると、一切もう関係が。
tazawa
でもなんか、ヘイヘイヘイ出たりしてましたよね。
出てた?
はいはいはい。で、昔あんなことやってましたよね、みたいな笑い話してもらったよね。
スピーカー 1
本当ですか。
tazawa
うん。
スピーカー 1
じゃあ結構最近なのかな。
tazawa
じゃあそうかもしんないですね。
スピーカー 1
2010年代入ってからなんですかね。なんか国名に書かれてるんですよ、それが。
tazawa
じゃあその後かもしんないですね。
スピーカー 1
そう。で、二度と関わらないみたいなくらいまでに言ってて、そんな亀裂走ってたんだみたいな。
tazawa
だから、ヘイヘイヘイ出たりのやつ面白いですよ、すごい。最近も僕なんかYouTubeから見た気がしますけど、すごいあの頃の話を懐かしく。昔もね、あんなことやってて。
スピーカー 1
やっててね、みたいな。
そうそうそう。
僕結構いずれにしても好きだったんですよ。今日中のお笑いに参加してる感じも好きだったし、音楽、ゲイシャーガールズもすごい好きだったから。僕はやっぱちょっと悲しくなったというか、そういうのを見てね。
tazawa
だから、マッチャンってすごいのは分かってて、それと今回の中田あちゃんのあの話って別問題だと思ってて、あの話はあの話より全然一理ある話だと思うんでね。
スピーカー 1
あっちゃんの?そうそうそう、そうなんですよね。
tazawa
僕どっちかというとその、なんか構造の問題かなんで、マッチャンがどうこうというよりは、僕これ音楽でも一緒だと思っていて、音楽でもレジェンドってずっと上にいて、みんながそれを追っかけてるみたいな構図ってまだ今も、まだお笑いと近いような構図があると思うんですよ。レジェンドのバンド。
ビジュアル系とかだとXが上にいてみたいなね。あれに近いようなとこもあるかなと思ってて。
スピーカー 1
確かに確かに。
tazawa
それが変わっていったのって、要は業界のフォーマットが変わったタイミングで変わっていくと思うんですよ。で、音楽って多分だんだん変わってきたから、そういうのって今なくなってきたから、ベテランがずっと上に君臨してるみたいなあの構図ってなくなってきた気がするんですけど、
あれってやっぱり、YouTubeとかそのネットで勝負できると新しい土俵ができてきて、その構図が消えていったってのがあると思うんですけど、だからお笑いとかってまだテレビのあの構図ってのは昔からずっと変わっていないからこそ、やっぱテレビのあの時代に一世を風靡したダウンタウンが上にいてっていう構図になってしまうと仕方ないから、だからそういうとこもあるかなと思うんですよね。しょうがないと思う。
それこそだからそのフォーマットを破って、いろんな人が工夫してYouTuberとかでやってってっていう中でうまくいったりしてるのが中田ちゃんだと思ったりするから、別に中田ちゃんあれをわざわざ本当は言わなくても自分でこう体験してるから、まあまあ、たぶん中田ちゃんあれめっちゃ言ってて気持ちいいだろうなと思いましたね。
スピーカー 1
気持ちよさそうな、まあちょっとナルシズムは感じましたけどね。
tazawa
そう、なんか、たぶん今の中田ちゃんってまっちゃんに何と思われようがへでもないんだと思うんですよ。
そうでしょうね。
もう自分の中ではもうここまできたっていう立場での、俺こんなこと言ったぜっていうようなパフォーマンスもあると思うから、僕たぶんそういうことだと思うんですよ。だからみんな、いやだったら直接言えよとかって僕ずれてると思ってて。
スピーカー 1
ああ、そうですね。
なんかベテランの、いわゆるテレビ側のお笑いの人たちがあっちゃんのことを批判するときによく言ったりするのが、本人に言えないからああいう場所で言ったんじゃないかとか。そうじゃないと僕思ってて、余裕から生まれたパフォーマンスだと思うんで、僕中田ちゃんと。
確かに。
だから結構ツイッターとかでのいじられ方としては、結局だから中田ちゃんが本来多分松本人氏をめちゃめちゃリスペクトしてて、でも松本人氏から認められなかったみたいなことに対してのコンプレックスからなってるんじゃないかみたいな。
それは一理ある部分もあると思ってるんですけど、ただ本質的なところで言うと、今おっしゃってくれたような、畑が違うからの。
tazawa
そうそう、畑が違うところで活躍してるぜっていうところの自信の現れだなっていう感じが。
スピーカー 1
アウトサイダーとしてのやり方なんだよね、あれはね、たぶんね。だからただ、本質的に中田ちゃんを否定してる人がどんな意味で言ってるのかっていうのは、あんまちょっと分かってないところは僕もあるんですけど、ああいうの言っちゃダメな話なの?
tazawa
そう、だから僕なんかすごいピントが合ってないような。
スピーカー 1
別になんか変なこと言ってなかったけどね。
tazawa
自分の動画で自分の考えを言ったぐらいの話で。
スピーカー 1
言っちゃダメ感があるのはキモいなと思ったね。あれと一緒、ジャニーズと一緒。
tazawa
論文のアツシが言ってて、さすが確かになと思ったんですけど、この中田ちゃんのこの提言のやつで色々文句を言っている人たちは少なくとも未来を作るタイプの人じゃないって言ってましたね。
tazawa
本来未来を作っていくタイプはこの件に関して何も言ってない人だから、その人たちが内心どう思ってるのかは気になるって言ってましたね。
だから論文のアツシ自身もあの件に関してそういう意見を言っちゃったから、自分はそもそもそういう未来を作る側の人間じゃないって自覚してるって言ってましたよね。
でもまあわかる気がする、確かに。
スピーカー 1
正論ではないです。ただすげー怒られそうだな。
tazawa
でもアツシもやっぱり自分はそっちの人間じゃないってわかってるからこそ言えるんでしょうね。
スピーカー 1
だからあと畑が違う奴がガイアからガイアが言うんじゃないみたいな、そういうのもあったんだけど。
それもどうなのか、さっき言った通りガイアだから言えるというとこもあって、別にガイアが言っちゃいけない。
別に個人的な抽象してるわけじゃなくて、業界の構造的にどうなのみたいな。
それこそ定言というか何て言うんだろうな、そういう言っただけでしょ。
で、まあ何らかみんなちょっと思ってる不思議あるじゃん、言っても心当たりがあるじゃん。
絶対あれなんか否定的なこと言ってる芸人さんとかも絶対不思議あると思うのよ。
tazawa
みんな多分、やっぱりマッチャンのことは好きだけど、昔とはやっぱりなーって多分みんな思ってるじゃないですか。
スピーカー 1
これさ、本当にそうなんですけど、これちょっとごめんなさいね。
本当に熱狂的なBとタケシファンの田沢さんにちょっとこういうの言うのがある。
いやなんかね、Bとタケシやっぱ変わっちまったなって、すげー思いません?
僕タケシさんね、やっぱこれでも定説なんですよ。タケシさんも昔のタケシさんじゃないってなってて。
やっぱね、ちょっと今、もちろんすごいですよ、映画監督としてもすごいし、やっぱりすごいレジェンドなんですけど、
ただ昔のじゃないですよ、昔のタケシさんじゃない。っていう中で、だからそれ今のタケシさんは今のタケシさんで、
現代的に捉えてみるべきかなと。昔のレジェンドとして祭り上げてどうかって、もうその黄金期を作った我々の祖先だみたいな持ち上げ方はどうかなって思うんで、
tazawa
現代的な解釈が必要なのかなと思うんですよね。 マッチャもそうで、いろいろあってのね。
言ってもめちゃめちゃ面白いですよ、今。いまだにどんな番組見てもすごい面白いなって思ってるから。
スピーカー 1
今は今のマッチャンなんですよね。だからマッチャン自身が、実は自分、どっちかっていうと、マッチャンの方がまだ未来を見据えてるんじゃないかなって。
tazawa
だから僕マッチャンはお笑いのことをすごい愛してるから、いろいろ審査員とかやりながらお笑いを盛り上げていこうっていうサービス精神からやってるのは僕間違いないと思うんですよ。
だからその上でもう少し定義の仕方があったかもしれないなと思うんですけどね。
スピーカー 1
まあでもなんかああいう、なんて言うんだろうね。これは中田さんがね、キャラクター的にちょっと割と炎上しやすいみたいなとこもあるんで。それは昔からじゃん。
あるからそれはちょっとさておいてなんだけど、ああいう吹っ掛け方があっても僕はいいんじゃないかなと。
業界とか文脈が全然違うからあれですけど、ラップバトルみたいな感じだよね。ラッパー同士で揉めること、ビーフって言って、ラップでバトルを持ちかけるわけですよ。
それは同じ畑のあれだから、バトルとしてやるっていう文脈だからいいんだけど。
そういうさ、ある種吹っ掛けていって、アンサーとしてどんなのが来るかとか。僕はああいうのそこまで嫌いじゃないというか。
tazawa
僕は結構好感度は上がりましたね。よくやるなと思って。
スピーカー 1
よくやるよね。
tazawa
やっぱり尖がってる、尊託せずに尖がってる人僕好きだから、よくやったなと思って。多分あのスタンスに嫉妬してる人いるんじゃないかなと思いますね。
スピーカー 1
でも思いますよね。今回中田さんがちょっとクレバーだなと思ったのは、それも結構計算してはやってるんだろうなっていうのは、あれも自分の定義への動画でも言ってたじゃないですか。
この後僕自身がどうなるかっていうところがやっぱり見どころですよね。最後急いで締めてると思うんですけど。
それも踏まえてエンターテイメントとしてどうかっていうところを一つ切り口として、それを提案してるみたいなところも、もしかしたらあるのかもしれないんで。
tazawa
ただいらなかったのが、お笑いと知性の話ね。結果カットしたみたいですけど、あれの影響が大きかったんじゃないかなと思うんですね。あれを話をしたことの。自分のお笑いは知性がないと笑えないっていう。
スピーカー 1
理解できない。
tazawa
それ、僕、記事でカットされてるからね。記事で読んだだけですけど、それはちょっと僕、賛同はあんまりわかってきない。そういうもんじゃないと思うから、知性あるないは。
スピーカー 1
それは逆にコンプレックスで言っちゃったね。
tazawa
そうそうそう。だからあれ余計だったなと思ってて。
スピーカー 1
もう、知性がない人しか笑えないお笑いだったら、それ笑いじゃないからね。それも言い換えちゃったね。だから、そうだね。そういうちょっと、あれか。打足なところはありつつ。それもいいじゃないですか。
そういう。
尖ってていいですよね。
それも、至らないところも含めて。ただ、芸能界のキモさみたいな。芸能界キモい議論はあるじゃないですか。
うんうん。
あの、なんて言うんだろう。同調圧力感みたいな。
tazawa
うんうん。
スピーカー 1
で、ジャニーの件もさ、もう報道されてからみんな言い始めるみたいな。もう、ざわついてさ。
うんうん。
なんか、あのキモさは当然昔からあるやつだから、知ってますけど。
うんうん。
スピーカー 1
なんとなくわかってましたけど。なんかああいうのはやっぱ、一番不気味だなと思います。正直。
うんうん。
それは、一視聴者としての意見ですけど。
なんか、並行するというか、口を閉ざさせるみたいな。
そうですね。
悲観みたいな。
うん。
だから、それが逆に言うと、そのなんか、まっちゃん自身がそうなのかは知らないけど。
当人を差し置いてやってるとしたら、すげえ気持ち悪いなって思いますよね。
うんうん。
そうですね。
tazawa
うん。
あとなんか、なんかこれもなんか、あのずれてる気がするなって思ったりする意見は。
これ広域とかも言って、他の人も言ってるんですけど。
うん。
まあ、永田ちゃんの意見は間違ってるっていうような話で。
松本さんはその、やっぱりみんなにこう、いわゆる簡単に言うと需要があるし。
あの、やっぱり番組をやるから、ああいう番組が盛り上がるし。
で、あの松本さんがやるからこそ、若手がこうちゃんとこう番組出れてとかって。
そういうところで回ってるからこそ、価値があるんですよみたいな話を知ってたんですけど。
うん。
多分、永田ちゃんが言ってるのは、そのことを言ってるんだと思うんですよ。
スピーカー 1
まさに、確かにね。
その構造自体のことね。
tazawa
その構造の話をしてると思ってて。
そうだよね。
だから、ちゃんが面白いのは間違いないし、で、人気もあるのは間違いないし。
うん。
っていう構造の中でずっと続いてるっていうことが問題だって多分言ってるんでしょうね。
スピーカー 1
うんうんうん。
だから、ある意味、現代アート的な捉え方をすると、それを可視化するようなフォーマット。
まさにそれを可視化したって感じってことね。今回ね。
それを見える化しちゃったというか。
あっちゃんが。
それは問題提起としては正しかったのかもしれない。そう考えると。
本当にそうだったんだ。そういう構造が見えちゃったから。
まだちょっと皮肉な話なかもしれないからね。そう考えるとね。
tazawa
だからやっぱり、お笑いでもダウンタウンの世代よりも下がみんなまだ若手じゃないですか。やってて。
スピーカー 1
そうだね。
tazawa
ただそうなんだ。僕それは、だってもう50歳ぐらいの人たちがみんな若手じゃないですか。
スピーカー 1
山崎宝生。
若手な。
tazawa
だからそこ、どう考えても若手のところにいる。若手と呼ばれてるようなところにいるって時点でおかしいじゃないですか。
スライドして上がってるだけだからみんな関係が変わらずにね。
っていう意味では、かといって、マッチャンが審査員とか降りてどうこうってことでもないような気がするから。
僕はだから、フォーマットが変わっていくと自然と変わっていくのかなと思うんで。
スピーカー 1
構造から抜け出せるというかね。
なんかそれって不幸な話で言うとね、さっきの本人が意図してそういう構造にしたいかっていうとそこでもあるけどね。
周りが、テレビっていう業界がそういうふうにしてる側面ってあるじゃないですか。
強烈な競争を生み出して、偶像として作り上げていって、構造をそういうふうにしちゃう。
tazawa
本人たちが実はそれを実際望むやり方をしてるっていうのがあって、音楽もそうで。
サブスクとか配信の時代になっても、自分が尊敬するミュージシャンをずっと見てるから、CDでメジャーデビューをしようとし続けるみたいなことがあるんですよね。
その構造自体を自分たちでみんなで作り上げてるっていうのは、僕は音楽で感じたんですよね。
スピーカー 1
だからそれはあれか。後進となる人たちも、ちょっとその手法とかにある種芸能しちゃったりとか、
あとは変な型入れとか、ある種さっき中田敦彦が提言した構造に対しての個宿的な感覚みたいなところからの脱却ができないから、
より業界としては縮小していくみたいな。まさに音楽ってそういうふうな形で、どんどん閉塞感がある業界になっていっちゃってると思うんですけど。
それはあるかもね。だから縛っていっちゃうというかさ。
tazawa
だからそんな中でいろんな試行錯誤して、自分なりの道を見つけていった人が別のところで活躍して、新しいそこで今までで言うところのテレビみたいなものを作っていってって変わっていくんだと思うんで。
だから中田敦彦が面白い面白くないか置いといて、ああいう試行錯誤で別の土俵で成功していったっていうのは、すごい努力の結果だなとは思いますね。
スピーカー 1
そうだよね。しかも個人で打開したわけだもんね。ある程度芸能界の構造的に、パトロン的なある程度既得権益的な派閥に所属してるから成し上がっていけるみたいな、おっしゃられてるさっきのCDの文脈でCD出せばある程度そこは担保される。
売り場とか、実際に何枚売れるかとかは、そういう構造の中でエコシステムになっちゃって、だからある種、自立した力かどうかで言うと微妙なところがあるわけじゃん。その業界の構造として売れたっていう側面があるから。
でも、そこから外れて売れた人って本当に自分で売れていくというか、自分で自助努力というか、自分で工夫してマーケティングしたりとか、新しいアプローチ考えてみたいなとこは確かに努力して自活してるから、そこは単純にすごいなとは思いますよね。
スピーカー 1
ちょっとこれはね、ちょっと言い過ぎかもしれないですけど、そういう構造の中にいる人からするとやっぱ面白くはないでしょうね。だって守りたいじゃん、そこの構造を。
そうですね。あとはやっぱり自分が大事にしてる価値観だと思うんですよ、そこが。 ですよね。だからお笑いってさ、YouTubeとかで本当のお笑いできるの?みたいな、たまにそういう論ってあるじゃないですか。だから、それってちょっと逆説的なとこもあって、
そういう籠の中でしか活躍できないからこそそういうマインドになってっちゃって、だからそこのカルチャーって本当はアップデートしていけると嬉しいんだけど、もうそこをそういうなんていうの、お笑いってこういうもんだからっていう価値観、あえて自分たちで指しちゃってるから、もう業界自体が縮小していくみたいな。これは音楽とかでもあると思うんですけど。
そういうのは感じちゃいますよね。でもやっぱりそういう構造的にそうなりやすいんですかね、エンタメの世界っていうのは、なんかこう保守化しやすいというか、やっぱり長いものに巻かれてっちゃうみたいな。 そうね。
まあテレビなんてさ、民放なんてもう何曲?5曲ぐらいしかないわけでしょ。それは奪い合いになるよね。あの時間を奪ってるんでしょ、みんなで。
tazawa
それはそういうふうになっていっちゃうよね。
あと音楽の方で感じてたのは、やっぱり自分が憧れのものがあるじゃないですか。それになりたいっていう願望で、もともと音楽とかそういうもので始めてるはずだから、きっとお笑いもそうだと思うんですね。
そうでしょうね。
スピーカー 1
そうするとやっぱり自分が影響を受けた形になっていきたいっていう願望が働くんじゃないかなって。
神様っぽい感じでね。てかそうだよね、そもそもロールモデルがそこにいて、そうなりたかって入ったわけだもんね。それは分かる。それは確かに分かるな。
僕も中学生の時、本当にNSCとか目指して本当にやってたりとかしたら、絶対そうなってたもん。
やっぱりNSC入ってる時点でそうだもんね。ダウンタウンに憧れてNSC入ってじゃん。みんなそうだと思うんですよ。
tazawa
そっからだって別の道に自分で転換していくって相当だと思うんですよ。
スピーカー 1
きついよね。そもそも原点を失っちゃうってこともね。
まあそうか。だからそう考えたら補修的になっちゃうっていうのもあるのかね。
tazawa
かといってそこがそうなだけで、技術のレベルだけはどんどん上がっていくじゃないですか。
スピーカー 1
上がっていくね。
tazawa
だからお笑い芸人の人たち、やっぱめっちゃみんな面白いじゃないですか。
スピーカー 1
面白い面白い。
tazawa
ダウンタウンを超える超えないとかっていう論あるけど、面白さとかって言ったらみんな面白いと思うんですよね。本当に。
だからそこが渋滞してる感じしますよね。
スピーカー 1
渋滞してる感じする。
tazawa
構造が変わらないかゆえにね。
スピーカー 1
そうだね。やっぱりドンズマッチャーというかね。
でもなんか最近あの辞めるお笑い芸人ってすげえ増えたね。解散しちゃう。
確かに。
だからやっぱり頭打ち感というかさ、フォーマットがもうそれしかない外、そういうショーレースモデルとかさ、そういう表現手法しかないじゃん。
バラエティーも今そんなにテレビでないし、だから活躍の場が限定的になりすぎちゃって、続けらんないよなと思って。
少なくともテレビっていうメディアはきついよね。
もう地方の番組とかラジオとかで食いつながないと。だってないじゃん。バラエティー番組だって別にそんなに流行ってる時代じゃないから。無理だよね。表現の場がないもんね。
だからそれはテレビ業界っていうもの自体の塞いというか、どんどんテレビつまらなくなっちゃったよね。それが新陳代謝として現れてるのがインターネットが出てきて、中田あっちゃんみたいなタイプのインターネットでも自分で活躍するみたいな人が出てきて、形は出てきましたよね。