どうも、TAZAWAです。
どうも、WATAです。
WATAさん、イカゲーム見ました?
えっとね、見始めました。
ああ、そうですか。
本当に見始めたばかりです。4話ぐらい見ました。
今、すごいらしいですね。
すごいらしいですよね。
なんかね、いろんなポッドキャストでイカゲームの話、結構でも知ってて。
ちょっと興味は、実は数週間前からはあったんですけど。
みんな、なんて言ってました?感想として。面白いって言ってました?
なんか、このイカゲームで、僕全部見たんですけどね。
なんか、すごい話題になってる割に、面白かったとかっていうような反応は聞くんですけど、あんまりない気がするんですよ。
ないですね。
ないですか。
なんか、見たよっていう感じですね。
だから、絶賛してるって感じではないかなって気がしますね。
ちなみに、イカゲームの話しますけど、ネタバレは当然しないで。
てか、WATAさんがまだ見てないからね。
見てないです。そう、見てないですよ。
まあ、あれですよね。話の筋書き的には、いわゆるデスゲーム的なやつっていう王道の感じはしましたけどね。
僕は結構楽しく見れたし、だって僕2日間くらいで一気に見ちゃったので、やっぱり夢中で見たんで、面白かったですけどね。
なんか変な疾走感はありますよね。
そう、みんな見た人は一気に見ちゃったって人多いんで。
結構、日本の作品のパクリだとかって言う声も多いんですけど。
僕、デスゲーム系って好きだから、いろいろ見てるんですけど、韓国のドラマだなって思いましたよ。
韓国のドラマですね。
全然パクリというか、着想がいろいろあったのはそうなんだろうけど、本当に韓国が作ったドラマだなって思ったし、韓国ドラマの良さが入ってたと思いました。
それは思いましたね。
闇の描き方が日本人がめっちゃ共感できるかというと、そうではないんだけど、
パラサイトを見た時と同じ感情を抱いて、独自の闇があるんですよ。韓国の社会の。
球体依然のステレオタイプな階級社会の感じとか、貧困の話のニュアンスがすごいダークな感じがするのと、
あんまり日本っぽくないテイストで、やっぱり韓国のドラマだなって僕も同意でしたね。
人間をちゃんと背景とかをしっかり描いてるじゃないですか。
描いてますね、確かにね。
日本の作品と比べて深みはないけど面白いみたいな意見を言ってる人もいるんですけど、
僕はデスゲームっていう風に言ったらむしろ深みはあるんじゃないかと思うんですよ。
そうですよね。
だってもっとないよ。日本のデスゲームって深みとかじゃないから。
そうですよね。企画性は、確かに変態っぽさは日本の独自の変態っぽさがあるんですよ。
カイジとかもそうだし、さっきのエピソードで言ったバトルロワイヤルとか、強烈じゃないですか、マニアックな感じ。
ああいう世界観は当然ないんですけど、人の描き方は結構、僕も割と嫌いじゃなくて。
丁寧ですよね。
丁寧、丁寧。人それぞれの闇があって。僕は主人公の人いるじゃないですか、
ソン・ギフンさんですよ。ソン・ギフンっていう役なんですけど、おっさんですよね。
でもあの俳優さんすげえいいですね。僕すごい好きなんですよ。
日本で言うと大泉洋っぽい感じなんだけど、でも大泉洋みたいにそこまでチャラさが突き抜けてない感じで、
渋さもあるし、演技力がすごい高いし、あのキャラがいいバランスを保ってるんですよ。
なんかすげえ、アメリカとかのこういうデスゲームのドラマとか映画って、すごいダークになるじゃないですか。
気持ち悪くなるんですよ、見てて。極端だから。
主人公もスプラッターに巻き込まれても、強烈な恐怖感の中もサバイバルするみたいな感じだけど、
なんかちょっと明るいんですよ、このおじさんは。で、なんかちょっと変な能天気さがあったりとか。
その辺のバランスがやっぱ、韓国ドラマ感がまたさらに強さを演出してるのかなって思いました。
あと女性結構出てきますよね。女性の脇役キャラクターみたいなのがあって。
なんかあれも結構、ちょっと言い方が難しいんですけど、最近の王道の韓国ドラマの女優さんっていう感じではない感じがして、
結構ね、味わい深い女優さんが出てるんですよ。
その辺もすごい良かったです。リアルな感じがね。
なんかその全体を通して見た、ただその残業感としてはどうでしたか?結果。
そうですね。
それなりに良かったなと。
面白かった。全然これを喋るって言ったくせに、全然その具体的な感想言わないという。
まあちょっと深く入っちゃうと、ちょっとネタ割れも入っちゃうので、そこは難しいかもしれないですけど。
あ、そうですか。結果的に面白かったかな。
確かに何か語りたいポイントがたくさんあるような作品ではないかなって思いますね。
特徴がっていうね。
普通に駆け抜ける感じで見てみれる楽しさがあるっていう感じですね。
僕どっちかというと、この作品にまつわる世間の評価というか、やっぱり日本アレ、韓国サレみたいな雰囲気はあるんですよ。
はいはいはい。
だからオリジナルが日本であって、それをパクった韓国っていう文章が結構あるんですけど。
いやもうそんなことはないと思ってて。
まあこの作品って、監督さんが日本のそういうデスゲーム系が結構影響を受けてるらしいんですよね。
例えばライアリエムとか、僕大好きなんですよ。日本のね。
ライアリエムって韓国版あるんですよ。
元ネタがオマージュしている作品がわかっちゃう。
王道行ったねとか、あそこ行ったかみたいな感じね。
でも僕思うのが、やっぱり実際に何かを作ってる人はね、パクらないんですよ。
だから似てしまうことってあって、むしろその時に悩むものなんですよ。
似てしまったなみたいな。
だけどどういうふうに正当化しようかなとか、むしろその似てしまったことを悩むことが多いぐらい、結構そこってやっぱピュアなんですよね。
なんかそのクリエイターと言われてる、やっぱりその作品を作ることで自分のアイデンティティーにしてる人が安易にパクったりとかっていうのが基本的には僕はないと思ってます。
だからこうあんまもの作ったことない人が言ってるのかなって思っちゃいますよね。
あとだからそのさっきの話で言うとさ、やっぱその王道のセオリーってあるじゃないですか。
やっぱり喜劇は喜劇のセオリーがあって、恋愛のそのなんかドラマにはセオリーがあってみたいな。
それに乗っかることって当然パクりとかっていうところには値しないっていうのは当然のことなんですけど、なんかその中で選ぶ選択肢って結構限られてるんですよね実は。
特にこのデスゲームで言っても、僕結構選べる選択肢がそもそもない中で叩かなきゃいけない道場だと思うんで。
だから本当意識せずともうちょっと近くなっちゃう表現はもちろん出てくるし、そもそもだってそういう勝ち残っていくゲームみたいなのがあって。
やっぱ情緒表現はだいたいこう似てくるじゃないですか。
それをちょっとずらして試行錯誤するのがクリエイティブなところだと思うんで。
なんかそこはね、別になんか野暮なツッコミは入れなくてもいいような気はしますよね。
いろんなものの着想を得てね、そのエスチャーの絵にしろね、アリの修正にしろね。
そういうところから着想を得てるような人がね、安易に日本のアルパクロなんてないと思うんですよ。
もっとレベルの高いところでものを作ってる人だからねって思うんですよね。
あとは結果的にその表現として、近寄っちゃってたとしてもそれを乗り越える。
それよりもすごい感動というか表現ができてれば、僕は全然結果オーライなような気がしてて。
だからそれが何より、意図はして近い感じにはしてないと思うんですけど、
近くなっちゃってるものに対してのリスペクトみたいなところもあると思うんで。
それをどんどん塗り替えてていいものを作っていくっていうプロセスが健全な気はしてて。
パクリだからそれダメでしょとか、この作品はダメだよとか野望なこと言うと、本当作れなくなっちゃうから、こういう映画は。
パクリ論争で言ったらみんなパクリの方が一緒だって、バトルロワイヤルの。
そうなんですよね。だからジャンルだからね。
ジャンルだからそうそう。
音楽だってみんなだってある種一緒だから、似てるから。
似てるよ。同じコード使ってんだろ。
そういうことなんですよね。
多分バッハとかモーツァルトからしたら今の現代の音楽ってみんな同じで聞こえるんじゃないかと。
同じだと思いますよ。本当そうだと思います。
あと映画とまた直接関係ないんですけど、これちょっとでも話が飛ぶんだよな。
2つ喋った話あって、1個は僕らが実際にゲームの世界に入ってなった場合に、やっぱりグループとかそれぞれがね、自由にグループ作ってなんかやるって言った場合に、役割って毎回同じだなって思うんですよ。
例えばその人のね、どのグループに属しても絶対にボスになる人はボスになるし、なんかみたいな。
だから僕自分がそういうゲームになった時に、こういう役割になるなって自分でわかるわけですよ。
これって実生活で自分がいるべき立場と同じなんだろうなって思うんですよ。
だからこそそこでその立場で活躍していく方法を考えるのがいいんだろうなと思っていたりしますね。
僕は絶対にボスにならないタイプだから。
同じぐらいですね。
僕はどっちかというとボスにお前わかってんなって言われるタイプなんで。
お前なかなかわかってんなみたいな。
そこで僕は別にしかもボスにこびることはないんですよ。
対等になっていくっていうのが僕のいつものパターンなんですよ。
だから僕はきっとその実生活でもね、そういうところで頑張っていくべきだと思っていて。
僕のそれが地図だと思っているから。
いや本当でもそう。だから面白いのは極限状態になっても立ち振る舞いは変わらないですよね。
絶対同じ立ち振る舞いになると思うんですよ。
そうなんですよね。
確かに。
だけどどの立場も正しいと思うんですよ。それも役割だからね。
そうそうそうそう。
その中でいかに活躍していくかってことだから。
ボスではボスなりのやり方があるだろうし。
特にこのイカゲームはチーム構成があって、チームでキャラクターがいろいろいるっていう。
あれもすごいわかりやすく表現してるなって思いましたからね。
いやだからね、そうなんですよね。
本当に祝図感というか。
そうなんですよね。
社会のね、本当。
だから僕はね、今の社会生活で人間関係に迷ってたり悩んだりしてる人は、
そういうデスゲームを見て、自分だったらどういう役割になるのかなって考えてみて、
その役割を全うすることを考えてみたらいいんじゃないかなって。
ああ、はいはいはい。
そこにヒントがあるんじゃないかなって。
必ずしもリーダーになることたちが全てじゃないなっていう。
いやでも本当ね、そうだと思う。
あのなんか、デスゲームのいいとこは割とリーダーがしくってるっていう。
リーダーの判断がちょっとね、ダメなときあるんですよ。
この映画でもちょっと描かれてましたよね。
だからヒエラルキーっていうものが極端に表現されるみたいな話じゃないですか。
だからすごい俯瞰してみれると思うんですよね。
なんか要は本当にその引いてるやつがすごい、その構造の中で、
引いてて権力を持ってるかっていうとそうでもなかったりするし、
あとはグループ同士の対立とかがあったときとか、
そういうどういうコントラストになるのかっていうときに、
意外とそういう権力を持ってることって楽じゃないって見えるじゃないですか。
デスゲーム見るとやっぱすごいわかると思うんですけど。