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おうちがいちばん、2024年6月21日、今は12時50分です。
今日は、私が何度も読み直している本、吉本真奈々さんの
違うことをしないことという本の話と、心の違和感を抱いて辞めた仕事の話を、
小絵日記に残したいと思います。
この本に出会ったのは、ちゃんと詳しく思い出せないんですけど、
私、悩み事があったりすると、本屋さんによく行くんですね。
三宮に純工堂があるんですけど、
当時やってた子供の習い事の間に、本屋さんによく行ってました。
多分その時、出会ってるんかな。
本の表紙も文庫なんですけど、
私の好きなブルーとグレーが混ざったような背景に、
台服のイラストが描かれてて、見た目もすごくかわいい本です。
その当時というか、本と出会う結構前なんですけど、
私は元々アパレルの仕事、販売員の仕事をしてて、
そこで働いてた仕事が時短勤務ができなくなるっていう状況で、
というか私が働いていたところが、
子供の3歳の誕生日の前日までしか時短勤務ができない状況の会社だったんです。
子供を育てるには全然適さない環境で、
働いていくか辞めるかという選択を決断しないとダメだったんですけど、
私は結局辞める決断をして、
そのままパソコンとかを全然触れなかったんで、
パソコンを勉強できる職業訓練に行って、
そこから就活みたいな流れをとったんです。
パートだったんですけど、
当時はその学んだことを活かせれたら何でもいいわとか、
雇ってくれるだけで本当に何でもやりますみたいな心意気というか、
そんな気持ちだったんですね。
結構周りの反応がいいようなというか、
会社自体すごい好印象というんですかね。
そういう会社でパートとして働くことが決まって、
そこで何年やったかな、
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4年ぐらい働かせてもらったんです。
そこで本当にアパレルで販売してた時には
会ったことがないようなジャンルの方々というか、
年齢も幅広くて、結構年齢が上の方もいらっしゃって、
いい意味でお世話に会えてくれたりする方や、
お仕留めさんですかみたいな、
距離感がちょっとあれれれみたいな方もたくさんいたんです。
なので最初は衝撃だったんですけど、
まあまあなじんでいくというか、
皆さん結婚している方、いない方、子供いる方、いない方、
本当に様々な人がいらっしゃったんですけど、
子育てをして働くっていうことにめちゃくちゃそこに理解があって、
急な子供の病気とか台風とか、
嫌な顔一つせずお休みいただいてましたね。
それまでアパレルで働いたことしかなかったから、
こんなに気持ちよくお休みっていただけるんやっていう、
すごいギャップがあったのを覚えてます。
それは本当にありがたかったです。
そういう方たちのハーモニーにいい感じに溶けて私も行ってて、
仕事が慣れ出した時ですかね、
そこら辺からなんだか違和感が出てきて、
私がいた部署が、
私が比較的に若かったというより、
年齢が上の方が多かったのかな、
その部署の経費の生産とか、
経理系の業務とかを、
私が入れることになっちゃってたんです。
なっちゃったんですかな。
まあ断られなかった部分もあるし、
たぶん上司の方とか、
たぶん私やったら断らんやろっていう感じで、
任せてきた感もあるなって私は思ってて、
その他の仕事の業務も結構あったし、
他の人手空いてるんちゃうかなっていう方も多かったから、
すごい不満に思っちゃって、
心だけがすごいやさぐれって言ってたんです。
しかも数字も私嫌いやから、
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正直経費とか入れるのめっちゃ嫌だったんです。
仕事なんで嫌なこともせなあかんっていうことも、
分かった上で嫌だったんですけど、
そういうちょっとしたずれみたいなのが、
自分の中で日に日に見逃せなくなっちゃって、
それと同時に私はアパートで、
社員さんとかが輝いて見えたんですよね。
もちろんやってる業務も違うし、
責任感も全然違うのはもうじゅうじゅう承知してたんですけど、
単純に羨ましいなって思っちゃって、
それと同時にもう、
私はそういうふうに自分が働くことできひんのかなって思うと、
なんかちょっと悲しい気持ちになっちゃったりして、
なんかずっとこれから嫌なって思ってる仕事も、
引き受けてやり続けないとダメなんかなとか、
で、なんか会社自体は本当に今風なんですけど、
お当番業務みたいなのがあってね、
社員さんの届いた荷物とかをデスクに運んだり、
コーヒーメーカーや冷蔵庫の掃除っていうのが、
全部パートがしないといけない業務だったんです。
その業務があったせいなのか、
カースト制度みたいなのに、
自分がその中にいるっていうのが気色悪くて、
気色悪いというか、
気味が悪かったんですよね。
で、そんな気持ちを抱いて数年、
気持ちに気づいては、
なんかそういう仲のいい職場の人に、
愚痴じゃないけど、
ちょっとこういうことがあったよみたいな感じで聞いてもらいつつ、
自分の気持ちを気づいても、
騙し騙しやってきたというか、
でも、まあまあそれもそういう日が続いて、
さらにやりたくない仕事が増えそうなタイミングで、
これはちょっともう無理ってなって、
退職をすることに決めたんですよね。
その退職をする少し前に出会ったのが、
この違うことをしないことっていう本だったんです。
そもそも内容は、
なんか違う直感でそう気づいても、
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義理やしがらみに縛られて我慢していませんか。
自分そのものを生きるためには、
まず自分に正直であること。
本来の自分を生きるには、
違うことをしないことが大切って書いてあったんです。
まさに自分が抱いてた心の違和感はこれやんって思っちゃって、
もう違和感しかなかったんですよね。
世間っていい会社やからとか、
休みが取りやすいからとかもありましたけど、
まさにそういうしがらみに縛られてたんですよね。
しかもね最低賃金で働いてましたし、
今思えば自分のことを安売りしている感はありましたね。
最低賃金の話は、今ちょっと全部思い出せないんですけど、
杉部さんのママが自分を取り戻すラジオでも、
杉部さんがお話しされてて、
めっちゃ共感したのを覚えてます。
子供がいるから何でもしますとか、
あんまり言わんとこうって思いました。
で、バナナさんの本の中で、
時間は未来から過去に向かって流れてるっていうお話があるんですけど、
まあ時間って、過去、現在、未来ってそれまで私は思ってて、
過去の失敗とか、それが元になって今を作っているというか、
過去の失敗から学ぶみたいな言葉あるじゃないですか。
そんな感じですよね。
でもここで書かれてたのは、
過去は変えることできないのに、
それで未来が決まってしまうとしたら、
生きていく意味がしぼんでいく感じがしませんか?
って書かれてたんです。
それを読んで確かになって思って、
さらに川に例えてらっしゃって、
下流に向かってボールを投げたら、
そのまま下に流れていって遠ざかっていっちゃうけど、
上流にボールを投げれば、
その流れに沿って目の前に来たボールをキャッチできるっていうことなんですよね。
実際ここではボールに例えてたけど、
ボールみたいな掴みやすいものではないけど、
そういう予感みたいなものをキャッチできるかで、
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今の自分が変わっていくみたいなことが本には書かれてました。
私はこの例えめっちゃ好きなんですけど、
これやりたいとか、これは楽しそうとか、
そういうボールを上流に投げて、
逃さずキャッチできるような自分でいたいというか、
そういう自分になれたらいいなと、
いつも読み返した時に思ってます。
この本を読むまで、
違和感っていうのはダメなものって思ってたんですけど、
実際こう違和感に気づいたけど、
辞めるまで時間かかったし、
気づかないようにしてたっていうところもあったんですけど、
自分の心の違和感に気づいて、
今の自分がいると思うと、
あの時勇気振り絞って辞めてよかったなっていう気持ちになるし、
そのまま働いていたら、働いていたらいたらでね、
それなりになっていたと思うんですけど、
こういう選択の、こういう選択選択の連続で、
今の人生が変わっていくんやなっていう、
そういう感じがこの本読んだら実感しますね。
これからも違和感みたいなものに敏感で、
自分に正直にいけたらな、いけたらいいなって思いました。
今日はそんな声日記を撮りました。
もし聞いてくださった人がいたらありがとうございます。
ではまたです。