チャーハンを作る魅力
あのこれね、別の番組でも言ったんやけど、最近ね、チャーハンをずーっと作る動画を見ちゃうんよ、中華料理屋で。
スピーカー 2
あの人、毎日毎日ずーっとチャーハン作るわけ。すごくない?
スピーカー 1
チャーハンYouTuberは、毎日毎日チャーハンを作り続ける。
スピーカー 2
YouTuberじゃない、ごめんごめん、中華料理屋。
中華料理屋さん、あーなるほど。 そう、まち中華よ。中華料理屋の、もうほんとに、もう60越えたおっちゃんとか。
そのYouTubeは、まちの中華料理屋をずーっと、映像を映すしよう、YouTubeチャンネルをやってさ。
それを見ちゃうんやけど、何十年も変わらぬ味を毎日毎日同じことをやってさ。
で、お客さんはやっぱ、違う人も来るし、同じ人も来るわけよ。
そんななんかさ、何十年も同じものを作り続けるわけよ。
で、変えたら変えたで、あそこ味変わったねって言われる。
変えちゃいけんわけよ。
その中で、なんちゅんやろな、永遠とも思える時間をずーっと過ごしよう、わけよ。
すげーショックやなって思う、それは。
すごいっすよね、ある意味座禅組んでるみたいなもんっすよね。
でね、やっぱね、面白いのが、いろんな俺その街中華を撮影してるYouTube見るんやけど、
なんかね、動きが結局全員同じなんよ。
なんか、効率よくうまくチャーハンを作ろうと思ったら、こういう動きになるんやろうね、ちゅう鍋の振り方。
あと右の手のなんか持ってるそのお玉のでっかいやつみたいな。
視力検査のやつのでっかいやつみたいなやつあるやん、なんかこう鉄のお玉みたいなやつ。
なんかね、炒め方、ご飯の潰し方、そっから盛り付け方、全部一緒の動きになっていくんよね。
それがおもろいなと思って。別にお互い見合ったわけではないわけやん。
スピーカー 1
最適化されまくったらあの形になる。
スピーカー 2
多分、人間のこの体でチャーハンを作ることに最適化されたらみんなあの動きになるやんっていうのが、すげーなんか面白くて。
スピーカー 1
いやでもそうか、しかも素早くやんなきゃいけない料理だし、結構注文件数も多い、開店も早い店。
だから多分試行回数むちゃくちゃ多いんでしょうね、チャーハン。
スピーカー 2
めちゃくちゃ多いと思うよ。だから洗練されて、もう一箇所に修練されていくんやみたいな。
なんかあれちょっと、サメとイルカが全然違う魚類と哺乳類やん。やけどめちゃくちゃ形に似るやん。
あれなんか生物学的に一番効率いい進化を遂げると、あそこに行き着くみたいなのがあるらしくて。
要は魚的な形になってし、ヒレがあって、全然違う生物が効率化というか、いろいろあった結果そこに行き着くみたいなのが生物学的にあるらしいんやけど、
スピーカー 1
それを感じてすげー面白いんよね、なんかチャーハンとか。
仕事への尊敬と人間関係
スピーカー 2
チャーハンでそれを感じるんですね。
イルカもサメもこの形になるんやーみたいな。あとコウモリと鳥とかもさ、結局翼っていう形になるやん。
スピーカー 1
まあでもそうですよね、恐竜時代からそうですもんね、それは。
面白いな。
スピーカー 2
じゃあありますか、どっちでもいいけど、2人のうち。
でも今思ったんすけど、自分がやりたくない仕事って尊敬していいと思うんすよ。
はいはいはい。
あー俺この仕事絶対やりたくないなんで。
でもどっかにはやってくれてる人がいるわけじゃん。だからそういう職業の人は尊敬に値すると思うんすよ。
だいたいそうなるよね、わかるわ。
だからクレーム処理係の人とかはやっぱ尊敬に値しますね。
確かに。
絶対ストレス溜まるやろと思うから。
スピーカー 1
しかもクレーム処理係の上手な人とかさ、ほらクレーム処理してあいつ逆にファンにしてやったぜ、ほら、みたいな優越感の思い方を大得してるもんな。
スピーカー 2
そんなポジティブになれる?みたいな。
スピーカー 1
でもそれで言うとちょっと気持ちわかるもんね、クレーム処理の。
スピーカー 2
クレーム処理いける人っすか?
ちょっとわかる。
スピーカー 2
俺やっぱね、何回か人生の中で俺を攻撃してきた人がおるんよね。
やっぱね、仲良くなってきたもんね。
すげえ。
わざと仲良くするっていう手法で。だから今関係性悪い人おらんもんね。
でも本心は嫌いなんですか?
いやこれが、本心って何?みたいな話になってきて。
イラついているんよ俺は、俺を攻撃したことに対して。
でもこいつ好きと思えるかな俺みたいなのがあって。
この今攻撃されている、イラついているという関係性を超えて、
俺は万人を愛せるんやかみたいなチャレンジをずっとしているんよ俺。
で、好きと思ってみるんよ。好きということにして振る舞ってみよう。
として、ほんとにそうやって振る舞うやん。
だから向こうの態度が変わってくるやん。
要は自分のことに好意がある人間を攻撃し続ける方が逆に人間は難しいから。
わかる?
だから、攻撃対象がいくら攻撃されても自分のことを慕ってくれるみたいな状態になったら、
攻撃する側の罪悪感がどんどん増していくんやん。
なんか、あれ?そうでもないのか。
俺が出会った人達はそうで。
だから、攻撃する時のモチベーションとかが本当に憎いからっていうよりは、仕事で嫌なことがあったからとかさ。
あとはコンプレックスだったりとか、それはだから若さに対するコンプレックスかもしれんし。
例えば俺が学生の時に、おっちゃんからめちゃくちゃ居酒屋で働きようときに言われたとかし、
お前らなんか楽しそうにしやがってみたいな、俺はこんなに仕事で大変なのに楽しそうにしやがってみたいな、
その若さとか、学生であるということに対する妬みとかコンプレックスだったりするかもしれんわけやん。
だから本当に俺のことが嫌いでやっているわけじゃなくて、なんか発散をしようと思ってやっていたりするわけよね、たぶん。
でもそこで、いくらそうやって攻撃されても、いやもう私はあなたのことが好きですという態度をずっと取り続けていたら、
なんかこう、こいつは味方やなみたいな感じになってくるわけよ。
分かってくれるやつだみたいになってくると、攻撃しづらくなっていって結果仲良くなるみたいなことが結構あって。
嫌いな人に対する態度
スピーカー 2
パンク全然ピンときてないやん。
スピーカー 1
ちょっと感想聞かせてパンク感想聞かせて。
スピーカー 2
パンク 思い出した思い出した。俺の苦手なことを思い出した一個。俺なんか難しい話が苦手なんですよ。
ちょっと待って。
今そんな難しい話してないよ。
パンク 思い出した。難しい話が苦手で、今の樋口さんの話は難しかったんですよ。
そうかそうか。ちょっと待ってごめん。マジでごめん。ちょっと待って。
スピーカー 1
パンク 樋口さん、ちょっと簡単にお願いします。
スピーカー 2
めっちゃ簡単に言うと、樋口のことを嫌いと思ってる人がいたとして、樋口もその人のことが嫌いになるとお互い嫌い同士になるよ。
でも俺の方が嫌いにならんかったら、むしろ逆に好き好きってなると向こうもなんか好きになってくれることあるよねみたいな話。
パンク そういうことがあったってことですよね。
だいたい俺の人生そうやってやってきた感じがする。
パンク 俺でもまだそういう経験はないかもしれないです。
これは覚悟が結構いるんよね。だって嫌いと俺が言われてる状態であなたのこと好きですという態度を取り続けないケンキ。
パンク まあそうっすよね。
1個やっぱ頭のネジをコントを外す、もしくはスイッチ入れんと多分これできんくて。
パンク そうっすよね。
普通はこんなこと意識的にやったことないから、そういう経験がないと思うよね。
パンク いやーこれでできんなー。
それで言うとさっき嘘をついてるとか本当は嫌いなんでしょっていう質問があったと思うけど、
本当に嫌いかどうかとかないと思っていて、好きと決めたら好きになれるし嫌いと決めたら嫌いになれるから選択可能やと思っていて、やったら好きという方を選択しといた方がメリットが大きいやんみたいな感じ。
パンク それができるのがすごいっすね。
と思う。だから何かしら、なんかあるんやろね。俺も俺で欠けてる部分があるかもね。
スピーカー 1
パンクちなみにさ、嫌いな人おる?今。
パンク おるおる。
スピーカー 2
その人に対してあえて好きになってみるってどう?
パンク あーそうね。でもなんつーの。人で、いろいろ世話になってるっちゃ世話になってるところもあるから、完全に嫌いというわけでもない。
大丈夫?今とかいう完全に特定しやすいワードが。
パンク 言いましょう、これピー入れといて、ここのとこ。
パンク めちゃくちゃ嫌いな奴がいたら、好きになるっていう思考ができないかもな。
それも多分やけど、技術とテクニックでなんとかできる部分もあると思っていて。
パンク そうなんすか。
俺が使っている技術は、好きな人、嫌いな人という括りじゃなくて、この人の好きな部分、嫌いな部分というふうにめちゃくちゃ細分化していくと、嫌いな人というものが理論上できなくなるっていう。
その人は別にトータル好きか嫌いかは置いといて、嫌いな部分があるっていう話になってくるわけだから。
パンク 一部分だけが。
だから俺からすると、嫌いな人とかいう言い方主語デカすぎやろってなる。
一単位で好きとか嫌いとか判断する前のちょっとデカすぎやろ捉え方がみたいな。
だから嫌いな韓国人の人がおったとして、韓国人嫌いやわっていうの主語デカすぎと思っているよね俺。みたいな感じ。
その人のここが嫌いというふうに認識すれば、人は嫌いにならないみたいな。ここまでわかる?
だからある人からこういうこと言われたってなったら、こういうことを言ってくるところが嫌いよねって思えば、その人全体嫌いにならずに済む。
これはでもねテクニックと思う。練習せんと無理だもんこれ。
めっちゃくちゃヤバい人がいたらそう思います?それでもそう思う?
結構思える。これはだから覚悟を持って訓練してきた回数が多いと思う俺。
嫌いと思わないためにどういうテクニックを使えばいいかの鍛錬をしてきたような気がする。
先に決めているの。嫌いな人を一人も作らずに死んでいくっていうのを決めていいのよ、先に。
いいっすね。
もう決めちゃうの、それ。そう、っていう感じ。
じゃあその考え方でいくと、あんまり人間関係でトラブルが起こらないってことっすか?
起こる起こる。
起こった上で考えるみたいな。
そうそうそう。で、こちらから寄り添っていくようにしている。
だって、いくらこっちが精神繊維、真摯にやっていてもムカつかれることはあるわけだから。
まあそうっすね。
で、喧嘩というか怒られることも発生するよ。
そこでどういう態度を取るかは選べるやん、こっちが。
そこで反発するのか、キレるのか、仲良くなっていくのかは選べて。
で、俺は必ず嫌いにならないという手法を取っているっていう。
仕事とその価値の理解
スピーカー 1
マーク、いけそう?
スピーカー 2
マーク いや、俺別に嫌いは嫌いでいい。
そうそうそう。遅れた、そうそう。違う、それでいいのよ、本当に。
マーク ああ、そうっすか。
だってこの生き方、結構不具合もあるもんね。
マーク どういう不具合が起こるんですか?
いや、だから主者選択しないわけやから。
なんかどういったらいいのかな。
だから感覚的に嫌いな人がずっといる状態とかになるわけやから、人によっては。
マーク それって結局、やっぱ嫌いって思ってるってことですか?
完全に思えなかったら嫌いなままでになっちゃう。
で、俺もやっぱり今でこそ大丈夫やけど、そう決めてからなかなか実施できんもんね。
嫌いと思いたくないけど思っちゃうみたいなのが続くと、やっぱちょっと不健康やったりするよね。
だから到達するまでは結構むずいというか。
まあまあまあ、いろいろありますわ。
スピーカー 1
マーク すごいおもろいな。
スピーカー 2
なんの話これ。
スピーカー 1
マーク ひぐち塾にパンクが入塾試験受けてるみたいな。
スピーカー 2
ちょっと、だから俺が正解でもないけどね。
面白い。
スピーカー 1
パンクどう?
スピーカー 2
パンクはもう嫌いな人は嫌いでいいんだ。
スピーカー 1
ちょっとぐらい見方変えれたら仕事しやすくなったりしないの?
スピーカー 2
マーク まあなるよ、なると思うけど。
スピーカー 1
でもなんか自分が無理してそうする方がストレスかなと思って。俺にとっては。
スピーカー 2
そう、それはね、だから無理と感じるやったら結構そういうストレスが溜まるというデメリットが生じるよね。
で、多分やけど俺はゲームでやってるから、そういうゲームやと思ってるよね。
嫌いな人ゼロで死んでいくゲーム、さあひぐちさん到達できますでしょうか。
さあ、今ここまで来てますけどもみたいな感じになる。
だからゲームと思えんかったら結構つらいような気がする。
まあまあまあ、いいんじゃないですか。
スピーカー 1
確かに面白い。だいぶ話しとれちゃったんですけど。
最後もうワンタンずつぐらい聞いてみていいですか。
さらに褒めたい職業を。
スピーカー 2
マーク 褒めたい職業。
飲食業の重要性
スピーカー 1
そこに舞い戻ってくるんやけど。
ファンクちゃんありますか。
スピーカー 2
マーク ちょっと考えさせて。
いいよいいよ。
スピーカー 1
俺最後に言ったのは何やったっけ。
スピーカー 2
クレーム処理の人。
それでこんな話になったんか。
スピーカー 1
じゃあコバ言ってよ。
コバ 俺のターンですか。
俺はさっき言ってた飲食店の人たちは結構すごいなって思ってて。
すごいというかありがたいなですね。
これ職業になるんかな。
マクドナルドとかに俺いつも思うんですけど。
あの値段であのスピードで飯食わせてくれるのはマジですごい。
って思った時に。
例えばパスタ屋さんとか行った時に。
自分で作るより明らかに当たり前ですけどおいしいパスタが出てくるわけじゃないですか。
季節に応じたメニューみたいなのを定期的に作り変えてたりとか。
あとあの仕入れというか。
今この野菜が安いからこれを使っておいしいやつを作るとか。
今日はこのお魚が手に入ったのでこれをメニュー出しますみたいなとか。
スピーカー 2
すごいなって思うんですよね。
スピーカー 1
すごいよね。
料理する人かな。
生物じゃないですか。
チャーハンの例とかと若干話が変わるんですけど。
それこそお魚扱うとか野菜とかの素材の味で行く場合って結構その。
毎度同じことやってても通用しないようなシーンって多分多いと思うんですよね。
なんかそれ臨機応変にいつもこう。
居酒屋のお刺身メニューとかそうなんですけど。
臨機応変にそれいつも対応してるのマジすごい。
すごいなというか。
おかげさまでおいしいもの食わせてもらってるって思うんですね。
ありがとうございます。
スピーカー 2
めちゃくちゃわかる。
俺だから特にねクフィモンに対する思い入れが強すぎて多分俺。
なんかもう感謝しかないもんね。
スピーカー 1
食べ物を俺に食べさせてくれる人に対して。
スピーカー 2
思いついた。
スピーカー 1
来た来た。
なんですか。
スピーカー 2
俺やっぱねあと自分が好きなものをめっちゃ我慢せない感触病についてる人やっぱすげえと思う。
スピーカー 1
さっきのクレーム処理と話が違う。
スピーカー 2
クレーム処理は自分がしたくないこと。
今度は自分が好きなことをめちゃくちゃ我慢してる人たち。
何例えば。
スポーツ選手。
もうだってお菓子も食べれんしお酒も飲めれんし。
即正しい生活せない感じ。
めちゃくちゃストイックに我慢してやってるからさ。
なるほど。
その点で尊敬します。
それはそうやろうな。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
でもそれに出したら専業主婦の人とかも結構我慢している気がするけどね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
なんかわからんけど。
専業主もすごいですよ。
スピーカー 1
専業主婦を褒めときますか。
スピーカー 2
多分株上げると思う。
株上げるぜ。
いや株上げ。
スピーカー 1
パンクじゃあ専業主婦褒めてください。
スピーカー 2
専業主婦は奥さん見てて思いますけど、
本当休む日がない。
休む時間はあるんだけど、休む日がない。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
完全に何もない日ってのが作れなくて。
まあまあやる用はあるかもしれんけど、なかなかできても年に何回とか。
基本はもう毎日同じことの繰り返しで。
結構ストレス溜まるんじゃないかなって思いますね。
思う。
社会の評価されない業務
スピーカー 2
もちろん完全にあれではないけど、日常と仕事の間のあれがないじゃないですか。境目がないから。
日常が仕事になっているから。
仕事じゃない空間っていうのがこの世にないわけよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
そうそうそう。と思うけどね俺は。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
だから俺やったことない気。わからないけど。
俺もないんですけど、一時期奥さんが結構イライラしてたんで。
そういう終わったのかなって。
だから多分それもやりたいことをやれてない状態とかでやる可能性が高いなと思う。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
まあまあまあ。
スピーカー 1
じゃあパンクせっかくなんでちゃんと奥さんに直接褒めてあげてくださいね。
俺は別に褒めてる。
褒めてる。いいね。
スピーカー 2
俺もう一個というか、これね何ガッツよりはこういう見方で世の中を見るとすげえ、なんつーんかな。
褒めたい人出てくるなちゅうあれなんやけど。
例えば漫画家とか芸人とかってすげえ難しい職業やけど、成功したときに超褒められるやん。
タレントもそう。バンバンもそうよね。
でも例えばサーバーの保守の人とか。
スピーカー 1
あーなるほど。
スピーカー 2
あと飛行機の点検しよう人とかってさ、完璧にスーパーがものすごい技術を継ぎ込んでも0点なんよね。
そうですね。
で、0点0点0点で何かあったときにマイナスになっちゃう。
そうなんですよね。
例えば営業職の人とかやったら、じゃあ100件回ってこいっつって100件回って1件でも取れたらウェーになるわけやん。
で、100件全部取れんかったら0点かなわけよ。要は最低点が0点で、成果上げたらプラスで加点していくのが営業職の人とかやけど、
保守の人とかバックオフィスの人たち、ゼロが最大値なんよ。
最高点。
この中で頑張ってくれてるのは本当に尊いと思っていて俺。
いや、そういうのめちゃくちゃ共感できました。
ね。で、でも分かる人には分かる気ね。分かる人には分かる。
で、例えばじゃあ俺らの業界で何がそれに当たるかっていうと、
例えばミックスの仕事しよう人とか、MAとか、そういう人たちって、例えば映画のMAとかやったらさ、
もうセリフが聞こえて当たり前なわけよ、映画って。
聞こえんかったらイラっとするな、聞こえにくいわってなる。
でもセリフが当たり前のように聞こえる状態で録音から編集までやるってものすごい技術じゃないけど、
観客誰一人プロじゃない限り、業界の人じゃない限りそこを評価せんのよね。
この映画めっちゃ声がクリアやんとか言いよう時点で、映画に没入させれてないから負けないよね、多分。
MAの人からすると。
こういう職業がいっぱいあるから、そういう人たちにスポットライト当たってほしいのはたまにはと思います。
スピーカー 1
それで言ったらパンクもそういうポジションってことよね。
でも俺らはCGすげーってなることがありますから。
CGすげーになるし、音楽も音楽かっけーってなるよね。スポットライトが当たるよね。
ミックスとかはまた別か、確かに。
スピーカー 2
カメラマンとかはそういうのがあるかも。
でもまだカメラとかはカメラワークかっけーってなる。
録音技師とかは。
録音とか、あとは照明とかもそうと思っていて。
例えば部屋の中薄暗い中で顔半分光り当たって、ものすごい主人公の暗い表情を表していたとするやん。
でもそれ、照明の人の手柄にならんのよ、多分。
俳優の手柄やったり、カメラワークすげーとか、監督すげーとかになるんやけど、照明の人すげーしかない。
業界の人しかたぶん褒めれないよね、そこ。
スピーカー 1
それって照明の人がそういう効果を演出しようと思ってそういうふうにすることってあるんですか?
スピーカー 2
一応、照明監督っていうポジションの人がいるから、その人が照明作る。
スピーカー 1
サーバー保証の人とかわかりやすいな。
スピーカー 2
そういう系の人よ。
スピーカー 1
資材メンテとかの修行とかも全部そうやね。0点か100点。
スピーカー 2
飛行機の整備とかね、事故ったらもう終わりっすからね。
スピーカー 1
見せたときのリスクだけで倍でかい。
でかいですよ。
スピーカー 2
とかもそうやし、ちょっとこれ話ずるかもしれんけど、保育園の保育士の人とかってさ、洒落ならんわけよ、見せたときのリスクが。
スピーカー 1
怖ぇ。
スピーカー 2
それを毎日明るくやってくれよとか考えたら、ものすごいリスクを背負ってやってくるよね。
うちの奥さんが保育士だったんですけど、ずっとそんな感じで言ってました。
命を預かる仕事なのに給料が安すぎる。
これはね、やっぱりお世話にならんとわからんね。子供預けて初めてわかるね、それは。気づかんかった、それまで。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
どうしても塾講師とかさ、塾講師みたいに点数上げてくれるみたいなわかりやすいところが評価されがちやけど、
スピーカー 1
命守ってくれるとかすげえんよねって思います。
お世話になった人が声を大にして言っていかんといかんすね。
スピーカー 2
と思う。
職業の価値について
スピーカー 2
みんなすごいよね、ほんとにみんなすげえなって年々思うわな。全ての仕事知ってる人。
スピーカー 1
そうっすよね。綺麗に回ってるっすよね。ちょうど俺今マレーシアいてて。
え、今?
今マレーシアおって。
今それマレーシア?
今ここマレーシア。
スピーカー 2
確かにそんなおしゃれな部屋住んでるんやってちょっと思った。ホテルなの?
スピーカー 1
そう、ホテルホテル。街中で花売ってるおっさんとかおるんよ。でもなんかタクシーの運転手とかにあれ何してんのって言って、いや知らんみたいな。なんかよくわからんけど花売りは。
でもなんて言うんかな、結構な人数いて、でもあれ誰か買うのって言ったら買う人おるって言って、やっぱいる人にはいるんじゃない?つってタクシーの運転手も言ってたし。
俺も見て面白いわけ、その観光客とかは。肌打ってるみたいな。なんかそういうのでもね結局やっぱね人の役に立ってるよね何かしらね。
スピーカー 2
街中でいきなりバラの花束本当におじさんがバラの花束持ってて誰かいらーんつってやってるんですよ。誰が買うのあれとか思うけど買う人おるんやって。
だからほとんどの仕事があれやな、尊いなと思ってきた。なんか一回多分この番組の話したけど、デイトレードの仕事とかも一見あれ自分の利益のためだけにやっている風に見えて、社会を動かしているもんねちゃんと。
スピーカー 1
あれが大量にいることによって一応その適正な相場はこれぐらいっていうのが保たれるんですね。交換したいと思った人が交換できるためには、ああいう人たちがずっと張り付いてるからできるってことですね。
スピーカー 2
流動性担保してたりとかするわけや。俺デイトレードとかそのコバの話聞く前まではすげえ利己的な仕事やなと思ったわけ。おそらくやっている人も利己的にやっているかもしれない、もっと言うと。
理念も大したあれもなく、大義名歯もなくやってるかもしれんけど、結果それが経営全体で見るととても重要な役割を果たしてるみたいなことまで範囲に含めると、全部の仕事価値あるなってなってくるね。
それこそもしかしたらヤクザとかも何かしらの価値があるわけで。もちろんヤクザは肯定してるわけではないよ。積極的に肯定してるわけではないけど、多分いることによって何かが保たれてるし。
パンクの初出演
スピーカー 2
山口家の親分の方のインタビューか何か見たんですけど、ヤクザが不良外国人が入ってくるのを封じ込めてるみたいなのは聞いたことあります。
だからこれは本当に別に肯定するわけではないし、今の社会では多分やっちゃいけんことだと思うんやけど、事実そういうのがあるわけよね。とか、やっぱり歌舞伎町とかでヤクザを取り締まれば取り締まればハングルみたいなのが増えていって、逆に収集つかんくなっていくとかもあるし。
八血球みたいな感じですよね。
まあまあわかりやすい。だから本当にあれよ、肯定してるわけじゃないけどね。肯定してるわけではないんやけど。
スピーカー 1
肯定するわけにはいけないですけどね。
そうそうそう。それぞれ生きている役割があるんやなと思ったって次第でございます。
逆に詐欺師とかはさすがに役に立ってないんかな。詐欺師。
スピーカー 2
詐欺師は役に立ってないんじゃない?
剣役に立ってなさそうやね。
スピーカー 1
なんか詐欺師が役に立つパターンある?
映画の原作になるとか。
スピーカー 2
ああまあそうね。
まあでもそれも一個の役割か。地面詩とかもね。
地面詩面白かったっすね。
見てないけど。
だって今地面詩出てきたんすよ。
いやいやいや、めちゃくちゃ勧められるんよそれ。
面白いですよ。
スピーカー 1
というわけで、さまざまな職業を褒めれたと、
あとパンクの魅力は皆さんに伝わったといいなと思い、
ここらへん締めさせていただきたいと思いますけれども、
パンクさん、初出演いかがだったでしょうか?
スピーカー 2
いや、面白かったっす。
スピーカー 1
ああよかったー。
スピーカー 2
俺なんかトークスキルとか全然ないっけんさ。
めっちゃ心配やったけど、さすがお二人のトーク力で、
ちゃんと番組になったような気がしてます。
それは忖度なくちゃんと言いよう、大丈夫?
スピーカー 1
パンクマジでお世辞言えないんで。
スピーカー 2
忖度しない男なんで。
よしよし、そんなパンク言えたらありがたく受けてほしい。
スピーカー 1
ありがとう。ちょっとどっかのタイミングでまたリアルでご飯くらい食べましょうよ。
いいね。
ちょっとマジでね、パンク俺仲いい友達なんで、紹介したいんですよちゃんとヒグチさんに。
よしよし。
じゃあ今日はここまでにしましょう。ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。