1. 新型オトナウィルス
  2. #107 起業のこころ
2022-04-08 32:25

#107 起業のこころ

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
spotify apple_podcasts

内情を暴露する古林のターンから始まります。

いかに、いいえといいえの間で連携をとるのかなどについて話をしています。

馬の知覚について解説、古林がすることです。

次に、リーダーシップ論について語ります。

過去、一番の成績を褒め称えることはホースマンシップですが、樋口は難しさを感じます。

後半では、膨大なPDFをきっかけにしていました。

架空の失敗の標本を疑似体験することが重要です。

本の中で経営合宿を行い、素材として用いられていました。

複数の罠を発見し、AIを搭載した釣り竿を批判します。

エンディング、驚きの小さな情報を暴露します。

00:06
はい、みなさんこんにちは。今日も新たにインフェクション、新型オトナウィルス小林でーす。
樋口でーす。
よろしくお願いしまーす。
ありがとうございまーす。
さあ、樋口さん、今回はですね、読書感想のコーナーに行きたいと思っておるんですけれども。
うん、なんか久々やね。
いや、なんか久々なんですよね。
あら、何だっけ、ゲスト会があったり、アワードがあったり。
はい、っていうこともできるし、それを言い訳に延期してきたとも言えるっすね。
バラさんでーす。
バラさんでーす。
はーい、これはもう言っちゃいけない内情だったかもしれないっす。
バラさんでーす。そういうとこあるんよ。
どうですか、読書。
ああ、でもちなみにね、今回僕普通に読みましたよ。
うわ、素晴らしい。
うん。
読んだというか、あの、もともと読んでいたやつというか、読まないといけないやつがあって。
うんうんうん。
それを、なんかまあ、まとめてきたみたいな感じ。
はいはいはいはいはい。
なるほどっすね。
ちなみに、俺も一応読んだは読んだんすけど、
おっ。
えーっと、なんか今までやってた熱力学のやつではなく、
馬の心っていう馬の本をちょっと差し込んじゃいました。
あ、いいじゃないですか。
こいつは読破しました、はい。
なんで、一応喋れる内容はあるっていう状態でございます。
あいよいよ。
どうしましょう?どっちからいきます?
あー、ちょっとじゃあ聞こうかな、先に。
あ、わかりました。じゃあちょっと小林先に行かせていただきたいと思います。
あいよ。
じゃあ、いきますね。
私、今回読みましたのはですね、馬の心という本でございまして、
こちらはですね、ジャネット・L・ジョーンズさんという方の著書でございます。
馬好きやな。
馬好きなんですよね。
これ、あとちょっと説明させてください。
なんでこの本読んだのかっていう理由があるんすよ、マジで。
最近の2020年ぐらいに書かれた結構新しい本で、
要題がホースブレイン、ヒューマンブレイン。
馬の心って言ってるけど脳みその話なんですよ。
脳科学者が解説するコミュニケーションガイド。
馬を愛するすべての人を筆読。
もう経験や勘だけには頼らない究極のホースマンシップって書いてあるんですね。
こちらでございます。
なんでこの本読んだんやっていう話が、ちょっと先に聞いてもらっていいですか。
はいはいはい。
僕、こないだですね、落馬したっつうか。
いや、それ。
はい。
な?
はい。
うん。
落馬どころか馬ごとクラッシュしたんで相当な、
もうバイク事故並みの怪我したんすよ、こないだ。
いや、俺それさ、ツイッターで見てさ、最初小判のツイート見て、今から落ちちゃったみたいな感じだったんやけど、
はいはいはい。
要は見たら結構えぐい事故やったっぽいね。
結構えぐいっす。
なんで、薄利骨折にがちょっと前進だ僕で、まだ車乗れないっす。
うわあ。
喋るのは大丈夫なんですけど。
やばいね。じゃああんまり、今日常生活にも結構支障があるレベルでやばいんや。
そうですね、力が入ることできないんで、楽しいことができないっす。
03:00
料理とか洗濯とか、奥さんに頼りっぱなりにはなっちゃってますね。
そうかそうか。
家事が。
肋骨とかも折れたんやろ。
そうです、肋骨と左手首ですね。
うわあ。なるほど。
最悪っす。
とかがあって、できることが本読むぐらいしかマジでなかったんすよ、ここ最近。
なるほど。
悔しすぎて、その馬の心っていうこの本を読みましたというやつなんですけれども、
トータルの感想からちょっと入ってっていいですか。
はい。
この馬の心という本はむちゃくちゃ良かったです。
へえ。
むちゃくちゃ良かった。
というのも、俺乗馬するのが趣味ということで、馬についてとか乗馬についてとかっていうのを結構独学で勉強したりとかするんですよね。
それこそ違うやつで本読んだりとか、YouTubeでそういうの聞き漁ってみたりとか、そういうウェブサイトいっぱい読み漁ってみたりとか、いろいろ馬調べてるんですけど、
そういった知識がすべてうわーっと一つになって、そうだったのかっていうのが、この一冊読むとすべての馬の知識が一つの輪につながりました。
へえ。
はい。なるほどこれかと。
なんでなんか俺の感想として、この馬の心っていうこの本ですね、もうこれが馬術やみたいな感じの気持ちになってます。
え、めっちゃ聞きたんやけど。
ただこれ結構難しくて、このジャネット・エル・ジョーンズさんという方、脳神経科学者なんですよ、認知科学者。
この人自身もかなりライダーとして上級者のベテランで馬乗る人で、かつ超教師もやってて、馬の超強とかもかなりベテランでっていう方なんですよね。
で、その馬について、馬の脳と人間の脳、つまり脳の仕組みと体の仕組みと認知。
で、要はその二つの脳を使って乗馬をするっていう、その認知の結合みたいなところをトータルで話をまとめてある本なんですよ。
え、ちょっと要はわからん今の。
そうですね。
どういうこと、認知?
要は馬の知覚がどうなっているか。馬の脳の仕組みがこうで、馬の耳の性能がこうで、人間とこれだけ違って、
視覚とか触覚とか体感とかそういったものがどれだけその人間と違って、要は刺激として脳にどのように入っていくか。
で、脳でどう処理されるか。同じところもあれば全然違うところもあると。
へえ。
そういうのをある意味解剖学的に、やはり脳の部分についてはかなり詳しく。
で、どうそこが違うからどうそこで脳と脳で連携を取るのかっていう話をしてあるんですよ。
へえ。
これすげくて、これすげくて。
で、っていう本なんで結構読むのごつかったですね。脳の話とかがほぼゼロだと多分読むのちょっとしんどい。
馬も知識ゼロだとちょっとしんどいんじゃないかなって思う。
ああ、前提知識が要るってことか。
まあ、なくても読めると思うんですけど、やっぱこの人むちゃくちゃ馬好きだと思うんですよ。やっぱ。
06:04
で、大半が聴経の話なんですよね。で、聴経の話なんですけど、普通の人からしたら聴経ってまず何やってるのかとか何のためにやるのかって聴経って何なんだっていうイメージが割とつかない人が多いと思うんですよね。
で、割とそこは当たり前に馬帽に戻すときこういう動きすることあるじゃんみたいな。それはまあ多分馬触ったことない人はわかんないから、そういうのイメージつきにくいと思うんですけど。
まあまあとかではあるんですけど、本としてはめちゃくちゃ面白かったですね。で、ざっくりどういうことを言ってるかっていうとですね、このイントロダクションが相当よくて、
馬って脳あるじゃんと人間脳あるじゃんとお互い脳みそあるよねと。で、人間が何か動くときって脳神経が発火して神経細胞が動いて神経に電気が流れて筋肉に指令を出して筋肉が動いて俺の手がピッて手綱引っ張ったらその手綱引っ張られたよっていうのが馬の触覚に作用して、
その触覚から電気信号がピッと行って脳にピッと電気信号が行ってその電気信号がピッとまた動いて運動神経にあれして足がキュッと動くとかいうことが起こりますよねって話から入るんですよね。
なんとなくわかるよ。
つまりこれって俺の脳と馬の脳で直接コミュニケーション取り合ってませんかって話から入るんですよ。
つまり乗馬っていうのはこの脳と脳の間接的なコミュニケーションによる共同作業なのだっていうところから話が入るんですよ。
なるほどなるほど。理屈はわかるよ理屈は。
理屈はわかるですよね。最初俺もむちゃくちゃ言うなとかちょっと極論やなって思ってたんですよね。言ってることはそうじゃないですか。
そう、確かに。
でもそれ言うんやったら人間の会話とかも全部一緒じゃんって思っておりましたと。なんですけど読み進めていくとかなりすごくて。
長教の話とかしてもあんまり皆さん面白くないと思うんで、わかりやすいところでいくと目が悪いんですよね。視力が悪いと。
その代わり真後ろ以外は350度見える。その代わり立体視がめちゃくちゃ苦手で、奥行き20センチの誤差があるらしいんですよね。
なおかつ胴体視力がアホほど優れてて、優れてるんだけど大きい動きにはあまり反応せずに、ちっちゃいちょこっとした動きに敏感に反応するようにできてると視覚が。
あと色、色数、人間に見える色数よりも赤が少ない。色数は少ないですぞというような話がまずあったりとか。
嗅覚がめちゃくちゃ優れてて、例えば嗅覚で人間とか馬の感情、体調、性別、年齢、はたまたその馬のコミュニティ内における社会的地位とかまで嗅覚でわかるらしいんですよ。
なんで?すご。 すごいですよね。ホルモンバランスとかかき分けられるって話なんですよね。
09:00
ホルモンや。 みたいな話があったりとか。
あとは耳かな。耳もめちゃめちゃよく動くし聞こえてるんですけど、結構あっちの方向から聞こえるなっていうやつに関しては結構誤差が大きいぞと。
ただ耳自体はめちゃくちゃ良くて敏感みたいな。人間よりも少し聞こえる周波数帯が若干上に寄っててみたいな話があるんですよね。
これがとりあえず馬の知覚ですぞと。馬の脳に関しては前頭前夜が馬にはほぼないんだと。前頭前夜って何やねんって言ったら計画性実行性とかそういうものを司るやつだと。
つまり昼飯食った後何しよっかなとかそういうような二段階に及ぶようなこの後こうかなみたいなことは馬は考えれないっていう話なんですよね。
どうなってるかっていうと要はほぼ知覚に対して本能的に反射的に動いてるところが大きかったりするんだぞと。
今度、脳の中の電気信号を送るための道路みたいなものがあると。
嗅覚の部分が異常に太くて目とかは割と細くてとかそういう脳の違いがありますよと。
なので何ですかね結構馬の体とか脳の作りとしては入ってきた情報に対して割と反射的に動くしかもちょっとちっちゃい動きとかがシュンってなるとか一瞬起きようとかパンってなるとかそういうものに対して反射的に動くんだとか。
なので例えば馬が何かを攻撃しようとする意図があって暴れたりするんじゃなくて驚いたらどうしても暴れて人を落としちゃうとかそういう話になるんですよね。
そういうふうな話が続いていってですね。
最終めっちゃこれやなと思ったのが馬から見える世界と人間から見える世界っていうのを例えばこんな感じですよみたいな抽象化した絵が並べてあったんですね。
2つの絵があってどうなってるかっていうと森の中を通ってお家に帰ろうっていう絵なんですよね。
その絵の一番道の奥の方に自分の家が建ってると。
人間から見た絵っていうのは割とその周りにある森とかは割とぼやっとしててたどり着くべき家にフォーカスしてる視覚を持ってる。視覚というか近く認知ですよね。
馬は逆で家に関してもほぼ見えてないけれどもそこに葉っぱが落ちているとかあそこに鹿が隠れてるとかここに枝が倒れてるとかそういう周囲の環境に対してものすごく解像度が高い。
これが人間と馬が違うところ。
要は脳とか認知っていうものをトータルしたときに人間が何を考えてどういう世界の中で生きてるか馬がどういう世界の中で生きてるかっていうのを抽象化するとこういう差がありますよってことですね。
人間は目的を定めてそこにフォーカスして動いている。
でも馬は目的とかないから周りの環境をめちゃめちゃじっくり見てそれに対して敏感に動いてるんだと。
12:06
なので例えばあそこに到達しましょう家に帰ろうって時に馬は何をしてるかが理解できない。
けれども何がそこにあるかっていうのは理解ができる。
つまり人間があそこに行くよって思ってるその人間の計画性を信頼することによってパートナーシップが生まれるって話なんですよね。
つまり馬にとっては計画性っていうのはない。目的地を定めてない。だからわからない何をしようかとしているかは。
その代わり周りは見えている。人間は周りはそこまで見えていない。ただし目的にフォーカスしている。
この2つは全然違った特性を持ってるじゃないですか。
お互い信頼し合うことによって例えば俺が馬の認知を手に入れて
馬が代わりに外界を見てくれる足元とかを気にしてくれてるんでそこは馬に任せて俺は馬を信じる。
馬は外界見えてるからここは避けなきゃとかはよく見てる。
けれども何をしようかとしてるかはわかんない。
けど俺のリーダーシップを信じてどこに向かってるかは任せる。
これをお互い作り上げるっていうのが2つの脳で行う意思観コミュニケーションの頂点だっていう話なんですよね。
なるほど欠点補い合ってる感じがあるね。
そういうことですそういうことです。
もうちょっとあまり時間もないんで最後パッと結論いっちゃうんですけど
馬に乗ることとリーダーシップ論っていうのがよく比べられるんですけどこれだなって思ったんですよ。
要は俺経営者じゃないですか。
経営者は会社のビジョン目的ここに到達させるんだっていうところを見ているんだと。
例えばアイテムズラボの生徒の今日この子の様子が悪くてとかは現場のスタッフとかが見てくれてて。
でそれを信頼してるから俺は目的にフォーカスできる。
でスタッフたちは俺の目的にフォーカスしているその計画性を信頼しているから今日の仕事に必死になれる。
これだって思ったんですよ。
なるほどわかるわかる。
なんでお互いの脳を補い合ってやっていくコミュニケーションの連帯っていうのが結局その魔術というものなんだ。
それがリーダーシップ論につながるんだっていうのが全てストーンときたっていうやつでございました。
なるほどでもめっちゃわかるよそれ。
なんかやっぱりマイクロマネジメントしちゃいがちやもんね。
うんうんうん。
っていうやつですね。
なるほどいいですね。
最後にこのワンフレーズめっちゃ響いたやつがあったんでそこだけ紹介させてください。
最後の章に究極のホースマンシップっていうのがあるんですよ。
ホースマンっていうのは馬を取り扱う人全般のことホースマンって言うんですけど、
究極のホースマンシップって話があって逸話が紹介されてるんですね。
10代の女の子のライダーが大会に行きましたと。
15:01
自分の前に演技をしている人、馬に乗ってバババ術の演技とか障害飛んだりとかしてるんですけど、
めちゃめちゃ馬が言うこと聞いてなくて下手だったっていう感じだらしいですよね。
その前の選手が出てきてお疲れ様ってなってるときにめっちゃ嬉しそうにお前よくやったって馬褒めながら出ていたらしいんですよ。
え?って思って自分のコーチにあの人さなんでめっちゃ馬褒めてたの?めちゃめちゃ下手だったじゃんみたいな感じで言ったらしいですよね。
そしたらコーチがいやいやあれがホースマンシップだよって言われたらしいんですよ。
どういうこと?
どういうことかっていうとあの馬はめちゃくちゃ下手くそだったかもしれないけれども、
あの馬の過去一のパフォーマンスが今日だったんだよっていう話なんですね。
だから乗ってる人が大会で勝てたかどうかとか関係ないんだよみたいな。
で馬が頑張って過去一の成績を出したそれを褒めたたえてるそれがホースマンシップなんだみたいな話があって、
つまり乗ってる自分の都合よりも馬のこと優先させなさいっていうのがホースマンシップだっていう話に最後なっていくんですね。
なぜならば我々は馬をひっ捕らえて馬房に入れて監禁して、
俺らの望み通りに動いてもらってるじゃないですか。
でもし俺らが水とか餌とかやり忘れたらあいつら餓死すんぞと。
でつまり自分らが捕まえてそうやって自分らの都合で馬に俺らの下で生活してもらってるんだったら、
飯食わせる水やる清潔なところで生活させてあげる馬を幸せにする。
そこまで責任を持てる奴がホースマンだ。
当たり前でしょっていうことらしいです。
はいはいはい。
切りたすねこれは。
なるほど。これは経営者としてってことだな。
そうですね。そういうことですね。
なるほどな。
ということでございました。馬の心です。
いやーちょっとね。むずいよなでも。
本当っすね。本当っすね。
なんか本当に信頼して任せるっち、なかなかむずいよねっち今聞きながら思ったね。
はい。ちなみに脳科学的にどうやって馬を調教していくかっていうことをめっちゃ詳しく書いてあるんです。
えーそれはそれで興味あるけどね。
えーとつまり、まあ嫌な言い方ですよ。自分のスタッフもどうやって導けばいいかが書いてある感じですね。
なるほどね。
圧迫とリリースっていう考え方とか、なんかいろいろ。そこはもうちょっと馬の調教の話に入ってくるんで、あんまりちょっとうまくは言わないんですけど。
これを結局自分のスタッフとかにもこういうやり方で動く気持ちになってもらって、できたときに褒めてとかそういうことなんですけど。
なるほど。結構そこからはノウハウだよね。
そうですね。そこはもうあくまで調教のノウハウなんですけど、全然もちろん人間にも使えるし、随所に書いてあるですね。我々人間でもそうでしょっていうのは随所に書いてあるやつですね。
なるほど。面白いね。
18:01
これはもうマジでイチオシっす。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
うん。いや、それより体大丈夫なんやかっつうところが。
そうっすね。もう2週間ぐらい経ってるんで、ぼちぼち動けるようになってきてはいるって感じですね。
ありがとうございます。
良かった良かった。無事で。
はい。なんとか無事でした。
オッケー。じゃあどうしようか。俺も行こうかな、ほんなら。
はい。お願いします。
じゃあ行きますね。俺が読んだのはですね、田所正之さんという方が書いたストーリーでわかる企業の科学っていう本でございます。
はい。
これが2021年の9月に出版された本なんで、1年まだ経ってないぐらいかな。
最近ですね。
新しい本なんですよ。企業の科学って言ってるぐらいなんで、企業っていうのはあれね、企業の方じゃなくて、起こす業の方の企業ね。
はいはいはい。
まあベンチャーを立ち上げるみたいなイメージの、あっちの業を起こす企業の科学なんですけども。
で、もともとね、俺が田所さんを知ったのが2017年なんですよ。
で、これねスタートアップサイエンス2017っていう企画をやっていて、この人が。
この人がいろんなところにいて勉強したりとか、自分で書き集めてきた情報を1万ページぐらいのパワーポイントにして、それをPDFにして無料で配布したってことをやってたよね。
やばいっすね、それ。
これやばいよ。で、TwitterかFacebookでフォローしてもらって、DMをくれた人全員にこれを送りますよっていうのをこの人企画としてやって、
それでちょっと面白そうやなと思って、俺一応PDF見たよね。そういうのがこの人知った始まり、田所さんは。
なんやけど、当たり前やけどボリュームすごすぎて、全然読めてなくてみたいな。そんな感じだよ。
で、その後この人は企業の科学っていう本、これだから俺が今から紹介する本じゃなくて、企業の科学っていう何もついてない。
俺が言ったのはストーリーでわかる企業の科学なんだけど、元になった企業の科学っていう本を2017年に出すんですよ。
で、それがそのパワーポイント1万ページのやつをまとめて、一応書籍という形でわかりやすくした。
わかりやすくっていうか、まとめて出したっていうやつなんだけど、これもね、まあまあの分厚さなんですよ。
で、これちょっと本当はみんな企業する人とかに届けたいと思ったんやけど、これちょっとむずすぎるというか、いきなりこれを手に取るのは難易度高すぎるということで、入門企業の科学っていうのを2019年に出したんですよ。
で、それでだいぶライトにしたとはいえ、これでもやっぱり僕は伝えられなかったと言ってるんですね。
で、そこで伝えられなかったのは、新規事業というものは、うよ曲折を得てようやく成功にたどり着けるっていうこのストーリーであるっていうことは教えることはできなかったと。
21:06
だからやっぱりその本で書かれてるのは、企業する上でこうこうこういう手法があって、こうこうこうするとこうなりますよ、これが大事ですよっていうその結論だけは書かれているけど、それがストーリーの中でどう組み込まれているのかっていうのは書けなかったと。
なので今回の俺が今から紹介するストーリーでわかる企業の科学っていう本の中では、あらかじめストーリー仕立てで失敗への対処法っていうのを心得ておくことが大事だねっていう話をしていて、だからある架空のストーリーの中で主人公が俺らの代わりに失敗をしてくれるその中で答えを見つけるっていうことを議事体験として俺らはそれを体験することができる。
そのサンプルを渡しますよっていう本なんです。 いいっすねいいっすね読みやすそう っていうのが一応はじめにで書かれていることで、ざっくりこの本の概要でいうと架空の会社があるんですよね、これが創業80年の大手釣竿メーカーのフィッシュマンっていう会社があるんですけど
これだからもう本当に老舗のメーカーなんよね、そこに山田宗太郎っていう主人公が10年目の営業マンとして働いているっていうのが一応設定 そうかそうかそういう設定か
52歳の山田宗太郎さんっていうのが主人公だよね、この人はずっと営業マンをやっていたと10年間くらい、いきなり内地が出て新規事業を任されるっていうところから始まるね、じゃあ実際そこで社内で新規事業を作っていくっていう中で57個の新規事業を作る上ではまりやすい藁みたいなものをコラム形式で挿入しつつこのストーリーを書いていきますよっていう本です。
読みたい 面白い 読みたい 面白いんすよ 読みたいっす
でこれ仕組みがまず面白くて、中でまず山田宗太郎さんっていうのはやっていくんやけどつまずくんよ、相談に行くよストーリーの中でそれが相談先がこの著者である田所さんだよ
いいっすね だけ出てくるわけこの中に田所さんが、田所さんがいいかいって企業の科学に書かれていたここのページに書いてあるこの単語なんだけどみたいな感じでその物語の中のテキストとして企業の科学っていうのが出てくるんですよ
面白いなその設定 面白い面白いということです、俺なんでこの本を読んだかっていうと、俺の会社ブックの中で経営合宿っていうのをやったよね、全スタッフでそれでちょっと役立つかなと思って課題図書という感じで自分に貸して読んだっていう感じなんだけど
で今日はちょっと全部は説明するのあれなんでその触りの方だけはるく紹介すると、第一章から始まるこれストーリー仕立てなんで時系列に沿ってやるんやけどいきなり新規事業部に移動命ずるみたいな感じで内容が出ますと
24:08
社長っていうのが結構最近スマホも買ってDXDX言ってる60歳のおじいちゃん社長でね、今からはデジタルだとかいう社長がおると、その中でDX社長言ってるなぁその中で釣竿メーカーやけね
釣竿メーカーのうちが新規事業やるってなんやろうみたいな感じでぼーっと考え出すわけよ、なんか作らなきゃいけんな作らなきゃいけんなとか言ったらテレビであるニュースが流れるよね、それが漁師を取材している映像で漁師が魚が取れないと
最近落ちていると魚の漁獲量が落ちていて困ってるっていうニュースを見てそこでDX魚が取れないこれだっつってある商品思いつくよね、それがAI付きの漁軍探知機が搭載された釣竿
釣竿のリールの部分にマイコンみたいなのが仕組まれてあってここがAIが入っていて漁軍探知機になってると、これ絶対売れるやんっつって商品開発を始めるところが一応スタートだよね、すでにここの時点で罠が仕組まれていると
つまり顧客課題がそこにあるかどうかは知らずにまず始めちゃうんだよねっていうところから始まる、一応軽く勉強した山田宗太郎さんはスボット分析っていうのがあるらしいと、スボット分析ってわかる?
あるなんでね、わかります、それITパスポートのクラスで俺めっちゃ教えてるんで もちろんね、特に経営者の人やったら結構聞いたことあると思うんですけど、ストレングスつまり強み、ウィークネスこれ弱み、オポチュニティかなこれが機械とかチャンスとかそっちなんだけどね
であとスレートかな、脅威、この頭文字を取ったやつがスボット分析なんだけど、そういうフレームワークがあってそれで色々分析するわけ、自分たちの強みとか今の環境どうやかとか今何が脅威かなとか逆に弱点はみたいな感じで分析をした結果、これバッチリやんってなるわけ
で社長とかにこれでいきたいんですけどどうですかって言ったのも社長はDXDXしか言ってないから、いいねAIいいねみたいになって なるでしょうねなるでしょうねそれはなるでしょうね
で作るんやね、ただねここでまた罠があったと、つまり目的が顧客の課題解決じゃなくて、高性能なものを作るってこと自体を目的にしちゃってたってことが課題になるんだよね あーなるほど
で実際それで作るわけ、販売額が9万8千円の超高価なAI搭載の釣り座を作ってやるんやけど、ここでねミニマムバイアブルプロダクトとは程遠かったみたいな話があるんやけど、こういう専門用語が出てくるんやね
27:12
これ何かと言うとこれ企業の価格に書いてますよみたいな感じだね はいはいはい、いいっすね
簡単に言うと本当にダイレクトに課題とは何かと言うことを調べるために最初はちっちゃく始めましょうよみたいな概念なんやね、ミニマムでプロダクト始めるみたいな
ミニマムにこのバリューがあるプロダクトを始めるみたいな概念なんやけど、本当はそれで始めるべきだったのにそれとは程遠いいきなり高価な高機能ものを作っちゃったみたいな
お客さんにヒアリングに行ったりするわけ、一生懸命顧客の情報が大事やっつーのを勉強してヒアリングに行ったりするわけ
自分たちが作りたいものじゃなくて顧客の課題を解決するんだってヒアリングするんやけど、熱心にこういう釣り座を作ってこうこうこうでみたいな
で、お客さんとかにヒアリングしに行くわけよ、私どもはこういう釣り座を作りました、こういう高機能なものがあってこんだけの思いを込めて作りましたっつーのをお客さんにプレゼンするんや
バーっと言ったらめっちゃポジティブな回答返ってくると、100人中80人がこれいいですね売れますよっつーて返ってくるわけね
でもこれが罠やったって話で、結局バイアスがかかっている情報をそれが正しいと信じちゃったみたいなまた失敗があるわけ
つまり目の前で営業マンが一生懸命自分の思いを語っていいでしょうって言われたらそれは悪気なく嘘をつくんだと顧客は
お世辞で言っちゃったってことですね、いいっすね お世辞でだってそれは難しいよ、目の前で一生懸命思いを語りようわけ
それさ、いやちょっとごめんなさいそれあんまりつまらないと思いますとはなかなか人間は言えないと
ここにまたね罠がありますとか、実際それでプレスリリース売って評判もいいしいいねもついたし取材も来たでも実際全く売れないみたいな
で200本しか売れないみたいな、で30%オフの6万8600円とかにしてもまたこれ全然売れない
で学前として、でその次にタドコロさんに教えをこいに行くみたいな話だよね
はあなるほど まあ一旦今日はここぐらいにしておきますか
ちょっと待って続き気になる普通に気になる 気になるやろ めっちゃ気になる
ちなみに俺はもう実はこれ全部読んだんですよ、めっちゃ勉強になる
めっちゃ読みたいもんそれ 超あるあるがねめちゃくちゃ出てくるよ
なんか聞いててわかる危ねえなんか俺もその罠ハマってしまいそうな時あるかもってめっちゃ思いながら聞いてたっす今
そうやろとかもう一個紹介すると何かアイディアが閃いた時にこれは天からの啓示だと勘違いしちゃう罠とかね
30:04
はあなるほどね あるやろ 来たもうこれしかねえみたいになっちゃうんですね
人間超おろかやけさストーリーの中で運命みたいなものを勝手に頭の中で幻想を感じてさ
それがもう神からの啓示だみたいな感じで思うんやけど
なんのことじゃない自分がちょっと気持ちよくなっているだけなやなそれは
まあそれは間違いない それは間違いない そうそうそうそうそう
そういうのあったりそうかそういうなんかこうねmaXipsというかここは気をつけろみたいなものがまず57からまとまってていて
それを順法って教えてくれるみたいな方になる なんでこれはちょっとえっと次回とか来月というか
まぁ続きせっかくなんで多分これって面白いと思う
普通にノウハウというか知識として なのでちょっと紹介していきたい
なと思ってます 楊 いいですねなんかいい読書
感想会になったっすね今回 お久しぶりなときに
なんか計らずも何というか 二人とも経営者として学びがある
みたいなそっちになっちゃった 俺ら責任持ってちゃんと
やってるんでしょうね せやねそうなんよ
こんなことしとるけど ただこれ配信されてるおそら
く4月おそらくリリースしてる と思うんですけど俺株式会社ブック
の社長辞めちゃうんよね株式会社 ブックの社長青柄子役になって
ますこれ配信されてるとき え樋口さん何になるんですか
じゃあ 俺は代表取締役会長として
会長職に行かれるんですね ただ現場の経営は離れる
なるほどなるほど理解しました 最後にプチ情報言ったところ
で 驚きのプチ情報ぶっこんで
終わるっすね 今日はこんな感じかな
会長の動きに期待しております 会長は文化を会社に与えて
いくというか現場で資金を取るん じゃなくてこういう知識とか文化
だったりを与えていく存在になり たいなとは思うんですけど
分かりましたじゃあ皆さんは 今後とも株式会社ブックよろしく
お願いいたしますということで ありがとうございます
ありがとうございます 今回はここまでありがとうございました
はいありがとうございました
32:25

コメント

スクロール