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スピーカー 1
じゃあちょっと早速なんだけど、
まず森鴎外、ちょっと簡単にね説明すると、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
森鴎外は1862年に生まれたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ幕末だよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、1922年にまあ背血格で亡くなるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ60歳で亡くなってるんで60年間まあ生きた人なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でさ、森鴎外って言うと多分舞姫とか、
そういう小説っていうイメージが強い人が圧倒的に多いと思うんだけど、
あ、まずこの人一応森鴎外っていう名前じゃなくて、
森凛太郎っていう名前なわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
鴎外はまあその小説家としての名前なわけね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、森鴎外はめちゃめちゃ頭いいんだよ。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
そう、この人東大医学部卒なんだよね。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
もう超優秀エリート。
スピーカー 2
はいはい。あ、なんかだから医者だったの?
スピーカー 1
あ、そうそう。医者だよ。
スピーカー 2
そうだよね。なんか俺そのイメージがあったわ。
スピーカー 1
あ、ほんと。さすがだね。もう歴史家としての鴎太郎はやっぱ違うね。
スピーカー 2
いえいえ。逆になんか俺文学があんまりだから。
スピーカー 1
いやいいよいいよ。そういうの。
で、森鴎外って陸軍軍医をやりながら、
その小説家、まあペンも取って小説家としても活躍してたっていうさ、
二足のわらじを履いてた、まあ結構すごい人なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ普通小説家ってさ、小説家一本でさ、もう、
それだけにこうのめり込んでやってる人が結構多い中、
軍医やり、まあ普通にだから職業を持ってて、
何だろうな、副業じゃないけどさ、まあ小説家としても活躍したっていう、
もうすごい才能あふれる。
で、医者ってことは理系じゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
理系最高峰にいて、で、文学もかけちゃうわけだから、
文系としてもかなりの才能を持つだってことでしょ?
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあとにかくそんだけ才能あふれる人だったっていう、
ちょっと森鴎外についてちょっと簡単に触れたけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。で、早速じゃあ舞姫のあらすじに入りたいんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちなみに舞姫ってめちゃめちゃ短い話なのよ。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
うん。ちょっとページ数ちゃんと覚えてないけど、
まあ何十ページかぐらいで、100ページはないと思う。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そんぐらいなんだよ。だからすごい読みやすいんで、
まあちょっと今日の話聞いて懐かしいなとか、
面白そうだなって思ったらちょっと是非読んでほしいんですけど、
っていうのと、ちょっとあと一個先に補足というか、
ちょっと言っておくと、
私が読んだのは、舞姫の現代語訳です。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
要は森鴎外がガチで書いてるやつは、
読んだことないんですね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんで読んだことないかっていうと、もう難しいって聞いてるから、
いいやって思って。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう、現代語訳を読んでるので、
そんなので文がこう語るなっていう、
ちょっとお声は聞こえてきそうですが、
ちょっとご容赦いただきたいっていうところですね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、舞姫のあらすじに入るけれども、
まず登場人物はね、ちょっと3人を覚えてくれればいい。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
1人がまず、豊太郎。
これ尾形郎じゃないからね、一応言っとくと。
スピーカー 2
え、そりゃそうだな。
スピーカー 1
あの、違う違う。
これ物語こうね、あらすじこの後説明するけど、
尾形郎じゃんとかって多分思う人絶対出てくるんだけど、
ちょっと違う違う違うって一応言っとくんで。
あの豊太郎なんで尾形郎じゃありません。
で、まず1人がその豊太郎で、
で、もう1人がエリス。
スピーカー 2
おお、なんか外国の人の名前のような。
スピーカー 1
そう、あのまあドイツ人なんだけど、
これがまあこの舞姫なんだよ、要は舞姫。
本作のこのヒロインであるエリス。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、あと藍沢っていうのがいるのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、藍沢はまああの豊太郎の親友だと思ってください。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、ちょっと豊太郎を簡単に補足しとくと、
豊太郎は東大法学部卒のもう超エリート主催。
で、官庁に勤められるぐらいのもう超絶エリートで、
で、その官庁の人たちがちょっと語学勉強しにベルリン行ってきなよっつって、
まあベルリンっていうかドイツね。
まあドイツ行ってきなよっつって、
公費でベルリン留学をさせてもらえてるような超優秀な人なわけよ。
はいはい。
ちなみにね、これ森妖怪だから。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
豊太郎って。
森妖怪だと思ってもらっていいと思うよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
一応ね、この話自伝的フィクションって言われてて、
まあ要は実際森妖怪がそのドイツ行ったりもしてるんだけど、
だから森妖怪のことを自伝的に、で、フィクションも織り混ぜながら書いてるっていう作品なのね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうそう。で、ちょっとあらすじのとこ入るけれども、
まあそんな感じで豊太郎すごい優秀な人材だから、
まあドイツに留学してきなよって言って、
まあドイツに留学行くわけよ。
うんうん。
で、まあもともと自分もドイツ留学を希望してたっていうのもあるんだけど、
まあ希望していたドイツ留学をさせてもらえることになるわけね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、当時の、まあ当時のっていうか要は明治時代の日本と、
まあ当時のそのドイツをこう見てみたときに、
まあ大きくなんか違ったものがあって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ドイツはすごく自由に感じたんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう、日本は不自由だなっていうことに気づかされたのよ。
うんうん。
どういうことかっていうと、
まあ日本っていうのはさ、幕末からこう明治維新に切り替わってさ、
今まではさ、こう幕反体制とかさ、
まあ武士が偉いとかそういう身分差があったりとかさ、
もう家が大事とかそういう価値観の中で、
急に明治時代になって、個人主義にこう切り替えようとしてた最中だったのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、ドイツはもうそんなことなくて、
個人主義っていうのが芽生えてて、
もう自分でやりたいことは自分で決めましょうみたいな風潮があったけど。
うんうん。
だから、なんか日本って不自由だな、
ドイツはすごい自由でいいなみたいな感じで、
勉強に来たんだけど、
スピーカー 2
勉強以外のことにちょっとこう目が行っちゃってたりしたのよね。
スピーカー 1
はいはい。
まああるあるじゃん。
今までさ、こう束縛されてさ、
もうがんじがらめでさ、
受験勉強ばっかやってきた人がさ、
大学入ったら大学デビューしちゃうなんていうのはさ、
今でもあることじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそのイメージでいいと思う。
うん。
まあそんな豊太郎が、
ある日、教会の前で泣いている、
まあ16歳、17歳ぐらいの女の子を見かけるのよ。
うん。
まあこれがさっき言ったエリスね。
スピーカー 2
おお、はいはい。
スピーカー 1
そう。
で、エリスに、
まあそもそもなんだけど、
豊太郎は決してナンパなやつじゃなくて、
女がいたらひょいひょい声かけるような、
まあいわゆる小ヶ太郎とはちょっと違うのよ。
スピーカー 2
いやいや、俺そういうのできないタイプだから。
スピーカー 1
いやいや、いいよいいよ。
もういいよ。
まあわかったわ。
おときん用のキャラクター設定ね。
よし。
スピーカー 2
いや、ほんとだから。
はいはい。
スピーカー 1
で、泣いていったわけよ、エリスが。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、豊太郎は、
まあなぜか、そのときは声をかけたのよ。
うんうん。
まあで、泣いている理由を聞いたら、
父親の葬儀代がないんだって。
スピーカー 2
ああ、はい。
スピーカー 1
まあ父親が亡くなっちゃったんだけど、
その葬儀をあげるためのお金がなくて、
母親から、
まあ要はちょっと、
簡単に言うとだよ、
簡単に言うけど、
ちょっとお金持ちの男のところ行って、
もうお前を売ってこいみたいな、
そんな感じのようなことを言われたのよ。
スピーカー 2
ああ、はいはい。
スピーカー 1
まあ超簡単に言ってるけどね。
だから、まあもちろんそんな嫌だし、
でも葬儀代はないからどうしようって言って泣いてたの。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、まあここちょっとごちゃごちゃするから
簡単にまとめちゃうと、
豊太郎は結論から言うと、
葬儀代を苦命してあげたのよ。
はいはい。
そう、まあ時計をあげたんだよね。
金の時計を。
スピーカー 1
で、その一方、エリスからはもう毎日毎日手紙が届いてたのよ。
うん。
まあ要はエリスは1日タリトンも離れるのは嫌だったけどっていうところで、
あのもう毎日毎日手紙返したわけね。
うん。
まあロシアはそんな感じだったわけ。
で、ロシアから戻ってきてトヨタロウは、
家帰ったら、なんか山のようなおむつを目にするわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もうなんだろうね、簡単に言うとめちゃめちゃプレッシャーかけられてたわけね。
うん。
もうエリス、もうすぐ赤ちゃん生まれてくるわ。おむついっぱい用意した。私縫ってんの?みたいな感じでさ、
もう山ほどのおむつが用意されてんのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそんな中、トヨタロウは大臣からまた呼び出された。
うん。
そこで大臣に、なんか相沢から聞いたけど、別にこのドイツにしがらみもなんもないって聞いてるよ。
一緒に帰ろうよって言われたのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあもちろん一緒に帰ろうよっていうのは大臣と一緒に働きましょうっていうことね。
要はあなたにまた出世回答を用意しますよみたいなそんな感じね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、当たり前だけどさ、もうこんなチャンスは二度とないわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ここで断ったらもう相沢からもあいそつかされるかもしれないし、
まあもちろんこんなに日本の大臣クラスとさ、そんな直接接手を持つなんてことももう普通に考えたらないし、
っていうところでこの機会を逃したらもう自分の名誉挽回って絶対ありえないなっていうのも感じてて、
プラス豊太郎はほらイエスマンじゃん。
スピーカー 2
まあ彼女に対してはノーを突きつけたけどね。
スピーカー 1
いやだからこれもまた正確に言うとノーを突きつけてないんだけどね。
あ、そうなんだ。
そう、豊太郎イエスって答えるから。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、その帰りにもうめちゃめちゃね、あの思い悩んじゃうわけよ。
エリスのことが決して嫌いとかうざいとかそんなことは一切ないんだよ。
あのちょっとオムツが大量にとか言っちゃったからちょっとネタっぽくなっちゃったけどさ、
全然そんなことはなくて、まあマジ純愛なわけよ。
はいはい。
で、エリスへのその思いと期待されてる?
まあ帰ったら日本に帰ったら出世街道にまた戻れるっていう、
まあしかもすごいめちゃめちゃ期待もされているっていうその思いとで板挟みになっちゃうのよ。
うん。
スピーカー 2
でもうなんかうわ苦しいみたいな感じになって倒れちゃうわけよ。
スピーカー 1
はいはい。
まあ倒れて何とかこう這いずりながら家まで行って、でそこで気を失って数日間寝込むって感じなんだけど。
うん。
めちゃめちゃ思い悩んだのがなんかそこでは伝わってくるけど、
で数日間寝込んでいる間に、まあトヨタロウは寝てるよ。寝てるけど、
相沢が訪問してくるのよ。まあもちろんその病状心配だし大臣からも言われたんだろうね。
トヨタロウ大丈夫なのって。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうで相沢が訪問して、でエリスにもうペラペラ喋るのよ。
トヨタロウ帰るよって。日本帰るよって。
うん。
でエリスは初めてそこでトヨタロウが自分に黙って帰国しようとしていたことを知ってしまうわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ここでエリスはもう発狂するのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で発狂してマジでおかしくなっちゃったの。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
一応パラノイアって書いてあったけど、まあなんだろうねもう気が狂っちゃったって言えばいいのかな。
うん。
なんか赤子帰りみたいな。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
で医者からはもうこれ治りませんって言われちゃったの。
うん。
でトヨタロウ目覚めてそんなエリスの姿を見てもうどうしたらいいんだみたいな感じになっちゃうじゃん。
でもトヨタロウはそんなエリスとまあエリスが身を持っている子供を置いて帰国すんだよね。
うん。
でエリスの母親に一応その生活資金、まあわずかばかりだけど生活資金を渡して生まれてくる子供のことも頼みましたつって帰っちゃうんだよね。
うん。
でこんな感じの話なのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でちなみになんだけどこの話はあの回想的に書いてて、帰国してベトナムの港に寄っている時に忘れないように書き記しておこうみたいな感じでこう回想が始まるみたいな書き出しで書いてんのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうまあそんな感じの話なわけね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
多分ちょっと大人の人ああ懐かしいそんな話だったトヨタロウマジクソだなとかっていうね多分感想だったと思うんだけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ちょっとこの話じゃあトヨタロウがただただクソ野郎でしたっていう話を別にさあのさちょっと言ったけどさ森鴎外のこれ自伝的フィクションって言われてるわけじゃん。
うん。
森鴎外がさ自分のことをさお前クソだなとかっていうように書きたいがために書いたわけじゃないわけよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
うん。一応ちょっと弁解しとくとフィクションだからあくまでもフィクションだから森鴎外が全部この通りのことをやったわけではないので一応そこはちょっと触れておくけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちなみにちょっと話余談なんだけどエリスにはモデルがいてまあエリーゼっていう女性らしいんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこのエリーゼとリンタロウが要は恋仲になっててまあリンタロウってあの森鴎外ねあの森鴎外なんだけど恋仲になっててで森鴎外は日本に帰るっていうのは事実としてあったわけよ。
でそのエリーゼはリンタロウに会いに日本にまで来てるのよ。これは実は。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でただそこで結婚はせずに帰っちゃった。
うん。
っていうのがまあ実際の話なわけね。
はいはい。
そうまあ一応モデルはちゃんとそういう風に存在したっていうところでもあのなんだろうちょっと現実とフィクションを織り混ぜたような作品なんだけどね。
うん。
でちょっと最後解説に簡単に触れるけどこれ結局何が言いたかったのかっていうとちょっと初めの方に触れたけどさ日本ってさ江戸時代はさ家が中心の社会だったんだよね。
うん。
自由とかそういうのじゃなくて全て何か決めるにしても家まあ親っていう言い方でもいい。
でもうちょっと集団を大きくしてもいい。
あの例えば村だったり町だったりまあ主従関係があったらその主の方でもいいし江戸時代全般で言ったら国家っていう枠組みはちょっとないけど藩は国みたいなものじゃん。
藩だったら藩が一番偉いし幕府だったら幕府が一番偉いみたいな感じでとにかく上の命令は絶対でそれが中心の社会だったわけよ。
はいはい。
で明治以降っていうのはそれを撤廃してもうみんな平等ですよ個人の自由ですよっていうのを表向きは社会を変えようとしてたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
うん。まあそんな感じで今日のあの舞姫は終わりになるんだけどじゃああとは尾形郎ちょっと感想をお願いします。
スピーカー 2
そうだね俺この物語本当に知らなかったに等しいぐらいなんだけどただただエリスが傷つけられた感はやっぱ否めないなっていうのは感じだけどね。
スピーカー 1
まあそうだよ現代的な価値観で言ったらもう間違いなくそこにしかならないと思うよ。
スピーカー 2
そうだねだからそうなんだ現代的な価値観なのか。
まあ最初から貫いてれば誰も傷つかなかったけどやっぱりそこはドイツっていう国に触発された部分もあったのかな。
スピーカー 1
まあそうだろうねやっぱりね今までさがんじがらめになってた人が自由になってさだから言ったじゃん大学デビューなんだよ大学デビューってそういうもんじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そうだからもう本当そうなんだよ大学デビューの話なんだよこれ簡単に言っちゃうとでただその気持ちもまあわからなくはないよねっていうところは俺はあるし実際。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で自分が豊太郎だったらじゃあどうしたかとかっていうのもこういろいろ考えてみるとなかなかね難しい話だよね。
スピーカー 2
そうだねまして子供がね妊娠させちゃってるっていうところもねあるしね。
スピーカー 1
うんしかもエリスはもう完全に廃人になったからね。
スピーカー 2
ああそうだよねその後も今まで通りにはなれなかったんだろうなっていうのを感じるしね。
スピーカー 1
まあこれはあくまでもフィクションだからあれだけどあのもう治らないって医者に言われてる描写もあるぐらいだからもうそういうもんなんだよね。
まあもちろんそれはさ話としてさ豊太郎をめちゃめちゃそれでも見捨てるのみたいなところを強調したかったんだと思うんだけど実際のところは。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあなんでちょっと冒頭でも言った通りちょっとこう豊太郎は小ヶ太郎って勘違いする人も出てきちゃうかもしれないけどそれは違いますとちょっと断言しておくんで。
スピーカー 2
俺は全く関係ないし。
スピーカー 1
いや太郎つながりで似てるじゃんなんかなんだろう才能あふれてて女性にモテて女を捨ててっていうところはなんか一緒かなってまあその捨て方はこんな雑じゃないけど。
スピーカー 2
どうした今日。
なんなんだそれ。
でもだからあれなの舞姫っていう名前なのこれタイトルが。
どういうこと。
なんかエリスがそのなんだろうそういう感じの仕事をしてたから舞姫っていうのと豊太郎がそのドイツでちょっとこう舞い上がっちゃったっていうようなその感じをかけた舞姫なのかな。
スピーカー 1
違う違う舞姫っていう職業をつけただけ。
スピーカー 2
そこはないかそっか。
スピーカー 1
なんかねエリスっていうタイトルにするみたいなのもあったらしいんだけどちょっとごめん俺もちゃんといきさつは知らないけどなんかちゃんと理由があってなんか舞姫にしたらしいよ。
スピーカー 2
ああそうなんだいやなんかそのなんだタイトルのセンスもやっぱさすが森鴎外だなってちょっと思っちゃった。
スピーカー 1
まあねなかなか俺は作品としてすごい読みやすい。
読みやすいのはあくまでも現代語訳の方だけど短いし読みやすくてすぐ読めるから。
今日これやるのに2回読んでんだけど1時間あれば1回読めるから。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
そんぐらいの分量なんだよだからね。
まあなんだろこんな言い方変だけど楽だった。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
金閣寺とかに比べたらもうはるかに楽だよ。
読みやすい。
現代語訳だし。
スピーカー 2
そうだねぜひオトラの方も読んでみて感想とか教えてくれたら嬉しいです。
スピーカー 1
そうであと俺はさちょっと最後に言っておきたかったのがさ文学は小片郎がやってもいいんだよっていう。
スピーカー 2
ああ俺やっていいの?でもなんかそのオトラの視線もあるからさ。
スピーカー 1
いやだからじゃあちょっとコメントでちょっと教えてほしいんですけど小片郎に文学やってみたいっていう方はぜひちょっとリクエストとコメントでください。
スピーカー 2
いやねほんとね文学好きな人は本当に文学好きだからなんか僕みたいななんか素人が手出すと怒られちゃうんだよね。
スピーカー 1
いやだって俺も素人だよ。
スピーカー 2
いやいや文学部じゃんそもそも大学で。
スピーカー 1
関係ないもん日本文学は。
でさっき冒頭にも言ったけどさ俺現代語訳しか読んでないからね舞姫。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからえ現代語訳しか読まない原文読まないで何が文学語ってるんだよみたいな人絶対いるから。
そういう人もちょっとコメントください批判は大いに受けます。
スピーカー 2
それとあとドイツから聞いている方もぜひコメントください。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
いたらね。
すごいよね。
じゃあということでもしよかったらこの番組のフォローしていただくとますます私たちやる気が出ますんでよろしくお願いします。
スピーカー 1
はいフォローポチッとお願いします。
スピーカー 2
はいそれでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。