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こんにちは、亀山のお多福ラジオ亀山です。このラジオでは、ゲストの話したいことを中心に、私が感じたこと、思ったことを織り交ぜながら、時に真面目に、時に緩く、亀山とゲストがおしゃべりを楽しむトーク番組です。
第17回おたふくラジオ、ゲストは先週じゃない、いや、前回に引き続き、ちかちゃんです。よろしくお願いします。
お願いします。
先週じゃなくて、この間話して、その、まあ、初対面の時から、実は何かうっすら、何か好きなものは似てるかもっていうのは思ってたんやけど、
それがその前回の愛子の回で、もう確信に変わったっていう感じで。
で、今回もちょっとテーマをちょっと変えて、私もすごく好きなものばかりで、とてもワクワクしてます。
はい、ではあの、今日のテーマって決めてなかったっけ?
え?
たぶん。
決めてなかった。台本から抜け落ちてるってなって。
えっと、とりあえず、まず、これやね。
さくらもも子についてです。
はい、では行きましょう。さくらもも子も、愛子と同じく、本当にたくさんの人に愛されてる作家さんで、私もかなり影響を受けた人の一人で、
大好きやったけど、今まで語る機会ってなかったから、すごい嬉しくって、そのちかちゃんからさくらもも子について話したいって言われて。
ではでは、じゃあまたお互いのさくらもも子の出会いから行きましょうか。
私は中学校1年生の時に、図書の時間があって、本を何冊か借りてその時間読むっていう決まりがあって、
桃の缶詰っていうエッセイが目に留まって、ちびまる子ちゃんの作者って本も書いてるんやと思って、なんとなく手に取ったことがきっかけで、
そして読んだら、世の中にこんな面白い本があるのかと衝撃を受けて、一気に読み漁って、新作エッセイが出るたびに読んでいました。
私はね、アニメか、初めてやったと思う。日曜日の6時のちびまる子ちゃん。
オープニングの曲で、夢いっぱい。三ツ谷からのぞくまるちゃんの絵が、今でも思い浮かぶアニメが最初で、その後リボンで連載されてて、リボンも買ってたから、
ほんで単行本も買ってっていう流れで、たぶん。
小学校、高学年とか中1ぐらいの時に、父親の本棚に桜桃子のエッセイを見つけて、何冊かあって、それまでは漫画ばっかり読んでたんやけど、
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でもよくよく考えたら、自ら興味を持って手を伸ばして読んだ本っていうのは、桜桃子が初めてやったかも。
で、作品をどうして作者にはまったっていうのも、桜桃子が初めてやったかなっていう。
で、父親の本棚にあったのがきっかけで、桜桃子っていうの漫画のちびまる子ちゃんのっていう軽い気持ちで読み出して、
同じく読んだらどの話も起草転替で、めっちゃ面白くって、なんかこのちびまる子ちゃん書いた人めっちゃおもろいってなって、
で、魔物缶詰、猿の腰掛け、鯛のおかしらあたりは、その時に読んだかなっていう。
一番印象的なのは、陰陽健康法。
で、なんかその20年以上前に読んだきりやから、内容が今パッと思い出せへんねんけども、でも唯一エッセイで覚えて、はっきり覚えてるのが、もうそれで、当時も信じられへんってなったし、
陰陽健康法っていうのは、自分のおしっこを飲んで飲むのが健康にいい?みたいな桜桃子の健康法やってんけど、
今も、いまだにおしっこを飲んで健康になるとは一味理由も、そこは共感できひんけど、やっぱりその桜桃子はただものじゃないって思った。
あそこはめっちゃ印象的。
お父さんの本棚に桜桃子があったっていう環境が、めっちゃ羨ましくて、
私の父親は難しい本しか読んでないんで、なんか身近に読めるのがいいなって思いました。
さくら桃子は健康オタクやったんで、なんか知り合いの家にお邪魔して、お茶積んで乾燥させて、激まずなお茶を作ったりとか、
結局市販のお茶9割ぐらいと、自分の激まずお茶を1割混ぜて、ほぼ市販のお茶が美味しいってなったりとか、
結構衝撃的なエピソードが多いけど、それをエッセイにしてみんなに読んでもらってっていうのが、人間味もあっていいかなって思います。
アニメは見てた?
アニメは見てました。
昔のオープニングの幻想的な感じが好きで、
さくら桃子が脚本を手掛けていた時代は、漫画の世界観と同じシュールなところが好きで、長澤くんの家が燃えた話をアニメで放送したりとか、
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私は1990年生まれで、ちびまる子ちゃんのアニメの放送も1990年から始めてて、アニメとともに年を刻んでるのがすごく嬉しいです。
いいね。私は早生まれやけど、84年代やから、ちょうど小2の時にアニメが始まったってことになるかな。
だからその日曜日の夜は、小天、まるちゃん、さざえさんっていう感じで、ずっとテレビ見てた記憶で。
なんかそのオープニングとエンディングの曲も、なんかね夢いっぱいとか、カヒミカリのハミングが聞こえる、嬉しい予感とか、オープニングはすごいなんか夢いっぱいでロマンチックな曲が多くて、
でエンディングはほぼふざけた感じの曲ばっかり。でもなんか全部耳に残っててさ、エンディングで言ったら走れ正直者とか、
ハリキリ爺さんのロケンロール、あっきに取られた時の歌とか、じゃがわたコーンさんとか、覚えてる?
覚えてます。
なんかめっちゃ全部好きやった。
なんかさくらもも結構音楽好きで、なんかオープニングもエンディングもなんかこだわりがあるのが多くて、
私はなんかあっきに取られた時の歌とじゃがわたコーンさんは子供ながらになんかインパクトが強くて印象に残ってますね。
なんか本で言うたら漫画とかも、神の力っ子新聞とか、こじこじ、あの頃まる子だったとかももこの話あたりは自分で買ったかな。
まだ実家にあると思うんやけど、神の力っ子新聞は知らない人知らんよな。めちゃくちゃ記載点がいれんの。意味わからんことばっかりで、
でもさすがのそのさくらもも子はあるのです。でも意味わからんながらも、意味わからんのがさくらもも子って思ってたから意味わからんなっていうことを受け入れてたって感じ。
私は本はお小遣いで新しいエッセイが出るたびに買ってて、高校時代はあまり学校に馴染みなかったんで、休み時間はずっとエッセイを読んで過ごしてて、
神の力っ子新聞は自分の中で一番咀嚼するのに一番時間がかかった作品で、お尻の穴に双眼鏡を刺したらそこに自分の理想を投影した映像を見れて、
さらに理想を追加したかったらお金を払わないといけない。それで家族喧嘩が起こっちゃうみたいな結構刺激が強い作品で、最近やっと受け入れるようになったかなって感じ。
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いや全然覚えてないけど、でも桜桃子やったら書くやろなって。追加するならお金をっていうのかなって。
こじこじはめっちゃ大好きな作品で、可愛いキャラクターがたくさん出てくるんですけど、こじこじの物事に対する考え方がすごく哲学的だったり、
ジョニーとハレハレ君って男の子なんですけど、お互い好き同士やったり、30年前くらいに制作された作品だけど、なんかとても前衛的なところがすごい好きです。
なんかこじこじってさ、ちいかわっぽくない?なんかちいかわがこじこじっぽいのか、こじこじがちいかわっぽいのかって。私こじこじはちょろっと読んだ程度で、そこまで詳しくないんやけど、なんか今ふと似てる気がした。なんかシュールな感じ。別物?ちかちゃん的には。
かめやまさんに言われて、確かに似てるかもって思って。なんかちいかも、こじこじも、一見するとね、ふんわりしたゆるいアニメなのかなって感じですけど、ちいかの世界は、なんか労働があったり、なんか賢く、でも働かないといけないけど賢くなりすぎるとデカツヨっていう。
きめらかして、ツノ、牙が生えたり、手の爪が伸びたり、なんか怪物になっちゃうし、なんかこじこじの世界も、こじこじは家がなかったり。なんか、で、いっちろうっていう鳥居のキャラクターはなんかごくごく一般家庭で、なんか裕福なゲランっていうキャラクターがいたり、なんかいろんなキャラクターがいて、
なんかどっちのアニメも現代社会の風刺っぽいところが似てると思って、なんか多くて、明らかに発見でした。
平成のこじこじと、令和のちいか。ということはね、ちいかファンがこじこじを読むとハマるかもよね。なんか20年後ぐらいにさ、今の10代が30代になる頃に、なんかさくらももこってめっちゃちいかっぽくない?みたいな、ちらがJKの頃にハマってたちいか味がすごいみたいな。
うんうん、結構してるね。
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桜ももこブームが来るのもありえるなって思って、なんかそういう想像したら、なんかね、面白いし未来が楽しみになる。
で、なんかちびまる子ちゃんの単行本も私は何冊か持ってたはずで、なんか中学生の時に通ってた歯医者さんの待合にも数冊置いてて、それが7、8、9冊とかの数冊でさ、何冊か忘れたけど、その数冊の話はすごい永遠に繰り返して読んでたから、それしか面白いものがなかった。ずっと読んでたから、きっと今開いたらすぐすぐ記憶が蘇る気がする。
うんうん、なんかね、病院の待合にちびまる子ちゃん読んだよね。私はちびまる子ちゃんで言うと、コミックスの8巻の黒い背景のまる子たちがぐるぐる回ってる映画好きで、なんかちびまる子ちゃんはその話の内容とともに、コミックスの表紙とか飛び台にすごいこだわりがあるところが好きで、なんか、
例えば卵の殻をバリバリにして、それにちっちゃくして色つけて、なんか背景の模様を作ったりとか、なんか野球観戦の、まる子が野球をしてて、観客をなんかちっちゃいシールをバーって貼って、なんかそこに顔を描いて人にしたりとか、
なんか細かい作業をされているところがすごく尊敬してて、で、私生活でも、なんか色鉛筆箱、使わなくなった色鉛筆箱を手作りしてたりとか、なんかちっちゃい息子さんの勉強がやる気が出るように、なんかスタンプラリーの用紙を手作りしていたりとか、なんかすごい工夫されてて、なんか私もこんな風にプラスしたいなって思いにしてます。
岡田 なんか、表紙や扉絵の細かいのはすごいわかる。なんかめっちゃ綺麗やなって思ってた。
岡田 漫画はさ、無理よ。適当みたいな。
ミレイ そうそうそう、緩い感じのね。
岡田 表紙とかはめっちゃ細かくて、なんかすごい線も細くてさ、なんかその漫画の内容とイラストのギャップも感じてたかも、すごい子供ながらに。
ミレイ ちなみにその、歯医者の置いてたちびまる子は、もう表紙が取られててさ、みんなに読まれすぎてもうくたくたやってんけど、で、でもなんかそのネットでさ、あの見たら、その8巻の表紙。
ミレイ こんなら素敵やった、なんか黒い、何やったっけ、黒い背景の。
岡田 そうそうそう。
ミレイ なんかでも、他の表紙と比べると黒のかバックの絵ってめっちゃ珍しいなって。
岡田 冷や汗をかいたときに顔に縦線をつけて表現するっていう手法は、なんかその漫画界では桜桃子が初めてらしくて、なんかそういう新しいことをどんどん挑戦されてたのかなって思います。
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で、亡くなる数年前には、ちびまる子ちゃんのセルフパロディーのちび四角ちゃんっていうのに執筆に力を入れていて、すごく楽しみにしてたんですけど、2巻で終わってしまいました。
で、なんかそのちび四角ちゃんっていうのは、主人公の丸子奈良の四角が気が弱くて、玉ちゃんではなく玉ちゃんにめちゃくちゃ意地悪でされて、毎日踏んだり蹴ったりなんですけど、なんか桜桃子の毒の部分が存分に発揮されてて、とっても好きです。
ちび四角ちゃんがさ、ちかちゃんに聞いて初耳あってさ、いや意地悪な玉ちゃんがめっちゃ気になるってなって、勝ったんよ。ちかちゃんに聞いたその日に勝ったんやけど、めっちゃ面白くって、あの丸子好きにはたまらない。めっちゃ毒々しくって、どんどん読んじゃった。
そうなんですよ。なんか四角は、何かとことん悲惨な目にあってて、四角をかばうためにおじいちゃんが四角をかばったことで、家族でその喧嘩が起きちゃったりながら、もうやめてよみたいな、なんかなったり、ほほっていう出来事がばっかりなんですけど、
なんかみんなこういうことをおかれすくなかれ経験してるやろうなーって思って読んでて。で、ちび丸子ちゃんは一生終わらないと思ってたんですよ。けど16巻で終わってしまって、すごく悲しかったんですけど、
2022年にさくらプロダクションの方が作画を担当して、続編が発売されたんですよ。で、なんか今もコジコジはポップアップを、東京が多いんですけどよくやってたり、さくらもこの原画展が定期的に開催されてて、
なんか今、過去の人じゃなくて、なんか今も生き続けてるのがすごく嬉しいです。
なんか本当、年代問わず愛されてる作品やし、作家さん。なんか夢を叶えた人っていう、私のその一番最初の印象的な人やで、なんかそのリボンかな、その漫画で、ちび丸子ちゃんの漫画でそんな回があった気がするんやけど、
なんかさくらもも子が、幼少期の自分に向けて丸子その夢は叶うんだよ、今大好きな漫画をもも子が描いてるんだよみたいな、そんなコマの漫画があったと思うんやけど。
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コミックスの終わりについてた、なんかその丸子が寝ちゃって、将来の夢に、将来の自分に会いに行くみたいな。それにくじこりもちょっと出てくるんですよ。
そうなんですよ。で、なんかその夢を叶えるっていう話は、そのひとりづもっていうエッセイに詳細に書いてあって、その高校時代から漫画の投稿を始めて、なんか最初少女漫画で応募してたんですけど、なんかダメあって、エッセイ漫画にして応募しようっていう方法を思いつくまでの試行錯誤のエピソードがあって。
とっても好きで。
あとはエッセイに書いてたかな、丸ちゃん裏話みたいな感じで言うと、アニメでは丸子に甘々な友像が、実際は桜もも子のおじいちゃんはめっちゃ怖いおじいさんやったみたいなエピソードが結構衝撃あって、なんか現実のおじいちゃんが怖すぎて、怖すぎたから漫画には理想のおじいちゃんを描いたみたいな話がびっくりあった。
なんかおじいちゃんが怖いエピソードはエッセイにもよく出てきてて、なんかおじいちゃんが亡くなってお葬式のエピソードで、なんかあんまり悲しくないみたいなことを書いてあって、でも私もそこまで家族大好きって感じじゃないんで、
なんか家族に対してこういう好き以外の感情を持っていいんやって、肯定してもらえた気持ちになりました。
で、なんか実際のおじいちゃんがすごく厳しかったから友像は優しい性格にしたらしいねって。
そうやね。
それもめっちゃ印象的やってさ、友像本当は厳しかったんかいみたいな。
なんかもうこうしてお話してるとやっぱりなんか好きなもの、感覚が似てるかなって感じがしててさ。
なんかその、この前喋ってくれたその絵画教室もすごい憧れるっていうか、私も子供の頃通ってみたかったなーとか、なんか古着もねお互い好きやしね。
なんか昔ロハスフェスタ万博のポット屋さんで買った、たぶん100年前のギリシャかどっかで誰かが描いた絵っていうのに一目惚れして、
でそれ額に入れて今ダイニングの壁に飾ってるんやけど、もう100年前のギリシャの誰かが描いた絵が我部屋にあるっていうだけでなんかめっちゃ幸せになるから、
自分の椅子、自分が座る椅子のちょうど見える壁のとこに貼ってるんやけどさ。
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でその新しいものも好きやねんけど、なんか好きな古いものも好きで、なんかものを大切にしたいっていう気持ちはすごく強くて、
100均で買ったものでも1枚で買ったものでも、なんかしっかり選んでものの命を全うさせたいなっていうか、
そこにさらに人の思いやストーリーが見えるともっと大事なものになる。さっきのギリシャの絵とか。
ギリシャの絵もお店の人が何も言えへんかったら通り過ぎてたかもしれんけど、これは100年前にギリシャの絵描かれた絵でって聞くと、
100年前のギリシャの絵が大阪にあるってすごいってなって、それほんまかどうかわからんけど、私はそれを信じて、できない?と思って飾ってるんやけど。
だからフリマとかめっちゃ好きで、最近全然買いにはいきてないけど、なんかこの前ね冬にオシャレキッチンでやったフリマめっちゃ楽しかったね。
今めっちゃ名前忘れした。いっぱい服。
むつみちゃん。
むつみちゃんがさ、めっちゃ幸せな空間やった。
スタッフがぐらいめっちゃ手伝ってくれて、お客さんで。
めっちゃ楽しかったよね。今思い出しても。
良かったですね。
良かった。なんか自分が大事にしてたものを他の人のもとへ渡っていくのがめっちゃ嬉しかった。
ギリシャの絵のエピソードがめっちゃ素敵やなって思って、古着もアンティーク品もその時代の空気をまとってるっていうか、生きてきた歴史が刻まれてるところがすごい好きで、
前の人が色を塗り替えてたりとか、名前を書いてアレンジしてるのがそのまま売られてることが多くて、
どんな風に愛用してたのかなとか、そういうの考えるのもすごい好きで。
めっちゃわかる。
なんか古着屋さんで私、一目惚れしたデザインの赤いスウェットが、それだけ異様に安くて、多分1000円とかやって、
なんでこんなに安いんですか、こんなに可愛いのにって店員さんに聞いたら、袖のとこ巻くって、
ここにね、郵政ペンで名前が書いてあるんですって、その郵政ペンで書かれたジェームスかトーマスか、デカデカと名前が書かれててさ、
まあ一般的な感覚では、きっとこれがそのネサギの理由になるんかってなるんやろうなと思うんやけど、
私的には、そのジェームスが着てた服を日本の亀山が愛用してるってすごない?みたいな。
逆にネサギになる部分が私的にはちょっと価値になる。
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ジェームスの服みたいな、日本人が着てますみたいな。
で、そんな感覚になるな、ストーリーが見えると。
そうですね、私は古着にはまったのは、大学時代にジッパーっていう雑誌を読んでて、
おしゃれなモデルの子がみんな今日のコーディネート、古着って書いてて、
あれにすごい憧れて、
店の名前書けへんとこもちょっとかっこいいじゃん。
おしゃれみたいな、そうそうそうそう。
古着って書いてる。
なんかハマって、当時は夜行バスに乗って東京の公園地に行ったり、
えー似合う。
大阪の古い家をいろんなとこ行って、いろんなテイストを試してました。
めっちゃ似合う公園地、私は行ったことないけど。
なんか大学の時に買ったスウェットで。
あー、ちかちゃんやな。
くまの。
ちかちゃん。
なんか、ほんまに物を大事にするよね。
そうですね、大事にしてますね。
そう見るとこも素敵。
いいなってめっちゃ好きなんやと思ったもん。
ありがとうございます。
三宝石の。
あ、そうそうそうそう。
あれしかり。
物一個一個に思い出になるから、捨てれなくて。
アンティーク品に関しては、絵画教室の先生の家に昔からアンティーク家具があって、
それがアンティークってわからない時からもう素敵なデザインやなって思ってて、
大人になってからそれがアンティーク品ってことを知って、
先生がいろんなお店に連れてってくれるようになって、
現代には色遣いとかデザインが好きで、少しずつ集めてます。
アンティークショップって何に使うんやろっていう謎の物とか変わった物もあって、
それを買って自分の生活に味わせるのが好きです。
お着物とか。
そう、そう。わからん。
わからんけど、私も謎の物ってめっちゃ惹かれる。
その辺に転がってる石とかでも、全然ストーリーがあれば宝物になるタイプというか。
ディズニーのアリエルが地上に住む人間の使ってる物を集める。見たことある?見たことない?
知らない。
そうなの?上手に説明できるかな。
アリエルって人魚姫やからさ、ずっと海ので暮らしてるやん。
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で、おじさまが人間なのよ。
で、人間の世界の物が船から落ちてきたりするね。沈没とかするから。
で、アリエルは人間が地上で暮らしてる物を海に入ってきた物を探して宝物にしてるんよ。
でも何かがわからんね。
アリエル、人魚姫はフォークでご飯を食べへんから
フォークが見つけた時に、これ素敵な櫛みたいな感じで
こうやって人間はこんな形の櫛を使ってるんだわとか問いたりして大事にうっとり眺めてるんやけど
それもアリエルが地上に行った時に
これって食べる物だったのねって知るんやけど
そういうのもなんかめっちゃわかるじゃないけど
結局用途は間違ってたし何かもわかってなかったけど
それがアリエルにとっては宝物でも
こんな素敵な物ここにはないってめっちゃ大事にしてて
そういうのが好き
私はさっきの回でも話したんですけど
結婚してて、離婚したんですけど
結婚当時義理の家族と同居してて
ファッションもアンティークも絵画も
私の好きな物はあんまり受け入れられず
結婚前に持って行ったアンティークの棚も汚いって言われて
なくなく実家に引き取って返して絵画教師の先生にあげたんですけど
絵を描いて何になるんやって影で言われてたってことを後で知って
私が大切にしてきた物を否定されることがすごく多くて
とても辛くて
文化や芸術はお金に換えれないけど
お金に換算できない心を豊かにしてくれる物なのになって思って
辛かったです
OK?この話は
大丈夫!全然大丈夫
それは辛いな
ここ?
ちかちゃん
OKなとこだけ
全然OKです
お二人のおきっかけに
自分の大事な物は自分で大事にしないとって思いが強くなったのと
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それであんまり義理の家族に自分の好きな物について
あんまり理解してもらえないことで
心がどんどんしんどくなっていってしまって
絵も水彩画だけ描いたり油絵は匂いがついちゃうからとか
今まで外に行って写真撮ってとかしてたの
ネットで画像探して絵描けるの無いかなってしたりとかしてて
当時は絵用紙もやめて専業主婦になってたんですけど
専業主婦に憧れてたんですよ
母親が半分専業主婦でちょっとお家に行ってピアノを教えてみたいな
専業主婦ってそういうイメージやったんで
家庭に入って家事だけに専念できるかなって思ってたんですけど
社会との関わりが全く正されて
自分の存在意義って何やろうって考えたこともないようなことを考えたりしてしまって
結局その生活も長く続かずすぐ離婚しちゃって
離婚してまた栄養士になって毎日働いて
自分の力で生きていくことの大切さを実感して
もう一人でやっていこうって覚悟を決めたのと
自分の好きなものとか自分らしさを押し殺して
一緒にいても結局うまくいかないんだなってことを学びました
好きなものっていうかありのまま受け入れてもらわれへんって
辛いなそれはちょっと
自分が自分じゃなくなって
今までそういう経験がなかったから
戸惑いもあったし
ショックで
なんか最近
ちかちゃんとは最近知り合ったとこやから
全然結婚してた頃の姿はイメージわかへんけど
今のちかちゃんは全然やりたいこともやってて
イキイキしてて
素敵な親ですよね
めっちゃ素敵
絵とか音楽とかダンスとか
オシャレもやけどさ
それを成り前にしてる人はもちろん
仕事として表現して講習もあるけどさ
それ以外の人はしたらあかんのって言ったら
全然そんなことないし
やっぱり生きていく上でアートって
なんか欠かせないと思っててさ
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ほんまに遥か昔
縄文時代とかでもさ
めっちゃ昔だって絵を描いたり
歌を歌ったりして共感し合ったり
自分を表現したり
開放したり
自分のためにするものでもあると思うし
歌わずにはいられないから歌ってると思うし
書かずにはいられないから
石とかで壁に書いたりしてたと思うからさ
だからこれからも
ちかちゃんの好きなだけを書いて
書き続けてほしい
何にも間違ってないし
それが生きることだと思います
ありがとうございます
熱く語ってしまったけど
さくらもこの漫画やエッセイにも
そういう大切なことって
すごい散らばられてる気がしてて
読んだことない人はぜひ
手に取ってほしいなって思います
たっぷりとお話ができて
ちかちゃんのことをたくさん知れて
とってもとっても嬉しい時間になりました
本当に内容盛りだくさんの
盛り盛りのラジオになりました
ありがとうございます
では最後に
ちかちゃんからまたSNSのご紹介と
また絵画の告知もぜひお願いします
インスタグラムは
アットマーク小文字の
絵画教室の生徒展が
7月の5日金曜日
7月の10日水曜日まで
時間が10時から19時
最終日は16時まで
場所は高槻市立展示館
欅半球京都線高槻市駅
校内2階エミル高槻内
2階改札を出て
徒歩2分です
こちらもお気軽にお越しください
ちかちゃんの絵も展示されるし
他にも生徒さん結構いらっしゃるんですか
そう今は19人
すごい豪華です
生徒展春にもやったんですけど
それを4人に迎えされたら嬉しくて
すごい
みんないろんな作品を描いてらっしゃるので
36:00
気軽にお越しください
ちかちゃんにもきっと会える日が
全部は行かないんだけど
多分土日はいるかなと思います
ぜひ一緒に
私も行きます
よろしくお願いします
今日もいろいろお話を聞かせてくださって
本当にありがとうございました
インスタアカウントや絵画展の詳細なども
概要欄にまとめておきますので
ぜひチェックしてみてください
亀山もこのポッドキャストの他にも
亀山の日々おたふくという
こちらは1人で毎日10分ぐらい
雑談をしゃべっているラジオだったり
リッスンで声日記
おたふくの声もしています
他にもインスタグラムやノートでも
亀山さんが思うことという
エッセイを書いていたりしているので
各種SNSのフォローお待ちしております
またおたふくラジオでは今後も
ゲストを大募集しておりますので
何か話してみたいことがある方
ぜひお気軽にご連絡お待ちしております
それではまたおたふくラジオでお会いしましょう
さよなら