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2022-01-14 37:39

171. 倉貫さん物語 -序章-

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次回は、1 月 21 日(金)公開予定です。

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00:00
スピーカー 2
こんにちは長山です。こんにちはクリスです。オッサンFMは毎週金曜日、クリスと長山が気になった出来事やおすすめしたい本や映画をゆるゆるとお届けするポッドキャストです。今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、2022年の2回目ということでして、先週に引き続き株式会社ソニックガーデン代表取締役社長の倉木さんをゲストにお迎えしてお送りしたいと思います。倉木さんよろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 2
いやー、先週はなかなか面白い話が聞けましたね。
スピーカー 1
そうですね、倉野紀さんの趣味が。
スピーカー 2
僕も結構倉野紀さんとは深さはないかもしれませんけど、
結構長い付き合いでは、
長い付き合いですよ。
付き合いしておりますけども、そんな趣味があったのかみたいな。
ちょっとびっくりしましたね。
スピーカー 1
面白かったですね。
スピーカー 2
面白かったですね。
ぜひとも聞いてない方は聞いて いただければと思いまして
今週は我々からしたら結構プライベート がわりと謎に包まれてる倉野紀さん
という感じなんですけどもちょっと 幼少期というか倉野紀さんが小さな
頃からプログラミングを始められた とかっていう話を
スピーカー 1
そうそう本の女性評価とか見てても 10歳の頃からプログラミングをして
みたいなことが書かれてて ただ同世代って言ったらあれですけども
この世代で10歳って言うとどういう 環境だったのかなって思って純粋
スピーカー 2
に昔話的なのが聞けるといいな と思ったんですけどもそもそも
スピーカー 1
多分当時プログラミングしてる 子供って珍しいって感じでしたよね
いや珍しいと思いますね 今小学校でプログラミング教育
とかって言ってますけど 当時はそんな プログラミングって言葉を知ってる
小学生もいなかったんじゃないか っていう
スピーカー 2
確かにそういうレベルですよね プログラミングがプログラミング
だったんですよね 言葉的には
スピーカー 1
そうそうそう プログラミングって 言ってたかな 言ってたと思います
ね もともとファミリーベーシック っていうのが ファミリーコンピューター
から説明したほうがいいかな ファミリーコンピューターっていう
いわゆるニンテンドーが今スイッチ出してますけど、一番最初に出した家庭用ゲーム機みたいなのがファミリーコンピューターっていうのがあって、ファミコンですね。
ファミコンを最初買ってもらったんですよ。小学校3年生ぐらいで、マリオとかドンキーコングとかってすごいチャチなゲームだったんですけど、そういうの楽しくてずっとゲームやってて。
で、なんかあるとき、ファミコンにキーボードをつないで、
普通のカセットより長いカセットを刺すと、
スピーカー 2
長いカセットね、物理的に。
スピーカー 1
ちょっと大きめのカセットを刺すと、ベーシックができると。
ベーシックっていうプログラミングの言語が、ファミリーベーシックっていうのが出て、
03:03
スピーカー 1
それをなんか僕が欲しいって言ったのか、親がさせて買ってくれたのかわかんないですけど、
買っていただいて、で、ファミリーベーシックを触ったのが一番最初のプログラミング体験でしたね。
ファミリーベーシックありましたよね。
スピーカー 2
それで何を作ったんですか?プログラミング。
スピーカー 1
いや、もうね、それただマリオを動かすとか、なんか本当に大したことできないんですよ。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
なんだけど、何がすごいって、それまでゲーム好きだったので、ゲームは楽しいなと思ったんだけど、ゲームって遊ぶもんだと思ったんですよね。
うんうん。
スピーカー 2
遊ぶもんだったのが、マリオとか自分で動かせんじゃんみたいな。
スピーカー 1
作れるんだって、作れるって知らなかったっていうかね。
確かに。
スピーカー 2
本当は誰かが作ってるからゲームがあるもんだけど。
子供の頃はそういう発想じゃないですか。
スピーカー 1
子供の頃はわかんないじゃないですか。
ご飯だって誰が作ってるのかわかんないみたいな状態だと思うし、同じような感じでゲームって元からあるもんだと思ったら、誰かが作れるんだなっていうのを知って、
スピーカー 2
で、これゲーム作る仕事やりたいって、なんか小学校、小学生ながらに思って。
で、ファミ通とか雑誌読んでて、そのファミ通の中に救人広告が出てて。
ファミ通に救人広告が出てたんですか?
スピーカー 1
出てたんですよ、確かね。確かね出てたんですよ、そのゲーム雑誌に。
今でいうスクエニーのスクエアだった時代ですね。
スクエアさんが確か出してて。
今でも出てる時ありますね、たまにね。ゲーム作りませんかみたいな。
スピーカー 2
募集要項とか見て、わー、こういうことやったらスクエアに入ってファイナルファンタジー作れるんだみたいなのを持って、そこから志したみたいなところがありましたね。
じゃあ最初の入り口はゲームプログラミングっていうか、ゲームを作りたいっていう…
ゲーム作りたいっていう本当に単純な子供心のところから入りましたね。
そこからでも学校は普通に行かれるんですよね?
別に専門的なとこに行くというかは。
スピーカー 1
あ、そうですね。ファミ通で募集要項みたいなの。小学生だったんで。
スピーカー 2
あ、小学生じゃない。
勝手になんか高校生とかそのように変換してましたけど、小学生だったんで。
スピーカー 1
小学生の時にファミ通で見て、
こういう学校行って こういうふうな勉強したらゲーム作れるんだっていうのでいたんですけど
でもそこからプログラミング楽しいなって言って 小学校もプログラミング ファミリーベーシックのあとは
これもおっさんFMらしいというか おっさんしか知らないMSXっていう
MSXですね
それはもうちょっとプログラミングっぽいことができるので MSXやって
これもゲームを作ったり
06:02
スピーカー 1
ベーマガ、ベーシックマガジン
分厚い本にいっぱいプログラム載ってるんで
それを打ち込むっていうね
自分で打ち込んでまたゲームするみたいな
当時に僕が思ったMSXは記憶媒体がついてないやつで
スピーカー 2
打ち込んでゲームして電源切ったら消える
スピーカー 1
ハードだ
遊ぶためにはもう小1時間打ち込まなきゃいけないで打ち込んで230個遊んだらもう切ってもうまたリセットみたいな
自分がハードディスクだって自分が継続化してるってことですね
だいぶタイピングとか入力とか早くなりましたよね
スピーカー 2
遊ぶ時間を確保できるから
スピーカー 1
遊ぶためにはねそうそうそう打ち込まなきゃいけないのがその幼少期のあれですね
スピーカー 2
何歳以外の時?それは中学生が?
スピーカー 1
小学校とか中学校とかですね
スピーカー 2
小学校中学校でそんな
スピーカー 1
はい、それでずっとプログラミングとかゲームばっかりしてて
だんだん成績悪くなって、学校も行かなくなって
このままではこの子はダメになるみたいな感じで
親が引きこもっちゃうと良くないっていうので
思い切って高校は寮に通わせようとか
両生活させようって
スピーカー 2
じゃあ高校進学とともに親元離れると
スピーカー 1
そうなんですよ
なのでそれまで京都に地元で実家で暮らしてたんですけど
今考えるとなかなかすごい決断をした親だなと思うんですけど
14号の息子を高知県にある名徳義塾っていう高校に
当時は全両制だったのかな
今はちょっとわかんないですけど
全寮制で まあ丸坊主にみんな丸坊主にして
基本学校内でジャージで過ごすっていう
高校と寮が一体化した土地なんですよね
高知県の山の谷間にある学校で
これ今の名徳遺塾の方が聞いたら違うっていうかもしれないので
あくまで当時の名徳遺塾の話ですけど
例えば山の合間で敷地内に学校と寮があってそこの往復しかないっていう生活をして
で当然街にも出られないので街からもめちゃくちゃ遠いので
集団生活しながら自分たちで洗濯したり
買い物がまずできないのでお金が使えないので
学校内に文房具とか買うときは売店があって
売店にこぎってみたいなところに名前を書いて買うと
スピーカー 2
親がそれを支払うみたいなシステムになってる
原金を持たない
地域通貨
スピーカー 1
今考えるとっていう世界で生きてて
09:02
スピーカー 1
寮生活なんで毎日みんな寮でいるんで
やっぱり逃げ出すやつがいるんですよね
スピーカー 2
辛くて いや辛そうだもん逃げ出したくなる
スピーカー 1
気持ちは 逃げ出しちゃうでも高校の門から
出たら捕まっちゃうんですね アラートが鳴って警告が鳴って
スピーカー 2
ちょっと待って僕が想像してる りがだいぶハードなところに
スピーカー 1
いっちゃくちゃハードだったん ですよ
誰かが脱走したらわーとかって うーとかってなって脱走したやつ
がいますみたいになって寮で寝 てても夜中に起こされててんこ
つってお一人ずつ201号室います みたいなっていうのをやって305号
室いないぞあいつだつって脱走 して捕まるみたいなっていうような
生活を3年間 いやーなかなかね
黒猫さんは脱走したんですか 僕は脱走しない派でしたね僕は
うまく良性活なんとか過ごす派で、割と僕、先輩になぜか可愛がられるっていうのがあって、中高一貫だったので、中学1年生から高校3年生までいると、体格が2倍ぐらい違うんですよね。
スピーカー 2
わかりますね。その6年間。
スピーカー 1
高校3年生の権力たるいは半端ないんですよ。
もうあれですよ、男塾みたいな世界なので
なんか先生よりちょっと偉いんじゃないかな、あの先輩みたいな
逆らっちゃいけないみたいなすごい先輩とか怖い先輩とかがいるんだけど
なんか怖い先輩に目をかけてもらって
なかなかうまいこと暮らしてはいたんですけど
スピーカー 2
良かったですね、最初にね
スピーカー 1
良かったですよ、でもいろんなこと学びましたけど
そこでね、書性術というか人との付き合いを初めて学びましたね
なるほど。それまでも本当に引きこもりでゲームしかしてなかったんですけど、ちゃんと先輩とコミュニケーション取らないと生き残れないっていう
もちろんあれなんですよ、寮生活なんでいろんなもの持ち込めないんですよね。漫画とかも禁止なんですよ。
ああ、厳しいですね。お菓子とか漫画とかゲームは禁止なので、でもストイックな生活なんですけど
スピーカー 2
ちょっと言葉を選ばずに言うと刑務所的な感じですよ話だけ聞いて
スピーカー 1
言ってしまいましたよね
スピーカー 2
なるべくこのワードを出さないように説明してるなと思いましたけど
取り立てて悪いことしたわけではないんですけど
スピーカー 1
けどそれに近い状態で
でもね毎週月曜日の夜に
なぜかジャンプが回ってくるんですよ
あーなるほどやっぱり
誰かがなんか調達してるやつがいるんですよね
スピーカー 2
調達屋がいるまさしくさそういうところに
ちょうたつ屋がいるわけですね。
スピーカー 1
ちょうたつ屋がいて、ちょうたつ屋が調達してきたジャンプはまず3年生から読むんですよ。
12:00
スピーカー 1
はい、そうですよね。
3年生の先輩の部屋を順番に回っていって、2年生の部屋回っていって、最後1年生のところに回ってきて、読めるみたいな。
だからもう最後1年生のときとか回ってきたときはボロボロですよ。
そうですよね。
ボロボロのパリパリになった状態でね。
え、パリパリ?
みたいな 紙がねもうねポロポロになった状態で来るみたいなですけど
やっぱり先輩と仲良くしてると先輩の部屋に行ったら先輩が読んだ後読ましてもらえるみたいな
先に読めちゃうみたいな そうそう木曜日とかまで待たずに読めちゃうみたいな
あ、木曜日まで、順番に回っていくから 順番に回ってくるからもう周回送るくらいで
スピーカー 2
いや無理だな僕はそんな環境は
スピーカー 1
いやいや楽しかった
楽しかったというかいや楽しくない当時は全然楽しくなかった
今思い返したらいい経験だったなっていう思い出補正がかかってますけど
スピーカー 2
でも多分その時のやっぱ上下関係の
初説のあたりが多分社内SNSを作って誰かが社長来たって書き込んだ時に
真っ先に役員室に走っていくっていう
スピーカー 1
いやあのね社内政治力はねそこで鍛えられましたね
やっぱり好きなことやりたい派なので、その高校も私立の高校、もちろん私立の高校なんですけど
僕やっぱりゲームとかプログラミング好きだったんですよ
だけど禁止っていうか持ち込めないので1年か2年ぐらいはちょっと我慢してたんですけど
なんか僕は高校2年だか3年だかぐらいの時に高校にコンピューター教育を導入しようみたいな
はいはいはい、ありましたね
私立なのでそういうの早めに導入するって言って
言ってもレーザーディスクでコンピュータで再生して
クイズ形式の問題解くみたいなぐらいのもんなんですけど
スピーカー 2
レーザーディスク?
スピーカー 1
そうそうそうレーザーディスクで問題があって
それをコンピュータ室を寮に作るって言って
寮に作ってでも先生だったり誰も分かんないんだよね
そのコンピューターのことを導入してみたものの
で僕詳しかったんで
じゃあちょっと僕いろいろわかってるんでつって
セットアップしたりとか調整したりとかしてみたら
すごい重宝されて
そのコンピュータ室の鍵をもらうっていう
なるほど
スピーカー 2
すいません倉田くんすも
完全にショーシャンクの空にの話ですよね
(笑)
小シャンプーの空にも確かあの人の銀行員で税務処理とかをしてあげて優遇してもらったみたいな話ありましたけど、完全にそれじゃないですか。
スピーカー 1
いやーコンピュータ室の鍵をもらった時には嬉しかったですね。
スピーカー 2
いやそれは嬉しい。
スピーカー 1
それはそうでしょうね。
すごい特権だ。
何がすごいって、もうハックするわけですよ僕はね、そのコンピュータ室入って。
ただ本当だったら電源入れたらクイズが起動するだけなんだけど
15:01
スピーカー 1
これちょっとレザーデック抜いて起動させたら
ブートトラップがうまく取れるんじゃないかつって
やってみたらMSXが起動したんですよ
スピーカー 2
中身MSXじゃんつって
いやもうこれゲームできんじゃんみたいな
スピーカー 1
でMSXで遊ばしてもらってましたね
スピーカー 2
ちなみにまだその頃インターネットはないんですよね。ないないない。大体大学入ってからですね。すげーなー。ゲームは、それはもう倉瀬さんだけの楽しみだったんですか。こっそり遊ぶみたいな。そうです。普通にただコンピュータ室に入って、自分でプログラムちょっと打ってみてみたいなことをやって楽しむっていう。ひそやかな楽しみでしたね。
でもそのMSX起動してゲームするにも自分でプログラミング書いてゲーム作ってプレイするわけでしょ
でもねその当時はもうゲームで遊ぶよりはプログラミングするのが楽しかったので
自分で普通にグラフィックをなんか動かしてみてとかっていうのを作って遊んでるみたいな感じでしたね
これはなるほど、そこでの原体験があるわけですね、それね
これ面白いなぁ、楽しかったなぁ
スピーカー 1
たまたま運が良かったですね、だからね、そのコンピューター教育のタイミングだったのと、コンピューター室設置したのと、中身がMSXだったっていう
スピーカー 2
あと詳しい先生が誰もいなかったっていう
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
詳しい先生がいたらそれもなかったのですもんね
スピーカー 1
ねねうん あいつ何やってんだって話なんですけど
スピーカー 2
誰もわからないからねいやーなるほどなるほど そこの経験が後々にいろいろと生きてるわけですねじゃあその
スピーカー 1
生きてるかどうかはわかんないですけどね
まあでもすごいですねハックしたくなるんですねやっぱねハックしたくなりましたね ハックしてましたね
スピーカー 2
いい話だこれは長山さんこういう話好きでしょいや僕大好きですね
スピーカー 1
ねえさも結構似たような感じのご経験をされやっぱり制限があるとやっぱりどうにかしてそのコンピューター
触りたいとかインターネットに接続したいって制限がかかるとどうにかそれをこっちを絞ってその壁を超えるっていうの話はやっぱ
僕は若さだないいなと思います
なるほどね。
だからコンピューター教育とか言うとさ、上から降りてくるもんじゃないですか、教育って、なかなか名前がついちゃうと。
スピーカー 2
だからそれはそれでいいんだけど、ああいうハングリーさみたいなのって、なかなか上から渡されて身に付けるものじゃないから、
スピーカー 1
それは違うよなっていう。でもそのときの感動は一種様なので、すごくわかりますね。
18:00
スピーカー 1
本当そうですね。ハングリーさしかなかったですね。
スピーカー 2
僕はだから前もちょっと話しましたけど、話したかな?話した気がする。
親父が買ったノートパソコンにちょっとアダルトなゲームを入れて、
いらゆら遊んでて、ある日親父が会社に持って行くって言うから慌てて、
フォーマットしたっていうフォーマットして大安ごと消してしまったっていう苦い思いでしかハックとかっていう概念がなかったですね
それを隠しボリュームにインストールするとかねそういう知恵をねつけてくと
いやーそうか
高校3年間はそういう環境にいて
大学は普通に
スピーカー 1
そう大学はまた京都の実家に戻って
自分の実家から通える大学に
スピーカー 2
なるほど
はい
スピーカー 1
でも一応IT業界
IT業界って当時言ってなかったと思うんだけど
コンピューターの仕事できたらよいなっていうので
理系の、一応情報処理の学科に入って勉強してましたね。
ちょっと考えてみると、最初にコンピューター触ってから、諸子観鉄というか、ゲーム業界ではないんですよ。
本当にずっとプログラミングっていうものと近い状態のまま社会に出るっていうところだったんですね。
もうそればっかりが楽しくてずっとやってて
大学時代ももちろん大学の勉強はしてたんですけど
お勉強のコンピューターってあんまり面白くなくて
やっぱり自分で動かしたいじゃないですかコンピューターって動かして南部なので
自分でプログラムを作ったりとかしてて
で大学になったのでそれまで寮生活だったので
社会との接点がなさすぎたので
お金の使い方とかも全然わからない
原始人ですよ
スピーカー 2
ますます出所した人の話ですよね
スピーカー 1
3年ぶりだから街で買い物するとか外食するとかもよくわからない状態だったんで
スピーカー 2
生のどこに書けばいいですかみたいな
スピーカー 1
そうそうそう
アルバイトもねだからわかんなかったから最初アルバイトといえばやっぱり飲食店だろうみたいなところで飲食店のアルバイトしてみたりとか
でも飲食店のアルバイトが全然自分に合わなくて修行みたいな感じなんで合わないなぁつって
じゃあ家庭教師やろうと思って家庭教師やってみたんだけどできない子の家庭教師するのも本当に辛くて
いやー向いてないなぁと思ってアルバイトいろいろやったけど全然続かなくて自分はもう社会に出れないんじゃないかっていう
スピーカー 2
極端ですね
スピーカー 1
絶望してる時にそれを先輩かなんかに紹介してもらって
コンピュータプログラミングのアルバイトしないかって言われて
21:02
スピーカー 1
そんなアルバイトがあるんすか?つって
先輩に紹介してもらった怪しい仕事だったんですけど
当時MS-DOSで作られてたプログラムをWindowsに移植するみたいな感じ
業務システムなんだけど中身は全く一緒で OSだけ置き換えるみたいなことをしなきゃいけないっていう
それを1本プログラム移植したら 5000円だか10000円だかもらえるっていう
結構ボロい商売だったんですよ でも発注してる側は多分全然わかんないから
こっちからするとめちゃくちゃ簡単なプログラムだと めちゃくちゃボロいんだけど
すげえ複雑なやつも同じ金額なんで
スピーカー 2
なるほど そうね確かになるな
スピーカー 1
だから30分ぐらいで終わるやつと
3日ぐらいかかっても終わるやつもあるんだけど
でもこっちとしてはそれ面白くて
それでアルバイト始めて
いやプログラミングでこんなお金貰えたら最高だなつって
じゃあ楽しいことしてかつお金も貰えちゃってみたいな
えなんだよ家庭教師とかで仕事って辛いとかって思ってたのが
なんだったんだっていうのが こっちだったら行けるかもなっていう
ので 学生ベンチャーみたいなところが
あって そこでも働かないかって言って
もらわれて アルバイトでお願いしたのかな
僕は 募集してたのか入ったのか ちょっときっかけ合わせてたんですけど
そこのアルバイト先が 次行ったアルバイト先は学生しか
ないんですよ プログラム好きな学生しかいなくて
その人たちでアプリ作ったりとか ちょっとしたらツール作ったりとか
してて どうやってこれ設けてるのか分かんないけど
スピーカー 2
お給料もらえるし すごい楽しかった記憶しかないですね
スピーカー 1
みんなで飲みに行った後またオフィス に戻ってプログラムするみたいな
世界だったんで 僕がだから最初はてな入った時の
感覚とかそんな感じでしたね。
たぶんそんなんだと思いますね。
みんな好きにプログラム書いて、大きいお料もらって、
ずっとプログラミングの話をして、食事に行って、お酒飲んでまた帰ってからプログラミングして、その場で寝るみたいな。
ずっとプログラミングの話してるけど、そんな人たち周りいなかったから、
こんな、こんなんでいいんだ、みたいな、こんなんでいいんだ、こういう世界があるんだな、みたいなのはすごい楽しかったのは一つの経験ですね。
スピーカー 2
でも、くろなきさんは、TISは新卒入社だったんですよね。
そうです。
その時にTISを選んだのは何でだったんですか?
スピーカー 1
そこでベンチャーで働かせてもらって、面白いなって思ったのと、もう一個でも自分でプロジェクトやりたいなと思って、大学の研究室で先輩に誘われてゲームを作ることになったんですよ。
24:08
スピーカー 1
ゲーム、ついに。
ついにゲームに作るって言って
先輩が研究所の主みたいな方で
いつまで経っても卒業しないって噂の先輩が
スピーカー 2
いますね、たまにね、そういう人に
スピーカー 1
いますね
で、何ヶ月か旅に出て帰ってくる
たまに帰ってくるって言って
たまに帰ってきた時に
その先輩がゲーム作りたいって言って
で、同期の中で研究室の中で
倉野希君、君プログラミングできるんだってとかって
使うとされてゲーム作んないって言われて こっちはもう渡りに船なのでめちゃくちゃいいですねつって
でもう一人研究室の中の3人でゲーム作りに 磯死んでこれがまたすごい楽しくて
もう本当に寝ずに研究室に泊まり込みでみたいな 何日もやって
ちょうどインターネットが出始めた頃だったんですね 95年ぐらいだったので
Windows 95があってインターネット が出るって僕ら研究生3人でゲーム
作ってたんだけど ゲーム作って 自分たちで遊んでたんだけど これ
自分たちで作って自分たちで遊ぶ だけだともうなんていうの 限界
があるなっていうか もっといっぱい 遊びたいのになとかって先輩が
言い出して じゃあちょっとみんな が作れるゲームにしますかみたいな
感じで いわゆるRPG作るじゃない ですけど 作るエディターと動かせる
エンジンと両方作ってこれインターネットで配ったらみんないっぱいゲーム作ってくれるんじゃねえかって言って
すげー その仕組みを作ってインターネットで公開したら
またたくまに日本中でダウンロードしていただいて
すごいいっぱい使われて
多分今も噂に風の噂によるとそのシナリオ作ってくれてる人もいるとかって遊んでくれてる方もいるっていう
そのとおりじゃでもいっぱい 牧歌的なインターネットだったんで
ゲーム無料で公開してるってだけで みんなよりいっぱい集まってくれて
いろんな雑誌にCD-ROMが付いてゲーム 収録してるみたいな
スピーカー 2
ありましたありました
ありましたね
スピーカー 1
ありましたね
あれのきなみ全部に入ってました ね
へぇ
っていうのをやっててゲーム作り が楽しすぎて就職活動おろそか
スピーカー 2
なってて 話だけ聞いてるとなんかその
商売機ある人ならそのゲームとかをうまく使ってビジネスみたいなことを考えた?
スピーカー 1
いやーそうね いやーそれはねすごい悩んだんですよ
それ本当に悩んでなんかアスキーさんとかからも本出させてもらったりとかして
大人との繋がりもできて いやーこれなんか起業するチャンスなんだよみたいな
スピーカー 2
そうですよね
スピーカー 1
っていうのをうっすら考えたけど
だから今でもそこの時起業してたら
また人生変わったかなと思うんですけど
27:02
スピーカー 1
その先輩がまた旅に出ちゃったりだとか
一緒にやってた同期のやつは
ちゃんと就職するってなって
そりゃそうだよなーつって
その時に僕がもっとリーダーシップ発揮して
起業しようってやってたら
ちょっと変わったかもしれないですけど
その時はそれで、僕も就職しようみたいなことになってしまったというかね。
スピーカー 2
くらなきさんはゲーム作りに没頭しすぎて就職活動してなかったけど、その動機の方はしてたんですか?
スピーカー 1
うん。その彼はね、本当に僕よりゲーム好きだったので、ちゃんとゲーム会社に就職が決まって。
スピーカー 2
あっ、そうなんだ。そっち側で就職活動した。なるほど。
スピーカー 1
僕はちゃんとした就職活動してなかったんだけど
一応でもおそまきながら就職色々調べると
やっぱりプログラミングできるところに就職したい
ベンチャー企業はでも経験してたので
別にベンチャー企業はいけるかなみたいな
勝手な何か謎の自信があったので
これ就職氷河期でもあったから
新卒のカードを生かすには でっかい会社に行くしかないみたいな
一回でっかい会社に行って 今一だったらどこでも行けばいいやと思って
1回目はまず一番大きくて かつオープン系っていわれる
いろんなメインフレームとかやってない会社で 技術が強くてっていう会社を絞り込んだら
TISっていう東洋情報システムっていう会社が 拾ってくれたっていう感じですね
スピーカー 2
当時はまだ東洋情報システムだったんですか?
スピーカー 1
東洋情報システムでしたね
略称として TIS っていうのがあって
技術の TIS って言われてたんですよね
SIR 中では そういう時代だったので
スピーカー 2
それは受けたのは大阪で受けたんですか?
エサカの
スピーカー 1
大阪で受けました エサカに行って
最後役員面接もエサカだったかな
スピーカー 2
東京に配属みたいな
スピーカー 1
そうですそうです
特に住むとこにこだわりがなかったので。
スピーカー 2
なるほど。
これめっちゃいい話聞いたけど。
これ漫画にしてほしいわ。
スピーカー 1
TISもでもたまたま入れたっていうか、TISの役員面接までは行かせてもらって、
役員面接って最後役員の応接してみたところで
役員と人事の人と3、4人ぐらいで面接するっていうのがあって
その時の役員、クリスくん知ってるアリガさんっていう方が面接してくれて
その方がすごい面白い方だったんですね
倉野希君、大学でやってきたことをちょっと説明してくれないかとかって言われて
30:03
スピーカー 1
いやわかんないと思いますよって思いながら
まあでも説明するかと思って
僕もちょっとね生きてたんですよね
若かったから
でなんか自分プログラミングできるしっていう
まあその中で要は言ってみたら
起業するかぐらいのちょっと勢いもあった人間だったんで
ちょっと生きてたから
かっこつけて役員室のホワイトボードかなんかに
作ってきたゲームのアーキテクチャーをね
スピーカー 2
あのボードを書いて説明したんですよね
あんましないですよ、その、周知のない人に
ホワイトの男の子に会う
スピーカー 1
役人ってさ、かな
なんかね、ちょっと今考えると恥ずかしいんだけど
まあ、それでやって
スピーカー 2
海外のね、シリコンバレンの企業家のやることじゃないですか
スピーカー 1
調子乗ってたなーって思いますけど
まあでもそれで、その有賀さんって方が
いやーちょっとよくわかんないけど
気も面白いから採用だなって
スピーカー 2
有賀さんの面白いのはその場で採用だなって言っちゃうんじゃない
スピーカー 1
いやー、そうですね
それで目をかけてもらって採用していただいたので
TAS入った時もいわゆる集合研修って大きな会社だから同期が200人ぐらいいて
みんなで研修して6月ぐらいに配属が決まるとかつって
みんなどこの部署に行くかドキドキするドキドキして配属の事例を待つ時に
僕だけ人事部かなんかに呼ばれて
クランゲキ君がもう行くとこ決まってるから希望出さなくていいですとかって言われて
スピーカー 2
すげー
スピーカー 1
え?とかつってそのTASの中で一番プログラミングできる部署というかチームがあるとかつって
そこに行ってもらうからみたいなこと言っていただいてそういう配属になったんですよね
スピーカー 2
そういう経緯だったんですね
スピーカー 1
面白い面白い
スピーカー 2
いや、有賀さんは僕も新卒で入った時の入社式の挨拶を有賀さんがしてくれたんですよ
その時の言葉は今だに僕パクって使ってますから自分の会社の新入社員に
迷ったら積極的な方を選べっていう
ああ
あのを有賀さんが言ってて
スピーカー 1
僕その言われてから結構その言葉を指針に色んなことやってる
いいこと言うんですよね
スピーカー 2
いいこと言えよ
スピーカー 1
彼は本当に僕もTIS入って2年目か3年目ぐらいに
プログラミングだけやってても出世できないから、キャリアがあんまないから、もう辞めようかと思って、で、有賀さんのところに話しに行ったら、有賀さんが「クラヌキ今辞めたらつまらんぞ」みたいな話をされて、
辞めてもいいけど、今辞めてもただの下請けの人になっちゃうから、みんな周りは出世していくのにお前そのままだととか言われて、あ、それやだなぁ、どうすればいいですかって聞いたら、お前二つまずやれとかって言って、一つは有名になりなさいって言って、
有名になってお前の名前で仕事をとってくれよりなんないと下請けになっちゃうから
名前売れとかって言われて有名になれって言われて
スピーカー 2
でもう一個はつって言う話でもう一個は仲間作れって言われて
33:01
スピーカー 1
一人で辞めちゃったらずっと一人だから一緒に辞める仲間作ってから辞めたらいいよって言われて
有名になれで仲間作れって言われて
それすごい大事にして
そこから会社やめの辞めで
社内で仲間作ったり
そろそろクリス君と出会って
クリス君の仲間の一人になるかなって
いろんな人巻き込みながらやって
外で発信とかして
マンを実施して
自分の会社作ったみたいな感じですね
だからあの時の言葉がなかったら
僕今のあれがないなっていう
スピーカー 2
すげえ有賀さんすげえじゃんって話になってる
スピーカー 1
うんでねその後何年後かに会って
話をしたらそんなこと言ったっけって
スピーカー 2
言うような人なんですよね多分
スピーカー 1
めちゃめちゃ面白いですね有賀さん
スピーカー 2
有賀さんはだからその大企業の中でも
多分結構珍しいタイプの人だと思いますよ
なんかそういうことを言ってくれるみたいなのは
スピーカー 1
いやでも恩人ですね
スピーカー 2
面白い。でも、クラノキさんが会社作って、そこに今があるのは、たぶんそういうのがあるんだなっていう、今初めて僕は知りました。なるほど。
いい話ですね。
スピーカー 1
なんか幼少の頃からのエピソードを話しただけなんですけど。
いやー、良かった。良かったですか?良かったですか?
スピーカー 2
なんか、あのー、長山さんはたぶん響く部分もあったり、私は私で結構響く部分もあったりとか、面白い。
面白いですねやっぱりと言ってたら時間がですね
いやーもう あといいますね
ちなみに最後にちょっとだけ今年2022年最初の回なんで
最初の後半1月なんで
そんなくらのきさんが今年ちょっとこれまでやってなかったけど
挑戦してみたいなとかやってみたいなみたいなことってなんかありますかね
スピーカー 1
いやーこれがねーやろうかなーと思って迷ってたんですけどこのおっさんFMをクリスくんがやってるってのを聞いて
勇気をもらってちょっと僕もポッドキャストをやりたいなーっていう
スピーカー 2
ついにポッドキャスト始めてみようかなという気分が高まってきてますね
それは何系の、技術系とか、蔵内さんの専門的な分野があると思いますし、どういうジャンルでみたいなのがあるんですか?構想みたいな。
スピーカー 1
そうですね。タイトルだけもう決まっていて。
スピーカー 2
決まってるんですか?
スピーカー 1
決まってる。すごい。
決まっていてっていうか、これしかないなと思ってるんですけど、僕今何冊か本出してるんですけど、そのうちの一冊が「雑草」っていう本があるんですね。
これは「雑談・相談」と「雑に相談する」っていうことのキーワードで、コミュニケーションもっと気軽にやっていくというメッセージの本なんですけど、
その雑争からとって雑争ラジオっていうタイトルでゲストの方をお呼びしてゲストの方と雑争するっていう雑に相談し合うみたいなラジオというかオープンキャストできたら面白いかなどうかなっていうのを考えてますが
36:18
スピーカー 1
これ全然たぶんリスナーつかなくてもいいのかなとかいろいろ考えちゃうんですけど
クリス君がいやもうそんなん平気ですよって 軽々とやってる姿をまざまざと見せられたことによって
これ自分もできるんじゃないかっていうワンチャンあるかなみたいな
できますできます
スピーカー 2
僕らでできますからね
できます
スピーカー 1
でもやってみたいなって思えるようになったのは
身近でこうやってやってくれてる人がいるからなと思っております
スピーカー 2
ありがたい話ですねこんなこと言っていただきまして
雑草ラジオが有名になった際には、オッサンFMの後押しがあったってことだっけ?
スピーカー 1
いやいや、もう、生みの親ですよ
スピーカー 2
どこかで言ったこと聞いてなかった
ありがたいですね、はい
いやいやいや、楽しみですね、2020年
スピーカー 1
はい、楽しみですね、ぜひオッサンFMでも応援していきたいなという
ありがとうございます
スピーカー 2
ありがとうございます
はい、ということで、先週と今週に引き続きまして、2022年最初のゲストとして
株式会社ソニックガーデンの代表取締役社長のクラネックさんに来ていただきました
ありがとうございました
ありがとうございました
スピーカー 1
ありがとうございました
スピーカー 2
ありがとうございます
ということで
今週のおっさんFMはここまでとさせていただきます
それではまた来週お会いしましょう
さようなら
さようなら
37:39

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