00:02
皆さんこんにちは、おかべです。今日は、真のチカラと見せかけのチカラという話をしたいと思います。
私は3月で公務員を辞めて、4月からオンライン秘書として仕事をしているんですが、
ふと公務員の時代を振り返って、情報提供したいなと思ったことがあったので、話をしたいと思います。
私はたまに老子の本を読むんですが、その中で老子が言うには、
真のチカラは内面的であり、見せかけのチカラとは対照的であると言っています。
これをきっかけに、私が公務員時代に尊敬した先輩方を振り返ってみたんですが、
皆さんに共通することは、自分の内面を信じていて、要は軸を持っていて、
他人にそれを誇示することはなかったというのが共通するところでした。
例えば仕事で先輩方が上司と意見が合わなかった時に、自分の主張をちゃんと論理的に時間をかけて上司に説明して、
上司が仮に納得しなくても、そこで感情的になることはなく、
もちろん上司の主張も聞きつつ、相手を尊重しながらお互いの主張を整理して、
何が最適解なのかというところを常に模索していた。
そういった姿を見ていて、すごい素敵だなと思って、自分もそんな先輩になりたいなと思いながら仕事をしていました。
一方で尊敬できなかった先輩というのも中にはもちろんいたんですけど、
そういった方々は自分にとっては反面教師として捉えていたんですが、どちらかというと対照的で、
そういった方々は外面的な見せかけの力に頼りがちで、
それをさらに相手に誇示するということが多くあったなと思いました。
例えば役職ですとか、係長より課長とか課長より部長とか、
在籍年数とか年齢、自分はあの人よりも上だからとか、
あとはそういった雰囲気、威圧のある雰囲気だったり、あとは声が大きいとか、
そういった表面的には強く見えても、そういったところがすごくあるんですけど、
内面的なところがちょっと足りないとは言わないですけど、
もう一歩踏ん張りというか、そんな状況があって、
なので時間が経つにつれて、やっぱり内面の弱さが見えてきちゃうんですよね。
03:04
で、それが長期的には私の中では尊敬を失っていく要素になっていったななんて思っています。
で、内面的にやっぱりこう信じるもの、軸がない、少ない、
という人は、ちょっとした質問でも、やっぱり論理的なところが崩れてしまって、
私がちょっと矛盾を指摘しただけでも、そこをまた論理的に組み立てることはできないので、
話を反らすことが精一杯だったななんて思いながら、ずっとこう考えていました。
で、今日の結論なんですけど、私が尊敬した先輩方の共通することっていうのは、内面的なもの、
真の力は内面的なものであるというところだななんて思ったので、
今日は話をしてみました。
皆さんの中でも何か尊敬する人がいらっしゃるかもしれません。
どういったところが、そういった尊敬する人の共通ポイントかななんていうのを考えながら、
この話をきっかけに考えてもらえたらいいかななんて思って話をしてみました。
今日のお話は以上です。では、良い一日をお過ごしください。