ハンドルネームの話
スピーカー 1
そんな感じで、ちょっとゆるっと話し始めていこうかなと思います。
はい。
スピーカー 2
ぬるっと話し始めちゃう前に、すごいことを聞いてもいいですか?っていうので。
スピーカー 1
なんでもいい。僕はNGないんでなんでもいいですよ。
スピーカー 2
俺、たぶんずっとjune29って呼んでるんだよね。
スピーカー 1
はいはいはい、大丈夫ですよ。
スピーカー 2
そう、ずっとjune29って呼んでたんだけど、今日何かっていうと社内のスタンドアップで、
今日ちょっとjune29のやつに出るっていう話をしたら、みんなキョトンとしちゃって。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、なんかにんじんくんが、あ、juneさんねって言ったら、なんかみんな、あ、juneさんね、juneさんね、わかるわかるみたいになって、
あ、もしかして、俺june29って呼んでるけど、この呼び方間違ってんのかな、俺だけなのかなって思って。
スピーカー 1
間違ってない。何にも間違ってないし、結構いますよ。june29さんとか、june29さんって呼んでくれる。何にも間違ってないですよ。
そうだよ。
スピーカー 2
はい。
よかったよかった。june29、で、間違ってない?
間違ってない。
スピーカー 1
でもね、割と物理的なところから出会ってる人ほど、juneさんになる可能性が高くなって、
ウェブ経由の人ほど、ハンドルネームのjune29の方から入ることが多いですね。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
まあ、どっちでも何でも大丈夫です。
で、ちょっとね、自分でもややこしいなと思ってるんで、ちょっとね、もうちょっとしたらね、こうですっていうね、整理したものを出そうと思ってたところです。
スピーカー 2
いや、なんかさ、人の呼び方って間違った呼び方してたらすごい失礼だなと思ってさ。
スピーカー 1
そう。
ありますよね。あの、ONKさんを何と呼ぶかみたいなのがありますよね。
そうそうそう。
スピーカー 2
ONKは俺はずっとお肉って呼んでるんだけど。
スピーカー 1
そうそう。いろんな派閥ありますね。
うんくさん、うんくさん派とかもあります。
よしおりさんはその点ずっとよしおりさんで、多分ごも一択ですよね。
うん。
あんましょうじさんって呼ばれる感じないもんな。
スピーカー 2
しょうじさんって呼ぶ人はいないどころか、なんか面白い点としては、奥さんもこっちの業界で働いてるんでね。
そうですね。
そう。なんで、下手すると奥さんの今の会社行くと、奥さんがしょうじさんって呼ばれてて、俺がよしおりさんって呼ばれたりとか。
スピーカー 1
そっか。どっちかって言うと逆なんだけどね。
そうそうそうそう。
べきで言ったらよしおりさんの方がしょうじさん。
スピーカー 2
べきで言ったら俺の方が長いんだけどなっていうようなのはあったりとか、ちょっと面白いなっていう。
まあ、あとまあ、典型的なネタとして、よしおりとしょうじはどっちが苗字なんですかっていうのは聞かれる。
スピーカー 1
確かにどっちも下の名前とかファーストネームとしてありますもんね。僕も最初はよしおりさんってなんかハンドルネームなのか本名なのか苗字なのか最初はわかってなかったですね。
スピーカー 2
逆にハンドルネームを持ってないのにハンドルネームに憧れたりするのはある。
スピーカー 1
それもあるんだ。なんかかっこいいやつあったらいいなみたいな感じですかね。
スピーカー 2
なんかオシャレじゃん。12級とかもオシャレじゃん。
スピーカー 1
オシャレですか?
スピーカー 2
うん。なんかこう、その、なんていうの、こう、由来を話せるじゃん。自分の名前の。
スピーカー 1
ああ、そうです。特に僕の場合はそれきっかけ誕生日を覚えてくれてる人がすごく多いので、得してるなと思いますね。
スピーカー 2
そう。それは羨ましいなと思うし、ゲームとかやるときも俺はずっと本名なのよ。
ゲームについて
スピーカー 2
ああ、そっか。
ドラクエとかやるときも全部ヨシオリでやってるから。
スピーカー 1
そうか。カタカナにすると四文字になるから。
そうそうそうそう。
面白いですね。そっか。僕は逆に本名でそのままユーザーネーム取れちゃう人を羨む気持ちがあったから。
スピーカー 2
ああ、なるほどね。
スピーカー 1
だから角谷とかいいなみたいな思ってますね。
スピーカー 2
確かにしんちゃん取りやすそうで、角谷でよく取ってるよね。
スピーカー 1
そうそう。どこに行っても角谷じゃないですか。しかも打ち間違えされることもほぼなさそうだし。
ヨシオリさんもその並びで見てましたね。
スピーカー 2
でもヨシオリは、こんな話をずっと続けているか分からないけど。
いいんですよ。
ヨシオリは実はゲーム界隈に俺より早い人がいるのよ。
スピーカー 1
いるんだ。ファーストヨシオリさんみたいな人が。
スピーカー 2
そう。多分そいつも同じこと思ってると思うんだけど。
ウェブ界隈だと多分ヨシオリのアカウントほぼ俺が持ってるんだよ。
GitHubとかTwitterとかGmailとかも全部そうなんだけど。ヨシオリで持ってるんだけど。
俺、Xboxもソニーも任天堂のアカウントも全部ヨシオリ取れないのよ。
スピーカー 1
じゃあもうゲーム結構やってる人が。多分同じ人でしょうね。
スピーカー 2
そう。多分同じ人だと思うし。で言うても俺結構ゲームハードとかも発売日に買う人間だから。
そうですよね。
スピーカー 1
それより早いってだいぶだなって思いながら、くそって思いながら毎回今回も取れなかったなって思ってるっていうのはあります。
いや、ハンドルネームの話をいろんな人に聞いて回るだけでも一本の番組として面白そう。
スピーカー 2
なりそうなりそう。
スピーカー 1
じゃあ今日はヨシオリさんとおしゃべりしてます。
スピーカー 2
はい。お願いします。
スピーカー 1
僕が数日前にポッドキャストを誰かの番組にゲストを呼んでもらうんだったら出るよみたいな話をしつつ、
逆に僕としゃべって僕のほうのチャンネルアップするのでももちろんいいよみたいなツイートしたらですね、
ヨシオリさんがすぐに出るよって言ってくれたんで。
話すの自体もう数年ぶりですかね。最後にしゃべってみたら。
スピーカー 2
そうね。多分コロナ前だよね、話すの。
スピーカー 1
そうですね。2020年以降は一度も対面でお会いしたり、こうして同期的にしゃべったりはしてないと思います。
スピーカー 2
なんかさ、インターネットにいるからあんまり感覚がわかんないんだよね。
スピーカー 1
インターネットで見てるから。
古いつながりとジョジョ勉強会
スピーカー 1
そうそう。
知ってますか、この間の自作PCのブログ記事とかも見てるから。
スピーカー 2
すいません、ありがとうございます。
スピーカー 1
楽しそうってのがあるから。最後がいつかはわかんないですけども、最初は多分2010年ぐらいに、
ジャバジャーのイベントとかで同じ会場にいてお話しする機会があったとか、そんな感じじゃないかな。
スピーカー 2
あれだよね、多分ジョジョ勉強会じゃないの一番最初。
スピーカー 1
最初そうですかね、そうか。でもあの時には僕、吉織さんの存在自体はすでに知ってたから。
スピーカー 2
なんか、ジョジョ勉強会の時に、確かしんちゃんだか、かくたにしんたろうね。
がワダタックとかどっちかに順位級をめちゃめちゃ押されて、
ジョジョむっちゃ熱いやついるからこいつも発表戦に絶対ねじ込んでくれって言われて。
スピーカー 1
あ、そうだったんだ。知らなかった。
スピーカー 2
そう、で発表してもらって、でその会場で挨拶したのをめちゃめちゃ覚えてる。
スピーカー 1
あと資料交換しましたよね。
スピーカー 2
資料交換したのはね、このやりとりをするツイッターのDM見たらすごい過去のでね、出てきてね。
エモいなって思って。
スピーカー 1
収録やりましょうってDMしたら、前回2010年の僕が第3部を担当して、吉織さんが第5部の担当でジョジョ勉強会ってなって、
イベント終わった後に資料くださいって言ってお互いにやったログが残っていて、
13年ぶりぐらいツイッターでDMしましたね。
スピーカー 2
そう、すごいね。
スピーカー 1
この間角谷さんとジョジョ勉強会の話で、もう13年も経ってるのにいまだにあの話で盛り上がれるんです。
すごいなと思ってます。
スピーカー 2
そう、もう今だといろいろな理由でできなそうだなって思って。
スピーカー 1
そうですね、ちょっとね、あの頃と勉強会というものの捉えられ方もだいぶ変わってるなと思いますし、
あの頃の勉強会ブームっていうんですか、東京都内で毎日何かしらの勉強会と名乗っつくようなものが行われた時代ですよね。
懐かしいですね。
だから結構その頃のイメージはありつつ、そのあたりか、吉織さんの結婚パーティーに僕呼んでいたんですよね。
スピーカー 2
あ、そうだね、そうそうそうそう。
スピーカー 1
花錠園でワイワイやってたのもね、懐かしいですね。
それで直近3年ぐらいは結構断片的にしか知らないので、ぜひ最近の吉織さんの話はね、聞きたいなと思うんで、まずその辺からお聞かせいただこうかな。
はい。
吉織さんの転職と在宅勤務
スピーカー 1
あれ今現職って入社いつでしたっけ?
スピーカー 2
入社が3年前の5月だからちょうど今3年経ったところなんだよね。3年経って今3年1ヶ月目みたいな感じです。
スピーカー 1
じゃあ東京緊急事態宣言出た直後ぐらいの入社?
スピーカー 2
直後ぐらい。
スピーカー 1
そっかそっかそっか、なるほど。で、会社としてはローンチャブルですもんね。
スピーカー 2
ローンチャブルですね、はい。
スピーカー 1
基本在宅勤務の会社ですよね、確かね。
スピーカー 2
そうですね、もう会社がそもそもオフィスが存在してないんでずっと在宅でやってます。
スピーカー 1
じゃあもうこの3年ぐらいは家にいて。
スピーカー 2
きちこもりです。
スピーカー 1
で、お子さんもいてですよね、今ね。
スピーカー 2
そうですね、ちょうど今3歳の子供がいます。
スピーカー 1
じゃあ生まれたのも2020年?
スピーカー 2
生まれたのはギリギリ2019年の11月で、転職したのが2022年の5月かな。
あ、2020年の5月か。
スピーカー 1
そっかそっか、だからそういう意味では僕はそれ2019年後半以降あまり直接は聞いてないからそっから先は結構知らないことだらけですね。
スピーカー 2
そう、そっからはね、だから本当に子供が生まれたらコロナが発生して、その後転職っていう時間感覚かな。
スピーカー 1
そっか、あれ僕はお久しぶりですけど、なんか他のもともとオフラインでイベントで一緒だったり会ってた人とかってこうやって結構話したりするんですか?
スピーカー 2
いや、全然会ってなくて、それこそさっき言ってたしんちゃんなんか全然会ってないんじゃないかな。
スピーカー 1
じゃあ吉織さんの声を、これ今収録させてもらって、これ配信したら吉織さんの声久しぶりに聞いたって人結構いっぱいいるかもしれないですね。
スピーカー 2
結構いると思う。
新しいお仕事について
スピーカー 1
じゃあ嬉しいな、これ収録できてるの。
スピーカー 2
それこそなんか元クックパッドの人とかクックパッドの人でも、なんか俺クックパッドで誰にも人気なかったのかなと思うぐらい誰も飲みに誘ってくれなくて。
スピーカー 1
いや、別に人気なかったことはないと思いますけど、でもコロナに突入しちゃったからじゃないですか。
スピーカー 2
そう、でもね、コロナ開けたら飲みに行きましょうねって言っててくれた人誰も誘ってくれないんだよな。
スピーカー 1
それは別になんかフォローするわけじゃないけど、多分コロナみたいのが3ヶ月とか半年で収束してたらそれ普通に実現してたと思いますよ。
ただこんなに長くなると思ってなかったから、みんなワーワー。で、まぁちょっとジジネタっぽくないけど、今だともう吉織さんの送別会どころではないでしょうからね。
スピーカー 2
そうね、大変なことになってる。俺はもう本当になんかね、内情本当にもう分かんないからさ。
スピーカー 1
そうですよ、3年経ったらもうなんか元いたっていう顔をするのも難しくなってきますよね。
スピーカー 2
し、なんか元いたって言って訳知り顔で話すのかっこ悪いじゃん、なんか。
スピーカー 1
いや、そりゃそう思います、はい。
スピーカー 2
なんかさ、元カノのことワーワー言ってる男みたいな風に見えて嫌なんだよね、感覚的に。
スピーカー 1
3年経っちゃったらもうただただ本当に知らないことだらけになりますね。
スピーカー 2
だからなんか感覚は本当に元カノと一緒、なんていうの、ごめんね俺は幸せにできなかったけどどこかで幸せになってね、みたいな感覚。
スピーカー 1
誰にも言わず幸せを願ってる感じ。
スピーカー 2
そうそうそう、っていう感じです。
スピーカー 1
そうですよね。
そっかそっか、じゃあ前職はクックパッドで、で、そっか、もう前職3年以上経ってるんですね。
スピーカー 2
3年以上経ってる。
3年ちょっとか、はいはい。
スピーカー 1
どうですか、新しいお仕事は。
スピーカー 2
新しいお仕事はめちゃくちゃ楽しいかな。
うんうんうん。
Launchableの起業物語
スピーカー 2
いや、大変な部分はいっぱいあるけど。
はい。
まあ、経緯だけ説明すると、本当にクックパッド大好きだったから転職する気全然なかったのね。
たぶんジェニー・ギュートが知ってると思うけど、本当にクックパッド大好きだったのよ、俺。
知ってますよ、はい。
そう、だから全然転職する気はなくて、何かっていうと、ジェンキンスを作った川口さんがブログで、ジェンキンスを一旦他の人に任して、
新しくこういう会社を作ります、それはこういうことを考えてます、みたいなのをブログに書いてたのよ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、なんかすごいな、面白そうだなと思って、お話聞かせてくださいよって言ってコンタクトを取った。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、幸運なことに川口さんも僕のことを知っててくれて。
スピーカー 1
うん、そうか。
スピーカー 2
で、じゃあお話しましょうみたいな感じでお話をしてたときに、
興味あるんだったら、なんかもう一人の共同創業者のハープリッドと話してみませんか?みたいなこと言われ、
でも僕英語話せないからね、無理っすよって言ったら、川口さんが俺が通訳するからちょっと話してみてよみたいな感じで、
話したりしたらトントン拍子でどう?って言われて、
で、そのハープリッドとの話が終わった後に、
ハープリッドに一緒に働けるの楽しみにしてるよって言われて、
その時に初めて、え、俺クックファット辞めんの?っていう、
え、嘘?ってなって、
本当に転職する気はなかったんだけど、でもなんか面白そうだなっていうのと、
なんか、
スピーカー 1
USのそれこそシリコンバレースタートアップにシードラウンドから参加できるチャンスって、
スピーカー 2
タイミングとかもいろいろあるから、俺これを逃したら多分一生でもう一回来るか分かんないなこのタイミングと思って、
思ったら転職したくなっちゃって、
マジででも子供生まれて3ヶ月目とか4ヶ月目なんだよね。
スピーカー 1
あーそうか当時だとそうですよね。
スピーカー 2
当時だとそう。で、コロナが始まってみたいなさ、もうなんか、
二重で多分みんな安定を求めるような時に。
スピーカー 1
あーそうだよね。ちょっと変数が多くなりすぎますよね。
スピーカー 2
そうそう。
に、奥さんに相談したら、
うーん、まあもうやりたくなってんだったら言っても止まんないでしょって言われて、
さすが。
許可をしていただいて、
そう、そのまま会社に連絡して、すいません、1ヶ月後に辞めますってなって、
えーってなって、
っていう感じで転職した感じですね。
スピーカー 1
そうですよね。なんかね、ブログに書かれてたことは、
うん、読んだ、僕も読んだ覚えがあって。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
はい。
いやーそうか、それからもう3年経って。
スピーカー 2
3年経って、
まあどんなことやったか、多分にんじんくんとかもいろいろ話してるから、
あれなんだけど、
テストデータをデータドリブンな使い方
スピーカー 2
本当に俺とかにんじんくんが入った時は、
うん。
売るものもなんもないから、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんだとりあえず作らないと、何から作ろうかみたいな状態。
スピーカー 1
うんうんうん、そっかそっかそっか。
まだプロダクトの形ももうバキッと見えてるっていうよりは、
大枠こんな感じのものだけ詳細は誰もまだわかんないみたいな感じですか。
スピーカー 2
そう、プラスこういうデータがあった時に、
こういう結果が出ますっていう機械学習のアルゴリズムの部分は、
ある程度目安が立っていた。
スピーカー 1
うーん、なるほど。
スピーカー 2
この性能は出せそうだね、このぐらいの性能は出せそうだねってなってたんだけど、
じゃあそのデータをどうやって集めるのとか、
うんうんうんうん。
そのデータをどうやってユーザーに反映するのとかっていうのは何も決まってなくて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
っていうところから作り始めて、
もう気がついたらそのCLIのクライアントもできてるし、
サーバーサイドのAPIもできてるし、
はい。
ウェブの画面もできてるし、
はい。
みたいなところに来てる感じとかかな。
スピーカー 1
3年前っていうと、
われわれの業界のCI事情でいうと、
もうGitHub Actionsが結構、
あった。
あった時期でしたっけ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そっかそっか。
そう思うと少し考えることが少なくなってしまう感じはしますね。
うん。
どうかそっか。
スピーカー 2
そうですね。
うん。
で、まあ具体的に何をやってるのかっていうと、
はい。
まあテストのデータを集めて、
えーっと、もっとそのデータを有効活用しようっていうのがベースでやってます。
はい。
で、まあそれの元になった話から説明した方が分かりやすいと思うので、
元になった話をちらっとだけ言うと、
はい。
川口さんがJenkinsやってるときに、
はい。
Jenkinsの中ってテスト結果のデータ大量に入ってるじゃん。
スピーカー 1
そうですね。はい。
スピーカー 2
でもこのデータが全然有効活用されてない。
スピーカー 1
ただのログになってるってことですね。
スピーカー 2
ただのログになっちゃってる。
うんうんうん。
そう。で、もうなんか時代ビジネスサイドとかは全然なんかデータドリブンで色々な施策とか決めてんのに、
うん。
エンジニアだけいつまでもデータ使ってないねっていう。
なるほど。面白いですね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
例えばなんか開発のコース聞かれたときにさ、
大体5エビ曜日ぐらいでできますよって言ってさ、
その根拠はっていうと、
今までの経験と勘ですみたいな。
いやいやいや。
もっとなんかデータドリブンにやろうよみたいな。
はい。
ソフトウェアテストに関する話
スピーカー 2
エンジニアリングにもっとデータドリブンな部分を取り入れたいっていうのが川口さんの思いとしてあって、
作ったのがベースの会社。
なるほど。
で、その中でもテストのデータがいっぱい溜まってるっていうのは川口さんは得意分野だから知ってたので、
じゃあまずテストのデータからやろうって言って、今はそれをやっている。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
で、今これはなんかどっちかっていうとその、
仕事の話よりソフトウェアテスティングの話の面白いなっていうところになっていっちゃうんだけど話としては。
はい。
例えばなんだけども、
じゅんにきゅんも開発してたりしてたらわかると思うんだけども、
はい。
フレーキーなテスト、いわゆる不安定なテストってあるじゃん。
うん。
このテストたまにこけます。
スピーカー 1
再実行したら通ったりするよね。
スピーカー 2
そうそう。再実行したら通りますよっていう。
じゃあそのたまにってどのぐらいの可能性確率だか知ってますかって言うと多分みんな答えらんないんだよね。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
で、じゃあそのたまにこけるテストって何分かかってますかとか、
月にどんぐらい実行されてますかっていうのは何もデータ取ってないのよ。
スピーカー 1
うん、多少かも。そういう現場多いかも。
スピーカー 2
そう。で、例えばこのテストは50%の確率でフレーキーでこけます。
はい。
で、計算しやすいように50%の確率でこけるテストが1回実行するのに1分かかります。
で、1ヶ月に僕らはテストを100回通してますってなったら、
少なくとも50分は無駄にされてるんだよね。
うんうんうんうん。
っていうのがデータをちゃんと貯めていけば見えるよね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、じゃあさすがに月50分無駄にしてんだったらここのテストもうちょっと何とかしようよとか、
っていうのも考えられたりとかするよね。
うんうんうん。
っていうのとかをいろいろ考えてやっていく。
もしくはそのフレーキーなテストはちょっとテストから省こうみたいなのを自動でやってくれるみたいな部分まで含めて作ってるのが今の会社です。
Launchableの製品やサービスに関する話
スピーカー 1
なるほど。
これそれまでは何となくその現場長い人が、あ、これ1個落ちてるだけだったら無視してみようとかっていう人間の肌感で判断してたようなところを、
それはコンピューターにどんどん任せて過去のデータからって感じですね。
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
面白いなあ。
そうか。
じゃあ3年ぐらいやって、この3年の間でどういう状況から今どの辺まで来てるって感じなんですか、プロダクト的には。
スピーカー 2
今は本当にさっきも言ったように何にも売るものがない状態から、それこそお客さんのCI環境にCLIを入れてもらって実行してデータを貯めて、
実際にお客さんのテストの実行に、今何個か軸があるんだけど1個やってるのはそういうフレーキーなテストとか、
あとはこのタイミングでテスト実行しなくていいよなみたいなものって絶対あると思うのよ。
スピーカー 1
はい、それはコミットの内容から。
スピーカー 2
コミットの内容とかを見たりとかして、例えば10分かかるんだけれどもほとんど失敗する確率が低いテストっていうのは、
コミットの前っていうかマージ前か、プルリクエストのタイミングではテストしなくていいよね、リリース前にテストすればいいよねみたいなのとかってあると思うので、
そういうのを自動で判別して最適なテストを実行してくれるみたいな仕組みを作っているのがあります。
スピーカー 1
なるほど。
Launchableの導入状況に関する話
スピーカー 1
そのベースになってるもののためのデータを貯めてるので、そのデータからいろいろ見える部分も作ってるよっていうのになっていて、
スピーカー 2
今はもう本当にそういういろんなデータも見えるようになってるし、機械学習で最適なテストだけ実行するみたいなのもできるようになっていて、
会社のホームページに取引先として出てるから言っていいと思うんだけども、それこそBMWとか、
あと日本でいうと三菱電機とかそういうでかい会社、あとLINEさんとかにも入れてもらってるぐらいにはなっている。
スピーカー 1
これはでかいところがっていうのは、そういうでかいところほど導入したときのこのベネフィットがでかいからでかいところから導入が進んでるっていう感じなんですか?
スピーカー 2
基本的にはやっぱりテストって、でかいソフトウェアを開発してるとテストがやっぱりどんどん塞いになってくるんだよね。
テストの時間がかかるとかテストが多すぎて管理できないとかってなってきたときに初めて多分有用になって、
それこそテストが1分以内に終わりますっていうようなソフトウェアだと多分まだそんなに有用ではないんだよね。
スピーカー 1
そんなに工夫なくやるので十分ということですよね。
スピーカー 2
1分で終わるんだったら1分回しちゃえばいいじゃんっていうのがあると思うので。
スピーカー 1
そっかそっか、それでLINEさんみたいなでかいコードベース持ってるところだとインパクトもでかいってことなんですね。
面白いですね。
ちょっとだけ個別具体的な詳細の話ですけど、
テスト、ソフトウェアの自動テストってときに結構具体的には色々フレームワークであったりとかCIの仕組みであったりとか色々あると思うんですけど、
そこってどんな風に色んな現場に対応できるようになってるんですか。
スピーカー 2
それで言うと今僕らがやってるのはテスト結果をもらうのとコミットのデータを、ソースコードはもらわないです。
何行足した、何行消した、誰が消した、いつ消したっていうデータだけをもらってるのね。
ほとんどのフレームワーク、テスティングフレームワークが当たり前だと思うんだけど、Jユニット形式の出力はサポートしてるのよ。
それはCIとかでよく見るためにっていうのもあるんだけど、
GitHub Actionもそうだし、CircleCIもそうだし、Zenkinsもそうだけども、結果画面に出すためにはJユニット形式で出力するっていうのが大体のオプションとして存在してるので、
そのJユニット形式で出力したテスト結果を送ってくださいっていう風になってます。
なので基本的には僕らのコマンドラインはそれぞれのプロファイル用のオプションはあるんだけれども、色んなテスティングフレームワークとかで使えるように作ってある。
スピーカー 1
なるほどなるほど。そこで抽象化して吸収してるんですね、差分を。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そっか、じゃあローンチャンプル使いたいってなったら、もし対応してないものを使ったらJユニット形式でテストの実行結果を出力すれば最低限そこの繋がりができる。
スピーカー 2
最低限できるし、逆にちゃんとお客さんになってくれるとか言ってくれればそのプロファイル対応します。
スピーカー 1
そっかそっか。それで導入できるんだったら全然安いもん。
スピーカー 2
うちもどっから対応してっていいか分からないから、お客さんが実際に使ってくれるっていうのがあったらそっち優先でどんどん対応していくので。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
っていう感じです。
スピーカー 1
そうか。じゃあ開発、僕は割と最近人間群と喋ったんで、なんとなく開発チームの体制とか。
数年ぶりのおしゃべり
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
あとは日本と日本以外の拠点にどのくらい人がいてとかなんとなく知ってるんですけど、その辺は面白いですね。
じゃあこれ興味あるってなったらまず吉織さんとかに声かけたらいいんですか。
スピーカー 2
全然僕とかにんじんくんとかに声かけてくれればもういちでもウェルカムです。
スピーカー 1
いいですね。ありがとうございます。
じゃあちょっとその仕事ど真ん中みたいなところは聞いて、このままこの話し続けることもできそうなんだけれども、ちょっと別の話にとってみて。
英会話もあるでしょうね。