00:07
みなさんこんにちは、草のみきです。
宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、AppleのThe Next Big Thingsは何か?パート3をお送りします。
はい、今回でパート3っていうことで
はい、長々とやってますけど
いやいやいや、前回がアプリストアの話?
そうですね。サービス事業の説明をして、アプリストアの話をして
その前がProject TitanとARVRの話をしたかと思うんですけど
前回のアプリストアっていうのは、もうちょっと短期売上っていうのがいいのかわからないですけど
そこを今、短期的にはフォーカスできるんじゃないかっていう話と
Appleが今までゲームアプリからのアプリストアの売上を保っていたのが
これから他の領域にも広げていくんじゃないかという話を前回の最後にしましたけど
その中でも特に、例えばFacebook内で投稿をブーストするっていう広告の
それもアプリ内課金として定義して、そこで手数料も取るという話があるんですけど
それだとまだどこまでそれを適用するかっていう問題があったりとか
ゲーム以外どこまで広げるかという課題もあるので
なので、アップルとしてアプリストアだけの短期売上っていうのが
ちょっと苦しいかなと正直思うので
なので、そこで自社の持つ直接的なマリンテージ方法がないかと考えた時に
おそらく広告が出てきますと
Apple自身が広告ネットワークを持つことだと思うんですけど
そもそも広告業界全体が400ビリオンぐらいかなり大きい市場っていうところなんですけど
いろんな特にインターネット上ですといろんなサービスがアドネットワーク化する動きってあるのかなと思うんですけど
例えばFacebookがソーシャルネットワークからアドネットワークになったりとか
Googleもそうですよね検索エンジンから広告ネットワークになったり
YouTubeも動画プラットフォームから広告ネットワーク
Uberも廃車アプリから広告ネットワーク
インスタカートもグロサリーから広告ネットワーク
Amazonもショッピングから広告ネットワークと
アテンションが集まる場所には広告を出す場所にもなるというところですよね
03:04
Amazonとかは特に2021年に31ビリオンUSDの広告売り上げを出していて
この数字って結構すごくて
全世界の新聞業界と約同じくらい
ネットフリックスとほぼ同等レベルというところで
かなりAmazonはショッピングただそこの手数料を取るだけではなく
広告まで行って広告のマージンってすごい高いので基本的に
なのでこれで結構儲かる会社もいて
それを多分代表するのがGoogleとMetaだと思うんですけど
よくデジタル広告領域ですとこの2社が基本的にトップ2と言われてきていて
アメリカの政府の政治家が言ってるのは独占してるんじゃないかみたいな話をしてるんですけど
正直それはしてなくて
なんですけど去年初めて
2014年以降初めてGoogleとMetaの両社の合わさった広告売り上げが
アメリカのデジタル広告売り上げの半分を下回った
それまでずっと50%以上両社抱えてたんですけど
他のはどういう会社なんですか
アマゾンとかマイクロソフトのリンクトインとか
去年ですと具体的に言うとGoogleが28.8%でMetaが19.6%で合わさって48.4%だったんですけど
ピーク時が2017年で両社合わせて54%55%弱ですね
なぜシェアが下がってるかというと他社が上がってるからというところが多分簡単な理由で
3位がアマゾンなんですけど今30ビリン以上あって
2024年来年には全体のシェアが12.7%ぐらいを占めるんじゃないかと
リンクトインも結構あったり5位がTikTokなのでTikTokもすごい広告売り上げが上がっているので
この2社MetaとGoogleがシェアが落ちてる中で
次誰が大きな広告プレイヤーになっていくんだという議論が結構アメリカ内であるんですよね
もちろんアマゾンが一番の強い会社だと思うんですけど
このトップ5に入ってない会社で結構驚異的な会社がAppleかなと思っています
アップルの広告事業はもともと2010年あたりから始めてるんですけど
ちょっといろいろ最初はうまくいかなく
06:03
最初はモバイルアドネットワークiAdっていうものをランチしてるんですけど
この時代の時ですか
ちょうど多分iPhone3とか4とかかな
そのぐらいですね
2010年なのでiPadも多分出てなくて
ただそれを6年ぐらいやったんですけど正直うまくいかなく
2016年にシャットダウンしましたと
ただ広告自体はいろいろ試していて
そこからもうちょっと密かにっていうとあれですけど
もうちょっと慎重に動き始めていて
2016年からアプリストア内の広告を試してるんですよね
その最初のiAdはどういうものだったんですか
ディスプレイ広告とかアプリストア内ではなくて
サイトでしたりサファリ内とか
そういうところに出すモバイル広告ネットワークだったんですけど
そこをちょっと一回撤退して今アプリストアのところを
2016年から試し始めたんですけど
いわゆるアプリストアで検索結果で広告が一枠出るんですよね
その一枠を販売してたというところで
ここもすごい慎重に動いているのが分かりやすいのが
広告枠が一つしかないところで
それを例えば2つに増やすとか3つに増やすとか
っていうのをすぐにやらなかったんですよね
まずはアメリカで試してこの一枠を試して
そこからどう動いたかというと
他の国へ拡大まずしていったと
その一枠で
2018年には13カ国追加して
結局2019年には59カ国が
このアプリストアの検索結果の中で
一つの広告枠が含まれるようになって
ちょうど当時はUberとかリフトとかが
結構VCバッキングされている会社が
めちゃくちゃ広告を出していたので
そこでかなり儲かったとアップル側は
なので2019年の広告売上が
1ビリオンぐらいになったんですけど
そこら辺からやっぱり1ビリオンぐらいが
多分アップル内での
もうちょっと本格的に考えるか
っていうタイミングかもしれないんですけど
そこからもうちょっと広告地域を
真剣に捉えようという話になって
2021年ですね
最初にアプリストア内で広告枠を出してから
5年後にようやく2つ目の広告枠を入れましたと
09:06
去年2022年ですね
さらに追加で2つ入れましたと
これで徐々にここの領域を増やして
いっている中で
今現在アップルのアプリストアで
一番広告出しているのは
Amazon、Meta、TikTok、Uber、DoorDash
おそらく今年はTEMかなっていうところ
なんですけど
この広告っていう実績
ある程度の実績を出し始めている中で
アップルとしてはどういう戦略を
この広告の領域で持っているかというところを考えると
プライバシーのナラティブの話を
しなければいけないですと
このプライバシーっていうのを
すごい推してるっていうのは
草野さんともいろいろ見てきていると思うんですけど
2019年あたりから
広告を通して
それをしっかり
我々のプライバシーを
プロダクトとして考えてるんですよ
っていうのをすごい
押し出していたというところなんですけど
実際にこのプライバシーに
かなり偏り始めた
のを出して
エビデンスとして出しているのが2014年
ティム・クックさんが
オープンなレターを出したんですけど
そこで
いわゆる広告ドリブンな会社
主におそらくですけど
メタとか
そういう会社を指摘していたと思うんですけど
そういう
広告ドリブンな
サービスでは
プロダクトはそのサービスではなくて
プロダクトはユーザーだと
ユーザーが利用されてますと
いうのを結構厳しく書いたんですよね
そこから
いわゆるAppleは
それに対してちゃんと戦う会社になりますと
これでしっかり敵を作るっていうのは
Appleの
昔からうまくやってる広告のパターンですけど
今回は
プライバシーに向けての
どれだけリスペクトしてるかという話をしている中で
前回も少し話した
iOSアップデート
ATTという
App Tracking Transparencyっていうのを
2021年に出しましたと
これによって
Facebook、Snapchat、Google、TikTokなどが
いわゆるAppleデバイスから
いろいろ収集できるデータが限られて
それでかなり彼らは影響を受けたんですけど
おそらく
全iPhoneユーザー
アプリを開いた時に
トラッキングを受け入れますかみたいな通知が来たと思うんですけど
12:02
そういう通知が来ると
大体承認しませんって押しますよね
そうですよね
デフォルトオンだったら
気にせず使うと思うんですけど
デフォルトオフでオンにしなければいけないという通知が来ると
それは当たり前ですけど
トラッキングされたくないですよねという話になって
大体22%のユーザーしか
トラッキングをオンにしてないという話が出てるので
ほとんどのユーザーが
78%のユーザーがオプトアウトしてますと
もちろんこれによって
めちゃくちゃ
フェイスブックでしたりスナップチャット
ツイッター、ユーチューブは影響されていて
去年の1月から8月にかけて
約17.8ビリオンぐらいの売り上げが
その4社、フェイスブック、ツイッター、スナップチャット、ユーチューブで
失われたんじゃないかと
約売上げの12%ぐらいですね
すごい売り上げが影響されている中で
Appleとしては
プライバシーっていう名の
いいPRキャンペーンを出しながら
競合サービス、競合のアドネットワークの売り上げを下げて
さらに自社の広告事業を伸ばし始めたという
Appleにとってのいろんな意味で
高都合なことが起きましたと
もちろんApple社内では
どこまでこの広告トラッキングを
止めたいのか
っていう話がすごいあって
Appleのソフトウェアのトップの方は
もう少しプライバシー寄りにしたくて
サービス担当者のEddie Qさんとか
当時CMOだったPhil Schillerさんとか
もうちょっとバランスが欲しかったりしてたんですけど
そもそもAppleが
ガーファーを制限するために
このトラッキング、iOSアップデートしたわけではない
と仮説を立てる人もいて
結構Appleが気に食わなかったのは
転機アプリとかだったんじゃないかと
なぜかというと転機アプリって結構
ユーザーの転機アプリを使うユーザーの位置情報
のデータを結構ブローカーに共有してたらしくて
それが結構気に食わないと
ただ実際としてはどうなったのかわからないですけど
そもそもこのトラッキングを可能にした技術って
Apple内で開発した技術ですけど
このIDFAと呼ばれているものですけど
それを作った本人がトラッキングを止めたいと
言っていたらしいので
Apple社内としては基本的にこのトラッキングから
15:03
違う方向へシフトしたいという話で
これからちょっとAppleの
このプライバシーっていうナラティブは
本当に思ってるのかっていう
ちょっと仮説を立てるんですけど
その前に1回事業的な理由があるっていう話を
これからするんですけど
プライバシーを真剣に取り入れてるかというと
真剣に取り入れてるかなと思う瞬間も
いろいろあるので
例えばアメリカ政府が
アメリカで銃の乱射事件の容疑者が
持ってるiPhoneのロック解除をお願いしたときに
Appleに
それをAppleが断ったんですよね
さらに警察とかアメリカ政府用のバックドア
いわゆる裏口からiPhoneに入れるような仕組みを
作るのも断ったりとか
あと去年末ですね
Appleの写真アプリとかメモアプリとか
あとiCloudのバックアップを全部暗号化して
いわゆるAppleもアクセスできませんと
警察から例状があってもアクセスできませんと
いうようにしたので
そういう意味だとAppleはかなり真剣に
このプライバシーを扱ってますというところなんですけど
同時に事業的な
ナラティブっていう意味合いだと
事業的な理由もあって
そうそう2021年
Appleの広告売り上げって3.7ビリオン
4千億円ぐらいですかね
なのでかなり大きくなり始めているところで
ちょっとアプリストア内で
まだまだ改善ポイントが必要なんですけど
結構競合のサービスが
競合サービスの広告が出るケースって多いんですよね
例えば最近そうか分かんないですけど
BDRって検索するとインスタグラムの広告が出てきたり
確かに
ありますよね
Facebookで出すとTikTokが出てきたりとか
これこそエピックゲームズが結構
クレームを入れた話ですけど
フォートナイトって検索するとPUBGが出てくるみたいな
それはユーザーからしたら検索している属性と一緒だしみたいな
そうですねただあんまりよろしくないのかなみたいな
印象的にあんまり良くないっていう話で
そんな中で去年一応想定売上げですけど
18:01
想定の広告売上げが5ビリオンぐらい
なので6千億円ぐらいですかね
なのでかなり伸びていますというところで
さらにAppleは次の4年間でこの広告事業を
今5ビリオンだとすると30ビリオンにしたいですと
かなりめちゃくちゃ大きいビジネスではないものの
小さくはない
今のiPad事業以上のビジネスになるというところなので
かなりの売上げになって
しかも広告なので結構マージンが高い
利益率が高いアラリー率が高いので
それによってより利益率も上がりますというところで
直近あとAppleビジネスコネクトっていう
無料のツールを出したんですけど
これを何かというと特に中小企業向けに
中小企業が自社の例えば店舗の情報とか
営業時間とかを記載できるツールでして
それが自動的にApple Mapsとかメッセージとか
Apple WalletとかSiriとか
そういういろんなところに自動的に反映されますと
これによってより正しい情報を
Appleが提供できることによって
それも広告につなげますと
それこそApple Mapsとか
このAppleの広告チームを誰が今リードしてるかというと
トッドテレシーさんっていう方なんですけど
彼は去年ですかね
元々サービスアップルのサービスチームの
今リードしてるADQさんの下に
ピータースターンさんっていう方がいたんですけど
その配下に行ったんですよね
去年何が起きたかというと
広告部隊がそのピータースターンさんの配下から外れて
直接ADQさんの配下になったんですよね
なのでより重要視され始めてるのかなと
組織的にもそういうふうに見受けられますと
同時に去年
フィナンシャルタイムズが報道したと思うんですけど
Appleが広告チームを2倍にしたいですと
今現在250人ぐらい
去年末時点ですね
250人ぐらいいたのが
Appleのキャリアサイトを見ると
追加で200人ぐらい採用してますと
ほとんどがアメリカなんですけど
少なくとも27ポジションがヨーロッパ
12ポジションが中国
12ポジションがインド
21:00
日本4人
シンガポールが2人
っていうところなので
ちょっと全世界でも
いろいろ広告っていうチームを
強化したいという話の中で
どこにAppleは
今主にApple Storeですけど
どこに広告を連携できるかというと
まずApple Newsとかですよね
そこは
Apple Newsって音声はやってるんですけど
音声とテキストやってるんですけど
動画ってやってなくて
音声やってるんですね
ポッドキャストか
ポッドキャストもやってるので
動画やってないのはちょっと不思議なんですけど
もしかしたらちょっとまだ
Apple Newsってめちゃくちゃ人気ではないので
めちゃくちゃ人気ではないっていうものの
1.25億人のMAUがいるんですけど
あんまりめちゃくちゃ使ってる人って
そこまで見かけない気がするんで
そこApple Newsもあれば
すごい分かりやすいところで言うと
Apple Mapsですね地図アプリ
モルガンスタウンでの予測だと
Google Mapsは
今年10ビリオンぐらいの売り上げを
出すんじゃないかと広告で
Appleがもし同じぐらいの価格感でできるとすると
今10分の1から5分の1ぐらいの
ユーザー数がいると考えると
年間1ビリオンから2ビリオンぐらいの
売り上げになりますと
ここ時点でもすでに
大きな売り上げチャンスがあるのと
あとはApple TV Plusとかですよね
特に最近
去年か
メジャーリーグサッカー
アメリカのサッカーリーグとも連携して
そこの配信に合わせて
広告枠を出すと
あとはPodcastとかですね
ここはSpotifyの事例があるので
それに合わせて
Appleもそこのマネタイズをするんじゃないかと
サブスクリプションの他にっていうことですか
そうですね 広告
っていうところを
もうちょっと強化するみたいな
全然可能かなと
それは実際やるかどうかあれですけど
将来的に広告事業を伸ばしたければ
多分そういう領域にも入ってくるんじゃないかと
いうところで
ただやっぱりApple社内では
どこまで
広告を
入れるか入れないかっていう
判断がすごい難しいらしくて
やっぱりユーザー体験を
悪くしてしまう可能性があるので
例えばですけど
Appleがやりたければ
絶対やらないですけど
iPhoneのロックスクリーンに
広告って入れられるんですよ
Kindleみたいな感じで
絶対やらないじゃないですか
そこの判断とかすごい
難しくて
それこそ2018年に
24:00
AppleのSpotlight
iPhone内の検索バーとか
検索バーとかあるんですけど
そこに広告を出そうかっていう話が
あったらしいんですけど
そこも経営メンバーが止めて
結構そこら辺のバランス感は
すごい考えて
いるんですけど
その中でも
すごい
Appleとして重要になっているのが
このプライバシーのナラティブの中で
このトラッキングっていう言葉
がすごい重要で
Appleは
それこそAppleの
広告とプライバシーの資料に
書いてあるんですけど
Appleの広告プラットフォームは
あなたをトラッキングしませんと
っていうのを明確に書いてるんですよね
ただここでの
言葉の使い方が
すごい重要で
トラッキングってどういう意味なんだ
っていうところなんです
これがすごい重要な理由は
iOSのアップデートをして
それでいろんな
ECブランドでしてFacebookとか
YouTubeとかが悪影響を受けたのも
このトラッキングっていう
言葉によって影響を受けてるんですよね
このiOSのアップデートが
具体的に何をやったかというと
ユーザーが
トラッキングからオプトアウト
できるようになっていて
オプトアウトすると
何が起きるかというと
アプリ側で
自社で
集めてるデータと
第3社の
データを
合わさって広告のターゲティングが
できないっていう
これが
このiOSのアップデートの
トラッキングからオプトアウトするっていう
意味合いなんですよ
これってすごい重要で
いわゆる
Appleが言ってるのは
各アプリ
例えばSpotifyでも
いろんなメタでも
FacebookでもInstagramでも
ユーザーのデータを
集めていけませんっていうのを
言ってないんですよ
ただそのアプリ内で
集めるデータと
第3社から集めるデータを
一緒にしてターゲティングしてはいけませんと
そこの
例えば
iPhoneの
iPhoneから取れる
位置情報データとか
それを合わせてはいけませんと
いう話をしていて
いわゆるAppleが何を
示してるかというと
ファーストパーティーデータと
サードパーティーデータ
第3社と自社の
データの
取扱いを別々にしてくださいと
はい
でこれって
すごい重要なポイントで
ファーストパーティーデータ
自社データを持ってる会社の方が
圧倒的に強くなるんですよね
27:00
いわゆる第3社のデータを使って
いわゆる
自分のデータを
合わさってトラッキング
広告を出せないので
自社データだけであれば広告出していいんですよ
じゃあ誰がこの
ファーストパーティーデータを大量に持ってるかというと
自社のFacebookとかSnapchatとかは
多少なり
アプリ内でユーザーがいろんな
動きをするのでそこのデータを活用して
データ集められているんですけど
圧倒的にデータを持ってる人って
Appleで
で多分ここで
重要になってくるのはAppleが何を
ファーストパーティーデータとして定義しているか
自社のファーストパーティーデータですね
はい
でこれは実際に
Appleのプライバシー
資料を見ると実際に記載しているんですよね
特にその広告の
ターギティングで
使っている
データセット
こういうデータを使っています
というのを記載しているんですけど
そこが4つ
主に4つあって
1つがアカウント情報
Apple ID
とかですよね
あとはそこに記載している
属性情報とか
住所とかそういうのがあれば
で2つ目が
Apple Store内のデータ
はい
Apple Storeで検索したりとか
何をダウンロードしたかとか
それが全部
Appleの自社データですと
それは分かるじゃないですか
AppleのApple Storeなんで
で3つ目が
Appleの
デバイス情報でしたり
あとAppleの他の
自社アプリ例えば
Apple Newsとか
のデータを
使いますとそれも分かるじゃないですか
自社のアプリなんで
4つ目がちょっと不思議で
はい
アプリ内の
取引データを
使いますと
取引データ
アプリ内課金ですね
をAppleは自社の
アプリとして扱っていますと
へー
これってちょっと不思議じゃないですか
サードパーティー
いわゆる
Appleが
作ってないアプリなんですけど
例えば
Spotify
で
Spotifyはアプリ内課金ないですけど
例えばSpotifyがあったとすると
Spotifyの
アプリを開いてそこで
購入したもの
はAppleの
自社データになると
これってすごい
個人的にはすごい不思議なことで
でもこのAppleの姿勢は
明らかにそういう姿勢
になっていて
エピックゲームスとの裁判の
最中に
似たような話が
30:00
出ていて
そこでのAppleの考え方を
Appleが発言したときに
明らかに
彼らのアプリじゃないのに
そこの取引データは
自分たちのものだっていうのを
証明するというか
そういう考えを持っているという
発言をしていて
Appleはなぜ
エピックゲームスに
訴訟をくらった
一部の理由は
アプリ内で
別の場所
アプリストア以外で
アプリストアというか
アプリ内以外で
課金ができると
言ってはいけないのに
クレームを出していたんでしょうね
Spotifyが
Spotifyのサブスクを
Web上でできますというのを
伝えられないことはおかしいですと
そこで
Tim Cookさんが
発言した話が
すごい
個人的に面白くて
それを許してしまうと
例えば家電量販店で
Appleのコーナーが
ありますと
そのAppleのコーナーに
訪れた人たちに
そこで買うのではなくて
Appleの店で
iPhoneを買ってくださいと言っていると
同じことですと
発言したんですよね
それを考えると
Appleは自分たちのことを
この家電量販店だと思っていて
そこの全部の
お店のデータとか
お店各コーナーの売り上げ
は自分たちのものとして
扱っているんじゃないかと
ただ
スペースを与えているだけですと
という形だからこそ
AppleはAppleにない課金を全て
自社のデータだと思っていますと
手数料の話もそうですもんね
売り場
貸してあげてるから
手数料いただきますっていう
同じですよね
全くそうですよね
そこを
売り場を提供しているから
全部自分のものなんですよ
っていう考えが
個人には問題だと思っているんですけど
特に問題なのは
別のアプリストアがあればいいんですよ
ただ
Appleでアプリを出すためには
Appleのアプリストアを通さないといけない
っていうことは
Appleが
全アプリ内課金のデータを
持つことになってしまう
しかもAppleは別に
33:00
そのデータを使っていいかっていう
許可をユーザーから
別にもらってないし
彼らとして
トラッキングっていう言葉が
第3者と
ファーストパーティーデータを
使っているので
Appleが広告を出すときには
トラッキングって言わないんですよ
パーソナライズって
言っていて
だってトラッキングは
第3者を含めたものなんで
彼らの
定義
トラッキングっていう定義からすると
当てはまらない
というところで
結構これは
Appleからすると
大きな
勝手に定義を作って
それによって自社がすごい
マネタイズできて
他社がすごい儲かりづらくなる
っていう
手法っていうかビジネス戦略でもあるので
そういう意味ビジネス戦略で考えると
すごく上手くて
フェアかアンフェアで言うと
若干アンフェアに寄ってるんじゃないかと
っていう風に個人的に思ってしまうんですけど
はい
でもこれによって
大量のデータAppleが集められるので
ただ自社の
アプリ内
自社が出すアプリとか
iPhoneのデータだけでも多いんですけど
アプリ内の
課金データを全部取れて
それを全部合わせられると言うと
しかもそれが
他社が使えない
となると
めちゃくちゃ大きくて
さすがにアプリ内課金は他社も
使ってはいいはずなんですけど
Spotifyは
自分たちのアプリ内課金データを
自社データとして扱える
はずだと思うんですけど
でもそれはAppleも
使えるっていうところは
めちゃくちゃ大きいですし
逆にSpotifyはiPhoneの
Apple IDのデータとか
意思情報のデータとかは一切使えない
っていうと圧倒的に
Appleのアドバンテージがあって
他社のアドバンテージが
ないですと
なんで
いわゆるこの
iOSアップデートによって
Appleが多分
主張するのは
プライバシーが
強化されたと
いう話もあるんですけど
違う形から見ると
全く変わってないですと
結局
大手テック企業が
我々のデータをモニタリングして
広告を活用して
マネタイしていますと
ただ今までと違うのは
それがメタとかYouTubeとか
そういう会社ではなくて
全部Appleに寄せられたと
っていう見方もありますと
そういう意味で考えると
Appleのプライバシーの
ナラティブから
36:00
広告事業の展開
っていうのは
例えを出すと
Facebook
っていう銀行があったとすると
日中に
Facebookの銀行に行って
銀行強盗したと同じことで
彼らのお金をそのまま
取り上げたっていう
すごいのはFacebookは
これに対して何も言えないんですよね
特に
Facebookに関してはアメリカ政府から
嫌われているので
クレームも
出しにくいっていう
結局このAppleが
広告事業でやったこと
これはすごいことでもあるんですけど
プライバシーっていう
抽象的な
コンセプトを活用して
自社のビジネス戦略に
めちゃくちゃ上手く合わせたっていう
たしかに
Appleのサービス戦略
っていうところは
この広告もそうですし
先週話したアプリストアも同じですけど
このARP
1ユーザあたりの
平均売上げを
上げること
なんですけどそれをやるためには
Appleとしては
これはApple以外にも
ほとんどの
大手テクノロジー企業は理解してるんですけど
デジタルに対して
何かフィジカル
とかリアルなものを
根付かせるっていうのが重要
Amazonに関しては
ECサイトとかECサービスを
提供しながら裏では
リアルな配送センターとか
ロジスティックス周りとか
を根付かせてるから
だからより強くなって
Amazonのクラウド AWSもそうですけど
リアルなデータセンターを持ってるから強くて
Microsoftも
オフィスとか
そういうところを
強くさせるために
大企業との
関係性とか
めちゃくちゃでかい営業部隊を
持ってたり
Googleも
Androidを持っていたりとか
Apple iPhoneですけど
そういう
iPhoneに
iPhoneが根付いてる
っていうところをうまく活用して
その上にいろんな
テクノロジーだったりサービスを提供するっていう
ところが
このサービス事業では鉄板になってくるんですけど
この広告以外
っていうところで
あと2つ
めちゃくちゃ大きい
事業が
残ってると思っているんですけど
その可能性
今後大きくなるっていう可能性を考えると
1つは
次回話すんですけど
もう1つは
今回話すもので
それがバンキング
おーやっぱり
そうですね
Appleが銀行的な
展開をするんじゃないかと
39:00
これはもう昔からも
言われてますけど
そもそも今も
かなりの金融サービスを
提供してるじゃないですか
アメリカだとApple Payめちゃ人気ですもんね
人気ですよね
日本だとそこまでなんですかね
使ってる店舗数が少ないんですかね
もしかしたら
PayPayとかそういう
9Payとかそういうのが人気
な気もしますね
確かに
Appleだと今現在
提供している
もしくは提供予定の
金融サービスが
まずApple Walletですよね
クレジット、デビット、ロイヤリティ
カード、IDチケットとか
使ってるアプリ
Apple Pay、これがデジタル決済サービス
Apple Cardですね
これはまだ
日本来てないですよね
そうですね
そろそろ
言われてると思うんですけど
それはずっと言われてるんで
あとApple Cash
っていう
サービスだったり
Apple Payレイター、後払いサービスとか
Apple Pay Monthly Installment
これは
月曜日で月次払いとか
あと
Apple Tap to Payですね
コンタクトレスの決済
機能とかもやっているんですけど
この中で草野さんも言った通り
Apple Payが
すごい重要になってくるんですけど
2014年ですかね
Apple Payをラウンジしたの
すごい
日本だと
スマホで
決済するのってもう昔からある
機能じゃないですか
お財布携帯みたいなの
ありましたね
それがスマホ前からあったじゃないですか
柄系でお財布携帯
ありましたね
なのでApple Payが出てきた時って
多分日本ってそんなに驚いてないんですよね
スマホで
決済できるようになったんだみたいな
アメリカは
めちゃくちゃ大事になっていて
これは世界を変えるぞみたいな
感覚に登場になってたんですけど
Appleがついにここ来たか
ってなっていたんですけど
正直最初の
Apple Payの普及率ってすごい
悪くて
2014年にラウンジしたんですけど
2017年時点
当時iPhoneユーザーが
多分世界なんでこれは
6.8億人いた中で
13%から20%ぐらいしか
Apple Payを一度しか
使ってない一度以上使っていますと
かなり少ない
中でそれでもAppleは
Apple Payが後々
現金とかデビットカードとか
クレジットカードをリプレイするんじゃないかと
言っていて
当時はまだ2017年
42:00
時点ではまだアメリカの
リテール店舗の
3分の1ぐらいしかApple Payを
受け入れてなくて
ウォルマートでさえ
Apple Payを受け入れてなかったので
結構時間が
かかったんですけどAppleは
これをしぶとく
徐々に普及率を
上げていったんですけど
なぜそこをしぶとく
できたかというともう社内データで
明らかに
ユーザーが一度でも
使ったら満足度がめちゃくちゃ高かった
というデータがあったので
とりあえず使ってもらうのを
増やさないといけないという
勝負だったので
なんでしぶとくやって
今だと多分9割ぐらいの
アメリカのリテーラー
Apple Payを受け入れてるんですけど
それによって
普及率
Apple Payを実際
発動させた
iPhoneの割合が
すごい増えていて
これはちょっと予測
どっかの会社の予測ではあるんですけど
2016年に
たったの10%
2017年
20%
2018年ほぼ40%
2020年50%
去年
2022年は75%
何をやったんですか
しぶとく
しぶとく
一つめちゃくちゃ大きいのは
単純に
扱ってる店舗数を増やしたっていう
店舗の営業をして
そんな営業部隊がいるんですね
Appleに
もちろんいますね
そこを増やすことによって
ここでも使えるんだと
言うのを徐々に増やしていった
っていうところなんですけど
Appleはそもそも
だいたいカードに紐付いているので
そこのカードに
さらに紐付いている銀行から
手数料をもらうっていう仕組みになっていて
ここの売り上げの数字って正直
それのって
もう本当に予測でしかないので
Tim Cookさんもいくつかヒントを出してるんですけど
2019年のQ4
第4四半期
時に
30億取引数
Apple Pay上であったり
年々2倍伸びていて
PayPalの4倍ぐらい
4倍以上のスピードで
伸びているっていう話をしたりとか
ある会社の予想だと
Apple Payは
2020年全体の
カードの取引の5%ぐらい
を占めているんじゃないかと
小さくはない
数字ですし
そこで計算されたのが
2019年の
売り上げが約1ビリオン弱
45:00
988ミリオン
なんで1000億円以上
っていうところで
今年は4ビリオンぐらいになるんじゃないかと
5000億円ぐらいですね
全体のAppleの売り上げの1%ぐらいなので
まだ小さいですけど
伸びていますと
さらに若者層の中ですと
特に10代
アメリカの10代ですと
Apple Payが最も使われている
決済アプリ
弁謀が2位で
キャッシュアップが3位なので
圧倒的に差はないものの
iPhoneを使っている以上
Apple Payが
強いっていうのは
わかりやすいかなっていうところ
なので徐々に若者層が
使っていくとより
普及率も増えていくのかなと
というところなんですけど
Apple Payっていうのがバンキング領域の
スタートでしかなくて
Appleとして
Fintech周りのスペースに入るのは
Apple Card
が2019年ですかね
ゴールドマンサックスと一緒に
Apple Cardっていうものを
作ったんですけど
実は
これを可能にしたのは
2018年にゴールドマンサックスがある
スタートアップを買収したから
でもあって
それが実は全職の
投資先でもあるんですけど
そういうことがあって
Appleとしてもゴールドマンサックスとしても
いろんな買収を
このFintech領域でやっていて
それによって
こういう展開をするんじゃないかなっていう
予想もちょこちょこできたりとか
すると思うんですけど
Appleが
イギリスの
オープンバンキングスタートアップ
クレジットクドスっていうスタートアップを
買収してそれによって
後払いサービスに入るんじゃないかと
噂されてそれで実際入っていったので
そういう話があったりとか
結局こういう
後払いサービスとか
買収する理由も
AppleカードとかApple Payの
利用率を上げるため
でもあるかなっていうところなんですけど
ちょっとこの後払いサービスの部分が
ずっと延期になっていて
そもそも去年の6月あたりから
発表されてるんですけど
未だにローンチしてなくて
ちょっといろんな
技術的な課題があるっていう風に
言われてるんですけど一応
Appleの従業員は数名
検証し始めてるらしいですと
なのでまあ
徐々に徐々に出るのかなと
いうところと
あとAppleカード自体も
カードホルダー数が
人数が2020年では
倍増して
2021年はちょっとそれが
ペースが落ちて
48:00
2022年の始まり
には670万人ぐらい
いたんじゃないかなと
一応予想されていますと
でもAppleの
主にこの2つのサービスを
今出しているんですけど
Appleとしては多分
この領域の思いは
財布を
完全リプレイすること
大平 免許証とかも含めて
おだしょー 免許証も含めてそのID含めて
現金 カード
カードもロイヤリティカードとか
そういうのも全部
ポイントカードとかも全部
リプレイしたいですと
iPhone内で
これはすぐに起きないものの
Appleとしては
ここに頼ってないので
最悪うまくいかなくても
事業として成り立つので
なんで少しずつ
普及率を上げるという
方向性に向かっていると思うんですけど
これがどこに向かっていくかというと
これはもちろん
われわれの
予想でしかないですけど
Apple銀行なのかなと
Appleバンクですね
あれもうリリースはされてないんでしたっけ
Appleバンクは
何を明確に
やっているという話はないですね
キャッシング
みたいなのはやってない
大体他社を通して
やってたりとか
やっているのは
自社でやっているケースはまだないですね
へえ
でもありそうですね確かに
ありそうですし
将来的にApple IDが
作られた瞬間
Appleが
裏で
銀行口座にひも付けるっていう
なんかその
アメリカである
信用スコアみたいなのも
そこでApple独自で
やるみたいな
ありましたもんね
うん絶対やりそう
ですし
結局アプリってそれこそ
アプリ内課金データとか
iPhoneのデータとか
全部持ってるので
PFM的な
フィナンシャルマネージメントとか
の機能を
ウォレット内組み込んだりとか
しかも彼らって
決済の取引データだけではなくて
どういうものを
購入したいとか
例えばエクササイズの動きとか
いろんな情報を持ってるわけなので
そういうところが
考えられるんじゃないかとか
あと請求書払いとか
全然提供してもおかしくないのかな
とか
確かに
難しいですね
一ユーザー
Appleユーザーとしてはすごく
Apple的なUIで
銀行を開けたらめちゃくちゃ
使いやすそうだなとか便利だなとか
今それこそ
Appleのエコシステムの中で
使いやすい
システムにしてくれるんだろうな
51:00
っていう
ポジティブな気持ちもありつつ
全てがAppleに
支援される怖さみたいなのも
あるみたいな
ちょっと
でも使いやすそうだなっていうのは
ありますよね
使いやすそうですし
iPhoneに大量のデータが
あるわけなので
よりカスタマイズされた
ものを
提供できる
そしてパーソナリズされたものが
そうですね
トラッキングではなくて
パーソナリズされたものが提供できるんですけど
それこそ彼らが最近
特許申請かな
多分申請だと思うんですけど
出したのが
アップストーンシステムっていうのを
特許申請していて
これは
Apple顧客の
過去の
決済履歴とかを見て
それをベースに
カスタム決済プラン
はい
例えばこの人は
しっかり払うので
年4回払いでいいですとか
なるほど
この人はもうちょっと
払う前なので年12回に
しましょうとか
それをおそらく
AppleカードとかApple Payとひも付けるんですけど
はい
そういう
なんですかね
それもしかも多分
クレジットスコアとかそういうのを
やればそういうところにもつながってくると思うんですけど
そういう
特許申請までやっているので
Appleが興味を持っていますと
ここに入るのに
そうですね
一番儲かりそうな
そうなんですよね
ここがすごい重要で
今までの動きを見ると
儲かるっていうよりも
リテンションが
メインだったのかなっていう
その目的として
だったんですけど
それが最近変わってきているなっていう
はい
ところで結構この
このマネタイズっていう部分に
やっぱり傾き始めているのかなと
でそれを
それが思ったきっかけが
Appleって
今までのバンキングサービスを
見ると他社と連携して
やってるんですよね
ゴールドマンサックスとか
そうですね
Apple PayとカードはVisaマスターカードとか
Apple Cashっていうのは
Green Dotっていう会社とやったりとか
はい
いわゆる他社のインフラを活用して
やってるっていうところなんですけど
去年
去年の夏にこの後払い
のサービスを
発表するときに
ずっと言われてたのは
ゴールドマンサックスと一緒にやりますと
でなぜかというとゴールドマンサックスは
後払いサービスを買収してるんですよ
でもそれをAppleは自らやりますと
自らそのライセンスを取得して
自らそれ専用の会社を
54:00
買収するまでやりますと
はい
これはもうAppleとしては
リテンションだけではなくて
ここでもうお金儲けできる
って判断したんじゃないかと
もう自社でもやるって
そうなんですよ
今までは検証段階で
これってどうなのかなっていう
ただいいサービス提供できたらいい
ユーザーも喜ぶからいいよね
っていうのが
多分フェーズが変わってきたなと思うんですよね
なので
そう考えると今後
今年なのかわからないですけど
2つ
大型買収する可能性があって
はい
それが2つのオプションがあるんですけど
1つは銀行を買収しちゃうっていう
結局銀行のライセンスが
必要なので
新しい銀行を作るのって
アメリカ内だとめちゃくちゃ難しいので
って言いますよね
なんかもう買収する
買収するみたいな
ライセンス問題はありますよね
確かに
なので銀行を買収するか
もしくはそこの銀行と連携できる
テックスタックを
買収するかっていう
どっちかかなっていうところですね
アップルぐらいだったら
全然買収できそうですよね
そうですね
どっちもできると思うんですけど
まあ難しいところは
テックスタックを買収すると
指摘されないのかなと思うんですけど
あー
銀行を買収するとさすがに
ってなる可能性があるかなと思っていて
確かに
ここを例えば
買収しましたと銀行のライセンスを
持ったり
そこと連携できるテックスタックを
もしくは持っているとなると
何ができるかというと
いろんな多分
可能性が生まれてきていて
例えばアプリストアで
個人の開発者が
アプリを出した瞬間に
銀行口座を一緒に作ってあげて
そこにもうお金を
全部落とせますと
同じくアップルミュージックでミュージシャンが
音楽を出した瞬間そこに全部
そこに口座を
作ってあげて
出しますとか
そこで支払いをしますとか
なんで結局アップルデバイス
もしくはアップルIDを
持ってる
全世界の個人が一気に
事業化できるようになりますと
いわゆるクリエイターエコノミーの
1個のツールになりますと
というところでスクエアとか
PayPalとかと
競合になるんですけど
ただアップルに関しては圧倒的な
アドバンテージを持っていて
それがiPhoneがある
っていう
なので
もう勝てないですよね
アドバンテージに関しては
逆にストライプとか
そういう会社を買収するっていう
パターンは
57:01
多分大きすぎるんですよね
ストライプが
多分銀行を買収すると
たぶん小さめの銀行
ライセンスを持ってる銀行を買収して
テックスタックの場合ですと
ユニットっていう
バンキングアザサービスの
会社があるんですけど
そういう系の会社を
数百億から
1ビリオンぐらいまで
で買収してもおかしくないかな
と思うので結局アップルの
買収戦略って
ユーザーではなくて技術
の買収なので
そういうところかなっていう
ところで
あとすごい可能性があると
思うのが
ネットワーク内の決済
送金
例えば
例えばですけど今だと
ビザマスターカードに頼らないといけないんですけど
アップルが自社のライセンスを持った
瞬間何ができるかというと
iPhoneユーザー同士であれば
送金手数料
ゼロ
絶対アップル使うじゃないですか
そうすると
確かに
そこの
そこで真似対しない代わりに
アップルはそこの利用率を
上げてそこでデータをいろいろ
見てそれによって
ローンを提供したりとか
ローンは手数料取れたりするんで
トランスファーワイズみたいなの
買収するみたいなイメージ
あります
そういうことですか
そうですね
そこのライセンスを取得する意味だと
多分
トランスファーワイズではなくて
トランスファーワイズと同じ技術
ライセンスを持っている小さめの会社
も多分トランスファーワイズは
ユーザーもついているので
高いんですよ
買い物としては
彼らユーザーが欲しいわけではないので
ユーザーも大量にいるんでアップルユーザーは
なるほど
確かになんか
アップルの買収しているところって
意外とあんまり知らないところだな
みたいなパターン多いですよね
そうなんですよ大体技術なんですよ
なので
これによって
かなり手強い
相手になるので
それで簡単に
法人カードとかも
出せますし
それによってアメックスとか
ランプとかブレックスの
最大級の競合になり得ますし
やばいですね
もしこの方向性に
行けばっていうところなんですけど
個人的にはここは結構可能性があるかな
っていうところで
やっぱりこの自社の決済とか
その決済周りの
テクノロジーとかインフラの開発を
アップルがどんどん
自社でやり始めると
結構真剣にここを考えているのかな
っていう
ところだと思うので
しかもさなさんが言ったように
1:00:01
リテンションとお金儲け
としてはめちゃくちゃ大きい
めちゃくちゃ可能性を
感じられるところなんです
あと広告で言う
4年後に30ビリオンっていう
のではないもう桁が
1個違うレベル
のものになるので
そういう意味だと
すごい大きいですし
しかもさっきも言ったように
ディストリビューションが圧倒的に
強いので
例えばスクエアのキャッシュアップって
この業界内ではかなり
すごいと言われているのは
ユーザー獲得コストがすごい低い
1ユーザー当たり20ドルって言われているんですけど
これ業界内でもトップクラスで
Appleって
iPhoneがある時点でっていう話なんで
やっぱりこの
フィジカルが根付いていると
強いっていう
ところはこの
金融ビジネスでもあるのかなと
シンプルにでも本当に
送金は
できないんだろうと逆に感じますね
今思えば
今ちょっとライセンスの問題とか
なんか普通に
Venmoとか今日本だとPayPayとか
割り勘しようって
アイディア教えて
それ手間すぎやせんか
手間すぎるから普通にiPhoneかざして
ここでピコーンみたいな
ことができたら
一番シームレスなのに
確かにそういうことできないの
Apple
できそうだなみたいな感じしますね
そうなんですよAppleだからたぶんできて
しかも最近コンタクトレス
トップトゥペイがあるじゃないですか
それを使うと
もうApple Payに行って
額を入れてそれでかざすだけで
便利ですよね
そもそもApple Payで
誰かが支払った瞬間
スプリットしますか
っていう機能が出て
オプションが出て
そこで全員
そうすると
分けられて
そういうのを考えられますよね
なんで
全体的な
話をすると
広告事業っていうものが
短期的な
ところだとすごい可能性は
あってすでに伸びているので
ただポテンシャルとしてはまだ
iPad
ぐらいの事業
iPadもでかいので事業としては
ただ圧倒的に
次のめちゃくちゃ大きなものになるかというと
ちょっとアップサイド
のリミットがあるかなと
特にこのアプリとしては
ユーザーの満足度との
バランスが必要なので
ただ
広告事業をやる理由って
売上だけではなくて利益率が
高いので
なんで彼らとしては
iPadでの
30ビリオンの売上と
1:03:01
広告事業の
30ビリオンの売上だと
圧倒的に広告事業の売上の方が
利益率高いので
なんで利益ベースとしていると
かなり重要なサービス
事業になりますと
っていうところで
広告っていうところは
引き続きやっていくんですけど
中長的にめちゃくちゃ大きい
ところ
が何かというと
一つが
最後に話したバンキング
Apple Bank
っていうところかなと思っているので
そこは個人的にすごい期待して
いる部分ですし
あと次回は
もしかしたらそれ以上の
領域
にAppleはすでに
いろいろ投資をしているので
そこについて
話して
次回が予約最後になると思うんですけど
Appleの
多分皆さん
あの領域なんじゃないかっていうのは思ってそう
確かに
あんまり他にオプションがないと思って
いやでも
一番最後に持ってくるぐらい
大きな領域なんだなっていうのは
ちょっと面白そうです
めちゃくちゃ大きいですしAppleの戦略に
すごいあったものだと思うので
はい
じゃあ今回も聞いていただき
ありがとうございました
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さよなら