具体的に何を使ってるかというと、これはCEOがメンションしたことあるんですけど、
GoogleとBingのランキングの表示基準。
なので、1に出てくるものとか見たりとか。
これは100番目のリンクで出ていて、これは1番目とかこれは5番目で出てるっていうのを見て、
それに応じて、おそらく信頼度を把握してるんですよね。
なるほど。
だからこそパープレクシティって、レディットとかで若干指摘されてたポイントなんですけど、
たまにGoogleの検索結果と全く同じように見えるんですよ。
それは確かにどうなんだろう。
そうですよね。そういう課題は彼らとしてもいろんなデータを取得しないといけない中で、
Googleって基盤データとしてすごい重要だったりするので、
そこをGoogleがどんどんシェア失われると、パープレクシティ側がどうやってそれを補うのかっていう課題が出てきたりとかするわけだと思うんですけど、
そこら辺はすごい面白い議論だなって思うんですけど、
最終的により多くの会社はこのAI検索エンジンに入り込む中で、
草野さんももうちょっと前半で言ってましたけど、
どうやってパーソナライズされたAI検索エンジンを出せるのかっていう課題が出てきますと。
残念ながら、これを一番今現在実現できそうなところはMetaとGoogleで、
やっぱりどうしてもオートになってしまうんですけど、
でもこれって彼らの規模感っていうよりも、彼らのビジネスモデルに関わっているものだと思っていて、
そもそもMetaとGoogleに関しては、ユーザーをすごい理解するっていうビジネスモデルなんですよ。
ユーザーを理解すると、それに合わせた広告を出せるっていう。
だからこそパーソナライズに一番データを持っているのが彼らで。
Googleなんかもう何を欲してるかもみんな検索してるから、
すべては知ってません。
より意図的な検索をするじゃないですか、皆さんGoogleでは。
なんでやっぱりそこを理解してますし、Googleとしてはよりパーソナリズムする手法を、
もうすでにその取り組みを始めていて、それがプライバシーサンドボックスっていう取り組みなんですけど、
これがクッキーをGoogle Chromeがなくすので、それによって多くの広告主は大変な状況になるんですけど、
それのリプレイスとしてこのプライバシーサンドボックスっていうのが、
今年中にChromeに取り組まれるんですけど、
何かというと、ブラウザーごとで自分のChromeでどういうトピックとかどういうサイトに興味があるのかっていうのを
ブラウザー上で保存してくれると。
ユーザー単位でやるのではなくて、ブラウザーがなんとなくふわっとしたこういうトピックとか好きですよと。
なんで、よりトラッキングされてないような感じになるんですけど、
でもそうするとChromeがそれを情報を全部抱えるようになるので、
完全にGoogleがそれをベースによりパーソナリズムされたAI検索結果を出せるんじゃないかと。
クローム、どういう機能になるんですか?
例えばですけど、いろんな特定のショッピングサイトとかに行くと、
この人はライフスタイル系の商品が好きなんだっていうのが、
ふわっとしてブラウザーに保存されるっていう。
元々だとこの人がこのサイトに行ったっていうのが広告主側がトラッキングできるようになるんですけど、
それができなくなるっていう。
広告主としては、Chromeブラウザーのある情報、
こういうライフスタイル系のものを欲してるユーザーをターゲットしてくださいっていうのを言えたりとかするようになるんですけど、
これを、でもChromeがその情報をキープするので、
しかもGoogleだとユーザー単位でそれを持てるので、
そうすると、その情報をベースにユーザーに対して、
こういう検索結果を出そうとか、そういうのができるようになると思うんですよ。
なんで、今までは一つの回答しか出せなかったものを、場合によってはもう少しパーソナリズされた回答ができると。
なるほど。
で、ここの一つの大きな課題としてあるのが、よりフィルターバブルが起きやすくなると。
なんで、そこに関してはどう思うかっていうのはあるんですけど、
ただ、個人的にはGoogleがそのフィルターバブルを選ぶよりも、
ユーザーが自らの判断でフィルターバブルを選んだ方がいいと思うんですよね。
言い方。
まあ、そうですね。
そこは難しい判断だと思うんですけど、よりネウトラルなポジションを取るっていう意味はですね。
なんで、そういうことができればGoogleとしても、もしかしたらもう少しいい商品を作れる。
いわゆる、よりどういうふうな回答をするべきかっていう議論ではなくて、
とりあえずいい商品を作れる、いいツールを作るっていうところに持っていけるのかなとは思うんですけど。
難しいのが、どこまでAI検索エンジンをワークさせるために、
本当にパーソナライズされたものをワークさせるための、どこまでのデータ量が必要なのか。
っていうところで、パープレキシティのCOとしては、
ユーザーに関するコンテキストを入れすぎると良くないっていう発言をしてるんですけど、
個人的には、あったほうがいいと思っているので、
そこのプライオリティをどう置くかっていう問題だと思うんですけど。
あったほうがいいっていうのは、どういうイメージですか。
まあ、そのユーザーの情報ですよね。
何検索して、興味あるか。
そうですね、何興味あるか。
ある程度知ってたほうがいいんじゃないかって。
パープレキシティのCOもある程度あったほうがいいっていうのを同意してるんですけど、
ただ、ありすぎるのは良くないっていうのを彼は言っていて。
宮崎さん的にはどう思いますか。
ありすぎても別に問題ないと思っていて、
そこのそれこそ何をプライオリティ化するかっていう話になってくる。
その個人の興味のおいてってことですか。
そうですね。
あとこういうことを検索すると何をよりプライオリティに置いているのか、この人はと。
どういう意図でこういうのを検索しているのかっていうのを多分より探らないといけなくなるんですけど、
結果的にそこってより多くのその人のコンテキストを理解しないといけないと思っていて、
そうするとそこをどんどんデータをAIモデルが集めて、しかも自らアップデートしないといけないんですよね。
それって今ってなかなかできないので、それは後々多分技術的にできるようになると思うんですけど。
最終的にはこのAI検索エンジンに関しては、これは前のエピソードと全く同じ一部結論になるんですけど、
このOSレイヤーとハードウェアレイヤーに一番課題があるんじゃないかと。
やっぱりデータ収集が足りてないっていうところがあると思っていて。
だからこそ今Appleが、このエピソードが出た時点でどうなってるかわかんないですけど、
今AIモデルとか社内で開発している中で、ただ次のiOS18のアップデートの中では、
自社のAIを使わずに他社のAIを使う。
なんでGoogle GeminiとかOpenAIのGPT-4なのか5なのかわかんないですけど、
あとアンソロピークのクラウドとかと話しているっていう記事が出てるんですけど、
AppleですとiPhoneのいわゆるAppleデバイスで10億デバイスぐらい多分世の中にあるので、
場合によっては、次のAI検索エンジンを作る人たちっていうのは、
次のOSを作っている人たちっていうのは、
次のOSを作っている人たちなのかもしれない。
いいところですね。
より難しそうです。
より難しいと思います。
でも、どれぐらいの人がその精度の検索とか、
そのAIのツールを欲しているのかっていうのもちょっと気になりますね。
そうですね。
何だかんだ満足。逆に今までこの画期的に、
継続して使いたくなるようなものが出てきたら変わるのかもしれないんですけど、
何だろう、そんなに不便に、今ちょっと早いのかなって気もちょっとするっていうのは、
どうなんですかね。
でも、それってすごい正しいなと思うので、
Googleの検索エンジンが最初に出てきたほどの画期的な、
これすごいぞっていうのが、今のAI検索エンジンの市場にないので、
それが出てくると、
それが果たしてパーソナルなのか、
それが果たしてパーソナライズなのかっていうところも議論としてあるポイントだと思っていて、
そこの体験が今、そこまで存在してないっていうのが大きなポイントだと思いますね。
パーソナライズって結構好きですか、宮崎さん、あらゆるものにおいて。
いや、僕自体はそこまで好きではないです。
でも、一般的には好きだと思います。
それはどうしてそう思うんですか。
僕は仕事上、いろんな情報を見ないといけない立ち位置なので、
なので、パーソナリズされたものだけでは足りない気がするんですけど、
でも、すでにパーソナリズされているので、ある程度は。
そこまでのレベルですよね。
Twitterフィードレベルのパーソナリズなのか、TikTokレベルのパーソナリズなのか、
Googleの検索エンジンレベルのパーソナリズなのかっていうところも、
どのレベルが正しいのかっていうのもあると思いますね。
どのレベルによってどこまで体験が変わるのかっていうのも変わってくるはずなので。
シークレットモードってあるじゃないですか、あらゆるものに。
それってカスタマイズ性を高めに高めていくものと、
それを全くしないっていう2パターン用意するっていうのは賢いなと思って。
ブラウザでシークレットモードあるのは何となく分かるんですけど、
ゼロから見たいとかログインしないとか分かるんですけど、
Googleマップとかシークレットモードとかあったりとかして、
面白いなと思って。
全くそのデータ入れないというか、履歴も残らないしみたいな、
すごい真っ新な状態で検索する、検索というか情報を求めにいくみたいなのは、
選択肢の一つ、一番最初の選択肢としてあるっていうのは、
これからスタンダードになるのかなっていう気はちょっとしました。
そういう意味だと、複数のペルソナを作れるような感じにするべきなんですかね。
自分の中で。
例えば検索でも仕事モードの検索と、パーソナルとかバスケ用のやつとか、
例えば僕だと。
確かに確かに。
今だと一つに統合されてるわけじゃないですか。
でも真っ新にするっていうのは一部、今までのやつをちょっとそこを除外したいっていう話もあるので、
新しいものを作れる、いわゆる真っ新なものを出しますし、
自分のペルソナを作れるみたいなものとかもあってもいいかもしれないですよね。
既にそれは多分やってる人もいると思うんですけど。
Appleのお休みモードみたいな、ベッドタイムオーダーみたいな、あれもなんかホーム画面私書いてるんですけど、
そういうのはなんかいいですね。情報が遮断された感じがして、そういうことなのか。
それをAIが勝手にやってくれるっていう世界になるんですかね。
それはなんか便利かもしれない。
いわゆる選ばなくても、検索によってそれを全部、今の時間とか今の状況を考えると明らかに仕事してないと思うので、
よりもうちょっとパーソナルなものを出してくれるとか。
情報をより入れるんじゃなくて、情報を何を遮断するかっていうのかもしれないですね。
確かに確かに。
仕事中に自分が好きな面白いコンテ、お笑いのコンテンツみたいなのが出たら、
見たいってなるけど、それを出さないでほしいみたいな。
6時以降に表示してほしいみたいなのは、もしかしたら。
でもそこすごい面白いですよね。
場合によって売上的に考えると、それを見せた方がいいかもしれないですからね。
確かに。
AIがどっちを味方にするのかっていうところですね。
確かに。
例えばユーザーにいてほしいですよね。
スクリーンタイム、健康という意味で分けていきましょうって。
でもそうすると健康データをアクセスしないといけないじゃないですか。
もう感じがらめだデータに。
もうAIに支配されましょうって。
もうダメって言えないですよね、何故か。
結局、やらないでおくっていうのは、果たして幸せなのか。