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みなさんこんにちは、草の美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、クリエイターブランドの作り方パート2について話していきたいと思います。
パート2ということで、はい。
そうですね、先週はクリエイタービジネスを立ち上げるための、まあなんかその、
ユニバース化したりとか、チーム作りが重要ですとか、
あと最後の方は、どういう新しい領域に入り込めるかっていう話をしたと思うんですけど、
今日はもうちょっとその、クリエイターブランドの未来、未来っていうほどでもないんですけど、
今後どういうふうにスケールするのかとか、
で、それをスケールするためには、今クリエイターブランドを最も購入している層を理解しなければいけないとか、
彼らの消費行動がどう変わってきているのかっていうところを話していきたいと思うんですけど、
まずこの、かなりそのクリエイターブランドを買っている層でいうと、
やっぱりそのミレニア世代とZ世代とアルファ世代になってくると思ってまして、
例えばミレニア世代とかですと、あとZ世代も一部そうですけど、
例えばエマ・チェンバレンさんのチェンバレンコーヒーのポップアップが出た時に、
もうめちゃくちゃ並んでたりとか、
それって多分普通のコーヒーショップだとなかなか見かけない光景だったり。
たしかにエマ・チェンバレンさんのファンが並んでるっていう。
そうですね。
やっぱりこの、ただ特にそれがアルファ世代で見え始めてるなと思っていて、
アルファ世代って2010年生まれなので、
今たぶん一番上の層で言うと12、3歳ぐらいで、
彼らが購入しているブランドとかを見ると、
やっぱりそのクリエイターブランドでしたり、
あとその、やっぱりYouTubeで育ってきた世代なので、
そこからの知った商品とかが多いので、
それこそ昔報道されて、
多分去年もそうだったと思うんですけど、
ライアン・カジ君とか子供YouTuberですよね。
がそのライセンスとか、
彼のブランドライセンスを使ってグッズ、
グッズというかおもちゃを製作するんですけど、
去年多分200ミリオン以上の売り上げ、リテールで。
200ミリオン、20、30億円ぐらい?
300億ぐらいです。
うわ、すごい。
なので、やっぱりすごいことになっていますし、
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ただ、去年一番売れた、
正直一番かちょっと分からないんですけど、
ムーンバグっていう会社があるんですけど、
そこはココメロンっていう超人気YouTubeチャンネル、
アニメを作っていて、
そこがキャンデルメディアっていう会社に買収されたんですけど、
そこのブランドを使って、
グッズとかおもちゃとかをもちろんやってるんですけど、
ムーンバグのおもちゃ、
去年1ビリオンの売り上げ、リテールの売り上げを達成しているので、
1000億円以上ですよね。
本当にディズニーの強敵になってるっていう。
すごいですね。ポッドキャストとかもやってますもんね。
ポッドキャストもやってますね。
ムーンバグとかライアンカチ君以外にも、
ブラッド&ニッキーとか、
いろんな子供YouTuberが最近おもちゃを出したりとか、
それこそ去年末、クリスマスの手前にミスタービーストも、
おもちゃの銃を作ったりとか、
確かミスタービーストの視聴者数の7割が、
8歳から16歳の男の子なんですよ。
結構ターゲットそうなんですね。
本当にドンピシャに当たってたりとか、
それこそ去年ウォルマートがココメロンのバスのおもちゃを出したりとか、
ターゲットもココメロンの消防車のおもちゃを出したりとか、
ずっとエクスクルーシブで出してる?
多分エクスクルーシブで出してますね。
なんでこういう、ムーンバグがクリエイターブランドかって言われるとわからないですけど、
こういうクリエイターブランドでしたり、
YouTuber Firstなブランドを子供たちが買ってるのは間違いなくて、
ただ買ってるだけではなくて、
それの見せ方がすごい面白くて、
最近このジェネレーションアルファとZ世代のちょうど間の層、
Zアルファって呼ぶんですけど、
どこら辺の層を言うんですか?
Z世代の下の層と、一番若いZ世代と一番年上のアルファ世代。
じゃあその10代前半たちの人たちみたいな。
そうですね。10歳から15歳ぐらいとかですかね。なんとなくですけど。
の層を見ると、みんなSNSを使い出して、
あと親に投稿してくださいとか、そういうのを言ったり。
いわゆる自分たちアカウント持ってないから、親に投稿してもらうとか、
そういう使い分けをしている子供たちなんですけど、
06:00
このインスタとかの投稿を見るとすごい面白くて、
最近そのアルファ世代とかそのZアルファの人たちが、
ウォルマートですごい自撮りを撮ってて。
へー、なんで?
ウォルマートないで。
なぜ?
もしくはその親に写真を撮ってくれってお願いして、
それでインスタの写真が結構上がってるんですけど、
特定の写真でだいたい、プライムってローガンポールさんとケイサイさんのドリンクのエリアの前にいるか、
もしくはミスタービーストのフィースタブルスって彼のお菓子ブランドの前にいるか、
もしくは商品持ってるか。
すごい。
とか、あと他のクリエイター商品と一緒に写真撮ってたりするんですけど、
これって一世代前だとストリートウェアブランドのお店の中で写真を撮ってるような感じなんですよ。
それだけ今日買ったよっていう。
見つけたよっていう。
見つけたよと。
場合によっては結構売り切れるので、商品が。
だからこそなんですけど、
しかも子供だけじゃなくて親もインスタとかに投稿してるんですけど、
親は子供に対して謝罪の投稿をしてるんですよ。
どういうことですか?
プライムを見つけられなくてごめんっていう投稿をしたりとか。
へー。
面白い。
逆に見つけたら子供たちが親に向けてプライム見つけてくれてありがとうっていうインスタ投稿をしたりとか、
なんかそういう、何ですかね。
プライムって1本2ドルなんですよ。
それって。
普通の値段。
安い商品じゃないですか。
2ドルだと本当に子供でも買える。
200円、300円ぐらいのものなので。
フィースタブルのチョコレートバー1本って2ドル弱なので。
すごい安いのに、子供たちにとってはちょっとラクジュアリーアイテム。
絶対にいつもあるものじゃないですもんね。
そうなんですよ。
それが、コカ・コーラってこんな現象って過去なくて、
だからこそこのレガシーブランドが結構焦り始めるのかなと思うのはこういう行動を見て、
それこそプライムとかは売り切れる、結構すぐに売り切れちゃうので、
何人かインスタアカウントとかで今どこに在庫があるかっていうのを常にトラッキングしたりとか、
それを投稿アップデートする人たちがいたり。
これ絶対わざとやってると思うんですけど、
プライムってオンラインのサイトに行くと基本的に買えないんですよ。
売り切れ状態になってるっていう。
ずっと売り切れ状態になってるんですよ。絶対わざとだと思っていて。
再入荷させない。
多分再入荷してるんですけど、在庫があったとしても多分オンラインは在庫切れにしていて、
09:05
わざわざ店舗に行かせて、そこで見つけた時の喜びを多分インスタ投稿とかTikTok投稿にするっていうのを理解してるから。
逆にあんまり出回らないというか、実際に見つけた時の感動を。
そうなんですよ。でも全米のウォルマートとかに置くので、
在庫は全然あるんですけど。
確かに。
でもそれをすごいコントロールすることによって、需要を高めることができるんじゃないかなと思ってるんですけど、
それこそイギリスのあるショップがプライムっていうドリンクが全然見つからないから、
そこがめちゃくちゃ買い出して、約10倍の価格で売り始めたんですよ。
転売。
転売。
スニーカーみたいな。
2ドルの商品が転売されるんですよ。
すごい。
それって本当に新しい種類のラクジュアリーだなって思ってて。
確かに。でもYouTubeで地球グミがめちゃめちゃ流行った時あったじゃないですか、去年。
あれも日本でめちゃめちゃ高価格でメルカリで転売されてて。
でもそれにもちょっと似てるのかなと思いつつ、でももっと流通してるのに、流通してるはずなのに、そんな高く売られてるっていうのは面白いですね。
やっぱりそれだけ需要があるっていうことだと思うので、本当にすごいなと思って。
もちろん売上でも2021年の8月から2022年の8月まで約40ミリオンぐらいの売上があって、去年の9月だけで約10ミリオン弱の売上だったので、
多分今現在ですと100ミリオン以上の売上ランレートになってる。
もちろんゲータレードって年間6.5ミリオンの売上なんで、そこと比べると全然の手はあるんですけど、
ただこのスポーツドリンクのカテゴリーだけで見ると、多分5番目か6番目ぐらいに入っている。
それって多分、ローンチして2年経ってない中でそこまで成長したのはすごいことでもありますし。
たしかに。ゲータレードの次に人気なのは何なんですか?知名度があるというか。
多分2番って元々、名前忘れちゃったんですけど、コービーブライアントとかがその選名してた。
去年、ボディアーマーとかかなと、もしかしたら違うやつが入ってるかもしれないんですけど。
でもゲータレードが結構一番強い存在なんですか?
圧倒的ですよね。
でもやっぱりローガンポールさんとかケイサイさんとか、クリエイターってほぼセレブじゃないですか。
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なのでパパラッチが常に月っきりじゃないですか。常にいろんな写真を撮ろうとしていて、
彼らってやっぱりクリエイターのすごいところって、パパラッチをいかにうまく利用するかって考えたりとか。
ローガンポールさんがこれすごいうまいなと思ったのが、あるアメリカでバスキーの試合を彼が彼女さんと見に行ったんですけど、
テーブルに座って、それで絶対パパラッチに写真撮られるって理解して、
そのテーブルがちょっと壁みたいなものがあって、いわゆる普通に写真撮ると何を飲んでるかっていうのはわかんないんですよ。
ちょっとそれ隠れてるっていうか。
それをローガンポールさんが空いてるコップを借りて、それを逆さまにして、その上にプライムのドリンクを置いたんですよ。
それを絶対カメラで写るような角度にして、そのプライムっていう字を。
それで実際パパラッチに写真撮られて、それがちゃんとプライムが入ってたっていう。
なんかオシャレなPRですね。
やっぱりそこを、いかに常に写真撮られるかっていうのを意識してやっていると、そういう多分考えになるんだろうなと思うんですけど。
でも、前にトラビス・スコットがオリジナルドリンク作ってたじゃないですか。
多分一昨年、一昨年ぐらいなんですけど、それもトラビス・スコットがパパラッチされたときに着て、履いてたジーンズにそこの飲み物のロゴ入れて、
これ何のブランドだって言って、その飲み物だったっていうマーケティングとかしてて、それはちょっと似てるなっていうのは思いました。
似てますよね。
まさに多分そういう感じで、どのタイミングで撮られるかっていうのを計算しながらマーケティングする人たちなので、
特にこういう次世代のクリエイターとか、セレブとか。
バスケの試合ですと、あとは大画面があるじゃないですか、スタジアム内に。
それでよくファンとかを見せたりとか、カメラで抜いたりすると思うんですけど、
もちろんセレブとかも抜くので、ローガンポーリーさんも多分どっかのタイミングで抜かれるだろうなっていうのは理解してたので、
抜かれた瞬間プライムを飲み始めたんですよ。
でもちゃんと見るとキャップがついてるんですよ。
飲んでるフリ。
飲んでるフリだけなんです。
ウケる。
でもやっぱりそこまでしっかり計算してやっているっていうのは、やっぱり多分普通のブランドだとできないことですし、
確かに。
そこら辺はすごいなとは思うんですけど、
15:02
こういうアルファ世代がこういうクリエイターブランドを好む中で、若干消費行動が変わっている。
消費行動っていうのは多分SNSから始まるんですけど、
そもそもやっぱりアルゴリズムとか広告の影響を受けたくないっていう考えが増えているのかなと。
それによってやっぱりディスコードでしたりジェニーバでしたり、
あとはもう単純にiメッセージとかのグループテキストの利用がかなり増えているかなと思ってます。
そこの目的がやっぱりアルゴリズムに影響されたくないっていうところと、
単純にソーシャル化。
やっぱり友達と単純に遊びたいっていう、楽しみたいっていう需要がどんどん上がっていて、
それに対してフィットするブランドを探し始めている。
そこの一つの事例が、これはクリエイターブランドではないんですけど、
コーテズっていうイギリスのストリートウェアブランドで、
彼らのインスタアカウントが今多分40万にもしかしたら超えてるかもしれないんですけど、
まずクローズドのアカウントなんですよ。
プライベートアカウント、鍵かかってるって。
プライベートアカウントで、なので普通の人は入れなくて、
インスタアカウントにでもアクセスできる人はパスワードをもらえて、
そのパスワードを持って、それをパスワード持ってないとそもそもサイトに行けない。
サイトがパスワードロックかかっていて。
すごいアクセス権の権力がすごい。
さらに彼らのドロップ、ストリートウェアでよく新しい商品を限定販売するみたいな場所が多いですけど、
彼らのドロップがちょっと変わっていて、毎回ではないんですけど、
たまにスワップっていう概念に変えていて、
だいたいSNSとかで、TikTokとかいろんな場所で、
この時間にこの場所に来てくださいっていう話をするんですけど、
そこにもう一つ条件があって、
実例を言うと、コーティズの新しいダウンジャケットが欲しい人は、
自ら今すでに持っているブランドもののダウンジャケットを持ってきてくださいと。
それを交換しますと。
それを持ってこなければ、コーティズのジャケットを買えませんと。
買えないっていうか、ブツブツ交換ってことですか?
18:00
ブツブツ交換ですね。
お金はじゃあ発生しないっていう。
お金はその時は発生しなかったですね。
面白い。
で、ジャケット50枚しかコーティズが用意してなかったんですけど、
数百人の本当に12歳から15歳ぐらいの子たちが来て。
結構若いですね、しかもそれ。
結構若いです。
若いですね。
本当にブランド品のダウンジャケットを持ってきていて。
12歳の子が。
12歳の子たちが。
すごい。
普通にたぶん二次利率で販売したら10万円するものとか。
どういう属性なんだろう。
ナイキかけるドレイクのパファジャケット持ってきたりとか。
相当ビジネスやってる人なんですかね。
そういうのが好きな子たちなんじゃないですかね。
裕福なのか、もしくは自分でビジネスやってるか。
すごい。
コーティス側は引き換えにもらったコートは全部寄付してて。
あるホームネスのオープンキッチンに寄付してるんですけど。
消費カルチャーを拒絶するストリートウェア。
ビジネスモデルはどうなってるんですか。
もちろん毎回それをやってるわけじゃないので。
普段はお金で販売してるんですか。
普段は普通に販売したりとかしてるんですけど。
こういうのも時々やってるっていう。
すごい。
その属性にちょっとびっくりしました。
でもそれこそ、これもイギリスなんですけど、イギリスでストークトっていうブランドがあって。
彼らは自社っていうよりもほぼ二重流通とかヴィンテージものを販売。
ヴィンテージのストリートウェアをポップアップで出してるんですけど。
だいたい1990年から2000年代のストリートウェアを出しているんですけど。
去年たぶん2回ほどポップアップを出してて。
最後がたぶん9月に出してるんですけど。
7時間待ち。
そこが完全に13歳から15歳の層で。
確か夏に最初のポップアップやったんですけど。
その時たぶん売上が50Kなんで、600、700万円ぐらい。
2つ目がたぶん100Kなんで、130万とか、1300万円とかそのぐらいの売上だったんですけど。
ストークトってサイトもなければ。
実写のブランドのSNSアカウントもないんですよ。
どうやって集客してるんですか?
ファウンダーの個人のTikTokアカウントだけなんですよ。
そうなんですよ。
21:00
だいたいストークトのグッズとか出す商品を自分の部屋に簡単に移して、それをひたすらプロモーションしてるだけなんですけど。
彼らのハッシュタグがめちゃくちゃ再生回数獲得して。
もちろんセンスがあるとかそういう話もあるんですけど、彼らが作るコミュニティがすごい強くて。
7時間待ちって言ったじゃないですか。
7時間待ちって本当に大変じゃないですか。
大変ですね。
よくブランドがやることってその間に水あげたりとか、曲をかけてあげたりとかすると思うんですけど、ストークトってその間ちょっとレースしようとか。
レース?
本当に走るレース。100m走のレースをちょっとやってみようとか。
かわいいですね。
13歳か15歳の子たちなんで。
遊びがちょっとかわいいな。駆けっこしようみたいなことですよね。
そうですそうです。
あとクイズを出したりとか、ダンスオフやろうとか。
ダンスオフ?
ダンスの戦い合いみたいな。
あと例えばこの曲の歌詞の一番最後の部分は何でしょうとか。
なんかレクリエーションがあるんですね。
そうですそうです。
それをちゃんと回答した人とかレースに勝った人とかは無料Tシャツもらえたりとか。
楽しそう。
そうなんですよ。
逆に古着、そんなウィンテージのものが好きなオシャレアルファ世代が結構楽しむんだっていう。
ちょっとギャップがかわいらしいですね。
やっぱりでもそのソーシャル目的が結構強いらしくて。
他に並ぶ人と仲良くなるみたいな。
そうですそうです。
やっぱりそこのコミュニティを求めているっていうのがより強いので。
やっぱりこういうクローズなコミュニティっていうところがたぶんすごい重要になってくるのと。
それこそそのコーティングみたいなスワップっていう概念って。
なんかすごい今後やってみる、やってくるブランドが増えるのかなと思っていて。
それこそ前草野さんに教えてもらったシャイズバーガーってあると思うんです。
そこもやってましたよね。
ニューヨークにあるハンバーガー屋さんで。
それもブツブツ交換みたいな。
何か持ってきたらハンバーガーをくれるみたいな。
逆に現金とか弁償がNGで。
これも毎回じゃないんですけど。
自分の持ち物を何か持ってきてくださいと。
そこに支払いのところに鑑定士が2人いて。
彼らがこれいくらぐらいだろう。
いくらぐらいっていうか何バーガー分だろうっていうのを計算してくれるっていう。
面白いですよね。
24:00
でもそれって自分をちょっと出さないといけなかったりとか。
それによってお互い見せ合うじゃないですけど。
それによってよりコミュニティ感が作れたりとかすると思うので。
そういうソーシャルフォーカスなブランドっていうのが今後より重要視されるのかなと思いましたね。
インタラクションがさらにありますよね。
お金出してはいっていう関係じゃなくて。
なんかセンスが問われてるというか。
なんか面白いですよね。
でもそれによってよりこのコミュニティの仲間になれるんだとか。
そういう感覚ってより強くなると思うので。
やっぱり摩擦って上がると思うんですけど。
その分よりタイトなコミュニティになれると思ってるので。
やっぱりその昔はこのクローズドコミュニティとかすごい重要視されてたと思うんですけど。
一旦このマスに広がって。
もう一回これが戻ってきてる段階になっているのかなと思うので。
クローズドコミュニティがどんどん増えるとセレブがどんどんいなくなる。
なんでそのTikTokのパーソナライズされたアルゴリズムってインフルエンサーを潰していて。
そのいいねとか再生回数っていうものがもしかしたらなくなる。
なくなるっていうかよりプライオリティ化されなくなる。
その前に話したプロの友達みたいな人よりももうちょっとアルゴリズム上でエンゲージメントの高い人たちがもっと出てくるみたいな。
そうですね。場合によってはもうアルゴリズムを避けて。
自分たちのグループだけで成り立てようとすると。
なんでこれが起きた時に多分その完全そのアテンションエコノミーっていうものがより2つに分裂されて。
1つがもう少しマス向けのインフルエンサー。
それが多分MrBeastとかYouTube上だと1000万人以上の登録者のいる人とか。
で、あとも完全ニッチ。場合によっては数千人レベルのフォロワーの人たち。
同じようなスプリットがブランドで起きると思っていて。
今までもマスじゃないと生きていけないようなブランドが多かったと思うんですけど。
今後はその本当ニッチでも別にある一定レベルの売り上げを立てればいいって思う人たちが増えて。
例えばストークトの創業メンバーってあれパートでやってるんですよ。
普段は学生?
普段は自分のインフルエンサーやったり。学生でもあるので。
その創業者というかやってる人たちも13歳とか。
19歳とか18歳とかですね。
ちょっと上ですね。
なるほど。
でもなんかこのコカ・コーラをリプレイするのはクリエイター版コカ・コーラ1つではなく、
1つ大きな競合プラスめちゃくちゃニッチですけど、すごい熱いフォロワーがいる人だった。
27:06
熱いドリンクが出てくるんじゃないかなと思っていて。
確かに。
なのでその全体のグループとしてコカ・コーラのシェアが落ちるっていう方向性になるんじゃないかなと思っているのと、
これを考えると、よりクローズドなコミュニティとかが出てきていて、
アルゴリズムを拒絶するっていう概念がもっとアルファ世代に人気になると、
もう一度アメリカでサブカルっていう文脈がまた盛り上がるんじゃないかなと思っていて。
この前に話したこのモノカルチャーの領域から脱出できる方法がこういうところにあるのかなと。
確かに。でも本当小さいブランド、面白いとこなんかいっぱいありますよね。
飲み物とかだけじゃなくても服とかもそうですけど。
特にクリエイターですとそこをめちゃくちゃスケールする必要ってなかったりするので。
熱狂的なファンがいれば。
場合によっては違う領域にどんどん展開していけばいいので。
なのでそういう新しいクリエイターがリードするニッチカルチャーブランドっていうのが今後出てくるかもしれないんですけど、
もちろんクリエイターからすると、それでも場合によってはスケールしたいと。
それこそMr.BeastとかBeast Burgerをもちろんスケールしたいと思ってるはずなので。
じゃあ、どうやってそういうようなブランドをスケールするかって一つアイディアがあって、
それは今の既存の会社を見ると分かるんですけど、
例えばドミノピザとかクランブルクッキー。
有名なアメリカで今話題のデッカイクッキー。
デッカイクッキーを提供してるところですけど。
日本だと多分あまり馴染みないと思うんですけど、チェックフィレイスとかチキンサンドウィッチとか売ってる。
すごい有名なところなんですけど、
その、例えばクサラさん、ドミノピザを聞いて、ドミノピザのコアな商品って何だと思います?
何だろう。
名前に入ってるから。
ピザってもう言うじゃないですか。
はい、むしろそれがもう当たり前すぎて、ピザの種類今ちょっと考えてました。
ピザの種類を。
ピザですね、メイン商品ピザですね。
ペペロンチーノの中とか。
クランブルクッキーのコア商品は?
クッキー。
クッキーですよね。
はい。
でも、個人的にはそうじゃないと思っていて、
30:02
ドミノピザとかクランブルクッキーとかチェックフィレイのコア商品ってバースっていうもので、
バース。
バース。
ビジネスアザサービス。
この3社の共通のところって、一つの店舗から始まったんですけど、
今はもう数千店舗って、クランブルクッキーだとまだ千行ってないと思うんですけど、数百店舗から数千店舗あるわけなんですけど、
数百店舗ある理由って、もちろん一部はどれだけピザがおいしいかとかそういうのもあるんですけど、
そもそもビジネスを事業化してスケールできるのかっていう、
いい場所を探す、どういうふうにマーケティングをする、どういうふうに従業員を採用して育成して、
ものを作らせるかっていうのを、一つの事業をサービスとして売ってるんですよ。
それをフランチャイズっていう形で販売してるわけなんですよね。
フランチャイズなんですね。
この3つの共通点はフランチャイズビジネスで。
なんでこの事業のやり方を教えてるわけなんですよ、いろんな人に。
その代わりに売り上げの6%とかくださいとか。
日本のコンビニもそれですね。
そうですよね。
これって結局自社で店舗を持つのはすごいコストがかかるので、
スケールしにくいので、なんでいろんな人に任せるっていう。
いろんな人にオーナーシップを与えて、こういうふうにやれば成功できますよっていう話をしてるんです。
クランブルクッキーズとかすごいわかりやすいんですけど、
6年前にたぶん設立されて、今たぶん600店舗ぐらい。
1店舗、年間の売り上げって1.6ミリオンぐらいで。
2億円以上で。
すごい。
利益も350系って4、5千万ぐらい出していて。
クランブルクッキーズってでも自社で抱えてる、会社として抱えてる店舗って1店舗しかないんですよ。
その1店舗をしっかり運営して、
プラス他の人たちに事業サービス化して売っているので、そこからもらうロイヤリティが年間30ミリオン以上なんですよ。
これって本当にスケールできるモデルで、それこそ例えばダンキンドーナツとかって、
99%のダンキンの店舗って彼らが持ってないんですよ。
ドナルドも95%の店舗は自社運営してないんですよ。
これって別に他の、例えばフィットネス領域とか、自動車とか、教育とか、ペットとか、いろんな領域でも同じことができるので、
これは一つのクリエイターとしてのスケールの考え方。
特にコアファンがいる人たちだからこそ、
彼らの、例えばミスタービーストハンバーガー屋さんは何があってもやってみたいっていう人たちは多分出てくるはず。
33:01
なのでファンに一部オーナーシップを与えるっていうところプラススケールできるっていう考えと、
このビジネスアザサービスっていうのは一つの案。
たしかに、フランチャイズってそういう見方がありますね。
もちろんいろんな悪い事例とかもあるんですけど。
そうなんですか。
もちろんもちろん、悪い事例とかありますし、
あとは自社で全部コントロールしてうまくいけ、もちろんあるので。
確かにコントローラブルというか、なのはそっちですよね。
そうですね。
クオリティが絶対担保できるって意味だと思う。
なのでインアンドアウトとか、カリフォルニアでめちゃくちゃ有名な。
若い社長がやってる。
そうですね。そことかは、完全自社店舗しか運営しないって話してたり。
チポトレイとかもそうだと思うんですけど。
へー。
なのでそこのコリティコントロールっていう部分は、本当にやりたければ自社で運営できるんですけど、
やっぱスケールが他よりはやりにくい。
だからどっちも日本に来ないのか。
そうなんですよ。
かといってクランブルクッキーも来てないですけど、やっぱそこの部分はちょっと気にしてるのかな。
なので、そういうクリエイターとしてのスケール方法がある中、
最近すごい自分の中で疑問として思っているのが、
どこまで個人を信頼できるのか。
今までですと、組織とかメディアとか会社、ブランドの信頼度って年々ちょっと下がってると思うんですよ。
だからこそ個人のクリエイターとかの信頼が上がっていると思うんですけど、
同時に個人で大失敗するケースもあるじゃないですか。
そうですね。
特にスキャンダルとか。
インフルエンサーとか。
インフルエンサーとか。
去年末ですとFTXのSBFさんとか。
それも個人そうですね。
個人ですよね。
カニエウエストさんとか。
本当に悪い方向に行くと、それこそSBFさんとかトランプとか。
場合によって味方によってイーロンマスクとか。
カルトリーダーって長期的にワークするのかっていうのは、
もしかしたらワークしないのかもしれないって考えたときに、
特にその人が亡くなったりとかすると。
どういうふうにクリエイターブランドを立ち上げる際にリスク削減ができるのか。
クリエイター一人に依存しない。
そこの答えが、去年ちょっと話したレーベルみたいなものを作るじゃないですけど、
36:03
複数人のクリエイターが集まった分散型のクリエイターブランド。
多分、複数人が集まって別ブランドとして立ち上げる。
同じレーベルだけど、別ブランドみたいな。
そうですね。いろんな個人個人のクリエイターが集まって、
ただ個人の名前を使わないブランドにする。
プライムみたいな。
プライムよりも、
プライムもそうですね、あれは2人、
ケイサイさんとローガンポールさんが入ってるので、
サイドメンとか、あれって6人のイギリスの有名なユーチューバーが集まって、
別のチャンネルと会社を立ち上げてるので。
それこそケイサイさんとかも所属生というか参加してる。
100thievesとか、あれもeスポーツブランドなんですけど、
いろんなクリエイターが参加しているわけなので、
ただブランド名としては100thievesというものでしたり、
あとドリームSMPとか、あれはドリームさん、
ドリームの名前が入っちゃってますけど。
でも、個人個人のクリエイターの強みを生かしながら、
ブランドとして複数に入ってるからこそ、
一人一人がスキャンダルで影響されても、
もちろんブランドも多少の影響されるものの、続けられる。
そこのグラデーションあると思っていて、
よりコントロールされた、
例えばDude Perfectみたいな、
本当に5人組のYouTubeグループっていうパターンもあれば、
ドリームSMPみたいな、
より招待制で本当にいろんな人が集まってる、
より分散型なものがあると思うんですけど、
もっとサイドメン的な形っていうのが、
事例として出てくるのかなと思っていて、
その複数人が集まって別の会社を立ち上げる。
そこの全員、
ただ全員うまくお互いプロモーションしながらやるっていうのが、
将来的にあるのかなと思っていて、
ドリームSMPとかがすごい個人的に、
それの一番分散型なパターンだと思ってるんですけど、
すごいのがやっぱり、
個人個人のクリエイターとしても強いですし、
ブランドとしてもすごい強いので、
去年のビットコン、
ドリームSMP全メンバーじゃないんですけど、
一部のメンバーが登壇したんですけど、
多分一番込み合ったセッションでしたね。
まず部屋に入ろうとしたら2000人ぐらいのファンが入って、
ライブ配信もしてたんですけど13.5万人が見てて、
やっぱり圧倒的にファン層が熱狂的なファン層で、
だからこそドリームSMPとか今後それを事業化する可能性って、
39:00
すごいチャンスがあるのかなと思ってますね。
顔出ししたのもじゃあ、
ドリームさんもそうですね。
そういう理由なのかもしれないですね。
なんかいろいろできるし。
確かに。
確かにそれはありますね。
へー。
うん。
まあ、なんで全体的に考えると、
先週もクリエイター系の話をしましたけど、
ようやく初のビデオネアが見えてきたタイミングで、
おそらく今年さらに1人2人ぐらい出てきてもおかしくないと思っているので、
まあそのYouTubeでもそうですし、
昔ですと音楽とかでもそうですけど、
やっぱりそのコンテンツってある一定のところまでしか行けなくて、
はい。
その後はやっぱりオーディエンス作りの後は、
商品を作って会社化するっていうところで、
やっぱり今のインターネットの環境の中ですと、
クリエイターって圧倒的なアドバンテージを持っているので、
そこの事業の作り方とか、
そこのスケール方法をしっかり考えれば、
その既存のレガシーブランドからシェアは絶対取れるはずで、
さらにやっぱり今後そのクリエイターとしての課題って、
いつまでもコンテンツを作れるわけじゃないので、
どういうふうにコンテンツを作らなくても継続的に事業として成り立つのか、
やっぱりそこを考える人たちが、
今まで以上にやっぱり出てきているかなと思っていて、
今まではやっぱりグッズとかTシャツとかから、
今はドリンクとかフードとかそういう領域で出ていて、
次はスペースとか場所とかいると思うんですけど、
後々絶対ゲームとかソフトウェアとか、
そういう領域もおそらくクリエイターたちは入ってくるので、
ソフトウェアも?
ソフトウェアも来ると思います。
めっちゃ面白いですね、それ。
クリエイターブランドのソフトウェア。
でもミスタービーストが作るスターみたいな、
YouTubeの売り上げ接班するソフトウェアみたいなの、
めちゃくちゃ普通にありそうですよね。
そうですよね、全員ありそうですよね。
ジェリー・スマックみたいなやつもミスタービースト、
ナイトミレーは投資してましたけど、
そういうのを普通に確かにね、みたいな感じでもありますもんね。
でもそれこそより彼らが授業化すると、
それに対してのソフトウェアが必要になってくるので、
自ら作って他に販売するっていうのが絶対出てくると思うんですよね。
本当にこの最初のアテンションと信頼を得るからこそ、
時間はかかりますけど、ようやくこの段階でビリオネアが見えてきて、
これから多分どんどん事業として大きくなるクリエイターたちが見えるんじゃないかなと思いますね。
テイラー・セイフトがチケットマスターみたいなの作ってほしいですね。
42:00
ああ、確かに。クラッシュしないやつを。
クラッシュしないやつを私作りますよ。私クラッシュさせたんで。
批判されないやつを。
めっちゃ利用者増えそうですけどね、そういうの。
確かに、普通にめちゃくちゃ。
で、テイラー・セイフトさんであれば周りの横のつなぎも強いんですけど、
それの多分、もしかしたら失敗事例がタイダルとかかもしれないですけど、
でも、もっともっとこういう、もともとそういうのが出てくると思うんですよ。
で、もちろん全部は成功しないものの、一部成功すると完全に業界が変わってくると思うので、
そこが多分、そうですね、テイラー・セイフトさんのチケット販売サイトとか、
見てみたいですよね。
それこそ、ライブネーションがチケットマスターを持ってるから、
なんかそういうライブ業界、その音楽業界の人たちだけじゃなくて、
アーティストがそういうのを持ってたら、
逆にそのアーティストがそのチケットのやつ独占していいのかっていう問題もあるかもしれないですけど、
なんか、なんかありえそうですよね。
なんか、そのYouTube、逆にYouTuberが動画のなんかプラットフォーム作るとか、
でもなんかそういうのは確かに。
でも、可能だと思います。
逆に彼らがオーディエンス持ってるからこそ、他のソフトウェアサービスよりは、
最初のわかんないですけど、100人とか1000人とかは獲得しやすいはずなので、
なんか、もちろんそのプロダクトのクオリティとかっていう問題はあるんですけど、
でもそれは前回話したそのチーム作りっていう部分で補えるのかなと思うので、
やっぱりこのクリエイターっていう存在を、
いかにその過小評価しないことが重要になってくるのかなと思いますね。
面白かったです。勉強になりました。
勉強になりましたっていうかなんか、
やっぱ海外のクリエイターすごいですよね。
すごいですよね。
市場規模の大きさなのか、
でもなんかニッチでも、ミスタービストみたいに大きくやってなくても、
なんか動きが面白いですよね。
そのビンテージのお店の動きが。
やっぱりしっかり考えてますよね、皆さん。
そこら辺を。
そこがすごいなと思いました。
確かに。
はい、じゃあ今回はそんな感じで終わらせたいと思います。
今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
さようなら。