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皆さんこんにちは、草の幹です。 宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、検索エンジンの王者、Googleはリプレイスできるのか、について話していきたいと思います。
前回から引き続きこのテーマなんですけど、前回だと全然勝てなそうな感じがありましたけど、大丈夫ですか?
ちょっとそれはわざとやってたんで、今回はGoogleに勝てるかもしれない、結構部分的な領域とかだとしたり、あとGoogleの検索ビジネスとしてのリスクをいくつか、結構大きなリスクとかあるので、そこについて話していきたいんですけど、
前回はGoogleは検索のプロダクト自体もすごい強いっていう、そのハードウェアとか活用してすごい強みを出したっていう話をしてたんですけど、同時にアクセスポイント、検索にリードするアクセスポイントを確保することによって、しかもそれを無料でアクセスポイントを提供するだけではなくて、お金を払ってまでやってるっていうのが、彼らのビジネスモデルのすごさっていうところでしたね。
ちょまど しかもいいプロダクトですよね。
そうですよね。
ちょまど 他の選択肢が目に入らないぐらいいいプロダクトなので、人間も満足するっていうのはありますよね。
そこがすごい大事なんですよね。結局無料でもすごい悪いプロダクトだったら、結局変わりますし、デフォルトにそもそもできないですし、やっぱりそこはグッドイナフなプロダクトを持ってるのが重要っていうところですよね。
なので今日はもう少しGoogleに対するチャレンジャーとか、TikTokとかInstagramの話とかもしますけど、直近そういうニュースもあったので。ただそれだけではなくて、今日の後半はGoogleの最大のリスクがどこから来るかっていう話もしていくので。
というところなんですけど、まず前回のちょっと洗い出しというか、一個の事例でしかないんですけど、Google検索がコマースとかコマース領域とかでどれだけ影響しているかというと、
Amazonが実は数年前にメキシコだけでGoogle検索の広告を出さなかった場合、Amazonのトラフィックがどうなるかっていう検証をしたことがあるんですよ。
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Google検索の広告予算をゼロにする代わりに、他の全チャンネル、例えばテレビとか野外広告とかには広告を出しますと。結局トラフィックが落ちて、ちょっと何パー落ちたかは出てなかったんですけど、でもかなり落ちたっていう話は聞いてて。
やっぱりAmazonでさえGoogleに頼る。
ちょまど 依存してしまうんですね。
そうですね。やっぱりトラフィックがすごい重要だっていう話があるぐらいGoogleって強いんですけど、でもその中でも検索の新しいサービスが立ち上がりますし、直近でも検索がどんどんGoogleから離れてるっていう話をしてるんですけど、
その一部の理由ってやっぱりGoogle検索の体験自体が落ちてるんじゃないかっていう仮説があるんですよね。そもそも広告の数。
ちょまど なるほど。
アドブロッカーとか入れてる人は気づかないかもしれないですけど、やっぱり場合によっては全ページ広告になったりとか。
そういうのもあって、特に2015年、16年ぐらいにGoogleが昔右側だけに広告出してたじゃないですか。それがいわゆる検索の一環としてトップに出る。
その判断が結構体験を変えたっていうのは大きかったかなと思いますよね。
ちょまど ウェブページの時ですよね、右側で。
そうですね。
ちょまど あります。確かに確かに。
そこもGoogleも徐々に変えていったりするので。なのでやっぱり今ですと、僕もGoogle検索使いますけど、やっぱり使い方をどれだけ深く理解してるかっていうのがすごい重要だなと思ってまして。
単純に普通のキーワードを入れるだけの検索ではなく、いろんなGoogle検索のトリックっていうか、ショートカットって言うんですかね、あるんですよね。
たとえばこのキーワードを絶対入れてほしいとか。
ちょまど ありますよね。
この単語の並びがこれで絶対あってほしいとか。
あとはサイト内、このサイトを検索してほしいと。その中でたとえばTechCrunchの記事を見たい場合はTechCrunch.comのサイトを特定できたりとか。
ちょまど 日本語だけとかもできますもんね。
そうですね。そういうのをうまく活用するとよりいい結果が出ると思うんですけど、そういうのもどんどん難しくなっているところは1個あるかなっていうところと。
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あとは特定のカテゴリーでGoogleが多少の苦戦している。ベーシックなファクト。たとえば日本の人口はっていう質問はGoogleめちゃくちゃ得意なんですよね。
ちょまど 出てきそう。確かに。
そうですよね。でもたとえば日本人がどうNFTに対して思っているかみたいな。
その検索結果ってたぶん一部ブログが出てきたりとか、いくつかニュースが出てきたりとかするんですけど、間に合ったらもうちょっとディスカッションを見たいとか、いろんな意見を見たいっていうところが出てこなかったりとか。
ちょまど 確かに。出てこなそうですね。
なので、人の意見っていうところがより出にくいっていうのが今の現状だったり。あとはやっぱり特定のカテゴリーで言うとヘルスケアとか、プロダクトのレビューとか、レシピとか。
あと最近だとエンタメとか旅行とか、もう特定のカテゴリーだと他のサイトに行ったほうがいいんじゃないかとか、あとコマースとかですよね。
ちょまど 他のサイトっていうのは。
まあたとえばイエルプみたいなところとか。
ちょまど 直接そこのサイトに行って検索したほうが。
検索をするみたいな。
ちょまど なるほど。
そういうのはあるかなと思いますし、あとは最近ですと検索エンジンではなく、もうちょっとキュレーションされたコンテンツアグリゲーター。
ノーションでデータベース作る人が増えたりとか、その中で検索するみたいな。
ある人が確か言ってたのが、キュレーションがどんどん大きくなると、最終的に検索がキュレーションに対して必要になってきますと。
ただその後、検索がどんどん成長して大きくなると、またキュレーションが必要になってくると。そういうサイクルが起きてるので。
ちょまど Googleのアプリとかだとレコメンドでニュースとか教えてくれますよね。それもちょっとキュレーションに近いのかなっていう。
確かに。やっぱりそういうGoogleニュースのキュレーションとかも多少ない。Googleはやっているものの、多分特定の人がキュレーションしたものとか。
場合によっては、選ばれた人たちがキュレーションして、それのインデックスを作るみたいな。
ちょまど 確かにあんまりなさそう。
09:03
そうですね。僕も一社それをやってる会社は知ってるんですけど、なかなかやっぱり、それでスケールしにくいビジネスでもあるので。
でも、そういう形のGoogleリプレイスの方法もあれば、やっぱり、これ昔から草野さんも言ってますけど、やっぱりTwitterとかインスタとかで検索をかける人っていうのはやっぱり増えてますよね。
ちょまど 増えてますよね。レシピとかはTikTokで検索してますよね。
結構、やっぱり便利ですよね。他で、特にビジュアルが出てくるとわかりやすいですし。
ちょまど 簡単なものが多いんですよね。文章を見てわかるやつとかは全然あるんですけど、単的にわかりたいっていう欲求が多分、TikTokとかインスタも多分そうだと思うんですけど、それがマッチしてるからかすごいスッと入ってくるというか。
やっぱりそこの、でもそれって消費してる時間もやっぱり時間が少ないから、そういうのもより体験としてはいいっていうところですね。短期間の中で情報をインプットできますし。
ちょまど そうですね。何か使いませんか?Twitterとかも自分が何かこれ買いたいなとか、何かこういうものいいなと思ってたら、自分のフォローしてる人だけの検索して、やっぱりいいんだなみたいな、そういうのを検索してたりとかします。
Twitter検索は結構使いますね。もちろん投資検討で使うケースもあるんですけど、あとはやっぱりどういう、例えばTikTokについて自分がフォローしてる人が何を言ってるかとか、
特に最近何かニュースがあったときに、その会社を検索して、それで自分がフォローしてる人とかが何を言ってるかっていうのを見たりとか、いわゆるより意見を求めるときに使ってるかなと思うんですけど。
これがなぜ重要かというと、最近いろんなメディアも取り上げたと思うんですけど、あるGoogleのメンバーが、Googleの社内調査によると、若者層の4割がランチする場所を見つけるときにGoogle Mapsと検索を使わずにTikTokとInstagramに行きますと。
若者層の定義が18歳から24歳の方々で、これ一つ重要なのは、全部のGoogle検索ではなくて、ランチに行くときの場所を探す人っていうところなので、なのでイコールTikTokがGoogleをリプレイするっていう話ではないんですけど、特定のユースケースではっていう。
12:20
ちょまど 結構日本だと、例えばランチ日本橋とかランチエビスって検索したとき、結構まとめの記事とか、あと食べログレッティーみたいなのが出てくると思うんですけど、SEOで強いまとめの記事みたいなのってアメリカだと出るんですか?
でも全然出ますよ。それこそトリップアドバイザーとかYelpとかそういう系も出ますけど、あとフードブロガーのこの街のレコメンドする10個のレストランとか。
ちょまど それよりも量産されてるSEOの記事ってあるじゃないですか。別にフードブロガーっていうよりは、特定の会社がやったり。
ちょまど 会社がやってたりとか。会社の方が多いですかね。
ちょまど でもアメリカもそうなんです。
そうですね。会社の方が多い印象はありますね。特に多分広告出せるのも会社ですし。
ちょまど 確かに。
そういう意味だとやっぱり会社が多いかな。あとグーグルの人も言ってたプロラクトの検索。商品検索に関しては55%がアマゾンから始まってますと。
ちょまど うーん。
これも多分日本でも多分割と似たような感覚だと思うんですけど、そういうのがあったりとか。あと多分日本ではないものでいきますと、レディット。
を検索エンジンとして活用する人が多いですと。
ちょまど 掲示板みたいな。
そうですね。これも直接レディットに行く人もいれば、先ほど手にグーグルに行ってレディットのサイト内検索をする。
ちょまど うーん。それもでも意見を求めてる。
そうなんですよ。やっぱり意見を求めてるっていうところですね。特定のトピックとかに関しての。
ちょまど うーん。
なので、そういう検索ですとより意見を求めるっていうところで、こういう他のところに行くっていうものも多いんですけど、
なんかもう一つ実はそのグーグルの人が言ったすごい面白いことがあって、そのグーグルマップスの話をしてたんですけど、そのマップスの概念、そもそも地図。
ちょまど はい。
特に、草野さん、紙で地図って使ったことってあります?
ちょまど ないですね。
あ、ないんですね。
ちょまど はい。
僕はギリギリ、親と旅行するときとかに使ったことあって。
15:04
ちょまど あー。
でも、やっぱり特にZ世代とかに関しては、その経験って全くないので。
なので、そもそも2Dのマップって必要なんでしたっけ?みたいな。そもそもその概念がない人たちに対して、それを出す必要性ってどこまであるんだっていう。
ちょまど 2Dっていうのは、デジタルの中の2Dの話ですよね。
あ、そうです。デジタルの中の2D。いわゆるその上から見たマップっていうのが、何かどこまで必要なのかっていう話をしてたときに、確かに何かこれって何か例えばより3D化されたりとか、その完全に上からじゃなくて斜め上から見た方が間に合って良かったりとか。
ちょまど あー。確かに。
何か上から見る必要ってどこまであるんだっけっていう。
ちょまど 何か上からのやつもありますけど、ゼンリーとかだとちょっと立体的な何か斜めから見てるやつとかありますので。
なんでそれも、何かそういう形がいいのか、何かもうちょっとそのCDとかイマーシブな形の方がいいのかとか。
ちょまど うーん。
何かそういうのも何かどんどんそのマップの概念そもそも考え直すっていう話は、で特に何かそのゼンリーみたいなそのソーシャル体験が重視されてる中で、最近インスタグラムもマップ機能とかを入れてますけど。
ちょまど うーん。
何かそういうところでも何かそもそものマップの概念を変えてくるのかなと思っていて、何かGoogleもそこを結構意識しているのかなと思うんですけど。
ちょまど へー。
何かGoogle Mapsにビジュアル検索とかを強調したりとか、あとそのタイムスライダーを入れて、いわゆるこの場所は例えば朝はこんな感じで、夜はこんな感じですとか。
ちょまど え、タイムスライダーって何ですか?
いわゆる時間に応じてその場所がどう変わるかって見えるっていう。
ちょまど 写真が変わるみたいなことですか?
写真、いわゆるGoogleのストリートビューが変わるみたいなイメージですね。
ちょまど あー、なるほど。へー、そんなことが。
なんで、まあそういう感じで、例えばその夜はよりその夜景が綺麗だっていうのがそれで分かったりとか。
ちょまど あー、なるほど。
やっぱりやったらその、お昼は寄り込むのでその込む様子を見せたりとか。
ちょまど あー、便利。
そういうのが可能になってきたりとか。あとはGoogleもこれ今確かやってると思うんですけど、違う天気。
ちょまど あー。
例えば雨降ってるとこんな感じですとか。
ちょまど え、そんなことも分かるんですか?
まあ、そのデータを取ればいいだけなんで。
ちょまど うーん、もう既に実装されてるんですか?
18:02
確か時間は実装されていて。
ちょまど へー。
確か天気も全部のロケーションではないですけど、一部のロケーションは確か適用されてますね。
ちょまど へー。すごい。ますますいいじゃないですか、Google。
そうですね。
ちょまど 確かに。
まあ、なんでGoogle、あとスナチャとかですよね。その3Dデータを取り入れてるっていうのもすごい重要になってくると思うので、この新しいそのマップ体験っていうところで言うと。
ちょまど インスタとかも最近場所を保存できるようになったじゃないですか。それがもうちょっとソーシャル上でなんていうか、このフォローしてる人がここ行ったことあるとかっていうのがわかるようになったらいいのになーっていうのはずっと思ってるんですけど。
多分それが目的なんじゃないですかね。
ちょまど うーん、あったほうがいいですね。
マップ機能明らかに強化してるんじゃないですか。
最近だとインスタ、これ日本ではできないですけど、アメリカですとチャオナウっていうサービスを提携して、そのインスタグラムのマップに行くと、レストランとかを選ぶとそこから注文ができるんですよ。
ちょまど へー。
そのオーダーとかの。それは外部サイトに行くんですけど。
ちょまど はい。
でも多分どっかのタイミングでアプリ内で注文とかデリバリーとか。
ちょまど うーん。
そういうのも可能にするはずなので。
ちょまど それはもう、インスタのショップ機能と近いような展開を感じますね。
近いですよね。でもなんかよりソーシャルなあれとか入れられるじゃないですか。例えば近くに友達がいたら一緒に食べましょうとか。
ちょまど あー、なるほど。
なんかそういうことができるようになったりとか。
例えばこの場所を友達がすごい好きだから、ここ食べてみませんかみたいな。
ちょまど うーん。
よりソーシャルなレコメンデーションができる。
ちょまど 確かに。
なので、検索もより友達が好きな場所を検索できるようにしたりとか。
ちょまど 確かに。それはインスタしかできないですね。
うんうん。
ちょまど 特に。
うん。
ちょまど へー。
それは一つすごいアドバンテージを持ちますよね。
ちょまど うーん。
なので、そういうことをグーグル、マップスとかもいろいろ、グーグルもいろいろ考え直してはいますけど、
あとはグーグルもマルチサーチっていう機能がすごい個人的に面白いと思っていて。
カメラで、グーグルレンズとかで写真を撮って、
その写真をいわゆるグーグル検索かけるだけではなくて、それプラス質問を聞けるんですよね。
ちょまど うーん。質問。
なので、すごいコマース事例とかで行きますと、
21:00
ドレスの写真を撮って、これの青の、赤いドレスなんですけど、これの青バージョンないですかみたいな。
ちょまど あー。
のを聞けて、それを検索できたりとか。
ちょまど へー。便利。
なので、やっぱりこのビジュアルでの検索、そのピンタレストとかも多分ここらへんすごい興味あったりとかすると思うんですけど、
そもそもグーグルで、今月次で80億回、カメラ経由の検索をしていて。
ちょまど うーん。
去年から3倍伸びてるんですけど。
ちょまど 画像検索もそれ入りますか、そのウェブで。
多分入るかなと思いますね。
なので、このマルチサーチっていうのが、それに追加で質問を聞けるっていうのはすごい面白いなと思っていて、
なんかこれってすごい、多分グーグルがより人が人に聞くような質問を再現しようとしていて。
ちょまど うーん。
例えばですけど、こういう系の質問って多分友達にするじゃないですか。
友達に何か写真を送って、これってどう思いますかとか、
場合によって、これって最近この場所知ってますかみたいな質問とかする気がしていて、
それのグーグルがそれをリプレイしようとしてるのかなっていうふうに思いますね。
ちょまど なるほど。でも結構英語圏の人の検索の仕方って文章で検索するじゃないですか。
それすごくそういう検索とフィットするなっていうのはちょっと思いますね。
日本語だとドレス、赤、青バージョンみたいな。
なんかでも英語だと文章で検索するから、よりコンシェルジュっぽい感じがしていいなって思いました。
ちょっと話違いますけど。
でもその違いってすごい面白いですし、
場合によって今後AR眼鏡みたいなところでこういうマルチサーチってすごい重要になってくると思うんですけど、
それをAR眼鏡で何か検索したい時に日本語でやる場合は、でも単語にならないですよね。
多分人が音声で言うと思うので。そうすると文章になりますよね。
でもなんかAIのスピーカーとかも、日本語でなんか質問、やっぱり英語の方が質問しやすいだろうなっていうのはちょっと思いますね。
なんか日本語で言うとちょっと回りくるなんていうか、なんかスーッと出てこないですね。なんでだろう、なんでだろう。
24:06
それなんか不思議ですね。
今日のニューヨークの天気はとか言うか。
ちょっと長くなるんですかね。
長く、確かに長くなっちゃうのかもしれないですね。
それも。
でもなんかあれじゃないですか、日本語だと順番が変わることってたまにあるじゃないですか。
例えばなんか、このさっきさっきのドレスなんですけど、これの服の赤バージョン、青バージョンってありますかとか、これの言い方もできるし、
これの青、なんか別の言い方ができそうな気がするんですよ。ちょっと今出てこなかったですけど。
でもなんか英語だとパッとみんな同じ文章で言いそうだなっていう。
もうわかんないです。ちょっと推測でしかないので。
でも確かに面白いですよね。この日本語での検索の違いと英語圏での検索の違いっていうのは一個あるかなと思うんですけど。
なんか日本語とかアジア圏、例えば中国語とかもそうですけど、なんか音声入力で文章打ってる人はよく見かけるんですよね。
音声入力で質問してる人はあんまり見かけないくて、英語圏だと結構逆なのかなっていう。
英語圏だとそうですね。
シリとか音声スピーカー使うけど、音声入力はそんなに使ってるイメージじゃないというか。
確かに確かに確かに。
難しい。
そこもちょっとどう、特にAR眼鏡とかの世界になるとそういうのがより重要になってくるので、どうGoogleが対応するかっていうのがすごい見どころだと思うんですけど。
ここでよりビジュアルの検索とか音声の検索とか、今までのGoogleがやってるテキストの検索以外のものっていうのが重要になってくるところで。
さっきも草野さんもTikTokの検索体験とか話してましたけど、やっぱりなんか特にTikTokですと旅行コンテンツとか、食事とか、エンタメ系とか、チュートリアルとか、レコメンデーションとか、そういうのが非常にフィットしてますよね。
確かに。レコメンデーション。
あとやっぱり検索してちょっとスクロールすると、他の人はこちらも検索しましたっていうのが出てきて、それも意外と役に立ったりとか。
確かに。でもなんかその、自分こう思ってたのに、あれ意外とみんなこう思ってるんだみたいな。変なバイアスというか、そんな感じでみたいな瞬間ないですか。
27:08
ありますあります。
自分が信じてたもの、みんなそう思ってるんだみたいな。でもそれってみんなじゃないと思うんですよね。それで検索してみちゃうじゃないですか。だから結局クリックはめっちゃされるけど、本当にみんなが思ってるかわかんないみたいな。
わかんないですよね。そこもなんかどういう基準で出してるかもなんかいまいちわかんないんですよね。そのテキトー化、その検索結果を。そこら辺もすごい気になりますし。
まあなんか一ついいことは、自動再生してるので、その検索。なんとなくどういう結果がわかるっていうのは。
確かに。
そのURLをクリックして中身を見ないといけないっていうところのうまくリプレイしてるなっていうところは一個ありますし。今だとやっぱTikTokって動画のコメント部分の検索もできたりとかしてたんですよね。
ありますね。確かに。誰かがコメントで何々さんって言ってたら、そこはちゃんと検索になって押せるみたいなふうになってますね。
確かに。
なんかそれもなんかすごい面白いなと思ったり。なんかそういう新しい検索への流入をやっぱ作ろうとしてるんだなっていうのは思ってるので。
確かに。それ面白いですよね。
あとやっぱり最近TikTokが自分のフォーユーページって自分のフィードをコントロールよりできるために特定のハッシュタグとか単語とかを特定のハッシュタグとか単語が入ってる動画を取り除けるようにしたんです。
これもより検索をパーソナイズするためのデータでもあるので。
それを入れたら出ないようになるってことですか?
そうですね。で、それをベースに自分が次に検索した時にそういうのも出さないようにするとか。そういうのも色々できると思うので。
そういうのも一つやっぱTikTokとしてはこの検索ビジネスっていうのは一つ新しい広告収入源でもあるので、まだ広告出してないですけどどっかのために出してくるんだろうなっていうのは思いますよね。
インスタとかもないですよね。
まだないですよね。
確かに。
でもそうした場合に一つすごい気になるのが、TikTokとかインスタグラムで検索するのが普通になると、動画の一番最初の部分が画像になるんじゃないかみたいな、画像っていうか何だろう、いわゆるサムネイル的な。
30:20
で、検索で見た時に一瞬でわかるような。
形になってもおかしくないなっていうふうに思ってまして。
TikTokの話ですよね。
そうですね、TikTokの話ですね。
ちょっとそこまで考えてる人はまだいないと思うんですけど、なんか出てきそうだなっていうところですよね。
なんでこのインスタグラムとかTikTokとか、Redditとかもそうですけど、よりビジュアル的な検索結果っていうのもあるんですけど、やっぱりソーシャルレビューとか、どうしても会社が書くレコメンドよりもよりオーセンティックだったり、より信頼できそうな感じがするっていうところもあるので。
やっぱり、より個人の解説が好まれているっていうところもあって。
なので、今イギリスでもニュースとかでもTikTokがかなり見られてたりとか。
これは検索とはちょっと関係ないですけど。
TikTok上でニュースをキャッチアップするってことです。
そうです。
2020年ですとイギリスの大人たちの1%しかTikTokをニュースソースとして使ってなかったんですけど、今7%まで上がってるので。
上がってますね。
そうなんですよ。2年間で7倍になったっていうのはなかなかすごいなっていうのは思うので。
あとは、草野さんもこの課題についてちょっと話しましたけど。
これも違うエピソードでまた話せればなと思うんですけど。
オーセンチックなレスポンス、検索結果が出てる風に見えるものの、結局アルゴリズムが出してるものなので。
本当にこれがいいのかっていうのが結果わからないっていうか、
結果すごいカルチャーが影響されちゃってるっていう、こういうアルゴリズムによって。
そういう話はまた別途のタイミングでしたいと思うんですけど。
じゃあ、こういうTikTokとかInstagramとかRedditとかAmazonとかそういうリプレイスが出てきてる中で、
33:02
個人的にはそこが一番のGoogleとしてリスクではないと思ってるんですよね。
特にTikTokに関してはGoogleもYouTube Shortsとか出してるので、そこで多分対抗、一部は対抗できるかなと思うんですけど。
一番のGoogleの検索ビジネスでのリスクっていうのは、一社にあって、それがAppleで。
Appleはもう。
どの会社もそうですよね。
関係性が、もうそうですよね。
前回の話でもありましたけど、結構Appleに対してGoogleを使ってもらうように払ってるっていうのは、
結構なちゃんとした関係性、ズブズブの関係性だなっていうのは思いますよね。
去年ですと、予測されてるのが12ビリオンから15ビリオンぐらい払ったんじゃないかと。
今年20ビリオンになるんじゃないかと。
どんどん上がってくる。
どんどん上がっていくっていう。
でも払わざるを得ないですよね、ちょっと。
そうなんですよね。
個人的にすごい驚いたのが、全世界見ますと、やっぱりAndroidのシェアって数的にiPhoneより多いじゃないですか。
なんですけど、実はGoogleってすごい、その同じ割合でそのトラフィックを持ってなくて、Googleのトラフィックですね。
これがアメリカ政府がGoogleとかAppleとかを追ってテック企業の独占禁止法に該当するかっていう調査をしてる中で判明した事実なんですけど、
Googleのトラフィックの半分がAppleデバイスから来てるんですよ。
で、それを普通に考えると、前回も話しましたけど、去年のGoogleのアルファベットの売り上げって257ビリオンで、そのうち8割がGoogleの広告事業ですと。
で、検索だけを見ますと、去年149ビリオンの売り上げを出してて、全体のアルファベットの会社としての全体の6割ぐらい、ちゃんと言うと58%ぐらいなんですけど、6割ぐらいの売り上げを占めてますと。
で、AppleがもしGoogleのトラフィックの半分を占めているのであれば、約その広告売り上げの半分がAppleから来てるっていうことなんですよ。
36:13
ということはですよ、AppleはGoogleの売り上げの3割を占めてると。
Googleの検索事業の約半分で考えると。場合によってはそれ以上抱えてて、なぜかというとYouTubeも、YouTubeは別のところなんで。
でも、単純にその検索事業だけ見ても、検索事業の半分と見ると75ビリオンぐらいなんですよ。USDで。円で換算すると今の為替レートを見ると、約10兆円ぐらいなんですよ。
で、Appleはその約10兆円を自分の売り上げにできる可能性って別にあるじゃないですか。
怖い怖い怖い。
もしそれを切ったら10兆円分なくなるっていうことなんで。
自分で作ればいいかもみたいな。
そうなんですよね。
そうですね。それは会社として全然いい戦力ですよね。
考えないといけないですよね。それだけの売り上げであれば。
しかもGoogleの直近の市販機の決算発表があったんですけど、YouTubeの広告売り上げのペースがすごい落ちていて。
意外ですね。
5%ぐらいだったんですけど。
意外ですね。伸びてるのかと思ってました。
そうなんですよ。そんな伸びてなくて今は。逆にGoogle検索の広告売り上げは13%伸びてるんですよ。
へー。面白い。
なので直近市販機のアルファベット全体の売上成長の6割がGoogle検索なんですよ。
なんでGoogle検索が伸びたかっていう話をしたときに、これは決算発表とかでも書いてたりとか言ってたんですけど、
よりモバイルデバイスの利用率が高くなったからGoogle検索の売上が上がったっていう。
おそらくモバイルデバイスの利用率だとiPhoneなんですよね。
なのでどんどんiPhoneがこの事業にとってすごい重要になってきてますと。
なるほど。
しかも全体の市場を考えますと今、アップルデバイスって18億台あるんですよね。アクティブなアップルデバイスが全世界で。
アメリカですと全体の市場、スマホ市場ですと半分ちょっとのシェアをアップルは持ってるんですね。
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ただZ世代の中ですとほぼ9割持ってるんですよ。
iPhone人気ですもんね。
人気ですよね。しかも次の携帯を買う、次のスマホを買うと何を買いますかっていう質問に対しても約9割がiPhoneって言ってるんですよ。
プロダクト自体いいですね。
そうですね。プロダクト自体が本当にいいので。だからなんですけど単純に。ただアップルからするとどんどんUSでの検索はアップルから来るようになるってことなんですよね。
じゃあ草野さんが言ったように自社で開発したらどうなんだみたいな。
検索エンジンを。
実はこれも2008年から噂されてるんですよ。
結構前から。
アップルが自社の検索エンジンをローンチするんじゃないかと。
2020年にアメリカの独占禁止法に該当するかっていう調査でアップルとグーグルのお金を支払う関係性についてどうなんだっていう調査が入っていて。
良くないんじゃないかと市場として。
良くないっていうのは。
いわゆるグーグルがこれだけ大金を払って。
他の検索エンジンも入れないじゃないかってことですか。
入れないっていう、そうですね。
それによってアップルが何をしてるかと、より自社で作ったほうがいいんじゃないかっていう動きになっちゃうっていう。
分かりましたよ。じゃあ自社で作りますよって言って。
そうなんですよね。
もうみんなが言うから作りますねって言って。
そうなんですよ。
グーグル化して、え?え?
そうですよね。逆にアメリカ政府からしてもこれが望んでた欠陥なのかっていう話があるんですけど。
より独占になりますよね。
そうなんですよ。
確かに。
それもそれで一個の課題なんですけど。
じゃあアップルの検索エンジンの今進捗ってどうなのかって。
はい、気になられてますね。
実は2018年にすごい重要な採用をしていて、
アップルがジアナンドレアさんっていう方を採用してるんですけど、
元グーグルの検索のトップなんですよ。
うわ。それいつですか?
一応2018年です。
じゃあその時に言われたんですね。やるんじゃないかっていうのがその人採用してる。
その10年前から言われてます。
アップルがこの領域に入るんじゃないかっていう。
ずっと昔から噂はされてたんで。
一応このアップルが採用した元グーグルの検索のトップの人は、
一応名目上はSiriのAI技術を開発するために採用されたと。
42:08
それを信じるかどうかは皆さん次第ですと。
急になんか。
アップルはそういう会社なんで。
あとはちょこちょこアップルサーチの役職で人を採用を探したりとかもしてるんですよね。
アップルサーチって何ですか?
それが誰も、アップルサーチっていうプロダクトはないので。
アップルサーチ。
いわゆる検索エンジンなんじゃないかっていう。
へえ。
さらにこれがちょうどiOS14ぐらいのアップデートかな。その前かもしれないですけど。
アップルってウェブクローラーを持っていて。
はい。
アップルBotっていうやつなんですけど、それはウェブをインデックスしているものなので。
それがより活発に動き始めたっていう話もあるので。
へえ。
よりインターネットをクローリングしてるんじゃないかと。
それも検索エンジンのデータベースを作るためなんじゃないかっていう話もあったり。
あとはこれもどういうふうにアップルがやったのかわからないですけど。
アップルはGoogleとの契約。
Googleから支払いを受ける代わりに強豪の検索エンジンを作らないことが条件として入ってるんですけど。
アップルがiOS14のアップデートでスポットライトがあると思うんですけど。
iPhoneだと右スワイプですかね。
あそっか。iPhoneにもありますね。
iPhoneにもありますし、あとパソコンにもありますよね。
そこでの検索がGoogleじゃないんですよね。
うーん。
あれは自社なんですよ。
なんかiPhoneとかMac内検索みたいな機能ですよね。
アップリが出たり、検索結果も出たり、ウェブの検索の情報とかも出たり。
そこのインターネットの検索結果を見てほしいんですけど。
その検索結果をクリックすると、Googleに飛ぶのではなくて、直接そのサイトに飛んでるんですよ。
ああ。
なのでおそらくこれはもうアップル自社でやってるもので。
へえ。確かにGoogle。ウェブで検索とかってするとGoogleに飛びますね。
そうですね。これは完全にGoogleですからね。
でも確かにその他、例えばYahooって検索したらYahoo Japanが一番最初に検索じゃなくて直で行けますね。
45:01
そうですよね。
確かに。
なのでやっぱり直で行ってるっていうのは一個重要なポイントなのかなっていうのもあるので。
そこら辺はすごい個人的には気になっている部分でしたり。
あとはそもそもアップルって10億人以上のデバイスユーザーの中で、オートコンプリートとかも全部データ持ってるわけじゃないですか。
例えばSNSでタイプしたりとかすると、アップルのキーボード使ってるわけなので。
どういうキーワードをタイプしてるかっていうのは全部わかってるわけなので。
そこもデータセットの一個になりますよね。検索エンジンとしては。
そういう情報も取っていくんですね。
もちろんです。もちろんですよ。
特に英語のキーボードとかだと、適当にというか絶対その文字、ちゃんと指が合ってなかったとしても文字出てきたりしますもんね。そういうことなんですか?
それもアップルのUIのデザインだったりとか、これをタイプしてるだろうっていうのをやっぱり理解してるので。
これがタイプしたいんだろうって。難しいですね。
なのでやっぱりアップルの検索エンジンっていうのはおそらくスポットライトになるんですよね。
これの面白いところは、正直スポットライトのクオリティーがGoogleとか他の検索エンジンと比べると、たぶんまだではあると思うんですけど。
ただ、面白いのはマルチデバイスでしたり、iクラウド上のファイルでしたり、iPhoneの属性データを持ってますし、デバイスを持ってるのにGPSデータを持ってますし、
アップルはアプリ内課金を自社データだと思っているので、その取引データを持ってますし、それを全部合わせてプラス検索データを持つと非常に強いですと。
確かに。
しかもその中で自社のアプリとかサービスとかもより出せますし。
あとはやっぱり、GoogleのプロダクトをAppleのものでリプレイするっていう事例は実は1回以上あるかもしれないですけど、分かりやすい事例は1個ありまして、それがMapsで。
あとはやっぱりAppleとしては広告事業がどんどん重要になってくるんじゃないかと。
48:13
そもそもiPhoneの売り上げだとある程度限界が見えてきているので、なのでサービス側の事業を伸ばさないといけないというところで、直近の市販機見てもサービス売り上げが一番成長しているわけなので。
直近ですと、AppleはFacebookの広告事業をほぼ潰したという程ではないですけど、だいぶ苦しませているという中で、逆にAppleの広告売り上げってすごい伸びていて、2017年では300ミリオンぐらいだったんですよね。
それが2021年、去年ですね、4ビリオンになっていて、今年は5.5ビリオンぐらいになるんじゃないかと。基本的に今はアプリストア内。最近アプリストア内でより広告を出すみたいな話がありますし、
アップルの広告事業のトップの担当者のトッド・テレシーさんという方がいるんですけど、彼が最近プロモーション。プロモーションって日本語で何て言うんだ。会社内で。
昇進するというか。 昇進されて、今直接AppleサービスのトップのEDQさんの直属の部下になっている。よりAppleが広告事業を重要視し始めているんじゃないかということでもあって。
なので、こういうところをAppleが取れるんですけど、ネガティブなところで言いますと、やっぱりコストはかかるので、検索事業を立ち上げるっていうのは。今逆に言うと15ビリオンから20ビリオンの完全利益をもらえるっていう話で。
で、貯金市販機で予測されているのは、GoogleがAppleに4.8ビリオンぐらい支払ったんじゃないかと。
なので、年間18ビリオンぐらいになるんですけど、これってAppleサービス、Appleのサービス事業の売り上げの24%になるんですよね。
なので、すでに結構大きい売り上げなので、それに対してGoogleみたいにデータセンターめちゃくちゃ投資して、さらに独占禁止法みたいなところに該当するのを、そのリスクを取るのか?
っていうところがあるので、実際Appleがどう動くかわからないですけど、Googleとしてはすごい慎重に扱わないといけない関係性っていうところですよね。
51:08
今のお金を取られ続けるのもいい関係なのか、それともまあ…
まあそれしかないですよね、Googleとしては。
でもなんか、マップスも結局個人的には上手くいってるようには、Appleのマップが上手くいってるようには思えないので、結局Apple出して不発だったねってなる可能性は全然あるかなとは思うんですけど、でもGoogleからしたらそれに賭けて行動するの怖いですよね。
いやめちゃくちゃ怖いと思うので、やっぱりAppleもデフォルトでAppleマップを入れたことによってGoogleのマップス利用者は下がったと思うんですよ。
そうなんですね。
絶対多分そうで。結局乗り換える人もいっぱいいたと思うんですけど、ただそれをわざわざ選ばないといけないので。
確かに。最近なんか良くなったっていうのは聞きますね、Appleのマップス。
そうですよね。彼らももちろん体験を向上してるわけなので、そうするとGoogleがどんどん入りにくくなるっていう。
なので同じことをされると、もちろんGoogleとしては売上の3割がリスクに入ってるので、なかなかなところなんですけど、それ以外にやっぱりApple以外のリスクでいうとやっぱり独占禁止法っていうところで、
AppleデバイスでGoogleをデフォルトにするのを止める動きが出るんじゃないかみたいな話もあるんですけど、実は似たような事例がすでに起きてまして、
はい。 それによって検索、その国のロシアなんですけど、ロシアの検索エンジンのシェアがそれでやっぱりだいぶ影響されていて、ロシアってYandexっていう検索エンジンを、ローカルの検索エンジンがあるんですけど、
知らなかったです。 多分今、世界ですとマーケットシェアで言うと3番とか、1.5%なんですけど、2012年時点では基本的にYandexがその時は1位だったので、6割ぐらいのマーケットシェアを持ってたんですよ、ロシアで。
Googleって2011年時点ですと20%のマーケットシェアを持っていて、2012年ですと徐々にシェアを追い上げていて、2013年時点ではもうYandex超えていて、8割ぐらいのマーケットシェアを取ったんですよ。
54:10
すごい。 なぜかというと、ロシアってAndroidヘビーなので。 じゃあ相性いいんですね。 そうなんですよ。やっぱGoogleがそれで強かったっていう。で、GoogleはキャリアとかにYandexをプレイインストールするなっていう。
はー、ハードから。 お金払うのでっていう。さすがGoogleですよね。 それはでもロシアでもできるんですね。それはすごいですね。 ロシアでやってたんですよ。そしたら2017年にロシア政府がGoogleにそれはフェアではないですと。
ただ完全にYandex側に支持するのもよくないので、見た目的には。なのでGoogleにユーザーに選択肢を必ず与えてくださいと。なので一番最初に検索するときにYandexを選ぶかGoogleを選ぶかっていうのをチョイスを、そのエキストラの画面をワンステップをユーザーに与えたんですよ。
でそれによってYandexのシェアがやっぱりそれで上がったんですよ。で今のロシアの検索エンジンのシェアで見るとYandexが49%でGoogleが48%なんですよ。 半分半分。 そうなんですよ。なんでちょうど半分半分になったっていうところなので、似たようなことがAppleで起きてもおかしくはないと思うんですよね。
選べる選択肢にして半分半分になる。 半分半分にならないかもしれないですけど、その中でっていうところで。で、Appleが自社で検索エンジンを作ったとしてももしかしたらそういうのをしっかり与えてくださいみたいな。
なるほどな。 いいことにはなるかもしれなくて。今噂されている中だと、これはもう何年も続いて噂されているので本当かどうかわかんないですけど、来年あたりにAppleが自社の検索エンジンをローンチするんじゃないかみたいな噂が出ていますと。本当かどうかは置いてですけど。
なので、やっぱりGoogleからするとこういう独占傾向とかAppleとかその割と大きなエンティティっていうところにはやっぱりすごいリスクを感じているのかなっていうところなんですけど。今話は変わるんですけど、大手テック企業の今現在の事業的なポジション。
うーん。 で、一番今イケてるっていうか、ランキングをした場合に。多分Microsoft、Google、Apple、Amazon、メタみたいな、多分その1位から5位。
57:07
うーん。イケてるっていうのはどういう? 今事業的に。 ああ、会社としてビジネスとして。 会社として成長できるんじゃないかみたいな話でいくと、多分今そういう、多分市場全体としてそういうランキングだと思うんですけど。
じゃあその5者の中で、どの会社が一番過剰評価されていて、どの会社が一番過剰評価されてるかと聞かれた場合に、楠さんとかだったらなんて答えます?一番過剰評価されてる。 さっきのランキングもう一回言ってもらってもいいですか?
1位がマイクロソフト、2位がグーグル、3位がアップル、4位がアマゾン、5位がメタ。 えー。過剰評価、もう少し評価されてほしいっていうところで言うと、えー。 まあ、間違った答えはあんまないと思って。
アップル。で、過剰評価されてるなって思うのは、でも全部まあいい会社だっていうのは、もちろんなんですけど、グーグルかメタ。 これは。 メタですかね。ちょっとわかんないっていう意味で。
アマゾンですかね。 アマゾン。これ全部言うんじゃないですか。 マイクロソフトかもしれないです。
何かわかんないっていう。 まあ、個人的に言うとですけど、今メタってまあ割と低く評価されてるので、この5社の中では。 なんで、一番過剰評価されてるのは正直メタだと思うんですよ。で、もちろん事業リスクは短期的に見るとすごいあるんですよ。
ただやっぱりこの5社の中で唯一持ってる人がいるので、それがファウンダーを持ってるっていう強さはあるので。そこはまだ過剰評価されてる部分もあるのかなっていうところと、どちらかと言いたかったのが課題評価されてる会社は個人的にはグーグルだと思っていて。
で、もちろんグーグルはめちゃくちゃいい会社なんですよ。短期的にすごい伸びる会社ですし。で、僕が言ってるのは長期的、いわゆる20年後、30年後の話で。
課題評価されてる理由とすると、そもそもグーグルの新しいプロダクトって何でしたっけっていう。ここ10年出した。そもそもグーグルドックスのGmailも割と5年前と割と似てますし。
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大きなイノベーションはまだ最近ないっていう。
検索回りとか、あとはそのハードウェアのところとかではすごい改善はしてると思うんですけど、新しいイノベーションっていうところで言うとそんなにないっていうところと、あとやっぱり創業者があれだけ優秀な創業者が今関わってないっていうのは。
特にラリーさんなんですけど、ラリーペイジさんほど、たぶん普通に色マスクと並ぶそれ以上の人なので。
でもそのプロダクトの話に一瞬戻っていいですか。他のでも会社もそんなに出してなくないですか。
まあそうですよね。似たようなことは言えると思います。
マイクロソフトで言うと結構買収とかを通してやってたりするんですけど、
アップルはその、エアポッツとか今ARメガネとかあと車。
アマゾンはAWSとかそういうところとかは言うかな。
グーグルも、たとえばディープマインドとかそういう話もできると思うので、そこはいろいろ話せると思うんですけど。
まあその、やっぱりラリーペイジさんがいないっていうところだったり、あとはそもそもの検索事業。
グーグルってそのオープンインターネットに頼ってる。
インターネットがオープンであるからこそインデックスできる。クローリングしてインデックスができるっていうのがグーグルなんですよね。
ただやっぱりSNSでインデックスしにくいんですよね。オープンウェブ上ないので。
だからこそ2009年にグーグルはツイッターと提携してツイートインデックスしたりとか、
それも2011年に1回終わって2015年にまた提携してるんですけど、あと最近ですとバイトダンスとかメタと提携しようとしていて、
TikTokとInstagramをインデックスして動画のランキングとかを作ろうとしてるんですけど、それもちょっとどこまで進んでるかわからないんですけど、
やっぱりそういうプレイヤーにどんどんお金を支払わないといけなくなっている。
追加コストですよね、彼らからすると。それがやっぱり一つ大きな課題っていうところになるのと、
あともう一つブロックチェーンとかWeb3領域に入ってくると、何でもオンチェーンになる、SNSとかも。
そうすると、いわゆるグーグルじゃないところも誰でもインデックス可能になるんじゃないかっていうところで、そこもグーグルとしては競合が現れやすくなるっていう課題も
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将来的に考えると出てくるんじゃないかっていう話はできるかなと。
向井 オンチェーン、どういうことですか?どうなるんですか?
例えばSNSの全データがオンチェーン上になると、そうすると誰でもそれを検索できるようになるんですよね。
向井 ああ、なるほど。
逆に言うと、誰でも検索できるとなると、グーグルもそれを検索できるようになるので、
グーグルのデータセンターの数とかハードウェアの数を考えると、グーグルが一番うまく検索できるかもしれないんですけど、インデックスできるかもしれないんですけど。
ここに関しては、やっぱりお金を支払うだけの課題ではなくなると。
本当に誰でも入ってこれるような領域になるので、よりグーグルがそこに対して競争が激しくなるんじゃないかっていう話はできると思うんで。
そういう理由もあって、グーグルは長期的にそこの課題を解決しないといけない。
検索事業がこれだけ中心的なものにあるっていうところですね。
今日いろいろ話してきたと思うんですけど、一つは特定の領域とか、よりクリエイション型とか人の意見とかの領域では、
グーグルよりもTikTokとかInstagramとかRedditとかTwitterとかが、今ですとよりそこの検索体験としては良くなっているっていうところ。
あとやっぱり一番大きな衝撃になりそうなのが、やっぱりAppleっていうところで、
グーグルのトラフィックの半分を示すiOSデバイスからすると、グーグルとしてはそこにどうしても頼ってしまうっていうところで、
もともとこのエピソードのリサーチをしていたときに、まさかAppleの話をこれだけするとは思ってなかったんですけど、
なんか、グーグルほどの会社でさえAppleにこれだけ頼るって、なかなかすごいなっていうのは思いましたね。
アップルは強いですね、本当に。
いや、本当強いですよね。
なんか、そのAppleのエコシステムも強いですけど、やっぱハードのiPhoneの良さ、本当にプロダクトとしての良さとエコシステムの優秀さと、なんか結構手強い相手ですね。
やっぱりそのハードウェアレイヤーを持つ、ハードウェアと彼らOSを一緒に組み合わせているので、
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そこのレイヤーを持つ重要性って、だからこそみんな今ARメガネで戦おうとしてると思うんですけど、そこのレイヤーを持つともう完全に勝てると。
いやー、だって世界中の人がみんなAppleのデバイスで、なんなら多分人と喋るよりiPhone持ってる時間の方が長くて、で、売ってる情報も全てそこに、全てではないと思いますけど、結構情報が持ってるっていうのは結構、やっぱすごいなって思います。
いや、手強い相手ですよね。なかなかそこについて、またどっかでAppleのそのハードウェア戦略とかそういう話はしてもいいかもしれないですけどね。
確かに。ちょっと新しいプロダクトが出てほしいですね。そういう意味でちょっと。
うーん、まあ難しいでしょうね。
車早く出ないかなーっていう。
そうですね、まあだから完全に違うフォーマットじゃないといけないかもしれないですね。だからそれこそARメガネみたいな。
うーん、あれも出る出るって言ってまだ出てないですもんね。
そうですね、全然出てないですから、そこもAppleが一番のものを作っちゃうかもしれないので。
はい、じゃあ今回はそんなところで。今回も聞いていただきありがとうございました。気になった方はofftopic.jpのフォローお願いします。またSpotifyで10分でわかる最新テックニュース解説バイツも更新しているのでぜひチェックしてみてください。それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。